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モスグループのECが好調なワケ。ライスバーガー「のり弁」ヒットで売り上げ1.5倍、開発背景と成長戦略を聞いた

2ヶ月 2 週間 ago
モスグループのECが好調なワケ。ライスバーガー「のり弁」ヒットで売り上げ1.5倍、開発背景と成長戦略を聞いたfujita-h2026年4月8日単発記事

モスフードサービスのECサイト「モス公式オンラインショップ ~Life with MOS~」が好調だ。牽引役は2025年7月に発売した「モスライスバーガー〈のり弁〉 ~白身魚フライときんぴら~ 」(5個入りで3250円、以下:モスライスバーガー〈のり弁〉)。過去最大の人気商品となり、2025年7月~12月までのEC関連売上は、前年同期比で約1.5倍に伸長した。ヒット商品の開発背景とEC全体の成長戦略を、モスフードサービス 執行役員 MD事業部長の中野秀紀氏、商品本部 商品開発部 商品開発第二グループ 参事の寺本和男氏に聞いた。

ECを新たな事業の柱へ。売上目標は2030年までに20億円

モスフードサービスは、2025年9月に発行した「MOS REPORT(モスグループ統合報告2025)」で、中期経営計画における3つの対応方針として、「国内モスバーガー事業の盤石化」「海外事業展開エリアの拡大」「収益の多様化」を掲げた。

モスグループの中期経営計画における3つの対応方針(画像は「MOS REPORT<モスグループ統合報告2025>」よりキャプチャ)
モスグループの中期経営計画における3つの対応方針(画像は「MOS REPORT<モスグループ統合報告2025>」よりキャプチャ)

そのうち、「収益の多様化」では“挑戦”を重要視しており、既存ブランドではカバーできない分野へ挑むとしている。2022年7月に開始したECサイトも、まさに同方針に則った挑戦の一環となる。

モスバーガーは全国に約1300店を構え、全都道府県に店舗があります。一方で、駅から離れた場所や離島など足を運びにくいエリアにもあり、なかなか来店できない方もいると思います。そうした方々にもモスに慣れ親しんでいただき、普段の食事の選択肢になる「モスの日常化」をめざし、ECでの展開を開始しました。(中野氏)

モスグループの店舗展開状況(画像は「MOS REPORT<モスグループ統合報告2025>」よりキャプチャ)
モスグループの店舗展開状況(画像は「MOS REPORT<モスグループ統合報告2025>」よりキャプチャ)

モスフードサービスは2020年にマーチャンダイジング事業を開始し、現在では「EC」と「外部販売」の2つのチャネルを確立している。モスの価値を体験できる場と機会を増やすことで、2030年までに物販全体で約40億円(EC単体では約20億円)の売り上げをめざすという。

最大の武器は、50年以上の歴史で培われた「ブランド力」だ。「モスバーガーの根強いファンに喜ばれる商品を展開する」という方針のもと、次の3つをラインアップしている。

  1. 国内のモスバーガーで過去に販売した商品
  2. 海外のモスバーガーで販売した・している商品のアレンジ品
  3. 完全なオリジナル商品
モスライスバーガー、チキンやフライ、スイーツなどをそろえる(画像は「モス公式オンラインショップ ~Life with MOS~」よりキャプチャ)
モスライスバーガー、チキンやフライ、スイーツなどをそろえる
(画像は「モス公式オンラインショップ ~Life with MOS~」よりキャプチャ)

基本的に「冷凍食品」となるが、一部「常温」商品もある。また、モスバーガーの商品以外に、モスグループの紅茶専門店「マザーリーフ」の紅茶や他社とのコラボ商品も扱っている。

主力は「ライスバーガー」。平均購入単価は店頭の約4倍

モスバーガーといえば、まず思い浮かべるのは「ハンバーガー」だ。しかし、現状はハンバーガーを取り扱わず、主力は冷凍の「ライスバーガー」。この理由を、商品開発を担う寺本氏はこう話した。

当初から冷凍ハンバーガーの開発には着手していますが、店頭と同等のクオリティを再現できないため、一旦断念しました。レンジ加熱後にバンズがどうしても硬くなってしまうんです。その点、ライスバーガーは店頭でのオペレーションで電子レンジの使用実績があり、開発しやすかったのです。電子レンジ調理でもクオリティを維持するために、焦げにくくしたり、ソースの配合を微調整したり、工夫を凝らしています。冷凍ハンバーガーの開発は、今後も継続していきます。(寺本氏)

冷凍の「モスライスバーガー」が現在のECの主力商品だ(画像提供:モスフードサービス)
冷凍の「モスライスバーガー」が現在のECの主力商品だ(画像提供:モスフードサービス)

商品開発のほか、消費者へ宅配するためのパッケージ開発や品質管理の変更など、立ち上げ初期はさまざまな対応に追われたという。国内では自社工場を持たないため、新規工場の開拓や品質保証グループとの連携など苦労は多かった。運営しながら2年ほどトライアンドエラーを重ね、ようやく土台が整ってきたそうだ。

モスバーガーの店舗では、30~50代の男性ビジネスパーソンが主な利用者となり、ランチで多く利用されている。一方で、ECサイトは新規層の開拓をめざし、働く女性世代をメインターゲットに据えている

女性の社会進出が進み、忙しい方が多いなか、自宅で手軽に店舗と同等のクオリティの商品を楽しんでいただきたいと考えました。実際、現在のECの顧客層は女性が半数以上を占めており、30~50代を中心に幅広く利用されています。(中野氏)

「まとめ売り」や「食べ比べ」などセット販売が多くを占める(画像提供:モスフードサービス)
「まとめ売り」や「食べ比べ」などセット販売が多くを占める(画像提供:モスフードサービス)

ECの商品単価は、冷凍などの加工や手間が増えるぶん店頭よりもやや高めに設定しており、「まとめ売り」や「複数種類の食べ比べ」などセット販売が多数を占める。そのため、平均購入単価は店頭の約4倍にもなるそうだ。

開始当初から安定して好調なのは、店頭でも定番人気の「モスチキン」と「オニオンフライ」となる。ギフト需要も一定あり、ギフトでは「ライスバーガーの食べ比べセット」(3種、または6種)が圧倒的な人気だという。

「モスライスバーガー〈のり弁〉」が過去最大のヒットに

試行錯誤しながらECの運営を継続するなか、2025年には過去最大のヒット商品が生まれた。7月に発売した「モスライスバーガー〈のり弁〉」だ。

まだ市場にない商品を作ろうと、中野氏は「手が汚れにくく、日本人が好む海苔巻きライスバーガー」を考案。それを受け、寺本氏は以前から市場が盛り上がっている「のり弁」に目を付けた。

すでに販売している「焼肉」や「きんぴら」のモスライスバーガーは、それだけで完成品として追求した商品なので、既存品に海苔を巻くのは違うなと。そこで、市場が拡大している「のり弁」に着目し、ECサイト専用の商品を開発することにしました。(寺本氏)

親しみやすいのり弁をイメージし、風味や食べやすさにこだわったという「モスライスバーガー〈のり弁〉」(画像提供:モスフードサービス)
親しみやすいのり弁をイメージし、風味や食べやすさにこだわったという「モスライスバーガー〈のり弁〉」
(画像提供:モスフードサービス)

のり弁は2021年頃から注目度が上昇し、なかでも品質にこだわった「高級のり弁」が新たなトレンドとなっている。そこで、話題の高級のり弁から低価格の定番人気商品まで幅広く調査し、結果として「親しみやすいのり弁」の方向性を見出したという。

あくまで私の感覚なのですが、あまり奇をてらうよりも、多くの人が慣れ親しんでいる「のり弁」のほうが魅力的だと感じました。一方で、他社商品との差別化は不可欠です。「海苔の風味とご飯の相性」にこだわり、特に海苔は徹底的に試しました。結果として、冷凍後にレンジアップした後もボロボロにならず、かつ風味も損なわない、ご飯との相性もバツグンの海苔を採用しました。(寺本氏)

2025年7月に「モスライスバーガー〈のり弁〉」として売り出すと、初回ロットとして用意した約3300個は1週間も経たずに完売。すぐに予約販売に切り替えた。クリスマス時期には、モスチキンやオニオンフライなどのパーティー料理と組み合わせたセット商品がよく売れた。このヒットにより、2025年7月~12月までのEC関連売り上げが、前年同期比で約1.5倍に伸長したそうだ。

のり弁ブームに乗れたことに加え、「モスがのり弁?」という意外性からメディアでの高い露出につながりました。お弁当をワンハンドで食べられるライスバーガーに再構築(リビルド)した顧客体験も評価されたと考えています。これまでモスと縁の薄かった30代の女性に多く支持され、顧客の裾野が広がりました。(中野氏)

〈のり弁〉第二弾の発売に、リブランディングも予定

これまでのところ、ECサイトへの流入は「メールマガジン」「LINE」「SNS」など自社の保有媒体を通じた情報発信が主なきっかけになっている。なかでも、会員数が数百万人にのぼるメールマガジンが現在の主な発信媒体だ。LINEの友だちもハイペースで増えており、500万人を超えている(2026年3月初旬時点)。

大規模な顧客基盤に対しては、新商品やキャンペーンのお知らせといったマス向けの情報を、ECサイトの会員には会員限定のアンケートやクーポンなどセグメントされた情報を発信し、リピート購入も多くあります。将来的には、現状バラバラになっている店舗の会員基盤とその他の顧客基盤を連携させ、よりスムーズなデジタルマーケティングができればと考えています。(中野氏)

マス向けとECサイト会員向けに告知内容を棲み分け、デジタルマーケティングを実施しているそうだ(画像提供:モスフードサービス)
マス向けとECサイト会員向けに告知内容を棲み分け、デジタルマーケティングを実施しているそうだ
(画像提供:モスフードサービス)

順調に成長しているモスフードサービスのECサイトだが、目標とする売上規模に到達するには、さらなる商品数や認知の拡大が求められるという。加えて、運営は「加盟店の理解」を得ながら進める必要がある。モスバーガーは9割近くが加盟店で運営されており、店舗側への配慮は欠かせないのだという。

今後は、ECサイトのリブランディングを進めながら、スピーディーに新商品を投入していく方針だ。

プラットフォームは引き続き「Shopify(ショッピファイ)」を維持しますが、開設から3年が経過したこともあり、タグライン「お手本は自然、選ぶのはあなた。」やロゴなどの刷新を予定しています。また、4月以降は広告配信を自社の会員基盤以外にも広げていくつもりです。(中野氏)

現状のタグラインやロゴなどの刷新を進めているそうだ(「モス公式オンラインショップ ~Life with MOS~」よりキャプチャ)
現状のタグラインやロゴなどの刷新を進めているそうだ
(画像は「モス公式オンラインショップ ~Life with MOS~」よりキャプチャ)

3月12日からは、のり弁の第二弾となる「モスライスバーガー〈のり弁〉~えび天丼風~」(5個入りで3900円)を発売したばかり。同商品は、えび天3個に蓮根磯辺揚げと野菜かき揚げというボリュームたっぷりの具材に天丼のタレを2度掛け、さらに海苔も改良して噛み切れやすさとくずれにくさを両立した。

3月12日からは、第二弾の「モスライスバーガー〈のり弁〉~えび天丼風~」を販売(画像提供:モスフードサービス)
3月12日からは、第二弾の「モスライスバーガー〈のり弁〉~えび天丼風~」を販売
(画像提供:モスフードサービス)

また、「中食」カテゴリーの拡充も計画中で、ハンバーグやパスタ、自社開発のピザ、唐揚げなどを想定しているそうだ。「続々と新商品が登場する予定なので、期待してほしい」と中野氏、寺本氏は意気込みを示した。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 小林 香織

フリーライター/北欧イノベーション研究家

「自由なライフスタイル」に憧れて、2016年にOLからフリーライターへ。【イノベーション、キャリア、海外文化】などの記事を執筆。2020年に拠点を北欧に移し、デンマークに6か月、フィンランド・ヘルシンキに約1年長期滞在。現地スタートアップやカンファレンスを多数取材する。2022年3月より東京拠点に戻し、北欧イノベーションの研究を継続する。

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最もよく利用する購買チャネルは「ECモール」63%、「公式サイト」9%。“失敗”しないためにレビューを信頼する人は72%

2ヶ月 2 週間 ago
最もよく利用する購買チャネルは「ECモール」63%、「公式サイト」9%。“失敗”しないためにレビューを信頼する人は72%
調査結果によると、公式ECサイトを訪問したり、商品を購入したりする人は一定数見られたが、日常的な購入の場としては、比較のしやすさ、レビューの多さなどが理由でECモールに優位性があることがわかった
ohshima2026年4月8日

シードが実施した「購買行動における情報接点と信頼度」に関する調査によると、オンラインで最もよく利用する購入チャネルは「ECモール」が63.8%で、「公式サイト」は9%だった。また、ECサイトや比較サイトのユーザーレビューを信頼している割合は合計72%にのぼった。

調査対象は日本在住の10代〜70代以上の男女1022人。調査期間は2026年1月20~26日。

商品検索の入り口は「検索エンジン」が最多32%

商品について調べる際に最初に利用するアプリ・サイトは、「検索エンジン」が最多で32.7%、続いて「ECモール」が23.9%、「SNS・動画サイト」が15.5%、「公式サイト・公式アプリ」が12.9%、「生成AI・AI検索」が6.5%だった。

シードは「情報収集の入り口は明確に分散している。検索が唯一の入り口ではなくなり、消費者が目的や気分に応じて複数の入り口を使い分けている」と考察している。

商品について調べる際に最初に利用するアプリ・サイト
商品について調べる際に最初に利用するアプリ・サイト

オンラインの購入チャネルは「ECモール」一強

オンラインで購入したことがあるチャネルは、最も多かったのが「ECモール」で73.9%、続いて「メーカー・ブランドの公式サイト」が38.6%、「フリマ・マーケットプレイス」が34.7%だった。

「検索エンジン型ショッピング」は19.0%、「ソーシャルコマース・SNS内購入」は13.9%、「ライブコマース」は10.3%だった。

オンラインで購入したことがあるチャネル(複数回答可)
オンラインで購入したことがあるチャネル(複数回答可)

最もよく利用する購入チャネルを聞いたところ、最多は「ECモール」で63.8%、続いて「フリマ・マーケットプレイス型」が9.1%。「メーカー・ブランドの公式サイト」は9.0%だった。

シードは「公式サイトは情報確認やブランド理解の場として機能し、購入経験のある接点にはなっていても、日常的に使われる購入の場としては定着しにくい。日常的な購入の場としては、比較のしやすさ、レビューの蓄積、決済や配送のスムーズさを備えたECモールに優位性がある」と解説している。

最もよく利用する購入チャネル
最もよく利用する購入チャネル

レビューは信頼する人が過半数

ECサイトや比較サイトのユーザーレビューをどの程度信頼しているかは、「ある程度信頼している」が61.0%、「とても信頼している」が11.4%で、合計7割超が一定以上「信頼している」と回答した。

「あまり信頼していない」は21.1%、「とても信頼している」は11.4%、「ほとんど信頼していない」は3.9%となっている。

シードは「レビューは一部の慎重な人だけが見る特殊な情報ではなく、多くの生活者にとって購買判断の前提になっている」と考察している。

ECサイトや比較サイトのユーザーレビューについて
ECサイトや比較サイトのユーザーレビューについて

レビュー閲覧、最多は「高評価・低評価をバランスよく読む」

商品レビューを見る際に意識してチェックするのは、「高評価・低評価の両方をバランスよく読む」が最多で47.1%、続いて「低評価レビューを中心に読む」が21.6%、「高評価レビューを中心に読む」が21.4%だった。

シードは「生活者は低評価まで読み込みながら、自分にとってのリスクや不一致がどこにあるのかを確認し、失敗しない買い物をしようとしている。レビューはもはや補足情報ではなく、購買前の不安を下げるための判断インフラになっている」と指摘している。

商品レビューを見る際に意識してチェックするもの
商品レビューを見る際に意識してチェックするもの

SNSやインフルエンサーよりも身近な声を信頼

友人・知人の推奨と、好きなインフルエンサーの情報ではどちらをより信頼するかを聞いたところ、「身近な友人・知人の情報」が最多で42.5%、続いて「どちらも同程度に信頼する」が30.0%、「どちらも信頼しない」が15.5%、「SNS上のインフルエンサーの情報」が12.0%だった。

購買判断の最終局面では身近な他者の声が強いことがわかる。

友人・知人の推奨と、好きなインフルエンサーの情報ではどちらをより信頼するか
友人・知人の推奨と、好きなインフルエンサーの情報ではどちらをより信頼するか

調査概要

  • 調査名:購買行動における情報接点と信頼度に関する実態調査
  • 調査主体:シード
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2026年1月20日~26日
  • 調査対象:日本在住の10代〜70代以上の男女1022人

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

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商品のAI検索経験者は64%。EC特化型AIは継続利用率が高い傾向、「Amazon Rufus」の利用頻度が「増えた」は75%

2ヶ月 2 週間 ago
AI検索はシニア層にも浸透し始めており、60代でも商品検索にAIを使ったことがある人は半数以上となった。20代などの若い層では「日常の買い物ツール」として定着し始めている

いつもが実施した「第2回 商品検索における生成AI活用の実態調査」によると、2025年4月の前回調査で47.1%だったAI検索の経験率が、年末には64.0%へ上昇した。また、「Amazon Rufus」などEC特化型のAIを継続して利用する割合が増加傾向にある。

調査対象は、消費者リサーチの「Knowns」(ノウンズ)の消費者モニター(国内20代〜60代男女)534人。調査時期は2025年12月。

商品検索でのAI利用は6割超に拡大

商品を探す際にAI検索を使用したことがあるかを聞いたところ、全体では「よく使っている」が15.5%、「時々使う」が39.9%、「一度だけ使ったことがある」が8.6%で、合計64.0%が「使ったことがある」と回答した。前回の調査時点(2025年4月)の47.1%から16.9ポイント上昇した。

年代別で見ると、最も若い年代である20代では「よく使っている」が27.7%、「時々使う」が41.0%、「一度だけ使ったことがある」が10.8%で、合計79.5%が商品検索にAIを活用したことがある。

調査のなかで最も年齢層が高い60代は「よく使っている」が15.9%、「時々使う」が32.7%、「一度だけ使ったことがある」が4.7%で、商品検索にAIを活用している割合は合計で53.3%だった。

商品を探すときに、AI検索を使用したことがあるか
商品を探す際のAI検索使用経験
前回(2025年4月)調査とのAI検索経験率の比較
前回(2025年4月)調査とのAI検索経験率の比較

AI検索利用は、20代の81.9%に対し60代が52.3%

「ChatGPT」「Gemini」「Bing Copilot」などのAI検索の経験値は、全体では「使ったことがある」が最も多く64.8%だった。「知っているが、使ったことがない」は27.9%、「知らない」は7.3%。

「使ったことがある」と回答した割合を年代別に見ると、20代では81.9%、30代では72.2%、40代では63.0%、50代では60.0%、60代では52.3%。

20代では日常の購買行動にAIが溶け込んでおり、60代でも半数超がAIの活用経験がある。いつもは、「全世代において、AIはもはや特別な技術ではなく、身近な情報収集手段へと変貌を遂げている」と考察している。

「ChatGPT」「Gemini」「Bing Copilot」などのAI検索を使ったことがあるか
「ChatGPT」「Gemini」「Bing Copilot」などのAI検索を使ったことがあるか

AI検索の利用メリットは「効率化できること」

AI検索を使う最大の理由は、全体では「時間をかけずに探せる」が最多の54.7%、続いて「比較・要約してくれるから便利」が45.9%だった。

年代別に見ても、どの年代でも「時間をかけずに探せる」「比較・要約してくれるから便利」を理由にあげている。いつもは「膨大な情報の中から自分に合うものを効率的に見つける手段としてAIを高く評価している」と解説している。

AI検索を使う最大の理由
AI検索を使う最大の理由

「Amazon Rufus」利用者の使用頻度は75%

Amazon内での検索に特化したAIアシスタント「Amazon Rufus」の利用状況について、全体では「使ったことがある」が24.9%、「知っているが使ったことがない」が26.2%、「知らない」が48.9%だった。

年代別で見ると、「使ったことがある」人は20代で44.6%、30代で33.0%、40代で21.3%、50代で14.2%、60代で18.7%。

Amazon内での検索に特化したAI「Amazon Rufus」の利用状況
Amazon内での検索に特化したAI「Amazon Rufus」の利用状況

直近半年間における商品を探す際の頻度で「増えた」と回答した割合は、「Amazon Rufus」が75.5%で最多。「『ChatGPT』『Gemini』『Bing Copilot』などのAI検索」は66.4%、「Google AI検索(AI overview、AIモード)」は58.5%だった。

年代別で見ると、「Amazon Rufus」の利用頻度が増えた割合は20代で90.0%、30代で66.7%、40代で76.9%、50代で40.0%、60代で100.0%となっている。

いつもは「一度利用したユーザーの間では高い頻度で使い続けられる傾向にある。AmazonアプリにAIが統合されていることで、日常の買い物にAIが自然に溶け込んでいる状況が伺える」と見ている。

直近半年間における商品を探す際の頻度

調査概要

  • 調査時期:2025年12月
  • 調査対象:「Knowns」の消費者モニター(国内20代〜60代男女)534人
  • 調査方法:Webアンケート

この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

ohshima

Repro、アプリ内ブラウザを改修不要で高速化する新製品「Repro Booster for App」β版を提供開始

2ヶ月 2 週間 ago
Repro、アプリ内ブラウザを改修不要で高速化する新製品「Repro Booster for App」β版を提供開始
Reproは、アプリ開発に依存せず、WebView領域の表示速度改善を実現する新製品のβ版を提供開始した。本格的な提供は2026年5月以降を予定している。まずは既存顧客を中心に試験導入を進める
takano-mai2026年4月8日

Reproは4月7日、アプリ内で表示しているWebページ(WebView)を、アプリの改修なしで高速化できる新製品「Repro Booster for App」のβ版の提供を開始した。CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)技術を活用し、アプリの外側から高速化を実現する。提供の対象はReproの既存顧客。

「Repro Booster for App」の特長

「Repro Booster for App」は、開発なしでWebViewの高速化を実現する新製品。既存のWebサイト向け表示速度改善ツール「Repro Booster」とは別製品として開発した。アプリで利用されるWebViewの高速化に特化している。

従来、アプリ内の表示速度改善はアプリ開発に依存する領域だった。アプリの外側から高速化することで、開発工数をかけずにエンドユーザーの体験を改善し、導入企業の収益アップにつなげる。

CDNエッジで動作するサーバー型の仕組みを採用しているため、アプリプラットフォームに依存しにくい形で導入できる。ユーザーとWebサーバーの間にCDNを介在させ、配信経路上で高速化処理をする。

「Repro Booster for App」の主な特長は次の通り。

アプリの改修不要

アプリのコード変更を伴わず、管理画面上の設定変更を中心に導入できる。これにより、導入企業は開発リソースに依存せず、迅速な改善に取り組める。

CDNにより“外側から”高速化

ユーザーにコンテンツを届ける配信経路上で「Repro Booster for App」の高速化処理を適用し、Webコンテンツの表示処理を最適化する。このため、アプリやOSの制約を受けにくい形で高速化する。

効果の可視化・継続的な改善

導入企業は、A/Bテストや各種計測を通じて施策の効果を可視化できる。表示速度の改善効果が確認しやすいという。

「Repro Booster for App」の特長
「Repro Booster for App」の特長

「Repro Booster」とのすみ分け

「Repro Booster for App」は、「Repro Booster」とは対象領域が異なる。企業はユーザーの利用環境に応じて、それぞれのチャネルに最適化した表示速度改善ができる。

Webサイト(PC・スマートフォンブラウザ)上の表示速度改善には「Repro Booster」が適用され、アプリ内で表示されるWebViewの高速化には「Repro Booster for App」が適用される。

2026年5月以降に正式提供開始

Reproは、既存顧客を中心に「Repro Booster for App」β版の試験導入を進めており、機能の検証や提供体制の整備を進めている。正式な提供は2026年5月以降を予定している。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 高野 真維

ネットショップ担当者フォーラム 編集部
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フューチャーショップ、EC運営現場の効率化と売上アップを支援するWebサービス「EC兄弟」と連携

2ヶ月 2 週間 ago
フューチャーショップ、EC運営現場の効率化と売上アップを支援するWebサービス「EC兄弟」と連携
フューチャーショップはEC運営支援Webサービス「EC兄弟」と連携を開始。タグ自動付与やポップアップ表示など21機能を提供し、売上向上施策と運営効率化を支援する。
furukawa2026年4月7日

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは4月2日、ブラザーズが提供するEC運営支援サービス「EC兄弟」との連携を開始したと発表した。HTMLやCSSなどの専門知識に依存せず、EC担当者が売上向上施策や運営業務の効率化を進めやすい環境を整備していく。

フューチャーショップ、EC運営現場の効率化と売上アップを支援するWebサービス「EC兄弟」と連携
「EC兄弟」は商品タグの自動付与、ポップアップ表示など21の機能を持つ

「EC兄弟」は、EC運営現場の効率化と売上アップに寄与する機能をまとめて提供する多機能EC支援サービス。導入企業は「NEW」「在庫わずか」などの商品タグの自動付与、ポップアップ表示、カート導線改善、海外ユーザー対応など21の機能を利用できる。

フューチャーショップ、EC運営現場の効率化と売上アップを支援するWebサービス「EC兄弟」と連携
「EC兄弟」の機能一覧

「EC兄弟」の特長は、複数ツールを個別に導入・管理する手間を省き、販促と運営効率化に必要な機能を一元的に利用できる点にある。セール開始に合わせたバナーの切り替えや商品タグの付与、割引表示なども、事前のスケジュール設定により自動化が可能。これにより、深夜や休日に発生しがちな作業負担の軽減につながる。

フューチャーショップ、EC運営現場の効率化と売上アップを支援するWebサービス「EC兄弟」と連携
「EC兄弟」の機能の活用イメージ

導入面では、専用の管理画面で条件を選択し、発行されたコードをコピー&ペーストするだけで利用可能。HTMLやCSSの知識がなくても、日常業務の中でスピーディにサイト改善施策を実行できる。

フューチャーショップは今後もEC支援事業者とのパートナーシップを強化し、EC事業者の成長支援を推進する方針。「EC兄弟」の機能について、利用事業者の声を反映しながら順次拡充していくとしている。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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EC運営の課題は「ユーザー体験」。事業者の約8割が購入途中の離脱を認識、約3割が「入力の手間による離脱を心配」

2ヶ月 2 週間 ago
EC運営の課題は「ユーザー体験」。事業者の約8割が購入途中の離脱を認識、約3割が「入力の手間による離脱を心配」
Visaの調査によると、EC市場の拡大が続く一方、購入途中の離脱や決済時の不安が課題として浮上。事業者・消費者の双方で、スムーズで安心感のある決済体験の重要性が高まっていると分析している。
furukawa2026年4月7日

ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は3月31日、国内のEC事業者および消費者を対象に実施した「オンライン決済に関する調査」の結果を公表した。調査から、EC事業者にはスムーズで安心感のある決済体験の整備が求められることが浮き彫りになった。

事業者の8割が「途中離脱」を認識、入力負担も要因に

事業者向け調査では、今後EC売上が増加すると見込む企業は85%に達した。「とても増える」が33%、「多少増える」が52%で、多くの企業が市場の拡大を予測している。特に企業規模が大きいほどその傾向が強い。

EC運営の課題は「ユーザー体験」。事業者の約8割が購入途中の離脱を認識、約3割が「入力の手間による離脱を心配」
今後EC売上が増加すると見込む企業は85%

決済手段では、クレジットカード決済の採用率が約86%と最も高く、利用者の多さや利便性、セキュリティ面が評価されている。

一方で、79%の事業者が購入プロセス(チェックアウトを含む)におけるユーザー離脱を認識。従業員500人以上の企業では約9割にのぼる。

EC運営の課題は「ユーザー体験」。事業者の約8割が購入途中の離脱を認識、約3割が「入力の手間による離脱を心配」
事業者の8割が「途中離脱」を認識、入力負担も要因に

離脱要因として、カード情報や氏名などの入力の手間があげられており、29%の企業が「入力の煩雑さによる離脱」を懸念。また、今後の課題としては、38%がサイバーセキュリティや不正取引対策をあげており、UX向上と安全性確保の両立が求められている。

消費者も「便利さ」と「不安」を同時に実感

消費者調査では、3年前と比べてオンラインショッピングの利用回数が増えた割合は52%、利用金額が増えた割合は53%で、EC利用の拡大が確認された。

EC運営の課題は「ユーザー体験」。事業者の約8割が購入途中の離脱を認識、約3割が「入力の手間による離脱を心配」
オンラインショッピングの利用回数・金額が上昇

決済方法ではクレジットカードが最多で、理由は「ポイントが貯まる」(55%)、「決済が早い」(43%)、「手間がかからない」(37%)などが上位に挙がった。

一方で、購入途中で離脱した経験がある消費者も一定数存在する。カード情報の入力や認証について、「不安を感じたことがある」が56%、「不便に感じたことがある」が31%となり、決済時の入力や認証が負担となっている実態が浮かびあがった。

EC運営の課題は「ユーザー体験」。事業者の約8割が購入途中の離脱を認識、約3割が「入力の手間による離脱を心配」
クレカ決済に対して56%が「不安」、31%が「不便」

特に、クレジットカード情報を都度入力している層では、「カード情報入力画面」での離脱が多い傾向が見られた。

鍵は「簡単・迅速・安全」な決済体験

Visaは、EC市場のさらなる成長には「安心・安全」と「スムーズな決済体験」の両立が不可欠と分析。入力の手間や毎回情報を入力することへの不安を軽減し、簡単・早い・安全なチェックアウト体験を実現するクリック決済(Click to Pay)への関心が高まりつつあるとまとめている。

調査概要

<事業者向け調査>

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:一般消費者向けにオンライン販売を行い、決済に関与している就労者
  • 有効回答数:1854サンプル
  • 調査時期:2025年12月

<消費者向け調査>

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:20~69歳の男女(直近3か月以内にオンラインで商品・サービスを購入)
  • 有効回答数:2070サンプル
  • 調査時期:2025年12月

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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決済手数料の削減が実現できる? 日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を活用するガイアックスのEC・フリマ構築サービスとは

2ヶ月 2 週間 ago
決済手数料の削減が実現できる? 日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を活用するガイアックスのEC・フリマ構築サービスとは
ガイアックスはJPYCを活用し、決済代行業者を介さないEC・フリマ向け決済インフラの受託開発を開始。手数料削減と資金管理リスクの低減を訴求する。
furukawa2026年4月7日

Web3・DAO領域で事業を展開するガイアックスは4月3日、日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を活用した次世代決済インフラの受託開発を開始した。

ECサイトやフリマアプリにおいて、これまで一般的だった決済代行業者を介さず、購入者と販売者が直接送金できる仕組みの構築を支援する。手数料の削減に加え、事業者が売上金を一時的に預かる必要がなくなることで、資金管理の負担軽減が見込めるとしている。

決済手数料の削減が実現できる? 日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を活用するガイアックスのEC・フリマ構築サービスとは
Web3・DAO領域で事業を展開するガイアックスが「JPYC」を活用した次世代決済インフラの受託開発を開始

従来のECやフリマアプリでは、決済ごとに数%の手数料が発生するほか、売上金の入金までに時間がかかる点が課題となっていた。また、フリマアプリでは運営事業者が一時的に売上金を預かる必要があり、管理コストやリスクも伴っていた。

決済手数料の削減が実現できる? 日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を活用するガイアックスのEC・フリマ構築サービスとは
従来のECとステーブルコインを活用したECのお金の流れのイメージ

ガイアックスはこうした課題に対し、「条件を満たすと自動で支払いが実行される仕組み(スマートコントラクト)」を活用。人の手を介さずに決済や分配を行うことで、コスト削減と効率化を実現する。

活用する「JPYC」は、日本円連動型のステーブルコイン。ステーブルコインとは、価格の安定性を目的に、法定通貨や金といった価値が安定した資産に価値が連動するように設計された暗号資産。ガイアックスによると、「JPYC」の累計発行額は2026年2月時点で13億円を超え、送金や決済での利用が拡大しているという。

ECサイトでは、購入者から販売者へ「JPYC」を直接送金することで、中間業者を介さない決済を実現する。さらに、売上金を生産者や紹介者(アフィリエイター)、運営者などへ自動で分配する仕組みにも対応。これにより、報酬計算や振込作業といった業務の削減にもつなげる。

決済手数料の削減が実現できる? 日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を活用するガイアックスのEC・フリマ構築サービスとは
購入者から販売者へ「JPYC」を直接送金し、中間業者を介さない決済を実現

フリマアプリ向けには、取引中の代金を一時的にロックし、商品到着・評価完了などの条件を満たした段階で自動的に販売者へ支払う仕組みを提供する。運営事業者が現金を預からない設計となるため、資金管理に伴うリスクやコストの軽減が期待できる。

決済手数料の削減が実現できる? 日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」を活用するガイアックスのEC・フリマ構築サービスとは
フリマアプリ向けでは資金を一時的に預からない仕組みを実現

開発・支援面についてガイアックスでは、DAO立ち上げ支援などで培った知見を生かし、企業ごとのビジネスモデルに応じたカスタマイズ開発を提供するとしている。ステーブルコイン導入時のUX設計、スマートコントラクトの安全性、改正資金決済法など最新の法規制動向を踏まえた実務設計まで支援するという。

ステーブルコイン決済の真の価値は、単なる手数料の安さではなく、スマートコントラクトによって「運営の在り方」そのものを変えられる点にある。中央集権的なプラットフォームが資金を抱え込む必要がなくなることで、運営コストは下がり、ユーザーやクリエイターへの還元を最大化できる。ステーブルコインが示す「実需の拡大」という潮流を、EC・フリマという具体的な事業の場に実装し、決済の民主化を企業の皆様と共に形にしていく。(ガイアックス 開発部責任者・Chief web3 officer 峯荒夢氏)

ガイアックス 開発部責任者・Chief web3 officer 峯荒夢氏
ガイアックス 開発部責任者・Chief web3 officer 峯荒夢氏

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(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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GSTVが宝石専門チャンネルサービスサイト「GSTV」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を導入

2ヶ月 2 週間 ago
GSTVが宝石専門チャンネルサービスサイト「GSTV」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を導入
こだわり検索、画像解析によるハッシュタグ生成機能を実装し、検索体験の行動化と利便性向上をめざす
fujita-h2026年4月7日

GSTVは、宝石専門チャンネルサービスサイト「GSTV」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」とハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を導入した。

商品にたどり着きにくい課題解決、利便性向上につながる方法を模索

GSTVは、ジュエリーの企画・製造から販売までを一貫して手掛けるダイレクトマーケティング型の事業を展開。テレビでのコンテンツ配信を軸に、Web、店舗、イベントなどさまざまな販売チャネルを通じて顧客へ価値を提供している。

宝石専門チャンネルサービスサイト「GSTV」は、宝石専門チャンネル「ジュエリー☆GSTV」と連動したECサイト。テレビで紹介した商品をオンラインで購入できるほか、番組内で紹介するジュエリーを中心にリアルタイムで商品情報を掲載している。

宝石専門チャンネルサービスサイト「GSTV」(画像はサイトからキャプチャ)
宝石専門チャンネルサービスサイト「GSTV」(画像はサイトからキャプチャ)

テレビとECを連動させた購買体験を提供する「GSTV」では、商品点数の増加に伴い、「目的の商品にたどり着きにくい」という課題が顕在化していた。また、既存基盤を生かしながら利便性を向上させる方法を探していたという。

検索性と発見性の両立を実現するため、ZETAの「ZETA SEARCH」と「ZETA HASHTAG」を導入。サイト構造を大きく変えることなく、検索体験の高度化と回遊性向上を実現した。

こだわり検索機能、画像解析によるハッシュタグ生成機能を実装

検索窓の横に、複数の条件で商品を絞り込める「こだわり検索」機能を実装。「ジュエリー☆GSTV」と連動した「放送日時」をはじめ、「アイテム」「石種」「地金」「価格帯」などさまざまな項目を組み合わせて検索できるようにした。これにより、ユーザーが希望に合った商品へスムーズにたどり着けるようにした。

こだわり検索機能で直感的な操作性を実現
こだわり検索機能で直感的な操作性を実現

商品詳細ページにおいて、商品画像や説明文を元に、「#日常使い」「#差し色ジュエリー」などのハッシュタグを生成・表示するようにした。商品の特長に関連するタグを自動生成することで、ユーザーが類似商品や関連性の高い商品へ直感的にアクセスしやすくし、サイト内の回遊性向上につなげるという。

画像解析によるハッシュタグ生成で回遊性向上につなげる
画像解析によるハッシュタグ生成で回遊性向上につなげる

「ZETA SEARCH」とは

サイト内検索を最適化するマーケティングソリューション。高速性・処理能力とAIによる自動最適化で、サイトの利便性向上を支援する。

キーワード入力時のサジェスト機能や、事前に検索結果の該当数を表示するファセットカウント、全角・半角などの「表記揺れ」を吸収した検索結果表示など、多数の検索機能を有している。

JRE MALL ZETA SEARCH サイト内検索 EC商品検索
「ZETA SEARCH」の基本機能(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)

「ZETA HASHTAG」とは

商品説明やレビューなどのテキストを解析し、その商品に関連するキーワードをハッシュタグとして抽出するサービス。多数の特許を取得している。

ZETA HASHTAG 特許取得
「ZETA HASHATAG」の特集(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)

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藤田遥

ネッ担編集部

保険系SE→ECサイト運営を経て、編集未経験でインプレスに入社し、ネットショップ担当者フォーラム編集者に。趣味は音楽を聴く、ゲーム、ショッピング。ライブと買い物に行くとき以外は基本的にインドア派。カレーとコーラが好き。

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ウォルマートが始めるテレビ活用の「コネクテッドコマース」とは? コンテンツ+ECの融合で「リテールメディア」や「EC」を展開

2ヶ月 2 週間 ago
ウォルマートが始めるテレビ活用の「コネクテッドコマース」とは? コンテンツ+ECの融合で「リテールメディア」や「EC」を展開
ウォルマートがVIZIOと連携し、テレビ視聴から商品発見、購買までをつなぐ「コネクテッドコマース」を本格化。CTVを活用し、コンテンツ、広告、EC、効果測定を一体化する新たなリテールメディア戦略に乗り出した。
furukawa2026年4月7日

米ウォルマートは、テレビ視聴と購買行動をつなぐ「コネクテッドコマース」の取り組みを本格化している。

インターネット接続テレビ(コネクテッドTV、CTV)領域で存在感を持つスマートテレビメーカーの子会社VIZIOと連携。コンテンツ視聴から商品発見、購買までを一気通貫で結ぶ仕組みの構築を推進している。ストリーミング視聴、広告接触、購買、効果測定といった従来分断されていたプロセスを、1つのエコシステムに統合するのが狙いだ。

ウォルマートが始めるテレビ活用の「コネクテッドコマース」とは? コンテンツ+ECの融合で「リテールメディア」や「EC」を展開
ウォルマートがテレビ視聴と購買行動をつなぐ「コネクテッドコマース」の取組を本格化

ウォルマートは、オンラインと実店舗を合わせて毎週約1億5000万人の米国顧客と接点を持つ。一方、VIZIOはテレビ視聴を通じて生活者のリビングルームに入り込む接点を有する。両社はこれらの強みを組み合わせ、視聴データと購買データを連動。広告接触から購入までの導線を短縮し、よりスムーズな購買体験の実現をめざす。

取り組みの中核となるのが、VIZIOのOSおよび同OSを搭載したテレビ向けに導入するウォルマートアカウントによる統合ログイン機能だ。ユーザーはウォルマートのアカウントでスマートテレビ機能にアクセスできるようになり、設定の簡素化に加え、デバイスをまたいだID連携が可能となる。これにより、テレビ上での視聴行動とEC・店舗での購買行動を結び付けやすくする。

具体的な取り組みとして、ロレアルと連携した施策を展開。VIZIOのOS上で配信されるプレミアムコンテンツ内に商品を自然に組み込む「プロダクトプレイスメント」を実施している。視聴中に生まれた興味・関心を、ウォルマートのECサイトや店舗への誘導につなげる。単なる広告配信だけではなく、コンテンツ体験の中で喚起された購買意欲を、そのまま購入行動へと転換する設計が特長だ。

こうした取り組みはすでに一定の成果を上げているという。調査では、ウォルマートの顧客の65%がCTV広告を通じて新たな商品を発見したと回答。また、リテールメディア「Walmart Connect」を通じたCTVキャンペーンでは、「Cafe Bustelo」などのブランドにおいて、中央値で44%の視聴率を記録した。さらに、同キャンペーンは従来のテレビ広告(リニアTV)と比べて、世帯リーチを98%拡大したとしている。

なお、こうした取り組みの土台には、ウォルマートによるVIZIO買収がある。ウォルマートは2024年12月にVIZIOの買収を完了し、スマートテレビOSや広告基盤を自社のリテールメディア戦略に取り込む体制を整えた。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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鳥栖 剛

仕事の主導権は「先手」で決まる! 「あの件どうなった?」と言われないために意識すべきこと【ネッ担まとめ】

2ヶ月 2 週間 ago
仕事の主導権は「先手」で決まる! 「あの件どうなった?」と言われないために意識すべきこと【ネッ担まとめ】fujita-h2026年4月7日新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

仕事がスムーズに進む人と、常に追われている人。その違いはスキルや経験だけではなく、「先手を取れているかどうか」にもありそうです。新年度一発目の「ネッ担まとめ」は、「あの件どうなった?」と聞かれる前に動くという視点から、仕事の進め方の差がどこで生まれるのかを整理します。

ボールを持たないようにすること

「あの件どうなった?」と言われたら負け――「自分から動け」と上司に言われないための簡単なコツ | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2603/30/news020.html

お客様から「あの件、どうなりましたか?」と聞かれる前に、こちらから報告する。上司に「進捗(しんちょく)はどうだ?」と問われる前に、自分から状況を共有する。同僚に「あの資料、まだ?」と催促される前に、自分から送っておく。たったそれだけのことで、仕事の主導権は自分の手に移るものだ。

逆に言えば、「あの件どうなった?」と誰かから問いかけられた時点で、もう負けている。先手を取られたのだ。相手のペースに巻き込まれ、言い訳から始めなければならなくなる。この感覚を、まず持ってほしい。

仕事の本質をかなりシンプルに言い切った部分。「能力が高いかどうか」よりも、「主導権を握れているかどうか」がポイントになる。

言われてから動くように見えるのか、言われる前に動いていたように見えるのか、それだけで受け手の印象も、仕事の進み方も大きく変わるわけです。

EC運営のケースであれば、お客さまから問い合わせが来てから対応するのか、それとも問い合わせが来る前に不安を潰しておくのか、みたいなところでしょうか。

「先手の設計」が成果の差にもつながっていきますよね。

つまり、先手を打つには初速の速さだけでなく、洞察力が求められる。相手が何を必要としているかを観察し、先回りして動く。この意識がない限り、どれだけスピードがあっても後手に回ってしまう。

先手を打てる人は、自分に余裕が生まれる。余裕があるから冷静に判断できる。冷静に判断できるから、仕事の質も自然と上がっていく。好循環が生まれるのだ。

反対に、後手に回る人はつねに追われている。追われているから焦る。焦るからミスが増える。ミスが増えるからさらに時間がなくなる。悪循環だ。先手か後手か。たったそれだけの違いが、仕事の成果と精神状態の両方を左右するのである。

ここで面白いのは、「スピードだけでは先手は取れない」という点。重要なのは、相手の状況を読む力。 つまり「観察力」でもあるということなんですよね。

いま何を求められていて、次に何が必要になるのか。これを想像して動ける人は、自然と余裕が生まれるわけです。逆に、言われたことだけを処理している状態だと、初速が速くても追いつかない。

マーケティングも「顧客の行動をイメージできるか」が大切ですよね。

要チェック記事

AI時代に求められるECの前提とは?事業者が今取り組むべき6つの戦略 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/17917

AIによるレコメンドが中心になると思いつつも、検索して「知りえる選択肢のすべて」を見たい、ってニーズも残り続けると思うんだよな。

オーガニック検索が根本的に崩れつつあるなか、ブランドはどう対処すべきか | eccLab
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/109202

SEOもAEOも最終的には同じポイント「経験、専門性、権威性、信頼性」に着地するということなんですよね。ここを地道に発信し続けられるかどうか。

『利益の出るネット広告』とは?運用編:運用者が陥りがちな「勘違い」と利益を出すための実践ガイド | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/88784

広告活用の第一歩は「商品選び」なんですよね。大切なのは、広告を配信する価値のある商品がわかるまでは「広告活用をしない」こと。

AI格差の正体は「プロンプト力」ではない。アンソロピックの最新レポートが示した“経験者優位” | BUSINESS INSIDER
https://www.businessinsider.jp/article/2603-anthropic-report-ai-gap-experience/

まあ、継続して利用しないとAIも学習しないですからね。「プロンプト」っていかにもIT用語っぽいので、もう「正しい日本語での依頼」とかで良くないですか。

イマーシブ・フォート東京は本当に終わったのか。利用者データから読み解く次の展開 | マナミナ
https://manamina.valuesccg.com/articles/4931

単に少し敷地が広すぎ、そして賃料高すぎだったんじゃないですかね。コンテンツは文句なく面白かった。あれは他では体験できない。

「新サービスは死に、"狂気"が生まれる」 ニコニコを創ったカワンゴ氏&ひろゆき氏に聞く、AI時代のサービス開発|ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2603/30/news093.html

川上さん、ひろゆきさんは私の時代のヒーローなんですが(ホリエモンも)、過去のヒーローの次の時代の予測ってどのくらい参考になるんですかね。

今週の名言

TikTokで人生が変わった。しんのすけ&ネクストサウナが語る、ショートムービーの可能性と未来 | CINRA
https://www.cinra.net/article/2602-tiktok03_iktaycl

しんのすけ:変えずに取り組んでいるのは、とにかく「新作」を紹介し続けることです。新作を観るという体験は、いまを生きている人にしかできない特権なわけですよね。そのリアルタイムの興奮を、視聴者の皆さんにも共有したいという思いは活動当初から一貫しています。

(中略)

セイヤ:当たり前かもしれませんが、リサーチを徹底することだと思います。難しく考えず、好きなものを深掘りしたり、反対に流行を片っ端から試したりすることから始めてもいいと思います。

あと大切なのは、「観察すること」だと思います。伸びている動画の魅力を分解して、「自分なら何を足せるか?」を考える。その掛け算を繰り返せば、おのずと結果は見えてくるはずです。

ライブコマースの浸透など、今後さらに加速しそうなTikTok。先行プレーヤーのコメントをピックアップしました。

「新作を作り続けること」と「観察し続けること」。シンプルですが、継続するのは簡単ではないですよね。新作というのは、事業がアップデートし続けている、これからもお客さまに価値を提供するという証拠。

そして新しいものに触れ、そのなかからパターンを見つけ、自分なりの工夫に変化させていく観察。その積み重ねが、結果として「再現性」につながっていくんです。

「地道なプロセス」を回し続けられるかどうかなんですよね。

「新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」は以下の専門家が連載しています。

ECMJ 石田氏石田氏

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノイン 酒匂氏酒匂氏

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequation 中林氏中林氏

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 石田 麻琴

株式会社ECマーケティング人財育成

石田 麻琴(いしだ・まこと)

株式会社ECマーケティング人財育成 代表取締役

早稲田大学卒業後、ネット通販企業に6年間従事。ECの責任者として、ヤフーショッピング月間ベストストア8回受賞。全国第1位を獲得。ネット通販を中心としたWebビジネス支援の株式会社ECマーケティング人財育成を設立。EC・Web企業を支援。
BPIA/Webビジネス研究会ナビゲータ、協同組合ワイズ総研理事。

ECマーケティング人財育成では、日々、インターネット通販を手掛けている事業者、およびその関連事業者に向けた情報を発信しています。ECサイト運営などに役立つ情報については、こちらをご参照ください。

月1回、EC企業における優秀なスタッフやチームを育成するための事例やノウハウを提供する、人財育成に関するセミナーを無料で実施しています。

fujita-h

オイシックス、新潟県と包括連携協定を締結。県産品を使った商品開発+スポーツ×食を掛け合わせた施策で地域活性化を加速

2ヶ月 2 週間 ago
オイシックス、新潟県と包括連携協定を締結。県産品を使った商品開発+スポーツ×食を掛け合わせた施策で地域活性化を加速
オイシックス・ラ・大地は新潟県との連携を深化させ、スポーツや健康分野と連動した地域活性化に貢献する。
ohshima2026年4月7日

オイシックス・ラ・大地は新潟県と4月3日、県産農林水産物の販売促進やスポーツ振興などを目的とした「包括連携協定」を締結した。オイシックス・ラ・大地の商品開発力や流通網を活用し、新潟県産食材の販路拡大、高付加価値化、アップサイクル商品の開発に取り組む。また、プロ野球チームの運営と連動したスタジアムグルメやスポーツイベントを通じて、新潟の食の魅力発信を強化する。

このほか、食育、栄養教育、スポーツ観戦機会の創出などによる健康増進施策を展開し、食とスポーツを掛け合わせた地域活性化モデルの構築をめざす。

花角新潟県知事(左)、オイシックス・ラ・大地 高島代表(右)
花角新潟県知事(左)、オイシックス・ラ・大地  高島代表(右)

新潟県が食品EC事業者と包括連携協定を締結するのは初めて。協定によるオイシックス・ラ・大地と新潟県の取り組みは次の通り。

オイシックス・ラ・大地の流通網を活用した新潟県産品の販売拡大

オイシックス・ラ・大地が手がける食材宅配サービス「Oisix」で県産品の特集販売を定期的に実施したり、ミールキット「Kit Oisix」などで県産の食材を主役としたメニューを開発・販売したりして、県産品の認知向上と高付加価値化を図る。生産者と連携し、特別栽培農産物のフルーツなどの開発や産地拡大も進める。

アップサイクル商品の開発

規格外の県産の農産物などを活用した商品開発や販売を進める。

オイシックス・ラ・大地は未利用資源を活用した商品開発を行っており、新潟県では地球温暖化によって水揚げ量が増加した未利用魚「エソ」を使った商品を開発している。この「エソ」を使った商品を「Oisix」やスタジアムグルメとして販売している。こうした取り組みをさらに発展させる。

BtoB販路への展開

オイシックス・ラ・大地グループが保育園、高齢者施設、社員食堂などに向けて展開している給食事業において、県産食材の活用やメニュー提供を推進し、BtoB領域における県産食材の需要拡大を図る。

スタジアム来場者への新潟の食の魅力発信

オイシックス・ラ・大地がメインスポンサーとなっており、新潟県を本拠地としているプロ野球チーム「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」のスタジアムグルメで、県産食材を活用したメニュー開発や企画展開を行う。

スポーツ振興施策の継続実施

選手と県内の子どもたちが触れ合うスポーツイベント「ドリームフェスタ」の実施や、県内の子どもたちへオリジナルキャップなどを配布・寄贈し、外遊びやスポーツ活動を推奨する「ドリームキャッププロジェクト」といった取り組みを継続して実施する。

体力向上、健康増進に貢献

平日デーゲームの学校単位の観戦機会の創出、オイシックス・ラ・大地グループのスポーツ管理栄養士による食育栄養セミナー開催を通じて、体力向上や健康意識の醸成を図り、地域の健康づくりに貢献する。

環境整備

新潟県立野球場(「HARD OFF ECOスタジアム新潟」)で、スポーツ振興促進の基盤となる環境整備の取り組みを進める。

新潟県内企業とコラボレーションしたミールキット「Kit Oisix」(左)、エソを活用したスタジアムグルメ「がたほーボール」(右)
新潟県内企業とコラボレーションしたミールキット「Kit Oisix」(左)、エソを活用したスタジアムグルメ「がたほーボール」(右)
2026年3月21日に行った「ドリームフェスタ」
2026年3月21日に行った「ドリームフェスタ」

オイシックス・ラ・大地はこれまでも、新潟県で食とスポーツの両面から地域活性化に取り組んできた。食の領域では、2017年以降、NPO法人越後妻有里山協働機構が運営する「大地の芸術祭の里」で、運営する食品宅配サービスと商品やダンボールなどのコラボレーションを実施。2024年12月からは新潟県をフードテックタウンとして成長させるプロジェクトを進めている。

スポーツ領域では、2024年から「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」のメインスポンサーとして運営企業の経営にも参画しており、「ふるさとのプロ野球による地方創生」の実現をめざしている。

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[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

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大嶋 喜子

ヤッホーブルーイング、北海道エスコンフィールド球場内ホテルにクラフトビールのタップ付き客室を新設

2ヶ月 2 週間 ago
ヤッホーブルーイング、北海道エスコンフィールド球場内ホテルにクラフトビールのタップ付き客室を新設
「エスコンフィールドHOKKAIDO」球場内のホテルに宿泊者専用のクラフトビールタップを設置するのは初めて。宿泊者は球場で醸造されたクラフトビールを注いで飲める
ohshima2026年4月7日

ヤッホーブルーイングは4月3日、北海道北広島市にある北海道日本ハムファイターズの本拠地球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」内のホテル「tower eleven hotel」に客室「CRAFT」を新設、自社クラフトビールのビールタップを設置したと発表した。「CRAFT」は限定1室で、「クラフトマンシップ」がコンセプト。9月30日チェックイン分までの予約を受け付けている(4月6日現在)

クラフトビールのビールタップを設置している客室「CRAFT」
クラフトビールのビールタップを設置している客室「CRAFT」

ヤッホーブルーイングは、「エスコンフィールドHOKKAIDO」球場内に、クラフトビール醸造所レストラン「そらとしば by よなよなエール」を2023年3月に開業。野球観戦客などに球場内で作りたてのクラフトビールを提供してきた。

客室「CRAFT」内に設置したビールタップでは、同醸造所レストランで醸造するクラフトビール「そらとしば Play Ball! Ale」を提供する。「CRAFT」の宿泊客は、試合開催日は自室で野球観戦を楽しみながら、試合がない日でも球場を眺めながらクラフトビールが楽しめる。

客室「CRAFT」に常設しているビールタップ。宿泊客は「そらとしば Play Ball! Ale」を注いで量飲める
客室「CRAFT」に常設しているビールタップ。宿泊客は「そらとしば Play Ball! Ale」を注いで飲める
客室「CRAFT」内のバルコニーからは球場を見渡すことができる
客室「CRAFT」内のバルコニーからは球場を見渡すことができる

「そらとしば Play Ball! Ale」は、北海道産のホップを一部使用しており、柑橘類のような香りと爽やかな味わいのクラフトビール。ビールの種類は、軽快な飲み口とホップ由来の香りや苦みを感じられる「セッションIPA」だという。日本地ビール協会が主催する「インターナショナル・ビアカップ2023」セッションIPA部門で金賞を受賞した実績がある。2024年、2025年はそれぞれ同部門で銅賞を獲得しており、醸造所レストランの開業時から3年連続で受賞している。

球場内で醸造している「そらとしば Play Ball! Ale」
球場内で醸造している「そらとしば Play Ball! Ale」

客室「CRAFT」のクラフトビールタップの持ち手は、北海道利尻島出身の木彫り作家・神田大介氏のオーダーメイド品。北海道で親しまれている「木彫りの熊」と野球を掛け合わせたデザインとなっている。

同客室には、球場内で使用しているプラカップとは異なる、専用の木製グラスも用意している。

クラフトビールタップの持ち手(ハンドル)(左)、「CRAFT」専用木製グラス(右)
クラフトビールタップの持ち手(ハンドル)(左)、「CRAFT」専用木製グラス(右)

客室「CRAFT」の概要

  • 名称:tower eleven hotel内「CRAFT」
  • 所在地:北海道北広島市Fビレッジ1番地 エスコンフィールドHOKKAIDO TOWER 11 4F tower eleven hotel
  • 定員:4人(推奨2~3人)
  • 床面積:38平方メートル

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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大嶋 喜子

楽天グループの「Rakuten Fashion」、新CMに俳優の成田凌さん+南琴奈さんを起用

2ヶ月 2 週間 ago
楽天グループの「Rakuten Fashion」、新CMに俳優の成田凌さん+南琴奈さんを起用
楽天グループの「Rakuten Fashion」は、成田凌さんと南琴奈さんを起用した新CMを4月8日に開始。「のぞいてみ?」をコンセプトに春夏アイテムの魅力と買い物の楽しさを訴求する。
furukawa2026年4月6日

楽天グループは、俳優の成田凌さんと南琴奈さんを起用したファッション通販サイト「Rakuten Fashion」の新テレビCM「のぞいてみ?Rakuten Fashion篇」を、4月8日から放送する。放映エリアは一部地域を除く全国。

楽天グループの「Rakuten Fashion」、新CMに俳優の成田凌さん+南琴奈さんを起用
新テレビCMに出演する南琴奈さん(写真左)と成田凌さん(写真右)

新CMのコンセプトは「のぞいてみ?」。Rakuten Fashionで取り扱う約2000ブランドの春夏アイテムを背景に、成田さんと南さんが多彩なテイストのファッションを楽しむ様子を描く。映像は、プライベート空間をのぞき見るような演出を取り入れ、自然体のスタイリングやコーディネートの魅力を訴求する内容となっている。

楽天グループの「Rakuten Fashion」、新CMに俳優の成田凌さん+南琴奈さんを起用
CMのカット

ユーザーがまねしたくなる魅力的なファッションアイコンである2人を起用することで、ファッションを通じて得られる高揚感やお買い物の楽しさを存分に感じられる世界観を幅広いユーザー層に向けて伝える狙いだ。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
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furukawa

自転車のあさひ、EC売上142億円で12%増、EC化率は18%。物価高で消費マインド減退もOMO強化で2ケタ増

2ヶ月 2 週間 ago
自転車のあさひ、EC売上142億円で12%増、EC化率は18%。物価高で消費マインド減退もOMO強化で2ケタ増
あさひの2026年2月期EC売上高は前期比12.5%増の142.9億円、EC化率は18.0%に上昇。物価高で新車販売が低調ななか、OMO強化がEC成長を後押しした
furukawa2026年4月6日

自転車販売のあさひの2026年2月期におけるEC売上高は、前期比12.5%増の142億9000万円だった。EC化率は前期から2.0ポイント上昇し18.0%となった。

自転車のあさひ、EC売上142億円で12%増、EC化率は18%。物価高で消費マインド減退もOMO強化で2ケタ増
あさひのEC売上高の推移(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

物価高を背景に消費マインドが減退し、新車販売は低調に推移した一方、OMO施策の強化によってEC売上高は増加し、EC化率も大きく伸びた。「ネットで注文、お店で受取り」サービスの基盤強化を中心に、人気商材の確保、競争力のある価格設定、効果的なキャンペーン施策などを進めたという。

2026年2月期の全社業績は、売上高が前期比0.3%減の813億7400万円、営業利益が同28.2%減の39億3700万円、経常利益が同25.9%減の41億6900万円、当期純利益が同36.2%減の22億6800万円だった。

利益面では、原価低減や修理・パーツ販売の増加が寄与したものの、物価高に伴う買い替え見送りによる販売数量の減少が響いた。加えて、賃上げの実施や新規出店に伴う固定費の増加、基幹システムの入れ替え費用も利益を押し下げたとしている。

2027年2月期の業績予想は、売上高が前期比6.0%増の862億7800万円、営業利益が同9.2%増の43億円、経常利益が同6.5%増の44億4000万円、当期純利益が同20.3%増の27億3000万円。

売上拡大に向けては、OMOとCRMの連携強化に加え、パーツや修理・メンテナンスの販売拡大、価格是正、原価低減に取り組む。利益面では、生産工場の活用やデジタル・ITの強化を進める方針だ。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
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furukawa

グラニフを東北新社が買収、「自社IPの開発力」「IPのアパレル商品等への展開力」などでシナジー見込む

2ヶ月 2 週間 ago
グラニフを東北新社が買収、「自社IPの開発力」「IPのアパレル商品等への展開力」などでシナジー見込む
東北新社はグラニフを完全子会社化する。グラニフの自社IP開発力や商品展開力を取り込み、映像制作力とのシナジーでIPビジネス強化と中長期の成長につなげる狙い。
furukawa2026年4月6日

映像制作・配給を手がける東北新社は3月27日、グラフィックデザインをあしらったアパレルを展開するグラニフの全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。グラニフの全株式をファンドの丸の内キャピタル第二号投資事業有限責任組合とMarunouchi Global Fund II L.P.から取得する。取得価額は非開示で、株式譲渡日は4月30日を予定している。

今回の買収で、東北新社はグラニフが持つ自社IPの開発力、アパレル・雑貨・ホビーなどへの商品展開力を取り込み、グループ全体のIPビジネス強化につなげる。

グラニフを東北新社が買収、「自社IPの開発力」「IPのアパレル商品などへの展開力」などでシナジー見込む
「グラニフ」のECサイトのトップページ(画像は編集部がキャプチャ)

東北新社は、広告プロダクション、コンテンツプロダクション、メディア、プロパティの4事業を展開する総合クリエイティブ企業。プロパティ事業では「テレタビーズ」「サンダーバード」などの海外キャラクターに加え、「宇宙戦艦ヤマト」「牙狼<GARO>」といったIPを扱っている。

グラニフは、「IPマーチャンダイジングのリーディングカンパニーへ。」を掲げ、自社IPの開発から商品企画、店舗・ECでの販売までを一貫して手がける。「ビューティフルシャドー」「イカク」「ラムチョップ」などの自社キャラクターを軸に、他社IP商品も含めた幅広いラインアップを展開し、新規顧客の獲得とリピート購入の促進につなげている。

両社は、グラニフの「IP開発力」と「商品化・販売力」、東北新社の「映像制作力」や「広告プロモーション力」を掛け合わせることで、IPの認知拡大やファン層の拡大、ブランド価値の向上を図る。

グラニフにとっては、東北新社のクリエイティブ力を活用することで自社IPの露出拡大や売上成長が期待される。一方、東北新社にとっても、IPの商品化ノウハウを取り込むことで、収益機会の多角化につなげる。

東北新社は、拡大が続くIP・キャラクター市場を新たな収益基盤と位置付け、中長期的な成長をめざす。

グラニフの2025年6月期における連結売上高は前期比7.4%増の134億4700万円、営業利益は0百万円(前年同期は2000万円の黒字)、経常損益は1億6200万円の赤字(前期は1億5100万円の赤字)、当期純損益は5億4300万円の赤字(前期は5億5600万円の赤字)だった。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地

2ヶ月 2 週間 ago
AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地kobayashi-a2026年4月6日大手ECモールの業績&取り組み&戦略まとめ

LINEヤフーの「Yahoo!ショッピング」が大きく動いている。4月以降、LINEアプリの「LINEショッピングタブ」に「Yahoo!ショッピング」の商品を順次掲載。9月からは出店プランを一部変更し、これまで無料だった月額利用料および売上ロイヤリティを有償化する。さらに、生成AIが商品選びから購入、配送確認まで支援する「Yahoo!ショッピング エージェント」を2月25日から順次、提供を始めた。会話型で提案・比較を行い、カート投入や値下げ通知にも対応する。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
「Yahoo!ショッピング エージェント」について説明するコマースドメイン ショッピングSBU統括本部長の杉本勉氏

生成AIがカート投入や値下げ通知にも対応

LINEヤフーが実施した「Yahoo!ショッピング エージェント」に関する説明会。コマースドメイン ショッピングSBU統括本部長の杉本勉氏が狙いとロードマップを説明し、コマースカンパニー ショッピングSBUプロダクト開発本部長である市丸数明氏が新機能のデモを実施した。質疑応答では、効果の見立てや対象範囲、アルゴリズム、外部AIとの接続、ハルシネーション対策、出店者の対応などについて見解を示した。

商品要約やレビュー比較など条件に応じた提案

「Yahoo!ショッピング エージェント」は、商品情報の要約やレビュー比較に加え、条件に応じた提案を行うことでユーザーの意思決定を支援するAIエージェント。アプリでは右下のアイコンからアクセス可能。トップページ、検索結果、商品詳細ページなど、さまざまな画面からチャットを起動できる。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
「Yahoo!ショッピング エージェント」の利用イメージ

商品探索の初期段階だけでなく、比較・検討の途中からでも会話の文脈を維持したまま利用可能で、チャット上でカート追加まで完結できる。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
チャット上でカート投入まで可能

ログイン中の「Yahoo! JAPAN」IDにひも付く属性情報や購入履歴を元にパーソナライズ提案を実施。「おトク情報」や購入タイミングの提示、配送予定日や送料の確認にも対応する。気になる商品についてはAIが「お気に入り」登録を提案し、価格が下がった際にLINE公式アカウントから通知を受け取れる仕組みも用意している。

注文後も、配送予定日や注文履歴の確認をチャット形式で行える。過去の購入履歴を踏まえ、「以前購入した商品に似た商品を探したい」「前回より安い商品を知りたい」といった要望にも対応する。

LINEヤフーの「Yahoo!ショッピング エージェント」のイメージ動画

なお、「Yahoo!ショッピング エージェント」はOpenAIのAPIを活用しており、生成AIの出力結果については信頼性や正確性を保証するものではないとしている。

Yahoo!ショッピングにおける生成AI活用の変遷

「Yahoo!ショッピング」は2024年11月以降、生成AI活用を進めてきた。

2024年11月には、レビュー内容を軸に生成AIが類似商品をレコメンドする機能を提供。2025年1月には「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!オークション」で、出店ストアからの問い合わせに回答するチャットボット「ストアクリエイターPro AIチャット」の提供を始めた。

翌2月には、ポイントがより多く付与される購入日を提案する機能のβ版の提供を開始。5月には他商品との比較やレビュー要約を行う機能のβ版、7月には生成AIが質問を通じて商品検索を支援する機能のβ版の提供を開始。10月には、生成AIによる商品検索サポート機能に、チャット形式で商品を提案する新機能(β版)を追加している。

9月までに生成AIの「自発的な提案」を実現へ

杉本本部長は、ネットショッピングが進化する一方で、「どれがよいかわからない」「比較軸が不明」「ページをまたぐ比較が面倒」「今日買って損しないか不安」といったストレスが依然として残っていると指摘。これらの課題解決手段としてAIエージェントをあげた。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
杉本本部長はAIエージェントが買い物のストレスなどの課題解決手段になると力説

AIエージェントは検索補助にとどまらず、「何がおすすめか」「なぜそれがよいか」を含めて提案し、ページ上に散在する情報を整理して比較表を自動生成する。購入タイミングの判断も含め、意思決定を支援する。

今後のアップデートとして、3月には過去注文の履歴をより深く理解したパーソナライズ提案を実装予定。さらに検索・閲覧など直近行動をリアルタイムで反映するインタラクティブな提案を強化する。9月までには、ユーザーが探す前から欲しい商品を提示する「自発的な提案」の実現をめざすと話した。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
9月までに段階的にアップデートを進める(画像は投影されたスライド資料から編集部がキャプチャ)

プロダクトの目的は「UIからUXへ」

市丸本部長はプロダクトの目的を「UIからUXへ」と説明。従来はUIを通じて体験を提供してきたが、ユーザーごとに求めるUXは異なる。単一のUIでは対応しきれない課題があったという。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
市丸本部長はプロダクトの目的を「UIからUXへ」と説明

「Yahoo!ショッピング」には多数のAPIが存在するが、従来はコードで定義した範囲内でしか活用できなかった。今後はAIエージェントがユーザーの要望に応じて適切なAPIを組み合わせ、最適な形で出力する世界観をめざす。利用は任意で、従来の買い物体験にいつでも戻れる設計とした。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
AIエージェントがユーザーの要望に応じて適切なAPIを組み合わせる(画像は投影スライド資料から編集部がキャプチャ)

デモで比較表作成や値下げ通知を披露

デモでは、「いつものコーヒー」と入力すると購入履歴から銘柄を推定し、最安値商品を提示する流れを紹介。ポイント付与日を確認し、最適な購入タイミングを判断する体験も示した。

※動画2挿入(可能であれば):260301ヤフショAIエージェント動画2_市丸さんのデモ.mp4

「本格的なコーヒーが飲めるコーヒーメーカーが欲しい」と入力すると、エスプレッソ式・ドリップ式などの選択肢を解説付きで提示。クリック入力で条件を絞り込めるUIも紹介した。

さらに「お手入れの簡単さで表にまとめて」と指示すると複数商品の比較表も自動生成。「安くなったら教えて」と依頼するとお気に入り登録を促し、値下げやセール時に通知する仕組みも示した。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
「Yahoo!ショッピング エージェント」のデモを行う市丸本部長

生成AI活用で流通総額押し上げへ、LINEのデータ活用も視野

説明会では記者らの質問にも応えた。

具体的なシミュレーション数値はないものの「流通総額を押し上げる」

AIエージェント導入の成果については、杉本本部長は現時点で「どれぐらい上がるか」の見込みは、これからリリースを進める中で見えてくるとした。従来と異なる探し方が可能になることでCVRが上がる可能性があるとの見方を示した。キーワード検索では出会いにくかった商品に出会う「ディスカバリー(発見)」に近い体験が実現し、総合的に流通総額を押し上げると期待を示した。

将来的に外部ECとの連携も視野

AIエージェントが扱う商品範囲については、「Yahoo!ショッピング」内で起動するエージェントは「しばらくは『Yahoo!ショッピング』の商品を紹介する」(杉本本部長)とした。一方で、コマース領域では新品中心の「Yahoo!ショッピング」と、リユースの「ヤフオク!」「Yahoo!フリマ」を連携した探索の可能性を示し、エージェント同士の連携によって一点物など「Yahoo!ショッピング」にない商品も相互に探索・発見できる形を検討しているとした。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
「Yahoo!ショッピング」と、リユースの「ヤフオク!」「Yahoo!フリマ」を連携した探索の可能性も示した(画像は投影スライドから編集部がキャプチャ)

また、外部の生成AIと接続した場合には、外部ECサイトを含め総合的な探し方ができる可能性にも言及し、今後そうした世界観が出てくるとも示唆した。

AIエージェントで「Yahoo!ショッピング」の流通総額押し上げへ。LINEヤフーが取り組む生成AI活用の現在地
将来的には外部生成AIとの連携も視野に(画像は投影スライドから編集部がキャプチャ)

LINEのデータ活用にはハードルも

LINEのデータ活用については、現時点でYahoo!ショッピングのAIエージェントはLINEのデータを使えていないと説明した。IDの問題など、仕組みとして解決すべき課題があり、展望には入っているものの「いつから」といった時期は明言しにくいとした。

商品選定ロジックは多重構造

商品選定は、AIの知識、ウェブ検索による外部情報、「Yahoo!ショッピング」内のブランド・商品データを組み合わせた上で、ユーザーニーズに沿うか再評価する多層構造だと説明。ストアにとっても露出機会の拡大につながるとした。

ハルシネーション対策は複数ゲートで制御

意図しない商品提示の可能性は認めつつ、「絶対に避けるべき出力」を防ぐ仕組みを構築。プロンプト制御に加え、別エージェントによる出力チェックなど複数のゲートを設けている。

出店者への提言「商品情報の構造化を」

出店者に対して、ブランドやスペックなどの商品情報の構造化を進めることが重要と指摘。AIが理解しやすいデータ整備が露出拡大につながるとした。

杉本本部長は、最終的な購買の決め手は「商品がよいか」「お得に買えるか」だと強調。出店者と連携しながら生成AI活用を進める考えを示した。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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