14 years 2ヶ月 ago
少し前にフリーミアムという言葉が流行りました。米国のあるVCの人が提唱し、クリス・アンダーソンが著書で持ち上げた言葉です。その著書「FREE」は日本でも話題になったのでご存じの方も多いでしょう。基本サービスを無料で提供、広告代わりの集客ツールとして利用し、追加サービスを有償で提供して賢く稼ぐ、というモデルで、最近でいえばソーシャルゲームの「最初は無料、攻略には有料アイテム」のようなモデルもその一例でしょうか。最も最近は皆がそうしているのでその上で多額のプロモーション費が必要なようですが。今回はあえて今、フリーミアムについて考え直す記事をThe Next Webから。 — SEO Japan 目を閉じて、90年代後半/2000年代初頭のドットコムブームを思い出すのだ。あなたにとって、あの熱狂的な時代全体の決定的な思い出は何だろうか?あなたがよく思い出せないほどに若かったなら、ミレニアムの変わり目にシリコンバレーに関して言及したドットコムバブルやドットコムブームを聞いて何をすぐに思うだろうか? 私は、それは準備が不十分でいかれたアイディアの過大評価と関係があると推測してみるつもりだ。確かに、それはAmazonやeBayやGoogleのように、今も仕事に励んでいる企業にとっては的外れかもしれない。それに、うまくいかなかった多くのアイディアの全てが本質的に悪かったわけではない。それらは単に時代の先を行っていたのだ。 この話題については以前にも議論したことがある。なぜ10年前のドットコムブームは今日と同じではないのか、なぜ私達はデジタル業界の崩壊が同じように広がるのを目にしないのかについて考えた。2つのドットコムブームの間の断続的な数年間の間、テクノロジー、考え方、スキルレベル…全てのことが巻き込まれた。つまり、たとえGrouponのような企業が明日ばったりと倒れたとしても、単にインターネットエコシステムがもっと頑丈であるという理由で、恐らくそのバブルは無傷なままなのだ―企業はこれまでと同じように浮き沈みがあるが、eコマースはなくならないだろう。 こんなにも多くの企業がこれまでに失敗した理由の1つは、ウェブの収益化について理解が広く欠けていたからだ。 私がイギリスの投資家兼起業家のRupert Cookにインタビューをした時、彼は、決まった場所に多数のユーザーをただ持つことがお金もうけに結びつくのではなく、これは過去10年間で学んだ基本的教訓の1つだったということに注目し、この点について繰り返して言った。あなたのウェブサービスを単に使ってもらうのでは十分ではないのだ。存続可能なビジネス提案にするには、あなたには、収益を得て願わくば利益を得るために消費者の財布のひもを緩くする手段が必要だ。 今日も未だにこのこだまがあるが、重要な違いは企業の多くが収益を挙げていることだ。だから、一般的な考え方は、ほんの少し時間がかかるかもしれないが、利益がすぐに付いてくるということだ。実際に起きるか起きないかは、多くのケースでまだ分からないのだが。 しかし、この記事のポイントは、ドットコム企業の利益性にはあまり深く考えない。ポイントは、デジタル企業が自分達のベンチャーも収益化することを求める方法の1つを掘り下げて考えることだ。そして、あなたがその言葉に馴染みがあるにしろないにしろ、あなたはそのビジネスモデル―フリーミアム―に必ず詳しくなるだろう。 フリーミアム “サービスを無料で提供し、もしかすると広告収入はあるかもしれないが、口コミや照会ネットワークやオーガニック検索マーケティングなどで効果的にたくさんの顧客を獲得し、その後で、プレミアム価格の価値を追加したサービスやサービスの強化版を顧客基盤にオファーするのだ。” これは、VC Fred Wilsonが5年以上も前にブログ記事の中で言っていたことだ。この記事は、このビジネスモデルの名前を提案することを大衆に尋ねるという展開となった。“私達は、購読、広告収入、ライセンス、ASPのようなよく理解された言葉を得た”とWilsonは言った。“このビジネスモデルを表す言葉があるのだろうか?もしあるとしても、私は知らない。”コメント欄で、Alcraというテック会社のJarid Lukinがこんな提案を投稿した: Lukinは最初にこの言葉を作ったことで高い評価を得ているが、基本的な無料サービスで顧客を誘引して後で‘アップグレード’することを期待するというコンセプトは新しくはなかった。1980年代と90年代を振り返って考えると、ゲーマーが夢中になって完全な‘最新’版に投資することを期待して、コンピューターゲームの無料バージョンが雑誌で配られていた。そして、それは大いに効果があったと評価できる。 しかし、インターネットは無料のコンテンツを期待する世代を作り上げた。オンラインニュースサイトからNapsterやYouTubeまで、人々はオンラインコンテンツを無料で消費することに慣れてしまった。そして、フリーミアムが本当に注目されるようになったのだ。 フリーミアムは、インターネット世代によく適していて、対象物にお金を支払う前に製品やサービスをテストしたり機能限定版を楽しむことをさせてくれる。多くの場合、永遠にポケットから手を出さずに事実上有料版と同じ機能を楽しむことができるが、その代わり少し広告に耐える必要がある。 あらゆる優れたビジネスモデルと同様に、複数のサービスレベルに拡張したアドオンを提供する段階的サービスもよくあるので、消費者は何にお金を支払うのか決めることができる。フリーミアムは素晴らしいが、それ特有の欠点がある。 夢中にさせてから値段をつり上げる フリーミアムの否定的側面について話す時に私がいつも引用する面白い例えがある。ザ・シンプソンズで、ホーマーがショッピングモールでクッキーを売っている女の子に出会うエピソードがある。その時の会話がこんな感じだ: 女の子: アロハ!クッキーの無料サンプルはいかがですか? ホーマー: いい値段だね!モグモグ…マカダミアナッツか! 女の子: いくつか買えば、1つたったの1ドルです。 ホーマー[すごい勢いで、口からクッキーの欠片を吐き出して]: おっと、それが君の計画か。僕を夢中にさせておいて、値段をつり上げるんだな!ふむ、君の勝ちだ。 このシナリオを21世紀のデジタル業界に当てはめると、音楽ストリーミングサービスSpotifyが、人々が夢中になったことを検知するとゴールポストをわずかに移動させるというかなり素晴らしい仕事をやってのけた。ただし、それは値段のつり上げではなく、ただサービスに表示される広告部分を減らしたのだ。 Spotify が、ユーザーが6カ月間登録していると発生する無料のSpotify Open サービスの制限について紹介していることを4月に報告した。その変更は、無料音楽再生が毎月10時間に半減されることや、数回しか再生できないトラックがあることを意味する。 同時にSpotifyは普通のユーザーは違いに気が付くことはないと主張したが、もちろん多くの人がその違いに気が付いた。そもそもの目的は、ユーザーを有料サービス―月€4.99のSpotify Unlimitedと€9.99のSpotify Premium―の1つに押し込むことだった。 喜ばせるべき投資家がいて勝ち取るべき世界があるSpotifyは、広告支援サービスを介して数十億の巨大企業になることは決してできなかったのだ。それには、有料メンバーが必要だったため、人々がこの先お金を払う準備ができるようにまずはそのアイディアを受け入れさせなければならなかったのだ。 しかし、この方法でフリーミアムのビジネスモデルを運営することにはいくつかの欠点がある。広告支援サービスを減らす会社には、それ自体はユーザーにとって嬉しいことだが、彼らにプレミアムサービスに支払いを強制することで消費者が逃げて行く危険がある。確かに、Spotifyの場合は、これは起こらないかもしれないが、そもそものこの設定の全体のポイントは、広告にさらされることや制限付き機能を喜ぶ人ならそれでいいが、もしそれが嫌なら、月£10/€10/$10の手ごろなプレミアムサービスに魅かれるだろうということなのだ。いたってシンプルだ。 Spotifyはうまく切り抜けたが、私達が目にするデジタル部門の至る所で採用されているこれらの戦略の多くは、消費者が皮肉に変わり、それを実際のサービスレベルに反して価格が上がった短期間の特別なプロモーションとしてとらえ始める傾向がある。無料サービスを減らすことによって、消費者のそのブランドに対する確信は弱くなるのだ。 デジタルの他の場所を見てみると、Appストアには、ゲーム体験を拡張するための‘有料’機能のついたたくさんの無料ゲームがある。また、CityVilleやFarmVilleやMafia WarsのようなFacebookゲームも、アプリ内のマイクロトランザクションを介してそんなにお金のかからない追加機能を提供している。しかし、何百万ものプレイヤーがそれに貢献すれば、それはかなりの金儲けになるのだ―みんなが勝者である。 しかしながら、より多くのアプリやゲームのデベロッパーがポンド記号の可能性を見いだし始めると、有料プレミアムバージョンを唯一の実行可能な選択肢にして、無料サービスはますます必要最低限のものだけを装備したものになるだろう。例えば、ゲームやアプリがそれ自体を‘無料’と呼んでいるが、1つのレベルしか入っていないかもしれないし、あなたはそれが実際には見せかけのフリーミアムでお試し期間だけ無料なことにすぐに気が付くかもしれない。 これはすでに起こっている。EA Gamesは、アメフトゲームMadden NFL 11の無料版を1月にリリースした。その問題点は、ユーザーが1つの試合しか選択できないことだった:Indianapolis Colts対 New Orleans [...]
14 years 2ヶ月 ago
スマートフォンを活用した写真共有サービスとして人気を集めている、Instagram、最初は日本人ユーザーが半数いるという噂もあって本当に世界で流行っているの?という話もあったのですが、ユーザーも700万人超えを達成、その人気が本物になってきたようです。そんなInstagramの基本情報をインフォグラフィックにまとめてみました。 — SEO Japan 実は9月最初に作成していたこのインフォグラフィックですが、ついつい紹介を忘れてしまっていました。今日、Instagram2.0がリリースされたというニュースを聞き、少し情報が古くなってしまう部分もありますが、ついでにリリースさせていただきます。前半のデータはGoogle Trendsを利用していますので、まぁ、参考程度の情報ということでお許しください。Enjoy! 何故にシンガポール?という疑問は未だ残るのですが。確かにアジアの英語圏でシンガポールが一番スマートフォンやアプリが比率的に利用されているとは聞きますが。何故か日本でも千代田区が多かったり。繰り返しますがGoogle Trendsのデータですので参考程度にお願いします。かなりざっくり作ってしまった内容なのですが、基本を押さえる情報ということで厳しいつっこみは無しでお願いしますm(_ _)m — SEO Japan
14 years 2ヶ月 ago
SEOの6つの上級戦略、ソーシャルメディアSEOの記事を昨日今日と紹介してきましたが、筆者は違えどその延長線上にあるソーシャルメディア記事をご紹介。主にブランド企業に向けてソーシャルメディアマーケティングに関して確実に押さえておきたい領域について語っていますが、大企業でなくとも個人から中小企業まで誰もがブランドになれ、かつブランドにならなくては勝ち抜けないソーシャルの時代。全ての人に参考になる内容です。 — SEO Japan ソーシャルメディアは、私達の目の前で目まぐるしく変化を続けている。まだ新しい分野ではあるものの、企業やブランドは様々な方法でソーシャルメディアを活用している。しかし、次々に生まれる新しいテクノロジーによって大事なポイントを見失ってしまう人達や、どこから始めればよいのか、または、ソーシャルメディアキャンペーンで他社にどのように差をつければいいのか分からない人達もいる。 この点を肝に銘じて、私達は全ての企業やブランドが時間を割くべきだと思った7つの重要な領域をリストアップした。ヘッドラインは広範であり、それぞれのセクションに非常に多くの取り組みが考えられるが、この7つの領域で会社のパフォーマンスを改善すれば、目に見える結果が現れ始めるだろう。派手な宣伝にころっと騙されてしまい、また、流行を追って次から次へとプラットフォームを移りたくなるかもしれないが、焦点を絞り、これから挙げる明確な目標に向かって力を注げば、遥かに立派な成果を挙げることが出来るだろう… 内部コミュニケーション 会社内でのコミュニケーションを改善するツールが存在する。内部でのコミュニケーションが円滑に行われている企業は、そうではない企業よりも優れた成果を挙げていることが多い。多くの企業で内部のコミュニケーションが不足していることに私はショックを受けるが、新たに様々なツールが開発されており、もはや言い訳することは出来ない。ヤマー、コンヴォファイ、ソーシャルキャスト、キャンプファイヤー、フェイスブックのグループ機能、または、スカイプやグーグルチャット等のインスタントメッセージツールを試して、会社のコミュニケーションを改善しよう。賢い企業はビジネス全体にソーシャルな層を加え、外部とのコミュニケーションと同じぐらい内部でのコミュニケーションを重要視している。ただし、どこで働いているか、またはそこで働くメリットについて従業員が会話を交わせるような、質の高いソーシャルメディアのガイドラインが策定されている必要がある。経営陣が企業に関して何を話していいかを決める時代はとっくの昔に過ぎ去っており、現在、従業員それぞれがソーシャルメディアのおかげで意見を持つことが出来る。 ブランドコンテンツ ソーシャルメディアの経路で魅力的なアップデートを行ったり、奇妙な写真を投稿するだけでは不十分である。コミュニティとの交流を重要視しているなら、ブランドコンテンツ、そして、自分がアクセスすることが可能なコミュニティ内で当該のコンテンツを蒔く方法について真剣に考える必要がある。これは動画やウェブサイトやブログの可能性もあれば、ポッドキャストかもしれないが、ブランドコンテンツにおいて最も重要なことは、消費者が純粋に興味を持つ作品を作り上げる点だ。最近では、広告をカットする方法は誰でも知っており、優秀な消費者はブランドと交流を行う新しい手段を求めている。コンテンツはすべての取り組みの中心であるべきであり、大半のブランドや企業は、ブランドコンテンツを作成するために時間と資金を費やさなければならないだろう。ブランドコンテンツの良い例が見たいなら、レッドブルのこの動画、または他のレッドブルの動画を参考にしてもらいたい。レッドブルほどコンテンツ作成に予算を割けないかもしれないが、これはソーシャルメディアの重要なパーツであり、真剣に取り組むべき分野である。 しびれるぐらい最高のカスタマーサービスを このご時世、顧客に話しかけてはいけない理由などない。ツイッター、フェイスブック、そして、リンクトイン、さらにはフォーラムに至るまで、ツールは十分に用意されている。賢いブランドは、顧客に話しかけ、問題を解決して、前向きな口コミ効果を作り上げている。カスタマーサービスを巧みに行う企業は、ソーシャルメディアの経路で積極的にアクションを起こし、問題を見つけ、悪化する前に解決している。ソーシャルメディアによる最高のカスタマーサービスを介して支持を獲得するプラスの側面は、顧客が大勢の友達にポジティブな経験を広める力を持っていることだ。顧客がやって来るのを待つよりも、第三者の経路で、積極的に活動し、顧客と交流する取り組みが鍵である。 フェイスブックを無視するのは危険過ぎる ウェブサイトは生まれては消えていく。マイスペースやBeboが良い例だ。大勢の人々が、フェイスブックもいつか同じように落ちぶれ、新たな人気者にユーザーは乗り移ると考えているが、この考え方は幼稚だ。フェイスブックは、ウェブサイトとしてではなく、インターネットやグーグルと同じぐらい重要になるプラットフォームとして捉える必要がある。フェイスブックは、ウェブサイトに大きな影響を与え始めており、携帯電話の中心に構築されている。そして、間もなく人々はフェイスブックを介して買い物を行うようになり、検索結果にも影響を及ぼす日がやって来るだろう。フェイスブックはしばらくは消えそうもない。常に広範なアプローチを心掛けるべきであり、多角化を私は勧めるが、フェイスブックを介したマーケティングに十分な資金と時間を投じてもらいたい。さらにフェイスブックは大きくなり、重要度も高まっていくはずだ。 透明度 自分の会社に関する正確ではない、または都合の悪いことを隠したストーリーを売り込むのはますます難しくなりつつある。ブランドや企業は、今まで以上に透明度を高める必要があり、消費者や世論は企業で働いている従業員と同じぐらいブランドに対する意見を持っている。これは、コントロールが重要視され、企業の目標に沿ってメッセージを調整していた時代からの180度の転換を意味する。ソーシャルメディアによる失敗は多く、その多くは、真実を捻じ曲げようとしている企業や何かを隠そうとしている企業によって起こされている。ソーシャルメディアは、新しいレベルの透明度を企業と消費者にもたらしている。これは良いことずくめである。 テクノロジーに適応し、機敏に動く ソーシャルメディアにおけるトレンドの変化は、想像以上に早い。トレンドからトレンドに見境なく飛び移るのは避けてもらいたいが、融通を利かせ、マーケティング戦略を時間の経過とともに進化させることも重要である。新聞に広告を掲載する取り組みはほとんど変化しなかったが、フェイスブックでのマーケティングは、プラットフォームが進化するにつれ、週単位で変わる可能性がある。ツイッターはまだ効果的な広告プラットフォームを提供していないが、来年にはツイッターを使っている可能性が高い。タブレットコンピュータ等の新しいプラットフォームにも注目する必要がある。タブレットは登場してからまだ2年も経過していないが、私達のオンラインの習慣に大きな変化を生じさせている。このような新しいテクノロジーやプラットフォームは、どこからともなく現れ、1年も経たないうちに業界全体を変えるポテンシャルを秘めているため、機敏に動き、戦略を進化させる必要がある。消費者がずっと同じ場所にいるとは限らないのだ。 とにかくモバイル 企業やブランドに対するモバイル戦略を策定しないなら、すぐに行動を起こした方がいいだろう。消費者は新聞紙と雑誌から距離を置き、スマートフォンとタブレットを受け入れている。次に乗るバスや電車で周りを見てみよう。モバイル機器を覗き込んでいるはずだ。人々は、移動中にお買い得品を見つけ、携帯電話で製品をリサーチしている。この分野はまだ始まったばかりだが、ロケーション認識広告や地域限定取引等のツールが来年に渡って開花するにも関わらず、モバイルの領域にまったく関心を寄せていないとしたら、今すぐに態度を変える必要がある。 ライター紹介 Niallはソーシャルメディアの支持者であり、ソーシャルメディアエージェンシーのシンプリー・ゼスティーの共同設立者である。小規模なブランドが世界に向けてメッセージを発信し、利用可能な無料のツールを使って顧客と交流を行うことが出来るように支援している。 この記事は、The Next Webに掲載された「The 7 Social Media Marketing Essentials for Brands」を翻訳した内容です。 こうして一読してみると、やっぱり少し大企業向けだったかな?という内容でもありましたが、ソーシャルへの取り組みが少ない個人や中小企業もまだまだ多いと思いますし、啓蒙かつ基本を理解する記事としては良い内容だったと思います。最高のカスタマーサービスを提供しようという項目にあえて「「しびれるくらい」をつけているのひ惹かれました! — SEO Japan
14 years 2ヶ月 ago
日本のネットベンチャー、スタートアップのシリコンバレー(サンフランシスコ?)進出が盛んになっているようですが、米国では数年前からネットベンチャーの聖地はシリコンバレーだけじゃない!とばかりに西海岸北部以外からネットベンチャーが登場し話題になっています。ニューヨークのフォースクウェアやタンブラ、ギルト、シカゴのグルーポンなどはその代表格でしょうか。今回はそんなニューヨークのスタートアップシーンのお話をThe Next Webから。 — SEO Japan 春から夏に季節が移り変わろうとする中、ニューヨークの台頭するテクノロジーシーンが話題をさらっている。ユニオンスクエアを歩くとエネルギーを感じることが出来るほどだ。ウィーワーク・ラボズ、ゼネラル・アセンブリ、そして、ドッグパッチ等の共同ワークスペース、そして、 テックスターズ、グラメルシー・ラボズ・コレクティブ、そして、プレハイプ等のインキュベーターが、眠らない街、ニューヨークで若い企業を育てる方法を試している。これは私の友達の受け売りだが、若者がロックバンドを始めるような勢いで、スタートアップが立ち上げられているようだ。 ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は、“シリコンアレー”と呼ばれるニューヨーク市のスタートアップセンターは、様々な面でカリフォルニア州のシリコンバレーに勝っていると指摘している。今月の上旬、マイケル・ブルームバーグ市長は、ニューヨーカー達に新しいテクノロジーにさらにアクセスしてもらい、公共サービスの透明度を増し、そして、テクノロジー業界を後押しすることで、ニューヨーク市を米国で一番のデジタルな街にするためのロードマップを発表した。 ザ・ネクストウェブでは、ニューヨークで輝きを放つ多くのスタートアップを取り上げてきたが、なぜこのような現象が起きているのか、そして、なぜ、今起きているのかに関して時間を割いて考えたことはなかった。ニューヨーク市では夏本番を迎えているが、このタイミングでニューヨークのテックシーンが現在輝いている理由を考えてみたいと思う。 インターネットが解放されたのはシリコンバレーのおかげ 私がニューヨークに初めて引っ越してきた頃、子供時代の友達はニューヨークを“熱くなりやすい”と表現していた。リラックスするためにニューヨークに来る人はいなかった。優秀な人物に囲まれて過ごすため、市民は高価な生活費を支払っている。なぜなら、ニューヨークの人々は知的な協力によって生まれる機会を介したインスピレーションを求めているからだ。 ギルト・グループやエッツィ等のスタートアップは、ミートアップ、タンブラ、そして、フォースクエア等の企業が証明したように、マスマーケットを魅了することが出来るポテンシャルを証明している。ニューヨークののスタートアップは、テクロノジーコミュニティ内部でつながりを持てる環境を整え、刺激を与え、起業家、エンジニア、そして、テクノロジーの愛好家達に機会を生み出すことで、ニューヨーク市のデジタルエコシステムを作り、さらに、成長させている(事実、ニューヨーク最大のテクノロジーミートアップ、NYTMのチケットの中古市場まで存在するほどだ)。この台頭するエコシステムは、涼しい夏の夜の野外パーティーのようにあらゆる業界から才能を集めつつある。 「ついに、弁護士、銀行、コンサルティング等のその他のニューヨークの業界からテクノロジー業界の人材の引き抜きが行われている。また、安全な金融の道を選んでいた人達が、夢を追い求め、優れた会社を始め、新たなエコシステムを作り出している。これは素晴らしい現象である」と生まれも育ちもニューヨークと言う生粋のニューヨーカー、テックスターズのデビッド・ティッシュ氏は述べている。 過去10年は、西海岸が、アクセスしやすいテクノロジーのインフラを構築することに力を入れてきたが、現在、ニューヨークの様々な分野の人材が、メディアを多用し、社会全体で動かす、デザインに焦点を絞ったスタートアップカルチャーを作り出している。ニューヨークは「ハードコアなテクノロジー」(メイカーボット等の企業は除き)という面ではシリコンバレーに劣る。ニューヨークで生まれた優れた多くの企業、例えば、ジェットセッターやLot18等、大半の企業はUIのプレゼンテーション層でイノベーションを達成している。このエントリのために実施したインタビューの中で、先週末に紹介した、インキュベーターのプレハイプを設立したヘンリク・ワーデリン氏の発言に全てが集約されている: デザイン、賢明な新しいビジネスモデル、そして、配信の経験がテクノロジーと同じぐらい重要視される段階に達しているため、東海岸のテックシーンは盛り上がっている。新しい東海岸で成長する企業は、西海岸が過去10年で作り上げたテクノロジープラットフォーム、アマゾン等の使い方が簡単なインフラ、グーグル等の発見ツール、そして、フェイスブックのソーシャルグラフに依存している。エッツィ、グルーポン、そして、ギルト・グループ等の企業はテクノロジー系企業と考えられているかもしれないが、実はテクノロジーを基に作られた賢く、新しい革新的な企業である。才能豊かなデザイナー、マーケッター、そして、実業家がニューヨークに集まっているため、この傾向は今後も続くのではないだろうか。 インターネットでは次のレベルのイノベーションが起きつつあるが、様々なスキルを持つ人材を抱えるニューヨークはこの恩恵を受ける上で適している。テクノロジー産業そのもののシリコンバレーとは異なり、ニューヨークは金融、ファッション、メディア、そして、不動産を含む様々な産業の本拠地である。だからと言ってシリコンバレーとベイエリアには産業が一つしかないと言うわけではないが、ニューヨークでは、テクノロジー業界へのフォーカスが浅く、また、異なる産業の間の補足的な役割や協力に重点を置いている。 通常、才能を巡るスタートアップの大きな競争は、給与の額で勝負が決まるが、ニューヨークでは、金融およびメディア業界にこのようなケースが目立つ。しかし、この2つの産業はここ数年で大きな打撃を受けている。賢い人達は、機械の歯車の一つとして給料をたくさん貰う代わりに、自分の会社を立ち上げ、そうすることで多くの満足感を得られる点に気づき始めているのだ。 昨日、私は生まれて初めて悟りを得た。今の自分、そして、なりたい自分は実際には同じなのだ。自分ではない自分を演じるよりも、自分でいた方が遥かに効率が良い。なぜなら、自分ではない自分を装うのは感情的に重い負担がかかり、また、全身全霊で別の誰かになることは出来ないからだ。元銀行員であり、出来たてほやほやのロケーションベースのアプリ、ソナーを設立し、CEOを務めるブレット・マーティン氏は、「自分でいることが、利益を生む」と述べている。」 ヴィレッジ・バインズの共同設立者、ダン・リーヒ氏は、銀行業界に幻滅したため、ウォールストリートでのキャリアの魅力に疑いを持つようになった点は事実だが、現在は、10年前よりも会社を起こす際の費用と技術が遥かに低下し、新しいアイデアを“ビジネス”として立ち上げることが現実的になり、魅力的になっている点が、人々が会社を立ち上げている本当に理由だと指摘している。 また、ニューヨークで新たに出現する起業家達は、業界の伝説的な人物に強い印象を与えている。SV エンジェルのロン・コンウェイ氏は、現在のニューヨークのスタートアップは、しっかりとしたビジネスモデルを持っており、そして、本当のオーディエンスを構築していると述べている。また、先週のテッククランチ・ディスラプトでもレラーベンチャーズのエリック・ヒッポウ氏が指摘していたように、現在、十分な資金がニューヨークに集まっている。 「1999-2000年は、ニューヨークを拠点に活動するベンチャーキャピタル会社はほとんど見当たらなかった。サンフランシスコに住んでいる人達が現在のようにニューヨークを訪れることはなかった。ニューヨークはイノベーションの中心地としては厄介な場所と見られていた。しかし、現在、強固で総合的な投資家のコミュニティがニューヨークに存在する。ちょっとした問題が起きても、起業家達を支えるこの金融の構造は揺らぐことはないだろう。」 - エリック・ヒッポウ氏 ニューヨークのスタートアップを代表するスタートアップは? 優勝: ニューヨークはデジタルコラボレーションを重要視しているので、優勝カップは、アーティスト、デザイナー、映画監督、ミュージシャン、ジャーナリスト、発明家、冒険家、そして、その他のクリエイティブな職業の人達に資金調達のプラットフォームを与えるキックスターターに送る。キックスターター自体も優れたスタートアップだが、その他のスタートアップを生む独自の能力を持っている。2009年にペリー・チェン氏、ヤンシー・ストリクラー氏、そして、チャールズ、アドラー氏によって設立されたキックスターターは、間違いなくニューヨークで急成長するビジネスの中でも群を抜く存在である。 アーティストがプロジェクトの要点を説明する動画を作り、資金獲得の目標を設定する。サイトを訪れたユーザーは寄付を行い、その代わりに株ではなく、ちょっとした芸術品、CD、コンサートのチケット等を受け取る。目標が達成されるまでは、誰も料金を課されず、また、誰もお金を手に入れない点がこのスタートアップの特徴である。キックスターターは見事目標を達成した資金の5%を得る。「プライバシーに配慮した、ユーザーが個人的に管理することが可能な、万能型のオープンソースソーシャルネットワーク」を開発するために$200,000を獲得したディアスポラもキックスターターで実際に資金を獲得した。またこの件に関連して、製作費として$137,417を獲得したiPhone 4の三脚、ザ・グリフを取り上げたエントリに目を通しておいてもらいたい。 準優勝: フォースクエアが2位を獲得。フォースクエアはニューヨークでの生活を象徴しており、地域に特化し、ソーシャル且つリアルタイムであり、四六時中役に立つ。私達は常にウェブでつながりを作っており、ニューヨーク等の都市での生活は、このつながりを持つ経験を引き立たせてくれる。さらにフォースクエアはブラヴォ、ザガット、ショータイム、そして、メトロミックスとの重要なメディア提携を介して初期の成功を勝ち取っており、メディアのキャピタルに本拠地を構えていることを象徴した存在でもある。 ソーシャルメディアを活用したロケーションベースのモバイルサービスの生誕の地としてニューヨークに勝る場所は思い浮かばない。マキシムのシニアテックエディターのセス・ポージス氏は、「ニューヨークは、非常に社交的な街であり、フォースクエア等のアプリから生まれる行動が理に適うほど人口密度が高い」と指摘している。 オーディエンス賞: タンブラは世界全体においてFFFFoundのようなものだ。共有可能で、テンポが早く、ファッション中心のイメージがぎっしり詰まっている。事実、タンブラのファッションおよびアート系のコンテンツは、タンブラの人気を支えている。例えば、限定版の人気の高いファッションサイト、オブ・ア・カインドは、タンブラとショッピファイによってプラットフォーム全体を構成している。 私はテックスターズのデビッド・ティッシュ氏にニューヨークの企業でCEOになるならどの企業を選ぶかと訊いてみた。ティッシュ氏はどの企業の名を挙げたか分かるだろうか? – タンブラだ。「タンブラのビジョンには多くのポテンシャルが存在し – そして、タンブラが構築してきたコミュニティの力は他に例をみない」と同氏は答えてくれた。 タンブラを愛しているのはティッシュ氏だけではない。フードスポッティングのソラヤ・ダラビ氏は、「タンブラはまさにニューヨークのスタートアップのポニーボーイ・カーティス(小説アウトサイダーズのキャラクター)と言っても過言ではない。格好良く、若く、利口で、最近の出来事を語るのが上手い。」 ニューヨークのテックシーンを盛り上げる他の要素 – 若い女性 ニューヨークの起業家の多くは、ニューヨークの若い女性のレベルがサンフランシスコの若い女性を上回っていると指摘している。この点について、元ニューヨーカーで現在シリコンバレーで幸せな結婚生活を送っているあるベンチャー投資家が、「サンフランシスコに引っ越すつもりなら、女性には期待しないこと」と指摘している。冗談はさておき、ニューヨークの優れた女性ファウンダーにスポットライトを当てたいと思う。 「女性のファウンダー、特に初めて会社を立ち上げるファウンダーが多い。今後の数年間で、より容易に資金を獲得することが可能なベテランの女性の起業家が増えるだろう。」 –ハイラインベンチャー・パートナーズ シャナ・フィッシャー氏 現在のニューヨークは、優秀な女性起業家達がいなければ成立していなかったはずだ。その多くが、ファッションであれ、食べ物であれ、慈善活動であれ、自分の好きな道を基に会社を立ち上げ、成功を収めている。その一部を挙げていく。マイケル・ブルームバーグ市長を支えるデジタルデジタルオフィサーのレイチェル・スターン氏、バーチボックスを設立した、カティア・ボーシャンプ氏とハーレイ・バルナ氏、ゴー・トライ・イット・オンを設立したマリッサ・エバンス氏、Bit.lyのチーフサイエンティスを務めるヒラリー・メイソン氏、メイカリーのエリザベス・スターク氏、フードスポッティングのエイミー・ツァオ氏とソラヤ・ダラビ氏、スポットオンのファウンダーのガウリ・マングリク氏、ロリホップのスザンニエ・シェ氏、ファッシズムのブルック・モアランド氏、オブ・ア・カインドのクレア・マズール氏とエリカ・セルロ氏、レント・ザ・ランウェイを設立したジェニファー・ハイマン氏とジェニファー・カーター・フライス氏、AHAlifeのショーナ・メイ氏、ルースキューブズのキャンベル・マッケラー氏、テキスツ・フロム・ラストナイトのローレン・レト氏、そして、イフ・ウィー・ラン・ザ・ワールドのシンディー・ギャロップ氏。 フラッシュセールのファッションサイトを運営するギルト・グループは、ニューヨークのスタートアップの代表格とされており、ハーバード大学のビジネススクールを卒業したアレクサンドラ・ウィルキス氏とアレクシス・メイバンク氏によって設立された企業である。「私はギルトの大ファンだ。地元の星であり、ダブルクリックで有名なニューヨークのレジェンド、ケビン・ライアン氏と2名の素晴らしい女性の起業家によって、巧みに立ち上げられた。さらに私はこのサービスの中毒者であり、継続的にギルトで購入し、罪悪感を抱くほど熱中している。」とフードスポッティングのソラヤ・ダラビ氏は述べている。 食べ物に関して言えば、ザ・デイリーのアビゲイル・ドラックマン・ジョーンズ氏はフードスポッティングはニューヨークを愛するべき理由 – 食べ物、文化、友情、発見する楽しさを生み出し、そして、クレイジーでエキサイティングな慌ただしい世界、つまりニューヨークそのものに貢献していると指摘する。 しかし、一つの街にここまで多くの素晴らしい女性が揃うと、トラブルが起きそうな気がする。オブ・ア・カインドのクレア・マズール氏は「誰かが成功すると、その恩恵がコミュニティ全体に反映されることを誰もが理解している。実際にゼネラル・アセンブリやテック・スターズ等のリソースがニューヨークに集まっており、恩恵が形になって表れている」と指摘し、この懸念を一蹴している。 この点に関して、先日、4020Visionを立ち上げようとしている起業家のクリスティーナ・ヴレタ氏と会って、話し合った。4020Visionは女性を対象としたフォーラムであり、40代の女性が経験を通じて学んだことを、20代のときに実際に様々な選択肢に直面した女性からのアドバイスを求める現在の20代の女性に伝えることが出来るようだ。ヴレタ氏とのインタビューを夏の後半に公開する予定なので楽しみにしていてもらいたい。 [...]
14 years 2ヶ月 ago
真面目なソーシャルSEOの記事に後に何ですが、思いきりリンクベイトな記事を。日本でも時々、何らかの問題で放映が中止になるテレビコマーシャルがたまにありますが、海外で多いのが性的に過激すぎて放送中止になるコマーシャルです。特にアメリカなど日本以上にテレビは性的な映像に敏感なのですが、それでも、というか、だからからか?定期的に際どいラインでヒットを狙ったセクシー系CMが問題になり放送中止になったりしています。今回はそんな過去に放送中止にまで追い込まれたセクシー系CMベスト10を勝手に選んでご紹介。 — SEO Japan もし広告に1つ真実があるとしたら、それはこれであることに間違いはない:‘sex sells(セックスは売れる’。今は亡き偉大なコメディアンBill Hicksは、セックスは間違いなくどんな宣伝にも使うことができると乾いた声で言った。しかしながら、時々、この広告ジャンルは行き過ぎてしまい、結局はその作品が禁止されることがある。ここでは、静的コンテンツのために禁止されたテレビコマーシャルのトップ10を紹介する。お楽しみあれ! 10. Microsoft XP はっきり言って、コンピューターのオペレーションシステムは、この世で最もセクシーなことではないが、そのことがMicrosoftがこのコマーシャルで前述した認識を変えようとするのを止めることはなかった―そして禁止令を出されてしまうのだ。“The Unexpected Experience(予期していなかった経験)”というスローガンと共に、この広告は、テクノロジーが占拠する時に彼女のブラで問題を抱えている男性を見せている。実生活でパスワードを知ることのように単純なことだったらいいのだが・・・ 9. Renault イギリスの昼間のテレビで禁止された、サッカーのスーパースター、Thierry HenryとストリッパーのDita Von Teeseを扱ったこのコマーシャルは、Renaultの“Va Va Voom”キャンペーンに最近加わったものだった。R&BシンガーのRihanaから瞬きしたら見逃すような出演もある。コルセットを身に付けたVon Teeseが誘うようにブラとストッキングを脱いでいくこの広告は、昼間の視聴者にとってはあまりにも卑猥すぎるとみなされたのだ。 8. Ikea Ikeaの“整理整頓”キャンペーンは、ヨーロッパ中にセンセーションを巻き起こし、この広告が多くの中で最も議論を呼んだ。家を整頓していないことの恥ずかしさに焦点を当て、このコマーシャルは子どもの危険な発見を描写している。オリジナル性があって面白く、この広告は全く無害なものだが、未成年に関することやセクシャルな活動に関することが恐らく検閲者に警告のベルを鳴らさせたのだろう。その後、イギリス国内で禁止された。 7. Centrum 一部の裸と一般的なセクシーさが原因で2007年にアメリカで禁止されたCentrumのコマーシャルは、この製品があなたの見た目の若さをキープするという考えのもとだった。ストリップポーカーで遊ぶ役者の異なる2つのセットを作り、このみだらな広告があなたにビタミンを取ろうとさせたかもしれない!ブラジャーが外されようとした時に、全ては思っていたのとは違うことが明らかになるのだ! 6. Vegetarian Society なんと、野菜だってセクシーなことがあるのだ!このコマーシャルは、性的なことを想起させる内容を含むことが理由でイギリスで禁止された。頭の中に夕食以外のことがあった検閲者だったのだと反論することもできるが・・・この下品な食べ物は、セクシーな料理のアイディアを極端なほどに利用している。注意:これを見た後は興奮を冷ます必要があるかもしれない。 5. Bud Light あなたは誰かに見られているような気がしたことはあるだろうか?この広告の中のカップルは物事を疑っているようには見えない!このバドワイザーライトの広告は、2007年のスーパーボウルの期間に登場し、“ビールゴーグル”という言葉に新しい意味を与え、すぐにアメリカで禁止された。素っ裸で泳ぐこと、一部のヌード、性的なことを想起させる内容が、ある人達にとっては明らかにやり過ぎだったのだ。まったく、パーティをしらけさせる奴らだ! 4. NewYorker Underwear “セックスは売れる”の理論を極端に利用しているこの悪名高いコマーシャルは、文字通り殺すために装飾をつけた玉の輿のセクシー女性を見せている。アメリカのテレビ画面から消えたこの広告は、この上なく激しい性欲を表している。最近結婚したばかりの老人が、新しい妻のセクシーなパフォーマンスをカギ穴から覗いた結果、死ぬのを描いている。誰かが書きこむ前に言っておくと、年老いた覗き趣味の男性がこのコマーシャルの制作で傷つけられたことはないことが保証されている。 3. Agent Provocateur このコマーシャルは、オーストラリアのポップスター、Kylie Minogueがあまりにもセクシーすぎるという単純な理由でイギリスのテレビで禁止された。この卑猥な広告は、半分透けたAgent Provocateurのランジェリーを身に付けてロデオマシーンに喜んで乗るMinogueを描いている。本当にセクシーであるのと同時に、この広告には芸術的な資質も持っている:2009年、広告営業企業のDigital Cinema Media (DCM)によって行われた投票で史上最高のシネマ広告に選ばれた。 2. Durex 宣伝する製品の性質上、コンドームのコマーシャルは検閲者の監視下に常に置かれている。この“Feeling in Everything(感じることが全て)”キャンペーンからのDurexの広告も例外ではなかった。イギリス人俳優Dominic Cooperを起用した面白いコマーシャルは、数年前にそれが作られた時、イギリスの視聴者には相応しくないと見なされた。それでも、私達は、あなたがこのメッセージが大切なものであることに同意するだろうと考えている。 [...]
14 years 2ヶ月 ago
ページランク、SEOの上級戦略とネットベンチャーの経営者ながらSEO業者顔負けのSEOの知識を披露してきたニール・パテルですが、今回は今後のSEOに欠かせない要素であるソーシャルメディアがSEOに与える影響について実体験を元にした記事を書いてくれました。 — SEO Japan 検索エンジンがTwitterのようなソーシャルサイトと取引をするのだから、ソーシャルメディアがSEOに影響を与えることは明らかである。Googleのウェブスパムチームで働くMatt Cuttsは、かつてこう言った: 私は、2010年5月、私達は“ソーシャル”をシグナルとして使用しないと述べた動画を録り、その時には、私達はそれをシグナルとして使用しなかったが、これを録画している2010年12月の今、私達はそれをシグナルとして使用している。 しかし、本当の疑問はソーシャルメディアがSEOに影響を与えるのかどうかではない。それがどうSEOに影響を与えるのか、ではないだろうか? Googleのソーシャル検索機能の登場 今ここで、あなたがソーシャル検索のレコメンデーションの関連性の上昇はGoogle+のソーシャルネットワークのローンチがもたらしたある種の新しい流行であると考える前に、Googleが2009年10月にGoogle ソーシャル検索ツールの最初のバージョンをローンチし、2010年1月に全てのユーザーにそのサービスを本格展開したことを考察しよう。 上のローンチ時のスクリーンショットを見てみよう。Danny Sullivanがこの新しい機能に関していくつか面白い所見を述べている。 まず、Googleの最初のソーシャル検索のローンチは、ユーザーのメインの結果ページに完全統合されるのではなく、別のツールとして展開された。このサービスを利用するためには、あなたはGoogleプロフィールにログインしてナビゲーションバー内の“ソーシャル”機能に自らアクセスする必要があった。 さらにDannyは、そのソーシャル結果ページを充実させるために、GoogleはGoogleリーダーのブログやGメール/Gチャット内のあらゆるコンタクト、そしてGoogleプロフィール内に記載されたプロフィールを介して入手できる、あなたがつながっている様々な情報を盛り込んだと、言った。例えば、もしあなたがDigを介してある友達と繋がっていて、自分のGoogleプロフィール内に自分のDiggアカウントを記載していたなら、その友達のコンテンツがあなたのソーシャル検索結果に表示されることになるのだ。 Googleソーシャル検索の影響 ここで話を2011年まで進めると…これらのソーシャル・レコメンデーションがメインの検索結果ページに現れるだけでなく、それらが従来のSEOに基づいて表示されていた結果に置き換わっていることが証明されている。そして、ソーシャルネットワーキングサイト上のオーサーのオーソリティが従来のSEOに影響を与えているのだ。 少しの間、ソーシャル・レコメンデーションが個人化検索を介して従来の検索結果ページを揺るがすかもしれないという考え方について検討しよう。Rand Fishkinは自分が実施したテストの中で、Googleアカウントにログインして“cupcake madness”を検索した時に、結果が異なることに気が付いた。 ログイン中: ログアウト中: なぜ結果が違ったのかあなたは分かるだろうか?最初の画像では、Everywhereistというブログの結果が登場している。単にRandの妻がこのサイトのオーナーだからだ。ログアウトすると、結果は従来のSEOによって3位を獲得したサイトに置き換わる。 この変化の影響はかなり大きい。なぜなら、もしあなたが従来のSEOにだけ投資をしていたら、あなたは数秒で検索結果の記録を塗り替えられてしまうのだ。では、あなたはもはやこれまでのようにSEOを気にするべきなのだろうか?バックリンクやキーワードを最適化したコンテンツやオンページ最適化のようなことは今も重要なのだろうか? これらの質問は大切ではあるが、これらに回答してもSEOにおけるソーシャルメディアの影響の全てを考慮に入れることはできない。それをするためには、Googleや他の検索エンジンがどのようにしてソーシャルネットワーキングのオーソリティを従来の検索エンジン結果ページ内でランキングの要素として定量化しているのかも見る必要がある。 オーサー・オーソリティ: 最新のランキング要素? 2010年12月1日、Danny Sullivanは、FacebookとTwitterが検索エンジンランキングにどのように影響を与えるのかについてBingとGoogleの代表者にインタビューをした(日本語)。彼が尋ねた質問の1つは、Twitterユーザーと彼らのツイートの中で共有されたリンクのウェイトだった… Bingの回答: 私達は、ユーザーのソーシャル・オーソリティーを見ています。私達は、あなたが何人の人をフォローしているか、どれだけの人があなたをフォローしているかを見ていて、これが通常の検索結果における順位づけに少しウェイトを追加します。 Googleの回答: はい、私達は[ツイートされたリンクとRT]をシグナルとして使用しています。それは、私達のオーガニック検索とニュースランキングの中でシグナルとして使用されます。さらに私達は、ある記事を何人の人が共有したかをマークすることによって、私達のニュースの汎発性を強化するためにそれを使用します。 そして、“Facebookの個人ウォールもしくはファンページで共有されたリンクを追跡しますか?”という質問の回答の中では、以下のような回答が得られた… Bingの回答: はい。私達は、“Everyone”とマークされた共有リンクとFacebookファンページからの共有リンクを見ています。 Googleの回答: 私達は、Facebookのファンページで共有されたリンクをツイートされたリンクと同じように扱います。私達はFacebookからの個人ウォールのデータは持っていません。 これらの回答に基づき、ソーシャルメディアが、オーサーのオーソリティとコンテンツがソーシャルネットワーキングサイトで共有された回数に基づいて検索エンジン結果に影響を与えるという役割を果たしていると想定することができる。 SEOMozの2011年検索エンジン要因ランキングレポートでは、132人のSEOとソーシャルメディアの専門家が、ページレベルとドメインレベルでのソーシャルシグナルは、従来のSEO要因よりも検索エンジンランキングに大きな影響力を持っているだろうと予測した。 具体的なソーシャルメディアと検索エンジンの融合 もちろん、ソーシャル要因が検索エンジンランキングにますます影響を与えているということも知っておくべき1つのことであるが、どんな融合がすでに実施されていて結果ページに影響を与えているのかも知るべきことである。検索エンジンがこのデータをどう使用するのか正確に理解することによって、あなたは、この新しいソーシャル最適化の世界で上位表示するようにデザインされたマーケティングプランを思いつくことができるのだ。 以下は、現在、検索エンジンと3大ソーシャルメディアサイトの間でそれぞれ実施されている融合である: Facebook Facebookは個人プロフィール上に保存された情報をインデックスで使用させないが、ファンページで共有されたコンテンツは格好の的だ。実際、TampaSEOが生成したデータ分析によると、Facebookの共有は、高い検索エンジンランキングと最も近い相関関係があるソーシャルシグナルの1つになっている: この相関関係はFacebookのShare(シェア)が上位表示につながるという意味ではないが、Googleや他の検索エンジンが注釈付きソーシャル検索を介してFacebookで共有されたコンテンツを優先することは注目に値する。 現在のGoogleソーシャル検索の実装では、Facebookコンタクトによって共有されたコンテンツは、それを共有した人物の写真と同様に、検索エンジン結果で優遇されたポジションを獲得している。これらの結果の信頼性を増大させることによって、Googleはこのコンテンツがクリックを獲得するチャンスを増やすのだ。 Twitter ソーシャルメディアと検索エンジンの明確な融合の1つが、BingのTwitter検索エンジンだ。このツールは、Bingの検索エンジン内でリアルタイムでツイートを検索することを可能にしてくれる。そして、最近のアップデートによって、自分のFacebookとTwitterコンタクトによって“いいね!”と言われたコンテンツに対する優先的対応と同様に、ツイートはBingのニュースフィードにも入っている。 Bingを介してツイートを検索する能力はあなたのソーシャルネットワーキングプロフィールにそんなに多くのトラフィックを送信することはないかもしれないが、Twitter上の正規ユーザーによるリンクのツイートもしくはリツイートは従来のSEOランキングで上昇を引き起こすことが証明されている。 Jennifer Lopezは、彼女が書いたSEOの初心者ガイドを紹介するツイートがSmashing Magazineにリツイートされた後、以前はトラックされていなかったキーワードのトラフィックとランキングの両方にすぐに影響があったことを示すケーススタディを実施した。 Google+ Chris [...]
14 years 2ヶ月 ago
日本のスタートアップブームも終わる所を知らない勢いですが(終わってもらっても困りますが)、今回は人気次世代メディア情報サイト「The Next Web」の設立者でありシリアルアントレプレナーでもある筆者が、起業家を7種類に分類した興味深い記事を。かなーりヒネくれたネタ的な記事なんですが、「いるいる」と笑い飛ばすだけでなく自分自身のことかもとヒヤリとする瞬間もある鋭い内容です。 — SEO Japan 「起業家」には様々な意味があり、誤用されることが多い。どのように定義し、そして、何をすれば自分のことを起業家と呼べるのだろうか?答えは分からないが、起業家と言っても様々なタイプの起業家がいる点は心得ている。以下に皆さんが遭遇するかもしれない典型的な起業家のタイプを幾つか挙げていく。どのタイプが自分に当てはまるだろうか? マネージャータイプ 多額の資金を獲得し、最初の危険な時期を脱したばかりのスタートアップの立ち上げに関与したタイプの起業家である。このタイプの起業家は、起業家の近くにいて、そして、スタートアップで働いているため、自分自身を起業家と呼ぶことが多い。実際は起業家と言うよりもマネージャーに近く、マネージャーの仕事を見事にこなす。 失敗一直線タイプ これは何から何まで全て失敗する起業家である。ただ不満をぶちまけるだけであり、プロジェクトに取り掛かると、あまりにも欲が強くて始める前に失敗してしまう。しかし、このタイプの人達は諦めることを知らない。反対に周りの人達は諦めて欲しいと思うものだ。 ライフスタイルタイプ 起業家の生活を楽しみ、その役割を演じたいだけの人達だ。このタイプは起業を煽り、起業に関するアイデアを数多く持っているものの、何も行動は起こさない。片手間に相談に乗るぐらいか。 キャッシュフロータイプ このタイプの起業家はお金以外のことは何も考えていない。起業家にとってプラスに働くこともあるが、度を超えてしまう人達もいる。起業は利益を最重要視しなければならないが、イノベーションでもあり、従業員に刺激を与え、先を見越して考え、何もないところから何かを作る取り組みである。一日中計算機をいじくりまわしているだけでも働いた気分にはなるかもしれないが、それで起業と呼べるだろうか? 起業家になりたがるタイプ 時折、同じ会社でずっと働き、恐らくその会社で定年まで働くことになる人に出会うことがある。その人たちは自分達も起業家になれると言い張るだろう。心の奥底で、爆発するのを待っている。それがこのタイプの人達の起業家精神だ。このタイプの人達に必要なのは、優れたアイデア、1年か2年で一生の生計を立てるための十分な資金、そして、すぐに利益が出る保証である。残念ながら、これは起業の仕組みとは異なり、大きな会社にこの人達が務める理由そのものである。起業家になると言うことは、その他の仕事と同じように専門知識が必要になり、そして、遥かに多くのリスクを背負うことになる。なりたがりタイプはなりたがりの段階から前に進もうとはしない。それがその人にとっても、他の人達にとっても正解なのかもしれない。 ヘッドラインタイプ 一部の起業家は名声のみを求めている。あるヘッドラインから別のヘッドラインへと急いで移動し、事業の実施よりも新聞の一面に出ることを最優先する。顧客が多いときは会社は好調であり、多額の利益を得て、投資家も喜ぶ。自分の母に自慢することを得意としている。 慈善家タイプ このタイプの人達はお金目当て起業するのではなく、世界をより良い場所にすることを目標としている。当然ながら素晴らしい目標だが、良い起業家になる条件とは正反対のことが多い。勘違いしないでもらいたい。起業家として成功するためには、世界を敵にしなければならないわけではない。しかし、自分の会社を成功に導くことを最優先する必要はあり、その後、その成功を活用して世界を良い場所にすればよい。この順序を逆さまにするべきではない。 結論 皆さんは上述したステレオタイプのどれかに当てはまるだろうか?絶対に当てはまらない?私もだ。しかし、私達は完璧ではなく、恐らく誰もがヘッドラインタイプを心の中に秘めているのではないだろうか。また、キャッシュフロータイプの起業家から距離を置くことが大事なときもある。しかし、ライフスタイルタイプにもなってもらいたくない。 繰り返すが、起業家の定義は明確に決められているわけではない。私達は生活に均衡を持たせ、極端にならないように心掛けている。まねーじゃお管理する日もあれば、刺激を与える日もある。 起業家になると言うことは、時間が変われば、タイプも変えると言う意味だ。難しいが、決して退屈な職業ではない。 ライター紹介 ボリスはブロガーであり、起業家でもある。ザ・ネクストウェブを設立し、さらにV3 リダイレクト・サービスィズ(売却)、ハブホップ・ワイヤレス・インターネット・プロバイダー(売却)ツイッター・カウンター、スプレッド.us、そして、その他にも複数の企業を設立している。ボリスはツイッター(@Boris)、グーグル+、そして、フェイスブックで積極的に活動している。 この記事は、The Next Webに掲載された「7 Types of Entrepreneurs; which one are you?」を翻訳した内容です。 起業家というより起業家になりたい人の分類に関しては、ブームになれば色々な人が集まってくるわけですし、実際にやる人以上にその周りに集まる人の方が数が多いものですから、別に否定することはないと思いますけどね。ウェブ界隈で地道に何度も起業を繰り返して成功をつかんだ筆者ならではのシニカルな意見ということで。私は検索ブームのビッグウェイブに乗る形でどうにか生きてきましたが、一歩間違えれば未だに失敗一直線タイプでしたし。。。 キャッシュフローと慈善家タイプは確かに共に起業家に多いのですが、バランスの問題とは思うものに、何故かどちらかに触れきっている人が多いのは何故でしょうか。ヘッドラインタイプという分類も思わずナルホド&あの人やこの人が頭に思い浮かんでしまいました。中身はともかく良くも悪くもヘッドラインを賑わせ続けられることはスゴイ才能と思いますし、少しはおこぼれにあずかりたい位ですけどね。 と、ついつい色々なことを考えてしまう面白記事でした。 — SEO Japan
14 years 2ヶ月 ago
日本のネット業界も最近はスタートアップ・中堅・大手問わず”シリコンバレー進出”がブームになっているようですが、さて数年後に成功事例は出てくるでしょうか?今回は成長中の巨大市場として注目されているブラジルの有力スタートアップ2社がアメリカ進出した件に注目してみます。日系人も世界最高レベルで多く古くから日本との親交も深いにも関わらずほぼ地球の裏側にあり気軽に行けないせいかイマイチ注目度が低いブラジルですが、ネット界隈もどうやら盛り上がっているようです。 — SEO Japan Googleで“the American dream(アメリカンドリーム)”と書き始めると、以下のようなサジェスチョンが表示される:“the American dream is dead(アメリカンドリームは死んだ)”。それにもかかわらず、ブラジルで最も将来有望な2つのスタートアップ、EverWriteとDeskMetricsは、本社をデラウェア州に置いてアメリカに移ろうとしている。なぜ彼らはブラジルを離れることを決めたのだろうか? グローバルな野望を持った2つのスタートアップ 確かに、ブラジルのスタートアップエコシステムはここ数年で急激に成長していて、この新興国における市場機会は外国人投資家から多くの注目を集めてきた。それでも、ブラジルでビジネスを経営することは閑職ではない。会社を始めるには何ヶ月もかかるし、それを閉めるのも同じ位かかる。ブラジル人ミュージシャンTom Jobimが、“ブラジルは初心者向きではない”と指摘したことは有名だ。そこら中に官僚制度があふれていて、専門的な助けがしばしば必要とされている。残念ながら、この国はいまだにスタートアップのニーズと一般的なテックに精通した専門の弁護士や会計士が欠けているのだ。 それでも、成長している巨大なブラジル市場に興味のある人達にとっては苦労する価値があるがある中、EverWriteとDeskMetricsのようなスタートアップにとっては事情が違う。確かに、彼らは、Googleブラジルのリサーチセンターが置かれている街、Belo Horizonte出身ではあるが、彼らには外国のクライアントとグローバルな野望がある。彼らのウェブサイトは、英語で書かれ‘dot-com’URLが使用されており、そのグローバルな視点が反映されている(ブラジルのウェブサイトは、通常‘.com.br’で終わる)。 それは位置関係だけが全てではない。彼らが参入する市場はどちらも国外だ。EverWriteの事業は、パブリッシャーがユーザーの需要に適合したコンテンツを作成するのを支援することだ。このパブリッシャーは、必ずしもブラジル人ではない―実際のところ、EverWriteのターゲット市場はアメリカである。DeskMetricsに関しては、“デスクトップソフトウェアのためのGoogleアナリティクス”(過去の記事参照)と評されている―これもまた、かなり国際的な市場だ。 海外に進出することだけが全てではない。例えば、市場としてのブラジルは、いくつかの例外を除いて、DeskMetricsにとってはあまり興味深いものではない。CEOのBernardo Portoによると、この国で作られたソフトウェアの大部分が、彼らのスタートアップには関係のないマネージメント関連なのだ。さらには、文化的な障害もあるとBerardoは言う。海外のテック会社は多くの変数を測定することを好むが、ブラジルの会社は当て推量に頼りすぎるのだ。さらに、巨大なIT企業でさえいまだにクラウドコンピューティングに慎重で、運営費がかさむインターナルサーバーを好む。その結果、DeskMetricsの最大のクライアントは、アメリカやヨーロッパを拠点とするソフトウェアエディター、例えばAdobeのライバルNitro PDFになったのだ。 外国のクライアントとブラジルの投資家を扱うのは易しいことではない DeskMetricsがクライアントに請求をしなければならない時に問題は発生する。ブラジルでドル建ての支払いを受け取ることは、アメリカ国内に銀行口座を持たない比較的小さな企業にとっては非常に複雑なことなのだ。さらに、高い手数料と両替率の両方が原因となってとても高くつく。ブラジルで課せられる税金に加え、それはDeskMetricsの実行可能性を危うくするようなレベルに達する。このことがBernardoに、できるだけ早くアメリカに移ってアメリカで銀行口座を開く必要があると気付かせることとなった。しかも彼は、DeskMetricsがアメリカで法人化したら支払うつもりでいるクライアントを信用したのだった。 たぶんDeskMetricsはデラウェアで法人化するだろうが、オフィスは恐らくニューヨークに置かれるだろう。Bernardoにとって、これは、この移転がスタートアップのありふれた展開でも“シリコンバレーでアメリカンドリームを夢見ること”でもないことを示すもう1つの象徴なのだ。この会社がアメリカに移るつもりなら、それはやむを得ない。ニューヨークとういう場所の選択は合理的でもある。DeskMetricsはすでにそこにいるスタッフメンバーにとって重要なのだ。Bernardoは、ボストン市民であるSteve Hazeltineがブラジルに住んでいた時に彼と出会った。Bernardoに英語のクラスをする代わりに、SteveはDeskMetricsで働くこととなった。今彼は、ニューヨークでこのスタートアップのセールスとビジネス開発のマネージャーを担当しており、会社をそこに移すことに尽力することになるだろう。 実際には、ビザを獲得することが大変なため、Bernardo自身はアメリカには移らないかもしれない。彼は、一時的かもしれないがチリに移る可能性の方が高い。彼のスタートアップは、最近のStart-Up Chileの申請に参加したのだ(私達の記事参照)。彼はまだ、この会社がこのプログラムの参加に選ばれるかどうか分かっていないが、彼は、他のグローバルなスタートアップと交流し、他の文化を学ぶことにとても興味を持っている。 DeskMetricsのブラジルを去ることへの興味は、クライアントに関心を向けるこに勝る。それはさらに、スタートアップが拡大に必要な資金を集めることを簡単にする。すでにブラジルのエンジェルから200,000USドルを集め、最近になって収益分岐点に達したが、今では拡大のために100万USドル以上を求めている。Bernardoによれば、このような額はアメリカの投資家から集めるほうが簡単なのだ。しかしながら、アメリカの投資家は通常アメリカの会社に投資することを好む。なぜなら、彼らはブラジルの法律システムをよく知らないからだ―それもまたDeskMetricsがアメリカで法人化する理由である。 アメリカでの法人化を助けたインターネットの存在 Diego Gomesは、友人のBernardoよりもさらに先を行っている。彼の会社、EverWriteは、正式なデラウェアのC Corpだ。さらに、この会社はなんとかシリコンバレー銀行(SVB)に口座を開くこともできた。Diegoは今、自分と共同設立者のEdmar Ferreiraが、将来の投資家やクライアントにより近いシリコンバレーに移るためのビザを獲得する過程にある。 この過程の中で、Diegoはオンラインで利用できる情報の量と質に大変に感銘を受けた。彼は、自分に必要だったリソースの大部分をウェブ上で見つけたのだ。Ryan Robartから受けた支援がかなり意義深かったと彼は言っている。弁護士のRyanは、法人化とその他のスタートアップの法律問題に特に集中した専門的ブログStart-Up Lawyerを運営している。彼はDiegoにデルウェアで会社を始める方法についてアドバイスを提供した。 DiegoとBernardoは共に、弁護士の助けを借りて物事を適切に行うことがいかに重要であるかを主張している。DeskMetricsのようにすでにブラジルでお金を集めた会社では、特にだ。それでも、EverWriteが受けた支援の全てが、プロフェッショナルから少なくとも支払い請求可能なものからだったわけではない。Diegoは、Quoraをよく利用した。そして、Q&Aウェブサイトはアメリカで法人化することに興味のある外国人の集まる場所だと指摘している。 ブラジルを諦めないこと DiegoとBernardoがブラジル市場を支持していないことを意味するわけではない。DiegoはブラジルのテックブログWebholic(以前はReadWriteWeb Brasilとして知られていた)の共同設立者だ。2009年に始まったポルトガル語で書かれたこのウェブサイトは、この国でスタートアップエコシステムを作ることに貢献してきた。Bernardoはローカルシーンを発展させることにも貢献している;彼は、ABSの共同創設者の1人でもあり、最近、Samba TechのCaetanoと一緒にBrazilian Startups Associationを作った(過去の記事参照)。 つまり、Bernardo PortoとDiego Gomesは、ブラジルが最終的に最善な結果に変化することに期待を寄せているのだ―しかし、差し当たり、アメリカに移ることが、彼らの会社にとって最も理にかなうことなのだ。 あなたはどうだろう?もし今ブラジルのスタートアップを経営していたとしたら、アメリカに移るだろうか? この記事は、The Next Webに掲載された「Why are two of Brazil’s top startups [...]
14 years 2ヶ月 ago
先日、シリアルアントレプレナーのニール・パテルによりGoogleのPageRankに関する総まとめ的な記事を紹介しましたが、今回は引き続きパテルによる、SEOに関する総まとめ的記事を。自らウェブサービスを運営し、SEOを駆使して効率的に集客・顧客を増やし続けている筆者が語る、まさに実践的なSEOの運用に関する貴重なアドバイスです。 — SEO Japan Googleはインターネット上で最もポピュラーな検索サイトだ。だから、あなたのビジネスがオフラインであるにしろオンラインであるにしろ、あなたの会社が検索結果のトップに現れることは大切である。もしそうでなければ、あなたは可能性のある収益を多く逃していることになるだろう。 もしあなたが、自分のウェブサイトを検索エンジンのトップに表示させる方法を知らないなら、このブログ記事を読む前にSEOの初心者ガイドを読むことをお勧めする。しかし、もしあなたがSEOを熟知しているなら、あなたのランキングを上げるための6つの上級戦略を紹介しよう。 戦略その1: 速度を落とすことを恐れるな ここ1年で私は1つのトレンドに気が付いている:ウェブサイトにあまりにも早くリンクを構築すると、上位表示されないのだ。しかし、毎月、一握りのリッチアンカーテキストリンクを構築すると、ランキングが急上昇し始めるのだ。 だから、リンク構築における私の戦略は、一番競争率の高い用語であっても、5~10のリッチアンカーテキストリンクを構築するだけだ。そして、それらのリンクのうち2~4つが、上位表示しようとしているアンカーテキストを含んでおり、その他はその用語のバリエーションを含んでいる。 それに加え、通常私は5,6ヵ月後には主要な用語に対するリンク構築の速度を落とすかストップする。リッチアンカーテキストの構築を継続しない場合に、次第に順位が自然と上がり始めることに気がついたからだ。 リンク数が早いペースで増えると不自然に見えるため、リンク構築のポイントは、我慢強くなることだ。あなたの競合相手が100個、いや、100万個のリンクを持っていたとしても関係ない。あなたはゆっくりと構築する必要があるのだ。 戦略その2: ソーシャルの利用 ソーシャルメディアには2つの主な側面がある。1つ目はこれらのソーシャルサイト上にあるあなたのプロフィールで、2つ目はあなたがどれくらい頻繁にウェブ上で自分のウェブサイトについて触れることができるかだ。 Googleのような検索エンジンは、ソーシャルサイトへの投票を考慮に入れ始めている。現在、Googleウェブマスターツールでは、どれくらいの人が自分のウェブサイトに+1の投票をしたのかや、それがどれくらい自分のトラフィックに影響しているかを見ることができる。 つまり、もしあなたがソーシャルウェブ上でうまくやりたいのなら、以下のことをする必要があるということだ: 自分のプロフィールを築く – Facebook、Twitter、Google+に強力なプロフィールを作成する。私がリンクした3つの記事が強力なソーシャルアカウントを築く方法を教えてくれるはずだ。 自分のサイトを宣伝する – それがブログコンテンツであるにしろ、販売している製品にしろ、提供しているサービスにしろ、自分のウェブサイトにソーシャルメディアボタンを追加することだ。そして、ユーザーがそれらのボタンをクリックすることを促すのだ。それが長い目で見て検索エンジントラフィックに影響を与えることになる。 戦略その3: リンクの多様化 ブログロールのリンク、ホームページリンク、ブログ記事からのリンク、ディレクトリリンク、教育機関からのリンク、フッターリンクなど、あなたが獲得できるリンクには様々な種類がある。SEO担当者は、これらのリンクをそれぞれ構築しようとするのではなく、これらのタイプのリンクのうちの1つを構築する傾向がある。 もしあなたが上位表示されたいなら、ディレクトリリンクのように1つのタイプのリンク構築手法にだけ集中することはできない。そうではなく、ブログ、ディレクトリ、時には他のサイトのトップページからリンクを獲得する必要がある。どんなリンク構築をしているにしても関連のあるリンクが大きな影響を与える傾向があるということを忘れないことだ。 例えば、Quick Sproutでは、様々なサイトからのリンクがある。例を挙げると、ニュースサイト、人気ブログからのサイドバーリンク、ブログ記事内のリンク、教育機関のサイトからのリンクがある。このサイトにやって来るリンクの多様性が助けとなって、Googleのような検索エンジンが月のトラフィックの50%以上を占めているのだ。 戦略その4: コンテンツは王様ではない、それが優れたコンテンツでなければ 私は、自分のブログ上のページの数を増やすことを期待して何百ページものユニークコンテンツを追加するというアプローチを試したことがある。このために私がとった方法の1つが、質疑応答のコミュニティを介することだった。 アイディア自体は悪くない。それは、Yahooをはじめとする多くの会社で機能していた。しかし、私がここで犯した過ちは、コミュニティをきちんと統制しなかったこととコンテンツを連動させ続けなかったことだ。 もし私が質疑応答コミュニティを介して優れたコンテンツを追加していたら、トラフィックは上昇していたことだろう。最初は上昇するのを目にしたが、私がコンテンツに手を抜き始めると、それは下がり始めた。(ここでの失敗は、質疑応答のコミュニティのせいではない。それを十分に機能させることができなかった私の責任である。) 自分のウェブサイトにより多くのコンテンツを追加することは、検索エンジンに好まれたいならば良いアイディアだ。しかし、二流の情報でコンテンツを満たすのではなく、それらのページがより多くの自然なリンクを獲得するように優れたコンテンツを追加しなければならない。 戦略その5: 倫理的なリンク購入 あなたが言おうとしていることは分かっている。リンクを購入することはひんしゅくを買う、ではないだろうか?確かにその通り、あなたは正しい。ウェブサイトに連絡してリンクを売ってくれるかどうか尋ねるようなことはしたくない。 しかし、あなたには、コンテンツにお金を費やし、そのコンテンツを無料で提供することができる。これの一番良い例がインフォグラフィックだ。優れたインフォグラフィックを500ドルで作成し、人気ブロガーにメールを送り、リンクをしてくれるなら無償でインフォグラフィックをコンテンツとして独占的に提供すると提案するのだ。 Guy KawasakiやMashableのような人気ブログは、他の会社が作成したインフォグラフィクを投稿することに前向きだし、もしあなたがそういうサイトの1つからリンクを獲得するようなことがあれば、あなたはとてつもなく権威のあるリンクを獲得していることになる。 この戦略を用いる時には、どうでもいいコンテンツを作っても他の人がそれを選ぶことは期待できないということを理解しなければならない。もしあなたが優れた情報を作成して人気ブロガーにメールをすれば、そこには500ドルで高いページランクからのリンクを獲得できる極めて高いチャンスがあるのだ。 戦略その6: Googleはあなたの道筋を指し示すことができる 私の好きなリンク構築の方法は、Googleを活用することだ。例えば、私がラスベガスのサイトにリンクを構築しようとしているなら、私は“ラスベガス”について話題にしているウェブサイトでリンクページを持っているものを検索するだろう。 その場合に私が使用する検索コマンドはこうだ:intitle:”las vegas” inurl:”links” それから私は、上の結果一覧に目を通して、各サイトオーナーに私のウェブサイトにリンクすることに興味があるかどうか尋ねるメールを送信するだろう。 これが退屈な作業のように聞こえることは分かっているが、ウェブサイトにリンクバックするようにメールしたウェブサイトのおよそ10~15%も獲得することはできない。そして、概して、私は通常、時給10ドルで大学生を雇って8時間で最低100通のメールを送信してもらう。 それはつまり、1つのリンクに6.67ドルから10ドルを支払うことを意味する。これはかなりのお買い得だ。 最後に SEOは難しいことではない!あなたが創造力を働かせることを厭わない限り、どんな用語でも自分のビジネスをランクインさせることができる。既成概念にとらわれずに考えることを恐れないこと。そして、もっと重要なのは、競争率の高い用語で上位に表示され始めるには、数年とは言わないとしても数カ月かかることもあるということだ。 それに加えて、人気の用語で2ページ目に表示されても大したトラフィックにはならないため、1ページ目の上位に表示されるように努力すること。言いかえるなら、1ページ目の上位3位に入らなければ、違う用語を狙い始める必要があるということだ。 最後に、もしあなたが他にも高度なSEO戦略を持っていたら、コメント欄で自由に共有して欲しい。また、もし何か質問があるなら、コメント欄に書いてくれれば、私はそれに回答するように全力を尽くすつもりだ。 [...]
14 years 2ヶ月 ago
翻訳記事の配信が中心のSEO Japanならともかく、オリジナルネタでブログを書いている人であれば、記事のアイデアに行き詰ることもたまにはあるでしょう。今回はコピーブロガーからコンテンツのアイデアに困った時にきっと使える26のアイデア発想法を紹介します。どれも具体的でかなり参考になること間違いなし。 — SEO Japan 誰でも、時々、アイディアが尽きることがある。 それは、過去に素晴らしいものを書いたことがあるという才能の問題ではない。しかし最近は、あなたが新鮮なアイディアを得ようと井戸に行っても枯れているのだ。 これはどんな人にでも起きることだ。次々に質の高いコンテンツを生産しているベテランでも調子の悪い日はあるのだ。 それでも彼らは書き続ける。 確固たるものを作り出すことがいかに難しいかついて文句を言うかもしれないが、それでも書くのだ。何度も何度も繰り返して。 彼らは、スーパーマンではないし、コンテンツを生み出す魔法の力を持っているわけでもない。では、その秘密は何なのか? 素晴らしいコンテンツを生み出すための戦略が入った月並みのツールボックスを取り出すことで彼らはそれをやっているのだ。 コンテンツとアイディアを盗む もしあなたが枯れ果ててアイディアが切れているなら、他の誰かのコンテンツやアイディア、もしくはその両方からそれを奪うのだ。 もちろん、本当に盗めと言っているわけではない。“著者の恩恵を拝借する”とでも言おうか。 正しく行えば、これが、“盗んだ”著者からも使ったことを感謝されるほどの価値のあるコンテンツを生み出すことがあるのだ! コンテンツをキュレートする。 自分が好きなサイトを10個探し、それぞれの中から自分の好きな投稿を見つける。これらのトップ10の投稿をリスト化した記事を配信し、なぜ自分がそれを好きなのか説明するのだ。あなたは、自分がクリエイティブになることを考える必要もない。あなたがそこで取り上げた人はみんなそのことに感謝するだろう。それこそが、私達がBest of the Webでやっていることであるし、他にも多くの例がある。 友人にアイディアを聞く。 どうしてもアイディアが欲しいなら、友人や同僚に連絡して彼らがあなたに何を書いて欲しいか尋ねるのだ。オフラインの友人でもいいし、同じ考えを持ったオンラインの起業家でもいい。もしあなたがまだマスターマインド・グループ(註:同じゴールを持った人が複数集まって作るディスカッショングループのこと)の一員でないのなら、あなたと同じ位の大きさのブロガー数人に連絡をして、マスターマインド・グループを始めることを提案するのだ。私は、Jon Alford、Paul Wolfe、Caleb Wojcikと一緒にマスターマインド・グループに入っていて、彼らはいつも私を助けてくれる。 読者に聞く。 あなたは、自分の読者に接触することによって1つ前の戦略をパワーアップすることができる。これにはいくつかの方法がある。“あなたは私に何を書いて欲しいか”という投稿(ちょっと時代遅れ)のように単純な方法もあれば、Marcus Sheridanがキャッチフレーズを生み出すためにやったように、ある問題について読者の情報を求めたり、nittyGriddyの無料のブログ投稿スケジュールの電子ブックのように、読者に質問をしてコンテンツの別の部分に彼らの回答をまとめるというもっと面白い方法もある。 インタビューをする。インタビューがブログコンテンツとして素晴らしい理由はたくさんあるが、ここでは、投稿全体を書くよりもインタビューの質問をたくさん書く方がずっと簡単であるという単純な事実に焦点を合わせるとしよう!さらに、それは、本当に面白い人物と繋がる素晴らしい方法でもある。(私は、ビジネス界のマイ・ヒーローRandy Komisarをインタビューすることとなったのだが、私がしなければならなかったことと言えば、尋ねるだけだった!) ゲスト投稿を懇願する。 これは、コンテンツの優れたソースであり、多くの人が考えるよりも簡単なことである。あなたと同じ規模かそれよりも小さいブログをたくさん探し、あなたが本当に気に入ったコンテンツがあるブログの著者にあなたのために投稿を書いてもらえるようにお願いするのだ。彼らはそれを嬉しく思い、喜んであなたの読者のために登場するだろう。彼らは、最高のものを生み出すために一生懸命に取り組み、あなたに優れた記事を提供するだけでなく、彼らは喜んで自分の知り合いにそれを伝え、あなたに新しい読者を運んでくれるだろう。 コンテンツを作らずにコンテンツを作る もしあなたが自分独自のコンテンツを作らなければならないのであれば、“コンテンツを作ること”をせずにそれをする方法は山ほどある。 言いかえれば、オリジナルでなくてもクリエイティブにならなくても優れたものを書くことはできるのだ。 だからといって、そのコンテンツが良くないという意味ではない。あなたの頭の中にすでに浸透している創造性とオリジナリティを頼りにするというだけのことだ。 最高のケーススタディを作る。 自分の好きなブログ、好きな企業、好きな製品について考え、なぜ自分がそれらをそんなに好きなのかについて投稿を書くのだ(Marlee WardがRise、Pushing Social、IttyBizについて書いたように)。彼らが正しいことをしているとあなたが思うことや彼らの例から学べることを説明するのだ。 最悪のケーススタディを作る。 同じようにして、あなたが嫌いなブログ、企業、製品に焦点を合わせる。これはより面白くなるだろう。それが有名なものであれば特に。それに対するあなたの苛立ちを説明し、それでもそれが成功している理由を説明し、あなたなら違うやり方をするだろうということを説明するのだ。 レビューを書く。 自分が好きな製品、喜んで支持する製品について考え、それについてレビューを書くのだ。クリエイティブになろうとする必要はなく、ただ自分がそれを好きな点やその理由を説明するのだ。そして、それの好きではない点とその理由も書く。なんて簡単なことか。その企業に連絡をして、自分のブログにコメントをしてくれた人にその製品を抽選であげられるようにその製品を寄付するように依頼すればさらにパワーアップすることができる。Kristy HinesがIBM ThinkCentre M90zでやったように。 自分の成功を説明する。 あなたにとって物事がうまくいった時期について考え、どのようにしてそうなったか説明する投稿を書くのだ。ただ成功を自慢するのではない。そこに至るまでにあなたが踏んだステップを全て説明するのだ。あなたがその経験から学んだ教訓で他の人も同様に学ぶことができる教訓を引き出す。これは、私がProbloggerで私がどうやってGuy Kawasakiに載ったのかを書いた時のやり方だ。 自分の失敗を説明する。 もし人々が素晴らしい成功の話以上に読みたいものがあるとすれば、それは壮大なビジネスの失敗に関する話だ。自分にとって最も困難な経験についての投稿は、あなたにとってどれほどその経験が強烈だったかによって力を発揮する。また、あなたはオリジナル性や創造性を引き出そうとする必要はない。ただありのままを書き、その過程であなたが学んだことを説明すればいいのだ。 昔のお気に入りにリンクする。 自分のアーカイブに目を通し、新しい読者が恐らく読んだことがないであろう自分の昔のお気に入りの記事の短いリストを作るのだ。簡単に解釈文をつけて、記事を書いた時に何を考えていたのか、何が良くて何が良くなかったかを説明することもできる。 [...]
14 years 2ヶ月 ago
Google+の好調な発進でいよいよGoogleもソーシャル企業に変貌を遂げるか?!と注目が集まる今日この頃ですが、その一方、相変わらずユニークな技術開発と特許取得は続けているようです。今回は、なんとブラウザーをソーシャル化してしまおうというソーシャルブームに乗っかったGoogleならではの興味深い特許を紹介します。Googleがソーシャルで勝ち抜くための技術になる可能性があるかも? — SEO Japan グーグルは、グーグル+の導入によって、どれだけソーシャルになることができるかということを態度で示しつつある。私は招待に登録し、デモを視聴したが、試すチャンスを得るまでは、グーグル+を追求するつもりはない(2011年6月30日 招待状をうっかり見逃していた。今、グーグル+をテストしている)。 その代わりに、グーグルの別のソーシャルツールに関する最近公開されたグーグルの特許を詳しく調べていきたいと思う。このツールでは、あるウェブページを閲覧している際に、そのウェブページを訪問する人やブックマークした人、あるいは、知り合いと会話を始めることが出来る。例えば新聞サイトのニュース記事を読んでいて、友達やそのページを訪問している他人とそのニュースについて話したくなるときがあるのではないだろうか。この特許の基となったプロセスを使えば、それが可能になる。 ツールバー内で、特許明細書で提供されている以下のスクリーンショットにあるように「discuss this page」(このページについて話し合う)ボタンが搭載されたブラウザが、インスタントメッセージクライアントになる このボタンをクリックすると、既に連絡先に登録されている人かページのビジターに話しかけることが出来るようになる: 既に連絡先に登録されている人から選択することが出来る: 代わりに、誰が当該のページを訪問しているのか、または誰がこのツールバーをインストールしてブックマークしたかを確認し、その中から話しかける相手を選ぶことも可能だ: 自分、そして、別のビジターはお互いにコミュニケーションを始めるには連絡を取る許可を与える必要がある。上のイメージには、「ブックマーク」メニューアイテムも用意されている。ページを訪問中の人物との会話の開始に加えて、このシステムでは、現在自分が閲覧しているページをブックマークした人物との会話も始めることが出来る。 それではこの特許を紹介する: ウェブページのビジターおよび知り合いとコミュニケーションを開始する 考案: Joseph F. Karam 付与先: グーグル 米国特許申請番号: 20110161835 付与日: 2011年6月30日 申請日: 2011年3月11日 概要 2名のユーザーのうち、少なくとも1名はウェブページを閲覧している際に両者の間でコミュニケーションを開始するために実装および利用する、コンピュータプログラムを含むメソッドおよび装置。数名のユーザーの中でそれぞれのユーザーに関するユーザーの情報が収集される。複数のユーザーのうちそれぞれのユーザーが閲覧しているウェブページに関するページの情報が収集される。所定の基準が満たされ、一人目のユーザーから二人目のユーザーに対するコミュニケーションの実施のリクエストが処理されると、一人目のユーザーと二人目のユーザーの間でユーザーの情報の一部とページの情報の一部が共有される。 詳細を幾つか挙げていく: 1. このシステムの利用者は、オンラインの交流を行うことが出来るか、または放っておいてもらいたいかを示すステータスメッセージを設定することが出来る。 2. 会話を今後の参考のためにローカルにまたはリモートに保存することが出来る。 3. このアプリケーションは、別のアプリケーションとして存在するのではなく、ブラウザに内蔵される。 4. 連絡先に登録している人が、現在自分が閲覧しているペジを過去にブックマークしていたなら、名前の隣に星が表示されるなどして、その点が示唆される。 5. 大勢の人々が同時に閲覧している可能性のあるページを訪問しているなら、閲覧中の人々のリストが絞り込まれ、対処可能な人数に減らされる。この絞り込みはを以下の項目に基づいて行われると見られている: ユーザーに対する地理的な距離 他のユーザーが同じページを何回訪問しているか 他のユーザーがそのページをどれだけ長く閲覧しているか サブサイトの距離(例えば、二人のユーザーが同じ複数のページの記事の異なるページを見ている時など) その他の同様の基準 この選択肢のうちの幾つかは、例えば、近くのユーザーを表示する選択肢等、システムのユーザーによって設定することが出来る。 6. このシステムをオン/オフに切り替え、ページを閲覧していることが他の人に分からないようにする機能、閲覧していることを他のユーザーに知られても良いページを選択する機能、本名や匿名や「ユーザー X」のような一般的な名称を利用することが出来る機能等、プライバシーの問題への解決策が特許で取り上げられている。 7. この特許は、ユーザー達がページの閲覧中に会話を交わせるトピックとして以下のトピックを挙げている: 製品、レストラン、ホテル等に関するディスカッションやレビュー 旅行の計画 記事に関するディスカッション [...]
14 years 2ヶ月 ago
20万人近くのフォロワーがいる米国でも屈指の人気ブロガー、クリス・ブローガンがなんと自身がフォローする13万人以上のアカウントを一斉解除するという暴挙行動に出ました。大量のスパムメールを受け取ることに嫌気がさしたのがそもそもの理由ということでしたが、その結果、様々なリアクションを受ける事態となり彼にとっても自らを犠牲にした一大ツイッター実験となったようです。 — SEO Japan 今週、私はツイッター上の全ての人をフォロー解除した。それは13万人以上にも及んだ。手動で全てを解除したのではなく、テクノロジーの助けを借りた(もしあなたも助けが必要なら@jesseに聞こう)。理由は単純、1日に200通以上のスパムのダイレクトメッセージを受け取るようになったからだ。(これらのメッセージには、“この面白い写真見て”というような文と、私のアカウントに同様のメッセージを送信させるようなリンクが含まれている。) このプロセスの間に、私はいくつかのことを学んだ。 人々は調査をする前に反応を示す 何人かの人は私がツイッターのフォローを解除したことに気が付くかもしれないと分かっていたので、私は自分のストリームに私がしていること、私がそれをしている理由、そして少しずつフォローを戻すつもりであることを述べたメッセージを何回か投稿した。 それでも私はたくさんのEメールやツイッター上にメッセージを受け取った(Google+上でものすごく長い怒りをまくしたてたものもあった。この人物は、私の生活を自分が360度で判断することが素晴らしいと思っていた)。つまり、人々は読む前に、反応するのだ。 人々はフォローすることに感情的価値を結びつけている 多くの人が、私が考え直してもう一度フォローすることをなぜ望んでいるかについて情熱的な文章を私に書いてきた。多くの人は、私を怒らせるようなことを自分がしたのか確信がないけれど申し訳ないとも言っていた。中には、まるで昔からの友人を失ったかのように、さようならを言ってきた人もいた。私は、自分がフォローを解除したら人々が悲しむかどうかをテストするためにこれをしたのではない、ということをもう一度言っておこう。私はスパム問題を一掃していたのだが、この観察結果は興味深いもので、検討すべき事項を持っていると私は思うのだ。ここで私が取り上げている人達の中には、知名度の高い人もいる。不安感は全てのレベルにやって来るのだ(そして、私が石を投げ付けているとあなたが思う前に、私がとても不安になる)。 人々は他人に認められたい いくつかのケースでは、“私は最近、@chrisbroganのツイートをあまり読んでいなかった。だから彼は私をフォロー解除したのだろう:(”というようなツイートを目にした。これはある意味面白い意見だ。もしもあなたが私のツイートを読んでいないのなら、なぜそんなこと気にするのだろう?結局気にしているのだ。それは彼らが、自分をフォローしている私をある種の応援票としてとらえているからだと思う。分からない。もしかすると私に認められていると感じていたのかもしれない。“もし、@chrisbroganが私のツイートをフォローする価値があると思うなら…”、と言うが、13,100人をフォローしていたら、どのツイートも見ることはないのだ。 人々は相互関係を求めている 恐らく、私のお気に入りの反応は、“@chrisbroganが私をフォロー解除したから、私も彼をフォロー解除した!”という人達だろう。これはつまり、相互関係のあるユーザーとして私と関わることに価値を見出しているということだ。私の情報はこういう人たちにとっては価値がないのだ。その代わりに、それは数字であり、良くても名前だ。しかし、多くの人が自分をフォローする人だけをフォローする。これは、彼らがテレビを持っていないことを意味するのだと思う。だって、彼らの部屋には設置されたカメラがないのだから。 フォローをし直すこと 私は少しずつフォローをし直している。これまでに私が楽しんでいることは、誰のことがすぐに頭に思い浮かぶかを知るという活動と、1人の友人が私に別の友人のことを思い出させてくれるという繋がりのあり方を知ることだ。私は過去数年間で何万もの人に会ってきたため、全ての人と再び繋がるには時間がかかるだろう。これまでの道中、初めて人々のストリームを見ることを実際に楽しんでいる。 ソーシャルメディアユーザーは、たくさんの“ルール”に対する認識を持っている 絶対のルールは存在しない。あなたが行動を起こすとそこに何らかの反応がある。従うべきシグナルの少ないデジタルスペースでは予想外に反応が増幅することもある。しかし、そのルールは全て想像上の設定であって、あなたは自分の好きなようにテストすることができるのだ。ツイッターを自分独自の方法で使用したい?それならそうすればいい。自分にとって価値のあるものにするのだ。もし他の人があなたは間違っていると言うなら、あなたは間違っているかもしれないだけだ。 この記事は、Chris Broganに掲載された「THE GREAT TWITTER UNFOLLOW EXPERIMENT OF 2011」を翻訳した内容です。 非常に興味深い記事でした。フォローすること、されることの間に人々は色々な関係性を見出しているようですね。フォローされたらフォローし返さないといけない、フォローしたらフォローされ返さないといけない、と思っている人も確かにいる気がしますが、礼儀正しい日本人だけの特徴かな?と勝手に思っていましたが、どうやらグローバルで通じる話だったようです。私もツイッターをしていますがフォローは自分が情報を吸収できる範囲で最低限にしていることもあり(SEO Japanの記事ネタチェックで情報収集は疲れる程にしていますので・・・)、フォロー数を最小限にしているので、たまにフォロワー整理をすることもありますが、アンフォローして相手に悪く思われないかと気になることも多少ありますね。特にソーシャルツールはこの種の暗黙のマナー?は完全にできあがっておらず人によって考え方が違うことも大きいですし、当面は迷いながらも自分の好きなやり方でやっていくしかないとは思いますが。それにしても中々見ることのできない流石の人気ブロガーによる壮大な?一大実験でした。 — SEO Japan
14 years 2ヶ月 ago
昨日、「ソーシャルグラフが検索結果に影響を与えるGoogleなんて嫌だ」という海外ではそれなりに話題になった記事を紹介しましたが(日本ではイマイチでした、、、)、それに続く続編記事を紹介します。ソーシャルSEOへの取り組み方に関するSEOエキスパートの考え方が書かれています。 — SEO Japan 前回のコラム、現在のソーシャルボタンのシグナルが抱える問題は、私がコンテンツの品質の指標としてソーシャルシグナルは役に立たないと一蹴したため、一部の人達の神経に障ったようだ。このエントリに対して、一歩踏み込んだリアクションがあったが、ビッグマウスメディアが投稿したこのエントリもその一つであり、目を通してもらいたい。 ソーシャルシグナルにはメリットがないと私は考えているわけではない。メリットはある。私は強調するため、そして、笑いをとるため、痔やヤニーの例を挙げながら説明した。 私は検索結果へのソーシャルシグナルの影響力に関する評価基準を準備するつもりだ。まだ発表出来る段階ではないが、それよりもリンク構築のエキスパート達が強調したい差し迫った問題が存在する。ソーシャルシグナルの広範な例を説明し、クライアントごとに予測し提案する取り組みだ。 もしクライアントがソーシャルSEOを行い、検索ランキングを1ページ目まで引き上げることが出来ると確信しているなら、その目標が達成可能または不可能な理由を把握する、または説明し、クライアントと見解を共有することになる。 より頻繁にツイートを送信し、適切なオーディエンスをフォローするように勧めるのは、ソーシャルSEO戦略ではない。しかし、この手法を問う電話が後を絶たない。 私はツイートの量を減らし、少数のユーザーをフォローし、狭いバーティカルに留まり、そして、URLのみを告知するツイートだけにならないよう内容にバリエーションを持たせることが最高のツイッター戦略だと多くのクライアントに告げてきた。 ツイッターのアカウントを削除し、新しく作り直した方が良いと勧めることもあれば、意図に応じて複数のアカウントを立ち上げた方が良いと勧めることもある。 このような戦略の実行の可能性は、状況とクライアントに左右される。フォロワーに関する私の見解をハッキリさせておこう。1万5,000人のフォロワーを抱えていても、76人しかフォローしていないなら、そしてあなたのツイートがリツイートされているなら、フォロワーが1万5,000人いて、1万7,000人をフォローし、そして、一日中話題を選ばずにツイートを送信しているアカウントとは全く状況が異なり、また強力なシグナルと言えるだろう。なぜだか分かるだろうか? クライアントに対する最高の資産は、ツイッターの最高の利用方法を分かってもらえるように手助けすることが出来る能力であり、今いる場所から、これから行く必要がある場所へ辿りつけるように手助けすることが出来る能力である。 フェイスブックにも同じことが言える。いいね!等をどの程度識別しているだろうか?フェイスブックの環境、そして、それ以外の場所で手に入れられる可能性のある交流を把握しているだろうか?フェイスブックでは毎日のように新しい取り組みが生まれているようだ。このようなアクションがそれぞれクライアントにどのような効果をもたらすのか心得ているだろうか? グーグル+1はソーシャルシグナルとして最も分かりやすく、そして、最も有益である。古い比喩で例えるなら、それぞれのソーシャルシグナルとそれぞれの検索者/ウェブサーファーに対してスライダーが別々に設定されているグラフィックイコライザーのように動作するなら、ソーシャルグラフは最高の状態にあると言えるだろう。 私にはツイッターを少し、あなたにはツイッターをふんだんに、そして、お母さんにはツイッターはなし。一部の人達には大量のフェイスブックを、他の人達には少なめに。それぞれのスライダーがソーシャルシグナルのポテンシャルを表していると想像してもらいたい。現在、分析する価値のあるシグナルは10個程度存在するが、その数は増えていくだろう。 個人的には、世界共通のソーシャルアルゴリズムは存在しないと言うのがポイントだと思う。ここが難しいところだ。共通のソーシャルアルゴリズムが存在しないなら、共通のソーシャル戦略も存在しないことになるのだ。 この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「How To Help Clients Understand Social Link Outcomes」を翻訳した内容です。 個別のソーシャルSEO戦略をイコライザーに見立てるのは面白いですね。現状の検索エンジンのアルゴリズムがそのレベルで対応する必要性がある程進化しているのかは謎な面もありますが、確かにソーシャルSEOは、これまでのような共通化された検索アルゴリズムに対応すればよいというものでもないでしょうし、SEO以外の目的も考慮しながら取り組んでいく必要はありそうですね。 — SEO Japan
14 years 2ヶ月 ago
顔文字といえば日本独特の文化と思いきや英語圏でもあるにはあります。ただしアルファベットの制限のせいか、縦書きなんですよね。そんな縦書き顔文字の英語圏に、iPhoneのSMSを使った横書き顔文字(というか一種のアスキーアート)が登場したので紹介します。 — SEO Japan 今まで気付かなかったことが驚きだ! ソース:MONKEYS FOR HELPING この記事は、The Next Webに掲載された「I couldn’t not post this…」を翻訳した内容です。 軽いプチネタでしたが、枠を使っているのが斬新?!しかしiPhoneに限らず日本でSMSって一般的に使われているのでしょうか。海外の場合は、携帯メールといえばSMSが主流ですし、実際結構便利だったりします。相手の電話番号さえわかれば送れるのは楽ですしチャットやメッセンジャー感覚で話せるのも気軽です。日本でもスマートフォンの普及でSMSがより普及していく可能性はあるのでしょうか?それはそれでまた日本独自の顔文字・アスキーアートが増えていきそうです。 — SEO Japan
14 years 2ヶ月 ago
先日Appleのスティーブ・ジョブスがCEOを退任したニュースが話題になりましたが、今回はAppleの歴代CEOについて改めて振り返ってみようという記事をThe Next Webから紹介します。今でこそ世界No.1時価総額起業に成長したAppleですが1977年から30年以上の歴史の中で様々な紆余曲折があったようです。 — SEO Japan 私達は、この日が来るのを恐れていた。しかし、先日、Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズがAppleのCEOを正式に退任し、最高執行責任者であるティム・クックがこの地位を引き継いでこの世界最大のテクノロジー会社を率いることになったことを発表した。(どのように明らかになったかはここをクリック) ティム・クックは、Appleの25年間の中で6番目のCEOとなる。スティーブ・ジョブズは、そのうちの15年近くの間この地位を守って来たかもしれないが、カリフォルニアのクパチーノを拠点とするこの会社は、PepsiCoやIntelの幹部が実権を握るのも見てきたのだ。そんな彼らをここで振り返ってみよう。 1977~1981 – マイケル・スコット スティーブ・ジョブズもスティーブ・ウォズニアックもCEOという役割には経験がなさすぎるように思えたため、Appleの3番目の社員マイク・マークラ(彼については後でまた触れる)に最初のCEOになるように説得されて、マイケル・スコットはNational SemiconductorからAppleにやって来た。 伝えられるところによれば、スコットは、Appleでタイプライター禁止を奨励していて、40人のApple従業員を解雇し、以下のようなことを言ったとされる(Apple IIチームの半分を解雇した直後に): “私は、AppleのCEOであることが面白くなくなれば辞めるとこれまで言っていたが、気持ちが変わった。面白くなくなった時には、もう一度面白くなるまで私は人を解雇することにしよう。” 1981~1983 – マイク・マークラ マイク・マークラは、250,000ドルを提供して(会社の株式投資に80,000ドル、貸付に170,000ドル)Appleの投資家となった。さらに、1997年にはAppleの3番目の社員になっている。 CEOとして彼は、会社に融資とベンチャー・キャピタルを提供して、最初の2つのAppleコンピューターを市場に出す支援をした。最初彼は4年間Appleにいるつもりだと言っていたが、実際にはそれよりも長く、1985年から、ジョブズが会社に戻って来て新しい理事会が作られる1997年までチェアマンとして働いた。 Appleの共同創業者スティーブ・ウォズニアックは、自分が単独で最初の2つのコンピューターを構築したという事実にもかかわらず、Appleの成功は自分以上にマークラのおかげだと考えていると伝えられている。 1985年、マークラはスティーブ・ジョブズを会社から除名するためにAppleの別の役員側についた。 1983~1993 – ジョン・スカリー PepsiCoの前CEO、ジョン・スカリーは、彼のマーケティングスキルを使ってAppleのコンピューターを販売するのを支援するためにAppleに連れてこられた。 スカリーは、1985年にはチームの統制を失い始めたスティーブ・ジョブズとの意見の不一致で知られており、他の経営トップと共にジョブズから全ての運営責務を剥奪するという結果を導いた。 しかしながら、CEOとしての彼の戦略は、高いエンジニアリング、製造、マーケティングのコストをAppleに負わせ、その製品は市場の混乱を引き起こすこととなった。彼は会社にPowerPCチップを利用させたが、後に、あの時はもっと人気のあるIntelプロセッサを選ぶべきだったことを認めている。 スカリーにとっては残念なことに、Conde Nast Portfolioが史上14番目に最悪のアメリカ人CEOとしてスカリーを挙げている。 1993~1996 – マイケル・スピンドラー “ディーゼル”というあだ名を持つマイケル・スピンドラーは、Appleヨーロッパの社長に就任し、Appleのヨーロッパでの功績を上げると、1993年にはジョン・スカリーに変わってCEOに就任した。 スピンドラーは、NewtonとCoplandオペレーションシステムの失敗が引き合いに出されるが、1996年のCEO交代の前に、IBM、Sun、Philipsとの買収交渉を導いたとも伝えられている。 1996~1997 – ギル・アメリオ ギル・アメリオは、1996年にAppleに加わる以前はNational SemiconductorのCEOだった。その時すでに彼はAppleの取締役でもあった。 アメリオは、スティーブ・ジョブズのNeXTを4億2900万ドルで購入して、会社の質の低い製品を覆すのを支援し、Mac OS 8を導入した。1年以内に、Appleの株は12年で最安値に下落し、スティーブ・ジョブズがこのCEOをクビにするように重役を説得した後、アメリオはその地位を失った。 1997~2011 (例外あり) – スティーブ・ジョブズ 1997年、Appleの臨時CEOに指名されたジョブズの主たる目標は、この会社に再び利益をもたらすことだった。彼は、多数のプロジェクトを削減し、スタッフは解雇されるという恐れからジョブズと離れた場所にいることを恐れた。 新しいCEOは、Mac OS Xを作ることを支援し、2000年に正式にCEOに就任する前に、iMacやその他新しい製品を発表している。 ジョブズはiPodとiTunesの音楽サービスのリリースとiPhoneの背後にいた。携帯電話の導入に満足せず、彼はiPadタブレットの製作を支援し、Macブランドのコンピューターをより光沢感のある魅力的で小さいものにし始めた。 2011年8月24日、ジョブズは、自分に期待された役割を果たすことができないと考えたと述べて自身の退任を発表した。 [...]
14 years 2ヶ月 ago
意味が無いと分かっていても、ついつい気になって見てしまう、、、そんな存在が世の中にはたくさんあると思いますが、SEOでいえばGoogleのPageRankがその代表格。今回は改めてそんなPageRankについて考えてみようという記事をご紹介。PageRank以外にも今後のSEOのあるべき手法についても書かれており、全体的に基本がまとまった良い記事になっています。 — SEO Japan PageRankのどこがすごいのか?自分のPageRankスコアが少しでも変化するたびに騒ぐ必要性はあるのか?もしくは、自分のPageRankの上昇に焦点を合わせる必要性はあるのか? それらは全て良い質問ではあるが、Google PageRank(PR)の基準に飛びこむ前に、PageRankとは何か、それはどのようにして獲得したり失ったりするものなのか見ていくとしよう。PageRankがどのように計算されるのか理解することによって、効率的に測定するために今もそれが使用されていることや、進化する検索の世界におけるその具体的な限界を見ることができる。 PageRankとは何か? PageRankの実用的定義に関する限りは、PageRankについて以下のように説明しているGoogleのTechnology Overviewページを見れば十分だ。 Googleが創設された時、1つの重要な革新が、様々なデータと共に他のどのページがリンクしているかを見ることによってウェブページの“重要性”を決定する技術、PageRankだった。 基本的に、Googleの共同創設者Larry Pageにちなんで名づけられたPageRankは、そこにリンクしているウェブサイトの数とそれらのリンクの関係性の質に基づいて全てのページに点数を指数で割り当てる。PageRankのスコアは、0~10の等級で報告され、PR0が最低ランク、PR10が最高となる。 もしあなたが新しいウェブサイトを持っているなら、PageRankが更新されるまでは、一般的にあなたのPRはN/A(無)になるだろう。 そして、どうやってPageRankが決められるのか不思議に思っているあなた、PageRank Explainedによると、PageRankを計算するために使用される方程式は、以下の公式が基本となっているようだ: PR(A) = (1-d) + d(PR(t1)/C(t1) + … + PR(tn)/C(tn)) 上の公式は、Googleが最初にPageRankの基準を開発している時に発表したオリジナルの方程式だ。そのため、長年の間に多くの変化が加えられてはいるものの、基本的な変数は恐らく今も似たようなものだろう。 もしかするとあなたはそれがどう計算されるかなんて興味がないかもしれないが、ここで達する重要な結論は、5個のアウトバウンドリンクを持ったPR3のサイトからのリンクは、1000個のアウトバウンドリンクを持ったPR5のサイトからのリンクよりもずっと価値があるということだ。 PageRankについて他に特筆すべきことは、それが対数尺度に基づいて作動するということだ。これはつまり、PR0とPR1と間の差は、PR7とPR8の差と同じではないということを意味する。Ellianceによる以下の画像がその仕組みを理解するのに役立つだろう。 PageRankはどれくらいの頻度で更新されるのか? 2008年にはPageRankの更新は5回あった。2009年も5回、2010年は1回、そして2011年はこれまでのところ3回あった。歴史的に見るとツールバーの中では1年間に数回更新されるが、実際にはGoogleの結果に基づいて絶えず更新されている。 Googleが新しいGoogle PRのスコアを日々あなたに見せたくない理由は、あなたが人々に価値を提供するだけでなく問題を解決するサイトを作ることに焦点を合わせるのではなく、そればかりに取り付かれることがあって欲しくないからだ。 だからあなたが新しいサイト、古いサイトのどちらを持っているにしろ、自分のPageRankスコアが更新されていていることを認識することは良いことだが、ツールバーが報告していることに焦点を合わせるべきではない。その代わりに、自分の事業を成長させるためにマーケティングの取り組みに焦点を合わせるのだ。 PageRankは大切なのか? PageRankは、検索エンジン結果の順位と強く相互関係を示すものではない。高いPageRankを持っているからといって、自動的にGoogleでの上位表示が保証されているわけではないのだ。逆に、上位表示されていても、高いPageRankが保証されているわけではない。 以下のグラフを見ると、ランキングの相互関係を科学的に説明している: SEOmozの調査では、4,000キーワードの検索結果を分析し、これらのSERPと個々のPageRankスコアを比較した。もし2つの変数に完璧な相関性があるなら、PageRankが最高のページは1位になり、相関関係は1.00になるだろう。しかし、グラフを見る限り、GoogleのSERPにおけるランキングとPRの相関関係はかろうじて2.0だった。 この調査の全体的な結果では、GoogleのPageRankは他の主要検索エンジンのランキングと同様に、ランキングとほんのわずかに相関していた。 だから、PageRankが過去にGoogleのランキングアルゴリズムに大きな役割を果たしていたことが真実だとしても、PageRankのローンチ以降、他にたくさんのランキング要素が導入されてきているということが主な理由で、今日の役割はランキングに関して言えば重要ではないということだ。ランキング要素が多く導入されればされるほど、それぞれがサイトのトータルスコアのより低い割合を示すため、この2つの関連性は小さくなる。 例えば、PageRankが最初にローンチされた時には、それはGoogleのランキングアルゴリズムによって検討された恐らく数十個の因子の1つだった。しかしながら、今日では、アルゴリズムは200以上の異なる変数を検討しており、1つ1つのランキング要素の重要性は著しく減少しているのだ。 私のPageRankの個人的経験 私はいくつものサイトを所有してきたが、それらは全て異なるPRを持っている。私が持っているサイトの中にはPRが3と低いものもあれば、PR8と高いものもいくつかある。私が気が付いた1つのことは、5年ほど前は高いPageRankを持ったサイトはGoogleで非常に良いランクだったということだ。しかし、残念なことにもはやそんなことはない。 私は、TechCrunchやGawker Mediaのようなサイトと結んだ事業開発の契約を介して、それらのサイトの各ページから私のブログにリンクしてもらっていたため(お金は発生していない)、それが自分のPageRankを上昇させる手段だったかもしれない。これをすることで、自分のサイトに多くのトラフィックを運ぶだけでなく、サイトのPageRankを8もしくは悪くても7を獲得した。これをして数年経った後、PRを上げても検索エンジンのランキングが高くなっていないこととトラフィックが飛躍的に増えていないことに気が付いた私は、トラフィックを増やすために伝統的スタイルのリンク構築に戻したのだった。 個人的にはもうPageRankに集中的に取り組むことはないが、代わりに以下のことに焦点を合わせている: ソーシャルメディアトラフィック – ソーシャルメディアトラフィックが増加すると、一般的にあなたのサイトに来るリンクが増え、長い目で見るとランクも良くなる。 優れたコンテンツを作る – あなたがユニークで優れたコンテンツを持っていれば、人々はあなたのウェブサイトの存在に気付き、それにリンクするだろう。 正しいコード – もしあなたのウェブサイトのコードが検索エンジンフレンドリーでなければ、あなたが上位表示されることはない。メタタグからURLの構成にいたるまで、これらの単純なことがトラフィックに大きな影響を与えることがあるのだ。例えば、単にTechCrunchのメタデスクリプションとタイトルタグを調整しただけで、私は彼らの検索エンジントラフィックを30%以上増やすことができたのだ。 時間 [...]
14 years 3ヶ月 ago
ソーシャルメディアの評価が検索結果により影響を与えつつある昨今、Facebookのいいね!やTwitterのツイート数、Googleの+1など分かりやすい指標もあることから、これらの数値を上げることが良くも悪くも今後のソーシャルSEO対策として注目されていきそうです。その一方、古くからSEO業界で活躍するエリック・ワードが検索エンジンがソーシャルメディアの指標を検索結果に反映させていく方向性について疑問を提示する記事をサーチエンジンランドから。さてあなたはどう思う? — SEO Japan グーグル+1 ボタンがウェブサイトに向けて立ち上げられ、オンページのソーシャルボタン業界の有名どころはほぼすべて、参加権を巡って争う準備を整えている。フェイスブック、ツイッター、グーグル、そして、保守派のシェアディスやアドディスはすべてコンテンツクリエイターに共有機能、そして、調査可能なシグナルを与えている(ビングに忠告: そんなに難しいことではない。小さなb!を作れば、あとは私達が何をすればいいのか考える)。 リンク構築ストラテジストとして、私はソーシャルボタンを支持している。URLを評価、共有、保存、そして、ブックマークするのが楽になり、私にとってはエデンのような存在である。ケーススタディとして、私が投稿したリンクモーゼシリーズのエントリ「ツイッターのリンクの波に乗る」に目を通してもらいたい。 しかし、「クラウドの知恵」や「グループリンク」のシグナルには抵抗がある。ワイアードでブランドン・カイム氏が投稿した示唆に富むエントリ「情報の共有がクラウドの知恵を崩壊させる」を読んでもらいたい。最近行われた調査によって、他の人達が考えていることが分かると、クラウドの知恵は無知に流れる傾向があることが判明したようだ。 検索のシグナルではない場合、ソーシャル共有は特に問題はない。そして、いつか、恐らく20年後には、現在のように検索をただ単にソーシャルネットワークでの好奇心に変えるよりも優れた取り組みになっているだろう。ソーシャルリンクグラフにおいて私が気に入らないのは、容易に操作/スパムされてしまう点である。ほとんど共通点がないにも関わらず、ソーシャルサークルの一部になれてしまうのだ。 素敵なズボンだね、ジム…どうでもいい 友人のジムは素晴らしい人物であり、ジムと私の付き合いは長い。ジムの家に行き、本棚やCD/DVDのコレクションを見たこともあり、どんな服装が好きで、どんな車に乗っているのかも知っている。そして、ジムに会い、子供達、生活、スポーツ等について話すのは好きだが、ジムのツイートやいいね!、そして、プラスが私の検索結果に影響をもたらすのは勘弁してもらいたい。 まずジムはヤニー(註:米国で根強いファンのいるシンセサイザー奏者。喜多郎のような存在ですかね?)の大ファンであり、私が好きなナイン・インチ・ネイルズと敵対するためだ。両者の戦いを検索エンジンが理解しようとする試みは実に興味深い。 そして、ソーシャルリンググラフの下から無理やり従わなければいけない状況が顔を覗かせており、個人的には邪悪だと考えている。 そのため、検索結果へのソーシャルサークルの影響を認める上でより自信を持って臨めるアイデアを幾つか考えてみた。 ツイッター 失業中の人以外で、100人以上フォローし、実際に最新の情報を把握するのは不可能である。私の指摘が的を射ていることは皆さんもご承知のはずだ。仕事をしているなら、ツイートの90%はすり抜けていく。なぜなら働いているからだ。事実、仕事をしている日はノイズを聞く余裕はなく、フォローしている78人のツイートさえまともにチェックすることは出来ない。 私が@ericwardで4000人ものフォロワーを抱えている事実は個人的には衝撃的だが、ツイッターのシグナルにおける1番のルールは、発表するべき、もしくは分かち合うべき価値のある情報を持っているなら、自分がフォローしている人数よりも遥かに多くのフォロワーを獲得していることになる。そのため、フォローされている人数よりもフォローしている人数の方が多いツイッターは有効なシグナルとは言えない。 フェイスブック フェイスブックのソーシャルシグナルの欠点については山ほど言いたいことはあるが、今回はシンプルな欠点を2つ挙げておこう。数週間前、「革新的なダイエット製品」を持つと言う顧客候補から電話がかかってきた。私はこの製品の名前を聞いたことすらなく、 この製品のフェイスブックページは2ヶ月前に作成されたばかりであったが、それにも関わらず既に7万8000もの“いいね!”を獲得していた。その理由を問うと、「いいね!を買った」と言う答えが返ってきた。有料のいいね!だったのだ。その存在は把握していたものの、不正を簡単に認めた態度は新鮮と言っても過言ではなかった。 問題 2: Advil(註:米国で一般的な解熱剤)等の製品ページが1万2000のいいね!を獲得している理由はなんとなく分かるが、製品がとても役に立つにも関わらず、使っていることを隠したいようなタイプの製品の場合はどうだろうか?いいね!を731人から獲得しているプリペアレイション H(痔の薬)のような製品以外にも、例えば、いぼの除去、生殖器のいぼの除去(言葉にするのも辛い)の製品についてはどうだろうか?あるいは、薬物乱用施設のフェイスブックページはどうだろうか?薬物を乱用し、痔を患っていることを世間に公表したいと思うだろうか?本気ならどうぞ勝手にいいね!すればいい。 と言うのは冗談だが、要はソーシャル共有および人間の特性には心理学が絡み、すべてのものがいいね!されるとは限らないのだ。そのため、フェイスブックのシグナルの1番のルールは、トピック特定のいいね!グラフがあり、場合によっては全くいいね!が存在しない可能性もあると言うことだ。 グーグル +1 検索結果で+1ボタンをクリックできる点は嬉しいが、このボタンがどれほど企業検索マーケティングの取り組みに影響を与えているのか私は気になっている。25万人の従業員を抱える企業は、社内メールを送信して、全従業員に+1ボタンをクリックさせることが出来るため、不公平なのだろうか?1万名しか従業員がいない競合する企業は不利な立場に立たされているのだろうか? 思い出してもらいたい。この+1は正当な数字ではなく(強制されており、自然に得られたものではない)、ソーシャルサークルにのみ注目しているなら、IBMの社員は別のIBMの社員を含むソーシャルサークルを持っている可能性は高いのではないだろうか?そのため、自分自身のソーシャルサークルのために自分が務める会社を+1することに何の意味があるのだろうか? グーグル +1ボタンは完全に公開されているため、この傾向は変わるだろう。出来れば良い方向に変わって欲しいものだが、ツイート、いいね!、そして、+1には別のさらに大きな問題がある。 功績を認められない過去の名作 その問題とは古いもののいまだに輝きを放つ優れたコンテンツである。どれだけ素晴らしく、どれだけ新鮮であっても、ツイート、いいね!、そして、+1される可能性は少ない。なぜなら、このような作品が投稿された当時、ソーシャル共有を行う人達がソーシャルウェブの世界には少なかったからだ。 その例を紹介する: ダニー・サリバン氏が作成した素晴らしいエントリ「SEOランキング要素の周期表」は2日間で6000回以上ツイート、いいね!、そして、+されていた。この記事と同じぐらい重要な2008年6月2日に投稿されたサリバン氏の別のコラム「マイクロソフト、HPのコンピュータのデフォルトのライブサーチの契約を勝ち取る」と比べてみよう。 当時、これは大きなニュースであった。業界が騒然としたほどインパクトは強かった。しかし、このコラムにはツイート、いいね!、そして、プラスは1回も登録されていない。そのため、グーグル+1の一番のルールは、“いいね!”機能が提供されていなかったために、いいね!される機会がなかった“過去”のコンテンツに対する偏見を減らす手段が必要とされている点だ。 ソーシャルリンク構築とリンク構築は素晴らしい取り組みである。しかし、アルゴリズムの知恵に対して、クラウドの知恵、そして、最新のボタンを私が信用するようになるのはまだまだ先の話だ。 (@yanniへ: 申し訳ない。悪気はなかった。因みに私の母はあなたのCDをたくさん持ってい) この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「Key Problems With Current Social Link Graph Signals」を翻訳した内容です。 全体的に論点が単純化されすぎているとは思いますが(わざと?)、確かにソーシャルネットワーク上の友人が気に入っているからといって、それを優先的に検索結果に上げられるのもどうかという気はしますよね。逆に自分が気に入ったものが友人の検索結果の上位に表示されるなんて(しかも名前付きで)うかつにお気に入り登録できない気もします。もちろんアルゴリズムが進化する過程の中で、解決されていくことではあるのでしょうが、パーソナライズド検索が何年たっても実用性レベルでいまいち進化しきっていない状況を見てもソーシャルグラフが検索結果にユーザーに良い意味で影響を与えるにはもう少し時間がかかるかもしれません。その意味ではGoogle+のサークル機能などはユーザーはもちろんGoogleにとっても効果的に活用できるのかもしれませんね。 後は最後にある、ソーシャル上で良い情報が流通することが当たり前だった以前の時代の過去の情報、が検索結果上でどう取り扱われていくのか、という点もバランスの問題とは思いつつもGoogleのカジ取りが気になるところです。ソーシャルメディアが検索結果に与える影響について改めて自分でも考えてみたくなる良い記事でした。 — SEO [...]
14 years 3ヶ月 ago
週末にも関わらずアメリカ3大ネットワーク(大手の3大テレビ局)のツイッターアカウントが何者かによってハッキングされ、911に関する誤ったツイートが行われたというニュースが飛び込んできました。 — SEO Japan アメリカ3大ネットワークのひとつであるNBCのツイッターアカウントが、自らをScript Kiddiesと呼ぶハッカー集団にハッキングされたようだ。NBCのツイッターアカウントはグラウンドゼロで再びテロリストの攻撃があったなど間違ったニュースを配信している。Script Kiddiesは今月始めに米国国土安全保障省をハッキングしたグループと関係がある可能性が高い。 このハッカー集団は、ツイッターアカウントのNBCのロゴも変更し、またプロフィールページの内容も改ざんした。 NBCのソーシャルメディア部門のライアン・オスボーンが自らのツイートでハッキングされたことを明らかにしている。”NBC Newsのツイッターアカウントがハッキングされた。現在対処中につき、謝った情報をリツイートしないでほしい。”と述べている。 ツイッター自身もNBCのアカウントをすぐに一時停止する措置を行った(註:現在は稼働中)。 今回の事件についてNBCは下記のように述べている: NBCのニュースアカウントが今日の午後、何者かによってハッキングされ、その結果、グラウンドゼロに関する間違ったニュースが送信されました。我々はツイッターとこの状況を改善するために全力を尽くしている最中です。今回の無責任で許されない行動が皆さんに与えて恐怖について深くお詫びします。 ツイッターは特定のアカウントについてコメントすることはしてしないとしながらも、今回の件について自らのブログでハッカーがツイッターのサーバーをハッキングしたのではなく、何らかの手段でNBCのツイッターアカウントのパスワードを入手しハッキングを行った可能性が高いことを言及している。 この記事は、The Next Webに掲載された「Hacked NBC Twitter account sending out false reports of Ground Zero terrorist attack」を翻訳した内容です。 よりによってこの日に、、という感じですし、どこまで本気なのか、単にいたずら目的なのかはわかりませんが、多くの人の神経を逆なでする許されない行為ですね。。。IDとパスワードがあればどこからでもログインできるツイッターレベルのセキュリティでは常に起こりうるリスクがあることとは思いますが、、、多くの人々がツイッターを最新ニュースの情報源として活用している今、この辺のセキュリティ対応もいずれ求められていくのかもしれません。 — SEO Japan
14 years 3ヶ月 ago
ソーシャルメディアやスマートフォンの普及で実生活を巻き込んだゲーミフィケーションが話題になりつつあるようです。今回は最近熱いといわれるブラジルから登場したアプリや、コカコーラの事例を元にリアルライフ・ゲーミフィケーションの実例と可能性を紹介します。 — SEO Japan ブラジルから、関係のステータスをゲームにするフェイスブックアプリが世界進出を始めている。このアプリは、「クローズ・アップ・トゥースペイスト」と呼ばれる歯磨き粉のブランドによって、新しい方法でコミュニケーションを取るように促す一連のキャンペーンの一環として開発された。フェイスブックで距離を縮め、仲良くなった人達を祝福するため、同社は「ゲット・クローサー」アプリを開発した。このアプリは、参加し、恋人関係にあるユーザーを驚かすバッジを用意する。バッジは、写真でお互いをタグ付けする等のタスクを基にユーザーに与えられ、また、恋人関係の期間に応じて与えられるバッジもある。このアプリは、ゲット・クローサーアプリのリンクから、または、クローズ・アップのファンページから手に入れることが出来る。 このアプリはゲーミフィケーションの次のステップを明らかにしている ? それは現実の生活と社会的見返りの融合だ。クローズ・アップのアプリのコンセプトは興味深い。実際の生活での行動が、以前には存在しない仕組みで影響を受けるからだ。ゲット・クローサーアプリでの見返りは“サプライズ”だが、この例では、見返りは自然に起こす行動を通じて明らかにされていくため、つまりアプリは「x」を得るためには「10枚の写真でお互いをタグ付けすること」とは教えてくれないため、インセンティブが与えられているわけではない。 ゲーミフィケーションは以前からこの実際の生活の概念に徐々に進出し、純粋なオンラインのアクションから距離を取り始めている。しかし、このコンセプトは、特に最近、お店、レストラン、そして、地域の商業施設等で、オーナーが決めたチャレンジに応じてユーザーに見返りを与えるSCVNGR等の専門のアプリに代表されるように、さらに勢いを増しつつある。 コカコーラのサマー・オブ・チャレンジズ 先日、コカコーラはSCVNGRと提携を結び、コカコーラ関連のギフトおよびグッズをユーザーが完了したタスクに基づいて提供する取り組みを行っている。このキャンペーンは主に10代のユーザーをターゲットにしている。10代はロケーションベースのマーケットとしては小さい年代である。フェイスブック・プレイシズが立ち上げられ、若干この傾向は変わったものの、今回のキャンペーンは、無料でアイテムを手に入れるために、人々が取る行動の限界を調べるテストでもあった。「ハッピネス・イン・ナンバーズ」キャンペーンはゲーミフィケーションをソーシャル化する効果がある。チャレンジは友達と集まって写真を撮る行為をベースにしている。 以下にチャレンジの例を掲載する。 これはブランドに大きなチャンスをもたらす可能性が高い分野である。実際に、ブランドはゲーミフィケーションのコンセプトを採用しようとしている。コカコーラのチャレンジのように実生活でのチャレンジは、ユーザー、そして、ユーザーの友達におまけのギフトを与える ? 経験をソーシャル化し、ブランドに対するメリットは絶大である。ユーザー達は新しいレベルで交流を行うことになる。しかし、生活が「ゲーム化」されることにユーザーがどれほど喜びを感じるのかは疑問である。コントロールすることは出来るものの、このコンセプトは、大きな見返りがある場合、または何かしらチャレンジが当該のブランドや製品に関連している場合のみ、受け入れられるだろう。 この記事は、The Next Webに掲載された「The next trend in social media? Real life gamification」を翻訳した内容です。 企業による活用事例は日本でも増えていきそうですね。ゲット・クローサーのアプリは面白いですが、恋人と別れた後の履歴はどうなるんだろう、と余計な心配をしてしまうのは日本人でしょうか。日本ではこの種のリアルライフ・ゲーミフィケーションはコロプラ等を筆頭に世界をリードしている感さえありますが、さてブラジルに負けじと日本からこの分野で世界を席巻するアプリが登場する日が来るでしょうか? — SEO Japan
14 years 3ヶ月 ago
ハリー・ポッターも最終作まで映画が公開されてしまいましたが、改めてハリー・ポッターにソーシャルメディアを活用したいウェブマーケッターが真面目に学んでみようという記事を何故かSocial Media Todayからお届けします。ハリー・ポッター・シリーズを何冊か読んだことがある方なら思わず納得? — SEO Japan 熱心なハリー・ポッターファンのマーケッターにお勧めしたい、デジタル時代にマーケットの魔法使いになるため、世界最高の魔法使いから学ぶ9つのレッスンを紹介しよう。 1. 薬が得意じゃないなら、クィディッチをやってみたら? ハリー・ポッターは全てのことに優れているわけではない。マーケティングキャンペーンもそうだ。あるB2Bブランドにとっては、ニッチなグループの人々をターゲットにしようとしている場合、ソーシャルメディアキャンペーンがベストのマーケティング戦略ではないかもしれない。Twitterのようなソーシャルメディアツールは時に必要以上に広がりすぎることがあり、小規模のイベントのようなよりターゲットを絞ったマーケティング戦術の親密さは持たないことが多い。 2. 透明マントがあれば気付かれずにホグワーツを動き回ることができるが、時には自分の行動の報いを受なければならない。 ハリーが透明マントの下で人目を逃れることができるように、ソーシャルチャンネルの‘マント’の裏に隠れたマーケッターは、直接顔を合わせたやりとりのチャンスを逃している。Twitterは導入としては最適であるものの、マーケッターは外に出て自分達のブランドにとって最も重要な人達―ブランドの支持者、業界の思想的指導者、見込み客―に会う必要がある。対面でのやりとりが関係を結束させるためには重要なのだ。 3. 魔法で全てを解決することはできない 魔法の杖を振ると、ハリーは骨折した鼻を直すことができたり、透明になったりできるが、ドラゴンと戦ったり水の中を泳ぐにはより複雑な魔法とより多くの時間を要する。マーケッターは、Twitterフォロワーや新しい見込み客を作ることにプレッシャーを感じるかもしれないが、時としてそれは、量ではなく質なのだ。マーケッターはソーシャルメディアのフォロワーを増加させることはできるが、関連性のあるフォロワーを持っているかどうかがより大切なのだ。ソーシャルメディアキャンペーンは魔法の解決策のように感じることもあるが、実行される時期を選んで発展するものである。 4. 薬の本に専念すること、そうすれば多くを学ぶだろう ハーマイオニーは、どんなプロジェクトでも行動に移す前に下調べをすることを私達に教えてくれた。1つの派手なキャンペーンが認知度を高めるための手っ取り早い解決策のように思えるが、それは戦略的ビジネス構想なのか、それとももっともらしく見える落とし穴なのか?マーケッターとして、私達はキャンペーンを開始する前に現場での下調べをすることを忘れることがよくある。Facebookアプリのゲーミフィケーションは、紙上では素晴らしいもののように聞こえるが、それがあなたのホームページにより多くの訪問者をもたらすのだろうか?それがブランドの認知度を高めるだろうか?予算はイベントに費やした方が良いのではないだろうか?これらは、キャンペーン開始前に検討する必要がある疑問である。 5. あなたに最高の杖は必要ないかもしれないが、支持者は必要だ。 ハリーはエルダーワンドを折るが、それでも忠実な友人と支持者からほんの少しの助けを得てヴォルデモートと戦うことができる。マーケッターは悪の魔法使いと戦うわけではないが、それでもプロジェクトを無事に終えるためには同じようにブランド支持者達からの忠誠心が必要である。マーケッターは、対外的に自分達のブランドを代表する人達に目を光らせている必要がある。忠実なソーシャルメディアフォロワーにゲストブログを書いてもらうようにアプローチしたり、これらの支持者達をTwitterで宣伝することが、あなたのブランドイメージを押し上げ、熱心な支持者たちのネットワークを有機的に広げることになる。 6. 不可視インクは、いつだって再び現れる ハリーが謎のプリンスと死の秘宝の中で、書いたものは何でも(例え不可視インクを使っても)再び現れ、未曾有の複雑な事態を引き起こす可能性があると気が付いたように。マーケッターにとっての‘不可視インク’とは、自分のデジタルコミュニケーションチームがソーシャルチャンネルを介してそのビジネスについて書いていることであると言える。一貫した外部および内部コミュニケーション戦略は、強いブランドメッセージには必須だ。もしあなたのウェブサイトがあるメッセージを伝えている時に、あなたのTwitterチャンネルが別のことを言えば、これが顧客に混乱を招きかねないし、あなたの組織のイメージを傷つけることにもなるのだ。 7. ドラコ・マルフォイをどう対処するか? ハリーが最大の宿敵、ドラコ・マルフォイに立ち向かうのと同じように、マーケッターは自分達のブランドに対するネガティブな反応に立ち向かわなければならない。デジタル時代においては、マーケッターは顧客と行ったり来たりのコミュニケーションを持つ。マーケティング戦略とは、もはやメッセージを伝えることではなく、顧客と関与すること、時には彼らが言うことをただ聞くことなのだ。 8. マグルと魔法使いを区別すること ハリー・ポッターの熱心なファンなら、マグルの世界と魔法使いの世界が完全に別であること、それらが別でなければならないことを知っているだろう。マーケッターにとっては、キャンペーンは1つもしくはある程度のコミュニティをターゲットにすべきであって、自分の顧客関係管理システム内の全てのコンタクトをターゲットにすべきではない。あなたが、‘メディア’に興味があるとボックスにチェックを入れた全ての人にキャンペーンのダイレクトメッセージを送信するなら、これは多くの異なることを意味する。テレビ、テクノロジー、ソーシャルメディア、広告は全て‘メディア’に当てはまるが、これらは全て異なるメッセージを必要とするのだ。 9. 敵が空にいるなら、ほうきで飛ぶことを学ぶのだ。 魔法使いとして成功するには、ハリーはクィディッチの試合をするため、時には吸魂鬼から逃げ切るためにほうきで飛ぶことを学ばなければならなかった。マーケッターにとっては、もし自分達の競合相手が‘飛ぶことを学んでいる’なら、自分達も同じことをする必要がある。もし、あなたの競争相手が顧客主導の口コミキャンペーンを始めているなら、あなたも独自のものを始めた方が良い。さもなければ取り残される危険がある。 この記事は、Social Media Todayに掲載された「Top 9 Lessons Digital-Age Marketers Can Learn from Harry Potter」を翻訳した内容です。 タイトルに釣られてつい翻訳してしまいましたが、いえなくもないですが、感心するほどのこともない内容でしたかね 汗 とはいえファンには面白く読める軽めの記事ということでアリだったかと思います! — SEO Japan
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