CyberAgent SEO Information

Ameba20周年にあたってAmebaのSEOを振り返ってみる

1 year 2ヶ月 ago

Amebaが20周年を迎えることができました。これもひとえにブロガーさん読者のみなさんをはじめ、多くの関係者のみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。

さて、今回はそんなAmebaでどんなSEOを行なってきたのか書ける範囲で書き留めておきたいと思います。

AmebaのSEOを担当することになった日

広告事業でクライアント様向けにSEOを行なっていた私に突如としてAmeba(アメブロ)のSEOを見てくれないか?という話が舞い込んできました。メディア担当役員の部屋でアメブロの検索流入が著しく低下している事実が告げられなんとかしてほしいという依頼を受けました。適当に工数を見積もって引き受けたのですが、恐ろしいことにウェブマスターツール(現Search Console)も導入されていませんでした。まずはウェブマスターツールを導入したのですが、その後想像を絶する量のスパム通知がやってきて、そっとPCを閉じました・・。その後「本当にSEOやらないとダメですか?」と聞いたほどに惨憺たる状況の中でアメブロのSEOはスタートしました。
その数ヶ月後には会社の方針もあって自社メディアのSEO担当、いわゆるインハウスSEO担当者になり本格的にAmeba、アメブロのSEOを進めていくことになります。

組織に受け入れてもらうための日々

とは言え、広告の事業から来たどこの馬の骨かもわからない元スパマーの人間の言うことなど簡単に聞いてもらえるはずもありません。課題をたくさん抽出してもなかなか動いてもらえない状態でした。今では全社的に部署の垣根を飛び越えてスムーズに開発も進むようになっているのである意味うらやましく思います笑
当時は、なぜその施策が必要なのか?いかにその施策がクリーンなのか根気強く説得しました。キーマンとは頻繁に飲みに行き、ようやく一緒にやっていこうという空気を作ることができました。

スパムファイティング

さんざんリンクスパムをしてきた人間がスパムファイティングするようになるとは皮肉なものです。当時のアメブロにはさまざまなスパムがありました。被リンクサイトとして作られている発リンクスパムサイト、アフィリエイトだけを目的としたアフィリエイトスパム、他サイトへの誘導だけを目的としたドアウェイスパム etc.. これらに対して自動的に検出できる仕組みルールベースと機械学習によって構築しました。おもしろいようにスパムをつぶすことができて気持ちよかったのを覚えています。金魚すくいで金魚をがんがんすくえているような感覚でした。このスパムファイティングによって明らかにアメブロのSEOの状況は良くなり検索流入が改善していきました。

クロール&インデックスの効率化

アメブロのSEOで一番自信を持っている部分はここです。ブログにはGoogleにインデックスされやすいものとされにくいものがあります。「おはよう」という文章と朝日だけが掲載されたブログは残念ながらインデックスされません。一方で、長文でトピックもはっきりしたものはほとんどがインデックスされます。
詳細は伏せますが、アメブロではインデックスされやすいものに特にクローラーが回りやすい仕組みを導入しています。最近ではややその効果が薄くなってきているので再度テコ入れが必要だと思っていますが・・・。
この施策によって検索流入は最高潮を迎えました。おかげさまで全社で表彰していただきましたが、本当はこの複雑な仕組みを構築していただいたエンジニアがもらうべき賞だなと思っていました。にしても、この頃がアメブロのSEOに取り組んでいて一番良い時期ではなかったかと思います。

ブログ以外のSEO

Amebaにはブログ本体意外にもさまざまな付随サービスがあります。

https://blogger.ameba.jp/

https://blogtag.ameba.jp/

などのブログをまとめたようなページもあれば、

https://official.ameba.jp/

オフィシャルブログのトップもあります。

これらも結構ビッグワードで上がっているため、ジャンルの精査や追加などを地道に行なっていました。

このあたりの地味な作業は自分自身は苦手なのでメンバーに全振りでしたが笑

さまざまなGoogleのプロダクトの導入

ウェブマスターツール

ここまでGoogleのさまざまなプロダクトを導入してきました。
最初は、プロダクトの導入というほどではないですが、ウェブマスターツール(Search Consoe)を各ブログごとに設定できるようにしました。これによって各ブロガーさんに検索流入を意識してもらう狙いでしたが、導入後すぐにアメブロ全体の流入が落ちたときは針の筵でした。タイミング悪すぎました。

App Indexing

App IndexingとはSERPでサイトへのブルーリンクをクリックするとアプリが立ち上がるものです。当初ブーストもあったためすぐに取り掛かりリリースしましたが、ほどなくしてブーストもなくなり、App Indexingを解除しました。

Verification API

当時の記事がこちらになります。GoogleのAPIを使ってワンクリックでSearch ConsoleやGoogle Analyticsと連携ができるようになりました。

モバイルファーストインデックスへの対応

こちらもプロダクトというわけではないですが。モバイルファーストインデックス(MFI)への対応として、セパレートURLを統合しました。
もともと、
ameblo.jp/ID/
s.amebalo.jp/ID/
というセパレートだったものを
ameblo.jp/ID/
2016年の12月に統合しました。
超大規模サイトのセパレートURLの統合(ダイナミックサービングへの統合)というのは過去に見たことがなかったため、大きなかけで統合直後は食事も喉を通りませんでしたが(嘘です)特に数値を落とすことなく無事統合できたことを覚えています。
ただ、急いで準備をしたにも関わらずなかなかMFIがやって来ずに白い目で見られたのは良い思い出です。さすがに先走りすぎました笑

AMP

Googleプロダクトの導入で一番思い出深いのはAMPかもしれません。おそらく世界ではじめて超大規模UGCのAMP導入事例となったはずで、どうなるかわからないという状態での見切り発車でした。結果としてバグが起こりつつ数週間で安定するという状態でした。なかなかリリースまで大変でしたが、当時はAMPに特別な枠(カルーセル)もあり、結構美味しい思いをさせてもらいました。
いまとなってはAMP自体アメブロでは終了させましたが、本当に「良い思い出」と言う感じです。

SEOクライシス

そこまで順調に推移した検索流入が2012年突如として大幅に下落することになります。そうです。パンダです。パンダアップデートです。パンダアップデートでは多くのUGCが影響を受けましたが、アメブロも例外ではありませんでした。
あまりの流入減少に社内では「SEOクライシス」と呼ばれるほどでした。思えばこの時期がSEOをやっていて一番苦しかったと思います。コアアップデートもそうですが、このような大型のアップデートは根本的な対策がありません。一般的に良質なコンテンツを作成することですが、UGCではコンテンツのコントロールができません。
オフィシャルブログで芸能人名でより上げることができないか?とかブログジャンルでより上げられないか?とさまざまな角度で改善策を模索していたと思いますが、もはや記憶にありません苦笑
結果としてパンダアップデートそのものによる影響をとりはらうことはできませんでしたが、幸いにもその後徐々にですが数値は回復しパンダアップデート以前の数値程度には戻すことができました。このときは、本当に良いブログを書いてくれるブロガーさんに感謝しました。

安定期

その後は比較的安定したSEOを行えてきたかなと思います。
途中で、レシピの構造化データを試したり、画像サイトマップを良質な画像が掲載されているブログに導入したり、クロール&インデックスがよりスムーズに行えるようにさまざまなアルゴリズムを改善したりしながら多少アルゴリズムの影響を受けながらも比較的良好な状況を保ち続けています。
これは私の力というよりは、施策を実行、実装してくれたエンジニアとメンバーそしてなにより良質なコンテンツを書いてくださったブロガーさんのおかげです。

今後について

正直言うと、もうAmebaのSEOは私が関わらなくても多くの社内メンバーだけで回るようになってきています。そのため、私が今後どこまで関わっていくか分かりません。
ただ、ブロガーさんはじめ関わっていくすべての方への感謝を忘れず、ブロガーさんのコンテンツがより一層世の中に届くように特に技術面での対策を行なっていこうと思います。
 
最後になりますが、あらためてブロガーの皆様ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

Ameba20周年にあたってAmebaのSEOを振り返ってみる

1 year 2ヶ月 ago

Amebaが20周年を迎えることができました。これもひとえにブロガーさん読者のみなさんをはじめ、多くの関係者のみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。

さて、今回はそんなAmebaでどんなSEOを行なってきたのか書ける範囲で書き留めておきたいと思います。

AmebaのSEOを担当することになった日

広告事業でクライアント様向けにSEOを行なっていた私に突如としてAmeba(アメブロ)のSEOを見てくれないか?という話が舞い込んできました。メディア担当役員の部屋でアメブロの検索流入が著しく低下している事実が告げられなんとかしてほしいという依頼を受けました。適当に工数を見積もって引き受けたのですが、恐ろしいことにウェブマスターツール(現Search Console)も導入されていませんでした。まずはウェブマスターツールを導入したのですが、その後想像を絶する量のスパム通知がやってきて、そっとPCを閉じました・・。その後「本当にSEOやらないとダメですか?」と聞いたほどに惨憺たる状況の中でアメブロのSEOはスタートしました。
その数ヶ月後には会社の方針もあって自社メディアのSEO担当、いわゆるインハウスSEO担当者になり本格的にAmeba、アメブロのSEOを進めていくことになります。

組織に受け入れてもらうための日々

とは言え、広告の事業から来たどこの馬の骨かもわからない元スパマーの人間の言うことなど簡単に聞いてもらえるはずもありません。課題をたくさん抽出してもなかなか動いてもらえない状態でした。今では全社的に部署の垣根を飛び越えてスムーズに開発も進むようになっているのである意味うらやましく思います笑
当時は、なぜその施策が必要なのか?いかにその施策がクリーンなのか根気強く説得しました。キーマンとは頻繁に飲みに行き、ようやく一緒にやっていこうという空気を作ることができました。

スパムファイティング

さんざんリンクスパムをしてきた人間がスパムファイティングするようになるとは皮肉なものです。当時のアメブロにはさまざまなスパムがありました。被リンクサイトとして作られている発リンクスパムサイト、アフィリエイトだけを目的としたアフィリエイトスパム、他サイトへの誘導だけを目的としたドアウェイスパム etc.. これらに対して自動的に検出できる仕組みルールベースと機械学習によって構築しました。おもしろいようにスパムをつぶすことができて気持ちよかったのを覚えています。金魚すくいで金魚をがんがんすくえているような感覚でした。このスパムファイティングによって明らかにアメブロのSEOの状況は良くなり検索流入が改善していきました。

クロール&インデックスの効率化

アメブロのSEOで一番自信を持っている部分はここです。ブログにはGoogleにインデックスされやすいものとされにくいものがあります。「おはよう」という文章と朝日だけが掲載されたブログは残念ながらインデックスされません。一方で、長文でトピックもはっきりしたものはほとんどがインデックスされます。
詳細は伏せますが、アメブロではインデックスされやすいものに特にクローラーが回りやすい仕組みを導入しています。最近ではややその効果が薄くなってきているので再度テコ入れが必要だと思っていますが・・・。
この施策によって検索流入は最高潮を迎えました。おかげさまで全社で表彰していただきましたが、本当はこの複雑な仕組みを構築していただいたエンジニアがもらうべき賞だなと思っていました。にしても、この頃がアメブロのSEOに取り組んでいて一番良い時期ではなかったかと思います。

ブログ以外のSEO

Amebaにはブログ本体意外にもさまざまな付随サービスがあります。

https://blogger.ameba.jp/

https://blogtag.ameba.jp/

などのブログをまとめたようなページもあれば、

https://official.ameba.jp/

オフィシャルブログのトップもあります。

これらも結構ビッグワードで上がっているため、ジャンルの精査や追加などを地道に行なっていました。

このあたりの地味な作業は自分自身は苦手なのでメンバーに全振りでしたが笑

さまざまなGoogleのプロダクトの導入

ウェブマスターツール

ここまでGoogleのさまざまなプロダクトを導入してきました。
最初は、プロダクトの導入というほどではないですが、ウェブマスターツール(Search Consoe)を各ブログごとに設定できるようにしました。これによって各ブロガーさんに検索流入を意識してもらう狙いでしたが、導入後すぐにアメブロ全体の流入が落ちたときは針の筵でした。タイミング悪すぎました。

App Indexing

App IndexingとはSERPでサイトへのブルーリンクをクリックするとアプリが立ち上がるものです。当初ブーストもあったためすぐに取り掛かりリリースしましたが、ほどなくしてブーストもなくなり、App Indexingを解除しました。

Verification API

当時の記事がこちらになります。GoogleのAPIを使ってワンクリックでSearch ConsoleやGoogle Analyticsと連携ができるようになりました。

モバイルファーストインデックスへの対応

こちらもプロダクトというわけではないですが。モバイルファーストインデックス(MFI)への対応として、セパレートURLを統合しました。
もともと、
ameblo.jp/ID/
s.amebalo.jp/ID/
というセパレートだったものを
ameblo.jp/ID/
2016年の12月に統合しました。
超大規模サイトのセパレートURLの統合(ダイナミックサービングへの統合)というのは過去に見たことがなかったため、大きなかけで統合直後は食事も喉を通りませんでしたが(嘘です)特に数値を落とすことなく無事統合できたことを覚えています。
ただ、急いで準備をしたにも関わらずなかなかMFIがやって来ずに白い目で見られたのは良い思い出です。さすがに先走りすぎました笑

AMP

Googleプロダクトの導入で一番思い出深いのはAMPかもしれません。おそらく世界ではじめて超大規模UGCのAMP導入事例となったはずで、どうなるかわからないという状態での見切り発車でした。結果としてバグが起こりつつ数週間で安定するという状態でした。なかなかリリースまで大変でしたが、当時はAMPに特別な枠(カルーセル)もあり、結構美味しい思いをさせてもらいました。
いまとなってはAMP自体アメブロでは終了させましたが、本当に「良い思い出」と言う感じです。

SEOクライシス

そこまで順調に推移した検索流入が2012年突如として大幅に下落することになります。そうです。パンダです。パンダアップデートです。パンダアップデートでは多くのUGCが影響を受けましたが、アメブロも例外ではありませんでした。
あまりの流入減少に社内では「SEOクライシス」と呼ばれるほどでした。思えばこの時期がSEOをやっていて一番苦しかったと思います。コアアップデートもそうですが、このような大型のアップデートは根本的な対策がありません。一般的に良質なコンテンツを作成することですが、UGCではコンテンツのコントロールができません。
オフィシャルブログで芸能人名でより上げることができないか?とかブログジャンルでより上げられないか?とさまざまな角度で改善策を模索していたと思いますが、もはや記憶にありません苦笑
結果としてパンダアップデートそのものによる影響をとりはらうことはできませんでしたが、幸いにもその後徐々にですが数値は回復しパンダアップデート以前の数値程度には戻すことができました。このときは、本当に良いブログを書いてくれるブロガーさんに感謝しました。

安定期

その後は比較的安定したSEOを行えてきたかなと思います。
途中で、レシピの構造化データを試したり、画像サイトマップを良質な画像が掲載されているブログに導入したり、クロール&インデックスがよりスムーズに行えるようにさまざまなアルゴリズムを改善したりしながら多少アルゴリズムの影響を受けながらも比較的良好な状況を保ち続けています。
これは私の力というよりは、施策を実行、実装してくれたエンジニアとメンバーそしてなにより良質なコンテンツを書いてくださったブロガーさんのおかげです。

今後について

正直言うと、もうAmebaのSEOは私が関わらなくても多くの社内メンバーだけで回るようになってきています。そのため、私が今後どこまで関わっていくか分かりません。
ただ、ブロガーさんはじめ関わっていくすべての方への感謝を忘れず、ブロガーさんのコンテンツがより一層世の中に届くように特に技術面での対策を行なっていこうと思います。
 
最後になりますが、あらためてブロガーの皆様ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

2024年 SEOと検索エンジンの予想

2 years 1ヶ月 ago

ここ2年ほど年初にその年の検索エンジンやSEOについて勝手に予想してきましたが、せっかくなのでアメブロ全体のアクセスにちょびっと貢献する意味も込めて今年もやってみたいと思います。

 

2022年 

 

2023年

 

2024年は元旦から自然災害が発生するという誰も予想していなかったスタートとなりました。

改めて被災者の方に心よりお見舞い申し上げるとともに犠牲者の方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、2024年のSEO・検索エンジンについての予想ですが結論からいうと2023年の流れのままであろうと思います。

 

1.アルゴリズムは信頼性重視になる

昨日、ちょうど辻さんとも話していましたが、アメリカで11月には大統領選が行われます。大統領選前にはフェイクニュースが流れないように徹底するのがGoogleの姿勢であると認識しています。

そのためにはEEATの旧EAT部分、Expertise、Authoritativeness、Trustがより重要視されると考えられます。昨年より影響の出始めたもう一つの「E」であるExperienceに反しては今年の前半から中盤くらいで一旦弱まるのではないかと考えます。ただ、この旧EATは概念ですので、何をもってEATが高いと判断するのかは現時点で不明です。これまでの傾向を見ると大規模サイトが有利であったり、被リンクが多いものが有利であったり、サイテーション(指名検索やメンション)が多いものが有利であったりしましたが、そのままなのかより複雑な指標が入ってくるのかは分かりません。

いずれにしても小規模サイト、新興サイト、個人サイトや個人ブログ等について逆風になる可能性は高いと思われます。

我々にできることは結局のところサイトやコンテンツの信頼性を高めるための質の良いコンテンツを作り続けることと浮き沈みがあっても諦めずにサイトの運営を続けていくことしかないと思われます。それが、サイトの規模を大きくし、被リンクを増やし、サイテーションを増やしていくことにつながるはずです。

また、メーカーや店舗等のリアルなビジネスの場合はサイトの中身だけでなく、実際の商品やサービスがそれらにつながっていきます。ビジネスの品質そのものを高めることこそが最強のEAT対策と言えるかもしれません。

2.SGEは一般にはローンチされない

GoogleのSearch Generative Experienceそのものは益々進化していくと思います。Bardもそうですが、大規模言語モデルはますます発展するとみられますしハルシネーションへの対策もしてくるでしょう。現在SGEは、Search Labs経由での提供となっており一般に広く公開しているわけではありません。SEOの専門家の中にはSGEが2024年の早い段階で通常のGogole検索に実装されると予想している方もいらっしゃいますが、私は早くても年末、おそらく今年の実装はないと予想します。

社会情勢が不安定な中でハルシネーションのリスクがあるものをGoogleがリリースする可能性は低いと考えているからです。イスラエルでもウクライナでも戦争が起こっているうえに、アメリカの大統領選もあります。生成系AIの特徴をかんがえると(だいぶ)がんばればハルシネーションを発生させることはできなくないかもしれません。そのリスクはGoogleも考慮するでしょう。

また、そもそもSGEというかBardからですがMicrosftの対抗策だったはずです。そのMicrosft、Bingの利用率は増えているとは言えない状況だと思います。そんな中でSGEをリリースするというリスクをGoogleが背負う必要はないと考えます。

3.Googleの収益戦略の加速

昨年は検索結果の途中にリスティング広告が差し込まれたり、動画検索がYouTubeだらけになりその先のYouTubeでは広告が増えたりと、明らかにGoogleの収益化戦略が加速していました。Googleはもはやインフラではあるものの一般企業であり、また昨年は大規模なレイオフを行ったことからも理解できる部分はあります。ただ、さまざまなところで広告が増加したりGoogleの資産への誘導がなされたりという部分は、我々サイト運営者やSEOsにとってはつらいところではあります。

しかしながら、この流れというのは止まらないのではないかと思います。動画検索がいまから元の姿に戻りYouTube以外の動画コンテンツにトラフィックを流すという可能性は少ないでしょう。SERPsからリスティング広告を減らすこともないでしょう。

これからはさまざまなバーティカルサーチにおいてGoogleがビジネスを展開する可能性も考えておかなければならないかもしれません。

 

4.スパム対応の厳格化

Googleはトラスト、セーフティーに関わるチームをレイオフ時に解散させるなど、検索者が望む姿と逆行するような気配がありました。しかしながら、ホスト貸し(寄生サイト)を中心にスパムへの対応は引き続ききっちりと行われています。恥ずかしながらアメブロ上でもスパムは存在し(多くはスパムフィルタでブロックされます)それらへのマニュアルアクションは現在でもしっかりと行われている状態です。

Googleは引き続き世界中のスパムの実態を把握しようと努力していることも知っていますし、特に(過去のリンクスパム大国だった)日本の現状には気を配っています。一部の知恵を絞ったリンクスパムに関してもGoogleは対応策を検討しているようですし、引き続きホスト貸しに関しては対処していくものと思われます。

5.ユーザー行動の重要性の向上

Googleの人と話していても、User Behaviorへのフォーカスを進められます。昨年すでにその傾向は見られていましたが今年はよりその傾向は強まるかもしれません。User BehaviorはCTRや直帰率などの単純なものだけを指標にしなければスパムされにくいという特徴もあるでしょう。また、ユーザーが本当に良いと思っているサイトを炙り出すのに適していると思われますので、よりユーザーにフォーカスした、ユーザーに優しいアルゴリズムになると考えられます。

一方で、「1」に記したような信頼性というところとは相反するものが上がる危険性が捨てきれないことから、ユーザー行動指標が強くなるのは今年の前半だけかもしれません。ただ、大統領選が終わったり、社会情勢が安定したりした際には、かならず今よりも強くなる指標ではないかと思います。

 

6.SEO業界の若手の台頭

これは希望です。そろそろ世代交代の時期に入っていると思います。さまざまな場でSEOを生業にしている方と交流させていただきますが、若い方には本当に優秀な方が多いです。弊社でもSEOに関わる人、SEO専門の人だけでなくエンジニアやデザイナー、プロダクトマネージャーなどだいぶ若返りました。おじさんは私一人ということが多いです。(もはやおじいちゃんの扱いをされていますが)ぜひ若い方は横のつながりをもっていただきお互いを高め合っていただきたいと思います。

 

ということで簡単ではありますが2024年のSEOを勝手に予想してみました。

先にも書いたように、今年はあまり動きがなさそうな気がするので書き始めて「書くことがない」ことに気づいてしまいました。。なので若干無理矢理感があるかもしれませんがご容赦いただければと思います。

 

@kimuyan

 

2024年 SEOと検索エンジンの予想

2 years 1ヶ月 ago

ここ2年ほど年初にその年の検索エンジンやSEOについて勝手に予想してきましたが、せっかくなのでアメブロ全体のアクセスにちょびっと貢献する意味も込めて今年もやってみたいと思います。

 

2022年 

 

2023年

 

2024年は元旦から自然災害が発生するという誰も予想していなかったスタートとなりました。

改めて被災者の方に心よりお見舞い申し上げるとともに犠牲者の方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、2024年のSEO・検索エンジンについての予想ですが結論からいうと2023年の流れのままであろうと思います。

 

1.アルゴリズムは信頼性重視になる

昨日、ちょうど辻さんとも話していましたが、アメリカで11月には大統領選が行われます。大統領選前にはフェイクニュースが流れないように徹底するのがGoogleの姿勢であると認識しています。

そのためにはEEATの旧EAT部分、Expertise、Authoritativeness、Trustがより重要視されると考えられます。昨年より影響の出始めたもう一つの「E」であるExperienceに反しては今年の前半から中盤くらいで一旦弱まるのではないかと考えます。ただ、この旧EATは概念ですので、何をもってEATが高いと判断するのかは現時点で不明です。これまでの傾向を見ると大規模サイトが有利であったり、被リンクが多いものが有利であったり、サイテーション(指名検索やメンション)が多いものが有利であったりしましたが、そのままなのかより複雑な指標が入ってくるのかは分かりません。

いずれにしても小規模サイト、新興サイト、個人サイトや個人ブログ等について逆風になる可能性は高いと思われます。

我々にできることは結局のところサイトやコンテンツの信頼性を高めるための質の良いコンテンツを作り続けることと浮き沈みがあっても諦めずにサイトの運営を続けていくことしかないと思われます。それが、サイトの規模を大きくし、被リンクを増やし、サイテーションを増やしていくことにつながるはずです。

また、メーカーや店舗等のリアルなビジネスの場合はサイトの中身だけでなく、実際の商品やサービスがそれらにつながっていきます。ビジネスの品質そのものを高めることこそが最強のEAT対策と言えるかもしれません。

2.SGEは一般にはローンチされない

GoogleのSearch Generative Experienceそのものは益々進化していくと思います。Bardもそうですが、大規模言語モデルはますます発展するとみられますしハルシネーションへの対策もしてくるでしょう。現在SGEは、Search Labs経由での提供となっており一般に広く公開しているわけではありません。SEOの専門家の中にはSGEが2024年の早い段階で通常のGogole検索に実装されると予想している方もいらっしゃいますが、私は早くても年末、おそらく今年の実装はないと予想します。

社会情勢が不安定な中でハルシネーションのリスクがあるものをGoogleがリリースする可能性は低いと考えているからです。イスラエルでもウクライナでも戦争が起こっているうえに、アメリカの大統領選もあります。生成系AIの特徴をかんがえると(だいぶ)がんばればハルシネーションを発生させることはできなくないかもしれません。そのリスクはGoogleも考慮するでしょう。

また、そもそもSGEというかBardからですがMicrosftの対抗策だったはずです。そのMicrosft、Bingの利用率は増えているとは言えない状況だと思います。そんな中でSGEをリリースするというリスクをGoogleが背負う必要はないと考えます。

3.Googleの収益戦略の加速

昨年は検索結果の途中にリスティング広告が差し込まれたり、動画検索がYouTubeだらけになりその先のYouTubeでは広告が増えたりと、明らかにGoogleの収益化戦略が加速していました。Googleはもはやインフラではあるものの一般企業であり、また昨年は大規模なレイオフを行ったことからも理解できる部分はあります。ただ、さまざまなところで広告が増加したりGoogleの資産への誘導がなされたりという部分は、我々サイト運営者やSEOsにとってはつらいところではあります。

しかしながら、この流れというのは止まらないのではないかと思います。動画検索がいまから元の姿に戻りYouTube以外の動画コンテンツにトラフィックを流すという可能性は少ないでしょう。SERPsからリスティング広告を減らすこともないでしょう。

これからはさまざまなバーティカルサーチにおいてGoogleがビジネスを展開する可能性も考えておかなければならないかもしれません。

 

4.スパム対応の厳格化

Googleはトラスト、セーフティーに関わるチームをレイオフ時に解散させるなど、検索者が望む姿と逆行するような気配がありました。しかしながら、ホスト貸し(寄生サイト)を中心にスパムへの対応は引き続ききっちりと行われています。恥ずかしながらアメブロ上でもスパムは存在し(多くはスパムフィルタでブロックされます)それらへのマニュアルアクションは現在でもしっかりと行われている状態です。

Googleは引き続き世界中のスパムの実態を把握しようと努力していることも知っていますし、特に(過去のリンクスパム大国だった)日本の現状には気を配っています。一部の知恵を絞ったリンクスパムに関してもGoogleは対応策を検討しているようですし、引き続きホスト貸しに関しては対処していくものと思われます。

5.ユーザー行動の重要性の向上

Googleの人と話していても、User Behaviorへのフォーカスを進められます。昨年すでにその傾向は見られていましたが今年はよりその傾向は強まるかもしれません。User BehaviorはCTRや直帰率などの単純なものだけを指標にしなければスパムされにくいという特徴もあるでしょう。また、ユーザーが本当に良いと思っているサイトを炙り出すのに適していると思われますので、よりユーザーにフォーカスした、ユーザーに優しいアルゴリズムになると考えられます。

一方で、「1」に記したような信頼性というところとは相反するものが上がる危険性が捨てきれないことから、ユーザー行動指標が強くなるのは今年の前半だけかもしれません。ただ、大統領選が終わったり、社会情勢が安定したりした際には、かならず今よりも強くなる指標ではないかと思います。

 

6.SEO業界の若手の台頭

これは希望です。そろそろ世代交代の時期に入っていると思います。さまざまな場でSEOを生業にしている方と交流させていただきますが、若い方には本当に優秀な方が多いです。弊社でもSEOに関わる人、SEO専門の人だけでなくエンジニアやデザイナー、プロダクトマネージャーなどだいぶ若返りました。おじさんは私一人ということが多いです。(もはやおじいちゃんの扱いをされていますが)ぜひ若い方は横のつながりをもっていただきお互いを高め合っていただきたいと思います。

 

ということで簡単ではありますが2024年のSEOを勝手に予想してみました。

先にも書いたように、今年はあまり動きがなさそうな気がするので書き始めて「書くことがない」ことに気づいてしまいました。。なので若干無理矢理感があるかもしれませんがご容赦いただければと思います。

 

@kimuyan

 

2023年の予想の振り返り

2 years 1ヶ月 ago

まずは、令和6年能登半島地震で犠牲になられた方、羽田空港航空機衝突事故で犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また、当地震・事故により被災された方、負傷された方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

 

このような状況下でSEOについて発信すべきかどうか迷いましたが、できることをやっていくしかないと考えブログを投稿させていただきます。

前回のブログ投稿はなんと約1年前に2023年のSEOを予想するものでした。

https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12782685173.html

当たらなかったものもありますが、比較的”かすった”感じにはなっているのではないでしょうか?

今回はこの”かすった”状態から昨年の予想の反省をしながら2023年を振り返ってみたいと思います。

 

1.ホスト貸しがいい加減終わる

終わってはいませんし、今でも筍ように日々出てきていますが、Googleが対処したことによって上位からはほぼ消えたクエリもあります。マニュアルアクションによって対処されることもあるようで貸し手側からしても貸しにくい状況ができつつあると思います。 ただし、一部のクエリにおいては依然として上位をホスト貸しが占める状態は続いておりこちらはGoogleのさらなる対応が期待されます。

なお、9月にAustinで行われたPUBCONではホスト貸しへの対応について日本から強い要望があったということをGoogleのGary Illyes氏が発言していました。Garyは私のことをHenjinと呼びますが、「we have some friends one of them I call “Hen-jin” which is basically just a weird person」という発言があったとのこと。。。

 

2.アルゴリズムの一層のAI化

これはそれなりにあったのかなと個人的には思っています。特に11月のアップデートではこの要素はある程度強かったように感じます。

アルゴリズムのAI化については2軸あると考えられ、1つは品質評価ガイドラインにおけるユーザー評価テストの結果の学習です。なぜかGoogleは公にはこれを認めたがりませんが、Microsftが実施していると公表しているものであり、Googleもそれと同じか近いことを行っていると考えられます。

もう1つはユーザー行動を学習したアルゴリズムです。Brighton SEOでDanny Sullivan氏がGoogleがユーザー行動をなんらかの形で使用していることを認める発言をしたと言われています。ユーザー行動がランキングに影響することはデータを分析しても明らかであったと思われますが、これが直接的な要因なのか間接的な要因なのかは不明です。

ユーザー行動が直接ランキングに影響する、つまりユーザー行動が良いのが上がり悪いものが下がるのか、ユーザー行動が機械学習のよって間接的にランキングに影響する、つまりユーザー行動が良いグループと似たようなサイト・ページであれば上がり、ユーザー行動が悪いグループと似たようなサイト・ページが下がるのかは定かではありません。(個人的には両方ではないかと思います)またひと言で「良い」「悪い」と言ってもクエリやページ・サイトの種別によって理想系はことなるため。良し悪しの判断は複雑だと思われます。

いずれにしても、ユーザーの感覚をアルゴリズムに反映するということは今後も行われているいくのではないかと思います。

 

3.MUMの本格導入

最大のポイントはここかもしれません。外れたような当たったようなです。MUMは名前すらほぼ出てきませんでした。かわりにGoogleでは、Bard、SGEが出現し一定のユーザーの支持を受けていると言えるでしょう。

ご存じの通りChatGPTが昨年1月から急激に世の中に広まりました。あわせて「生成形AI」「LLM」という言葉も一般的になったと思います。

ChatGPTベースの生成形AIをMicrosftBingが搭載し、ますますChatGPTが世間に広まっていくとGoogleも生成形AIに対して動かざるを得なくなります。3月には英語圏でサービスを開始し、5月には日本語圏でも開始されました。当初は精度が低いなどの問題があり、ChatGPTに劣る部分も目立ちましたが、幾度かのアップデートを経て十分に”使える”サービスになっていると思います。もちろんハルシネーションはまだバリバリありますが。なお、Bardはもともと大規模言語モデル「LaMDA」と「MUM」を使用していたと思われますが、現在は「LaMDA」に変わってより強力な「PaLM 2」を使用しています。

そして、Googleは5月から米国で8月末には日本でも、SGE,Search Generative Experienceのサービスを開始しました。

SGEはSearch Labs内の機能で、一般的なGoogleと異なり検索結果の最上部に生成系AIによって検索クエリに対してチャット型の回答が返されます。SGEは「PaLM 2」を使用しています。Bardとは異なりSGEはMUMを使用していないとみられるため、多少返ってくる回答が異なります。

このSGEですが、検索結果の最上部に表示されることから「SEO終了」など揶揄されましたが、その件については数日以内も記事に書きたいと思います。

いずれにしても、生成形AIによるチャット型の回答という「新しい検索のモデル元年」という形ではあったのではないかと思います。

 

4.GA4に四苦八苦する

これは人それぞれでしたね。解析界隈の方々が事前にたくさん情報を出してくださったおかげで、当初の予想よりはだいぶ楽に移行できたのではないかと思います。

個人的には、GA4から若手に解析系を引き渡すことができたので世代交代にはよいツール変更だったなと思います。

 

5.SEO界隈の育成や世代交代が活発になる

私事ですが、引退できる地場を整えることができたと思っています。

個人的には比較的育成に時間を費やし、広告事業の若手SEOコンサルには週30分×2本の講義をほぼ1年通して行うことができました。講義型式のものは数百枚のスライドと数十本の動画にまとめて、これから入って来る人にも基礎的な学習ができるように整備できました。 メディアのほうは1名はもう自分と同じことができるレベルになりました。あと1名そこまで引き上げられれば盤石です。

他社のお話も聞いても若手が伸びているという話を聞いていますので、非常に嬉しく思います。どんどんおじさんたちを突き上げて抜いていっていただければと思います。

昨年はGoogleのSearch Central Liveでひさびさにリアルな交流が復活しました。こういう場で若手同士積極的に交流することで切磋琢磨して業界を引っ張ってもらえたらと思います。余談ですが、うちのメンバーが幹事するそうなので、その節は何卒参加してやってください。

ということで、去年の自分の予想とその周辺を振り返ってみました。細かいアルゴリズムの話以外はおおむね検索全体の話にも触れられたと思います。アルゴリズムの話が聞きたい方は別の場で。次回は、2024年の予想について書いてみたいと思います。

 

@kimuyan

2023年の予想の振り返り

2 years 1ヶ月 ago

まずは、令和6年能登半島地震で犠牲になられた方、羽田空港航空機衝突事故で犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また、当地震・事故により被災された方、負傷された方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

 

このような状況下でSEOについて発信すべきかどうか迷いましたが、できることをやっていくしかないと考えブログを投稿させていただきます。

前回のブログ投稿はなんと約1年前に2023年のSEOを予想するものでした。

https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12782685173.html

当たらなかったものもありますが、比較的”かすった”感じにはなっているのではないでしょうか?

今回はこの”かすった”状態から昨年の予想の反省をしながら2023年を振り返ってみたいと思います。

 

1.ホスト貸しがいい加減終わる

終わってはいませんし、今でも筍ように日々出てきていますが、Googleが対処したことによって上位からはほぼ消えたクエリもあります。マニュアルアクションによって対処されることもあるようで貸し手側からしても貸しにくい状況ができつつあると思います。 ただし、一部のクエリにおいては依然として上位をホスト貸しが占める状態は続いておりこちらはGoogleのさらなる対応が期待されます。

なお、9月にAustinで行われたPUBCONではホスト貸しへの対応について日本から強い要望があったということをGoogleのGary Illyes氏が発言していました。Garyは私のことをHenjinと呼びますが、「we have some friends one of them I call “Hen-jin” which is basically just a weird person」という発言があったとのこと。。。

 

2.アルゴリズムの一層のAI化

これはそれなりにあったのかなと個人的には思っています。特に11月のアップデートではこの要素はある程度強かったように感じます。

アルゴリズムのAI化については2軸あると考えられ、1つは品質評価ガイドラインにおけるユーザー評価テストの結果の学習です。なぜかGoogleは公にはこれを認めたがりませんが、Microsftが実施していると公表しているものであり、Googleもそれと同じか近いことを行っていると考えられます。

もう1つはユーザー行動を学習したアルゴリズムです。Brighton SEOでDanny Sullivan氏がGoogleがユーザー行動をなんらかの形で使用していることを認める発言をしたと言われています。ユーザー行動がランキングに影響することはデータを分析しても明らかであったと思われますが、これが直接的な要因なのか間接的な要因なのかは不明です。

ユーザー行動が直接ランキングに影響する、つまりユーザー行動が良いのが上がり悪いものが下がるのか、ユーザー行動が機械学習のよって間接的にランキングに影響する、つまりユーザー行動が良いグループと似たようなサイト・ページであれば上がり、ユーザー行動が悪いグループと似たようなサイト・ページが下がるのかは定かではありません。(個人的には両方ではないかと思います)またひと言で「良い」「悪い」と言ってもクエリやページ・サイトの種別によって理想系はことなるため。良し悪しの判断は複雑だと思われます。

いずれにしても、ユーザーの感覚をアルゴリズムに反映するということは今後も行われているいくのではないかと思います。

 

3.MUMの本格導入

最大のポイントはここかもしれません。外れたような当たったようなです。MUMは名前すらほぼ出てきませんでした。かわりにGoogleでは、Bard、SGEが出現し一定のユーザーの支持を受けていると言えるでしょう。

ご存じの通りChatGPTが昨年1月から急激に世の中に広まりました。あわせて「生成形AI」「LLM」という言葉も一般的になったと思います。

ChatGPTベースの生成形AIをMicrosftBingが搭載し、ますますChatGPTが世間に広まっていくとGoogleも生成形AIに対して動かざるを得なくなります。3月には英語圏でサービスを開始し、5月には日本語圏でも開始されました。当初は精度が低いなどの問題があり、ChatGPTに劣る部分も目立ちましたが、幾度かのアップデートを経て十分に”使える”サービスになっていると思います。もちろんハルシネーションはまだバリバリありますが。なお、Bardはもともと大規模言語モデル「LaMDA」と「MUM」を使用していたと思われますが、現在は「LaMDA」に変わってより強力な「PaLM 2」を使用しています。

そして、Googleは5月から米国で8月末には日本でも、SGE,Search Generative Experienceのサービスを開始しました。

SGEはSearch Labs内の機能で、一般的なGoogleと異なり検索結果の最上部に生成系AIによって検索クエリに対してチャット型の回答が返されます。SGEは「PaLM 2」を使用しています。Bardとは異なりSGEはMUMを使用していないとみられるため、多少返ってくる回答が異なります。

このSGEですが、検索結果の最上部に表示されることから「SEO終了」など揶揄されましたが、その件については数日以内も記事に書きたいと思います。

いずれにしても、生成形AIによるチャット型の回答という「新しい検索のモデル元年」という形ではあったのではないかと思います。

 

4.GA4に四苦八苦する

これは人それぞれでしたね。解析界隈の方々が事前にたくさん情報を出してくださったおかげで、当初の予想よりはだいぶ楽に移行できたのではないかと思います。

個人的には、GA4から若手に解析系を引き渡すことができたので世代交代にはよいツール変更だったなと思います。

 

5.SEO界隈の育成や世代交代が活発になる

私事ですが、引退できる地場を整えることができたと思っています。

個人的には比較的育成に時間を費やし、広告事業の若手SEOコンサルには週30分×2本の講義をほぼ1年通して行うことができました。講義型式のものは数百枚のスライドと数十本の動画にまとめて、これから入って来る人にも基礎的な学習ができるように整備できました。 メディアのほうは1名はもう自分と同じことができるレベルになりました。あと1名そこまで引き上げられれば盤石です。

他社のお話も聞いても若手が伸びているという話を聞いていますので、非常に嬉しく思います。どんどんおじさんたちを突き上げて抜いていっていただければと思います。

昨年はGoogleのSearch Central Liveでひさびさにリアルな交流が復活しました。こういう場で若手同士積極的に交流することで切磋琢磨して業界を引っ張ってもらえたらと思います。余談ですが、うちのメンバーが幹事するそうなので、その節は何卒参加してやってください。

ということで、去年の自分の予想とその周辺を振り返ってみました。細かいアルゴリズムの話以外はおおむね検索全体の話にも触れられたと思います。アルゴリズムの話が聞きたい方は別の場で。次回は、2024年の予想について書いてみたいと思います。

 

@kimuyan

2023年のSEOは、Google検索はどうなるのか?(予想)

3 years 1ヶ月 ago

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

2022年も検索エンジン、SEOまわりではさまざまなニュースがありました。

個人的には、ホスト貸し(寄生サイト)にまわりについて多く取り上げてきましたが、

それ以外でもコアアップデート、ヘルプフルコンテンツアップデート、スパムアップデートなどなど数多くのアップデートがありましたし検索UIにおいても多くの変化がありました。

 

さて、2022年になってすぐ1年を予想する記事を書きました。

結果としてはとても微妙な感じになってしまいましたが今年も恒例行事として今年1年の検索エンジン、SEOを予想していきたいと思います。

 

ホスト貸しがいい加減終わる

昨年、ホスト貸しに警鐘を鳴らす記事を書きました。すでにいくつかの寄生サイトの下落が見られますし、貸し手もランクダウンしているような傾向が見られています。

GoogleもHost Lendingと呼んで警戒を強めています。

昨年の終盤にGoogleのGary Illyes氏と話す機会が2回ほどありました。

そこでこのHost Lendingについて状況を確認しました。

そこでは

 「Host Lendingはスパムである」

 「Host Lendingにはマニュアルアクションを行っている」

 「マニュアルアクションしたものを機械学習していく」

 「Host Lendingはどんどんスパムとして通報してほしい」

とのことでした。

もちろんすべての人がホスト貸し憎しというわけでもないと思いが、ホスト貸しによって公平なSEOができなくなっていると考えている人は、どんどん通報していただきたいと思います。

その量によって、どれだけ学習できるかがきまるはずです。

多くの人が地道に通報を行っていけば今年中にはある程度ホスト貸しは上位表示できなくなっていくのではないかと思います。
(まだマニュアルアクションに依るところは大きいと思いますが)

 

アルゴリズムの一層のAI化

JADEの長山さんの記事に書かれれていましたが、GoogleはAIファーストにおいて遅れをとっていたとのことです。

確かにSMX AdvancedでもそのあたりはMicrosoftに挑発?されていたような気がしますね。

遅れをとったとは言えそこはさすがにGoogleであり爆速で巻き返してきたと言えると思います。

かつてWeb担の記事でも品質評価であったりユーザー行動であったりをなんらかの判断材料として使っていることをGoogle自らが示唆していますが、BERTなどのモデルを使用することによって学習できる速度や量、精度はかつてに比べて圧倒的に進化していると思われます。

先述のスパムの通報から学習して最終的に機械的に処理する部分もそうですし、先日シンガポールで行われたSearch Central Liveで出てきた「Crawling Selection」つまりは、クロールするかどうかをURL等から事前判断する部分についても機械学習がベースになっていると考えられます。

Crawling Selectionは当然それ以前にそれぞれのURLパターンごとのコンテンツ品質を学習して予測したうえで行うわけですから、コンテンツの良し悪しを判断しているとも言えます。

このあたりは私が担当しているアメブロでもある程度行っておりユーザー評価テストの結果を学習したアルゴリズムによって特に高い評価を得たものが優先的にクローリングされるようにしています。

我々でもある程度このような仕組みを作れるくらいなので、Googleであれば圧倒的に高レベルな品質判定ができると思います。

すでに完成形は近いのかもしれませんが、「人が本当に良いと思うものが上がる」という世界により一層近づくのではないでしょうか?

すでにただ長い(文字数が多い)だけのコンテンツは上がらなくなっていますし、これからは「◯◯なものがあがる」というように言葉で表現することが難しくなる「なんか良いものがあがっているな」というものになるのかもしれません。

本当の意味で上質なコンテンツ、サービスだけが勝つという世界に徐々に近づいているということは間違いないのではないでしょうか?

 

なおユーザー評価テストを行なった結果とランキングの関係性はこのような形になっています。

左がinformationalクエリ、右がtransactionalクエリです。

Y軸はランクで数字が小さい(ランクは高い)ほうが下になります。

X軸はユーザー評価で数字が大きいものが評価が高くなります。

このようにランクとユーザー評価はすでにある程度一致していると考えられます。

MUMの本格導入

AI化につながる部分ですが、実は昨年もっとMUMの導入が進むと思っていたのですが特に進捗はなかったように思います。

現時点でMUMを導入していることが発表されているのはコロナ関連くらいでしょうか?

MUMの特徴はなんと言っても日本語を含む75言語でトレーニングされているということでしょう。

プロダクトレビューアップデートは日本語には導入されていませんが、MUMが導入されれば多くのアップデート(今後は「システム」と呼ばれる)に言語の垣根がなくなるかもしれません。

MUMの導入がなかなか進まない背景は分かりませんが、BERTの1000倍強力なモデルであることを考えると毒にも薬にもなるのかもしれません。

結果として慎重にならざるを得ないのかと。

それだけ検索結果に大きな影響をおよぼしかねないのかもしれません。

昨今のGoogleの動きを見ていると、検索結果をがらっと大変動させることを好んでいないように思います。

これは当然ウェブマスターやSEOsに配慮しているわけではなく検索者への配慮でしょう。

いつも検索して出てきたものが出なくなったというように準指名検索のようなものの変動を抑えたいのではないかと思います。MUMという強力なモデルを安易に入れることで検索者が混乱するのを防ぎたいのではないかと考えています。

とは言え、言語の垣根がないことであったりBERTよりも圧倒的に強力なモデルであったりととんでもなく魅力があるものであり、その実績はコロナ関連情報でも示すことができていると思いますので、そろそろ導入されてもおかしくないのではないでしょうか?

なお、MUMが導入されてどんな変化が起こるのか?はもちろん分かりませんが前述のように「本当に人が良いと思うものが上がる」という世界に近づくのではないかと思います。

 

GA4に四苦八苦する

私自身がこれです。もともと解析分野は得意ではないもので・・・。

なんだかんだでユーザー行動はSEOにおいて大事だと思います。

それも単純に滞在時間が長ければ良いとかPV数が多ければ良いとかではなく、”目的別に理想的な行動がとられているか?”が重要であると考えます。

それを考えるとGA4に慣れ親しんでおかなければならないのですが・・・。

まあ、私は常時「チーム戦」なので誰かに任せてしまう可能性もあります笑

とにかく頑張りましょう。

 

SEO界隈の育成や世代交代が活発になる

これは正直言って、私の個人的な目標になります。

ただ、SEOの業界はどこかがはじめると追随する癖がありますので笑

これまでSEO業界はお世辞にも育成のうまい業界ではなかったと思います。

私自身育成は大の苦手でした。

それが2022年にはじめて育成に手応えを掴むことができました。

今年は多くのメンバーを育成して組織として成長させるとともにいつ何があっても大丈夫なように、世代交代ができるように準備していこうと思います。

弊社としては複数人の若手のエース級を育成する予定でいます。

各社育成には課題を持っていると思いますので、切磋琢磨していけたら良いですね!

 

 

以上方向性も深さもバラバラの内容をつらつらと書きましたが、個人の勝手な予想ですのでお許しください。

この予想があたってもあたらなくても2023年が皆様にとって良いお年となりますように。

2023年も検索エンジンをGoogleをSEOを楽しんで参りましょう!

 

@kimuyan

2023年のSEOは、Google検索はどうなるのか?(予想)

3 years 1ヶ月 ago

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

2022年も検索エンジン、SEOまわりではさまざまなニュースがありました。

個人的には、ホスト貸し(寄生サイト)にまわりについて多く取り上げてきましたが、

それ以外でもコアアップデート、ヘルプフルコンテンツアップデート、スパムアップデートなどなど数多くのアップデートがありましたし検索UIにおいても多くの変化がありました。

 

さて、2022年になってすぐ1年を予想する記事を書きました。

結果としてはとても微妙な感じになってしまいましたが今年も恒例行事として今年1年の検索エンジン、SEOを予想していきたいと思います。

 

ホスト貸しがいい加減終わる

昨年、ホスト貸しに警鐘を鳴らす記事を書きました。すでにいくつかの寄生サイトの下落が見られますし、貸し手もランクダウンしているような傾向が見られています。

GoogleもHost Lendingと呼んで警戒を強めています。

昨年の終盤にGoogleのGary Illyes氏と話す機会が2回ほどありました。

そこでこのHost Lendingについて状況を確認しました。

そこでは

 「Host Lendingはスパムである」

 「Host Lendingにはマニュアルアクションを行っている」

 「マニュアルアクションしたものを機械学習していく」

 「Host Lendingはどんどんスパムとして通報してほしい」

とのことでした。

もちろんすべての人がホスト貸し憎しというわけでもないと思いが、ホスト貸しによって公平なSEOができなくなっていると考えている人は、どんどん通報していただきたいと思います。

その量によって、どれだけ学習できるかがきまるはずです。

多くの人が地道に通報を行っていけば今年中にはある程度ホスト貸しは上位表示できなくなっていくのではないかと思います。
(まだマニュアルアクションに依るところは大きいと思いますが)

 

アルゴリズムの一層のAI化

JADEの長山さんの記事に書かれれていましたが、GoogleはAIファーストにおいて遅れをとっていたとのことです。

確かにSMX AdvancedでもそのあたりはMicrosoftに挑発?されていたような気がしますね。

遅れをとったとは言えそこはさすがにGoogleであり爆速で巻き返してきたと言えると思います。

かつてWeb担の記事でも品質評価であったりユーザー行動であったりをなんらかの判断材料として使っていることをGoogle自らが示唆していますが、BERTなどのモデルを使用することによって学習できる速度や量、精度はかつてに比べて圧倒的に進化していると思われます。

先述のスパムの通報から学習して最終的に機械的に処理する部分もそうですし、先日シンガポールで行われたSearch Central Liveで出てきた「Crawling Selection」つまりは、クロールするかどうかをURL等から事前判断する部分についても機械学習がベースになっていると考えられます。

Crawling Selectionは当然それ以前にそれぞれのURLパターンごとのコンテンツ品質を学習して予測したうえで行うわけですから、コンテンツの良し悪しを判断しているとも言えます。

このあたりは私が担当しているアメブロでもある程度行っておりユーザー評価テストの結果を学習したアルゴリズムによって特に高い評価を得たものが優先的にクローリングされるようにしています。

我々でもある程度このような仕組みを作れるくらいなので、Googleであれば圧倒的に高レベルな品質判定ができると思います。

すでに完成形は近いのかもしれませんが、「人が本当に良いと思うものが上がる」という世界により一層近づくのではないでしょうか?

すでにただ長い(文字数が多い)だけのコンテンツは上がらなくなっていますし、これからは「◯◯なものがあがる」というように言葉で表現することが難しくなる「なんか良いものがあがっているな」というものになるのかもしれません。

本当の意味で上質なコンテンツ、サービスだけが勝つという世界に徐々に近づいているということは間違いないのではないでしょうか?

 

なおユーザー評価テストを行なった結果とランキングの関係性はこのような形になっています。

左がinformationalクエリ、右がtransactionalクエリです。

Y軸はランクで数字が小さい(ランクは高い)ほうが下になります。

X軸はユーザー評価で数字が大きいものが評価が高くなります。

このようにランクとユーザー評価はすでにある程度一致していると考えられます。

MUMの本格導入

AI化につながる部分ですが、実は昨年もっとMUMの導入が進むと思っていたのですが特に進捗はなかったように思います。

現時点でMUMを導入していることが発表されているのはコロナ関連くらいでしょうか?

MUMの特徴はなんと言っても日本語を含む75言語でトレーニングされているということでしょう。

プロダクトレビューアップデートは日本語には導入されていませんが、MUMが導入されれば多くのアップデート(今後は「システム」と呼ばれる)に言語の垣根がなくなるかもしれません。

MUMの導入がなかなか進まない背景は分かりませんが、BERTの1000倍強力なモデルであることを考えると毒にも薬にもなるのかもしれません。

結果として慎重にならざるを得ないのかと。

それだけ検索結果に大きな影響をおよぼしかねないのかもしれません。

昨今のGoogleの動きを見ていると、検索結果をがらっと大変動させることを好んでいないように思います。

これは当然ウェブマスターやSEOsに配慮しているわけではなく検索者への配慮でしょう。

いつも検索して出てきたものが出なくなったというように準指名検索のようなものの変動を抑えたいのではないかと思います。MUMという強力なモデルを安易に入れることで検索者が混乱するのを防ぎたいのではないかと考えています。

とは言え、言語の垣根がないことであったりBERTよりも圧倒的に強力なモデルであったりととんでもなく魅力があるものであり、その実績はコロナ関連情報でも示すことができていると思いますので、そろそろ導入されてもおかしくないのではないでしょうか?

なお、MUMが導入されてどんな変化が起こるのか?はもちろん分かりませんが前述のように「本当に人が良いと思うものが上がる」という世界に近づくのではないかと思います。

 

GA4に四苦八苦する

私自身がこれです。もともと解析分野は得意ではないもので・・・。

なんだかんだでユーザー行動はSEOにおいて大事だと思います。

それも単純に滞在時間が長ければ良いとかPV数が多ければ良いとかではなく、”目的別に理想的な行動がとられているか?”が重要であると考えます。

それを考えるとGA4に慣れ親しんでおかなければならないのですが・・・。

まあ、私は常時「チーム戦」なので誰かに任せてしまう可能性もあります笑

とにかく頑張りましょう。

 

SEO界隈の育成や世代交代が活発になる

これは正直言って、私の個人的な目標になります。

ただ、SEOの業界はどこかがはじめると追随する癖がありますので笑

これまでSEO業界はお世辞にも育成のうまい業界ではなかったと思います。

私自身育成は大の苦手でした。

それが2022年にはじめて育成に手応えを掴むことができました。

今年は多くのメンバーを育成して組織として成長させるとともにいつ何があっても大丈夫なように、世代交代ができるように準備していこうと思います。

弊社としては複数人の若手のエース級を育成する予定でいます。

各社育成には課題を持っていると思いますので、切磋琢磨していけたら良いですね!

 

 

以上方向性も深さもバラバラの内容をつらつらと書きましたが、個人の勝手な予想ですのでお許しください。

この予想があたってもあたらなくても2023年が皆様にとって良いお年となりますように。

2023年も検索エンジンをGoogleをSEOを楽しんで参りましょう!

 

@kimuyan

サイト・サブディレクトリ貸すな! 危険!

3 years 4ヶ月 ago

昨年末に、2021年のSEOを振り返るとして記事を投稿しました。

ここで、「ホスト貸し・サブディレクトリ貸しの横行」について触れました。

辻さんも「寄生サイト」について警鐘を鳴らされています。

 

ここ数日Twitterを中心にこのホスト貸しビジネスについての議論が起こりました。

(その中には私自身反省というか考えさせられることもありました。。)

ただ今日はここで特定の事業者に対して何かを言おうとは思いません。その事業者がホスト貸しをしていたり仲介していたりする証拠を私自身は持っていませんし、仮に持っていたとしてもSEO業界の人間が特定事業者ばかりをたたくことは、叩かれない他の事業者を喜ばせてより一層地下に潜らせる恐れがあると考えているためです。(抑止力になるかもしれませんが)

自分自身含めてリンクスパムをやっていたSEO事業者が「リンクやっています!」と表で一切言わないばかりか外部登壇など目立つことを嫌がっていたのを思い出します。

ただ、今回この問題をSEO業界以外から提起していただいたのは非常にありがたく思いますし、SEO事業者以外の方なら特定の事業者の名前を出されるのもやむを得ないというか全然問題ないと思います。

 

ホスト貸しは借り手だけでなく貸し手にもリスクが?

さて、前置きが長くなりましたがサイト・ホストの貸し借り、サブディレクトリの貸し借り、いわゆる寄生サイト(以下ホスト貸し)は本当におすすめできません。

いままでは正直なところ最後の賭けでやってしまうところがあっても仕方ない部分があるかもしれないと若干許容する気持ちもあったのですが、先日のGoogleのSeptember 2022 Core Update によって、ホスト貸しは本当におすすめできなくなりました。(

 

正直借りる側は上がらないことも多々あるし、上がっていても落ちることもあるという以外たいしたリスクはないのかもしれません。貸してくれるところを求めて移転を繰り返せばよいのかもしれませんし・・・

一方で貸し手側はこのコアアップデート実際はその前のアップデートから傾向は見られていると思いますが)によって局面が変わったと思います。比較的多くの借り手が下落するという現象が起きるとともに複数の貸し手側が下落する現象が確認できています。

もちろんコアアップデート中に起こったことなので、100%サブディレクトリを貸していることが原因とは言えませんし統計学的にどうなのかと言われると、そんなに母数がないのでなんとも言えませんが、辻さんもTwitterでおっしゃっていましたが私もサブディレクトリ貸しが下落の原因だと思われる事象を複数確認しています。

参考までにこちらのデータとグラフをご覧ください。

 

ホスト貸しをしている56サイトについて9月のコアアップデートでの上昇、下落の前後比較をしています。

上昇35.4%
やや上昇47.1%
変化なし2850.0%
やや下落58.9%
下落1628.6%
全体56100.0%

 

変化なしが最も多かったものの上昇に比べて下落がかなり多いところは気になります。

ただ、今回のアップデートはホスト貸しにおける"借りているサブディレクトリ"、要は寄生部分だけが落ちているケースはかなり目立ちましたので必然的なものだとは思います。

 

そこで、これらの中でいくつかのサイトにおいて寄生部分を除いた"純サイト"部分だけがどうなっているかを調べてみました。

こちらは某メディアです。かなりトラフィックのあるサイトでサブディレクトリは落ちているもの、落ちていないものがありましたがそれ以外の部分も普通ではなかなか見ないレベルでの大幅下落となっていました。

最近よく問題になる医院・クリニックのサイトのサブディレクトリを貸しているパターンです。

5月の下落が壮絶すぎますので今回も単純なコアアップデートの影響かもしれませんが、下がっていることに変わりはありません。サブディレクトリにノイズコンテンツが入ることで専門性が下がってしまうことだってないとは言い切れないように思います。

ややエンタメ寄りのメディアです。こちらも大幅に下落しています。

今回のコアップデートで下落するような理由が特段見当たらないようなサイトです。

某ニュースサイトです。ニュースも一部サイト上下動しているので単純な普通のコアアップデート影響である可能性はありますが大幅に下落しています。

数は少ないですが、大幅下落しているところはどうやらサブディレクトリだけが落ちているわけではないように思われます。

因果と相関の話と同じで、貸しているものが引っ張ったのか借りているものが引っ張ったのかはわかりませんが。

ただ、繰り返しになりますが、サブディレクトリを貸しているサイト全体が下落している率が比較的高いことと、その他の下落サイトと比較して下落要因が見当たらないのに落ちているサブディレクトリ貸ししているサイトが複数あったことは事実です。

個人的に今はサブディレクトリを貸しているサイト、すなわちホスト貸しをしているサイト、貸し手側が落ちる可能性が十分にあると考えています。

これはペナルティ的なものかもしれませんし、ホスト全体のトピック性の問題かもしれません。

サイト全体が特定のトピックを持っている場合に、サブディレクトリにそのトピックと関係のないトピックが入ってくることによって、トピック性がぶれてしまうのではなかとも思います。

 

いずれにしても、リンクスパムで被リンクを受けている側だけでなく発リンクしている側にもリスクがあるように、ホスト貸しにおいてはすでに貸し手にも、というか貸し手にこそ大きなランク下落のリスクが伴うと考えていたほうが良いと思います。

サブディレクトリが検索されても本サイトのサイト名が表示

さらに、先日よりモバイルの検索でサイト名が表示されるようになっています。

ホスト貸しをしていると、貸しているサブディレクトリ部分が検索されても貸し手側のサイト名が表示されます。

 

検索者からすると誤って過度にその情報を信頼してしまう可能性があることが懸念されますが、ホスト・サブディレクトリの貸し手からしたら、「病院なのに比較コンテンツなんてやってるのか・・」とか「保険会社なのにクレジットカードの比較コンテンツなんてやってるのか」とか検索者に違和感を持たれる可能性があります。大袈裟に言えばブランド毀損につながる可能性があると思います。

まとめ

現時点でホスト貸しにおいて

・サブディレクトリ配下を貸している側が落ちる可能性が出てきた

・サブディレクトリ配下が検索されても貸し手のサイト名が出ることでブランド毀損する可能性が出てきた

ということが言えます。

 

さらっと書きましたが、これは非常に危険なことだと思います。

「手間なくレベニューシェアで収益が得られます」

のような謳い文句で営業してくる仲介業者がたくさんあるはずです。

手間なく収益が得られることにリスクがないと思いますか?

そんなリスクまで犯してホスト・サブディレクトリを貸しますか?

 

この記事を書いた理由は、「借りる側」と「仲介業者」にとってはおいしすぎてきっと”変わらない”と思ったからです。

彼らが変わらざるを得なくなるようなGoogleの大きな変化もあるとしても少し先になるかと思います。

なので、結局最後に一番損をする「貸す側」の方にこのリスクの認識が広がってくれればと思います。

 

P.S.

どこまでがホスト貸しなのか?は私もよくわかりません。

コーポーレートサイト含め自社運営のサイトの下はOKなのか?

それともトピックが違ったらダメなのか?

そのあたりの問題は難しくて私も何が正解なのかわかっていません。

ただ、第三者にサブディレクトリを貸してしまう行為はリスクが高すぎると思います。

 

木村 賢 (Twitter:@kimuyan)

サイト・サブディレクトリ貸すな! 危険!

3 years 4ヶ月 ago

昨年末に、2021年のSEOを振り返るとして記事を投稿しました。

ここで、「ホスト貸し・サブディレクトリ貸しの横行」について触れました。

辻さんも「寄生サイト」について警鐘を鳴らされています。

 

ここ数日Twitterを中心にこのホスト貸しビジネスについての議論が起こりました。

(その中には私自身反省というか考えさせられることもありました。。)

ただ今日はここで特定の事業者に対して何かを言おうとは思いません。その事業者がホスト貸しをしていたり仲介していたりする証拠を私自身は持っていませんし、仮に持っていたとしてもSEO業界の人間が特定事業者ばかりをたたくことは、叩かれない他の事業者を喜ばせてより一層地下に潜らせる恐れがあると考えているためです。(抑止力になるかもしれませんが)

自分自身含めてリンクスパムをやっていたSEO事業者が「リンクやっています!」と表で一切言わないばかりか外部登壇など目立つことを嫌がっていたのを思い出します。

ただ、今回この問題をSEO業界以外から提起していただいたのは非常にありがたく思いますし、SEO事業者以外の方なら特定の事業者の名前を出されるのもやむを得ないというか全然問題ないと思います。

 

ホスト貸しは借り手だけでなく貸し手にもリスクが?

さて、前置きが長くなりましたがサイト・ホストの貸し借り、サブディレクトリの貸し借り、いわゆる寄生サイト(以下ホスト貸し)は本当におすすめできません。

いままでは正直なところ最後の賭けでやってしまうところがあっても仕方ない部分があるかもしれないと若干許容する気持ちもあったのですが、先日のGoogleのSeptember 2022 Core Update によって、ホスト貸しは本当におすすめできなくなりました。(

 

正直借りる側は上がらないことも多々あるし、上がっていても落ちることもあるという以外たいしたリスクはないのかもしれません。貸してくれるところを求めて移転を繰り返せばよいのかもしれませんし・・・

一方で貸し手側はこのコアアップデート実際はその前のアップデートから傾向は見られていると思いますが)によって局面が変わったと思います。比較的多くの借り手が下落するという現象が起きるとともに複数の貸し手側が下落する現象が確認できています。

もちろんコアアップデート中に起こったことなので、100%サブディレクトリを貸していることが原因とは言えませんし統計学的にどうなのかと言われると、そんなに母数がないのでなんとも言えませんが、辻さんもTwitterでおっしゃっていましたが私もサブディレクトリ貸しが下落の原因だと思われる事象を複数確認しています。

参考までにこちらのデータとグラフをご覧ください。

 

ホスト貸しをしている56サイトについて9月のコアアップデートでの上昇、下落の前後比較をしています。

上昇35.4%
やや上昇47.1%
変化なし2850.0%
やや下落58.9%
下落1628.6%
全体56100.0%

 

変化なしが最も多かったものの上昇に比べて下落がかなり多いところは気になります。

ただ、今回のアップデートはホスト貸しにおける"借りているサブディレクトリ"、要は寄生部分だけが落ちているケースはかなり目立ちましたので必然的なものだとは思います。

 

そこで、これらの中でいくつかのサイトにおいて寄生部分を除いた"純サイト"部分だけがどうなっているかを調べてみました。

こちらは某メディアです。かなりトラフィックのあるサイトでサブディレクトリは落ちているもの、落ちていないものがありましたがそれ以外の部分も普通ではなかなか見ないレベルでの大幅下落となっていました。

最近よく問題になる医院・クリニックのサイトのサブディレクトリを貸しているパターンです。

5月の下落が壮絶すぎますので今回も単純なコアアップデートの影響かもしれませんが、下がっていることに変わりはありません。サブディレクトリにノイズコンテンツが入ることで専門性が下がってしまうことだってないとは言い切れないように思います。

ややエンタメ寄りのメディアです。こちらも大幅に下落しています。

今回のコアップデートで下落するような理由が特段見当たらないようなサイトです。

某ニュースサイトです。ニュースも一部サイト上下動しているので単純な普通のコアアップデート影響である可能性はありますが大幅に下落しています。

数は少ないですが、大幅下落しているところはどうやらサブディレクトリだけが落ちているわけではないように思われます。

因果と相関の話と同じで、貸しているものが引っ張ったのか借りているものが引っ張ったのかはわかりませんが。

ただ、繰り返しになりますが、サブディレクトリを貸しているサイト全体が下落している率が比較的高いことと、その他の下落サイトと比較して下落要因が見当たらないのに落ちているサブディレクトリ貸ししているサイトが複数あったことは事実です。

個人的に今はサブディレクトリを貸しているサイト、すなわちホスト貸しをしているサイト、貸し手側が落ちる可能性が十分にあると考えています。

これはペナルティ的なものかもしれませんし、ホスト全体のトピック性の問題かもしれません。

サイト全体が特定のトピックを持っている場合に、サブディレクトリにそのトピックと関係のないトピックが入ってくることによって、トピック性がぶれてしまうのではなかとも思います。

 

いずれにしても、リンクスパムで被リンクを受けている側だけでなく発リンクしている側にもリスクがあるように、ホスト貸しにおいてはすでに貸し手にも、というか貸し手にこそ大きなランク下落のリスクが伴うと考えていたほうが良いと思います。

サブディレクトリが検索されても本サイトのサイト名が表示

さらに、先日よりモバイルの検索でサイト名が表示されるようになっています。

ホスト貸しをしていると、貸しているサブディレクトリ部分が検索されても貸し手側のサイト名が表示されます。

 

検索者からすると誤って過度にその情報を信頼してしまう可能性があることが懸念されますが、ホスト・サブディレクトリの貸し手からしたら、「病院なのに比較コンテンツなんてやってるのか・・」とか「保険会社なのにクレジットカードの比較コンテンツなんてやってるのか」とか検索者に違和感を持たれる可能性があります。大袈裟に言えばブランド毀損につながる可能性があると思います。

まとめ

現時点でホスト貸しにおいて

・サブディレクトリ配下を貸している側が落ちる可能性が出てきた

・サブディレクトリ配下が検索されても貸し手のサイト名が出ることでブランド毀損する可能性が出てきた

ということが言えます。

 

さらっと書きましたが、これは非常に危険なことだと思います。

「手間なくレベニューシェアで収益が得られます」

のような謳い文句で営業してくる仲介業者がたくさんあるはずです。

手間なく収益が得られることにリスクがないと思いますか?

そんなリスクまで犯してホスト・サブディレクトリを貸しますか?

 

この記事を書いた理由は、「借りる側」と「仲介業者」にとってはおいしすぎてきっと”変わらない”と思ったからです。

彼らが変わらざるを得なくなるようなGoogleの大きな変化もあるとしても少し先になるかと思います。

なので、結局最後に一番損をする「貸す側」の方にこのリスクの認識が広がってくれればと思います。

 

P.S.

どこまでがホスト貸しなのか?は私もよくわかりません。

コーポーレートサイト含め自社運営のサイトの下はOKなのか?

それともトピックが違ったらダメなのか?

そのあたりの問題は難しくて私も何が正解なのかわかっていません。

ただ、第三者にサブディレクトリを貸してしまう行為はリスクが高すぎると思います。

 

木村 賢 (Twitter:@kimuyan)

これからSEOをはじめる人に

3 years 10ヶ月 ago

今日はいつもと少し毛色の違う記事を書いてみたいと思います。

社内からリクエストがあったのと、4月から新しくSEOを担当することになった方もいらっしゃると思うので、SEOを業務にするにあたりまずやっておいたほうが良いこと、心がけることなどを気の向くままに書いてみたいと思います。

なお、あくまで個人的な意見ですので別の考え方は当然あってしかるべきだと思います。

SEOの教育というところは苦労しているところが多いと思いますので議論のきっかけになったら嬉しいです。

 

まずは

SEO担当者になったらまずやる3つのこと

です。

  • 自分の担当するサイトやプロダクトのことをよく知る
  • 一緒に働く人を知る
  • Googleの考え方を知る

をおすすめします。

 

自分の担当するサイトやプロダクトのことをよく知る

 

SEO担当者になったら担当するウェブサイト・プロダクトのことをよく知る必要があります。

実際にすみずみまで見て使ってみることで、そのサイトやプロダクトの強みや弱み(特に強み)を知る必要があります。

そうしないと、コンテンツを作ることも難しいですしテクニカル的なSEO施策もやりにくくなります。

ここで大事なのはいきなりSearch Consoleなどで検索エンジン目線に立たないことです。

検索エンジン目線に一度立ってしまうとユーザー目線に戻ることが難しくなります。

必ずまずはじめは1ユーザーとしてそのサイトやプロダクトを使ってみることをおすすめします。

ユーザー目線でサイトを閲覧したときに気になったことはメモしておくと後から役に立つでしょう。

そして、その強みを生かすようなSEOを検討していくことが後々できると思います。

 

一緒に働く人を知る

 

今のご時世昔と違うので、多くの会社が新たにチームに加わる人がスムーズに働ける仕組みを導入していると思います。

それでも自分でチームの人のことを知ろうとすることは重要です。

 

そのサイトのプロダクトマネージャーは誰なのか?フロントサイドのエンジニアは誰でどんな人なのか?サーバーサイドは?デザイナーは?広報PR担当は?マーケティング担当は?営業のキーマンは?などなどそのサイトに関わる人を把握しておくと良いでしょう。

今のSEOはSEO担当者とフロントエンジニアやデザイナーだけで完結するほど単純ではなくなりました。ページエクスペリエンスにおいてはさらにサーバサイドエンジニアの方の力が必要でしょうし、被リンクやサイテーションなどを考えるなら広報PRの方の力が必要です。

SEOを完成させていくには多くの人の力が必要になります。いざというときに誰に頼ればよいかわかるようにチームの構成を知っておくことは今のSEOにおいて非常に重要だと思います。特にチームにはだいたい一人、誰にでも顔がきく人がいるものです。そういうキーマンをおさえるとその後SEOを推進していくうえで非常にプラスになるでしょう。(私は面倒くさがりなので、最初からキーマンをおさえにいって、そこから色々な人を紹介してもらいます)

 

Googleの考え方を知る

 

SEOの情報は世の中にあふれています。

その多くが役に立つ情報ですが、一部には怪しい情報もあります。

(中にはそのままそれを実施するとマイナスになるようなものも・・・・)

そこでSEOで頼るべきは、まずはGoogleが発信している”公式な”情報です。

 

検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド

https://developers.google.com/search/docs/beginner/seo-starter-guide?hl=ja

ウェブマスター向けガイドライン

https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/webmaster-guidelines?hl=ja

品質評価ガイドライン(英語・PDF)

https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

 

上からだんだん難しい内容になります。

が、個人的にはいきなり品質評価ガイドラインを読んでみることをおすすめします。

品質評価ガイドラインとはGoogleの検索結果の品質を評価するために、評価者が多くのウェブサイト・ウェブページを評価するためのガイドラインです。ユーザーの評価と検索結果がマッチしているかを見るための評価者の評価用ガイドラインとなります。

これを読むと、Googleがどんな考え方を持っているかわかります。

どんなウェブページを良いページと考えているのか、どんなページをよくないページと考えているのか説明や評価例を見てみるとよくわかると思います。

最初にこれを読むとGoogleがどんなサイトやページを上げたいのかよく理解できると思います。

また、Googleがユーザーの評価(考え)をランキングに影響させたいという意思も見て取れます。

そうなれば、おのずとSEOとはGoogleに最適化したりハックしたりするのではなく(一部ではGoogleへの最適化も必要ですが)検索者に最適化するものだと理解できると思います。

そして、品質評価ガイドラインでGoogleの考え方を知ったうえで他のガイドを見ることによって、より理解は深まることと思います。

ちなみに、品質評価ガイドラインは英語です。英語そのものは(私でも読めるので)難易度は高くないと思えますが、それなりに根性は必要だと思います。新人のSEO担当者をマネジメントする立場にいる人は品質評価ガイドラインを読む時間をしっかりととってあげると良いと思います。

仮に10時間かかったとしても何倍にもなって返ってくるはずです。

 

次に

SEO担当者として心がける3つのこと

です。

  • 目的を常に意識する
  • わからないことは聞いて覚える
  • 得意な分野をつくる
を心がけておくと良いと思います。
 
目的を常に意識する
 

そのSEOで何を達成させたいのかを常に考えておく必要があります。

検索流入を増やしたあとのことです。

 

検索流入を増やしてECサイトの売り上げを伸ばしたいのか?

検索流入を増やして商品の認知を高めたいのか?

検索流入を増やしてPVを増やし広告収益を上げたいのか?

 

検索流入を増やすことは至上命題でしょうが、その先を常に意識しなければなりません。

SEOをやっていると、「この局面でSEOでなんとかできることがない」という場面に遭遇することがあると思います。

そのときに検索流入にこだわっていると無駄なSEOしさくをただするだけになりがちです。

SEOでその局面を打開するのが難しい場合、本来の目的を意識できていれば「いまSEOでどうにかするのは難しいのでリスティングによって売り上げ向上を図るのはどうか」とか「SEOでいまのアルゴリズムでは大きく伸ばすことは難しいが、まだSNSには打開の余地があるのでSNSによってPV増を狙うのはどうか」などの提案ができるはずです。

わたしはSEOが難しいときにSEOをゴリ押すのではなくSEO以外の代案を提示できるSEO屋が一人前のSEO屋だと思っています。

そして、SEOが難しいときにSEO以外の代案を用意するには常に本来の目的を意識している必要があります。

 

わからないことは聞いて覚える

 

SEOをはじめたばかりのころはわからないことだらけだと思います。

コンテンツの作り方もわからなければ大規模サイトならクロール&インデックスの最適化の方法もわからないでしょう。

(わたしもいまだに分からないですけど)

SEOをはじめたときに"考えること"は大切だと思いますが、考えてもわからないことはとにかく聞くこと。

考えて無駄なものは聞くこと。調べる時間がもったいないようなものなら聞くこと。

そして聞いたことを覚えること。だと思います。

そのためには聞いたことの回答に理由をもらうことだと思います。そうすることで覚えるだけでなく理解することができるはずです。

例えば「被リンクは多い方が良い」であれば、「Googleは被リンクを人気投票としてみなすため、得票が多いつまり被リンク獲得が多いと多くのスコアがもらえる」

「titleにキーワードを入れるべき」であれば「titleは検索エンジンがそのページのトピックを理解するのに役立つもののため、キーワードを入れておくと重要視されやすい」という具合です。

時間は有限です。聞く相手がいる場合にはどんどん聞く。ただ二度聞かない。これが一番良いと個人的には思います。

(組織によっては人に聞かずに調べるとかルールがあるかもしれませんが、個人的には調べてすぐわからないものは聞いちゃった方が良いと思います。もちろんそういう相手がいることが前提ですが。いない場合は聞ける相手をコンサルとしてつけるなど検討したほうが良いでしょう。)

 

得意な分野をつくる

 

はじめたばかりではまだ難しいですが、少ししてからはSEOの中でも得意な分野を持てると良いと思います。

コンテンツ作成でも良いし、サイト内リンクでも良いし、クロールのコントロールでも良いです。

ひとつ武器を持つことで自分のSEO屋としての強みを持つことができます。

強みを持てれば自信になりますし、自信はまわりからの信頼にもつながると思います。

これはインハウス以上にSEO会社で働く人にとって重要かもしれませんね。

 

最後に

最後にSEO担当者としてつけておくと良いスキル3つ

です。

  • データ分析スキル
  • 英語
  • 人間力

をおすすめします。

 

データ分析スキル

 

データ分析とSEOは切っても切れない関係性になってきています。

大規模サイトではクローラーの動きを可視化する必要がある場合が多いですし、多くのサイトでユーザー行動を気にする必要があるでしょう。

インハウスでなくSEO会社の方はアルゴリズムの分析をする必要があるかもしれません。

BIツールを使うでも、RやPythonを使うでもなんでも良いですがデータ分析のスキルがあるとないではアウトプットの速さと質に大きな差が出る可能性が高いです。

分析を他の人に依存することでボトルネックになる可能性もありますし、これからSEOをはじめる人はぜひチャレンジして欲しいスキルです。

 

英語

 

日本語の信頼できるSEOや検索エンジンの情報は少ないものです。

Web担当者Forum海外SEO情報ブログSEO Japanなど良質な発信をしてくれるサイトやブログはありますが英語で閲覧できる記事数には劣ります。(その分厳選されているというメリットはありますが)

Search Engine Roundtable などでは1日に何本もSEOの情報が発信されますし、Googleの公式情報も英語から最初に発信されます。

英語ができればより多くより早くより多くのSEO情報に触れることができます。

また海外のカンファレンスにも参加しやすくなると思いますし、そこでGoogleと直接コミュニケーションをとることができるかもしれません。

Googleのイベントでは英語なら直接いろいろと質問できる機会も多いので、英語が苦手な私は英語をある程度自由に使えるといいなあとうらやましく眺めています。。。

(PUBCON in LasV egasでのGoogleのGary Illyes氏のセッション)

 

人間力

 

最後にそれかよ!というツッコミもあろうかと思いますが2つの点で人間力が高いことはSEOにプラスになります。

まず当然ですが周りの協力が得やすいことです。

SEOの施策を行うにはそれ相応の他の人の工数を頂かなくてはなりません。

先に記したようにPM、エンジニア、デザイナーはじめ場合によっては広報や営業の方にもお世話になることがあります。

幅広い職種の人に協力してもらうには優れた人間力は不可欠です。

 

そしてもう一つは品質評価ガイドラインを見てもわかるように、Googleが人間の評価とGoogleの評価を一致させることを目指しているということです。人が良いと思うものをGoogleとしては評価したいわけです。

人間力を磨くことでサイトやコンテンツの良し悪しが正常に判断できるようになるはずです。

 

人間力を磨く方法はいろいろあると思います。

尊敬する人に出会い話をするのも良いでしょうし本を読むのも良いでしょう。

いずれにしても善悪の判断がきちんとできるくらいにはなる必要があるでしょう。

それは無意識にスパムやOver Optimzizeしてしまわないということにもつがなると思います。

 

最後にこれからSEOをはじめる方へ

 

SEOの担当者になって喜んでいる方ばかりではないと思います。

SEOはなんとなくうさんくさい、暗い、地味などネガティブなイメージがあるかもしれません。

それでも続けていれば楽しいこともありますし、知的探究心をくすぐられるような場面もあります。

そのときが来るのを心待ちに、ここに記したような準備をしっかりとしていただければと思います。

 

以上、自分で読み返してなんて偉そうなんだと笑ってしまいました。

私もまだSEOで何一つ成し遂げていません。私も若い人や新しくSEOをはじめる人に負けないようにがんばります。

 

木村賢 (@kimuyan)

 

これからSEOをはじめる人に

3 years 10ヶ月 ago

今日はいつもと少し毛色の違う記事を書いてみたいと思います。

社内からリクエストがあったのと、4月から新しくSEOを担当することになった方もいらっしゃると思うので、SEOを業務にするにあたりまずやっておいたほうが良いこと、心がけることなどを気の向くままに書いてみたいと思います。

なお、あくまで個人的な意見ですので別の考え方は当然あってしかるべきだと思います。

SEOの教育というところは苦労しているところが多いと思いますので議論のきっかけになったら嬉しいです。

 

まずは

SEO担当者になったらまずやる3つのこと

です。

  • 自分の担当するサイトやプロダクトのことをよく知る
  • 一緒に働く人を知る
  • Googleの考え方を知る

をおすすめします。

 

自分の担当するサイトやプロダクトのことをよく知る

 

SEO担当者になったら担当するウェブサイト・プロダクトのことをよく知る必要があります。

実際にすみずみまで見て使ってみることで、そのサイトやプロダクトの強みや弱み(特に強み)を知る必要があります。

そうしないと、コンテンツを作ることも難しいですしテクニカル的なSEO施策もやりにくくなります。

ここで大事なのはいきなりSearch Consoleなどで検索エンジン目線に立たないことです。

検索エンジン目線に一度立ってしまうとユーザー目線に戻ることが難しくなります。

必ずまずはじめは1ユーザーとしてそのサイトやプロダクトを使ってみることをおすすめします。

ユーザー目線でサイトを閲覧したときに気になったことはメモしておくと後から役に立つでしょう。

そして、その強みを生かすようなSEOを検討していくことが後々できると思います。

 

一緒に働く人を知る

 

今のご時世昔と違うので、多くの会社が新たにチームに加わる人がスムーズに働ける仕組みを導入していると思います。

それでも自分でチームの人のことを知ろうとすることは重要です。

 

そのサイトのプロダクトマネージャーは誰なのか?フロントサイドのエンジニアは誰でどんな人なのか?サーバーサイドは?デザイナーは?広報PR担当は?マーケティング担当は?営業のキーマンは?などなどそのサイトに関わる人を把握しておくと良いでしょう。

今のSEOはSEO担当者とフロントエンジニアやデザイナーだけで完結するほど単純ではなくなりました。ページエクスペリエンスにおいてはさらにサーバサイドエンジニアの方の力が必要でしょうし、被リンクやサイテーションなどを考えるなら広報PRの方の力が必要です。

SEOを完成させていくには多くの人の力が必要になります。いざというときに誰に頼ればよいかわかるようにチームの構成を知っておくことは今のSEOにおいて非常に重要だと思います。特にチームにはだいたい一人、誰にでも顔がきく人がいるものです。そういうキーマンをおさえるとその後SEOを推進していくうえで非常にプラスになるでしょう。(私は面倒くさがりなので、最初からキーマンをおさえにいって、そこから色々な人を紹介してもらいます)

 

Googleの考え方を知る

 

SEOの情報は世の中にあふれています。

その多くが役に立つ情報ですが、一部には怪しい情報もあります。

(中にはそのままそれを実施するとマイナスになるようなものも・・・・)

そこでSEOで頼るべきは、まずはGoogleが発信している”公式な”情報です。

 

検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド

https://developers.google.com/search/docs/beginner/seo-starter-guide?hl=ja

ウェブマスター向けガイドライン

https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/webmaster-guidelines?hl=ja

品質評価ガイドライン(英語・PDF)

https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

 

上からだんだん難しい内容になります。

が、個人的にはいきなり品質評価ガイドラインを読んでみることをおすすめします。

品質評価ガイドラインとはGoogleの検索結果の品質を評価するために、評価者が多くのウェブサイト・ウェブページを評価するためのガイドラインです。ユーザーの評価と検索結果がマッチしているかを見るための評価者の評価用ガイドラインとなります。

これを読むと、Googleがどんな考え方を持っているかわかります。

どんなウェブページを良いページと考えているのか、どんなページをよくないページと考えているのか説明や評価例を見てみるとよくわかると思います。

最初にこれを読むとGoogleがどんなサイトやページを上げたいのかよく理解できると思います。

また、Googleがユーザーの評価(考え)をランキングに影響させたいという意思も見て取れます。

そうなれば、おのずとSEOとはGoogleに最適化したりハックしたりするのではなく(一部ではGoogleへの最適化も必要ですが)検索者に最適化するものだと理解できると思います。

そして、品質評価ガイドラインでGoogleの考え方を知ったうえで他のガイドを見ることによって、より理解は深まることと思います。

ちなみに、品質評価ガイドラインは英語です。英語そのものは(私でも読めるので)難易度は高くないと思えますが、それなりに根性は必要だと思います。新人のSEO担当者をマネジメントする立場にいる人は品質評価ガイドラインを読む時間をしっかりととってあげると良いと思います。

仮に10時間かかったとしても何倍にもなって返ってくるはずです。

 

次に

SEO担当者として心がける3つのこと

です。

  • 目的を常に意識する
  • わからないことは聞いて覚える
  • 得意な分野をつくる
を心がけておくと良いと思います。
 
目的を常に意識する
 

そのSEOで何を達成させたいのかを常に考えておく必要があります。

検索流入を増やしたあとのことです。

 

検索流入を増やしてECサイトの売り上げを伸ばしたいのか?

検索流入を増やして商品の認知を高めたいのか?

検索流入を増やしてPVを増やし広告収益を上げたいのか?

 

検索流入を増やすことは至上命題でしょうが、その先を常に意識しなければなりません。

SEOをやっていると、「この局面でSEOでなんとかできることがない」という場面に遭遇することがあると思います。

そのときに検索流入にこだわっていると無駄なSEOしさくをただするだけになりがちです。

SEOでその局面を打開するのが難しい場合、本来の目的を意識できていれば「いまSEOでどうにかするのは難しいのでリスティングによって売り上げ向上を図るのはどうか」とか「SEOでいまのアルゴリズムでは大きく伸ばすことは難しいが、まだSNSには打開の余地があるのでSNSによってPV増を狙うのはどうか」などの提案ができるはずです。

わたしはSEOが難しいときにSEOをゴリ押すのではなくSEO以外の代案を提示できるSEO屋が一人前のSEO屋だと思っています。

そして、SEOが難しいときにSEO以外の代案を用意するには常に本来の目的を意識している必要があります。

 

わからないことは聞いて覚える

 

SEOをはじめたばかりのころはわからないことだらけだと思います。

コンテンツの作り方もわからなければ大規模サイトならクロール&インデックスの最適化の方法もわからないでしょう。

(わたしもいまだに分からないですけど)

SEOをはじめたときに"考えること"は大切だと思いますが、考えてもわからないことはとにかく聞くこと。

考えて無駄なものは聞くこと。調べる時間がもったいないようなものなら聞くこと。

そして聞いたことを覚えること。だと思います。

そのためには聞いたことの回答に理由をもらうことだと思います。そうすることで覚えるだけでなく理解することができるはずです。

例えば「被リンクは多い方が良い」であれば、「Googleは被リンクを人気投票としてみなすため、得票が多いつまり被リンク獲得が多いと多くのスコアがもらえる」

「titleにキーワードを入れるべき」であれば「titleは検索エンジンがそのページのトピックを理解するのに役立つもののため、キーワードを入れておくと重要視されやすい」という具合です。

時間は有限です。聞く相手がいる場合にはどんどん聞く。ただ二度聞かない。これが一番良いと個人的には思います。

(組織によっては人に聞かずに調べるとかルールがあるかもしれませんが、個人的には調べてすぐわからないものは聞いちゃった方が良いと思います。もちろんそういう相手がいることが前提ですが。いない場合は聞ける相手をコンサルとしてつけるなど検討したほうが良いでしょう。)

 

得意な分野をつくる

 

はじめたばかりではまだ難しいですが、少ししてからはSEOの中でも得意な分野を持てると良いと思います。

コンテンツ作成でも良いし、サイト内リンクでも良いし、クロールのコントロールでも良いです。

ひとつ武器を持つことで自分のSEO屋としての強みを持つことができます。

強みを持てれば自信になりますし、自信はまわりからの信頼にもつながると思います。

これはインハウス以上にSEO会社で働く人にとって重要かもしれませんね。

 

最後に

最後にSEO担当者としてつけておくと良いスキル3つ

です。

  • データ分析スキル
  • 英語
  • 人間力

をおすすめします。

 

データ分析スキル

 

データ分析とSEOは切っても切れない関係性になってきています。

大規模サイトではクローラーの動きを可視化する必要がある場合が多いですし、多くのサイトでユーザー行動を気にする必要があるでしょう。

インハウスでなくSEO会社の方はアルゴリズムの分析をする必要があるかもしれません。

BIツールを使うでも、RやPythonを使うでもなんでも良いですがデータ分析のスキルがあるとないではアウトプットの速さと質に大きな差が出る可能性が高いです。

分析を他の人に依存することでボトルネックになる可能性もありますし、これからSEOをはじめる人はぜひチャレンジして欲しいスキルです。

 

英語

 

日本語の信頼できるSEOや検索エンジンの情報は少ないものです。

Web担当者Forum海外SEO情報ブログSEO Japanなど良質な発信をしてくれるサイトやブログはありますが英語で閲覧できる記事数には劣ります。(その分厳選されているというメリットはありますが)

Search Engine Roundtable などでは1日に何本もSEOの情報が発信されますし、Googleの公式情報も英語から最初に発信されます。

英語ができればより多くより早くより多くのSEO情報に触れることができます。

また海外のカンファレンスにも参加しやすくなると思いますし、そこでGoogleと直接コミュニケーションをとることができるかもしれません。

Googleのイベントでは英語なら直接いろいろと質問できる機会も多いので、英語が苦手な私は英語をある程度自由に使えるといいなあとうらやましく眺めています。。。

(PUBCON in LasV egasでのGoogleのGary Illyes氏のセッション)

 

人間力

 

最後にそれかよ!というツッコミもあろうかと思いますが2つの点で人間力が高いことはSEOにプラスになります。

まず当然ですが周りの協力が得やすいことです。

SEOの施策を行うにはそれ相応の他の人の工数を頂かなくてはなりません。

先に記したようにPM、エンジニア、デザイナーはじめ場合によっては広報や営業の方にもお世話になることがあります。

幅広い職種の人に協力してもらうには優れた人間力は不可欠です。

 

そしてもう一つは品質評価ガイドラインを見てもわかるように、Googleが人間の評価とGoogleの評価を一致させることを目指しているということです。人が良いと思うものをGoogleとしては評価したいわけです。

人間力を磨くことでサイトやコンテンツの良し悪しが正常に判断できるようになるはずです。

 

人間力を磨く方法はいろいろあると思います。

尊敬する人に出会い話をするのも良いでしょうし本を読むのも良いでしょう。

いずれにしても善悪の判断がきちんとできるくらいにはなる必要があるでしょう。

それは無意識にスパムやOver Optimzizeしてしまわないということにもつがなると思います。

 

最後にこれからSEOをはじめる方へ

 

SEOの担当者になって喜んでいる方ばかりではないと思います。

SEOはなんとなくうさんくさい、暗い、地味などネガティブなイメージがあるかもしれません。

それでも続けていれば楽しいこともありますし、知的探究心をくすぐられるような場面もあります。

そのときが来るのを心待ちに、ここに記したような準備をしっかりとしていただければと思います。

 

以上、自分で読み返してなんて偉そうなんだと笑ってしまいました。

私もまだSEOで何一つ成し遂げていません。私も若い人や新しくSEOをはじめる人に負けないようにがんばります。

 

木村賢 (@kimuyan)

 

アメブロのAMPをやめてどうなったか?

3 years 11ヶ月 ago

昨年の11月にアメブロのAMPを終了する旨のブログを書きました。

アメブロのAMPを終了します

11月15日から新規の記事についてAMPのURLへのアノテーションがつかなくなり、

段階的に過去記事についてもAMPページへのアノテーションを削除していきました。

(アノテーションとは<link rel="amphtml" href="https://gamp.ameblo.jp/xxxx/xxxxx.html>です)

そして2月7日には過去記事すべてにAMPページへのアノテーションが削除されました。

 

当初想定していた問題

AMPだからSEO上有利であるという「AMPブースト」は存在しないと思っていたので、

当初からAMPをやめてもオーガニック検索流入が減少することはないと思っていました。

 

トップニュースカルーセルについてはAMPが必須要件から外れましたが、

通常版のパフォーマンスが悪ければ出なくなるかも?という懸念は持っていました。

 

そして以前の記事でも触れましたが、

アノテーションが削除されることでクローラーが予想をしない動きをして

新規のしかも検索流入が得られる可能性のある記事がクロールされないという弊害が起こるかもしれないという不安はありました。

 

そしてGoogleがAMPとの関係性についてあまり触れていないDiscoverに何かしら影響が出るかもしれないとは思っていました。

少なくとも2019年にGoogleはAMPで大きな画像を掲載するのにAMPを使うと良いとサジェストしています。
参考;Google Discoverの最適化にはAMPがおすすめ⇒大きな画像を表示できるから-海外SEO情報ブログ

 

この3点について不安があったためアノテーションの削除は段階的に行っていきました。

今回は実装&確認を1フェーズとして、それぞれ概ね2週間ずつとっていきました。

展開量としては、最初全体の10%、次に全体の20%、次に30%、最後に40%と徐々に増やしていきました。

そうすることで万一数値に悪影響が出た場合は元に戻せるように準備しておきました。

個人的には大規模サイトのSEOを行うにあたって、全体への影響が大きく出る可能性があるものについては徐々に展開していくほうが良いと思っています。

特にUGCは運営サイドだけの持ち物ではなく、ブロガー様の持ち物でもあるのでそこに悪影響が出るようなことは最小限に止める必要があると考えており、今回のような施策を行う場合には段階的に展開していくことが多々あります。

 

AMP終了をした結果

先に、途中で戻せるように段階的に廃止したと述べていて、最後まで到達している段階で悪影響がなかったことはお分かりいただけるかと思いますが一応まとめます。

 

オーガニック検索流入

特段影響はありませんでした。季節要因と日々の努力によって(?)上昇傾向ではありますが、AMPを削除して下がったということはなくかと言ってクロール状況が劇的に改善したとかいう嬉しい誤算もとくにありません。

 

トップニュースカルーセルの流入

正直わかりません。

ただ全体のGoogleからの流入が低下していないことを考えると下がっていないと思います。

 

Discover

一見落ちているように見えるのですがAMP終了日とは被っていません。

一年間のDiscoverの推移を見ていただくとおわかりいただけると思いますが、AMP終了時点での数値が特別に低いわけではなく、”普通に戻った”くらいの感覚です。

そのためDisocverについても影響はなかったと考えて良いと思います。

 

結局AMPをやめてどうだったのか

現時点では何かが変わったわけではありません。

アノテーションの削除は行ったものの、gamp.ameblo.jpのサブドメインについては残存したままです。

今後いずれ、このサブドメインについても終了させる必要があると思いますが時期は未定です。

依然としてindexは残っている状態で、canonicalの読み込みとlink rel="amphtml"の削除を認識してくれてindexが減ってくれれば良いですが、どこかの段階で削除すると思います。

削除するときもまた段階的に削除できればと思っています。

最終的にこのサブドメインが残っている間は管理コストが発生しているわけなので、なるべく早い段階で削除に持っていければと思っています。

 

今後どうするのか

先のブログでも書きましたが、AMPをやめて遅くなったと言われないこと、AMPをやめたことでUXが良くなったと言われることが目標になると思います。

いろいろと準備はしていると思われますので、期待していただければと思います。

 

 

アメブロとAMPの関係は終わりましたが、6年前AMPというひとつの技術を採用したことは間違っていなかったと思っています。

その後いろいろな技術が誕生したことでAMP自体われわれにとっては必要なくなったということであって決してAMPが悪いということでもありません。

その時代時代で、それぞれのサービスにあった技術を採用していけるかどうかということが結局鍵になるのだと思います。

それが6年前はAMPだったけれど今はAMPじゃないと判断したというだけです。

今AMPのほうが良いであろうサービスもあるはずなので、決してAMPそのものを否定しているわけではないことは勘違いしないでいただきたいと思います。

 

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以下宣伝です。

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事業会社様等に限定されますが、無料SEOセミナーを3/17に開催しますのでよろしければご視聴ください。(応募多数の場合抽選となりますのでご了承ください)

 

 

 

木村 賢 (@kimuyan)

 

アメブロのAMPをやめてどうなったか?

3 years 11ヶ月 ago

昨年の11月にアメブロのAMPを終了する旨のブログを書きました。

アメブロのAMPを終了します

11月15日から新規の記事についてAMPのURLへのアノテーションがつかなくなり、

段階的に過去記事についてもAMPページへのアノテーションを削除していきました。

(アノテーションとは<link rel="amphtml" href="https://gamp.ameblo.jp/xxxx/xxxxx.html>です)

そして2月7日には過去記事すべてにAMPページへのアノテーションが削除されました。

 

当初想定していた問題

AMPだからSEO上有利であるという「AMPブースト」は存在しないと思っていたので、

当初からAMPをやめてもオーガニック検索流入が減少することはないと思っていました。

 

トップニュースカルーセルについてはAMPが必須要件から外れましたが、

通常版のパフォーマンスが悪ければ出なくなるかも?という懸念は持っていました。

 

そして以前の記事でも触れましたが、

アノテーションが削除されることでクローラーが予想をしない動きをして

新規のしかも検索流入が得られる可能性のある記事がクロールされないという弊害が起こるかもしれないという不安はありました。

 

そしてGoogleがAMPとの関係性についてあまり触れていないDiscoverに何かしら影響が出るかもしれないとは思っていました。

少なくとも2019年にGoogleはAMPで大きな画像を掲載するのにAMPを使うと良いとサジェストしています。
参考;Google Discoverの最適化にはAMPがおすすめ⇒大きな画像を表示できるから-海外SEO情報ブログ

 

この3点について不安があったためアノテーションの削除は段階的に行っていきました。

今回は実装&確認を1フェーズとして、それぞれ概ね2週間ずつとっていきました。

展開量としては、最初全体の10%、次に全体の20%、次に30%、最後に40%と徐々に増やしていきました。

そうすることで万一数値に悪影響が出た場合は元に戻せるように準備しておきました。

個人的には大規模サイトのSEOを行うにあたって、全体への影響が大きく出る可能性があるものについては徐々に展開していくほうが良いと思っています。

特にUGCは運営サイドだけの持ち物ではなく、ブロガー様の持ち物でもあるのでそこに悪影響が出るようなことは最小限に止める必要があると考えており、今回のような施策を行う場合には段階的に展開していくことが多々あります。

 

AMP終了をした結果

先に、途中で戻せるように段階的に廃止したと述べていて、最後まで到達している段階で悪影響がなかったことはお分かりいただけるかと思いますが一応まとめます。

 

オーガニック検索流入

特段影響はありませんでした。季節要因と日々の努力によって(?)上昇傾向ではありますが、AMPを削除して下がったということはなくかと言ってクロール状況が劇的に改善したとかいう嬉しい誤算もとくにありません。

 

トップニュースカルーセルの流入

正直わかりません。

ただ全体のGoogleからの流入が低下していないことを考えると下がっていないと思います。

 

Discover

一見落ちているように見えるのですがAMP終了日とは被っていません。

一年間のDiscoverの推移を見ていただくとおわかりいただけると思いますが、AMP終了時点での数値が特別に低いわけではなく、”普通に戻った”くらいの感覚です。

そのためDisocverについても影響はなかったと考えて良いと思います。

 

結局AMPをやめてどうだったのか

現時点では何かが変わったわけではありません。

アノテーションの削除は行ったものの、gamp.ameblo.jpのサブドメインについては残存したままです。

今後いずれ、このサブドメインについても終了させる必要があると思いますが時期は未定です。

依然としてindexは残っている状態で、canonicalの読み込みとlink rel="amphtml"の削除を認識してくれてindexが減ってくれれば良いですが、どこかの段階で削除すると思います。

削除するときもまた段階的に削除できればと思っています。

最終的にこのサブドメインが残っている間は管理コストが発生しているわけなので、なるべく早い段階で削除に持っていければと思っています。

 

今後どうするのか

先のブログでも書きましたが、AMPをやめて遅くなったと言われないこと、AMPをやめたことでUXが良くなったと言われることが目標になると思います。

いろいろと準備はしていると思われますので、期待していただければと思います。

 

 

アメブロとAMPの関係は終わりましたが、6年前AMPというひとつの技術を採用したことは間違っていなかったと思っています。

その後いろいろな技術が誕生したことでAMP自体われわれにとっては必要なくなったということであって決してAMPが悪いということでもありません。

その時代時代で、それぞれのサービスにあった技術を採用していけるかどうかということが結局鍵になるのだと思います。

それが6年前はAMPだったけれど今はAMPじゃないと判断したというだけです。

今AMPのほうが良いであろうサービスもあるはずなので、決してAMPそのものを否定しているわけではないことは勘違いしないでいただきたいと思います。

 

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以下宣伝です。

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事業会社様等に限定されますが、無料SEOセミナーを3/17に開催しますのでよろしければご視聴ください。(応募多数の場合抽選となりますのでご了承ください)

 

 

 

木村 賢 (@kimuyan)

 

2022年のSEOやGoogle検索を勝手に予想する

4 years 1ヶ月 ago

あけましておめでとうございます。

良い新年をお迎えでしょうか?

私は、毎年恒例のSearch Consoleを全サイトを見直して、今年の戦略をなんとなく考えるということをやることができた元旦でした。

いきなり今年の方針を送りつけた社内の皆様は1/4まで無視しておいてください。

 

さて、何年か前までやっていた勝手な今年のSEO予想、Google検索予想をしてみたいと思います。

確定しているものもありますが、ほとんどは勝手にほろ酔い気分で予想します。(まだ缶チューハイ5本目なのでほろ酔いです)

 

Core Web Vitalsのデスクトップ評価導入が遅延する

いきなりそんなのかよ!と思うでしょうが、2月にCore Web Vitalsのデスクトップ評価がランキング要因に入ることになっています。

最近こういうリリースはおおむね遅れます。というか、はじめから2月と言っておいて実はもともと3月とか4月の予定ってこともあるんじゃないかと思っています。

こういうサイトはどうしたもんかと思いますが、そもそもモバイルのトラフィックが大半であればそこまで気にすることもないのかなとは思います。

モバイルのCWV導入でもランキングがそこまで大きく変わったサイトはないでしょうから。

とはいえ、これはランキングどうこうではなくUXにかかわるものであり、もともと対応していなければいけないことなので、やはり2月のつもりで体制整えて突貫工事ってのが良いとは思います。

ただ、CLSについては大半がアドネットワークから配信される広告サイズがわからないから・・・ってのが多いようには思います。

平均値なり中央値とるなりしないといけないですが、アドネットワーク側もなんらかの対応をがんばってほしいなとは思いますね。

AI的なアルゴリズムの拡大

アルゴリズムには、Googleの考えるあるべき論のアルゴリズムとユーザー評価やユーザー行動がフィードバックされた結果を学習した機械学習型のアルゴリズムがあると言われています。

実際に弊社で10段階のユーザー評価テストをやった結果とランキングの関係性を調査したところ

こんな感じで、順位と評価は相関することが分かりました。

(Y軸はランキングなので下に行くほどランクが高く、X軸は評価点数なので左に行くほど高い)

個人的にはGoogleの品質評価ガイドラインを用いたユーザー評価テストの結果はなんらかの形でアルゴリズムの調整に使われていると思っています。

2021年のコアアップデートでは説明がつかない変動をしたサイトがいくつかありました。

それらについてはSimilarwebなどを見ると特にECサイト等では平均PVが少なかったり滞在時間短いような傾向がありました。

弊社で調査したTransactionalクエリの滞在時間とランキングの関係性です。

良いTransactionalなコンテンツは数ページを閲覧してConversionに至るでしょう。

一方で、Informationalは1ページ見て満足して帰るということもあると思います。

某メーカーさんはQAコンテンツで直帰率の高さをむしろ高評価と置いていると聞いて納得したことがあります。

実際にランキングとの関係性も明確な相関関係は見られません。

ただ1ページあたりの滞在時間はある程度上位の方が長くなるのでしっかり読まれるコンテンツが上位にくる傾向はあるようです。

まあ、ただこれもCWVと同様にSEOうんぬんの問題ではないとは思います。

よく、SEOのコツは検索エンジンがなかったときにこそ行うべきことを行うといいます。

ユーザー評価やユーザー行動をアルゴリズムにフィードバックするものの割合が増えれば増えるほど、よりこの部分が重要になってくるものと思われます。

MUM導入の拡大

まあ、これは既定路線でしょう。

ただ、私自身MUMがよく分かりません。

言語に依存しないのにUSだけに展開とか・・・。

言語依存しないということは、ユーザー行動や評価に依存するのかなあと思う部分ではありますが、そのあたりはちゃんと今後論文を読んでみたいと思います。

いずれにしても、検索のコンシェルジュ化、アシスタントと検索の融合という部分をGoogleは目指していると思うのですが、Google Homeを持っている人もそんなに多くはなさそうですし、日本ではどうなんでしょう。

私はNest Audio をペア、Hub2台、Mini1台、元祖型を1台(IOでもらった)持っていますけども・・・。

たしかに特にHubでいろいろできるようになると便利かなとは思いますね。。

ホスト貸し・サブディレクトリ型が終焉を迎える

希望を込めています。

前記事にも書きましたが、YMYLをクリアするためであったり、EAT系のスコアを獲得するため(?)に大手メディアのホストを貸し借りするようなことが横行しています。

先に記したユーザー評価とユーザー行動をフィードバックする度合いが増えれば勝手に淘汰されそうですが、Googleが極東の島国の問題と思わず、過去のあの事件のような対応をしてくれれば確実につぶされると思います。

そして、フリー状態になったあの人がきっと大暴れして炎上させてネガティブサイテーションによって・・・という結末がまっていると思いますので、身に覚えがある方は覚悟されたほうがいいんじゃないかなと思います。

はきっと無双です。今。(笑)

(本人確認とってないのでやめろ!ってことであればご連絡をば.すぐ消します.)

結局サイトや製品のブラッシュアップを中長期で行うしかなくなる

Googleという世界の叡智の集まりに我々SEO屋がかなうわけはないと私はいつも思っています。

最終的に本当に良いものが残る検索エンジンになってくるでしょう。

じゃあ、SEOはなくなるのか?と言ったらそんなことはなく、クローラーに対してどうフィットさせるかという問題は残り続けるので特に大規模なサイトにおいては重要性は下がらないと思います。

また、検索してくる人の意図にフィットするコンテンツとトップページから見にくる人にフィットコンテンツが異なるようなケースもあるでしょう。そういう際には検索者にフィットするコンテンツを用意するということもSEOの役割ではあると思います。

ただ、対象はあくまで検索者になり、検索アルゴリズムではなくなるのしょう。

個人的に2022年はホンモノじゃないと生き残れない1年になる気がしています。

来年もこうやって偉そうにブログが書けるよう私自身も精進して参ります。

 

またセミナー等やると思いますし、ブログはそこそこですがTwitterでは情報発信して参りますので本年も皆様よろしくお願いいたします。

2022年が皆様にとって良い年になりますよう。

 

追伸:記事を書いている間にチューハイが3缶開きました

 

株式会社サイバーエージェント SEOラボ 木村 賢

2022年のSEOやGoogle検索を勝手に予想する

4 years 1ヶ月 ago

あけましておめでとうございます。

良い新年をお迎えでしょうか?

私は、毎年恒例のSearch Consoleを全サイトを見直して、今年の戦略をなんとなく考えるということをやることができた元旦でした。

いきなり今年の方針を送りつけた社内の皆様は1/4まで無視しておいてください。

 

さて、何年か前までやっていた勝手な今年のSEO予想、Google検索予想をしてみたいと思います。

確定しているものもありますが、ほとんどは勝手にほろ酔い気分で予想します。(まだ缶チューハイ5本目なのでほろ酔いです)

 

Core Web Vitalsのデスクトップ評価導入が遅延する

いきなりそんなのかよ!と思うでしょうが、2月にCore Web Vitalsのデスクトップ評価がランキング要因に入ることになっています。

最近こういうリリースはおおむね遅れます。というか、はじめから2月と言っておいて実はもともと3月とか4月の予定ってこともあるんじゃないかと思っています。

こういうサイトはどうしたもんかと思いますが、そもそもモバイルのトラフィックが大半であればそこまで気にすることもないのかなとは思います。

モバイルのCWV導入でもランキングがそこまで大きく変わったサイトはないでしょうから。

とはいえ、これはランキングどうこうではなくUXにかかわるものであり、もともと対応していなければいけないことなので、やはり2月のつもりで体制整えて突貫工事ってのが良いとは思います。

ただ、CLSについては大半がアドネットワークから配信される広告サイズがわからないから・・・ってのが多いようには思います。

平均値なり中央値とるなりしないといけないですが、アドネットワーク側もなんらかの対応をがんばってほしいなとは思いますね。

AI的なアルゴリズムの拡大

アルゴリズムには、Googleの考えるあるべき論のアルゴリズムとユーザー評価やユーザー行動がフィードバックされた結果を学習した機械学習型のアルゴリズムがあると言われています。

実際に弊社で10段階のユーザー評価テストをやった結果とランキングの関係性を調査したところ

こんな感じで、順位と評価は相関することが分かりました。

(Y軸はランキングなので下に行くほどランクが高く、X軸は評価点数なので左に行くほど高い)

個人的にはGoogleの品質評価ガイドラインを用いたユーザー評価テストの結果はなんらかの形でアルゴリズムの調整に使われていると思っています。

2021年のコアアップデートでは説明がつかない変動をしたサイトがいくつかありました。

それらについてはSimilarwebなどを見ると特にECサイト等では平均PVが少なかったり滞在時間短いような傾向がありました。

弊社で調査したTransactionalクエリの滞在時間とランキングの関係性です。

良いTransactionalなコンテンツは数ページを閲覧してConversionに至るでしょう。

一方で、Informationalは1ページ見て満足して帰るということもあると思います。

某メーカーさんはQAコンテンツで直帰率の高さをむしろ高評価と置いていると聞いて納得したことがあります。

実際にランキングとの関係性も明確な相関関係は見られません。

ただ1ページあたりの滞在時間はある程度上位の方が長くなるのでしっかり読まれるコンテンツが上位にくる傾向はあるようです。

まあ、ただこれもCWVと同様にSEOうんぬんの問題ではないとは思います。

よく、SEOのコツは検索エンジンがなかったときにこそ行うべきことを行うといいます。

ユーザー評価やユーザー行動をアルゴリズムにフィードバックするものの割合が増えれば増えるほど、よりこの部分が重要になってくるものと思われます。

MUM導入の拡大

まあ、これは既定路線でしょう。

ただ、私自身MUMがよく分かりません。

言語に依存しないのにUSだけに展開とか・・・。

言語依存しないということは、ユーザー行動や評価に依存するのかなあと思う部分ではありますが、そのあたりはちゃんと今後論文を読んでみたいと思います。

いずれにしても、検索のコンシェルジュ化、アシスタントと検索の融合という部分をGoogleは目指していると思うのですが、Google Homeを持っている人もそんなに多くはなさそうですし、日本ではどうなんでしょう。

私はNest Audio をペア、Hub2台、Mini1台、元祖型を1台(IOでもらった)持っていますけども・・・。

たしかに特にHubでいろいろできるようになると便利かなとは思いますね。。

ホスト貸し・サブディレクトリ型が終焉を迎える

希望を込めています。

前記事にも書きましたが、YMYLをクリアするためであったり、EAT系のスコアを獲得するため(?)に大手メディアのホストを貸し借りするようなことが横行しています。

先に記したユーザー評価とユーザー行動をフィードバックする度合いが増えれば勝手に淘汰されそうですが、Googleが極東の島国の問題と思わず、過去のあの事件のような対応をしてくれれば確実につぶされると思います。

そして、フリー状態になったあの人がきっと大暴れして炎上させてネガティブサイテーションによって・・・という結末がまっていると思いますので、身に覚えがある方は覚悟されたほうがいいんじゃないかなと思います。

はきっと無双です。今。(笑)

(本人確認とってないのでやめろ!ってことであればご連絡をば.すぐ消します.)

結局サイトや製品のブラッシュアップを中長期で行うしかなくなる

Googleという世界の叡智の集まりに我々SEO屋がかなうわけはないと私はいつも思っています。

最終的に本当に良いものが残る検索エンジンになってくるでしょう。

じゃあ、SEOはなくなるのか?と言ったらそんなことはなく、クローラーに対してどうフィットさせるかという問題は残り続けるので特に大規模なサイトにおいては重要性は下がらないと思います。

また、検索してくる人の意図にフィットするコンテンツとトップページから見にくる人にフィットコンテンツが異なるようなケースもあるでしょう。そういう際には検索者にフィットするコンテンツを用意するということもSEOの役割ではあると思います。

ただ、対象はあくまで検索者になり、検索アルゴリズムではなくなるのしょう。

個人的に2022年はホンモノじゃないと生き残れない1年になる気がしています。

来年もこうやって偉そうにブログが書けるよう私自身も精進して参ります。

 

またセミナー等やると思いますし、ブログはそこそこですがTwitterでは情報発信して参りますので本年も皆様よろしくお願いいたします。

2022年が皆様にとって良い年になりますよう。

 

追伸:記事を書いている間にチューハイが3缶開きました

 

株式会社サイバーエージェント SEOラボ 木村 賢

個人的に2021年のSEOを振り返る

4 years 2ヶ月 ago

2021年もまもなく終了です。

コロナ禍が継続される中で公式なコアアップデートも2回(1回目を2回ととらえると3回?)しかなくあまりトピックもない一年だったとは思いますが備忘録的にも2021年を振り返ってみたいと思います。

 

例年通り鈴木謙一さんウェブ担で振り返りしていただいているので、こちらはどちらかというと私に起こったトピックとなります。

2回のコアアップデート

例年通り6月と11月にコアアップデートがありました。

通常と異なる点として6月のアップデートは6月に1回、7月に1回行われました。

本当は6月にすべてのアップデートをロールアウトする予定が、間に合わずに2回に分けたというのは本音のようです。

11月のアップデートはこれまでの公表されているアップデートの中では最も小さな動きだったと思います。

その代わりコアアップデートの発表がなかった12月に11月よりもむしろ大きな変動があったことは興味深いものでした。

それぞれの内容についてはもはや覚えていないものもあるので弊社運営のメディア(私がSEOに関わっているかどうかは別です)がどうだったかで皆さんで再度推理でもしていただければと思います。

まあ、AhrefsとかSEM RUSHで見られるデータなので社内の人は怒らないでください。被リンク獲得できてラッキーと思っていただければ・・・。(子会社・孫会社とかでやめてくれという場合はご連絡ください。無視するかもですが。)

YMYL系がほとんどないのでなんとも言えないところがありますが、6,7月はYMYL系の怪しいサイトがしっかり落とされていった印象はあります。

「クレジットカード」などは動きが激しくいわゆるホスト貸し、サブディレクトリ貸しがランクダウンしたのも印象的でした。

11月のアップデートはこれまでGoogleが行わなかったホリデーシーズン前のアップデートでした。

例えば「クリスマスケーキ」などで11月にランクアップしていたら「今年はSEOが好調だから大量に仕入れをしておこう」となるでしょう。ところが、11月にアップデートが起こってランクダウンしてしまったら、その材料の在庫が焦げついてしまうことからGoogleは原則ホリデーシーズン前のアップデートを行ってこなかったのだと思います。

ところが、今回は方針変更ということで上記のようなケースが危惧されましたが、結果としてはECサイト、Transactionalなサイトにとってはポジティブな動きが多かったと思います。

逆にアメブロが微減したようにinformationalなコンテンツにはネガティブな影響があったものも多いのではないでしょうか?

欧米を中心にクリスマスを前に消費が急拡大します。それを事前に考慮したアップデートなのかもしれないなと個人的には思います。

ユーザーの行動の結果を反映するだけでなくユーザーの行動を事前予測したアップデートになってきているという側面があってもおかしくないと思います。

 

全体で見るとユーザー行動に基づいた変動が多かったのかなとも思いますが、動きとしては例年よりも小さかったように思います。

これはGoogleのアルゴリズムが完成系に近づいているのかなとも思います。

いずれにしてもコアアップデートに対してやれることというのは少ないので、

  • ユーザーのためになる良質なサイト・コンテンツを提供すること
  • 良質なサイト・コンテンツであることを確実にGoogleに伝えること

の2点に尽きると思います。

Page Experience Update のロールアウト

ページエクスペリエンスアップデートが6月から8月にかけてにロールアウトしました。

引用: https://developers.google.com/search/blog/2020/11/timing-for-page-experience?hl=ja

 

そこまでランキングに影響を与えるようなアップデートではないと思いますが、

CoreWebVitals,Mobile Frienfly,HTTPS,インターステイシャルがないことがランキングに影響するようになりました。

特に、CoreWebVitals(CWV)についてはSearch Consoleにスコアが出るようになったことから気にされる方も多かったと思います。

ただ、これらはそもそもランキングのためにやることではなく、本来はユーザー体験のために行うことではあると思いますので、これを機にやれたというサイトは良かったとは思うものの、反省すべき点でもあるのだろうと思います。

 

titleの大量書き換えの発生

9月にGoogleが表示タイトルの生成のアルゴリズムをアップデートしました。

その結果が「改悪」であるとして騒ぎになりました。

逆の意味としてとらえられるような変更になったり、装飾的表現と誤認されてカッコ内の言葉が除外されてしまったりというユーザーにとっても利便性が下がるような表示になってしまうものもありました。

上記のように現在では概ね修正がなされたものと思いますが、

一時期はハラハラした方も多かったのではないでしょうか?

 

スパムアップデートの実施

6月にはGoogleはスパムアップデートという名前のアップデートを実施しました。

これまでもスパム対策については厳格に対応してきたと思いますが、あえてスパムアップデートと名がつくものを行ったことは一定の抑止力を考えてなのかもしれません。

私のまわりでこのアップデートで大きくランクを落としたようなものはなかったので、いわゆる誤爆のないように配慮されたものだったように思います。

そのため、スパムをしていないサイトに関しては特に不安に思う必要はなかったものとなりました。

 

リンクスパムアップデートの実施

7月にはリンクスパムアップデートがロールアウトされました。

スパムアップデートはどちらかというとサイトの内側の問題であり、リンクスパムは外的なものとなります。

当然、人工的に被リンクを構築していたりリンク購入をしていたりするものが対象になったと思います。

こちらもいわゆる誤爆的なものはなく安全性を考慮したアップデートとなった、抑止力を狙ったもののように思いました。

実際にリンク購入しているところを落とすことができていなかったケースがあり、少し残念だった感は否めません。

ただし、私が知っているリンク購入しているサイトは12月に見事にランクダウンさせられていましたので、

今後もリンク購入にはリスクがあると思っていただいたほうが良いと思います。

詳細は、こちらの「それでもやっぱり今は有料リンクスパムをおすすめできない理由」に記載していますので、よかったらお読みください。

 

トップニュースカルーセルからAMP要件がなくなる

Core Web Vitalsをランキング要因にしたのとほぼ時を同じくして、

トップニュースカルーセルからAMP要件がなくなりました。

先日当ブログでもお知らせした通り、アメブロも新規記事のAMPページ生成を停止しました。

これまでAMPの大きなメリットであったトップニュースカルーセルに出る条件というものがなくなったためです。

AMPは現在でもAMPキャッシュによって表示することによってLCPの改善等に役立つため、

Core Web Vitalsの改善という課題を解決するひとつの手段として効果的であったり、単純にAMPキャッシュで返す分のサーバコストの節約になるという側面もあると思います。

一方でスタンドアロンAMPでない場合は管理コストがかかるということがあるためアメブロでは上記のような決断をしました。

「AMPやめてどうなったか?」という質問をよくいただきますが、コアアップデートと重なってしまったため正確にわからない部分はあるものの、AMP停止による検索流入の減少は起こっていないと思います。

Non AMP SXGやBentoなどもあり、GoogleとしてもAMPそのものを使ってほしいというよりAMPコンポーネントを使ってほしいという方向に変わってきているように思います。

なお、弊社としてもアメブロはじめすべてのサービスにおいてAMPをつかわなくても快適なユーザー体験が提供できるようにしたいと思っています。

ホスト貸し・サブディレクトリ貸しの横行

ホスト貸し・サブディレクトリ貸しによってYMYLをクリアしようとしたり、サイトの力を利用して簡単にランクをあげようとする施策が横行しています。

明確なガイドライン違反ではないため、Googleもそこまで大々的に対処しているようには見えないため、その数は増え続けていると思います。

新聞社や保険会社などさまざまな業界のサイトでこの状態が起こっています。裏で手を引いているアフィリエイトASPの存在もわかっています。

ひょっとしたら弊社でもこの動きに乗っかっているところがあるかもしれないので、その際は全力で止めたいと思っているのですが(止まるかは知りませんが)3つの点でおすすめできません。

1.ブランドが棄損する

大企業でサブディレクトリをアフィリエイトの場として貸しているサイトが多く見られますが、正直格好悪いと思います。

また今後は炎上リスクもあると思います。

炎上すれば、"ネガティブサイテーション"によってサイト全体のランクが落ちることが予想されます。

 

2.ランクダウンリスクがある

現状でもサブディレクトリ貸しされているURL配下にランクダウンが起こるケースがあります。

金融系キーワードなどいくつかのサイトでアフィリエイトコンテンツの大幅なランクダウンが確認されています。

アルゴリズムによるものなのか手動なのかは定かではありませんが、不安定であることに間違いはありません。

また、ガイドラインで明確に禁止されれば本体サイトも落とされる可能性は否定できません。

 

3.検索が使われなくなる

かつて若い人を中心に「Googleの上位の情報は信頼できないからTwitterやInstagramで情報を探す」ということが言われていました。

Googleの努力とウェブマスターの倫理観の向上によって(?)この状態からは脱却しつつあり、だからこそよりSEOの重要性が高まったとSEO屋のはしくれとしては嬉しく思っていました。

ところが、最近このサブディレクトリ貸しによって同じような状態が発生していると思います。

検索結果が"汚れた"状態になればユーザーが検索を使わなくなります。

最終的にそれによって損をするのは自分たちです。

自分たちで自分たちの勝負の場を汚すことはかならず自分たちにしっぺ返しが来ることは認識しておくべきだと思います。

 

どこまでがドメイン貸し、サブディレクトリ貸しなのか?は難しいところです。

情報メディアがやるのは良いけどメーカーがやるのはダメというのは違うという意見もあろうと思います。

Amebaでもサブドメインでいろいろなサイトを展開しており、見方によってはドメイン貸しとも言えるでしょう。

一方で、サブディレクトリに別ブランドを作っても自社で良質なコンテンツを出していれば良いという考えもあるでしょう。

実際にそこに貸し借りは発生していないわけですから。

線引きは非常に難しい問題であるので、ぜひGoogleにはガイドラインを作っていただきたいと思います。

ただ、ユーザー評価テストの結果などがフィードバックされていけばいつかは自然淘汰される問題ではあるかなとは思いますが。

 

以上長文におつきあいいただきありがとうございました。

(*長い記事を書くときのアメブロのエディタの使いにくさに気づいてしまったのでフィードバックしておこうと思います・・・)

2021年も2020年に引き続きコロナ禍という特殊な状況が継続しており、さまざまな難題に向き合わざるを得なかった方も多いと思います。

SEOにおいてもうまくいったりいかなかったりという状況は続くと思いますが、最終的には

プロダクトやサイトを徹底的に良いものにして、その良さをGoogleにきちんと伝えられるように記述に気を配ったり、クロール&インデックスに気をつけたりということをしていく

ということにかわりはないと思います。

2022年がみなさまにとって良い年となることをお祈りし、振り返りとさせていただきたいと思います。

どうぞみなさま、良いお年をおむかえください。

 

株式会社サイバーエージェント SEOラボ研究室長 / Ameba SEO戦略室長 木村 賢 (@kimuyan)

 

追伸:今年中にTwitterフォロワーを1万超えさせると宣言していたのですが、現在(2021/12/24 16:00)9975という微妙なラインまできております。よかったらみなさま、Twitterもフォローしてやってください。よろしくお願いいたします。

https://twitter.com/kimuyan

 

個人的に2021年のSEOを振り返る

4 years 2ヶ月 ago

2021年もまもなく終了です。

コロナ禍が継続される中で公式なコアアップデートも2回(1回目を2回ととらえると3回?)しかなくあまりトピックもない一年だったとは思いますが備忘録的にも2021年を振り返ってみたいと思います。

 

例年通り鈴木謙一さんウェブ担で振り返りしていただいているので、こちらはどちらかというと私に起こったトピックとなります。

2回のコアアップデート

例年通り6月と11月にコアアップデートがありました。

通常と異なる点として6月のアップデートは6月に1回、7月に1回行われました。

本当は6月にすべてのアップデートをロールアウトする予定が、間に合わずに2回に分けたというのは本音のようです。

11月のアップデートはこれまでの公表されているアップデートの中では最も小さな動きだったと思います。

その代わりコアアップデートの発表がなかった12月に11月よりもむしろ大きな変動があったことは興味深いものでした。

それぞれの内容についてはもはや覚えていないものもあるので弊社運営のメディア(私がSEOに関わっているかどうかは別です)がどうだったかで皆さんで再度推理でもしていただければと思います。

まあ、AhrefsとかSEM RUSHで見られるデータなので社内の人は怒らないでください。被リンク獲得できてラッキーと思っていただければ・・・。(子会社・孫会社とかでやめてくれという場合はご連絡ください。無視するかもですが。)

YMYL系がほとんどないのでなんとも言えないところがありますが、6,7月はYMYL系の怪しいサイトがしっかり落とされていった印象はあります。

「クレジットカード」などは動きが激しくいわゆるホスト貸し、サブディレクトリ貸しがランクダウンしたのも印象的でした。

11月のアップデートはこれまでGoogleが行わなかったホリデーシーズン前のアップデートでした。

例えば「クリスマスケーキ」などで11月にランクアップしていたら「今年はSEOが好調だから大量に仕入れをしておこう」となるでしょう。ところが、11月にアップデートが起こってランクダウンしてしまったら、その材料の在庫が焦げついてしまうことからGoogleは原則ホリデーシーズン前のアップデートを行ってこなかったのだと思います。

ところが、今回は方針変更ということで上記のようなケースが危惧されましたが、結果としてはECサイト、Transactionalなサイトにとってはポジティブな動きが多かったと思います。

逆にアメブロが微減したようにinformationalなコンテンツにはネガティブな影響があったものも多いのではないでしょうか?

欧米を中心にクリスマスを前に消費が急拡大します。それを事前に考慮したアップデートなのかもしれないなと個人的には思います。

ユーザーの行動の結果を反映するだけでなくユーザーの行動を事前予測したアップデートになってきているという側面があってもおかしくないと思います。

 

全体で見るとユーザー行動に基づいた変動が多かったのかなとも思いますが、動きとしては例年よりも小さかったように思います。

これはGoogleのアルゴリズムが完成系に近づいているのかなとも思います。

いずれにしてもコアアップデートに対してやれることというのは少ないので、

  • ユーザーのためになる良質なサイト・コンテンツを提供すること
  • 良質なサイト・コンテンツであることを確実にGoogleに伝えること

の2点に尽きると思います。

Page Experience Update のロールアウト

ページエクスペリエンスアップデートが6月から8月にかけてにロールアウトしました。

引用: https://developers.google.com/search/blog/2020/11/timing-for-page-experience?hl=ja

 

そこまでランキングに影響を与えるようなアップデートではないと思いますが、

CoreWebVitals,Mobile Frienfly,HTTPS,インターステイシャルがないことがランキングに影響するようになりました。

特に、CoreWebVitals(CWV)についてはSearch Consoleにスコアが出るようになったことから気にされる方も多かったと思います。

ただ、これらはそもそもランキングのためにやることではなく、本来はユーザー体験のために行うことではあると思いますので、これを機にやれたというサイトは良かったとは思うものの、反省すべき点でもあるのだろうと思います。

 

titleの大量書き換えの発生

9月にGoogleが表示タイトルの生成のアルゴリズムをアップデートしました。

その結果が「改悪」であるとして騒ぎになりました。

逆の意味としてとらえられるような変更になったり、装飾的表現と誤認されてカッコ内の言葉が除外されてしまったりというユーザーにとっても利便性が下がるような表示になってしまうものもありました。

上記のように現在では概ね修正がなされたものと思いますが、

一時期はハラハラした方も多かったのではないでしょうか?

 

スパムアップデートの実施

6月にはGoogleはスパムアップデートという名前のアップデートを実施しました。

これまでもスパム対策については厳格に対応してきたと思いますが、あえてスパムアップデートと名がつくものを行ったことは一定の抑止力を考えてなのかもしれません。

私のまわりでこのアップデートで大きくランクを落としたようなものはなかったので、いわゆる誤爆のないように配慮されたものだったように思います。

そのため、スパムをしていないサイトに関しては特に不安に思う必要はなかったものとなりました。

 

リンクスパムアップデートの実施

7月にはリンクスパムアップデートがロールアウトされました。

スパムアップデートはどちらかというとサイトの内側の問題であり、リンクスパムは外的なものとなります。

当然、人工的に被リンクを構築していたりリンク購入をしていたりするものが対象になったと思います。

こちらもいわゆる誤爆的なものはなく安全性を考慮したアップデートとなった、抑止力を狙ったもののように思いました。

実際にリンク購入しているところを落とすことができていなかったケースがあり、少し残念だった感は否めません。

ただし、私が知っているリンク購入しているサイトは12月に見事にランクダウンさせられていましたので、

今後もリンク購入にはリスクがあると思っていただいたほうが良いと思います。

詳細は、こちらの「それでもやっぱり今は有料リンクスパムをおすすめできない理由」に記載していますので、よかったらお読みください。

 

トップニュースカルーセルからAMP要件がなくなる

Core Web Vitalsをランキング要因にしたのとほぼ時を同じくして、

トップニュースカルーセルからAMP要件がなくなりました。

先日当ブログでもお知らせした通り、アメブロも新規記事のAMPページ生成を停止しました。

これまでAMPの大きなメリットであったトップニュースカルーセルに出る条件というものがなくなったためです。

AMPは現在でもAMPキャッシュによって表示することによってLCPの改善等に役立つため、

Core Web Vitalsの改善という課題を解決するひとつの手段として効果的であったり、単純にAMPキャッシュで返す分のサーバコストの節約になるという側面もあると思います。

一方でスタンドアロンAMPでない場合は管理コストがかかるということがあるためアメブロでは上記のような決断をしました。

「AMPやめてどうなったか?」という質問をよくいただきますが、コアアップデートと重なってしまったため正確にわからない部分はあるものの、AMP停止による検索流入の減少は起こっていないと思います。

Non AMP SXGやBentoなどもあり、GoogleとしてもAMPそのものを使ってほしいというよりAMPコンポーネントを使ってほしいという方向に変わってきているように思います。

なお、弊社としてもアメブロはじめすべてのサービスにおいてAMPをつかわなくても快適なユーザー体験が提供できるようにしたいと思っています。

ホスト貸し・サブディレクトリ貸しの横行

ホスト貸し・サブディレクトリ貸しによってYMYLをクリアしようとしたり、サイトの力を利用して簡単にランクをあげようとする施策が横行しています。

明確なガイドライン違反ではないため、Googleもそこまで大々的に対処しているようには見えないため、その数は増え続けていると思います。

新聞社や保険会社などさまざまな業界のサイトでこの状態が起こっています。裏で手を引いているアフィリエイトASPの存在もわかっています。

ひょっとしたら弊社でもこの動きに乗っかっているところがあるかもしれないので、その際は全力で止めたいと思っているのですが(止まるかは知りませんが)3つの点でおすすめできません。

1.ブランドが棄損する

大企業でサブディレクトリをアフィリエイトの場として貸しているサイトが多く見られますが、正直格好悪いと思います。

また今後は炎上リスクもあると思います。

炎上すれば、"ネガティブサイテーション"によってサイト全体のランクが落ちることが予想されます。

 

2.ランクダウンリスクがある

現状でもサブディレクトリ貸しされているURL配下にランクダウンが起こるケースがあります。

金融系キーワードなどいくつかのサイトでアフィリエイトコンテンツの大幅なランクダウンが確認されています。

アルゴリズムによるものなのか手動なのかは定かではありませんが、不安定であることに間違いはありません。

また、ガイドラインで明確に禁止されれば本体サイトも落とされる可能性は否定できません。

 

3.検索が使われなくなる

かつて若い人を中心に「Googleの上位の情報は信頼できないからTwitterやInstagramで情報を探す」ということが言われていました。

Googleの努力とウェブマスターの倫理観の向上によって(?)この状態からは脱却しつつあり、だからこそよりSEOの重要性が高まったとSEO屋のはしくれとしては嬉しく思っていました。

ところが、最近このサブディレクトリ貸しによって同じような状態が発生していると思います。

検索結果が"汚れた"状態になればユーザーが検索を使わなくなります。

最終的にそれによって損をするのは自分たちです。

自分たちで自分たちの勝負の場を汚すことはかならず自分たちにしっぺ返しが来ることは認識しておくべきだと思います。

 

どこまでがドメイン貸し、サブディレクトリ貸しなのか?は難しいところです。

情報メディアがやるのは良いけどメーカーがやるのはダメというのは違うという意見もあろうと思います。

Amebaでもサブドメインでいろいろなサイトを展開しており、見方によってはドメイン貸しとも言えるでしょう。

一方で、サブディレクトリに別ブランドを作っても自社で良質なコンテンツを出していれば良いという考えもあるでしょう。

実際にそこに貸し借りは発生していないわけですから。

線引きは非常に難しい問題であるので、ぜひGoogleにはガイドラインを作っていただきたいと思います。

ただ、ユーザー評価テストの結果などがフィードバックされていけばいつかは自然淘汰される問題ではあるかなとは思いますが。

 

以上長文におつきあいいただきありがとうございました。

(*長い記事を書くときのアメブロのエディタの使いにくさに気づいてしまったのでフィードバックしておこうと思います・・・)

2021年も2020年に引き続きコロナ禍という特殊な状況が継続しており、さまざまな難題に向き合わざるを得なかった方も多いと思います。

SEOにおいてもうまくいったりいかなかったりという状況は続くと思いますが、最終的には

プロダクトやサイトを徹底的に良いものにして、その良さをGoogleにきちんと伝えられるように記述に気を配ったり、クロール&インデックスに気をつけたりということをしていく

ということにかわりはないと思います。

2022年がみなさまにとって良い年となることをお祈りし、振り返りとさせていただきたいと思います。

どうぞみなさま、良いお年をおむかえください。

 

株式会社サイバーエージェント SEOラボ研究室長 / Ameba SEO戦略室長 木村 賢 (@kimuyan)

 

追伸:今年中にTwitterフォロワーを1万超えさせると宣言していたのですが、現在(2021/12/24 16:00)9975という微妙なラインまできております。よかったらみなさま、Twitterもフォローしてやってください。よろしくお願いいたします。

https://twitter.com/kimuyan

 

アメブロのAMPを終了します

4 years 3ヶ月 ago

アメーバスタッフブログでも記載させていただいた通り、11/15より順次アメブロのAMP対応を終了させることになりました。

なぜAMPをやめるのか?

2016年の3月にアメブロはAMP対応をスタートさせていました。

当時のブログ記事はこちら

そこから5年以上AMPを採用し、モバイルの検索結果からはAMPキャッシュに飛ぶようになっていました。

Googleの検索結果からはGoogleのキャッシュに移動するわけで、当然体感速度としては良好なものであったと思います。

「それなのになぜやめるのか?」

ですが、基本的にはビジネス的な問題となります。

ウェブ界の状況、社会状況等々によっての総合的な判断ということになります。

検索結果がクリックされた際にGoogleのキャッシュが表示されるという点では、CDNのコスト削減等はあるのですが、それでもやはりトータルで考えたときに今回はAMPを終了させるという結論になったと考えています。

(もちろん細かい理由は知ってはいますが、どこまで書いて良いのかわからないのでこのくらいでご勘弁ください)

 

あとなによりも大きかったのは、トップニュースカルーセルにおいてAMPが条件から外れたことです。

これによって、よりAMPを継続するメリットがビジネス上なくなったのは確かです。

アメブロはスタンドアロンAMPではなかったので、通常版とAMP版両方があるという管理コストのことも考えると、メリットが減るのは正直とても痛かったです。

 

そして、Googleからページエクスペリエンスやその一部である、Core Web Vitals という概念が出てきて、それが検索ランキングに影響するということになったことによって、これまで以上に通常版のパフォーマンスを改善していかなければいけなくなったということも大きかったと思います。

そして、通常版のパフォーマンスが改善されればされるほど、AMPをやっているメリットがUX上でもなくなっていくという形になりました。

もちろんまだAMPと体感的に同じだとは言い切れないと思いますが、今後AMPと同様の体感になるべく開発を進めております。

AMP終了に対するリスク管理

トップニュースカルーセルにおける"AMP優遇"がなくなったとはいえ、これだけの大規模サービスでクロールやindexに関わる部分を変更するというのはリスクがまったくないとは言い切れませんが、基本的には今回のAMP採用の停止によって大きな問題が起こる可能性は極めて低いと思っています。

理由1:AMPブーストはカルーセル以外なかった

AMPを採用したときに特段全体のトラフィックが増えたということもなかったですし、クロール量やクロールの偏り等に変化が起こったこともなかったので、今回逆に減ることはないと考えています。

理由2:一部ブログでAMPを停止したが影響は見られなかった

一部の特にトラフィックが多いブロガー様にご協力いただき、AMP停止のテストを行いましたが特別トラフィックが減るということはありませんでした。

Discoverに表示されにくくなることも懸念していましたが、こちらもテストを行った結果特に変化は見られませんでした。

 

もちろん大規模サイトにおいて、rel=amphtmlという記述が大量になくなる、すなわちHTMLのソース上には変更が出ることによってクローラーがどういう動きをするのかなど想定ができない部分はあります。ひょっとするとGoogleでも想定ができないことがあるかもしれません。ただ、HTMLソースの変更というのは実は頻繁に行われるものではありますので、そこまでリスクはないのではないかと思っています。(アノテーションなので通常の変更と違うとは思いますが)

なお、今回は段階的にAMPを終了させていきますので、極端にネガティブな影響が出た場合はAMPを復活させられるようにもしております。

AMP終了に際してのブロガー様の対応について

AMP終了に際してブロガーのみなさまに何かご対応をいただく必要はありません。

Search Consoleの 拡張 > AMP のところの数値に変化が出てくるとは思いますが特に気になさる必要はありません。

また、検索パフォーマンスの数値においては、大半は、https://ameblo.jp/ID/ 側の数値として換算されているはずですので大きな変化はないと思います。

もし何かご不安なことがあれば、私のTwitterアカウントにご連絡いただければと思います。 

(あまりにお問い合わせが多い場合は個別返信ではなくスタッフブログまたは当ブログにてご回答させていただきます)

 

いずれにしてもAMPが終了することで多少なりとも表示等に変化が出ることはご容赦いただければと思います。

AMP終了後のパフォーマンスへの対応について

「アメブロってAMPやめて遅くなったよね」と言われないように努力して参ります。

当初は体感的に遅く感じる可能性はありまうが、AMP導入当初からAMPページから非AMPページへの遷移での速度差によって離脱が増えていると思われるケースも見られたため、パフォーマンス改善はエンジニアのチーム中心に日々取り組んでおります。

また今後さらにパフォーマンスが改善される予定ですのでご期待いただければと思います。

(ブロガー様が個々で入れられているプラグイン等によって個々のブログによってパフォーマンスが変わることはあり得ますのでご了承ください)

AMPについてのどうでも良い思い出とブロガー様への感謝

AMP導入した際には当時、ブログサービスとして日本では(世界でも?)初めてのAMP採用だったこともあり、世界最多となるAMPページをindexさせるということになりました。(ニュースサイトは過去ページまでAMP化しなかったためです)ある意味Google(だけではないけど)の負荷テストの実験台になれて皆で興奮した記憶があります。

当初はいろいろなトラブルがあり、当時まだ存在していたAMPカルーセルに表示されるものとリンク先のURLページが一致しないというとんでもないバグを発見してGoogleと一緒にてんやわんやしたのを覚えています。

(ちなみにそれが直ったお祝いをしよう!ということで飲んでいたら、またバグが発生して某Googlerがめちゃくちゃ焦っていたのは良い思い出です。すぐに直って二軒目に見たことがない大きさのジョッキでハイボールを飲まされて、その先の記憶がありません)

2018年くらいには、AMP+PWAも検討し当時このブログにPWAをテスト採用して、それをまだ回線が遅かったインドネシアのジャカルタで出張のときに体感速度を試したこともありました。PWA自体には可能性を感じたのですが・・・

結局当時はSafariのSearviceWorker非対応問題等でPWAの採用は見送りました。。

 

AMPというものを通して、UXをより意識できるようになったりGoogleなどのプラットフォーマーの考え方がより理解できたりして、当初AMPをまっさきに採用したのは本当に良い経験・選択だったと思います。

ブロガーの皆様には検索からジャンプするページのデザインが少しではありますがいきなり変わってしまったり、(当時は)表示URLがameblo.jpではなくなったりしてご心配やご迷惑おかけしたかもしれませんが、皆様のご理解があって5年以上AMPを採用し続けることができました。

この場を借りて、あらためてブロガーの皆様に御礼申し上げます。

そして、AMPではなくなっても、皆様のブログをこれまで通り、これまで以上のUXがご提供できるよう努力して参ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

SEO戦略室 木村賢 ( https://twitter.com/kimuyan )

 

 

 

アメブロのAMPを終了します

4 years 3ヶ月 ago

アメーバスタッフブログでも記載させていただいた通り、11/15より順次アメブロのAMP対応を終了させることになりました。

なぜAMPをやめるのか?

2016年の3月にアメブロはAMP対応をスタートさせていました。

当時のブログ記事はこちら

そこから5年以上AMPを採用し、モバイルの検索結果からはAMPキャッシュに飛ぶようになっていました。

Googleの検索結果からはGoogleのキャッシュに移動するわけで、当然体感速度としては良好なものであったと思います。

「それなのになぜやめるのか?」

ですが、基本的にはビジネス的な問題となります。

ウェブ界の状況、社会状況等々によっての総合的な判断ということになります。

検索結果がクリックされた際にGoogleのキャッシュが表示されるという点では、CDNのコスト削減等はあるのですが、それでもやはりトータルで考えたときに今回はAMPを終了させるという結論になったと考えています。

(もちろん細かい理由は知ってはいますが、どこまで書いて良いのかわからないのでこのくらいでご勘弁ください)

 

あとなによりも大きかったのは、トップニュースカルーセルにおいてAMPが条件から外れたことです。

これによって、よりAMPを継続するメリットがビジネス上なくなったのは確かです。

アメブロはスタンドアロンAMPではなかったので、通常版とAMP版両方があるという管理コストのことも考えると、メリットが減るのは正直とても痛かったです。

 

そして、Googleからページエクスペリエンスやその一部である、Core Web Vitals という概念が出てきて、それが検索ランキングに影響するということになったことによって、これまで以上に通常版のパフォーマンスを改善していかなければいけなくなったということも大きかったと思います。

そして、通常版のパフォーマンスが改善されればされるほど、AMPをやっているメリットがUX上でもなくなっていくという形になりました。

もちろんまだAMPと体感的に同じだとは言い切れないと思いますが、今後AMPと同様の体感になるべく開発を進めております。

AMP終了に対するリスク管理

トップニュースカルーセルにおける"AMP優遇"がなくなったとはいえ、これだけの大規模サービスでクロールやindexに関わる部分を変更するというのはリスクがまったくないとは言い切れませんが、基本的には今回のAMP採用の停止によって大きな問題が起こる可能性は極めて低いと思っています。

理由1:AMPブーストはカルーセル以外なかった

AMPを採用したときに特段全体のトラフィックが増えたということもなかったですし、クロール量やクロールの偏り等に変化が起こったこともなかったので、今回逆に減ることはないと考えています。

理由2:一部ブログでAMPを停止したが影響は見られなかった

一部の特にトラフィックが多いブロガー様にご協力いただき、AMP停止のテストを行いましたが特別トラフィックが減るということはありませんでした。

Discoverに表示されにくくなることも懸念していましたが、こちらもテストを行った結果特に変化は見られませんでした。

 

もちろん大規模サイトにおいて、rel=amphtmlという記述が大量になくなる、すなわちHTMLのソース上には変更が出ることによってクローラーがどういう動きをするのかなど想定ができない部分はあります。ひょっとするとGoogleでも想定ができないことがあるかもしれません。ただ、HTMLソースの変更というのは実は頻繁に行われるものではありますので、そこまでリスクはないのではないかと思っています。(アノテーションなので通常の変更と違うとは思いますが)

なお、今回は段階的にAMPを終了させていきますので、極端にネガティブな影響が出た場合はAMPを復活させられるようにもしております。

AMP終了に際してのブロガー様の対応について

AMP終了に際してブロガーのみなさまに何かご対応をいただく必要はありません。

Search Consoleの 拡張 > AMP のところの数値に変化が出てくるとは思いますが特に気になさる必要はありません。

また、検索パフォーマンスの数値においては、大半は、https://ameblo.jp/ID/ 側の数値として換算されているはずですので大きな変化はないと思います。

もし何かご不安なことがあれば、私のTwitterアカウントにご連絡いただければと思います。 

(あまりにお問い合わせが多い場合は個別返信ではなくスタッフブログまたは当ブログにてご回答させていただきます)

 

いずれにしてもAMPが終了することで多少なりとも表示等に変化が出ることはご容赦いただければと思います。

AMP終了後のパフォーマンスへの対応について

「アメブロってAMPやめて遅くなったよね」と言われないように努力して参ります。

当初は体感的に遅く感じる可能性はありまうが、AMP導入当初からAMPページから非AMPページへの遷移での速度差によって離脱が増えていると思われるケースも見られたため、パフォーマンス改善はエンジニアのチーム中心に日々取り組んでおります。

また今後さらにパフォーマンスが改善される予定ですのでご期待いただければと思います。

(ブロガー様が個々で入れられているプラグイン等によって個々のブログによってパフォーマンスが変わることはあり得ますのでご了承ください)

AMPについてのどうでも良い思い出とブロガー様への感謝

AMP導入した際には当時、ブログサービスとして日本では(世界でも?)初めてのAMP採用だったこともり、世界最多となるAMPページをindexさせるということになりました。(ニュースサイトは過去ページまでAMP化しなかったためです)ある意味Google(だけではないけど)の負荷テストの実験台になれて皆で興奮した記憶があります。

当初はいろいろなトラブルがあり、当時まだ存在していたAMPカルーセルに表示されるものとリンク先のURLページが一致しないというとんでもないバグを発見してGoogleと一緒にてんやわんやしたのを覚えています。

(ちなみにそれが直ったお祝いをしよう!ということで飲んでいたら、またバグが発生して某Googlerがめちゃくちゃ焦っていたのは良い思い出です。すぐに直って二軒目に見たことがない大きさのジョッキでハイボールを飲まされて、その先の記憶がありません)

2018年くらいには、AMP+PWAも検討し当時このブログにPWAをテスト採用して、それをまだ回線が遅かったインドネシアのジャカルタで出張のときに体感速度を試したこともありました。PWA自体には可能性を感じたのですが・・・

結局当時はSafariのSearviceWorker非対応問題等でPWAの採用は見送りました。。

 

AMPというものを通して、UXをより意識できるようになったりGoogleなどのプラットフォーマーの考え方がより理解できたりして、当初AMPをまっさきに採用したのは本当に良い経験・選択だったと思います。

ブロガーの皆様には検索からジャンプするページのデザインが少しではありますがいきなり変わってしまったり、(当時は)表示URLがameblo.jpではなくなったりしてご心配やご迷惑おかけしたかもしれませんが、皆様のご理解があって5年以上AMPを採用し続けることができました。

この場を借りて、あらためてブロガーの皆様に御礼申し上げます。

そして、AMPではなくなっても、皆様のブログをこれまで通り、これまで以上のUXがご提供できるよう努力して参ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

SEO戦略室 木村賢 ( https://twitter.com/kimuyan )

 

 

 

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