CyberAgent SEO Information

CSS Nite in Seoul vol.2 講演のお知らせ

15 years 2ヶ月 ago
来る2010年10月23日土曜日に、韓国ソウルにて、
SGIPプロジェクトマネージャーの木村が
CSS Nite in Seoul vol.2にて講演いたします。

詳細は下記をご覧ください。(韓国語)
http://onoffmix.com/event/1856

もしこのブログを韓国でご覧の方で興味がおありの方は(ほぼいらっしゃらないと思いますが・・・)是非いらしてください。

なお、韓国はご存知の通り、Naverがほとんどの検索エンジンシェアを持っています。
Naverはトップページのオーガニックサーチの部分が少ないため、
SEOについては盛んに行われているとは言えないと思います。
そんな韓国においてSEOをどう捉えるべきなのかを解説させていただきたいと思っています。

なお、このセミナーの内容は主にHTML5についてですのでご注意ください。
また、HTML5に興味がある方は是非お越しください。

Google対策の必須2大項目

15 years 3ヶ月 ago
Yahoo!Japanは本当にBingを導入するのか?今やるべきことは?
というエントリーを過去にあげて、その後Googleとの提携が正式発表になったので、
Googleが導入されるまでにしておきたいことを簡単にまとめておきたいと思います。

ただ、Yahoo!Japanは本当にBingを導入するのか?今やるべきことは?  自体が、Bingじゃなくても大丈夫なように・・・という内容が含まれて居ますので大きくは変わりません。
ただし、Googleになったことで“もしかしたらBing”の状態よりも強くやるべきことというのも存在していると思いますので、そのあたり中心にまとめていきたいと思います。

○サイト全体を整備しよう

Googleは整備されたサイト構造、およびその構造と論理の構造の一致を好むと考えられます。
物理的なディレクトリ構造においても、リンク構造においても、コンテンツの論理構造においても整備されたものが高い評価を受ける傾向にあると言えます。
特に今リニューアルしようと思っているサイトがあれば、今一度サイトマップやディレクトリ構造を見直すようにしましょう。
さらには、サイト内リンクも特にサイト内で重要だと思われるページ、つまりはSEOを行う際にランディングページになりやすいサイトへの導線確保には注意を払いましょう。

○リンクを見直そう

GoogleはYahoo!に比べると外部リンクの評価がシビアだといわざるを得ません。
link:で出てくるものが全てではないとは言え、Yahoo!のように「なんでもかんでも評価します」とはいきません。(実際はYahoo!もすべてOKというわけではないですが)
例えば、同じサーバにおいてあるサイトから大量にリンクがあると
「意図的にSEO用にリンクを立てている」と感付かれます。
それだけでなく、そのコンテンツの中身についてもオリジナルなのかどうか?
というところまで見てきているはずです。
そのリンクが人工的なのか、天然ものなのか?を機械的に判断しようとするのがGoogleの特徴のひとつと言えるでしょう。
リンクバイイングをする、しないにかかわらず(その賛否はここでは避けさせていただきますが)そのリンクはGoogleにとって自然かどうか?は重要だと思われます。
そういう評価傾向を持っていることもあり、Yahoo!において重要であった「大量のリンク」という概念から「質の高いリンク」というほうに考えを持っていく必要があると思います。
当然質の良いリンクが大量にあれば良いのですが・・。

私は、Googleのリンク構造を考えるときは、wwwの網の中にバケツ一杯の水を放り込み、
それが網の目を辿っていくことをイメージしています。
そして、その網の目を伝って、いかに多くの水がサイトやページに流れ込むか?
をイメージすることが大事だと思っています。
厳密にはこれが正しくない部分もあるかとは思いますが、
リンクの考え方やストラクチャの考え方の少しの手助けにはなるのではないかと思っています。

今回はあまりにざっくりと2大項目にわけてしまったので(笑)次回機会があったらもう少し細かく書きたいと思います。

【木村 賢】 @kimuyan

Yahoo!とGoogleの提携について-Yahoo!JAPAN独自の調整・・

15 years 4ヶ月 ago
-Yahoo!とGoogleの提携について個人的な予測をひとつしておきたいと思います。

まずは簡単にYahoo!とGoogleの提携内容の全容をおさらいしたいと思います。
詳細は、鈴木謙一さんがまとめてくれていますので、こちらをご覧になると良いと思います。

日Yahoo!と米Googleが提携-これだけ押さえておけばいい重要ポイントまとめ(海外SEO情報ブログ)

さて、今回のYahoo!とGoogleの提携は、
オーガニックサーチのみならず、リスティング広告においても行われます。
さらに、その中身としては、ウェブ、動画、画像、モバイルの各サーチが対象です。
UIはYahoo!側に権限があります。
さらに、

Yahoo! JAPAN独自の調整を加えながらGoogle の検索サービスをカスタマイズいたします。

とあるように、
Yahoo!のコンテンツを上位表示させたりYahoo!独自の基準で検索結果をカスタマイズできたりするようです。

これまでのYahoo!Japanの検索結果は、私は、
「YST(Yahoo!Inc) + Yahoo!Japan独自フィルター」
だったと思っています。
ここから、
「Google+Yahoo!Japan独自フィルター」
になる可能性もゼロではないと思っています。
(これにはいろいろな意見があると思います。正直どちらになるか分からないと思います。
両方の可能性を想定していくのが正しいと思います。)
昨日の決算説明会の中でも
「ガイドラインがGoogleと違うので、Yahoo!のガイドラインに反しているものは検索結果に表示されない場合がある。」
という発言があったことでも想定しておくほうが良いと思います。

Yahoo!とGoogleおよびその提携パートナーの検索結果が万一すべて同じになると、
1つのワードに対する検索結果の約9割が同じ結果になるということになります。
これはユーザーにとってメリットがあるのでしょうか?
その結果が誰もが求める結果になっていれば別ですが・・・。
また、Yahoo!にとってGoogleとまったく同じ検索だったとしたら・・・。

このあたりからも、それなりの検索結果の独自性は出してくるのではないかと思います。
過去に例があったかどうかは別として、
Googleの検索結果をベースとなるデータとして利用した上で、
Yahoo!独自のエッセンスを加えて検索結果を出力するということが、
近い将来来るような気がしています。

そのエッセンスについては、いろいろ要望がありますが、ここでは控えさせていただきます(笑)

木村賢 http://twitter.com/kimuyan

Yahoo!Japan、Google検索エンジン採用を正式発表

15 years 4ヶ月 ago
2010年7月27日、大方の予想を覆し、
Yahoo!JapanがGoogleの検索エンジン採用を発表しました。

Yahoo!IR
http://ir.yahoo.co.jp/
(IRリリースのPDFファイルをご参照ください)

Googleブログ
http://googlejapan.blogspot.com/2010/07/yahoo-japan.html

USのYahoo!がBingと提携をし、すでにテストも開始している中で、
「日本はどうなるんだ?」
「Y!J独自?」
「第三のエンジンが来るのでは?」
「いや、やっぱりBingでしょ?」
というさまざまな憶測が飛んでいたわけですが、
過去のエントリー 、一応Googleも候補に残してはいましたが・・・)
もっとも予想されていなかったと言っても過言ではない"Google”へのシフトでした。
Yahoo!にとって、Googleは最大のライバルと見られていただけに、
この提携はやはり個人的も驚きました。

今回の提携内容を見てみると、
Yahoo!が若干の調整を加えること、UIは現状のYahoo!を踏襲することが記されています。
私見にはなりますが、現状のYahoo!が、YST+日本独自のフィルターという絵で成り立っていると考えておりますので、新しくGoogleを採用した場合も、Googleのデフォルトの検索結果になんらかのフィルターを加えるということはありえるのではないかと思っています。
その場合は、対Yahoo!において「やってはいけないSEO」はそのまま継続される可能性も捨て切れません。

とは言え、ベースの検索アルゴリズムはGoogleであることを考えると多少Google色を強めたSEOにシフトしてもいいのかもしれません。
まだ、時期は未定とのことですが「なるべく早く」移行したいとのことですので、
その「なるべく早い」時期にむけて多少なりとも準備しておくのも悪くないと思います。

次回のブログでは、Yahoo!がGoogleを導入する日にむけて、
何をしておくべきなのか考えてみたいと思います。
また、Yahoo!がGoogleに変わることによる影響についても考えてみたいと思います。
寡占状態になる、検索業界。しかし、ユーザーは気づくのか?という点についても。

なお、リスティングに関してもオーガニック同様にGoogleへの移行があります。
こちらもSEO同様に注目して対策していくべきと思われます。

追伸
先日のCSS Nite LP10、たくさんのご来場ありがとうございました。
このニュースがCSS Niteの後でよかったと、ほっとしています。
もし先週だったら・・・・。

木村 賢 http://twitter.com/kimuyan

Yahoo!JapanがエンジンにGoogle採用?

15 years 4ヶ月 ago
Wall Street Journalのブログ で、
Yahoo!Japanが独自路線として、検索エンジンにGoogleを採用するとの見解を記しています。
本日3時過ぎの決算発表で正式発表があるのではないかとのことです。

アメリカのYahoo!は、マイクロソフトとの提携を発表し、
リスティング広告のプラットフォームと検索エンジンをマイクロソフトのものを使用することを発表し、
実際に最近では、アメリカ、カナダではYahoo!の検索エンジンをマイクロソフトBingにするテストも行われていました。アメリカのYahoo!は2012年の早い段階でグローバルレベルでBing以降を行っていくと発表していましたが、
資本関係からもYahoo!Japanはこの流れに乗らずに、
独自路線を歩む可能性もなくはないと見られていました。

それでも、独自路線を歩むことはコスト的なデメリットもあることから、
Bingになる可能性は高いと思っていましたが、
ここに来て、Google採用の憶測が飛んでいます。
一時は百度、gooという名前も出ていましたが、
いよいよ決着のときを迎えるのでしょうか?

もしGoogleになった場合、
これまでのYahoo!への対策がいらなくなり、
日本のシェアのほとんどを占めることになるGoogleへの対応のみが必要となります。
Google対策というのはこれまでもSEOにおいて必須のことだったため、
今までやってきたYahoo!への対策を切り捨て、
Googleのみに対応することになります。
もっと言うと、今まで以上にGoogleにがっつり対応させることが必要になるわけですが、
Yahoo!独自の「フィルター」へ対応させていたものを外し、SEO対策解禁のようになる部分は出てくると思われます。

このあたりは、正式な発表があってからまた書きたいと思います。

本日本当に正式発表があるのでしょうか?
冷静に見守っていきたいと思います。

【木村 賢】 http://twitter.com/kimuyan

SEOの対象になるサイト、ならないサイト

15 years 4ヶ月 ago
「SEOをやるべきサイトってどんなサイトだろう?」

この質問を経験の浅いメンバーに質問すると、だいたい返ってくるのは、
「ECサイトとか、売上がサイトで発生するもの」
というのが多いです。
確かに。
ECサイトなんかでは、SEOの成否が売上に直結して業績やときには事業の存続に影響が出ることもあり得るでしょう。
なので、最もSEOの重要度が高いサイトであることは間違いないですね。

でも本当にそれだけ?

実際に弊社のクライアント様には、サイト内で完結しないビジネス、
例えばオンラインでの販売をしていないメーカーさんであったりとか、
飲食店さんであったりとかリアルで初めて売上が立つサイトも多いです。

これらのサイトでは、扱っている商品やサービスのカテゴリ名などでSEO対策するのが一般的です。
商品カテゴリ名で検索したときに上位に出ることで、実際にその商品カテゴリを検討する際に候補としてもらってリアルな店舗に来てもらいたいというのが多いです。
最近では、このようなものに留まらず、CSR関連のキーワードで企業イメージ向上のためにSEOを活用して頂いたり、採用に活用していただくケースも増えてきています。

また、最近目立つ傾向として先述したものに該当しない、情報サイトに対するSEOが増えています。
BtoCの情報メディアにおけるSEOでは、そのウェブサイト上ではコンバージョンを生むわけでもありませんし、
ブランド戦略に使うわけでも、広報か活動に使うわけでもありません。
この場合の目的は「アクセス」だけです。
「アクセス」を生むだけで、どうやって収益化するのか?
わざわざコストをかけてSEOを行い、アクセスを生み出すのはなぜなのか?

このあたりの話を今週土曜日のCSS Nite LP10 SEO棚卸し で話したいと思っています。
すでに満席となってしまっておりますので、
私の話した内容に関しては大枠についてはこのブログでまたご紹介できればと思います。

なお、このあたり含めてSEOの対象になるサイトはほとんどすべてのサイトと言えるのではないかと思います。
対象にならないサイトは・・・
特定の人以外にはアクセスして欲しくないサイト
つまり
検索エンジンにインデックスされたくないサイト
ではないでしょうか?

木村 賢 http://twitter.com/kimuyan/

Yahoo!Japanは本当にBingを導入するのか?今やるべきことは?

15 years 5ヶ月 ago
Yahoo!がBingを導入する・・・
と言われて久しい今日この頃です。
以前のエントリー でもUSの状況について述べましたが、
鈴木謙一さんのブログで、Yahoo!からBingへの移行がいよいよスタート(米国とカナダ) として書かれているように、
検索結果統一化のテストが始まるようです。
6月~8月までの期間にテスト、8月~9月で本番移行、11月のホリデーシーズンまでに移行完了とのことで、
最終のリリースは当初の予定通りを計画している模様です。

さて、USでは本格的に当初の計画通り進んできましたが、
鈴木さんも書かれているように、日本ではめっきりこちらの進捗が聞こえなくなってしまいました。

Yahoo!Japanからは正式にBingを導入するという発表はありませんし、
マイクロソフトからもYahoo!Japanへ検索結果を提供するという発表はありません。
オーガニックはもとよりリスティング広告もです。

さて、Yahoo!Japanはどうなるのでしょうか?
そしてどう対処していけば良いのでしょうか?

まず、Yahoo!がどうなるかですが、結論「わかりません」。
いきなりがっかりさせて申し訳ありませんが、
正直今のところどうなるかははっきりしません。
Bingが導入される可能性が高いというのはそのままだと思いますが、
Googleや百度などのほかの検索エンジンが導入される可能性も残っていると思われますし、
新しい検索エンジンが開発されるかもしれません。
Yahoo!Japanが現在のYSTベースに独自で開発していくことだってあり得るかもしれません。
個人的には最後のYahoo!独自に関しては、
日本だけで検索エンジンを作っていくコストやリソースを考えると効率的ではないようにも思いますので可能性は低いと思っています。
これまで(今もですが)Yahoo!Japanのオーガニックサーチは、
USで作られているYSTをベースに日本独自のフィルターがかかっていたように思います。
ベースから日本ですべて作られているわけではないので、日本ですべてまかなっていくということは難しいのではないでしょうか?
そなると、結局Bingがその他のエンジンか、まだ見ぬ新しいエンジンか?
となるわけですが(しつこいようですが、Yahoo!Japan独自というのも可能性はあると思います)
結論「まだ分からない」としか言えません。。残念ながら。

ではその「わからない」状況で何をすればいいのでしょうか?

一番大切なのは、王道を貫くということだと思います。

検索エンジンは結局のところ、ユーザーが欲しがるような情報、もしくはその情報を提供しているサイトをSERPsに出すことをミッションとしています。
そのため、どんな検索エンジンであっても「ユーザーが欲しがるような情報」が掲載されていなければランクアップはしない、むしろしてはいけないわけです。
無論、「ユーザーが欲しがる情報」は検索されたフレーズによって異なります。
これを逆から考えていく、つまり検索フレーズがこれだから、ユーザーが欲しがる情報はこういうものだろう
と推測してコンテンツ生成するのがSEOの一番の王道だと思います。
この情報は充実していればしているほどユーザーが欲しがる情報が入っている可能性が高いですし、ユーザーへの価値も高まるはずです。

次に、そのコンテンツにおいて何が重要なのか?ということをソース上で検索エンジンに伝える努力をすること、例えばtitleや見出しタグにキーワードを入れるという単純明快なことはしておく必要があると思います。
これも誰もが知るSEOの王道ですね。

あとは基本的なリンク対策をしておくこと。
ディレクトリ登録や話題になるコンテンツを作ってリンクを集めること。
このへんは、過去の記事にも記載していますので参考にしてみてください。
リンクを生み出す(1)
(2) (3)
リンク対策は王道か?は別にしてやらないとなかなかランクアップは難しいというのが現実だと思いますので。

このあたりの王道、つまりは基本的なSEOと呼ばれる部分に関しては、
結果として「その検索フレーズについてユーザーにとってどのサイト、ページが重要なのか?」を検索エンジンが認識する主要要因になります。
そういう主要要因は、どんな検索エンジンでも基本的に変わらないはずです。
もしここが変わるということは、ユーザーにとって重要、有益なサイトを出す必要がないと考えている可能性があるからです。

結論、どんな検索エンジンが来ても、
・キーフレーズを検索したユーザーにとってどんなサイト、ページ、コンテンツが有益か?
を考え、
・有益性を検索エンジンに伝える
ということを守っていれば、ある程度問題ないと思います。

Yahoo!とGoogleの検索結果は多少は違います。
ただ、上記に突出したサイトがランクアップしないことはほとんどないはずです。
それは「ユーザーに有益な情報を提示する」という検索エンジンの基本理念が同じからに他なりません。
検索エンジンによる検索結果の多少の違いは、
細かいところのアプローチの違いだったり、考え方の違いだったり、精度の違いです。
根幹は変わりません。
Bingが来ようが、新エンジンが来ようが、びくともしない太い幹を作っておくことが何より重要だと思います。

細かいところは、どの検索エンジンが来るか?が決まってからで大丈夫なはず。
今は、どの検索エンジンという意識なく正しいと思うことをやっていくことが必要だと思います。

※SEO屋としては、そういう状況の中でYahoo!に入るか分からないBingも調査しますし、Yahoo!とBingのUSでの検索結果の統合についてもUI等はどうなるか調べていくと思います。
何かご提供できる情報があればこちらで提供していきますが、
くれぐれも細かい情報に左右されず、根幹の部分の強化を最優先して頂きたいと思います。

【木村 賢】

【告知】CSS Nite LP.Disk 10「SEOの棚卸し」

15 years 6ヶ月 ago
CSS Nite LP.Disk10「SEOの棚卸し」に
サイバーエージェント SEOグローバルイノベーションプロジェクトの木村が出演させて頂くことになりました。
公式サイト

木村のほかは、
住太陽氏、アイオイクスの滝日氏、アイレップ紺野氏など
日本のSEO業界を牽引してきた蒼々たるメンバーになっています。

講演内容はそれぞれの講演者によって様々な角度になっており、
マーケティングの担当者から実際にSEOを実務的に行っている方まで、
一つは役に立つセッションが入っているのではないかと思います。

ご興味のある方は、是非公式サイト より詳細をご覧下さい。

CSS Nite LP10公式サイト
CSS Niteの公式ツイッターアカウント

CSS Nite LP, Disk 10

Googleが検索結果画面をリニューアル

15 years 7ヶ月 ago
もうすでにご存知だと思いますが、Googleが検索結果画面を変更しました。
4月のはじめくらいを中心に、一部ですでにこの検索結果が表示されるケースが散見されましたが、
ついに正式リリースされました。

Googleの検索結果ページをリニューアル(Google Japan Blog)
正式にブログ上でも発表されましたね。

さて、もう既にこのブログをご覧の皆さんは新しいSERPに接触されていると思いますがいかがでしょうか?

すでにいろいろなところで語られていますが、Googleトレンドを見る限り、評判は良くないようです。
CyberAgent SEO Information-Googleトレンド

Googleからしたら、今回の変更は“ユーザーの利便性を高めること”が目的だったはずです。
にも関わらずユーザーからすると「使いにくい」という反応が出てしまっています。
Googleは日本では検索シェアの1位をYahoo!に譲っている状態ですが、
GoogleユーザーもIT関係の仕事に就いている人を中心に非常に多くなっています。
GoogleユーザーがGoogleを使う理由としては、
「検索結果の精度が高い」という人もいるでしょうが、
「軽い」「シンプル」
という人も居ると思います。
「シンプル」
という理由の人には今回の変更は「使いにくい」という感情が出てしまうかもしれませんね。

そしてもう1点。
ここで、現在Yahoo!を使っている人がなぜYahoo!を使っているかを考えてみたいと思います。
「検索結果が自分に合っている」もちろんそういう人も居るでしょう。
日本語の処理などで優れいてる部分もあるので、検索精度というところでもGoogleにひけをとらない部分はあると思います。
ただ、実はYahoo!を使っている人の多くが、
「もともとYahoo!を使っていたから」
という人が多いのではないかと思います。
ずっと使ってきたものというのは、いつの間にかその人にとって「使いやすいもの」になっていることは多いと思います。
普段右ハンドルの車を運転している人がいきなり左ハンドルに乗ると戸惑うし、逆もまた然りです。
それと同じで、検索エンジンも突然違う検索エンジンを使うと使いにくさを感じると思います。

ためしに、普段Yahoo!を使っている人はInfoseek(楽天)を使ってみてください。
同じ検索結果のはずなのに、違う検索結果のような感じを受けないでしょうか?

人間というのは、刷り込まれた感覚つまり慣れを使いやすさとして感じてしまうものと思います。
そのため、Yahoo!をずっと使っている人は無意識のうちに使いやすいと感じ、他の検索エンジンを使いにくいと思ってしまうことが多いのではないかと思います。
それと同じでGoogleのUIが変更になったことで違和感を感じ、「使いにくい」と感じてしまうのだと思います。

「慣れ」というのはある意味最大のユーザビリティの要素だと思います。
利便性を押し付けても、ユーザーは便利だと感じないことがあるようです。
今回のこの変更、ユーザーが慣れて便利だと感じるまでどのくらいかかるでしょうか?
また、そのときまでなんの変更もなくこのままの形でいけるでしょうか?
注目して見ていきたいと思います。

またそして、私自身も早く慣れて「使いやすい」と意識せず潜在的に感じたいと思いますw
なお、ひょっとするとこの「慣れ」=「便利」のような感覚、年齢差があるかもしれないなと思っていますww

【木村 賢】

NTTドコモ iメニュー検索の一般検索をgooに変更

15 years 7ヶ月 ago
NTTドコモの携帯電話のiMenu検索での、「その他ケータイサイト」の検索結果が、Googleからgooに変更になりました。
iメニュー公式から検索をすると、「iメニューサイト」→「その他ケータイサイト:goo」→「PCサイト:Google」の順での表示となります。

これまでモバイルSEOの対象エンジンは、主に公式、Google、Yahoo!モバイルでしたが、
今後gooの重要性が高まるのは間違いないと考えられます。

モバイルの検索を重要視されている方、モバイル検索からの流入が多いサイトを管理されている方は、
今一度、gooにおける検索結果の状況を確認してみる必要があると思われます。

特に、これまで公式、Google、Yahoo!にしかアクセスを許可していないサイトがある場合にはすぐに対応が必要だと思われます。
gooのヘルプ よりUA情報をご参照ください。

Yahoo!インデックスアップデート

15 years 7ヶ月 ago
4月29日に、Yahoo!がインデックスをフルアップデートしました。

Yahoo!検索 Index Update(4/30 Yahoo!検索スタッフブログ)

今回の変更は日本独自ではなく、US・日本の同時変更となります。
現時点での変動傾向を数値化すると、
通常のインデックスアップデートに比べるとやや小規模な変動と言えると考えています。

変動内容については現在調査中です。
調査結果について公表できる情報については当ブログでも公表させて頂きます。

Yahoo!検索プラグイン 開発ツール

15 years 7ヶ月 ago
4月13日のYahooスタッフブログのエントリ で、
Yahoo!検索プラグインの開発ツールが公開されたことは
既に皆さんご存知かと思います。


そこで今回は、

「開発されたプラグインの導入方法」
「どのようなことが実現出来るか」

を簡単に解説します。


ますプラグインの導入方法ですが、
大きく分けて2種類あります。

プラグイン一覧画面 からインストール
② プラグイン個々のURLからインストール

①は、開発者がプラグインを一覧に公開するかを選択し、
且つYahoo!の承認が通った際に一覧に表示されます。

現時点で公開されているのは30個程度。
一般ユーザや企業が作成したプラグインはまだ無さそうです。

②は、プラグイン開発が完了した時点で発行されるURLで、
Yahoo!の承認は不要です。

一覧掲載の承認が通らなかった際は、
このURLをうまくプロモーションしてユーザへの周知が
必要になってきます。

さて、プラグインの導入に必要なことですが、
まず、Yahoo!へのログインが必須となります。

このプラグインは、CookieやIPではなく、
Yahoo! IDに紐付く形で管理されるわけですね。

続いて、①または②の画面を見てください。


CyberAgent SEO Information-プラグイン1


右上部に「追加」というボタンがあるかと思います。
ここを押すだけでプラグインの追加が完了します。

簡単ですね。

なお、ここで追加したプラグインがうまく表示されないことがあります。

そういう時の原因には、

○ブラウザキャッシュ
○対象URLのプラグインが複数設定されている

が考えられます。


まずは、ブラウザキャッシュの可能性があるので、
Ctrl+F5でリロードするなどしてキャッシュを回避してみてください。

それでも駄目な場合は、検索窓のすぐ右にある「検索設定」を
押してみてください。

さらに「表示用プラグイン」の項目の下部にある
「追加したプラグインの、適用の優先順位を変更」
というリンクをクリックします。

そこで表示の優先度を変更できるので、
優先的に表示させたいプラグインを上部に持っていき、
再度検索をしてみてください。
(キャッシュの可能性があるので、キャッシュ回避もお忘れなく)

これでプラグインの追加が出来たかと思います。


続いて、「どのようなことが実現できるか」を
解説いたします。

既に数ヶ月前から検索プラグインは特定のサイトに対して
表示されるようになっていましたが、
まず少なくともそこで実現できていることは
全て実現出来ると考えてください。

デフォルトで入っているプラグインは、
該当のページから情報を引っ張ってきて、
特定の情報を表示させるというものでした。

今回提供されている開発ツールでは、上記に加え、

・該当のページ以外からでも自由に情報を取得可能
・外部APIの情報を利用可能

となっています。


今回私の方で、2つほどプラグインを作ってみたので、
それを用いて具体的に紹介していきます。

まず1つ目は、当ブログのプラグインです。
http://gallery.search.yahoo.co.jp/application?smid=MQr.s


このプラグインを導入しYahoo!検索にて、

CyberAgent SEO
SEO 知識 役割

などと検索してみてください。

どうでしょうか。

検索結果一覧をぱっと見て、すぐにクリックしたくなるような
コンテンツが表示されたかと思います。
(見れない場合はキャッシュの回避をお忘れなく)

このプラグインでは、

・当ブログのロゴ
・ページ最上部の記事のタイトル
・記事投稿日
・記事要約

を表示できるようにしました。

検索結果に出現したURLから特定のタグの中身を表示させるよう、
プログラムを組んでいます。
(これは開発ツールで非常に簡単に実現出来るようになっています!!)

このプラグインでは「http://ameblo.jp/ca-seo/」から始まる
URLが出現した時のみこのプラグインが発動するようになっています。

またこの開発ツールで採用されている言語はPHPですので、
WEBの開発担当者は比較的容易に導入できると思います。

ちなみにこのプラグインでは、抜き出した記事投稿日を
「YYYY-MM-DD HH-II-SS」形式から、
「YYYY年MM月DD日 HH時II分SS秒」のように
PHPで変換して表示させています。

これを導入することで、プラグインに該当するサイトのCTRは
飛躍的に向上することになるでしょう。


2つ目は、上のものとは違い、全てのURLに対して動くプラグインです。
http://gallery.search.yahoo.co.jp/application?sm

こちらは、検索結果に該当URLのはてなブックマークエントリー数を
表示できるプラグインとなっております。

1つ目のものとは違い、少し地味な形で表示されていますね。

これは、上の「標準型」に対して、「展開型」と呼ばれるもの。
リンクをクリックして展開することで、内容を確認できます。


上で紹介したもの以外にも、まだまだ多種多様なプラグインの開発が
実現可能になっています。

このプラグインは、基本スキルを身に付けている開発者であれば
簡単に開発することが出来ると思います。

次々と新しいプラグインが生まれてくることでしょう。

しかし導入が容易ですが、下記のことを重要視して
作成していく必要があります。

・CTR向上のためにどのようなプラグインを開発するか
・どうプロモーションをしてユーザを広げていくか

あまり情報を表示し過ぎてもCTRは逆に下がる可能性もありますし、
また折角良いものを開発しても導入されなければ意味がありません。

我々SGIPでも色々と検証を重ね、
より良いプラグインの要素を突き詰めていこうと思います。


(坪 昌史)

SEOを成功させるのに必要な知識と役割

15 years 7ヶ月 ago
SEOを成功させるのに必要な知識にはどのようなものがあるか考えてみたいと思います。

ここでいう「SEO」はやや広義の「SEO」と捉えて頂きたいと思います。
何のためにSEOをやるのか?から、SEOをやって売上が上がったかどうか?マーケティングに役立ったかどうか?
を判断するところまでを指していると考えてください。

「ランクアップのところまでをSEO、それ以降はウェブコンサルだ」
「SEOはコンバージョンを向上させるところまでだ」
など「SEO」という言葉というかサービス定義がやや曖昧な部分もあるのですが、
ここでは、「SEO」と呼ばれるものを含んだインターネットマーケティングとでも思ってください。
(余計分かりにくいかもしれませんが)

さて、SEOの一連の流れを考えてみると・・・

まずは目標設定、目的の設定が必要になります。
この場合は、
商品知識・マーケティング的知識が必須です。

次には、その目的を達成するためにどんなキーワードをランクアップさせればよいかという、
キーワードプランニングの知識が必要です。
これは特別な知識ではなく、マーケティング的な知識と、SEOでどういうワードがあがるか?ということが判断できれば良いので、単独での知識として考える必要はないかもしれません。

続いて、そのキーワードをランクアップさせるために必要なランディングページやコンテンツを考えなければなりません。
その際には、どういうコンテンツならランクアップできるのか?どういうコンテンツなら目的達成に導きやすいのか?というところまで考える必要があります。これらを考慮すると、広義になりますが、
ウェブ制作、ウェブコンサルの知識が必要になります。
知識というよりも、経験・能力と言ったほうがしっくりくるかもしれません。
そして、そのコンテンツのHTML(XHTML)をSEOという観点で最適化してあげる必要があります。
それには、
コーディング・SEOチューニングの知識が必須です。
そして、例えばリダイレクトがある、URLが動的にはきだされて異常に長いなどのシステム的な問題点を買いけるしなければならない場合もあります。この場合には、
ウェブシステム、インフラの知識が必要になることがあります。
さて、これで内的はある程度できたとして、やはりSEOには外的のところも考えていかなければならないところです。
コンテンツを考える部分でここもあわせて考えられるとベターですが、その際には、
SMMの知識が必要になるでしょう。
この場合、リンクベイト全般をSMMに含むとして考えます。
それだけではきついという場合には、リンクバイイングなども選択肢として用意される場合もあると思いますが、(賛否は別として)それらも含めて、
リンクビルディングの知識ということでまとめさせて頂きたいと思います。

さて、これで(だいたい)一通りSEO施策完了だと思いますが、
このあとは効果検証、モニタリングが待っています。
ランクチェックについては、特別な知識はいらないでしょう。
順位が上がった、下がっただけであれば。
その次のログ解析の部分は、
ログ解析そのもの・ログ解析ツールの知識がある程度必要になるはずです。
さらに言うと、CPA,ROI、ROASを分析できる力も必要になるはずです。

モニタリングができれば、目標に対するボトルネックを発見して、
修正して再度実行していくことになるでしょう。
その場合には、やはり、上記の、
赤字で書いた知識が必要になってきます。

さて、これだけ書き出すと結構な知識が必要になってしまいました。
自分はSEOの専門家だから、マーケティングのことは分からないよ。
とか、SMMの知識はあるけど、ログ解析はしたことないなあ。
という場合は、一人で一貫してSEOをすべて完璧にやりきるということは難しくなるということです。

実は私も、これ全部完璧にできますか?と問われると答えは「NO!」です。
目的、目標の設定やキーワードプランニングなんかは、
実際のサイトオーナー(弊社で言えばクライアント様)、営業担当、マーケティング担当、リスティングの担当者などありとあらゆる人の力を借りることがあります。
コンテンツ制作には、ウェブ制作のチームの力を借りることがあります。
ログ解析には、ログ解析チームの力を借りることがあります。
すべてを完璧にこなすのは至難の業です。
なんでもかんでも自分でしていこうと思うと、最終的にランクしか追えていないとか、
ボトルネックは分かっているけど梃入れできていないとかに陥りがちです。
SEOは、パズルのピースを組み合わせるようにチームを組んでやるのが現実的で効率的なのではないかと思います。
もちろん全体を俯瞰して見られる人がいる前提で。

ただし、この話が当てはまるのは、サイトが大規模で、ある程度の企業・団体が自社サイトをインハウスでSEOする場合や外部のパートナーにSEOを御願いするケースに限られます。

一部のSEO業者さん、ウェブコンサルティング会社さん、またそれらを個人でやられている方、
もしくはECサイトのオーナーさん、アフィリエイターの方の中には、
実際にこれらの知識をすべてもたれている方もいらっしゃいます。
SEOに関する情報を頻繁に集めてらっしゃる方であれば、数人名前が浮かぶのではないでしょうか?
そういう方は、極端に大規模なウェブサイトでない限り、これらを一括してやりきることができると思います。

SEOをやるには、インハウスで行う場合とパートナーに発注するという2つの方法(もしくはその組み合わせ)があると思いますが、
サイトの規模と、担当者の知識要素によって適切に判断し、パズルが完成するか考えることが必要だと思います。

なお、すべてのSEOに上記の知識がすべて必要なわけではありませんし、上記ですべて事足りるということではないことを付け加えておきます。

追伸
個人的には「SEO」という言葉の定義は「アクセス(流入)アップ」までで、その先はログ解析+ウェブコンサル等の言葉を使うほうがしっくり来ます。
インターネットの用語は使う人によってその意味の広さが違うことがあるのでややこしいですね。

【木村 賢】

Yahoo!に若干の動き?

15 years 8ヶ月 ago
すでに、いくつかのブログでもエントリーされていましたが、
3月31日からYahoo!が小規模~中規模な動きをしている模様です。

弊社でも、モニタリングしているキーワード、URLのいくつかに比較的大きな変動が見られました。

今回の動きの特徴としては、
通常時よりもやや大きく動いているものが多いこと。
例えば、それまで15位くらいにいたものが8位くらいなったり、
25位くらいにいたものが40位くらいになったりと、
インデックスアップデートほどは動いていないけれど、
通常よりは大きく動いている
というものが多いように思います。

もうひとつは、フィルター(所謂TDP等)がかかったり解除されたりしているもの。
圏外から1ページ目へ、もしくはその逆というのが、
比較的少数ではあるものの存在していました。

Yahoo!がインデックスアップデートである、アルゴリズム更新であると発表している以外でも、
微小なアルゴリズムの入れ替えというのはGoogle同様に当然存在しているはずであり、
その影響でランクが変動するということはあり得ることです。
それが今回のようにやや規模が大きくなることもあれば、
ほとんど気付かない誤差の範囲だと片付けてしまうこともあるということです。

SEOで特に「ランク」ということを気にしているのであれば、
Yahoo!側が発表しようが、しまいが、
敏感に動きを感じ取る必要があるのかもしれません。
積み重なる変化にも目を向けるべき として過去にアップしましたが、
一日単位など短い時間間隔だけでなく、一週間、一ヶ月といった単位でも、
動きをおう必要があるでしょう。

本来であれば、小さな検索エンジンの変動にはびくともしないようなサイトなり通常トラフィックなりを確保しておくのがベストです。
多少のアルゴリズムの変動ではランクが動かないオーソリティあるサイトのようになるには、
どうしてもサイトの本質部分の強化が必要ですし、
アルゴリズム変動の影響が最小限に留まるほど、
通常様々なルートでトラフィックを稼げるとうなサイトならなおさらですが、
時間をかけてこのようなサイトを目指すというのが本来の姿ではあると思います。

今後、SEOの概念をランクからトラフィックというところにさらに広げて解説していければと思っています。
また、今回の変動の内容も詳細分かり次第ご報告したいと思います。

【木村 賢】

エイプリルフールネタ @Google

15 years 8ヶ月 ago
Google 音声検索が動物の鳴き声にも対応しました。

本日、Google検索にしりとり機能を追加しました!

Google日本語入力チームからの新しいご提案
(いずれも、Google公式ブログ)

今年は、豪華三本立て(?)

これまで駄洒落だったり、川柳だったり、
SERPsを汚す(失礼!)もの中心だったのが、
今年はSERPs以外のサービス、テクノロジー領域にまでエイプリルフールが侵食です。

SERPsに表れる「しりとり」機能についてですが、

CyberAgent SEO Information-Googleエイプリルフール
こんな感じで出ていました。
実は普通に「川口」と検索したら出てきてしまい、
「川口でtwitterのリアルタイム検索が出るなんて、なんか事件でもあったのか!?」
と思いっきりひっかかってしまいました。
このしりとりの内容、
川口⇒銚子⇒白井⇒印西⇒岩槻⇒北葛飾⇒鎌ヶ谷⇒八潮⇒大泉・・・
とマニアックに駅名(地名?)で続いていきます。
しかも関東の渋いエリアで・・・。
まあ、Googleからしたらこの仕組みは簡単なんでしょうが、思わず見入ってしまうのはさすがです。

その他2つですが、ドラム型キーボードは置いておいてw
音声検索の動物語対応ですが、これはGoogleならやってしまいそうな気も。
Googleは世の中の情報すべてにアクセスできることを目指しているはず。
人間だけでなく、動物の情報にもアクセスする野望があり、
それを実現してしまうのではないかとエイプリルフールネタにも過敏に反応してしまうのは私だけではないはずです。

Googleが中国撤退を発表

15 years 8ヶ月 ago

中国における事業展開について (GoogleJapanブログ)

Googleが中国での検索事業の撤退を発表しました。
中国政府の検閲とサイバー攻撃がその原因とのことです。
Googleの言い分、中国政府側の言い分というところに関しては、
ここで触れるべきことではないと思いますが、

中国本土の利用者の方は、Google.cn にアクセスすると、香港のサーバーで運営しているGoogle.com.hk を経由して、簡体字で検閲のない検索結果を見ることができます。
ということで、香港を経由して見ることはできるそうです。
現在、(取り急ぎ日本では)http://www.google.cnにアクセスすると、
http://www.google.com.hk/にリダイレクトしました。
ちなみに、302のリダイレクトが2回入っていました。
(状況によって異なるかもしれませんが)
302を使用しているということは、「一時的なページの移動」なのか?
と勘ぐってしまいたくなりますが、そこは関係ないでしょう。

Googleは現状で、香港を経由して検索結果を提供しているわけですが、
こちらもYouTubeのようにブロックされていく可能性は高いのではないでしょうか?
そうなると、中国ではGoogleにアクセスできず、もちろん検索は使えないということになります。

これまでGoogleを使用していた中国のユーザーは非常に不便な思いをすることでしょう。
基本的に百度を使うことになるのかもしれませんが、UIも異なるし、検索結果も多少異なるので、ストレスを感じるユーザーも多いことでしょう。
中国政府とアメリカ企業との間で起こった対立に対して、ユーザーは完全に置いていかれた感じだと思います。

あと、当然Googleを扱っていた広告代理店の痛手は知る由もありません。
私も知っている代理店もありますので、心が痛みます。
これからの彼らのGoogleの広告以外の事業がうまくいことを願ってやみません。

bingは中国の法令に則った上で中国でのサービス提供に力を入れていくようです。
今後の中国でのbing(マイクロソフト)の動きには注目が必要ですね。
中国での動きが活発化すれば、マルチバイト対応などの精度も高まり、日本語にも影響が出てくる可能性はあると思われます。

今回はGoogleが撤退するという形になったわけですが、なんとなく釈然としない思いなのは、私だけではないと思います。
中国のユーザーや代理店等への被害が少ないことを祈りたいと思います。

【木村 賢】

Yahoo!インデックスアップデートについて

15 years 8ヶ月 ago
3/10日からYahoo!のインデックスアップデートが入りましたね。

Yahoo!検索 Index Update( Yahoo!検索スタッフブログ)

弊社でもいろいろと調査をしていくつかの特徴が分かってきましたので、
その一部をお伝えしたいと思います。

この内容は弊社独自の調査ですので、すべてのサイトに当てはまるものではないかもしれませんのでご注意ください。すでに、他SEO会社さんが出されている傾向と異なるものもあると思います。
そこは見解の違いとして寛大に受け取って頂ければと・・・。

1,ペナルティの発動に関して

今回の更新でペナルティを受けたサイトがあると思います。
その多くが、3/10に一時的に少しランクダウン(場合によってはランクアップ)し、3/11くらいにペナルティ状態に陥るなどの動きになっているように思います。
これは仮説ですが、ベースのアルゴリズムの上でスパムフィルターがかかる形で2段階での動きがあったのではないかと予測しています。こちらに関しては今後も調査していきたいと思います。
今回のペナルティについてですが、特にミラーページが存在しているものには、より厳しい状況になったように思います。
ミラーページはペナルティにならないにしても、被リンクの力が分散してしまうこともありSEOにとっては決してプラスに働くものではありません。
canonicalを使うなど対処方法はいろいろあるものの、やはり物理的にミラーを作らないことが良いのではないでしょうか?

2,転送について

いろいろな事情で転送をかけているサイトは多いと思います。
弊社ではアルゴリズムが変わるたびにどの転送形式が良いか?という調査を行っていますが、基本的にやはり転送はしないほうが良いと思います。
今回はYahoo!側での処理がうまくいっていないのか、現時点でYahoo!が推奨する301でのりダイレクトでもうまく、リンク先が読めていないものがありました。
やはりこちらも、転送そのものを解除する努力をする必要があると思います。

3,被リンクについて

被リンクについては今回要因として大きく変わったと思います。
被リンクの要素が弱くなったという見解が出ていますが、私はむしろ強くなったのではないかと思います。
特に、被リンクにおけるドメインの数、IPの数というところが、単純な本数(被リンクページ数)よりも重要になったと考えています。
リンクバイイングや自社保有リンクなどで大量に被リンクを獲得する効果が薄れたとも言えるのではないでしょうか?
また、これと関連してか被リンクの集中率などもポイントになっているように思いますし、被リンクサイトがどんな内容のサイトかも重要視されているように思います。

未だ、データを多面的に分析できていない部分もありますので、
現時点でこれらすべてが正しいとは限りませんが、上記のことはSEOを意識していなくてもやらないほうが良いことですし(1,2のミラーとリダイレクト)、被リンクについては有料リンクを設置しなかったらどうなるか?というところに立ち返ると納得できる部分だと思います。

Yahoo!の傾向としては、SEOに対抗するような要素が多いように感じられますので、本来サイトはwww上でどのような形で存在するのが自然かを意識することが重要だと思います。

【木村 賢】

Yahoo!にランク変動が発生

15 years 8ヶ月 ago
本日3月10日、Yahoo!のランクに変動が発生しています。

最近変動→リセットという動きも多いため、
リセットされる可能性もありますが、
現状ではランクに動きがある模様です。

変動した場合には、変動内容を調査して、
公開できる情報はこちらで公開したいと思います。

YST、Bing統合が動き出す!~Yahoo!,Bingの事業提携をアメリカ司法省が承認

15 years 9ヶ月 ago
Yahoo!(US)による、Bing移行への正式なリリース(英語)
マイクロソフトによる正式リリース(英語)

アメリカの司法省が、Yahoo!とマイクロソフトの検索領域での事業提携を承認しました。
これによって、2社がリリース。
いよいよ、Yahoo!のYSTからマイクロソフトのBingへの移行が本格化します。

リリースによると、遅くとも今年中、できれば11月には移行したいとのこと。
思ったより早いなという印象です。
グローバルでの移行は、2012年にとの記載がありますが、
ここは早まる可能性もあるのではないでしょうか?
そもそもYahoo!Japanは他のグローバルなYahoo!サーチとちょっと違いますし。
いずれにしても、心がまえはしっかりとしておきたいと思います。

なお、UIはYahoo!側が考えて動くはずです。
ユニバーサルサーチの出し方をはじめとして、
SERPsを作っていくのはYahoo!です。
イメージとしては、昔のYahoo!がGoogleの検索エンジンを利用していたのと同じですね。

提携内容には、
マイクロソフトはヤフーが保有する検索技術を10年間独占的に利用することができ、マイクロソフトの検索プラットフォームに統合することが可能である。
とあります。
一見、Yahoo!が完全にBingになると思われがちなのですが、YSTの技術もMSに移ることになります。
つまり、「良いとこどり」ができるわけです。
私見ですが、YSTと現Bingの考え方とアルゴリズムの双方を組み合わせて新しいBingエンジンに徐々になっていくのではないかと思っています。
そのベースはおそらく現Bingなのでしょうが、YSTベースで現Bingの要素を付け加えていくということもゼロではないのかなと。
(勝手に前回の1月26日のYahoo!のインデックスアップデート と関連付けているだけかもしれませんが・・)
いずれにしても、今のBingがそのまま入るとは誰も言っていないことには注意すべきだと思います。

弊社としては今後のYSTの動き・アルゴリズム、Bingの動き・アルゴリズムともに注意深く追いかけていきたいと思います。
アルゴリズムはいまや一つの要素に過ぎず、
「ユニバーサルサーチを含めたSERPs全体の最適化」

「リッチスニペットを含めたCTR向上への策」

「流入後のCVR向上のための対策」

なども重要ですが、オーガニックの変化はやはり無視できないと思っています。
引き続き、状況を見守っていきたいと思います。

【木村 賢】

Yahoo!ランク変動とBing

15 years 9ヶ月 ago
Yahoo!のインデックスフルアップデートが1月26日くらいから発生しました。
2月4日にもやや大きめの余震があり、
久々にYahoo!が日本独自の更新ではなく、YSTエンジンそのものの更新で変動をしました。
144日ぶりのアップデートということで、
ひょっとしてもうYahoo!は動かないんじゃないか?と心配していた方たち(?)を一安心させてくれました。。

今回の変更にはいくつかの特徴があったかと思いますが、
その中のひとつに、
「1ページ(もしくはカテゴリ)でキーワードを絞ることの優位性の向上」
があったと思います。

一例を挙げますと、某マンション情報のサイトで、
これまで上位に居たサイトが
「埼玉 マンション」「神奈川 マンション」「千葉 マンション」
で大幅ランクダウンをしていました。
このサイトはこれまでひとつのでLPで
「埼玉 マンション」「神奈川 マンション」「千葉 マンション」
でランクアップしていました。
1ページで埼玉、神奈川、千葉の3エリアの情報を掲載しており、
そこで、上記3フレーズを対策していたと思われます。
それが今回大幅にランクダウンしていました。
代わりに上位に上がってきたサイトは、
「埼玉 マンション」の専門サイトだったり、
「神奈川 マンション」がひとつのディレクトリで構成されていたりするサイトでした。

そのほかにも、複数エリアが掲載されているページが下がり、単一エリアが掲載されているページが上がるという現象が、そのほかのジャンルのキーフレーズでも見られました。
また、エリアに限らず、トップページで3ワード、4ワード対策しているようなものがランクダウンしているというものがやや目立ったと思います。
(※ランクは相対的な評価のため、必ずしもこれらに該当しない場合がありますのでご了承ください)

これまでも、1ページや1カテゴリ(ディレクトリ)、できれば1サイトのテーマはなるべく絞ったほうが良いということはいたることころで語られており、私も社内外に説いてきました。
それが、今回はさらに厳格化したのではないかと思っています。

ここからは私の勝手な憶測というか妄想なのですが・・・
このアルゴリズムの動きがどうしてもBingのSERPsと重なってしまいました。
Bingで「埼玉」と検索すると、
「埼玉の検索結果のほかに、
「埼玉 ショッピング」
「埼玉 求人」
「埼玉 地図」
「埼玉 不動産」
「埼玉 ツアー」
の検索結果が表示されます。
このように、Bingではクラスタリングというか、入力されたキーワードの特定複合ワードの検索結果が表示されます。
これはマイクロソフトが、必要な検索結果にユーザーを最短距離で導けるようにと考えたものだと思われます。
そういう意図をもった検索結果で、せっかくクラスタリングしてくれているのに
「埼玉 求人」
と検索して、そこに「神奈川」も「千葉」も載っていて、「埼玉」がどれかわかりにくくて、しかも情報が少ない!となったらどうでしょうか?
せっかく複合語検索を出してあげている意味が半減してしまうと思いませんか?
“キーワード(キーフレーズ)が絞られたほうが上位表示されやすい”
ということが、このBingの検索結果へ順応させるための変更だという推測が私の中で消えなくなってしまいました。
この推測、かなりぶっ飛んでしまっているとは自分でも分かっているのですが、
そろそろBingのクラスタリングというか複合語検索への意識を持たないといけないのかな?
というところをあわせて考えた次第です。

とは言え、EUの障壁は越えたと言ってもまだYahoo!にBingが搭載されるとは、
日本では正式に発表されていないことですし、
仮に搭載されても、現Bingと同じインターフェイスかどうかは分かりませんし、
そもそも今回のアルゴリズム変更は、Yahoo!であってBingじゃないじゃんというのはごもっともです。
なんですが、ひょっとしてYahoo!が徐々にBing方向に変更されていって、
最後は検索結果が統合される(一致されていく?)みたいになるのではないか?
そんなことはまったく意味がないけれどなんとなくそんな気になってしまうのは職業病なのかもしれませんね(笑)

いずれにしても、Yahoo!とマイクロソフトの提携関係については具体的な話が加速していく可能性があると思いますので注意深く見守りたいと思います。

【木村 賢】
確認済み
1 時間 38 分 ago
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