ネットショップ構築、POSレジ、キャッシュレス決済などまとめて月額3300円から利用できるSTORESの新プランとは | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2025年5月14日(水) 06:00
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STORESの新プランでは①ネットショップ、②キャッシュレス決済、③POSレジ、④予約システム、⑤請求書決済、⑥モバイルオーダー、⑦データ分析――をワンパッケージで利用できる

STORESは2025年3月27日から、ネットショップ、キャッシュレス決済、POSレジなど、店舗運営に必要なサービスを1つにまとめた新プランの提供を開始した。

ネットショップ構築・POSレジなどの機能を1つのプランで

STORESは、中小規模事業者を中心にネットショップ構築、POSレジシステム、決済システムなどをSaaS型で提供する企業だ。2018年に決済サービス事業のコイニーとストアーズ・ドット・ジェーピーを経営統合しヘイを設立。2022年にヘイからSTORESに社名変更している。STORES全体流通額は2024年実績で約3700億円。

新プランはSTORESが提供するサービスの多くをひとまとめにして、システムの選定・導入・運用の煩雑さを解消し、あらゆる業種・業態の事業者がシンプルに活用できるというもの。ネットショップ構築、POSレジ、キャッシュレス決済、予約システム、モバイルオーダー、データ分析などの機能を1つのパッケージにした。

「フリープラン」「スタンダードプラン」の2つを用意。「フリープラン」は固定費はかからないが、「スタンダードプラン」と比べて使える機能や決済手数料に違いがある。「フリープラン」は月額0円・決済手数料2.48%~、「スタンダードプラン」は月額3300円(税込)・決済手数料1.98%~となっている。月額費はSTORESの各サービスを個別に導入するよりも安い金額となるよう設定した。

管理画面・サポート窓口・請求をそれぞれ1本化

新プランは業種・業態を問わずあらゆる店舗運営に必要なサービスをワンストップで提供する。プランの対象は小規模を中心とする中小事業主としており、年商1~2億円ほどまでの事業者をメインターゲットとしている。新プランの特徴として以下の5つをあげた。

  1. 店舗運営に必要なものをパッケージ化
  2. 圧倒的な低価格
  3. 契約・請求は1つで完結
  4. 管理画面・データを集約
  5. サポート窓口が1つ

STORES 代表取締役社長の佐藤裕介氏は「複数のサービスを別々に導入した場合の煩雑さがない点も特徴の1つ」と強調。新プランはワンパッケージでの提供となるため、1つの管理画面で完結できる。売上・顧客・在庫を1つの管理画面で一元管理でき、オンラインとオフラインのデータも統合・自動更新する。

STORES 新プラン ワンパッケージのため、各機能を1つの管理画面で制御できるワンパッケージのため、各機能を1つの管理画面で制御できる
さまざまな機能を月額0円から利用可能

新プランで利用できる機能には、以下のサービスが含まれる。

  • ネットショップ
  • キャッシュレス決済
  • POSレジ
  • 予約システム
  • 請求書決済
  • モバイルオーダー
  • データ分析
STORES 新サービス STORESが提供している機能のうち、7つを利用できるSTOREが提供している機能のうち、7つを利用できる

なお、中小規模向けのプランとしているが、事業が拡大した際などには個別に機能などをカスタマイズした特別プランを案内するとしている。

多くの事業者にハードルなく導入いただけるよう大胆なプライシングとした。他社が提供するサービスと比較して圧倒的に低コストとなる。当社の試算では3年間で約70万円以上のソフトウェア費削減につながる。(佐藤氏)

STORES 新サービス 他社サービス導入と比べて大きくコストダウンできるというSTORESの調べでは、他社サービス導入と比べて大きくコストダウンできるという

そのほか新プランに含まれていないSTORESのサービス「STORESロイヤリティ」や「STORESブランドアプリ」はオプションとして導入が可能だ。

物価上昇、人手不足などによる店舗運営・経営の課題解決につなげる

STORESの新プラン開発の背景について、佐藤氏は店舗運営者を取り巻く環境の変化をあげた。「近年の物価上昇や人手不足などの社会環境の変化により、店舗運営や経営の難易度が年々高まっている」(佐藤氏)。

東京商工リサーチの調べによると、開業数は増加する一方で休廃業・倒産件数は増加し、赤字率も過去最高となっている。

STORES 新サービス 損益別の休廃業・解散の推移損益別の休廃業・解散の推移(グラフは東京商工リサーチのサイトからキャプチャ)

こうしたなかで、店舗運営者はデジタルを活用した業務効率化、顧客体験向上が求められているが、現場では「何から始めたら良いかわからない」「予算の確保が難しい」といった課題や、サービスごとの契約・導入・運用の煩雑さが重なり、デジタル活用の障壁は多層化していると指摘。STORESではこうした課題を解決すべく、新プランの提供を開始した。

ファイナンス分野・AI分野のサービス拡充も視野

今後について佐藤氏は、事業者の資金繰りや事業投資を支援する新サービスの提供を計画していると話す。そのほかAIを活用した業務サポート機能なども開発予定だとしている。

たとえばFAQの参照による問い合わせメールの自動返信や、分析業務などをAIが対応するというような機能が開発できるのではないか。新プランは価格のハードルを低くし、DXに踏み切れていない事業者の後押しをしたいと考えている。短い期間で数万社の導入が集まるのではないかと見込んでいる。(佐藤氏)

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オリジナル記事:ネットショップ構築、POSレジ、キャッシュレス決済などまとめて月額3300円から利用できるSTORESの新プランとは
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