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ファッションECを振り返り「あの時代に何が起きたのか」「今後に何を生かせるのか」。【ZOE BARあり11/4開催※抽選制】

5ヶ月 1 週間 ago

LINE活用支援などを手がけるFANATICは11月4日、ファッションECに特化したビジネスセミナー「《 あんとき 》のファッションEC年代記 ファッションEC第一世代が歩んだ20年の軌跡〜《 あんとき 》のファッションEC担当者大同窓会〜」を都内で開催する。

《 あんとき 》のファッションEC年代記 ファッションEC第一世代が歩んだ20年の軌跡〜《 あんとき 》のファッションEC担当者大同窓会〜

ファッションECを振り返り、今後に生かすヒントが学べるセミナー

セミナーはファッションECにフォーカス。黎明期からEC最前線を走ってきたキーパーソンを迎え、「あの時代に何が起きていたのか」「今後に何を活かせるのか」を多角的に振り返る。また、これからのファッションECに求められる新たな取り組みについて議論する。

また、セミナーは単なる回顧ではなく、参加者が集まり、語り合い、ネットワークを広げる場になることをめざすという。

セミナーは11月4日に実施。16時開場、16時半開始、20時に終了予定。セミナー終了後には懇親会「ZOE BAR」も開催する。参加は抽選性で、費用は無料。

プログラムは次の通り。

第一部:プラットフォームの変遷で見る《 あんとき 》の自社EC覇権争い

登壇:サザビーリーグアウルスケープ 相川慎太社長、Vispa布田茂幸社長、エバン 川添隆CEO

ブランドごとにそれぞれの選択をする自社ECプラットフォーム。その栄枯盛衰の選択から、時代の流れを読み解く。「あの頃、なぜあの選択をしたのか?」など、当事者たちがリアルに語る。

第二部:《あんとき》のファッションモール戦略史 .1

登壇:カルチュア・コンビニエンス・クラブ マーケティング推進部 澤邊亮部長、ハリズリー 経営企画室 / 土屋鞄製造所 フルフィルメント部 部長 内藤文貴氏

「SHIBUYA109」通販の先進性と受け継がれる遺産について語る。

第三部:《 あんとき 》のファッションモール戦略史 .2

登壇:WEST&ROLL西巻拓自社長

ZOZOの施策の失敗と成功の実験史について語る。

第四部:ファッションECに必要な“熱狂”と、可視化された“新市場”

登壇:FANATIC 野田大介社長、エバン 川添隆CEO

「《あんとき》の熱狂をどう再現し、どうデジタル上に生み出すか?」。これまでに実施してきた数々の仕掛けと、そのなかから見えた確信を語るという。「これまで見えていなかった新市場」についても話す。どのブランドにも必ず眠っている「数値には出てこないけれど、確実に存在しているニーズ」をどう可視化するか、それをどう売り上げにつなげるのか? 全ブランドに共通する「新たな伸びしろ」の見つけ方と、そのニーズを売り上げへと変えるアプローチの具体策を紹介する。

セミナー後には「ZOE BAR」も開催する

セミナーの概要

  • 開催日時:2025年11月4日(火)
  • 開始時間:開場16:00、開始16:30
  • 終了時間:セミナー終了20:00/ZOEバー22:30まで
  • 開催場所:東京都渋谷区某所
  • 参加費:無料(抽選制)
  • 主催:株式会社FANATIC
  • 詳細https://mimimimimimimimimi.com/antokiseminar3/
鳥栖 剛

博報堂と三菱自動車の合弁会社、アウトドアグッズのECサイトを開設

5ヶ月 1 週間 ago

博報堂と三菱自動車工業の合弁会社であるNOYAMAは9月19日、アウトドアグッズのECサイト「NOYAMA Online STORE」をオープンした。

オリジナルラインナップ「NOYAMA」、日常生活に自然を取り入れることをテーマに商品を厳選したセレクトラインアップ「NewEveryday(ニューエブリデイ)」の2つのラインを展開する。

「NOYAMA」は、シェラカップ(チタン製・ステンレス製)、まな板(チタン製)、プレート(チタン製)、Tシャツを販売。ラインナップは順次拡充予定としている。

「NewEveryday」は、第1弾セレクト商品としてランドポートのソーラーランタン「CARRY THE SUN」を取り扱う。

NOYAMAはアウトドアに特化したプラットフォームビジネスをテがける企業で、2024年6月18日の設立、同7月18日から事業を開始した。中期的には、アウトドアに特化したプラットフォームビジネスとして、EC事業のほか、広告配信事業、データコンサルティングなど、幅広い事業展開を計画している。

初年度は、自然のなかにあるモノだけを使って楽しくサバイバル力を身に着けるためのコンテンツ・コミュニティサービス「冒険の学校」を開設。自然のなかで家電を使う体験サービス、大容量バッテリーに蓄電された電力を電化製品に使用できるプラグインハイブリッドEV(PHEV)やアウトドアギア・電化製品の一括レンタルサービス「e-Outdoor」の2サービスを提供している。

鳥栖 剛

ANAあきんどがふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」にリテールメディア広告エンジン「ZETA AD」を導入

5ヶ月 1 週間 ago

ANAあきんどはふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」に、リテールメディア広告エンジン「ZETA AD」を導入した。

検索経路をもとにした広告表示でサイトの信頼性向上をめざす

「ANAのふるさと納税」は、肉、魚介、フルーツといった返礼品に加え、旅行、宿泊、体験と言ったANAグループの強みを生かした生産者の声が届くコンテンツを提供。返礼品選びが楽しくなるような工夫を行っている。

ANAあきんど ANAのふるさと納税
ANAあきんどが運営するふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」(画像はサイトからキャプチャ)

検索経路に基づき、カテゴリ検索時やフリーワード検索時に最適化されたPR広告を掲載するようにした。ユーザーの検索意図に応じた関連性の高い広告を表示することで、サイトの信頼性向上や利便性向上につなげる。

ANAあきんど ANAのふるさと納税 ZETA AD
検索経路をもとにした広告表示で効果的なPRをめざす

「ANAのふるさと納税」では、すでにEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、レコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」を導入している。複数サービスの利用を通じて、CXや回遊率の向上、クロスセルを実現するという。

「ZETA AD」とは

検索結果ページ、商品詳細ページ、カートページなどさまざまなページに広告枠を設けることができるサービス。

ユーザー属性に応じた広告を目的に応じて配信する、検索条件(検索クエリ)に基づいた広告を表示するなどの特長をもつ。

ZETA AD サイト内広告エンジン
「ZETA AD」の特長(画像は「ZETA AD」のサイトからキャプチャ)
藤田遥

アマゾン、スポンサー広告の全広告主にAMCを提供

5ヶ月 1 週間 ago

アマゾンは、スポンサー広告の広告主に「Amazon Marketing Cloud(AMC)」をセルフサービスで利用できるようにした。広告主は広告管理画面からAMCに直接アクセスして、コーディング不要のテンプレートとAIアシスタンスを備えたインターフェイスで、高度な分析を迅速に行えるようになった。

https://advertising.amazon.com/ja-jp/resources/whats-new/direct-access-to-amc-for-sponsored-ads-advertiser/

noreply@blogger.com (Kenji)

ゼロ円から利用できるAIチャットボットサービス「EC専用AIコンシェルジュ」とは? 自然なやり取りでCVR向上を支援

5ヶ月 1 週間 ago

ECコンサルティングやシステム開発のフォースターは10月1日、0円から導入できるAIチャットボットサービス「EC専用AIコンシェルジュ」の提供を開始する。

0円から導入できるAIチャットボットサービス「EC専用AIコンシェルジュ」

「EC専用AIコンシェルジュ」は、「即時回答による満足度向上」「サポート人員・コストの削減」「CVR改善」「顧客の声の収集」といった課題を解決するAI搭載のチャットボットサービス。膨大な想定Q&Aは不要、Q&Aにない質問もサイト内情報などを参照して回答、自社EC内で「調べる→比較する→購入」を完結する。

フリープラン(0円)を用意しているので、0円から利用可能。準備負担も軽いため、人手・資金不足の中小事業者でも導入しやすいという。

タグを1行で設置でき、さまざまなカートシステムに対応。人的サポートにかかるコストも削減できる。AIによる誤回答はほぼゼロで、CVR改善にも貢献。フリープラン利用で平均9.8%CVR増、返品に関する問い合わせは32%減になっているという。

ECコンサルティングやシステム開発のフォースターは10月1日、0円から導入できるAIチャットボットサービス「EC専用AIコンシェルジュ」の提供を開始
「EC専用AIコンシェルジュ」のチャットのサンプル画面

「EC専用AIコンシェルジュ」に搭載している機能は次の通り。

  • 商品レコメンド:用途・予算・素材・色味から候補を自動提示
  • 比較ナビ:シリーズ間の違いをわかりやすく説明(表・箇条書き)
  • 購入前の不安解消:返品・配送・在庫・名入れ可否を即回答
  • レビュー要約:長所・短所・実測感(重さ/匂い/色味)を短く要約
  • お手入れ/ケア指南:素材別の正しいメンテナンス方法
  • 名入れ・パーソナライズ提案:贈答向け文面例・刻印位置のガイド
  • カート内アップセル:該当カラーの財布/ストラップなどを同時提案
  • CRM連携:会話ログ→LINE/メールへ。次回は“続きから”接客

料金プランは「フリープラン」と「プロプラン」を用意。フリープランは、初期費用と月額費用は0円。セッションは月1000回まで。軽量モデルのため、FAQ中心・商品DB参照は上位互換。基本チャットUIのみ。サポートはコミュニティとメール(48時間以内)。 「プロプラン」は大規模・高精度としており価格は個別見積。セッションは無制限。モデルは「gpt-oss-120b」「gpt-oss-20b」に加え再ランキングまたは別途指定としている。セキュリティは専用VPC・データ保持ポリシー選択/IP制限。サポートは専任CSM、SLA99.9%、有人バックアップ運用としている。

フォースターは、既存のAIチャットボットは主に海外製で使いにくく、日本製も価格面から一部の事業者しか利用できていないと指摘。導入しやすい国産AIチャットボットサービスとして、「EC専用AIコンシェルジュ」を開発したという。

鳥栖 剛

「等身大」で続けたっていい! フリーランス12年のリアルから学ぶこと【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

5ヶ月 1 週間 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年9月13日~9月26日のニュース

華やかな成功談も参考になりますが、むしろ「地に足の着いたリアルなストーリー」こそ、学びの宝庫かもしれません。今回の「ネッ担まとめ」では、年商1000万円を12年間継続しているフリーランスの人の視点から、仕事を長く続けるための「戦い方」と「構え方」を考えます。「自分自身がどう生きるか」「どう仕事と付き合うか」を見つめるきっかけになれば幸いです。

これからの人生、どう考えていますか?

年商1000万12年継続フリーランスの見本にならない実情 | note | ナカツカレイオ|Web制作屋のひとりごと
https://note.com/solo_web/n/n360ee3d13485

住んでいた池袋から、連絡いただいたその日に埼玉・三郷まで打ち合わせに行き、その会社とは5年にわたって取引が続いた。

他には面倒で敬遠されがちな領域を積極的に選んだ。

当時は販促LPや楽天ページなどはあまり人気がなく人手が少ない分野だったので、ここなら勝負できる!と飛び込んだり、それら以外にも事業マッチングサイトや解体工事などのニッチ業種の案件も拾い続けた。

また異業種交流会など同業者よりも発注者がいるであろうコミュニティに参加したのも仕事に繋がった。(15年以上の付き合いになる会社との接点もこういった場所から)

地味で遠回りに見えるような選択、そして誰もやりたくない選択のなかにこそ、長く続く「勝ち筋」が隠れている気がします。

「何が何でも仕事を取る」「ありとあらゆる手を使う」――これは、目先の「スキル」とかではなく、「姿勢」で勝負する王道ですよね。実は「スキル」より「姿勢」の方が大事だったりします。

見本にならないどころか、十分見本になる、いや、見本にしなければいけない仕事観だと思いました。

過去の自分に言いたいことは、「身の丈をきちんと把握しろ」ということ。

これは「挑戦するな」という意味ではありません。

ただ、「その行動は、本当に必要なトライか?それとも単なる見栄や背伸びか?」と自問自答すること。

自分の性格や置かれた環境を理解し、無理なく進んでいくことが、何より大切だったと今は痛感しています。

(中略)

成功した人の話やノウハウも、前提が違えば無理に真似する必要はないと思うし、何事も参考程度にしつつ自分にハマれば付き進めばいいんじゃないかと思います。

「挑戦」と「背伸び」は、紙一重ですよね。どこかで「誰かになろうとしていた自分」に気づけるかどうかが、仕事の続け方を変える転機になるのかもしれません。

周りと比べすぎず、自分に合ったサイズで前に進む。自分じゃない他人のノウハウを鵜呑みにしすぎず、自分の地図に引き直す。それでもいいじゃないですか。自分の人生なんだから。

この試行錯誤の上で12年継続できているということ、それ自体、仕事だけではなく人間として素晴らしいことだと思います。

要チェック記事

こりゃ手に取りたくなるわ…ティッシュ配りの成功率が約5倍に爆伸びしたユーモラスな仕掛けとは | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/102474

ユーモアや笑いは人間の防御力を下げる。これ、マーケティングでもけっこう本質かもしれません。困ったときは笑わせればなんとかなる!?

≪プリクラ誕生30年≫市場規模は大幅減も「令和10代女子」の86%が利用! スマホで実現しにくい"雰囲気盛り"の進化とは? | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/904715

「平成レトロ」ですか~。こういうネーミングがつくこと自体、一時的なトレンドに思えますが、プリクラは「体験化」していてずっと流行っているような。

連結売上高は2,560億円。野菜のネーミングを工夫したらヒット続出。ミールキットの写真を「ファースト判断軸」に沿って変えたら購入率アップ。宅配サービスの「Oisix」に聞く成長施策。 | アプリマーケティング研究所
https://markelabo.com/n/n3e8b3a9c5cc6

おお、そこから入っていくのか。Oisixの創業間もないころの話からサービスの進化のポイントを読むことができます。やはりヒット商品が成長速度を変えますね。

「ユニクロペイ」サービス終了へ 26年1月に完全終了、スケジュールは | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2509/19/news135.html

決済方法のカオスも少しずつ集約の方向に動いている感じなんですかね。ユニクロといえど、自社独自の決済利用はあまり多くなかったのかもしれませんね。

2010年代の未来予測は当たったのか 2025年から振り返るメガトレンド | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2509/19/news027.html

10年程度だと、割りと当たっている(予測できる)感はありますよね。人口動態を見れば大まかな動きはわかる。テクノロジーだけは、わからない。

ホテル高騰で脚光、《快活CLUB》の陰に隠れた古豪「自遊空間」を現場体験したら、無料の"無限ソフトクリーム"と"お吸い物"に男心を掴まれた! | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/904720

「快活CLUB」や「自遊空間」など、いわゆるマンガ喫茶って、世の中の喧騒から「離れられている感」がいいですよね。本当の意味で1人きりになれる、現代では珍しい場所。

今週の名言

なぜ日報を書くのか | note | 石黒 卓弥|Takaya Ishiguro
https://note.com/t_1496/n/n077fce5c73ed

・日報は、「今日はとくになし!」でもOK。

・進捗がない日や特に書くことがない日、コンディションが不安定なときに無理して毎日完璧に書く必要はありません。気持ちが向かないときは休んで、また再開しましょう。大切なのは“ゼロにしない”こと。

・小さな一言の積み重ねが、あとから振り返ると会社の歩みそのものになります。気楽に続けることで、自分にも仲間にも価値ある財産が残っていきます。

「何もしない」ではなく、「少しだけでも残す」こと。完璧を求めず、ゼロを避ける。このマインドセットは、日報に限らず、情報発信・メモ・企画のネタ出しなど、あらゆる仕事の土台になっていきますよね。

もちろん続けること自体が目的じゃなくて、「振り返ることができるようにしておく」が目的。人間、簡単に忘れちゃいますからね。

気楽さと意志が同居する、いい文章だと思いました。

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

石田 麻琴

伝統を守り新しい出会い+チャレンジができる「アトツギ」にとっての新たな販路「ポップアップストア」の可能性 | その道のプロが解説するポップアップストア出店の“いろは”

5ヶ月 1 週間 ago
先代から経営資源を引き継ぐ後継者を指す「アトツギ」。伝統を守りつつ新しい顧客や市場との接点をつくる役割として、ポップアップストアが活用されています。その理由を事例を踏まえて解説します。

「アトツギ」とは、先代から受け継いだ価値を時代に合わせてアップデートする存在です。特に老舗ブランドにおいては、伝統を守りつつ新しい顧客や市場との接点をつくる役割を担います。実は、その実践の場として注目されているのがポップアップストアというのはご存じですか? 短期・小規模で展開し、既存チャネルに負担をかけずに新商品や新価格帯、異なる顧客層に向けたチャレンジできる場として、注目を集めているのです。この記事では、「アトツギ」がポップアップを再成長の装置としてどう活用しているのか考察します。

記事のポイント
  • アトツギにとってポップアップストアは、既存のブランド資産を損なわずに新しい挑戦を試せる“別レーン”
  • 春華堂や本和菓衆の動きに共通するのは、後継者世代が「実演・編集・コラボ」といった即興性を武器にした顧客関係の再構築
  • 売上ではなく、継承の手応え・新規の接点・次への材料をどう持ち帰るか──この視点があるかどうかが、ポップアップストアを一過性で終わらせるか、再成長の装置にできるかの分岐点となる

「アトツギ」の視座:受け継いだ資源の功罪

「アトツギ」は、先代から経営資源を引き継ぐ後継者を指します。単に会社や店舗を継ぐだけではなく、受け継いだブランドや技術、人材や取引先といった資産を守りながら、社会や消費者の変化に合わせて新しい価値を加える役割を担うのが特長です。

ただし、「アトツギ」は資産と同時に、消費者が抱く強い先入観や固定的なイメージも引き継ぎます。看板が重いほど、新しい挑戦は慎重にならざるを得ません。

こうした利点と課題を両立させるために有効なのが、常設店舗や既存チャネルとは切り離された「別レーン」です。短期・小規模で検証ができるポップアップストアは、「アトツギ」にとってリスクを抑えながら仮説を試し、数字と顧客の声をもとに意思決定できる実践の場となります。

「アトツギ」にとっての実験と検証の場「ポップアップストア」

ポップアップストアは「短期・小規模で展開できる施策」として広く知られていますが、「アトツギ」にとってはそれ以上の意味を持ちます。

既存の資産を損なわずに、新しい挑戦を試せる実験の場であり、課題を整理できる検証の場になるからです。

ここで検証できるポイントは大きく2つあります。

  • 商品や価格の検証:新しい味や素材、容量、価格帯を試し、どの組み合わせが受け入れられるかを見極める
  • 新たな顧客層との出会い:既存顧客ではなく、通勤客・観光客・若年層といった新しい層にどう響くかを確かめる

ポップアップストアは「アトツギ」にとって、小さな仮説を低リスクで試し、数字と顧客の声を持ち帰る場として機能するのが最大の特長です。

お薦めのポップアップストア出店スペース

ポップアップストアと一口に言っても、その形態はさまざまです。「アトツギ」が「まず試す」場として相性の良いスペースタイプを3つ紹介します。

  1. 商業施設内のイベントスペース
    施設全体の集客力を生かせるため、新規顧客層との接点づくりに向いています。特に和菓子やスイーツは、百貨店のデパ地下に代表されるように、買い回り動線に自然に組み込まれやすいのが特徴で相性が良いスペースです。


  2. 駅ナカ・駅チカの催事スペース
    通勤客や観光客といった日常的にブランドと接点を持たない層に出会える場所です。短期間でも高い通行量を確保できるため、新商品の反応を試すのに適しています。


  3. 路面のシェア型スペース
    ブランドの世界観を自由に演出できるのが利点です。既存の常設店舗とは異なる雰囲気を打ち出すことで、若い世代やSNS発信と親和性の高い試みができます。

事例から見る「アトツギ」の挑戦

本和菓衆@銀座三越:若旦那たちの共同実験

「本和菓衆」のイベント(出展:プレスリリースより)

全国の老舗和菓子店の若旦那衆10人で結成された「本和菓衆」。東京・銀座三越で12回目の開催となった2024年冬に「本和菓衆 12 ~自由な感性と受け継がれる技~」と題し、いま一度和菓子の原点に戻って、もっと自由に、素直に、伝統的な製法や材料、形にとらわれない新作和菓子が期間限定の催事を実施しました。

伝統の技法を守りながら、シュトーレンとの協働や実演販売など、“今ここ”を編集した取り組みを披露。百貨店という場で固定ファンに加え、普段は接点を持ちにくい層と対話が生まれました。世代交代期にある経営者同士が共同で企画し、それぞれの学びを持ち帰る形式は、「アトツギ」ならではのポップアップストア活用といえます。

春華堂「HOW'z」:原宿の新施設でテーマを入れ替える仕掛け

「HOW'z」のショップロゴ(出展:プレスリリースより)

「うなぎパイ」で全国的に知られる春華堂は、山崎貴裕氏(3代目)が代表として経営を担っています。

「うなぎパイ」は観光土産としての知名度は高いものの、商品イメージが固定化しやすく、日常的な利用や若い世代との接点づくりに課題を抱えていました。その解決策として「アトツギ」が立ち上げたのが、原宿の商業施設に構えた「HOW'z」です。

山崎氏は「まちづくり」「地域資源活用」を軸に新たな展開を進めており、常設でありながら期間ごとにテーマや商品を入れ替える方式を取り入れ、ポップアップストア的な柔軟性を確保。若者文化の中心地で親ブランドのイメージを背負いすぎずに挑戦する姿は、「アトツギ」ならではの戦略として注目されます。

5.「アトツギ」がポップアップストアで確認すべき3つの成果

ポップアップストアは期間中の売上だけでは評価できません。世代交代期にある経営者にとって重要なのは、どんな成果を持ち帰れるかです。

  1. 先代の顧客をどう引き継げたか
    長年の固定客が新しい提案をどう受け止めたのか。従来の支持基盤を崩さずに更新できたか
  2. 新しい顧客層に“橋”をかけられたか
    若年層や都市部の来訪者など、これまで接点の薄かった層がブランドとつながるきっかけをつくれたか
  3. 資産をどう次につなげられたか
    商品開発・販売導線・会員データといった資産を、常設店舗やECに還元できる形で持ち帰れたか。

単なる「売れたかどうか」ではなく、“継承”と“刷新”を同時に進める「アトツギ」特有の視点です。この整理ができると、ポップアップストアは一過性の施策ではなく、ブランドを次の世代へつなぐ学習サイクルとして機能します。

まとめ 小さな実験を積み重ねて再成長へ

「アトツギ」は、受け継いだ資産を守ると同時に、新しい価値を加える責任を担います。そのバランスを取るために、ポップアップストアは有効な選択肢です。短期の挑戦を繰り返し、得られた成果を常設やECに還元する。その積み重ねが、やがて老舗の再成長を支えることにつながっていきます。

中原 祐一郎

ファミリーマートが独自ブランドの金融サービス事業を強化、スマホアプリ「ファミペイ」の基盤と店舗網を活用

5ヶ月 1 週間 ago

ファミリーマートは9月26日、顧客基盤と各種金融サービスのラインアップを軸に、独自の金融事業を強化すると発表した。

ファミリーマートは自社スマホアプリ「ファミペイ」の2700万ダウンロード規模の基盤、全国1万6300店の店舗網を活用、独自の金融サービスブランドを展開していく。

独自ブランドの金融サービスは「ファミマ・マネーライフ(仮称)」として展開する。金融事業の戦略的強化の一環。ファミリーマートの各種金融商品・サービスをファミリーマート独自の金融サービスブランドの下、さまざまなニーズに応えた多角的サービスの提供を検討する。正式なサービスブランド名と各種サービス名称は、今後関係者と協議し、決定するという。

クレジットカード「ファミマカード」の全面リニューアルも実施する。9月からポケットカードと展開するクレジットカード「ファミマカード」を刷新。ファミリーマート店舗での対象商品に対する5%割引サービス、多彩なポイント還元やキャンペーンを拡充していく。新規入会は10月1日から開始する。

ローン・翌月払い(BNPL)サービスの利便性向上も図る。金融関連子会社であるファミマデジタルワンを通じて、ローンおよび翌月払いを、決済アプリ「ファミペイ」で手軽に申し込めるようにする。

今後、預金や各種ローンなど金融商品を新たにラインアップに加えることを視野に、銀行代理業許可の取得も検討。これらの取り組みと新しく導入する多機能ATMを通じて、多様な金融ニーズに応えていく考え。

鳥栖 剛

【コメのBtoB-EC仕入れ動向】「スーパーデリバリー」では景品、サービス提供、備蓄など需要多様化

5ヶ月 1 週間 ago

ラクーンコマースが発表した、コメのジャンルの仕入れ価格動向レポートによると、非小売事業者からのコメの仕入れの引き合いが高まっていることがわかった。従前は取引がなかった業種からもニーズがあるという。レポートは、同社が運営する卸・仕入れ向けのBtoB-ECサイト「スーパーデリバリー」での、コメのジャンルの受注額の推移や購買データを基としている。

コメを注文する小売以外の会員は3倍増

「スーパーデリバリー」での米ジャンル商品の仕入れのピークは4月で、2024年から2025年にかけて購入店舗数は全体で2.5倍に増加したという(集計は2025年7月まで)。内訳をみると、飲食業の購入店舗数は3.3倍。飲食業以外でも2.2倍となっている。

ラクーンコマースは「コメの仕入れが伸びた背景には、2025年3月から始まった政府の備蓄米放出がある」と解説している。特に、第3回放出(2025年4月23日〜25日、合計10万トン)を契機にこれまでコメを扱わなかった業種からも注文の増加がみられたという。

コメジャンルの商品を注文した「スーパーデリバリー」会員企業数の推移
コメジャンルの商品を注文した「スーパーデリバリー」会員企業数の推移

半年で110トンのコメが流通

「スーパーデリバリー」では、コメのジャンルの2025年1月〜7月の合計販売量は約110トンだったという。2025年の上半期には、国産ブレンド米は一部商品で注文個数が前年比8.5倍、パック米は約4.5倍に増加。仕入れ価格が2019年比で約3.4倍に上がるなか、クレーンゲーム専門店、薬局、修理業者など従来コメを扱わなかった業種にまで広がっているという。顧客企業のなかには、パック米をクレーンゲームやガチャガチャの景品としている事例もある。

「スーパーデリバリー」におけるコメ商品の流通量推移
「スーパーデリバリー」におけるコメ商品の流通量推移

コメ仕入れの用途は多様化

飲食業を除く業種で米を仕入れている店舗を調査したところ、最も多かったのは「理容・美容業」で32.3%、続いて「医療業」が8.9%、「総合工事業」が6.5%だった。

ラクーンコマースは「コメのギフト需要や、健康志向の強い美容関連サロンで玄米などを物販する動きに加えて、景品・サービス提供・備蓄といった用途の多様化が進んでいる」と考察している。

コメジャンルを仕入れている異業種の割合(飲食業以外の上位10位を抜粋)
大嶋 喜子

アリババグループの「タオバオ」、ショッピングフェス「タオバオ 11.11」をグローバル展開。20市場で開催へ

5ヶ月 1 週間 ago

アリババグループ傘下のECプラットフォーム「タオバオ」は9月26日、「タオバオ 11.11 グローバルショッピングフェスティバル」を20の国と地域で展開すると発表した。

2009年11月11日にスタートした「11.11ショッピングフェスティバル」は、中国での成功を受けて大きく発展。現在、規模・売上はブラックフライデーを超える存在になっているという。

2025年は国際市場へも本格展開し、20市場で実施する。中国語・英語・マレー語・タイ語・ロシア語の5言語に対応し、各市場に合わせた限定プロモーションや特別オファーを用意する。

注目のプロモーション内容は、たとえば新規ユーザー限定「¥1(RMB)オファー」を展開。16市場で新規のユーザーが初回注文時に対象商品一部を「¥1(RMB)」で購入できるという。

ゲーム感覚で楽しめるショッピング体験で、現地のユーザーに特化した参加型コンテンツ「タオバオ・ワンダーランド」も展開。シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、オーストラリアで実施する。タイ語、マレー語、英語に対応し、毎日「ゴールドビーンズ」を集めて最大50%オフのサービスと交換できる。

送料無料条件の緩和も実施する。12市場で送料無料の条件を緩和する。11.11フェス期間中は、香港・中国、マカオ・中国のユーザーに、購入金額に関係なく送料無料の特別サービスを提供する。シンガポール、マレーシア、台湾、オーストラリアでは、毎日数量限定で高額送料クーポンを配布し、海外商品の配送コストを抑えた買い物を提供する。

各市場の現地パートナーや個人向けにはアフィリエイトプログラムを提供。対象商品の売り上げに応じて最大30%のコミッションを受け取ることができる。さらに、新規ユーザーの紹介と初回購入が完了した場合、1人あたり5~15米ドルの追加報酬を支払う。

タオバオによると2025年4月1日~8月25日までの5か月間で、海外ユーザー数は倍増し、新規国際ユーザーは200%を超える成長を記録。同期間のグローバル市場GMV(流通総額)は5年連続で2ケタ成長を達成しているという。また、2025年4月16日に「タオバオ」アプリが16市場でショッピングカテゴリのダウンロード数1位を獲得、世界123市場でトップ10入りしたという。

「タオバオ」は世界各地でサービスを拡大。最近では中央アジア5市場、南アフリカ、アラブ首長国連邦にも進出。現在、200以上の国・地域でサービスを展開し、10億人を超えるユーザーが買い物をしている。「世界で最も豊富な商品ラインナップを誇っているという点だけでなく、億を超える商品数で、文化・生活環境・消費習慣の異なるお客さまの多様なニーズに対応している」という。

タオバオの物流、決済、返品・交換、カスタマーサービスとは

「タオバオ」では、物流、決済、返品・交換、カスタマーサービスの4つの重要領域をカバーする総合的なサービス体制を構築。世界中のユーザーにスムーズなショッピング体験を提供している。

  • 物流サービスの向上
    市場ごとに配送スピードや配送オプションを最適化。20市場で直送サービスを提供し、12サイトでは送料無料を導入。
  • 多様な決済オプション
    29通貨に対応し、現地の習慣に合わせた決済方法を用意。Alipay、国際電子ウォレット、クレジットカードに加え、香港ではWeChat Pay HKやOctopus Card、台湾では代金引換にも対応。
  • 安心な返品・交換サービス
    12市場で現地返品サービスを提供。自宅での集荷やコンビニ持ち込みなどに柔軟に対応。香港・台湾では越境返品にも対応している。
  • AIカスタマーサービス
    リアルタイム多言語翻訳により、中国語・英語をはじめとする複数言語でのスムーズな対応が可能。言語の壁を越えて、迅速かつ適切なサポートを提供。

2025年の「タオバオ 11.11 ショッピングフェスティバル」は20市場での実施で、ショッピングフェスのグローバル展開において新たなマイルストーンを迎えるとしている。各国・地域の現地パートナーとの緊密に連携。国際的なブランドイメージを強化し、世界中のユーザーが11.11に参加しやすい環境を整えるという。

鳥栖 剛

資源を年間約2.5トン削減。フェリシモがポスト投函可の「お届け袋」で獲得した再配達問題+環境負荷軽減の実績を発表

5ヶ月 1 週間 ago

フェリシモは9月25日、2023年10月末から運用しているポスト投函可能な「商品お届け袋」について環境貢献度を集計した結果、年間で約2520kg(約2.5トン)の資源削減を実現したと発表した。

最薄タイプが約110gだった従前の配送用の箱に比べて、資源量を約4分の1となる約26gに削減しているという。

「商品お届け袋」は、社会全体におけるEC物流の環境負荷と再配達への対応として開発・導入し、運用してきた。フェリシモが考える利点は次の3つ。

自然環境への配慮

従来の箱タイプからの切り替えによって、年間で約2520kgの資源を削減。化学薬品の使用を抑えたクラフト素材、リサイクル可能な特殊な撥水加工を採用し、製造から廃棄までの環境負荷を低減している。

顧客が配送商品を「受け取る」ストレスをなくす

「商品お届け袋」はポスト投函サイズで、再配達の手間とCO2を削減する。袋タイプは中身の厚さに合わせた梱包が可能で、配送サービスの効率アップにもつながっている。雨濡れ対策として、袋の内側に特殊な撥水ニス加工。外側は紙の質感のまま配送伝票が剥がれにくいという安全性も両立している。

ぬくもりを演出するデザイン

あたたかみのあるクラフト紙に、ぬくもりを感じるオレンジ色のインクでデザインをプリントし、フェリシモならではの“やさしさ”や“楽しさ”を演出している。

オレンジ色のインクでデザインを施している「商品お届け袋」。内側には雨濡れ対策の加工をしている
オレンジ色のインクでデザインを施している「商品お届け袋」。内側には雨濡れ対策の加工をしている
大嶋 喜子

法人間取引に特化したBtoB-EC構築プラットフォーム「makeshop BtoB byGMO」、GMOメイクショップが提供

5ヶ月 1 週間 ago

GMOメイクショップは9月12日、法人間取引(BtoB)に特化したEC構築プラットフォーム「makeshop BtoB byGMO」の提供を開始した。

SaaS型のEC構築プラットフォーム「makeshop byGMO」をベースに、導入社のBtoB-ECモデルに最適な機能を、オプションやカスタマイズを組み合わせて提供する。

「makeshop BtoB byGMO」は、「makeshop byGMO」のBtoB関連機能を統合・強化したBtoB-EC専用のEC構築プラットフォーム。「オープン直販」「会員制卸売」「代理店/多段階流通」といったビジネススタイルに対応し、事業規模に適した拡張性で企業のDX戦略をサポートする。導入企業は、電話やFAX、手書き伝票に依存していた受発注・請求処理や問い合わせ対応などのアナログ業務を効率化できる。

「makeshop byGMO」のBtoB向けおよび会員制ECサイトの2024年流通額は、全流通額の約31%にあたる1078億円に達したという。BtoB-ECでは、受発注や請求業務のデジタル化による業務効率化・コスト削減が大きなメリットとされ、電話・FAX・紙ベースの取引からオンラインへの移行が加速。こうしたニーズに応えるため、「makeshop byGMO」では、エクセル管理や手書き伝票といったアナログ業務の自動化を推進し、BtoB-ECサイト構築のハードルを着実に下げてきたという。「makeshop BtoB byGMO」は、BtoBニーズの高まりを踏まえ、既存の関連機能を統合・強化した。

AI-OCR機能の実装など、さらなる業務効率化に貢献する機能開発を進め、BtoB-ECプラットフォームとしての価値向上をめざすとしている。

3つのBtoBサイト構築モデルを用意

事業者の要望や特性に合わせて選択できる3つのBtoBサイト構築モデルを用意した。各モデルに対応した機能を組み合わせることで、目的やビジネススタイルに最適なBtoB-ECサイトを構築できる。

GMOメイクショップは9月12日、法人間取引(BtoB)に特化したEC構築プラットフォーム「makeshop BtoB byGMO」の提供を開始した
3つのBtoBサイト構築モデルを用意
  • オープン直販(BtoB・BtoC兼用)
    会員登録なしでも、多くの企業や顧客に公開できる標準的なBtoB-ECサイト。BtoCサイトのように誰でもアクセスできるため、新規顧客の獲得やブランド認知の向上に最適なモデルという。
  • 会員制卸売(クローズドBtoB)
    特定の取引先だけに限定し、会員認証や情報を管理するアクセス制御可能なBtoB-ECサイト。取引先ごとの価格設定や限定商品の提供など細かい取引条件を適用、既存顧客との関係強化と受発注業務を効率化できる。
  • 代理店/多段階流通(BtoBtoB/BtoBtoC)
    複数段階の取引関係を想定し、流通や販売チャネルの最適化をサポートする。企業間の取引に加え、消費者向けの販売もできる。

事業規模や取引の要件に応じて最適なソリューション提案

事業者の事業規模や取引の要件に応じて、最適なソリューションを提供する。企業間取引の一部業務を効率化するスモールスタートから、個別カスタマイズや外部連携などによる段階的な拡張まで事業成長に応じて幅広く提案・支援する。

  • 既存のBtoB機能を活用したスモールスタート
    これからBtoB-ECを始める企業、小規模な取引から効率化を進めたい企業向けに、「makeshop byGMO」のBtoB関連機能を活用し、ECサイトを手軽に構築・運用する。初期投資を抑え、EC化による業務効率化を実現するという。
  • 個別カスタム・JavaScriptによる柔軟な機能拡張
    「makeshop BtoB byGMO」の既存機能だけではカバーしきれない、自社の商習慣に合わせた機能やデザインを求める企業向けに提供する。ピンポイントカスタムやJavaScriptによる機能拡張に柔軟に対応。特定の業務フローの自動化や、顧客体験を最適化できる。
  • システム開発・外部連携による高度な業務効率化
    大規模な取引量や既存の基幹システムとの連携が必要な企業向けに、個別開発やAPI連携による高度な連携ソリューションを提供る。複雑な受発注業務の自動化、サプライチェーン全体の最適化など、エンタープライズレベルのBtoBニーズに対応する。

「代理注文システム」も追加

これまでご要望の多かった「代理注文システム」も追加した。電話やFAXなどで受けた注文内容を、担当者が購入者に代わってシステム上に登録できるため、受注業務の効率化とヒューマンエラーを削減できる。

鳥栖 剛

パル、非会員CRMで購入率 2.5 倍、LINE友だち数1.9 倍にアップ。「入荷通知」で実績をあげた施策とは

5ヶ月 1 週間 ago

パルはこのほど、実店舗で実施していた「入荷通知」をECにも導入したところ、購入率が従来比2.5倍、「LINE」友だち数が1.9倍に伸びた。会員登録やID連携をしていない非会員層にも「LINE」上で入荷通知を届ける仕組みの構築が寄与した。

売り切れ商品を対象に、ECにも入荷通知を実装したことで、次のような成果が得られた。

  • 従来の「LINE」入荷通知と比べ、購入率が2.5倍に向上
  • 「LINE」公式アカウントの「友だち」追加数が1.9倍に増加
  • 入荷通知の実装に伴い、非会員層も「LINE」公式アカウントに登録できるようにアップデート。毎月数億円規模の眠っていた需要を可視化
  • 非会員にも「LINE」からの個別アプローチが可能に

売り切れ商品に「LINEで入荷通知」ボタンを表示。ユーザーはタップすると「友だち」追加と入荷リクエストが完了するという仕組み。

会員登録もID連携もしていないユーザーにも、入荷通知など「LINE」の個別配信が可能
会員登録もID連携もしていないユーザーにも、入荷通知など「LINE」の個別配信が可能

従来、「LINE」のCRM施策は会員登録やID連携が前提とされていたが、登録の煩雑さから離脱する顧客も多く、潜在的な購買機会を逃してしまうことが少なくなかった。そこで、パルは会員登録やID連携をしていない非会員層にも「LINE」上で入荷通知を届ける仕組みを実装した。

パルの取締役専務執行役員で、WEB事業推進室室長などを兼任する堀田覚氏は「通販側でも『LINE』経由の登録が急増し、購入率がメール以上に高い成果となっている。非会員にも負担なく適切な情報を提供でき、新しいCRMの形を実現できた」とコメントしている。

ECでの入荷通知は、FANATICが提供する「LINE」CRMツール「WazzUp!(ワズアップ!)」を導入し、実現した。

大嶋 喜子

転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策

5ヶ月 1 週間 ago
顧客との信頼関係・ブランドに対し、イメージの毀損につながりかねない可能性のある転売ヤー問題。EC事業者が押さえておきたい転売ヤーの手口と対策を解説する
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「転売ヤー」による買い占めと転売行為が、オンラインでもオフラインでもさまざまな問題を引き起こしている。一般の消費者にとっては本当に欲しい商品を定価で購入する機会を奪われるという意味で迷惑な存在であり、販売事業者にとっては、本当に買ってもらいたい相手に届けられないという状況は見過ごせない。顧客との信頼関係やブランドイメージを損ないかねないからだ。

しかし、転売ヤーの実態についてはあまり知られていない。「Shopify Premier Partner」フラッグシップの代表取締役である神馬光滋氏がその実態と手口、EC事業者が採用すべき対策を解説した。

フラッグシップ 代表取締役 神馬光滋氏

転売ヤーの正体とその手口

日本の転売市場の規模は年々拡大しており、フラッグシップの試算では2018年の1.6兆円から2023年には2.5兆円に達している。転売の対象となる商品はスニーカーを代表とするアパレルの限定コラボ商品、コンサートチケット、ゲーム機器などがあげられる。これらの商品はオークションやフリマサイトなどで正規価格の数倍から数十倍で取引される。

転売ヤーは強力なBOTを使用するため、サイトが落ちないようにサーバーを強化しなければならない。代引きを悪用した受取拒否も増える。そしてなにより、商品を本当に欲しいと思っている顧客が、「買いたいのに買えない」という経験を何度もすることで、ブランドから離れていってしまう。これは将来的な売上機会損失に直結する。(神馬氏)

フラッグシップ 代表取締役 神馬光滋氏
フラッグシップ 代表取締役 神馬光滋氏

転売ヤーとは「転売屋」と「バイヤー」という言葉を組み合わせた造語だ。転売ヤーにもリーダー格とフォロワーがおり、それぞれ異なる役割を果たしている

購入BOTを使う「技術リーダー」たちは、新しいツールが出るといち早く試し、その知識を他の転売ヤーに共有。転売ノウハウを情報商材として販売する「ビジネスリーダー」もおり、転売ビジネスを体系化して広めている。さらに、転売対象を見極める能力に優れた「ファッションリーダー」も存在する。彼らはスニーカーやトレーディングカードなどコレクターズアイテムの領域に精通している。

加えて、独自BOTを開発する能力のある者、ECや決済の仕組みに詳しい者もいる。決済の処理速度にも詳しく、使用するカードによって秒単位の差が生じる点を活用し、在庫確保を有利に進めているという。こうした高度な技術や知識を駆使する人間たちが転売ヤーを支えている。手口は主に2つの方法がある。

①購入BOTによる高速自動購入

商品発売日時をBOTに設定しておき、発売と同時に即座に購入を実行する。汎用的な購入BOTでさまざまなサイトでの購入を試みるのが一般的だが、転売価値の高い特定の商品を取り扱うサイトでは、特別にカスタマイズされた専用BOTも使用する。

②無在庫転売

購入BOTを使って代引きで注文を確保する。別の場所で高額で転売し、この商品が売れた場合のみ代引きで商品を受け取り、売れなかった場合は受け取りを拒否する。リスクを負わずに転売を行う。非常に悪質な手口だ。

転売ヤーの手口とターゲット
転売ヤーの手口とターゲット

転売ヤーの購入BOTとは何なのか

ここで転売ヤーが利用するBOTについて説明する。BOTとはWebサイトを自動巡回し動作するプログラムのことだ。手動操作の何倍も速く注文処理を行い、人気商品を瞬時に確保できるという。

主な機能には、まず自動監視があげられる。特にスニーカーにおいては、ブランドごとに人気商品のリリースカレンダーが存在し、発売日時がわかる場合にはその時間に自動アクセスして購入を試みる。URLが判明していなくても予測してアクセスする。在庫切れ商品が再入荷した際には、カートに追加するボタンが有効になった瞬間に購入を実行する仕組みまである。

さらに「お1人さま1個まで」といった制限が設けられている場合でも、複数の人になりすまし、異なるネットワークを通じて同時にアクセスすることで、1人で複数の商品を購入する多重接続機能も存在する。

これらのプロセスでは、人間の操作は基本的に介在せず、住所やクレジットカード情報などを事前登録することで、購入手続きを完全に自動化している。不正アクセスから保護するためのセキュリティ機能も回避できる可能性があると推測される。

BOTの仕組み
BOTの仕組み

転売ヤーに対する解像度をさらに上げるため、彼らが使う転売ツール「Kodai AIO」について解説する。「Kodai AIO」は2018年に登場して以来、主にスニーカーの転売市場で進化を続けている高性能なツールである。スニーカーの小売サイトや有名ブランドのサイトに対応しており、プラットフォーム側が導入するBOT対策をすり抜ける高い技術力と開発体制を備えている。

また、転売目的で利用されるBOTをレンタルする仕組みがある。「Tidal Market」は有名なBOTレンタルサイトだ。たとえば、「Cybersole」というBOTは1日あたり8ドルでレンタル可能で、多数のレンタル希望者がいる状況だという。

BOTレンタルを活用して商品の購入を試みるケースも少なくない。この仕組みは転売ヤーだけでなく、スニーカーなどを「自分用にどうしても購入したい」と考える人々にも利用されていると推測される。(神馬氏)

転売ヤーの購買プロセス

転売ヤーの購買プロセスを整理する。まず商品ページを常時監視し、新商品の発売や再入荷を自動的に検知する。この監視はミリ秒単位で行われ、高性能なBOTを用いた競争が繰り広げられている。1ミリ秒の差が数百ドルの利ザヤにつながるため、技術競争が激化している。

次に、プロキシを利用した大量アクセスによる問題回避があげられる。これは多数のIPアドレスを使用し、同一IPからのアクセス制限を回避するものだ。さらに画像認証を回避して決済完了までのスピードを最大化する。通常のBOTで1秒〜3秒、高性能BOTでは0.35秒程度で決済が完了すると言われており、人間が太刀打ちできない現状となっている。

転売ヤーのBOTによる在庫獲得までのステップ
転売ヤーのBOTによる在庫獲得までのステップ

カート追加の超高速化、フォームの自動入力、決済の自動化など、すべての購買プロセスが高度に自動化されている。大量並列処理が実現しており、1つのBOTで何千ものプロセスを同時に実行することが可能なのだ。

ECシステムとの比較において、従来のシステムは手動監視や事後対応が中心であるのに対し、転売ヤーのツールはAIによる自動検知とリアルタイム対応を行う。これにより、EC事業者が単独で立ち向かうことは現実的ではない状況になっている。技術格差の現実を踏まえると、転売ヤーの先端技術に対抗するためには、より強力なシステムの導入が求められる。(神馬氏)

EC事業者にできる対抗策はないのか

このように高度な技術を武装した転売ヤーへの対抗策はないのだろうか。神馬氏が最初にあげるのはグローバルECプラットフォーム「Shopify」の導入だ。技術格差を埋めるための手段として、「Shopify」のエンタープライズ向けプランである「Shopify Plus」の機能活用が有効だという。

「Shopify」はカナダ発のプラットフォームで、2024年にR&D(研究開発)への投資額が2000億円以上と発表されるほど、テクノロジー投資に積極的な企業である。そもそも、「Shopify」はストリートウェアやフットウェア、限定コラボ商品を扱うブランドに多く採用されてきた経緯がある。これらの商品は転売ヤーが狙いやすいジャンルであることから、「Shopify」は早くから転売対策機能の開発に力を入れてきたのだ。

「Shopify Plus」には高度なBOT対策機能が標準搭載されており、不正注文とリスク分析、3Dセキュアチェックアウト、決済データの暗号化といった機能を提供。これらの機能は継続的にアップデートされており、EC事業者が自力で対応しきれない部分を補完する役割を果たしている。

技術面での格差を埋め、効果的に対抗するための選択肢として「Shopify」の機能は有効な手段となる
技術面での格差を埋め、効果的に対抗するための選択肢として「Shopify」の機能は有効な手段となる

Shopifyの各機能について解説する。

①プロキシ検出と高度なセキュリティ

転売ヤーが頻繁に利用するプロキシサーバーやIPアドレスからの人間らしい動きのアクセスであってもBOTかどうかを検知できるデータベースを保有している。データベースに登録されていないIPアドレスであっても、アクセスパターンを認識、検出し、フラグ化やブロックをするネットワークレイヤーの機能を備えている。

②転売ヤーブロック機能

Shopifyは数百万人規模の自社ドメインECサイトを運用しており、これにより多様なEC事業者やその購買者の動きに関する膨大なデータを保有している。このデータは匿名化されたうえでパターンを抽出し、ブロック機能に活用されている。この膨大なデータが、より優れた対策機能を開発する裏付けとなっている。

③決済レイヤーでの対策

Shopifyの標準決済方法「Shopify Payments」は、3Dセキュア認証はもちろんカードホルダー名と注文者名の不一致の検知、短時間での複数カード試行の自動ブロックなど、多層的な防御機能を備えている。これにより、転売ヤーが利用するツールを無効化し、決済プロセスにおける安全性が確保される

システム以外でできる対抗策

プラットフォームの導入といったシステム面での対策以外にも、EC事業者が取り組める転売対策はある。神馬氏があげたものは次の3つだ。

①抽選販売

抽選販売には猶予期間が設定されているため、高速性を誇るBOTがその速さを発揮できず、スピードの優位性を無効化できる。また、BOTの有無に関係なく、真のファンやユーザーが公平に購入の機会を得られる仕組みであり、平等性が確保できる。また、抽選販売は瞬間的なアクセス集中が発生しないため、サーバー負荷の分散にも寄与する。

抽選販売のメリットとポイント
抽選販売のメリットとポイント

米国のアパレルブランド「KITH(キース)」では抽選販売を採用しており、ネイティブアプリに抽選機能のボタンを配置している。このボタンを開くと抽選対象商品が一覧表示され、ユーザーはサイズを選んで抽選に申し込む。この段階では費用は発生せず、当選した場合に自動的に決済が行われる仕組みだ。

「KITH」アプリの抽選販売
「KITH」アプリの抽選販売

②ロイヤリティプログラムを活用した対策

前述の「KITH」では会員制度に細かなランク付けを行っている。ランクに応じてアクセスできる商品やアクセス可能なタイミングに違いがあり、最も高いランクのユーザーのみがアクセスできる商品も用意している。

このようなロイヤリティプログラムで高いランクのユーザーに特別な特典を与えることで、継続的な購入を積み重ねる必要が生まれる。日常的に商品を購入している本当の顧客が有利になる施策であり、複数のアカウントを使って購入する転売ヤーの活動を抑制できる。

また任天堂による「Nintendo Switch 2」の抽選販売では、既存ソフトのプレイ時間が50時間以上で、有料オンラインサービスに累積1年以上加入していたユーザーだけが応募可能といった条件が設けられた。神馬氏は「非経済的な条件を設定した新しい取り組み」と評価する。

任天堂が提示した条件は転売ヤーによる買い占めを防ぎ、本当に継続的に関心を持っているファンや、ブランドに対する深い愛着を持つ人々にのみ購入機会を提供するものだった。この取り組みはファンにとって公平であり、ブランドイメージの向上にも寄与するものだったと言えるだろう。

③注意書き

商品詳細ページやカート、決済ページに注意書きを設置することは一定の抑止効果がある。具体的には「転売やオークションサイト等への出品を目的とした購入は禁止しております。転売行為が確認された場合は、会員資格の停止や今後の購入を制限する措置を講じます」といった文言だ。

注意書きの例
注意書きの例

この注意書きは法的拘束力や強制力はないが、ブランド側からのペナルティを警戒する転売ヤーには有効性が高い。また、こうした注意書きによって、転売対策に取り組んでいることをブランドとしてアピールできることもメリットの1つだ。簡単に実施可能なうえ、ブランドイメージの向上や消費者の信頼を得る効果も期待できる対策として検討の価値がある。

最後に神馬氏はこう締めくくった。

大切なのは商品が直接顧客に届く仕組みを作ること。自社に対して信頼や継続的な関心を持つ顧客が報われる販売戦略が、結果としてブランドの価値を守る

転売対策においては、技術的な解決策も欠かせない要素だ。しかし、日々進歩する転売ヤーの手口に対して、自社のリソースだけで対抗し続けるのは現実的ではない。そうした状況では、「Shopify」などの専門性の高いプラットフォームの技術力を活用することで、効率的かつ継続的な対策が可能になる

重要なのは、技術的な対策と顧客との信頼関係構築の両輪を回すこと。この両方がうまく機能してこそ、転売ヤーに負けない強固なEC事業が実現できるだろう。(神馬氏)

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小林 義法

青山商事、7つのデジタル技術を駆使したZ世代向け新コンセプト店舗「AO+(アオヤマプラス)」とは

5ヶ月 1 週間 ago

青山商事は10月3日、「洋服の青山」からZ世代向けに7つのデジタル技術を駆使した店舗「AO+(アオヤマプラス)」の1号店を、東京・高円寺にグランドオープンする。

デジタル化やカジュアル化など大きな社会構造変化へ対応するため、青山商事は中期経営計画の基本戦略を推進するための「柱となる3つの方針」を掲げている。そのなかで「OMO推進」「DX推進」で今後の出店戦略の軸になる新たな店舗「AO+」を企画。Z世代のビジネスパーソンに向けてこれまでにない買い物体験の提供を目的に、7つのデジタル技術を駆使した新コンセプト店舗を立ち上げる。

「AO+」で導入した7つのデジタル技術の1に「AIスタイル診断」を採用。ユーザー自身が業界・職種などのアンケートに回答、カメラで撮影したユーザーの顔から、AIが顔タイプを診断しタイプを分類する。そのデータから顔タイプにマッチしたコーディネートをスタッフスナップから提案する。

青山商事は10月3日、「洋服の青山」からZ世代向けに7つのデジタル技術を駆使した店舗「AO+(アオヤマプラス)」の1号店を、東京・高円寺にグランドオープンする
「AIスタイル診断」を採用

「デジタル採寸」も提供する。ユーザーの「性別」「年齢」「身長」「体重」を入力し、正面と側面の2ショットを撮影することで、最短1分でお薦めサイズを確認できる。サイズや詳細は印刷可能。

青山商事は10月3日、「洋服の青山」からZ世代向けに7つのデジタル技術を駆使した店舗「AO+(アオヤマプラス)」の1号店を、東京・高円寺にグランドオープンする
「デジタル採寸」の利用イメージ

「AO+」7つのデジタル技術

導入する7つのデジタル技術は次の通り。

  • LEDディスプレイ
    LEDディスプレイを店舗外観に設置し、デジタルを駆使することでブランドを訴求
  • デジタルPOP
    デジタルPOPを活用し、店内にておすすめ商品を発信
  • AO+STYLING
    スタッフスナップと連携し、コーディネート情報やおすすめ商品をピックアップ
  • AIスタイル診断
    カメラで撮影したユーザーの顔から、AI が顔タイプを診断。顔タイプにマッチしたコーディネートを提案 
  • デジタル採寸
    セルフボディスキャンによるおすすめサイズの診断
  • AO+FITTING
    選択した商品のサイズ、カラーバリエーション、在庫を確認。該当商品を着用したスタッフスナップや関連アイテムを紹介
  • デジラボ(EasyChoice)
    新しい既製スーツの選び方。30パターンのゲージでサイズを測り、生地を選ぶだけで最短翌日発送。

「AO+」の店内は、大きく2つの「クイックエリア」と「コミュニケ―ションエリア」で構成。「クイックエリア」では、デジタルコンテンツを中心にスタッフに声をかけなくても気軽にセルフで買い物できる。「コミュニケーションエリア」では、オーダーブランド「SHITATE(シタテ)」やフォーマルなど、専門知識を持つスタッフとコミュニケーションを取りながらビジネスウエアの着こなしを楽しむことができる。

青山商事は10月3日、「洋服の青山」からZ世代向けに7つのデジタル技術を駆使した店舗「AO+(アオヤマプラス)」の1号店を、東京・高円寺にグランドオープンする
「AO+」の店内イメージ

AO+(アオヤマプラス)」は、店舗空間・什器設計・デジタル設計・コンテンツ開発と今までのノウハウを一度白紙にし、イチから作り上げた。同時にデジタル技術を活用して、買い物体験をしてもらえる環境も検証。「洋服の青山」が考える新しいコンセプト店舗が完成した。お客さまの声を反映しながら、この体験空間をさらに使いやすくアップデートしていきたいと考えている。(店舗開発部 木下俊之氏)

鳥栖 剛

全国一律420円で荷物が送れるヤマト運輸の「こねこ便420」とは? 特長+ネコポスなどとの違い+今後の展望を担当者に聞いた

5ヶ月 1 週間 ago
「こねこ便420」は、資材費込み全国一律420円で荷物が送れる小型配送商品。事前に専用資材を購入することで発送時の支払いが不要となる

ヤマト運輸が提供する、全国一律420円で荷物が送れる小型配送商品「こねこ便420(よんにーまる)」の販売が好調だ。「こねこ便420」の特長や今後の展望をヤマト運輸の担当者に聞いた。

ヤマト運輸の宅急便部サービス商品課・金敏鎬係長(写真左)と同山﨑遥課長

「こねこ便420」とは?

「こねこ便420」は、資材費込み全国一律420円で荷物が送れる小型配送商品。専用資材は横34センチメートル×縦24.8センチメートル、厚さ3センチメートル以内、3辺合計61.8センチメートルのサイズ。事前に専用資材を購入することで発送時の支払いが不要となる。

「こねこ便420」専用資材の表面
「こねこ便420」専用資材の表面

宅急便と同等の日数で配送先の郵便受けに投函する。配送状況の追跡もできる。日付指定、時間指定はできない。また現時点ではB2クラウドには未対応としている。

会報誌の発送などで引き合い

専用資材はヤマト運輸の営業所またはセールスドライバーから購入できる。発送はヤマト運輸の営業所への持ち込みか集荷で受け付ける。1通から自宅やオフィスへの集荷・配送に対応するという。補償額(責任限度額)は3000円まで。

「こねこ便420」の利用シーンは、書籍・雑誌、CD・DVD、衣類、化粧品といった小型商品の配送など。発売後の傾向としては会報誌の発送などの需要が高いという。

「ネコポス」など小型配送商品はすでに展開していますが、従前は法人向けが中心でした。加えて「ネコポス」はPCやプリンタなど設備が必要となることもあり一定のハードルがありました。誰でも使える、わかりやすさを重視し、物を送る選択肢を広げる「こねこ便420」を開発しました

専用資材によって資材の準備や梱包の手間も省け、宛名シールを貼り付けるだけで発送できます。まずはより多くのお客さまに「こねこ便420」を知っていただきたいです。(ヤマト運輸 宅急便部サービス商品課長 山﨑遥氏)

ヤマト運輸 宅急便部サービス商品課長 山﨑遥氏

「こねこ便420」は2024年8月に東京都限定で先行発売し、2025年5月21日から沖縄を除く全国に展開した。全国展開以降の進捗は順調だという。「どちらかというと法人からのニーズが高く、小規模な企業からの引き合いも多い。100枚など大ロットで購入いただくケースも多い」(山﨑氏)

他の小型配送商品との共存関係は?

「こねこ便420」はヤマト運輸が展開する他の小型配送商品との共存関係はどうなっているか。たとえば「こねこ便420」の専用資材は2025年9月現在の「ネコポス」(※)より一回り大きい。また「宅急便コンパクト」の薄型専用BOXとほぼ同サイズとなっている。

※縦31.2センチメートル以内/横22.8センチメートル以内/厚さ2.5センチメートル以内。ただし、「ネコポス」のサイズは2025年11月10日に改定予定。改定後のサイズは、三辺60センチメートル以内、長辺は34センチメートル以内(下限は縦23センチメートル・横11.5センチメートル)。

「宅急便コンパクト」を関東から関東に送った場合、宅急便運賃は650円、専用BOXは70円で合計は720円となる。「こねこ便420」は全国一律420円のためリーズナブルだ。「ニーズに応じて最適な商品を利用してもらいたい」(山﨑氏)

「ネコポス」「宅急便コンパクト」「こねこ便420」の対応サイズと特長
「ネコポス」「宅急便コンパクト」「こねこ便420」の対応サイズと特長

専用資材の販売場所・発送方法の拡充も検討

今後は専用資材の販売場所や発送方法の拡充を検討しているという。

今後、ヤマト運輸の営業所以外にもコンビニでの資材販売や発送、駅やスーパーなどに設置されているオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」からの発送など、販売場所や発送方法の拡充といったサービス改善を検討しています。現在は1通から専用資材の販売・集荷に対応しているので、気軽にセールスドライバーに連絡してほしいです。(ヤマト運輸 宅急便部 サービス商品課 係長 金 敏鎬 氏)

ヤマト運輸 宅急便部サービス商品課係長 金 敏鎬 氏
ヤマト運輸 宅急便部サービス商品課係長 金 敏鎬 氏

なお、「こねこ便420」は日本郵便が展開する「レターパックライト」とも競合すると見られる。サイズは同様で、レターパックライトに対して「こねこ便420」は価格が10円安く、補償額の設定があるという違いがある。一方、レターパックライトの特長としてはコンビニなどでも購入可能でポスト投函で発送ができる。なお「こねこ便420」では信書は送れない。

鳥栖 剛

青山商事が「PayPay給与受取」を導入、キャッシュレス決済や送金サービスの普及・多様化に対応

5ヶ月 1 週間 ago

紳士服の青山商事は9月25日、PayPayが提供する給与デジタル払いサービス「PayPay給与受取」を10月支給分の給与から導入すると発表した。

青山商事が「PayPay給与受取」を導入、キャッシュレス決済や送金サービスの普及・多様化に対応
青山商事では「PayPay給与受取」を10月支給分から導入する

青山商事は中期経営計画の基本戦略を推進するための「柱となる3つの方針」の1つで、「人的資本経営の推進」を推進。人を最大の資本と位置付け、従業員が能力を発揮し、やりがいを持てる環境の構築をめざしている。 近年、社会全体でキャッシュレス決済の利用が急速に広がり、2023年4月に労働基準法施行規則が改正、給与のデジタル払いが可能となった。キャッシュレス決済の普及と従業員からの具体的な要望を受け「PayPay給与受取」の導入を決定した。

希望する従業員は給与を既存の受け取り口座と分けて、指定した金額をPayPayアカウントで受け取ることができる。対象者はパートタイマーを含む全従業員(2025年3月期時点で4892人)。デジタルネイティブ世代を含めた幅広い世代が日常の支払いから家計管理までスムーズに行える環境を整える。青山商事は新しい選択肢を増やすことで従業員エンゲージメントの向上を図りたいという。

鳥栖 剛

カメラのキタムラ、初のロイヤルティプログラム「キタムラ会員」をスタート

5ヶ月 1 週間 ago

カメラのキタムラは9月26日、全国のカメラのキタムラとスタジオマリオ店舗、公式ECサイトで利用できるロイヤルティプログラム「キタムラ会員」制度を始めた。

カメラのキタムラは9月26日、全国のカメラのキタムラとスタジオマリオ店舗、公式ECサイトで利用できるロイヤルティプログラム「キタムラ会員」制度を始めた
初のロイヤルティプログラム「キタムラ会員」をスタート

初となるロイヤルティプログラム「キタムラ会員」制度は、年間の累計購入金額に応じて5段階(レギュラー/ブロンズ/シルバー/ゴールド/プラチナ)の会員ランクを設定。ランクが上がると買取査定時の買取金額がアップする。

商品の購入時に税別200円、買取時に税込200円で1マイルを獲得できる。取引金額に応じて獲得できるるマイルの有効期限は毎年3月末まで。

ランクの更新と特典は、毎年4月~翌年3月までの累計獲得マイルに従い、翌年度のランクを決定。ランクがアップすると商品割引クーポンやカメラの買取金額があがる特典を付与する。

5段階のランクの条件は次の通り。

  • レギュラー:累計獲得~499マイル(デジカメプリント初回のみ5%オフ)
  • ブロンズ:累計獲得500マイル~(買取金額1%アップ+200円引きクーポン)
  • シルバー:累計獲得1000マイル~(買取金額2%アップ+300円引きクーポン)
  • ゴールド:累計獲得1500マイル~(買取金額3%アップ+500円引きクーポン)
  • プラチナ:累計獲得2500マイル~(買取金額5%アップ+1000円引きクーポン)
カメラのキタムラは9月26日、全国のカメラのキタムラとスタジオマリオ店舗、公式ECサイトで利用できるロイヤルティプログラム「キタムラ会員」制度を始めた
ランクが上がるほど買取査定時の買取金額がアップする

ロイヤルティプログラムの「キタムラ会員」制度は、より多くのユーザーに長く愛顧される基盤として継続的に特典や利便性を拡充していく予定としている。

鳥栖 剛

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