サイバーエージェントの「GEO Lab.(GEOラボ)」は、「生成AIのユーザー利用実態に関する調査 第3弾」を実施した。全国の10代~60代の男女9,278名を対象に、生成AIサービスの利用率やGoogleの「AIモード」の利用状況を調査している。
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生成AI利用率は37.0%に上昇、「Gemini」が若年層で急拡大
まず、日常の「検索行動」で生成AIを利用すると答えた人は全体で37.0%だった。2025年10月調査から5.9ポイント増え、2025年5月調査と比べると約9か月で15.7ポイント上昇している。
年代別で見ると、全世代で利用率が増加しており、10代では66.9%が検索に生成AIを利用していた。伸び幅が大きかったのは50代(+7.7ポイント)、40代(+6.7ポイント)、20代(+6.6ポイント)で、若年層だけでなく中高年層にも普及していることがわかった。
サービス別では、「ChatGPT」が29.1%で前回から3.6ポイント増加し、引き続きトップを維持した。また、「Gemini」が5.2ポイント増で15.6%にのぼり、ChatGPTを上回る伸び率を見せた。一方で、「Claude」「Perplexity」は微減しており、サービス間で差が見られた。
世代別では、「ChatGPT」が全世代で緩やかに伸びたのに対し、「Gemini」は10代で8.2ポイント増の急成長を見せ、24.5%にのぼった。20代でも6.6ポイント増となっており、若年層を中心に利用が急拡大していることがうかがえた。
Google検索の「AIモード」の利用率が「Gemini単体」を上回る
続いて、Google検索の「AIモード」の利用状況を見ると、全体の利用率は21.0%となり、Gemini単体の利用率(15.6%)を上回った。世代別では、10代が33.5%で突出した一方、その他の世代では比較的差が小さく、幅広い年代に浸透しているようだった。
検索行動の目的別に利用サービスを見ると、すべての項目で生成AIサービスのシェアが向上した。特に「日常の検索」においては生成AIのシェアが17.5%に達し、前回よりも6.2ポイント増加している。また、「比較・検討」の段階で生成AIを利用する人が多く、「商品の価格や特徴の比較」「旅行の宿泊施設の比較」などで活用されていた。
AIの回答を見た後にどのような行動をするかという質問では、「AIの回答上に表示されるURLをクリックする」では「よくある・時々ある」の合計が54.4%と過半数を占めた。また、「AIにおすすめされた商品・サービスを詳しく検索する」は69.0%、「AIのおすすめをきっかけに商品を購入・サービスを利用した経験がある」は47.5%となり、消費行動における影響力が明らかになった。
調査概要
- 【調査期間】2026年2月6日~2026年2月7日
- 【調査対象】全国の10代~60代の男女
- 【有効回答数】9,278名
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査機関】マクロミル
- 【調査主体】サイバーエージェント インターネット広告事業本部 GEOラボ
