ひとりSEO担当者の疑問に答えます

SEO的にWordPressの記事を、noteやはてなブログに転載してもいい?

SEO担当者の質問に、SEOのエキスパートである住 太陽さんが実践的で有効な解決法を答えます。今回のテーマは「WordPressの記事を、noteやはてなブログに転載してもいい?」です。

住太陽[執筆], 渡辺 淳子[編集]

7:05

ひとりで頑張るSEO担当者さんの悩みに答える本連載。今回の質問は「WordPressの記事を、noteやはてなブログに転載してもいい?」です。

この回答は「SEOの観点からはおすすめできませんが、読者を増やす観点なら悪くない方法です」です。

「WordPressの記事を、noteやはてなブログに転載してもいい?」
に対する回答は
「SEOの観点からはおすすめできませんが、読者を増やす観点なら悪くない方法です」です

記事をnoteやはてなブログに転載したい

今回の質問は「WordPressで更新している記事を、そのままnoteやはてなブログに転載したい」という相談で、ペンネーム「しゅう」さんが寄せてくださいました。ありがとうございます。

結論からいえば、これは求める結果によって変わります。本体であるWordPressサイトへのアクセスを伸ばしていきたいなら転載はしないほうがよく、どんな形であれ記事の読者を増やしたいなら転載は一つの手段として有効です。

本体サイトへの検索流入を増やすなら外部転載はNG

検索流入をはじめとするアクセスを、本体のWordPressサイトに集中させたい場合、外部サイトへの転載は得策ではありません。主な理由は以下の2点です。

  • 重複URLとして検索結果に出なくなる可能性がある ── 同じコンテンツが複数のURLで公開されている状態である重複URLはペナルティの対象ではありませんが、Googleが正規URLであると判断したURL以外は検索結果に表示されにくくなります。このためGoogleが転載先を正規URLであると判断した場合、本体であるWordPressサイト上の記事への検索流入は失われてしまいます。

  • 被リンクがもらえたときの評価が分散してしまう ── 転載先の記事に被リンクがつけば、転載先の評価が上昇し、上述した重複URLの問題で転載先を正規URLであると判断する可能性が高まります。こうした評価の分散を避けるためには、外部への転載は避け、被リンクをもらうURLも本体に統一しておくほうが得策です。

どんな形であれ記事の読者を増やしたいなら外部転載は有効

本体のWordPressサイトにアクセスを集中させることにこだわりがなく、それよりも記事そのものが多く読まれたほうがよい場合には、外部転載は有効な手段です。noteやはてなブログ、アメブロなどのプラットフォームには、それぞれのプラットフォーム内でユーザーを巡回させる仕組みがあり、自然検索からの流入だけではないアクセスが得られるからです。

たとえば、継続的な意見表明を通じて個人の名前と考えを知ってもらいたい場合や、無名の製品やサービスを知ってもらいたい場合などは、自然検索からの流入よりもプラットフォーム内のアクセスのほうが強力です。こうした場合には、各プラットフォームに記事を転載し、それぞれのプラットフォームの規範に従って行動するのもいいでしょう。

まとめ

集客の方法はSEOだけではありませんし、SEOは万能ではありません。届けたい情報や届けたい相手によっては、検索エンジンやSEOでの不利が多少あったとしても、外部転載などの方法を選ぶことはあり得ます。ご自分の状況に合わせて判断されるといいでしょう。

P.S.
本コーナーでは、読者の質問にお答えしています。誰にも聞けずに困っていること、現場で感じるふとした疑問など、どしどし質問をお寄せください。

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