CyberAgent SEO Information

Google日本語版がリアルタイム検索に対応開始!

15 years 10ヶ月 ago
Google日本語版(google.co.jp)が遂にリアルタイム検索に対応しました。

検索する時点で話題になっているキーワードで検索すると、
検索結果上に「○○の最新の検索結果」という形で表示されます。

SERP上の見え方は、CSSによる擬似インラインフレームのような形で、
次々とスライドされて呟きが表示されていく感じですね。

HTMLソースレベルでは、最初の2~3件程度はHTMLで出力され、
のこりはJavaScriptで読み込んで表示していっているようです。

本日9時45分前後にGoogle急上昇ワードで1位だった、
「アレキサンダー・マックイーン」で検索した結果が下の画像です。


CyberAgent SEO Information-リアルタイム検索


ここではTwitterが次々と表示されていきましたが、
ブログやニュースなんかも表示されていくようです。

SEOの幅がまた広がりそうですね!


(坪 昌史)

Yahoo!にランク変動が見られています

15 years 10ヶ月 ago
本日朝にかけてYahoo!のランクに変動が見られています。
先日の大変動に比べると変動幅は小さいと見込まれますが、
ランクだけでなく、
site:やlink:が減少する傾向にある模様です。

詳細分かり次第、こちらのブログでもご報告させて頂きたいと思います。

なお、大変動以降、所謂「余震」が続いておりましたが、
今回が「大きな余震」なのか「新たな変動」なにかについては分かっておりません。

なお、現在Yahoo!からの公式発表はございません。

【追記】
2/2と2/3の変動状況については下記のようになっております。
○site:数値
---------------------
増加:3.1%
減少:86.2%
維持:10.8%
---------------------

○link:数値
---------------------
増加:3.8%
減少:81.0%
維持:15.2%
---------------------
※対象は弊社で調査対象としているサンプルキーワードにおける100位以内掲載URLとなります
※上記数値は目安とお考えください

検索エンジン積み重なる変化にも目を向けるべき

15 years 10ヶ月 ago
直近で起こったYahoo!のインデックスアップデートのように、
大きな変動が起こったときには、
必ず
「どんな変化が起こった?」
「何を意図してこの変更が起こった?」
と、調査をしたり仮説を立てたりします。

インデックスアップデートやアルゴリズム変更は、SEOをやる上で、それはもう多大なる影響を受けるものでSEO事業者にしても、アフィリエイターでも、様々なサイトのウェブマスターでも、それはそれは気になるものだと思います。
それによって、売上が一気に変わってしまうこともありますし、
中には事業自体の方向性や存続に関わる場合もあるでしょう。
なので、当然インデックスアップデートやアルゴリズム変更には注意を払わないといけないのですが、それだけにとらわれていると日々の変化を見逃すことにも通じないだろうかとふと思うことがあります。

検索エンジン、特にGoogleは微小変更は毎日のように繰り返しているといわれます。
キーワードにもよりますが、多くのキーワードで10位以内のランキングは多少入れ替わっています。
時にはインデックスアップデートがなかったのに突然上位に来るサイトがあったり、
逆に消えていくサイトがあります。
Googleが自ら発表するインデックスアップデートの類のほかにも、
常時インデックスは微妙に変わっていて、アルゴリズムだってどのように変えられているか分かりません。
もちろん大きな変化があれば、
それが目に見えて分かるわけで、
Googleもそれを発表してくるわけですが、
小さな変化の積み重ねが気付いてみたら大きな変化になっていたというのはあり得ない話ではないように思います。
実際にデータを取ってみると、5日間とか10日間、30日間で、
その変動を指数化してみると意外にばらつきが多いことが分かりました。
検索エンジンの目指すべき方向に向かって改良がなされるとき、多くはインデックスアップデートとして、
大規模な変化が起こるのでしょうが、中には徐々に徐々に改良していく部分があって、
時間が経ってみると変化が見てとれたということは実際には起こっているのではないかと思います。
もちろん、そういうものよりも、目に見えるインデックスアップデートやアルゴリズム変更などのインパクトのほうが強いのでしょうが、
検索エンジン側も、改良の仕方というかアップデートの仕方を変えてきて、こちらが主流になったとしたら、またいろいろなことが変わってくるんだろうなあと思います。

検索エンジン、SEOにおいても、木を見て森を見ずにならないように注意したいものです。

【木村 賢】

Yahoo!にランク変動が見られました

15 years 10ヶ月 ago
本日1月26日、午前中にYahoo!においてやや大きなランク変動が見られています。

ここ最近では、ランク変動が起こった後に、ランクが戻る現象も頻発しておりますので、
このままランクが変動した状態で固定されるかどうかは定かではありません。

今後の状況および詳細については、
判明次第、当ブログでもご紹介させて頂きたいと思います。

検索エンジンを観察するポイントの変化

15 years 10ヶ月 ago
Twitterやアメーバナウだったら、
「検索エンジンをウォッチするポイントがずいぶんかわってきたなー」
と書く程度の内容です。
ご了承ください。

ここ最近思うことですが、
長年(と言っても私もSEOを生業としてまだ7年くらいですが)SEOに携わってきて、
ずっと
「titleの扱いはどうなっているか?」
とか
「どういうインバウンドリンクが効果的なのか?」
などの細かい部分を追いかけて来ました。

大きく検索エンジンのランクが動いた時は、「何が起こったのか?」と血眼になって変動要因を調査してきたものです。
それは今でも変わらないのですが、検索エンジンアルゴリズムに理想的ゴールがあると仮定すると、
各検索エンジンはそことの差を3年くらい前にくらべてかなり縮めてしまった感があります。
人工的に作られたインバウンドリンクを見破るようになったり、
(これは個人的にはどうなんだ?と思いますが)明らかに“SEOしてるな”的なポイントがあるとフィルターをかけるようにランクを落としてきたり、
本質以外(本質って何?という議論はここではしませんが・・・)に左右されないように、検索エンジンの精度をどんどん高めてきたと思います。
そんな現状の中で、最近は
「どうしたら上位に表示されるか?」
から
「どうしたらその領域に表示されるか?」
に徐々に検証対象が移行しています。
正確に言うと、
「どうしたらその領域に表示されるのか?」
という検証が新たに加わって来たと言えます。
また、それだけではなく、
「どうしたら、そういう風に表示されるのか?」
も検証対象として占める割合が大きくなってきています。

具体的に言うと、ユニバーサルサーチとスニペットの多様化です。
・動画検索はどういう法則で出るの?
・twitter検索に出すには?
とか、
・レビューの☆マークがスニペットに出るにはどうしら良い?
・ページ内リンクが表示されるにはどうしたら良い?
というものです。

今までの、
・titleってどう書くのが良い?
・IPってどれだけ分散させればいいの?
ということと、時に検証している内容が同じようなものだったとしても、
どこに影響するかというのが変わってきているのです。

Yahoo!が、Bingを採用して、日本でもBingがどんどん使われるようになったら、
「どうしたら表示できるのか?」
問題は、さらに加速するかもしれません。
ある意味、SERPsをどれだけ占有できるかに繋がる問題ではあるのですが、
それだけに留まらず、
そこに出す意味、どういう出し方をすれば効果的なのか、
という、よりマーケティング的に深い領域まで踏み込んでいく必要が出てくるものと思います。

つぶやき程度なので、かなり抽象的な話になってきてしまいましたが、
今検索エンジンという舞台でどんなドラマが行われているか、
俯瞰して見ていかないと、リンクとコーディングという狭い世界にとらわれすぎてしまって、
結果何も意味がなかったみたいなことになってしまいかねないなという、
自分への戒めでした。

【木村 賢】

2009年の振り返りと2010年の予測

15 years 11ヶ月 ago

あらためまして、本年もよろしく御願いいたします。


さて、年末に2009年を特に振り返ることもなく、
2010年に突入してしまいましたので、
2009年の振り返りと、2010年の予測をあわせて簡単にしてみたいと思います。


2009年ですが、今振り返ってみると、正直あまり印象に残っていないなあというのが個人的な感想です。
そこで、2009年の1月から何があったのかをこのブログで振り返ってみたのですが、
まず頭に2009年を予測 していましたね。そういえば。


こちらでは、
1,パーソナライズド検索の拡大
2,ユニバーサル検索の拡大
3,SEOの費用対効果の重要性がより認識される
4,モバイルSEOの進化
の4つを予測していたのですが、当たったような当たっていないような中途半端な結果ですね。
1,2については、確かにという感じでしたが、
3,4は大きく何かが変化したかと言われるとそんなことはなかったようにも思います。

パーソナライズドにしても、ユニバーサルサーチの拡大にしても、
Googleが年末にかけて一気にリリースしてきた中に含まれたという印象で
これによってユーザーの検索動向が変わったかと言われると、
まだそのはっきりした兆候は見られないと思います。


改めて、1年間の記事を読み返してみると、
6月のBingリリース

7月のYahoo!がBingを使用する方向性の決定
8月のGoogleカフェインのプレビューサイト公開にはじまる、Googleカフェインの導入
10月からのGoogleスニペットの機能追加
同じく10月からのtwitterに対する検索エンジンの動き

などが印象に残っています。


Yahoo!とマイクロソフトとの提携というところは、やはり特に日本では受ける影響が大きいことから、大変に大きなインパクトがありましたね。

ただ、Yahoo!のBing(日本の場合は他も可能性が残っていると思われますが)導入にまでにはもうしばらく時間がかかりそうですね。


Googleカフェインについては、1月に入って一気シフトしてきていますが、ここは2010年の予測のほうで触れたいと思います。


Googleのスニペットの変更は、2010年にSEOを行う上でCTRの向上において意識すべき問題だと思います。

これまでランクだけ意識してSEOをやっていた人も、このスニペットの表示変更によってCTRを意識し出した人もいるのではないでしょうか?


twitterそのものが、ネットマーケティングにおいて2009年で強烈なインパクトを与えているわけですが、それに検索エンジンも影響を受けてきています。これはGoogleカフェインの話とあわせて後ほど触れたいと思います。


こう見ると例年に比べると変化が少なかったのかなと思います。

特に、Bing導入前提となったYahoo!は動きが当然のように少なくなりました。

SEOの技術的な面からしても、特に大きな変化はなかったかと思われますが、

より質の高いサイトが評価されたり、質の高いリンクが評価されたりと、

総じて、検索エンジンの質があがり、俗に言うセマンティック検索の精度が向上しつつあると言ったところだと思います。


個人的には昨年は、Yahoo!のインデックスアップデートと見せかけて戻すというフェイントや、正規化のバグ、日本固有の更新が土曜日に起こるなど、Yahoo!に振り回されたことが強く印象に残っています(笑)


さて、そんな2009年も終わり、2010年について簡単に予測したいと思います。


1,プッシュ型SEOが重要に

言葉の使い方が微妙かもしれませんが、これまで検索エンジンクローラーが来るのを待っていたのが、これからは検索エンジンに対して情報をプッシュしていく必要が出ると思われます。

特にカフェインが導入により、よりフレッシュな情報に優位性が出る可能性があるGoogleでは、

・ページ更新によってGoogleに対してアピールする

・RSSフィードをして、Googleに更新を通知する

・twitterを使ってGoogleに情報を流す

などの、情報やサイトの更新情報をGoogleに対してプッシュしていくことが重要になると思われます。


2,セマンティック検索の進化

Bingはじめ、検索エンジンはユーザーが求めている情報がなにかを考慮して検索結果を表示する方向に進んでいます。

単純に全文検索するのではなく、ユーザーの問いかけに検索エンジンが答えるようなイメージです。

おそらく、この精度は検索回数が増えれば増えるほど経験則的に高まるものと思われますので、ユーザーが欲しい情報が一発で表示されるという、検索の精度がさらに高まるものと思われます。

そういう意味では、昨年以上にBingには注目していきたいと思います。


3,被リンクフィルターの強化

SEO用に人為的に生み出されたリンクと、自然発生したリンクを見分けるフィルターがさらに強化されて、精度が向上するのではないかと思います。

これまで、IPの分散やリンク位置など様々な監視項目から、人為的なリンクを見破ってきたと思われる検索エンジンですが、ここにも時間軸の要素が強くなってくるような気がしています。


4,Yahoo!はさらにペナルティを強化か?

2008年くらいから強まっている、Yahoo!の対SEO制裁ですが、今年もさらに強まるのではないかと思います。

キーワード出現率などの過剰なSEOへの制裁をさらに強め、Yahoo!が好まない形のSEOに対しては、ペナルティを強めてくる可能性があると思います。

過剰なSEOは行わず、あくまでユーザー視点でのサイト制作やコーディングが第一になるものと思います。


5,SMO再燃か?

ソーシャルアプリ全盛となっている今こそ、再度SMOの概念を見直す時期のような気がします。

SEOに対するフィルターがますます強まる中で、どうやったら自然にリンクが集まるか?

をよく考えるとソーシャルアプリも活用ができるのではないでしょうか?


以上から、2010年は、

○質の良いウェブサイトを制作する、質の良いコンテンツを作るという王道

○ペナルティへのケア(過剰なSEOへの注意)

○更新情報のプッシュ

○SMO

あたりが鍵になるような気がしています。


さて、来年の今頃、どれだけが正解しているでしょうか?

少なくとも今年(昨年)よりは当たると良いのですが・・・・。


本年は、昨年よりは更新回数を増やしていきたいと思いますので、

また一年よろしく御願いいたします。


【木村 賢】

リンクを集める方法の一例

15 years 11ヶ月 ago

新年あけましておめでとうございます。

本年も何卒よろしく御願いいたします。


2009年の振り返りや、2010年の予測などは、

折を見て書かせていただくとして、(本当に書くのか?というツッコミが入りそうですが・・・)

リンクを集める方法でわかりやすい例がありましたので、

こちらに書きたいと思います。


こちらの記事をご覧ください。

http://news.ameba.jp/domestic/2010/01/53535.html

(“養命酒製造株式会社 の「おじさん」に関する意識調査”が取り上げられたアメーバニュース記事)

大型メディアからのリンクは、

時に大きな効果を得られることがあります。

しかしながら、大型メディアからのリンクというのはめったに受けられるものでもありません。

こちらの例では、一企業がアンケート調査をして、その結果を発表することで

大きなメディアからリンクをもらうことが出来た例です。

(ニュースがアーカイブされないとSEO効果としては大きくならない可能性もありますが、そのあたりは今回は割愛します)

養命酒製造株式会社 の「おじさん」に関する意識調査”がその内容ですが、今話題の芸能人の名前が出てきていることもあって、メディア受けが良かったと言えると思います。


調査結果の発表という形で、メディアに取り上げてもらうのは、

ちょっと規模の大きな企業でないとなかなか難しいかもしれませんが、

SEOにおいて重要なリンクを集めるということが実現できる一つの可能性だと思います。

“プレスリリースを出してリンクを集める”という手法に近いものですが、

世間の興味を引きそうな調査を考えて行うという意味では、

闇雲にプレスリリースを出していくよりも、かなり大きな効果を得られると思います。


養命酒製造株式会社は、今回のアンケート結果はまだサイトには公開されていない模様ですが、

それ以前も、

「新橋で飲むサラリーマンのインターネット利用と未病の実態に関する調査」

など、ユーザーやメディアが興味を持ちそうな調査結果が掲載されています。

大型のメディアだけでなく、個人ブログにも“芸能人名が回答内容になるような調査結果”が言及されていて、

多くのリンクを集めることができる可能性が広がると思います。

中には調査結果が書かれているだけで、リンクがつけられていないものも多いのですが、

その記事を見た人が自分のメディアやブログに記載するという可能性もあるので、

リンクがなくとも無駄になるとは限りません。


このような、記事の取り上げと口コミによってリンクが広がっていくのは典型的なSMOのひとつと言えると思います。

使えるサイトには限りがあるかもしれませんが、アンケートフォームを作ってみるなど、工夫次第で近いことができる場合もあるでしょうから、余裕のある方は試してみてはいかがでしょうか?

私も個人的にラーメンブログを書いていますが、ラーメンの人気投票をエリアを絞ってやってみたら、少しはリンクが集まるかなあと思ったりしています。。

なお、調査内容はそのサイトの内容に関連したものにすることを忘れずに。信頼度というところが重要になると思いますので。


【木村 賢】

Yahoo! 検索結果画面が変更!?実験中!?

15 years 11ヶ月 ago
Yahoo!Japanのアルゴリズム更新がまだまだホットな話題ですが、
検索結果にも手を加えようという動きがあるようです。

「メジャーリーグ」で検索してみると、

通常


CyberAgent SEO Information-メジャーリーグ通常


このようになりますが、

本日確認したところ、稀に


CyberAgent SEO Information-メジャーリーグ特殊?


このように画像+リンクが表示されるパターンが確認できています。
この例では、それぞれのリンクはページ内リンクとなっております。

また、画像にマウスを当てるとスライドショーになるパターンも
確認できております。

まだこの現象が常時出ているわけではないので、
実験段階のようですね。

これが正式に実装されれば、この表示形式はCTR向上に繋がりそうなので、
今後の動向に注目です!

(追記)
Yahoo!検索スタッフブログで公式に発表がありました
検索結果を見やすく魅力的にする「Yahoo!検索プラグイン」を公開しました

SearchMonkeyがついに始動したようですね!

(坪 昌史)

Yahoo!インデックスURLにご注意を!

16 years ago

12月4日~5日にかけて起こった、Yahoo!の日本独自のアルゴリズム更新ですが、
ちょっと困った現象が起きています。

今回Yahoo!でランクが下がったものの中に、
インデックスURLが変わったというものが多く見られました。
その中でも、
これまで
http://www.○○○.com
のようにドメインがインデックスされていたのに、
http://www.○○○.com/index.html
と、ご丁寧に、「index.html」までつけてくれているものが見られます。
そして、大方このように、index.htmlまでついてインデキシングされたものは、
ランクが下がっているようです。
こちらは、ランクが下がっているだけ(まあ大事ですが)なのでまだ良いのですが、
中にはSERPsに表示されているのに、「接続できません」とエラー表示が返るものが見られます。
こちらは、SERPsのURL表示は、
www.○○○.comもしくはwww.○○○.com/index.html
となっています。
クリックすると、アクセスができない・・・。
ソースを見てみると、リンク先は、
https://www.・・・・とSSLページになっていました。
このサイトには、当該のSSLページがありません。
そのため、クリックをしてもアクセスができなくなっているのです。
中には1ページ目に表示されているにも関わらずこのような現象が起きているものもあり、ランクアップがされているのにアクセス数が向上しない、それどころか信頼感を失う結果になっている可能性があります。

正規化されずに検索エンジンにインデックス、表示されているものの多くがランクダウンしていることを考えると、SSLと非SSL、index.htmlの有無などで、リンクの評価も分かれてしまっている可能性があると思われます。

それが今回ランクダウンに繋がっているものもあるかもしれません。


調査途中ですが、今回は検索エンジン側でURLの正規化の処理がうまく行っておらず、
サイト運営者側でも正規化処理を行っていない場合には、今まで正規化されていたものが正規化されずに表示されてしまうという現象が起こっていると思われます。

ある意味、検索エンジンのバグに近い現象だとは思うのですが、

サイト内リンクのURLやサイト外からのリンクのURLなどできる限り正規化しておく必要があると思いますし、自サイトにおいてcanonicalを使用するなど、可能な限りの防衛策はとっておきたいところです。

そして、SSLページがインデックスされてしまう例などは、これまでランクアップしていたキーワードについて一度調査して、場合によっては該当URLから正規のURLに転送されるようにしておく必要があると思います。


こちらについては、また動きがあるかと思いますし、判明したことについてはこちらで追ってご報告させて頂きたいと思います。


【木村 賢】

Yahoo!インデックスアップデートか?

16 years ago

12月5日未明より、Yahoo!の検索結果に変動が起こっています。

午前6時時点での弊社調査データでは、

特定のキーワード、特に複合語や平仮名キーワードに大きな変動が起こっています。

また、数件においてインデックスされているページの入れ替えも確認されました。


ここのところ、大きく変動が起こったと思うと、

当日中に検索結果が戻る現象が多発しておりますので、

このままインデックスアップデートとなるかどうかは不明なため、

弊社においても注意深く観察しつつ、

また今回起こった変動内容について調査したいと思います。


【木村 賢】

【続】GoogleがJavascriptを認識し始めたことによる弊害

16 years ago
前回のエントリー の続きというか、
状況に進捗がありましたのでご報告します。

前回エントリーの

2. Javascriptで呼び出すFlashが認識されることで、ユニバーサルサーチに予期せぬ動画が出現

についてですが、

解決策として挙げていた「Googleに連絡する」
を実行したところ、
表示に変化がありました。

当初、ユニバーサルサーチの動画検索結果として、


CyberAgent SEO Information-ユニバーサル


のように表示されていたものが、連絡直後から、


CyberAgent SEO Information-複合


のような、動画サムネイル×descriptionの複合型として表示されるようになり、

また数日後、


CyberAgent SEO Information-description単体


のように、通常のテキストのみの検索結果と同じものになりました。
現在はこの状態で落ち着いているようです。

複合型で留めてもらって、テキストのみとのCTRの差などを
検証したかったというのが本音ですが、
現状、Googleが「通常の検索結果」として考えたのが
このテキスト単体型なのでしょう。

今後また表示に変化が起こる可能性があますし、
JavaScriptの記述の仕方によっては想像もつかないような
表示のされ方が他にも出てくるかもしれません。

「JavaScriptを出来るだけ使わない」

という従来のSEOの概念から、

「JavaScriptを上手に使ったSEO」

という新たな概念が、近い将来生み出されそうですね。


(坪 昌史)

GoogleがJavascriptを認識し始めたことによる弊害

16 years ago
サイト運営者の皆様はお気づきかと思いますが、
最近、GoogleがJavascriptを認識できるようになり始めています。

ただ、その精度はまだまだ低く、幾つか弊害と思われる事象が
確認できております。

現在我々で確認出来ている現象は2点

  1. Javascriptのリンクを辿れることによる404エラーが多発
  2. Javascriptで呼び出すFlashが認識されることで、ユニバーサルサーチに予期せぬ動画が出現

順に何故これが起こっているかを説明させていただきます。


1. Javascriptのリンクを辿れることによる404エラーが多発

結論から言うと、Javascriptの関数などで、動的に埋め込まれている変数を
クローラーがまだ追うことが出来ないことが問題のようです。

例えば、http://example.com/page/というURLに

<a href="javascript:jump();">リンク</a>

のようなリンクがあったとし、ここで呼び出されるjump()関数が、

function jump(){
var param = kansu();
var link_url = "./next/" + param + ".html";
location.href = link_url;
}


であるとします。
# 技術者向けでスミマセン。。。

このとき、kansu()の返り値を読み込めない場合があるようで、
遷移先を格納する変数「link_url」に「"./next/"」までしか入っていません。

そのため、上記のリンクをクリックした遷移先が、

http://example.com/page/next/

となってしまい、ここにページが無い場合には404エラーが返ってしまう
という現象となっています。

解決策としては、

・URLを実体のあるものに変える
・Javascriptを見直し、パラメータを無くす
・nofollowを記述する

などが考えられますが、まずはGoogleウェブマスターツールなどで、
404エラー発生状況を確認し、早期にこのような現象を
キャッチアップすることが必要ですね。


2. Javascriptで呼び出すFlashが認識されることで、ユニバーサルサーチに予期せぬ動画が出現

Javascriptを使用してスライドショーなどを呼び出すページが存在する
サイトで確認できている現象です。

今まではクローラーはJavascriptを読み込めなかったので
通常の検索結果として表示されていたページが、
最近突然ユニバーサルサーチに出現するようになりました。

さらに、動画ページとして認識されてしまい、ユニバーサルサーチに置き換えられたため、
通常の検索結果に該当ページが出現しなくなってしまっています。

「動画を見たい」というニーズがありそうなクエリに対する検索結果であれば良いのですが、
そうではないクエリの場合、CTRが大きく下がってしまう恐れがあるので注意が必要です。

この解決策としては、
・該当スクリプトを外部JS化し、クローラーが読み込めないようにする
・Googleに連絡する


などが挙げられます。
(なんとなく自然にGoogle側で解消されていく気もしますが。。。)

また、外部JSをパラメータ付きで呼び出す時、
①同様にパラメータがうまく読み込まれずに予期せぬ動画が
出現してしまっている現象も確認できています。

「動画が表示されてもいい」というサイト運営者も、
上記には注意が必要です。


今回は少し難しい話になったかもしれませんが、
この2点以外にもJavascriptによる予想できなかった現象が
今後含め起こる(起こっている)可能性は十分あります。

我々も早期に把握し、みなさんにフィードバックできるよう努めますが、
Javascriptを多用しているサイト運営者はウェブサイトエクスプローラーなど、
注意深く見ておく必要がありそうです。


(坪 昌史)

Yahoo!がインデックス更新・・またしなかった・・?

16 years 1ヶ月 ago

11月2日~3日にかけて、Yahoo!がインデックス更新した・・・とみせかけて、

また戻るというフェイクを“また”行いました。


10月16日頃にも起こっており、

短期間の間に2度同じ現象が起こっています。


かつて7月25日にも同じような現象 がおこりましたが、

その1ヶ月と少し後に、

大規模なアルゴリズム変動が起こっています。

今回同様のフェイクを挟んで、結局結構な期間、動きがなかったなと思った矢先の大変動でした。


今回はそのフェイクの少し後に、バックリンクの数値に変化が現れるなど、

我々からするとやや不気味な動きをしているという印象です。

7月25日のように大規模な変動が起こらないとも限りません。

いずれにしても、何かの作業なりテストなりは行ったと思われるためです。

しばらくはYahoo!について注意深く見ていきたいと思います。


しかしながら、この変動⇒戻りは心臓に悪いですね。

「ランクが下がった!」⇒「戻った!」⇒「良かった」

ならまだしも、

「ランクが上がった!」⇒「戻った・・」⇒「ショボン」

というぬか喜びはちょっとショックが大きいですね。

このランクの戻り、

GoogleヨーヨーやGoogleダンスと並んで、Yahoo!フェイクとかYahoo!フェイントとか

何か名前つかないかなと思うのですが、

私はネーミングセンスがなかった模様です。。


【木村 賢】

Yahoo!が関連検索ワードのスパムフィルターを強化

16 years 1ヶ月 ago

多くの企業が頭を悩ませていた関連語検索。

ここに意図的に特定ワードを表示させ、自分のサイトに誘導するという方法を行っていたサイトがありましたが、その方法を不正として今回取締りが強化されました。


関連検索に表示させてサイトに誘導する方法としては、

比較的検索クエリ数の多い、普通にSEOを行うと難易度の高い「A」というキーワードをの関連検索に、不正に

「A」+「○○」

というものを関連語で表示させます。

先に「A ○○」という複合語の上位に自社サイトをあげておけば、

関連検索の「A ○○」の部分をクリックしたユーザーが自社サイトに誘導されるという仕組みです。


この「A」というキーワードは、一般名詞で行われることが普通ですが、

昨今では、固有名詞も目立っていました。

特に、「A 倒産」というものが目立ってきており、

一部のウェブサイトがこれらのキーワードから、

Googleアドセンスやアフィリエイトに閲覧者を誘導する手法をとっていました。

倒産の気配がなにもない「A」という企業について

「A 倒産」

という複合語で関連検索を表示させて、

「A」の商品を購入しようとしたユーザーがその表示を見て

「え?本当に?」

と心配になって関連語検索をクリックしたところ、

「A 倒産」を意図的に表示させた者のサイトが1位に表示されているという状態です。

実際は、サイトに入ると

「A であれば倒産の心配なく・・・」

などと安心して購入できる旨を謳い再度購買意欲を高めさせてアフィリエイトの成果を頂くという、

人間の心理をついた手法でした。


実際この手法でかなりの額を手にした人も居たものと思われますが、

今回のYahoo!のフィルター強化で厳しくなっていくものと思われます。

まだ、「固有名詞 倒産」などで上位表示されているものが残っているケースもありますが、

確認したところ徐々に排除されていっている模様です。

関連検索に表示させる方法によって、それが不正かどうかが判断されるわけで、

必ずしもこの方法がすべてアウトなわけではないのですが、

営業成績も問題ない企業で、他のメディアになにも噂が出ていないもの関わらず、

倒産との複合語だけが出現するのは不自然でしょう。

関連検索にこの複合語が出ることで、上場企業なら株価の低下を招くことも考えられますし、

大手企業であれば検索数も多いでしょうから、大きく名誉を毀損されたことになると思います。

法的な解釈は私にはわかりませんが、

最悪、訴えられてもおかしくないのではないかと思うこともあります。。

そういった意味でも、Yahoo!のフィルターがより強化されていくことを強く望みます。


【木村 賢】

Googleが類似画像検索公開。あの人とこの人が似ている??

16 years 1ヶ月 ago

Googleが類似画像検索を公開しました。

http://googleblog.blogspot.com/2009/10/similar-images-graduates-from-google.html (英文)


通常の画像検索だけでは見つけられなかった画像が見つけられる可能性があり、

用途はいろいろありそうですが、

単純に遊んでいて楽しめました(笑)


有名人の名前で検索すると、本人の画像と似た別人の画像も。。

(ちょっとここで具体例を紹介してしまうとまずそうなので)

「え?この人とこの人が似てるの??」

「あ、確かに言われてみると似てるかも」

と少しの間楽しんでしまいました。

ただ、特定個人の画像は類似検索が出たり出なかったりのようです。

日本の総理大臣やアメリカ大統領などでは、ほとんど類似検索へのリンクが出ませんでした。(google.co.jpにおいて)

一方、タレントやアイドルなどでは結構出てきています。


ただし、この類似検索は、単純に画像がビジュアル的に似ているというだけで出るわけではないようです。


CyberAgent SEO Information-類似画像検索1

をご覧頂くと、リンゴのケーキのようなものまで出ています。

そのワードに関連したものも出てくるようで、

いろんな意味で“類似”した検索結果が出る模様です。

ただ、


CyberAgent SEO Information-類似画像検索2

をご覧頂くと、

似た画像がずらりと並びますので、どちらかというとビジュアル的な要素が優先されていると言ってもよいかもしれません。


いろいろなワードで検索してひとしきり楽しんだあとは、この技術がオーガニック検索に流用されることを考えていかなければならないかもしれません。

bingにはVIPS(a Vision-based Page Segmentation Algorithm)が導入されていてユーザーが実際に見ているものをシミュレートして評価につなげるという機能が含まれて居ます。

Googleもリンク位置によってそのリンクの重要度を変えている節があり、

この概念がもともとなかったかと言われれば、そんなことはないと思いますが、

画像で似たものが判別できるということは、

ウェブサイト全体において、ユーザーにどのように見えているかをシミュレートすることは難しくないでしょう。

実際ウェブサイトのデザインはCSSや画像によって決められることが多いわけですが、

それらすべてを判読できるようになった場合は、

文字を画像化してある場合はaltではなくその画像の中の文字そのものを読めるようになったり、

画像についてその画像がなんなのかをインデックスしていくことは可能になるのでしょう。

HTMLレベルで最適化していくということが難しくなり、

見た目上でも最適化していかなくてはならなくなるわけですね。


まあ、当然このあたりはユーザーに見られることを意識して、ウェブサイトの本当の“効果”を考慮してウェブサイトを作ればあまり問題にならないわけですが、

一部のサイトにおいては大きなダメージを受ける可能性が出てくるのだと思います。


Googleのこういったひとつのプロダクトから、今後どういう変化が起きるか勝手に予想するのは楽しいですね。

それが当たるにせよ、当たらないにせよ・・・。

【木村 賢】

Googleスニペットに機能追加

16 years 1ヶ月 ago

Googleの公式ブログに、

Googleのスニペットにおいて追加された機能についての発表がありました。

http://googlejapan.blogspot.com/2009/10/blog-post_14.html

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/10/blog-post_29.html

5月にUSで発表があった機能ですが、

日本で正式発表をしたという形になります。

実際は、日本でもここ1ヶ月くらいかなり目立って見られていましたので、

今日リリースと言うわけではないと思います。


実際の表示形式はこのようになっています。


CyberAgent SEO Information-Googleスニペット2

(「和解」って何??と興味をそそられてしまいますね・・)



CyberAgent SEO Information-Googleスニペット3

タイトル直下にもリンクがつくパターンがあります。

(ちょっと例が悪いですが・・・)


スニペット内に、ページ内リンクのリンク先がつけられています。

これまでは、CyberAgent SEO Information-Googleスニペット1
のようにサイトリンクが出てくるものはありましたが、

今回は、ページ単位へのリンクではなく、

コンテンツ単位へのリンクです。

ユーザーが求める情報に、コンテンツ単位でダイレクトにジャンプされる機能になります。

求める情報に1秒でも早くたどり着きたいユーザーには有益なものになるでしょう。


このようにスニペットにコンテンツ単位へのリンクを設置される方法ですが、

Googleウェブマスター向け公式ブログによると、

  1. まず、ページが複数のトピックから構成される場合には、各トピックを明確に異なるセクションに分けてください
  2. 次に、各セクションにわかりやすい名称(例えば「第 2 章」などではない名称)のアンカーを埋め込んでください
  3. そして、そのページ内に、各アンカーにリンクされている目次を作成してください

とのことです。

まず何よりも

「ページ内リンク」をつけなければどうにもなりません。

ページ内リンクのつけ方は、


まず、飛ばしたい先に、

<a name="アンカー名">~~~~</a>

もしくは、

<要素 name="アンカー名">~~~~</a>

(例 <h3 name="jump">ジャンプ先</a>)


を埋め込みます。

そして、飛ばし元に、

<a href="#アンカー名">~~~~</a>

(例 <a href="#jump">ジャンプ元</a>)

と入れます。

これで、飛ばし元から飛ばし先へのページ内リンクが完成します。

wikipediaのソースなどを参考にされると良いと思います。


このページ内リンク、

ユーザーの意図に反した動きをするとか、被リンク元URLとして使われてリンク効果が分散する恐れがあるのではないか?などとして、

基本的にはあまり使うべきものではないと考えられてきた方も多いと思います。

しかし、今回Googleがこの機能をスニペットに取り入れたことで、

ページ内リンクについて見直す必要がありそうです。

結構ここをクリックする人は多いのではないかと思いますので。。


なお、このページ内リンクがスニペットに出てくる条件については調査して、

またご報告したいと思います。


【木村 賢】


Twitterと検索エンジン

16 years 1ヶ月 ago

TwitterがMicrosoft、Googleと提携交渉 検索につぶやきを取り込み(ITmedia News)

とあるように、

Twitterと検索エンジン大手2社が提携交渉をしていたようですが、

Bing is Bringing Twitter Search to You(Bing Community;英語)

Tweets and updates and search, oh my!(Official Google Blog;英語)

の通り、正式発表しています。

Bingのほうは、(現状はサービス停止してしまっているようですが)、

すでに検索ができたようです。


検索エンジンは、リアルタイム検索に向けた動きを強めており、

特にGoogleはインフラ面や負荷分散などのシステム的な改善に取り組んでクロール力向上に努めているように見えました。

(過去の関連記事:Googleが新しい検索アーキテクチャーのプレビューサイト公開

そんな中で、Twitter(BingはFacebookもです)のつぶやきが検索できるようになった(なる)わけで、

今までのクロール力強化とともにこちらからもアプローチしてきたな。という感じでしょうか。

個人的には、リアルタイム検索への強化はTwitter対策なのかと思っていたのですが、

それなら提携だけしておけばある程度事が済んでしまうので、

それ以外のニュースサイトやブログなども対象にしていくのでしょう。

また、ページ更新のたびに検索ランクに変動が起こるなんていうことも起こるのかもしれません。

「今ユーザーが必要としているページを、今確実に表示させる」

ということを目標にこれからもどんどん検索エンジンは進化していくのだと思います。


Bingは、その独特なSERPsがTwitterとの提携でどのように変わっていくのか注目だと思います。

オーガニック検索の中にそのまま入れてくるということはなんとなくない気がしますし。


なお、Googleでの検索はもう少し先になる模様。

今のTwitterやFacebookの勢いを考えると、

「Googleに先行している間に、Yahoo!に導入してしまいたい」

という気持ちが働いても不思議ではないのかなと思ったり思わなかったり。。。


いずれにしても、今後も“リアルタイム検索”というキーワードには注目が必要だと思います。


【木村 賢】

Googleのランクにやや大きな変動?

16 years 2ヶ月 ago

昨日(やや少し前から)Googleにおいて少し大きめなランク変動があったようです。

しかしながら、Googleの公式ブログ では、インデックスアップデートもアルゴリズムアップデートも公表されていません。


弊社の調査では、通常値の約3倍程度の変動値を観測したのですが・・・。


変動内容を見てみると、普通のインデックス更新やアルゴリズム更新とは異なる動きをしているのが少し見えていました。

現在調査中のものも多いのですが、特に目立つ傾向としては、

・同一ドメインの中で上位に表示されるページが入れ替わる

というものがありました。

また、リダイレクトが使用されているURLでは、

・リダイレクト前のURLがインデックスされているように変化したものが多い

という傾向が出ています。

通常通りのランクチェックをしてみたら、

上位に居たのに圏外に飛んでしまった!

どうしよう・・。大変だ・・・。

そう思っていたら、別のページが出ていた!

なんてことも結構あると思います。

もちろん、通常SEOを行う場合には最適なページをLPとして設定するでしょうから、

LPが入れ替わってしまうのは良くはないのですが。


LPが変わっているということは、

被リンクの絶対数の評価が少し下がった可能性もあると思います。

(事象から見る可能性の問題です)

論理構造を重視したのか、被リンクについての扱いが変わったのか?


大きなアルゴリズム変動ではない模様ですが、少し調査してみたいと思っております。


【木村 賢】



SEOはバランス感覚が大事?

16 years 2ヶ月 ago

SEOを生業としていると、SEOを通して色々な言動を見聞きします。

その中で、SEOがうまくいかなくなるパターンとして、

すべてを

「全か無かの法則で考えてしまう」

というのがあると思います。


例えば、「リダイレクトはよくない」と言うことがあったとすると、

「リダイレクトしたら、もうSEOはできない」

となってしまったり、

「1コンテンツ1キーワードが理想的」

となったら、

「2ワードできないなら、意味がないからやらない」

となってしまったり。

最も多いのは、サイトの修正案のすべてができなければ、

ランクが上がらなくなると思ってしまうこと。

一見ここで文章にすると本当?と思ってしまいますが実際の現場では起こることが多いものです。


これは、SEOをするサイト管理者の方だけでなく、

SEO事業者でさえ陥りがちな誤りです。

この誤りが起こるのは、

「検索エンジンのランクとは複合的な要素で決まっている」

ということを見落としているためではないかと思います。


Aということができないのは、確かに100点満点にならないけれど、

Bという方法で限りなく100に近づける。

そういう努力が最後に競合との差になります。

SEOというのは絶対評価ではなく、相対評価の世界です。

そもそもウェブサイトという枠組みの中で行うもので、

そこには、表記できるコンテンツに制約があったりデザインに制約があったり、

どのサイトも少なからず制約があるはずです。

その制約の中でどれだけベストが尽くせるのかが、SEOが成功するか否かを握っているように思います。


もちろん、超難関キーワードで、コンテンツが1枚しかありませんとか、

キーワードに対応するコンテンツなんてありません

という、本質的にずれたSEOをしようとした場合は、

土台無理なケースもあります。

しかしながら、最低限の条件が整っていれば、

なんとか合格点に持っていくことというのができることが多いと思います。


制約がある中で、できることを着実にやる。また、代替案がないか探す。

これによって、無理かなあと思っていたSEOが実現できるケースはあると思います。

要0or100で考えるのではなく、バランスが大事ですね。


自戒の念もこめて・・・ですが。


【木村 賢】

Googleでインデックスを確実にブロックする方法

16 years 2ヶ月 ago

http://www.mattcutts.com/blog/robots-txt-remove-url/  (英語)


マットカッツ氏が同ブログ内の動画で、

Googleのインデックスブロックについての話をしています。


簡単に要約すると、

・robot.txtで、クローラーをブロックすればクローラーはそのページをクロールすることはない

・ただし、他のサイト(ページ)からリンクされていればSERPsに掲出される可能性はある

・SERPsに出さないためには、noindexメタタグを使用するか、Google提供の削除ツールを使おう

という感じでしょうか?

(誤訳あれば教えてください!)


確実にインデックスをブロックするには、

metaタグ内にnoindexを設定するか、削除ツールを使うこととのことですが、

robot.txtとmetaタグを共存させると、

robot.txtでクロールがブロックされてしまうので、

metaタグも読めなくなり、

結局削除ツールを使うと言う結末になるのかな?と思います。


あと、この現象からURLのリスト化は実際にそのページにアクセスしたときに行われるのではなくて、<a>タグを拾っているということが分かると思います。

Googleが、いかにリンクというものを重視しているのか分かる現象かと思います。

確認済み
2 時間 7 分 ago
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