CyberAgent SEO Information

パンダアップデートと日本の関係

15 years ago

パンダアップデートの概要について昨日のエントリーでアップしましたが、
(参考:ファーマーアップデートorパンダアップデート
このパンダアップデートと日本のGoogleの関係について考えてみたいと思います。

パンダアップデートについてのGoogleのリリースは2/24(現地時間)でした。
その前に日本のGoogleも通常よりも若干高い変動を見せていました。

$CyberAgent SEO Information(サイバーエージェントSEO情報ブログ)-google変動
グラフキャプチャ一部分の抜粋で申し訳ないですが、
(日付や指数などの明確なデータがお見せできず申し訳ありません。)
青線がGoogle(PC)、赤点線がYahoo!(PC)の変動の大きさを示しています。
中央でこの2つの線が重なるようにして大きく上昇しているのがお分かり頂けるかと思います。
この期間弊社の観測方法では通常時の約2倍の変動と判断しました。

この期間でランクが変動したサイトには下記のような特徴が見られました。

・スクレイピング(ミラー、コピー)コンテンツが存在しているサイトの大幅ランクダウン
・キーワードとの関連度の低いコンテンツの大幅ランクダウン、もしくはサイト内での上位ページの変更
・コンテンツ混在ページのランクダウン
・レスポンスが非常に遅いサイトのインデックス削除
・複合キーワードの場合近接していないもののランクダウン
等々

ランクが動いたものの特徴なので、これに当てはまっているものすべてのランクが変わるわけではないのでご注意ください。
パンダアップデートでも多くのランクダウンサイトの条件に当てはまっていても、ランクダウンしていないものがありますので。

今回の変動は大変動というには程遠いものですが、通常よりは大きく変動していました。
その中でランクダウンしているサイトが目立ち、そのサイトの特徴を洗いだすと上記のようになっていたと理解して頂ければと思います。

この中で気になるのはスクレイピングの件です。
個人的にはスクレイピングへの対応策はある程度日本でも、もともと入っていたと思います。
特に、APIやRSS情報などを流用して作ったスクレイピングコンテンツに関しては、
オーソリティが非常に低いものはほとんどインデックス削除されている状態だと思います。
ただ、今回はそれなりのサイトでもランクダウンが見られており、パンダアップデートとともにこのあたりが厳しくなったと感じます。
むしろ、パンダアップデートの中のスクレイピングに関するアルゴリズム部分(おそらくモジュール化していると思うのでそのモジュール)については導入されている可能性があると思います。
この部分はあまり言語に依存しない部分であり、単純に一致したコンテンツを探し、
かつそれがオーソリティがあるのかどうか?の判断でランクダウンさせていくということはできると思いますので。

これはあくまで個人的な推測なので、まったく見当はずれかもしれませんが、
いずれにしてもパンダアップデートが日本に来るであろう時のために
オリジナルなコンテンツを作っていくという方針で何も問題はないと思います。

USのほうでもまだまだアルゴリズムの質を向上させているところだと思いますので
日本導入にむけて注意深く見守っていきたいと思います。

参考:コピーコンテンツへのGoogleの対応

【木村 賢】@kimuyan

ファーマーアップデート or パンダアップデート

15 years ago
日本時間の2月25日、現地時間2月24日に、
Googleがブログ上で発表したアルゴリズムのアップデートについてですが、
その後、Search Engine LandのDanny Sullivan氏は、コンテンツファームへの対応であるとして「ファーマーアップデート」と名付けました。

その後、GoogleのAmit Singhal氏とMatt Cutts氏がGoogle内でのプロジェクトネームが「ビッグ・パンダ」と言われていたことを明かしたことから、「パンダアップデート」とも呼ばれております。
(この記事では以降、「パンダアップデート」に統一します。)

このアップデートに関するGoogleのリリースは過去のエントリーをご覧ください。
低品質コンテンツへの対応強化へ~Googleがアルゴリズム変更を公式発表
このアルゴリズムにおいてGoogleがリリースでも書いているように、現時点での日本の導入はありません。
Googleは現在“評価中”としており、日本への導入時期は未定です。

今回はこのパンダアップデートが起こったアメリカでどのような現象が起きているのかについて簡単にまとめたいと思います。

USでは、パンダアップデートによって複数のサイトのランクダウンが確認されました。
サイト全体でランクダウンしたもの、コンテンツ単位でランクダウンしたものと様々なケースが報告されています。
代表的なサイトで言うと、
associatedcontent
automotive.com
などがありました。
USでランクダウンの影響をうけているサイトの特徴を簡単に記すと

○第三者の統合型サイト
サイト運営者以外が投稿したコンテンツがメインのサイト。
日本にはさほど多く無いと思いますが、クラウドソーシング型で主にフリーランスのライターが自分の得意な分野の記事を投稿するものが多いようです。
そもそも、このアップデート自体がこの形式を取る、Demand MediaのeHowなどを対象にしているのではないか?と見られていましたがeHowはランクダウンの傾向が見られず、むしろアップしている傾向のようです。
また、ライター投稿型だけでなくユーザーが自由に投稿できるコミュニティ型コンテンツが中心のサイトや、サードパーティーのwiki、動画投稿、FAQ形式のコンテンツが中心のサイトでもランクダウンが目立っています。
「サイト管理者」が責任持ってそのコンテンツの内容を管理しているかどうかがひとつの基準になっていそうです。
associatedcontentや、wise GEEKMerchant Circleなどがその例だと思われます。

○スクレイピング・リライト型サイト
他のサイトのコンテンツをコピーしているもの、単に単語順を入替たりしているだけのリライトサイトに関しても今回はランクダウンが多いようです。
一部、投稿型のコンテンツが複数サイトに投稿されているようなケースも見られましたが、オリジナルのコンテンツ以外は評価されないという方向になっていると言えます。
FAQ Archivesなどはその一例でしょう。

○DB系サイト
表現があまり良くないかもしれませんが、ECサイトなどで多いDB情報を引っ張るのみのサイトでも、ランクダウンが目立っているように感じます。
DB内の情報そのものはオリジナルであって、その情報を検索した検索結果一覧画面と商品画面のみの構成など、DB入力以外に人の手がほとんど介在していない、特にコンテンツを作るにあたって文章や独自の視点が入っていないサイトに関してはランクダウンが発生しているケースがあると思われます。
一見するとオリジナルな特集コンテンツか?と思われるものも、結局検索の絞り込み条件を変えた一覧ページが出るだけのものというのが多いように感じます。
automotive.comなどはその例かと思っています。

その他も細かくみていくと傾向がありそうですが、大きな流れとしては上記のようなものがありそうです。
「コンテンツファーム」と呼ばれるものに該当するものがほとんであることから、Googleが今回ターゲットとしていたものが、狙い通りにランクダウンさせられているとみられます。
ただし、一部にこのような条件に該当していてもランクダウンしないものがあり、特にオーソリティあるサイトについてはランクダウンしていないものが多いようです。
コンテンツファームであれば必ずしもランクダウンするということではなく、
複合的な要素によってランクダウンが発生すると見て間違いないと思われます。

さて、今回のこのアルゴリズムですが、どうやらベースにはユーザーテストがあるようです。
半分想像になりますが、ユーザーに様々なウェブサイトを見せて、
・このサイトにクレジットカード情報を入力できるか?
・このサイトで紹介されている薬を使えるか?
など、そのサイトの信頼度を測定した模様です。
信頼されるサイトと信頼されないサイトの特徴を数値化、数式化してアルゴリズムが作られたとみられます。
信頼されるサイトについて、リンクなりコンテンツボリュームなり、ひょっとしたらデザインなり様々な項目やそれら項目の相関について最適値が設定されているものと思われます。
これを考慮するとパンダアップデートへの対応へは、益々ユーザー視点というのが重要になると考えて間違いはないと思います。

【木村 賢】 @kimuyan

東北地方太平洋沖地震について

15 years ago
東北地方太平洋沖地震におきましては、
多数のお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

また、被災された方、そのご家族、ご親戚の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

寒い被災地におきまして不自由な避難所生活を続けられている方々の復興のための一助になればと、
弊社サイバーエージェントではアメーバピグ上にて募金を募集させて頂いております。


「アメーバピグ」での募金受付概要
1.実施期間2011年3月12日より2011年4月12日まで(予定)

2.実施場所アメーバピグ内「地震情報交換」エリア

3.募金先団体日本赤十字社(予定)  http://www.jrc.or.jp/


「アメーバピグ」 http://pigg.ameba.jp/ にログイン後、おでかけエリアの中から「地震情報交換」エリアをご選択いただき、エリア内に設置されているアイテム販売機より、募金対象アイテム「東北地方太平洋沖地震募金風船」を10アメゴールドよりご購入いただけます。本アイテムの販売額の全額に加え、その同等額をサイバーエージェントが拠出し、その総額を日本赤十字社へ募金することで、日本赤十字社を通して被災者の方々のために役立てられます。

詳細は、サイバーエージェントプレスリリース
「アメーバピグ」にて「東北地方太平洋沖地震」に対する募金募集のお知らせもしくは、Amebaの募金募集のお知らせ
ご覧ください。


被災地の皆様のご無事と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

株式会社サイバーエージェント SEOグローバルイノベーションプロジェクト

低品質コンテンツへの対応強化へ~Googleがアルゴリズム変更を公式発表

15 years ago
日本時間の2/25に、Googleがブログにてアルゴリズム変更について公式発表をしました。
Finding more high-quality sites in search(英文)

内容を簡単にまとめると、
・コピーコンテンツ等の品質の低いコンテンツ(サイト)をランクダウンさせる
・調査結果、詳細ばレポート、思慮深い分析などのオリジナルで質の高いコンテンツ(サイト)はランクアップさせる
・検索クエリの11.8%に影響を及ぼす
・Google Chromeの拡張機能、Personal Blocklistは使用していない
・Personal Blocklistのブロックしたリストの上位数十のうち84%には対応できた
・ローンチは米国のみで、順次世界各地に展開していく
といったところでしょうか。

これまでもスクレイピングコンテンツと言われる、コピーコンテンツに対してGoogleはそれなりに対応してきており、ミラーサイトをはじめとするオリジナルではないコンテンツは日に日にランクアップしにくくなっていたことは間違いないと思います。
今回はそのスクレイピングコンテンツのみならず、コンテンツの品質の部分を評価要因に加えることで、これまで以上にGoogleの検索精度を高めようとする意気込みが伝わってきます。
なお、今回のこの発表以前にMatt Cutts氏が、Algorithm change launched英文)というエントリーを自身のブログに行っていますが、今回のGoogleの公式発表と同じものだと思われます。

すでにUSではこのアルゴリズムが導入されて一部のサイトには大きな影響が出ている模様です。
Search EngineLandでは、Danny Sullivan氏が今回のGoogleの変更を「ファーマーアップデート」と名付けたうえで、影響を受けたとみられるサイトのURLを公開しています。
Number Crunchers: Who Lost In Google’s “Farmer” Algorithm Change?(英文)

現時点でランクダウンしたウェブサイトはスクレイピングサイトが含まれているものの、特に問題がないと思われるサイトが含まれていたり、
逆にコンテンツファームとみられるサイトにランクダウンが起こっていなかったりと、その精度に若干の難があるものとみられます。
これまでもGoogleが新たな大規模なアップデートを行った際には、
検索結果に不都合が発生し、その後修正されていくこともありましたので今回も同様にさらなる改良が行われるものと思われます。

現時点でGoogleはコンテンツファームが何か、はっきりと公表していませんが、
「調査結果、詳細なレポート、思慮深い分析などのオリジナルで質の高いコンテンツ」
の逆をいくものと推測されますので、
・スクレイピング(コピー)コンテンツ
・自動生成コンテンツ(API、RSSサイト等やワードサラダなども含む)
・クラウドソーシング型、投稿型の信頼性の低い内容の薄いコンテンツ
・情報量の少ないコンテンツ
などがあげられると思われますが、今後ランクダウンされているサイトの傾向を調査することでより明確になってくるものと思われます。
また、鈴木謙一さんのブログにはコンテンツファームについて詳しく書かれていますのでご参照ください。
Googleが対策に乗り出した“コンテンツファーム”とは

現時点でこのファーマーアップデートは米国のみの導入となっており、日本への直接的な影響は確認できていません。
またいつの時点でこれが日本に導入されるかも定かではありません。
Googleは米国で適用しているアルゴリズムのすべてを日本に導入しているわけではないと思われることから、
100%日本に導入されるとも言い切れないかもしれません。
日本語は、その言語が特徴的であり特に言語処理に関わるアルゴリズムは簡単に移行できないと思われますので、少し時間がかかるように思いますが、
いつきてもおかしくない状況ではありますので、いつきても良いように対策していく必要があると思われます。

ファーマーアップデートへの対応として最も重要なことは、以前の「そのサイトはあなただったら評価するか」のエントリーでも書いたようにユーザー視点でコンテンツやサイトをみたときにそれに対して価値を感じるかどうかを考えてみる必要があると思われます。
価値があるものは良質なコンテンツとしてGoogleも評価する可能性が高いですし、
逆に価値がないと思うものは、Googleも評価しない可能性が高いでしょう。
まずは、ユーザー視点でコンテンツやサイトを考え、それをGoogleの言葉に翻訳してあげるということが今後のSEOで最も重要なことになってくると思います。

また、基本的にGoogleはGoogleが評価するサイトからのリンクは高く評価し、Googleが評価しないサイトからのリンクは低く評価する傾向があります。
これらを考慮すると今後のリンク対策も検討していく必要があるかもしれません。
これらの詳細についてはまた別の機会に書きたいと思います。

【木村 賢】@kimuyan

コピーコンテンツへのGoogleの対応

15 years 1ヶ月 ago
鈴木謙一さんも「Googleアルゴリズム変更 ~ コピーサイトを排除」にて書かれていますが、

Googleがミラーコンテンツ、コピーコンテンツへの対応を強化してきています。
GoogleのMatt Cuttsがブログで明らかにしたところによると、
他のサイトのコンテンツをコピーしたものなどの質の低いコンテンツに対してスパムとみなすと言ったことが読み取れます。(多少広げて読み取った形ですが)
個人的感覚にはなりますが、
これまでは・・・オリジナルなコンテンツを上位に上げていく姿勢
だったのが
これからは・・・オリジナルではないコンテンツを下に下げていく姿勢
に感じられます。

これまでも、Googleはオリジナルのコンテンツを重要視する姿勢は持っていましたし、
質の高いコンテンツをなるべく上位に表示させるようにアルゴリズムを改良してきたわけで、
これまでまったくなかった概念が入ったわけではなく、
これまでの姿勢をより強固なものにしたと見るのが正しいと思います。

実際に、様々なサイトで提供されているAPIを活用した自動生成コンテンツやRSS情報だけで作ったサイトなどはインデックスされることすらままなりません。
それでも、オーソリティのあるドメイン上でAPIを使って作成しているコンテンツなどは多くの複合キーワードで上位表示されていることがかなりあったと思います。
特に、Q&A形式のコンテンツ(教えてgooやYahoo!知恵袋、OK Waveなど)をAPIを使って掲載しているウェブサイトは、大規模なポータルサイトなどもあり、検索するとSERPs上にちらほら同じ回答を見つけた方も少なくないのではないでしょうか?

現状このあたりが変わってきているかどうかは調査の余地がありますが、
(重複したものが減った印象もありますがいかがでしょうか?)
Google側が、ユーザーへの選択肢を広げるということを意図しているとしたら
それは歓迎すべきことだと思います。
同じコンテンツのものがSERPsを占有してしまうことは、検索結果の多様性が失われ検索ユーザーにとって不利益が発生すると思われるためです。

一方でコンテンツの質が・・・という話がありますが、
どこをもって「コンテンツの質」というのかは慎重に見ていかなければいけない部分だと思います。
鈴木謙一さんもコンテンツファームに関するエントリーで仰っているように、
ハブとなるコンテンツなどはオリジナルコンテンツではありませんが、ユーザーにとって非常に有益なコンテンツです。

そこはGoogleなので安易に、「コピーだから」とか、「オリジナルじゃないから」とかでバッサリとはいかないと思いますが、
注目していきたいと思います。

何か変化が起こったことが分かったらこのブログでも紹介させていただきたいと思います。

最後にひとつ言えるのは、とは言っても「質の高いオリジナルなコンテンツが強い」ということがいつになっても変わらないことだと思いますし、
サイトオーナーがウェブ運営、SEOにおいてもっとも時間を割くべきポイントがここであるのは間違いないと思います。

【木村 賢】

そのサイトはあなただったら評価するか?

15 years 1ヶ月 ago
仕事柄(?)

「なんでこのサイトはランクアップしないんでしょうか?」
「リンク増えているのにランクアップしないんですけど・・」

など、社内外からご相談を頂くことがあります。
中にはなかなか原因が特定できないものもありますが、
「それは上がらないと思います・・・」
というものが結構あります。
今回はそのことについて書いてみたいと思います。

こういう
「上がらないだろうな、これは・・」
と思うサイトについて「なぜ、あがらないの?」という質問をされる方に、
「SEOで大切な要素は?」と逆質問すると、
・リンク
とか
・title
とか答えられることが多いです。
SEOの細かい要素一つ一つに気を取られて、
一番大事なことが見えなくなっている。
木を見て森を見ずの状態になっていると思います。

SEOを行うにあたっての大前提として、検索エンジンが
「そのキーワードでランクアップさせる価値のあるサイトやページかどうか?」
を考える必要があるわけです。

確かにリンクやtitleも大切な要素ですが、
その前に、そのサイトに価値があるか?そのページはランクアップするに値するのか?
を考えてみる必要があると思います。

「自動車保険」と検索して、
「生命保険」のコンテンツしかないサイトが上がってきたら当然「不便だな」「使いにくいな」と思うと思います。
検索エンジンはそのような、検索ユーザーの期待を裏切ることを極力排除しようとしているのはみなさんよくご存知のとおりです。
その検索エンジンの“意志”に反していないかどうか考えるのはSEOを行う以前の問題です。

「サッカー日本代表」と検索して、
代表メンバーの選手名だけが書いてあるサイトよりも、メンバー名だけでなく試合結果や予定、インタビューなどが書いてあるコンテンツのほうが、
「サッカー日本代表」についてなんらかのことを知りたい検索ユーザーに広く期待にこたえることができそうなのは、容易に想像できますよね?

検索ユーザーの立場、検索エンジンの立場に立ったときに
「このサイトが上がっていて満足」
「このサイトはきっとユーザーを満足させられる」
そう思えるようなサイトやページかどうか?を考える必要があるはずです。
このことはアルゴリズム云々以前の問題で、
titleの書き方は?とかmetaは効果があるのか?というのとは次元の違う話だと思っています。
上がるべきサイト、上がるべきページしか上がらないというのが検索エンジンだと思うべきだと思います。
SEOというものが
「本来上がったほうが良いコンテンツが上がっていないのを、本来の位置に引き上げるもの」
と考えたほうが自然かもしれないですね。

もちそん、そうでなくても上がるケースはあるかもしれません。
ただ、それがどんどん淘汰されているのは事実です。
私自身、コンテンツだけがSEO(ランクアップ)で重要と考えているわけではありませんが、
コンテンツはやはり重要だと思っています。
それはランクアップの先で無駄が発生しないかどうかという視点に立ったときも同じく。

HTMLも調整した、リンクも集まっているでもなんであがらないんだろう?というときに、
「そのサイト・ページはあなただったら評価するか?」
という大前提に立ち返って考えることは、いつの時代でもやっぱり重要なのではないかと思います。

【木村 賢】

GoogleがPageRankとバックリンクリストを更新

15 years 2ヶ月 ago
1月12日に、GoogleのPageRankとバックリンクリストが更新されました。
PageRankは小規模な更新とみられます。

なお、PageRankは表示されている数値がそのままGoogleが採用している評価基準ではなく、
ランクに直結するわけではありません。
また、バックリンクリストに関しても、link:で表示されるもののみがGoogleに評価されているわけではありません。

自サイトのバックリンクリストは、Googleウェブマスターツールで確認するほうが良いと思われます。

2011年のSEO予測

15 years 2ヶ月 ago
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、2010年を振り返っておりませんでしたので
簡単に2010年を振り返りたいと思います。

2010年、SEO界に起こったこととして、やはり最も大きかったのはYahoo! JAPANの検索エンジンがGoogleに移行したことだと思います。
2009年に、Yahoo!Inc.がマイクロソフトBingの採用を発表し、日本もそのままBingになるものと思われていた矢先に発表されたGoogleの採用。
日本語への対応の問題等々が理由とのことですが、
いずれにせよ過去の検索エンジンをとりまくニュースの中でも、最も大きなもののひとつだったと思います。
この大きなニュースで他のものが霞んでしまいそうですが、
ドコモのiメニューの一般検索エンジンがgooに変わるということがあったり、ユニバーサルサーチが多数出てきたりとそのほかも検索エンジンの変化は著しいものがありました。

また、他方でSEOを行う側においてもいろいろと大きな変化があった一年だったと思われます。
東京ではCSS Nite LP10、大阪では関西SEOサミットとSEOとしては過去最大規模のイベントが開催されました。
また、良し悪しはここでの議論は避けますが、SEO会社のSEO手法を暴くようなブログやtwitterが複数出現したことも特徴だと思います。
インターネット全体で見たときに2010年はtwitterとFacebookの躍進がすさまじかったわけですが、
これまで以上に容易に情報発信が出来るようになったことによって、
このような情報が表に出てきているのかもしれません。
特にtwitter上では、SEOの話題がまったく出ない日はおそらくなかったのではないかと言うくらいに、多くの意見交換がなされていました。

さて、2011年ですが、昨年の予想が当たったのか外れたのか良く分からない状態になってしまっておりますので、今年は完結にまとめたいと思います。

1,Googleでのリンク評価の厳格化によるSMO施策の台頭

SMOという言葉でまとめるべきではないかもしれませんが、リンクを生み出す施策というものの重要性が増す1年になると思います。
Googleがリンクについてより正確に判断できるように強化してくることは間違いないと思います。

2,Yahoo!フィルター再発動

所謂TDPのような過去にあったYahoo!JAPAN独自のフィルターが発動されるのではないかと思います。
Googleの検索結果にフィルターでオリジナリティを出すということが行われるような気がします。

3,ユニバーサルサーチの淘汰

若干多くなりすぎたと思われるユニバーサルサーチ。そろそろ、必要なものと不要なものが選別されていくのではないかと。。半分期待込みですが。

4,スマートフォン向け検索エンジンの発表

これは完全に希望です。スマホで見やすいサイト専用の検索エンジンが・・。
とは言っても、一部のスマホユーザーからは「PCサイトが見たいからスマホを利用しているのに、スマホ専用サイトが出るのはけしからん」というご意見もあるようですので、これは現実味が薄いかもしれませんが・・。

さて、最後の2つはちょっと現実味がないものですが、そういうものも入れておかないと予想自体つまらないものになってしまいますのでお許しください。
一時期は、検索エンジンのアルゴリズムの精度もここまでかな?と思われましたがGoogleがここで止まるとも思えません。
より精度が高い検索結果を返すための努力は怠らないでしょうから、今後もずっと注目していく必要がありそうです。

なお、検索結果のみならず、現在のGoogleを見ると自らがコンテンツを保有していこうという意識が見られます。
「世界中の情報を探し出せるようにするGoogle」
から
「世界中の情報を保持し、提供できるGoogle」
に変わろうとしているのかもしれません。

以上まとまりのない文章になってしまいましたが2011年もよろしくお願いいたします。
(今年は、もう少し更新していきたいと思います。)

Yahoo!JAPAN検索エンジンがGoogleへの移行完了か

15 years 3ヶ月 ago
2010年11月30日にYahoo!JAPANの検索エンジンがYSTからGoogleへ移行が完了した模様です。
twitter上では、一部まだYSTの検索結果が出ているとする報告がありますが、
弊社環境および弊社周辺の環境では、PCにおいては100%Googleの検索結果が出力されています。

弊社でこの現象が確認できたのは10時40分頃で、
それより以前の9時半過ぎにはまだ完全移行されておりませんでした。

なお、弊社で確認しているブラウザは、
Internet Explorer
Firefox
Chrome
Safari
Opera
です。(バージョンも複数)

Operaはかなり早い段階から100%移行と見られる状態であり、
IEも100%Googleが出ていた時間がありましたが、
ここに来て、すべてのブラウザにおいてGoogleの結果となっておりました。

これが一時的な現象である可能性はゼロではありませんが、このままGoogleに移行する可能性が高いと思われます。

なお、モバイル、動画、画像の各検索結果については、
移行は未だの模様です。

今後さらに動きがあればこのブログでもご報告していきたいと思います。

Yahoo!検索エンジンのGoogle移行について~年内移行にむけて

15 years 4ヶ月 ago
ヤフー、年内に検索エンジン切り替え完了へ(asahi.com)

Yahoo!が年内にもGoogleに検索エンジンを完全移行する方針であることが発表されました。
すでに数%、テスト的にGoogleの検索結果が表示されています。
今後その割合を増やしていくそうです。

我々含め、Yahoo!のGoogleへの切り替えは○月○日に一気に切り替わると考えていましたが、今回の報道を見ると徐々にGoogleの率が高まり、最終的に100%に達するという可能性もゼロではないように思われます。
最終的に数十パセーンが一度にGoogleに切り替わったとしても、
テスト割合が増えてきた場合に、Google化したテスト状態のYahoo!も無視できなくなるのではないでしょうか?

そうなるともう現時点から徐々にGoogleに変わったときを想定しなければならないと思われます。
特に現時点でGoogleでランクが低いサイトは対応が必要になります。
大きな対応必要要素は、Google対策の2大必須項目にて記載しましたのでこちらをご覧ください。

今回は心構えとリスクヘッジについて少し記載したいと思います。

1,Google移行にむけた心構え
Google対策にはYahoo!のときよりも「ウェブサイトを大切にする」ことは重要になると思われます。
力技でSEOでランクをあげようという意識以上に、検索エンジンで上位に出たら喜ばれるウェブサイトを目指して作っていくことが重要です。
このキーワードで上位に出るべきサイトは何か?
どんなサイトが出たらユーザーは便利か?
これがGoogleの基本的な理念です。
ここを考えてそれに合ったウェブサイトやコンテンツを用意しないと現実問題なかなか厳しいわけです。
キーワードに関するコンテンツが少ないものや、他のサイトから転載しただけのものが便利ですか?
あなたは、動線がめちゃくちゃなサイトや重たいサイトを見たいですか?
原点に立ち返って「Googleの理念にあったサイトなのか?」をもう一度自分のサイトを見てみる必要があると思います。

2,Google移行にむけたリスクヘッジ
今回Googleにほぼ一本化される日本の検索エンジン業界ですが、
こうなることによって
「面倒なYahoo!対策がなくなる!」と喜ばれる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、一点注意が必要です。
Google一本化ということは、Googleがダメだったら、検索エンジンではダメということです。
Googleでスパム扱いを受けインデックス削除されたら、
もうオーガニックからはほとんど流入は見込めないということになる可能性が高いわけです。
(Yahoo!では所謂Google八分に対しても、独自基準で掲載する可能性はあるとはコメントしていますが)
そのため、ここに対するリスクヘッジをしておく必要があると思われます。
もちろんスパムしないことが一番ですが、スパムしたつもりではなくてもなんらかの理由で特定コンテンツやウェブサイトがGoogle上から削除されてしまった・・というケースが稀に見られます。
そのときのため、最も良いのは複数サイトで展開してオーガニックサーチ上のリスクを減らすことですが、
この戦略は、大手の不動産ポータルくらいしかなかなか実現できているのを見たことがありません。
(当然この戦略は、リスクヘッジというよりはオフェンシブな戦略ですが)
ただ、そのようなSEOに力を入れているサイトと異なり、検索エンジンでランクアップさせられるものがビッグワードでなく社名やサービス名とテールキーワードだけ等でも構いません。
インデックス削除されれば、社名でもサービス名でも出てこなくなります。
それが、Googleでも、Yahoo!でもということになるわけです。
これはマーケティング的な痛手だけでなく、ブランドとしても非常に痛いことだと思います。
できればサブサイト的なものを構築してリスクヘッジしておきたいものです。
また、リスティングを併用することも重要です。
オーガニックがダメでも、リスティングは運用次第で高い効果を出し続けることが可能です。
オーガニックのことだけ考えるのではなく、検索エンジンのSERPs全体で考えたいものです。

来るべき完全移行に備え、
きちんとGoogleの理念を理解しながらリスクヘッジしておきたいものです。

木村 賢 (twitter:@kimuyan)

CSS Nite in Seoul vol.2 講演のお知らせ

15 years 5ヶ月 ago
来る2010年10月23日土曜日に、韓国ソウルにて、
SGIPプロジェクトマネージャーの木村が
CSS Nite in Seoul vol.2にて講演いたします。

詳細は下記をご覧ください。(韓国語)
http://onoffmix.com/event/1856

もしこのブログを韓国でご覧の方で興味がおありの方は(ほぼいらっしゃらないと思いますが・・・)是非いらしてください。

なお、韓国はご存知の通り、Naverがほとんどの検索エンジンシェアを持っています。
Naverはトップページのオーガニックサーチの部分が少ないため、
SEOについては盛んに行われているとは言えないと思います。
そんな韓国においてSEOをどう捉えるべきなのかを解説させていただきたいと思っています。

なお、このセミナーの内容は主にHTML5についてですのでご注意ください。
また、HTML5に興味がある方は是非お越しください。

Google対策の必須2大項目

15 years 6ヶ月 ago
Yahoo!Japanは本当にBingを導入するのか?今やるべきことは?
というエントリーを過去にあげて、その後Googleとの提携が正式発表になったので、
Googleが導入されるまでにしておきたいことを簡単にまとめておきたいと思います。

ただ、Yahoo!Japanは本当にBingを導入するのか?今やるべきことは? 自体が、Bingじゃなくても大丈夫なように・・・という内容が含まれて居ますので大きくは変わりません。
ただし、Googleになったことで“もしかしたらBing”の状態よりも強くやるべきことというのも存在していると思いますので、そのあたり中心にまとめていきたいと思います。

○サイト全体を整備しよう

Googleは整備されたサイト構造、およびその構造と論理の構造の一致を好むと考えられます。
物理的なディレクトリ構造においても、リンク構造においても、コンテンツの論理構造においても整備されたものが高い評価を受ける傾向にあると言えます。
特に今リニューアルしようと思っているサイトがあれば、今一度サイトマップやディレクトリ構造を見直すようにしましょう。
さらには、サイト内リンクも特にサイト内で重要だと思われるページ、つまりはSEOを行う際にランディングページになりやすいサイトへの導線確保には注意を払いましょう。

○リンクを見直そう

GoogleはYahoo!に比べると外部リンクの評価がシビアだといわざるを得ません。
link:で出てくるものが全てではないとは言え、Yahoo!のように「なんでもかんでも評価します」とはいきません。(実際はYahoo!もすべてOKというわけではないですが)
例えば、同じサーバにおいてあるサイトから大量にリンクがあると
「意図的にSEO用にリンクを立てている」と感付かれます。
それだけでなく、そのコンテンツの中身についてもオリジナルなのかどうか?
というところまで見てきているはずです。
そのリンクが人工的なのか、天然ものなのか?を機械的に判断しようとするのがGoogleの特徴のひとつと言えるでしょう。
リンクバイイングをする、しないにかかわらず(その賛否はここでは避けさせていただきますが)そのリンクはGoogleにとって自然かどうか?は重要だと思われます。
そういう評価傾向を持っていることもあり、Yahoo!において重要であった「大量のリンク」という概念から「質の高いリンク」というほうに考えを持っていく必要があると思います。
当然質の良いリンクが大量にあれば良いのですが・・。

私は、Googleのリンク構造を考えるときは、wwwの網の中にバケツ一杯の水を放り込み、
それが網の目を辿っていくことをイメージしています。
そして、その網の目を伝って、いかに多くの水がサイトやページに流れ込むか?
をイメージすることが大事だと思っています。
厳密にはこれが正しくない部分もあるかとは思いますが、
リンクの考え方やストラクチャの考え方の少しの手助けにはなるのではないかと思っています。

今回はあまりにざっくりと2大項目にわけてしまったので(笑)次回機会があったらもう少し細かく書きたいと思います。

【木村 賢】 @kimuyan

Yahoo!とGoogleの提携について-Yahoo!JAPAN独自の調整・・

15 years 7ヶ月 ago
-Yahoo!とGoogleの提携について個人的な予測をひとつしておきたいと思います。

まずは簡単にYahoo!とGoogleの提携内容の全容をおさらいしたいと思います。
詳細は、鈴木謙一さんがまとめてくれていますので、こちらをご覧になると良いと思います。

日Yahoo!と米Googleが提携-これだけ押さえておけばいい重要ポイントまとめ(海外SEO情報ブログ)

さて、今回のYahoo!とGoogleの提携は、
オーガニックサーチのみならず、リスティング広告においても行われます。
さらに、その中身としては、ウェブ、動画、画像、モバイルの各サーチが対象です。
UIはYahoo!側に権限があります。
さらに、

Yahoo! JAPAN独自の調整を加えながらGoogle の検索サービスをカスタマイズいたします。

とあるように、
Yahoo!のコンテンツを上位表示させたりYahoo!独自の基準で検索結果をカスタマイズできたりするようです。

これまでのYahoo!Japanの検索結果は、私は、
「YST(Yahoo!Inc) + Yahoo!Japan独自フィルター」
だったと思っています。
ここから、
「Google+Yahoo!Japan独自フィルター」
になる可能性もゼロではないと思っています。
(これにはいろいろな意見があると思います。正直どちらになるか分からないと思います。
両方の可能性を想定していくのが正しいと思います。)
昨日の決算説明会の中でも
「ガイドラインがGoogleと違うので、Yahoo!のガイドラインに反しているものは検索結果に表示されない場合がある。」
という発言があったことでも想定しておくほうが良いと思います。

Yahoo!とGoogleおよびその提携パートナーの検索結果が万一すべて同じになると、
1つのワードに対する検索結果の約9割が同じ結果になるということになります。
これはユーザーにとってメリットがあるのでしょうか?
その結果が誰もが求める結果になっていれば別ですが・・・。
また、Yahoo!にとってGoogleとまったく同じ検索だったとしたら・・・。

このあたりからも、それなりの検索結果の独自性は出してくるのではないかと思います。
過去に例があったかどうかは別として、
Googleの検索結果をベースとなるデータとして利用した上で、
Yahoo!独自のエッセンスを加えて検索結果を出力するということが、
近い将来来るような気がしています。

そのエッセンスについては、いろいろ要望がありますが、ここでは控えさせていただきます(笑)

木村賢 http://twitter.com/kimuyan

Yahoo!Japan、Google検索エンジン採用を正式発表

15 years 7ヶ月 ago
2010年7月27日、大方の予想を覆し、
Yahoo!JapanがGoogleの検索エンジン採用を発表しました。

Yahoo!IR
http://ir.yahoo.co.jp/
(IRリリースのPDFファイルをご参照ください)

Googleブログ
http://googlejapan.blogspot.com/2010/07/yahoo-japan.html

USのYahoo!がBingと提携をし、すでにテストも開始している中で、
「日本はどうなるんだ?」
「Y!J独自?」
「第三のエンジンが来るのでは?」
「いや、やっぱりBingでしょ?」
というさまざまな憶測が飛んでいたわけですが、
過去のエントリー、一応Googleも候補に残してはいましたが・・・)
もっとも予想されていなかったと言っても過言ではない"Google”へのシフトでした。
Yahoo!にとって、Googleは最大のライバルと見られていただけに、
この提携はやはり個人的も驚きました。

今回の提携内容を見てみると、
Yahoo!が若干の調整を加えること、UIは現状のYahoo!を踏襲することが記されています。
私見にはなりますが、現状のYahoo!が、YST+日本独自のフィルターという絵で成り立っていると考えておりますので、新しくGoogleを採用した場合も、Googleのデフォルトの検索結果になんらかのフィルターを加えるということはありえるのではないかと思っています。
その場合は、対Yahoo!において「やってはいけないSEO」はそのまま継続される可能性も捨て切れません。

とは言え、ベースの検索アルゴリズムはGoogleであることを考えると多少Google色を強めたSEOにシフトしてもいいのかもしれません。
まだ、時期は未定とのことですが「なるべく早く」移行したいとのことですので、
その「なるべく早い」時期にむけて多少なりとも準備しておくのも悪くないと思います。

次回のブログでは、Yahoo!がGoogleを導入する日にむけて、
何をしておくべきなのか考えてみたいと思います。
また、Yahoo!がGoogleに変わることによる影響についても考えてみたいと思います。
寡占状態になる、検索業界。しかし、ユーザーは気づくのか?という点についても。

なお、リスティングに関してもオーガニック同様にGoogleへの移行があります。
こちらもSEO同様に注目して対策していくべきと思われます。

追伸
先日のCSS Nite LP10、たくさんのご来場ありがとうございました。
このニュースがCSS Niteの後でよかったと、ほっとしています。
もし先週だったら・・・・。

木村 賢 http://twitter.com/kimuyan

Yahoo!JapanがエンジンにGoogle採用?

15 years 7ヶ月 ago
Wall Street Journalのブログで、
Yahoo!Japanが独自路線として、検索エンジンにGoogleを採用するとの見解を記しています。
本日3時過ぎの決算発表で正式発表があるのではないかとのことです。

アメリカのYahoo!は、マイクロソフトとの提携を発表し、
リスティング広告のプラットフォームと検索エンジンをマイクロソフトのものを使用することを発表し、
実際に最近では、アメリカ、カナダではYahoo!の検索エンジンをマイクロソフトBingにするテストも行われていました。アメリカのYahoo!は2012年の早い段階でグローバルレベルでBing以降を行っていくと発表していましたが、
資本関係からもYahoo!Japanはこの流れに乗らずに、
独自路線を歩む可能性もなくはないと見られていました。

それでも、独自路線を歩むことはコスト的なデメリットもあることから、
Bingになる可能性は高いと思っていましたが、
ここに来て、Google採用の憶測が飛んでいます。
一時は百度、gooという名前も出ていましたが、
いよいよ決着のときを迎えるのでしょうか?

もしGoogleになった場合、
これまでのYahoo!への対策がいらなくなり、
日本のシェアのほとんどを占めることになるGoogleへの対応のみが必要となります。
Google対策というのはこれまでもSEOにおいて必須のことだったため、
今までやってきたYahoo!への対策を切り捨て、
Googleのみに対応することになります。
もっと言うと、今まで以上にGoogleにがっつり対応させることが必要になるわけですが、
Yahoo!独自の「フィルター」へ対応させていたものを外し、SEO対策解禁のようになる部分は出てくると思われます。

このあたりは、正式な発表があってからまた書きたいと思います。

本日本当に正式発表があるのでしょうか?
冷静に見守っていきたいと思います。

【木村 賢】 http://twitter.com/kimuyan

SEOの対象になるサイト、ならないサイト

15 years 7ヶ月 ago
「SEOをやるべきサイトってどんなサイトだろう?」

この質問を経験の浅いメンバーに質問すると、だいたい返ってくるのは、
「ECサイトとか、売上がサイトで発生するもの」
というのが多いです。
確かに。
ECサイトなんかでは、SEOの成否が売上に直結して業績やときには事業の存続に影響が出ることもあり得るでしょう。
なので、最もSEOの重要度が高いサイトであることは間違いないですね。

でも本当にそれだけ?

実際に弊社のクライアント様には、サイト内で完結しないビジネス、
例えばオンラインでの販売をしていないメーカーさんであったりとか、
飲食店さんであったりとかリアルで初めて売上が立つサイトも多いです。

これらのサイトでは、扱っている商品やサービスのカテゴリ名などでSEO対策するのが一般的です。
商品カテゴリ名で検索したときに上位に出ることで、実際にその商品カテゴリを検討する際に候補としてもらってリアルな店舗に来てもらいたいというのが多いです。
最近では、このようなものに留まらず、CSR関連のキーワードで企業イメージ向上のためにSEOを活用して頂いたり、採用に活用していただくケースも増えてきています。

また、最近目立つ傾向として先述したものに該当しない、情報サイトに対するSEOが増えています。
BtoCの情報メディアにおけるSEOでは、そのウェブサイト上ではコンバージョンを生むわけでもありませんし、
ブランド戦略に使うわけでも、広報か活動に使うわけでもありません。
この場合の目的は「アクセス」だけです。
「アクセス」を生むだけで、どうやって収益化するのか?
わざわざコストをかけてSEOを行い、アクセスを生み出すのはなぜなのか?

このあたりの話を今週土曜日のCSS Nite LP10 SEO棚卸しで話したいと思っています。
すでに満席となってしまっておりますので、
私の話した内容に関しては大枠についてはこのブログでまたご紹介できればと思います。

なお、このあたり含めてSEOの対象になるサイトはほとんどすべてのサイトと言えるのではないかと思います。
対象にならないサイトは・・・
特定の人以外にはアクセスして欲しくないサイト
つまり
検索エンジンにインデックスされたくないサイト
ではないでしょうか?

木村 賢 http://twitter.com/kimuyan/

Yahoo!Japanは本当にBingを導入するのか?今やるべきことは?

15 years 9ヶ月 ago
Yahoo!がBingを導入する・・・
と言われて久しい今日この頃です。
以前のエントリーでもUSの状況について述べましたが、
鈴木謙一さんのブログで、Yahoo!からBingへの移行がいよいよスタート(米国とカナダ)として書かれているように、
検索結果統一化のテストが始まるようです。
6月~8月までの期間にテスト、8月~9月で本番移行、11月のホリデーシーズンまでに移行完了とのことで、
最終のリリースは当初の予定通りを計画している模様です。

さて、USでは本格的に当初の計画通り進んできましたが、
鈴木さんも書かれているように、日本ではめっきりこちらの進捗が聞こえなくなってしまいました。

Yahoo!Japanからは正式にBingを導入するという発表はありませんし、
マイクロソフトからもYahoo!Japanへ検索結果を提供するという発表はありません。
オーガニックはもとよりリスティング広告もです。

さて、Yahoo!Japanはどうなるのでしょうか?
そしてどう対処していけば良いのでしょうか?

まず、Yahoo!がどうなるかですが、結論「わかりません」。
いきなりがっかりさせて申し訳ありませんが、
正直今のところどうなるかははっきりしません。
Bingが導入される可能性が高いというのはそのままだと思いますが、
Googleや百度などのほかの検索エンジンが導入される可能性も残っていると思われますし、
新しい検索エンジンが開発されるかもしれません。
Yahoo!Japanが現在のYSTベースに独自で開発していくことだってあり得るかもしれません。
個人的には最後のYahoo!独自に関しては、
日本だけで検索エンジンを作っていくコストやリソースを考えると効率的ではないようにも思いますので可能性は低いと思っています。
これまで(今もですが)Yahoo!Japanのオーガニックサーチは、
USで作られているYSTをベースに日本独自のフィルターがかかっていたように思います。
ベースから日本ですべて作られているわけではないので、日本ですべてまかなっていくということは難しいのではないでしょうか?
そなると、結局Bingがその他のエンジンか、まだ見ぬ新しいエンジンか?
となるわけですが(しつこいようですが、Yahoo!Japan独自というのも可能性はあると思います)
結論「まだ分からない」としか言えません。。残念ながら。

ではその「わからない」状況で何をすればいいのでしょうか?

一番大切なのは、王道を貫くということだと思います。

検索エンジンは結局のところ、ユーザーが欲しがるような情報、もしくはその情報を提供しているサイトをSERPsに出すことをミッションとしています。
そのため、どんな検索エンジンであっても「ユーザーが欲しがるような情報」が掲載されていなければランクアップはしない、むしろしてはいけないわけです。
無論、「ユーザーが欲しがる情報」は検索されたフレーズによって異なります。
これを逆から考えていく、つまり検索フレーズがこれだから、ユーザーが欲しがる情報はこういうものだろう
と推測してコンテンツ生成するのがSEOの一番の王道だと思います。
この情報は充実していればしているほどユーザーが欲しがる情報が入っている可能性が高いですし、ユーザーへの価値も高まるはずです。

次に、そのコンテンツにおいて何が重要なのか?ということをソース上で検索エンジンに伝える努力をすること、例えばtitleや見出しタグにキーワードを入れるという単純明快なことはしておく必要があると思います。
これも誰もが知るSEOの王道ですね。

あとは基本的なリンク対策をしておくこと。
ディレクトリ登録や話題になるコンテンツを作ってリンクを集めること。
このへんは、過去の記事にも記載していますので参考にしてみてください。
リンクを生み出す(1)
(2) (3)
リンク対策は王道か?は別にしてやらないとなかなかランクアップは難しいというのが現実だと思いますので。

このあたりの王道、つまりは基本的なSEOと呼ばれる部分に関しては、
結果として「その検索フレーズについてユーザーにとってどのサイト、ページが重要なのか?」を検索エンジンが認識する主要要因になります。
そういう主要要因は、どんな検索エンジンでも基本的に変わらないはずです。
もしここが変わるということは、ユーザーにとって重要、有益なサイトを出す必要がないと考えている可能性があるからです。

結論、どんな検索エンジンが来ても、
・キーフレーズを検索したユーザーにとってどんなサイト、ページ、コンテンツが有益か?
を考え、
・有益性を検索エンジンに伝える
ということを守っていれば、ある程度問題ないと思います。

Yahoo!とGoogleの検索結果は多少は違います。
ただ、上記に突出したサイトがランクアップしないことはほとんどないはずです。
それは「ユーザーに有益な情報を提示する」という検索エンジンの基本理念が同じからに他なりません。
検索エンジンによる検索結果の多少の違いは、
細かいところのアプローチの違いだったり、考え方の違いだったり、精度の違いです。
根幹は変わりません。
Bingが来ようが、新エンジンが来ようが、びくともしない太い幹を作っておくことが何より重要だと思います。

細かいところは、どの検索エンジンが来るか?が決まってからで大丈夫なはず。
今は、どの検索エンジンという意識なく正しいと思うことをやっていくことが必要だと思います。

※SEO屋としては、そういう状況の中でYahoo!に入るか分からないBingも調査しますし、Yahoo!とBingのUSでの検索結果の統合についてもUI等はどうなるか調べていくと思います。
何かご提供できる情報があればこちらで提供していきますが、
くれぐれも細かい情報に左右されず、根幹の部分の強化を最優先して頂きたいと思います。

【木村 賢】

【告知】CSS Nite LP.Disk 10「SEOの棚卸し」

15 years 9ヶ月 ago
CSS Nite LP.Disk10「SEOの棚卸し」に
サイバーエージェント SEOグローバルイノベーションプロジェクトの木村が出演させて頂くことになりました。
公式サイト

木村のほかは、
住太陽氏、アイオイクスの滝日氏、アイレップ紺野氏など
日本のSEO業界を牽引してきた蒼々たるメンバーになっています。

講演内容はそれぞれの講演者によって様々な角度になっており、
マーケティングの担当者から実際にSEOを実務的に行っている方まで、
一つは役に立つセッションが入っているのではないかと思います。

ご興味のある方は、是非公式サイトより詳細をご覧下さい。

CSS Nite LP10公式サイト
CSS Niteの公式ツイッターアカウント

CSS Nite LP, Disk 10

Googleが検索結果画面をリニューアル

15 years 10ヶ月 ago
もうすでにご存知だと思いますが、Googleが検索結果画面を変更しました。
4月のはじめくらいを中心に、一部ですでにこの検索結果が表示されるケースが散見されましたが、
ついに正式リリースされました。

Googleの検索結果ページをリニューアル(Google Japan Blog)
正式にブログ上でも発表されましたね。

さて、もう既にこのブログをご覧の皆さんは新しいSERPに接触されていると思いますがいかがでしょうか?

すでにいろいろなところで語られていますが、Googleトレンドを見る限り、評判は良くないようです。
CyberAgent SEO Information-Googleトレンド

Googleからしたら、今回の変更は“ユーザーの利便性を高めること”が目的だったはずです。
にも関わらずユーザーからすると「使いにくい」という反応が出てしまっています。
Googleは日本では検索シェアの1位をYahoo!に譲っている状態ですが、
GoogleユーザーもIT関係の仕事に就いている人を中心に非常に多くなっています。
GoogleユーザーがGoogleを使う理由としては、
「検索結果の精度が高い」という人もいるでしょうが、
「軽い」「シンプル」
という人も居ると思います。
「シンプル」
という理由の人には今回の変更は「使いにくい」という感情が出てしまうかもしれませんね。

そしてもう1点。
ここで、現在Yahoo!を使っている人がなぜYahoo!を使っているかを考えてみたいと思います。
「検索結果が自分に合っている」もちろんそういう人も居るでしょう。
日本語の処理などで優れいてる部分もあるので、検索精度というところでもGoogleにひけをとらない部分はあると思います。
ただ、実はYahoo!を使っている人の多くが、
「もともとYahoo!を使っていたから」
という人が多いのではないかと思います。
ずっと使ってきたものというのは、いつの間にかその人にとって「使いやすいもの」になっていることは多いと思います。
普段右ハンドルの車を運転している人がいきなり左ハンドルに乗ると戸惑うし、逆もまた然りです。
それと同じで、検索エンジンも突然違う検索エンジンを使うと使いにくさを感じると思います。

ためしに、普段Yahoo!を使っている人はInfoseek(楽天)を使ってみてください。
同じ検索結果のはずなのに、違う検索結果のような感じを受けないでしょうか?

人間というのは、刷り込まれた感覚つまり慣れを使いやすさとして感じてしまうものと思います。
そのため、Yahoo!をずっと使っている人は無意識のうちに使いやすいと感じ、他の検索エンジンを使いにくいと思ってしまうことが多いのではないかと思います。
それと同じでGoogleのUIが変更になったことで違和感を感じ、「使いにくい」と感じてしまうのだと思います。

「慣れ」というのはある意味最大のユーザビリティの要素だと思います。
利便性を押し付けても、ユーザーは便利だと感じないことがあるようです。
今回のこの変更、ユーザーが慣れて便利だと感じるまでどのくらいかかるでしょうか?
また、そのときまでなんの変更もなくこのままの形でいけるでしょうか?
注目して見ていきたいと思います。

またそして、私自身も早く慣れて「使いやすい」と意識せず潜在的に感じたいと思いますw
なお、ひょっとするとこの「慣れ」=「便利」のような感覚、年齢差があるかもしれないなと思っていますww

【木村 賢】

NTTドコモ iメニュー検索の一般検索をgooに変更

15 years 10ヶ月 ago
NTTドコモの携帯電話のiMenu検索での、「その他ケータイサイト」の検索結果が、Googleからgooに変更になりました。
iメニュー公式から検索をすると、「iメニューサイト」→「その他ケータイサイト:goo」→「PCサイト:Google」の順での表示となります。

これまでモバイルSEOの対象エンジンは、主に公式、Google、Yahoo!モバイルでしたが、
今後gooの重要性が高まるのは間違いないと考えられます。

モバイルの検索を重要視されている方、モバイル検索からの流入が多いサイトを管理されている方は、
今一度、gooにおける検索結果の状況を確認してみる必要があると思われます。

特に、これまで公式、Google、Yahoo!にしかアクセスを許可していないサイトがある場合にはすぐに対応が必要だと思われます。
gooのヘルプよりUA情報をご参照ください。
確認済み
3 時間 6 分 ago
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