14 years 3ヶ月 ago
FacebookやTwitterなどのソーシャルプラットフォームの普及と共に検索という行為自体もよりソーシャル化し、従来のウェブ検索が廃れていく、、、なんて論議がたまに検索業界を騒がせる今日この頃。今回はソーシャルメディアマーケティングのエキスパートにインタビューした内容からソーシャル検索、そしてSEOの未来について考えます。 — SEO Japan ソーシャルメディアトゥデイ(SMT)は、このサイトを通じて、多くの経験豊かな専門家のライターの方々にその専門知識をオーディエンスと分かち合ってもらっていることに誇りを持っている。そこで、私達は定期的な特集 – 選ばれたSMTのブロガーにソーシャルメディアの世界で幅広く議論されているタイムリーな話題に関する質問に答えてもらうコーナーを始めることにした。 初回は、ソーシャルマーケティングの分野で優れた2名のライター – タミー・カーン・フェネル氏とスティーブ・オレンスキ氏に登場してもらった。この10年間で、大きな転換が行われており、情報に重点を置くマーケティング – 検索エンジンが重要視する情報 – から、関係と信頼に重点を置くマーケティング – ユーザーのソーシャルな行動が示すことが重要 – へと移り変わっている。 SMT : ソーシャル検索の拡大はSEOにどのような影響を与えていますか?どのようなインパクトが発生しており、そしてSEOはどこに向かっていると思うか、教えていただけませんか? タミー : ソーシャルメディアが拡大することで、単純に「ググル」を越えたレベルで、人々は推薦を行い、そして、質問への答えを得ています。私はツイートで質問を投げかけたり、利用しようと思っている業者やウェブサイトに関する意見をフェイスブックで尋ねています。ユーザーがグーグルを利用しない可能性もあるため、自分に注目してもらうためにキーワードが詰まった記事を量産するだけでは意味がないのです。その代わりに、人々が実際に読む、推薦する、そして、共有するコンテンツを作らなければならないのです。 グーグルの検索結果に表示されることが目標であっても、グーグルは、友達がツイートしている、そして、+1しているコンテンツのみ表示する方針に切り替えつつあります。ウェブサイトのナーナー達は、ディグディグ(ワードプレス)等のプラグインを用意し、リンクトイン、フェイスブック、ツイッター、そして、今ならグーグルプラスをシームレスに統合しなければならなくなるでしょう。SEOの専門家はすぐに仕事を失い、時代に取り残されないためにはSSO(ソーシャル検索の最適化)のエキスパートにならなければいけなくなるのではないでしょうか。 スティーブ : 偶然にも数週間前、私は「ソーシャルメディアが検索マーケティングに与える影響」と言うタイトルのエントリを投稿しました。このエントリの中で、私はグーグルの検索結果は、現在、検索を実行する人のソーシャルなつながりよる影響を直接受けており、検索結果が1) グーグルにログインしているかどうか 2) ソーシャルメディアでフォローしている人に応じて変わる事実に言及しました。これが今まさに起きているのです。今後、さらにこの点が明白になり、少なくとも私にとっては、グーグル+の誕生、そして、まるで永遠に広がり続けるかのような勢いのツイッター、リンクトイン、そして、フェイスブックによって、確立されたソーシャルネットワークを豊富に持つ(内部または外部、あるいは両方の)ソーシャルチームを保有する会社と協力して、ブランドを売り込むために“接触”することがマーケッターにとって重要になるでしょう。 SMT : SEOは、過去10年の間に複雑なサイエンスとして発展し、数えきれいないぐらい多くの本のテーマになり、SEOのプロは高額な料金を取ってきました。グーグルの進化を遂げる検索アルゴリズムをベースに、オンラインマーケティングのコアになり – 業界として確立されました。現在、グーグルは、ソーシャルな検索およびマーケティングが今後発展する点、そして、フェイスブックのモデルには改善の余地が多く残されている点を理解しています。グーグルプラスから見えてくる点を考慮すると、マーケッター達はこの新しいプラットフォームにどのようにアプローチすればいいのでしょうか?フェイスブックの高度に発達したソーシャルマーケティングの環境と何が異なるのでしょうか?タミー : グーグルはフェイスブックに対抗するためにソーシャルネットワーク以上のものを求めているのだと私は思います。フェイスブックに太刀打ちできるなら、グーグルにとっては大きな前進ではありますが、グーグルはすべてに参入しようとしているのです。 グーグルプラスの上部のバーを見て下さい。カレンダー、ドキュメント、写真、リーダー…事実上のインターネットでの生活が一つにまとめられています。 マーケッター達は、早期に登録した1000万人のユーザーのうち、宣伝目的のユーザーおよび好奇心に任せて登録したユーザーがどれぐらいいるのか、そして、どれほどスタミナがあるのか静観しなければならないでしょう。 グーグルプラスはまだAPIを開発者に解放していません。そのため、ネットワーク間を跨ぐ投稿機能をアプリで提供するのは、難しい状況になっています。(現時点でソーシャルメディアトゥデイを含む)多くの大規模なサイトは、グーグルプラスのプラグインの導入を見送っています。ソーシャルネットワークとして、グーグルプラスは、顧客が存在するなら、マーケッター達に価値をもたらすでしょう。しかし、マーケッター達には、ソーシャル検索に対するグーグルの新しいアプローチに、この早い段階で重要視するよう勧めます。 人が読み、共有し、プラスするようなコンテンツを作成し、パーソナライズドされた検索の到来に注目しましょう。グーグルは、見たいものを見せ、仲間が面白いと思うものを見せるようになるため、マーケッター達は、このような人間味の溢れるサークルに参入し、メッセージを伝える必要があります。 スティーブ : グーグルプラスについて私達が知っていることは、ローンチ後の2週間で1000万人が登録したと言う事実です。この数字だけ取っても、とても驚異的であり、また同時に、笑ってはいられない現実を思い知らされます。 マーケッター達がグーグルプラスにアプローチする方法に関しては、クリス・ブローガン氏が今週明けにフォーブスに寄稿した記事「グーグル製のソーシャルネットワークが検索に影響を与える」の内容について考えてもらいたいですね。 グーグルが検索エンジンの最大手である点を考慮すると、マーケッターならこの点を重要視し、グーグルプラスに参加したくなるはずです、1日でも早く。 残念ながらグーグルプラスには…現段階では企業用のページが用意されていないのです。しかし、いずれ提供されます。 グーグルプラスとフェイスブックの違いについては、現在、グーグルプラスには用意されているものの、フェイスブックには存在しないマルチユーザー参加型のビデオチャットを含め、数多くの違いがあります。ただし、心配する必要はありません。短距離走ではないのです。これはマラソンであり、それぞれの企業が新しく、革新的な方法を探して、“1アプリ”前に出ようとしています。 SMT : それでは、仮に皆さんが、一流のプラットフォームで、人同士の交流を行うために、時間を割いてソーシャルネットワーキング活動に励んでいるとしましょう。バナー広告、低俗な広告がフィードのストリーム内に割り込まれることには慣れています。そこで、来年、どのようなタイプのコミュニケーションが企業のマーケティング部門から送られてくると思いますか? タミー : バナー広告は、賢さを増し、ターゲットがより細かく絞られていますが、抜け目のないマーケッターはこの点に注目し、さらに個人的なレベルでリード候補と交流を行うでしょう。ジオターゲッティング、キーワードターゲッティング、そして、(フェイスブック、ツイッター、またはリンクトイン等で)実際にリード候補の人達と会話を交わすことで、PPCに多額の資金を投じるよりも、効果的な成果が得られるでしょう。 [...]
14 years 3ヶ月 ago
世界はもちろん、高機能ガラケーが普及した日本でも予想以上のスピードでスマートフォンの普及は進んでいるようです。スマートフォンといえば、iPhone、そしてアンドロイドが2大勢力になるわけですが、今回は2つを比較したインフォグラフィックを作成してみました。 — SEO Japan 引用データはすべて世界市場を対象にしていますので、特にアンドロイドの説明などは日本では少し違うかも、という点があるかもしれませんがお許しください m(_ _)m 次のスマートフォンをiPhoneにするかアンドロイドにするか迷っている方の参考にはならないかもしれませんが、両者の熱いバトルが行われている雰囲気を味わっていただければと。Please Enjoy! アンケートの結果を見るとiPhoneユーザーはまだまだ現行のアンドロイド携帯には満足していない人が多いのかな?という印象も受けますね。逆にアンドロイド携帯のユーザーはiPhoneのApple独自の規格が気に入らない人が多いようです。iPhoneがもっと安ければiPhoneを買うかもという人が7%いることも注目ですが。廉価版iPhoneの噂は以前からありますが、いつか登場するのでしょうか。しかしこの普及台数の予測値はスゴイものがあります。日本の携帯会社は大丈夫なのでしょうか、、、と、余計な心配までしてしまう私でした。 — SEO Japan
14 years 3ヶ月 ago
米国では圧倒的なSNSとして君臨するFacebook、今回はFacebookで人気がある音楽アーティストのトップ10をまとめた記事があったので紹介します。ちなみに2011年7月のほぼ最新データになります。さてあなたの好きな・知っている洋楽アーティストは入っているでしょうか? — SEO Japan オーディエンスの人口統計データだけでなくその“インタレスト(興味)”にも基づいてターゲットを絞る能力が、Facebook広告を、ナンバーワンかはともかく最高級の広告プラットフォームにしている。“インタレスト”ターゲッティングを介して、あなたはユーザーが興味を持っていることに正確に焦点を合わせたキャンペーンを打つことができ、それがより高いクリックスルー率とコンバージョンに繋がるのだ。 音楽アーティストに注目して、私はFacebookで最も人気のある音楽アーティストのトップ10を以下にまとめた。 1. Eminem(エミネム) – 43,597,895 2. Rihanna(リアーナ) – 40,970,115 3. Lady Gaga(レディ・ガガ) – 40,845,124 4. Shakira(シャキーラ) – 37,267,475 5. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – 33,219,214 6. Linkin Park(リンキン・パーク) – 32,525,479 7. Katy Perry(ケイティ・ペリー) – 32,218,637 8. Lil Wayne(リル・ウェイン) – 29,169,770 9. Bob Marley(ボブ・マーリー) – 28,719,894 10. Ako(エイコン) – 27,966,380 さあ今あなたはこの情報を手に、何ができるだろうか? 簡単な答えは、これらのFacebookグループそれぞれをターゲットにしたキャンペーンを打つことだ。アフィリエイトオファーを選択し(無料のiPodやiPhoneなど)、それぞれのターゲット・オーディエンス専用のランディングページを作る。 [...]
14 years 3ヶ月 ago
私の最初のビジネスが失敗に終わった7つの理由という記事を紹介したばかりですが、引き続き同じ筆者による、逆に何故彼がビジネスに成功できたのか?という記事を。比較して読んでみると自分なりの気づきがあるかも。 — SEO Japan あなたはどうやって成功したのか?私はよくこう質問される。人々がこれを尋ねる時は大抵、1つの答えを求めているのだが、実際には私に成功をもたらした因子はたくさんあるのだ。 ロケーション – 私はカリフォルニア州オレンジカウンティに住んでいる。世界のシリコンバレーではないが、そこにはたくさんの大企業があり、たくさんの金持ちがいて、それが役に立っている。ロサンゼルスから30分、サンフランシスコからは飛行機で1時間という場所のため、私は一般的には中心地にいると言える。 話すこと – ほとんどの人は話す時、観衆の聞きたいことを伝える。私が話す時には、観衆が好む好まないは関係なく、事実を伝える。これをすることによって、毎年何千もの人々の尊敬を受けることができ、何人かのカンファレンス参加者からは有料の契約を獲得することができるのだ。 ブログ – 自分の知識を大衆に広めるのに一番良い方法は、彼らにアドバイスを与えることだ。ブログを持っていればこれをするのは簡単なことだ。ブログを書くことの鍵は、全てをそこにさらけ出すことだ。なぜなら、遅かれ早かれ人々はあなたが知っていることを知るようになるのだから、一番最初に情報を共有して功績を認められる方がいい。 ネットワーキング – あなたがシャイであってもそうでなくても、より多くの人と知り合う方法は常に存在する。私のことを言えば、人と直接会ってネットワークを作ることを楽しんでいるが、あなたはウェブを介してネットワークを作ることもできる。個人的レベルでたくさんの人と知り合うことは悪いはずがない。最初は時間のかかることかもしれないが、それが将来役に立つことがあるのだ。忘れてはならないのは、大物だけでなく小物ともネットワークを築く必要があるということだ。 お世辞を言う – 自尊心を満足させられることを好む人がいる。だから私はそれをする。特定の個人にお世辞を言うことで、彼らはあなたのことを好きになり始め、彼らのフォロワーの多くもあなたと知り合いたいと思うようになるだろう。 悪口を言う – お世辞の言葉が効く人がいるのと同じように、人が悪口を言うのを好む人もいる。私は過去に何度もこれをしたことがあり、とても上手くいっているのだ。海にいる全ての大きい魚について考えてみれば、あまりにも多くの人が彼らがどんなにすごくてカッコいいかを喋って盛り上がる。だから私は、彼らがどんなに酷いかということを伝えるという逆のアプローチを取って、彼らが間違ってやっている全てのことを指摘するのだ。これは敵を作る方法のように思えるかもしれないが、実際には友達を作るのに優れた方法なのだ。 年齢 – 私は22歳の青二才で、部屋にいるたった一人の若者で、目立っている。私は常に年齢を自分の有利になるように利用している。もしあなたが私のように若いのであれば、同じことをするのをお勧めする。一方、もしあなたが年配の人なら、自分の経験を共有すること以外に自分の年齢を活用できる方法はない。 リスクを恐れない – 私には失うものがほとんどないため、私に出来る時にはいつでもリスクを冒す。現在私は会社を経営し、大学に通い、まだ親元で暮らしている。両親のおかげで私には個人的な出費がない。つまり、もし私が全てを失っても私は親のすねをかじることができるのだ。あなたは私と同じようにはできないかもしれないが、だからといってあなたがリスクを冒すことができないということではない。自分が心地よい範囲で出来る限りのリスクを負うか、自分が心地よい範囲を超えてもう少しリスクを負えればもっといい。あなたが何をすると決めるにせよ、いくらかのリスクは負うことだ。 私の経験があなたの成功の役に立つと嬉しい。他に共有したい経験がある人はいるだろうか? この記事は、Quick Sproutに掲載された「8 Reasons I Am Successful, And You Are Not」を翻訳した内容です。 特別なことというよりは、当たり前のことを当たり前にバランス良く行っている、という感じですが、なんとこの記事、筆者が若干22歳の時に書かれた記事です(なので数年前の記事です)。とはいえ2番目の「事実を語る」なんてブラフがちな若手起業家にあっては貴重なスタンスですし、5番目と6番目の「お世辞を言う」「悪口を言う」などの使い分けは巧みですね。前の記事にありましたが流石16歳から起業人生を歩んでいる内容でした。 — SEO Japan
14 years 3ヶ月 ago
世界初(確か)のヒートマップASPのCrazyEggや特化型アクセス解析ツールのKISSMetricsなどニッチながら特徴あるウェブサービスで手堅く稼いでるニール・パテル氏、実は16歳の時に最初の会社を作ったそうです。今でこそシリアルアントレプレナーで有名な彼ですが、最初の会社は見事に大失敗したそうで。。。改めて当時を振り返って失敗の理由を考えてみた記事を。 — SEO Japan 16歳の時、私はお金が必要だったため仕事を探すことに決めた。それをするための方法として私が唯一知っていたのが、Monsterのようなジョブボードで仕事を検索することだった。Monsterで検索している時に、私はそのウェブサイトの下の方にあった小さなボタンに気が付いた。それは、彼らの株価情報へのリンクだった。 最初私は、Monsterは数億円程度を稼いでいる単なるドットコム企業だと思っていたが、彼らの損益計算書を分析してみると、自分が間違っていることに気が付いたのだ。この会社は、実際には1年間に数百億円も稼いでいたのだ。 それは、私が自分の最初のドットコム企業を作る気になった瞬間だった。そして、自然とそれはアドバイス・モンキーと呼ばれるジョブボードになったのだ(今はもうAdviceMonkey.comは私のものではない)。Monsterの収益の1%を私が稼ぐことができれば、裕福な青年になれるというのが、私がジョブボードを作った理由だ。残念ながら、アドバイス・モンキーはそんなお金を稼ぐこともなく、私は2年でそれを閉めてしまった。私が失敗した理由は以下のことをしなかったからだ。 1.ユニークな問題を解決する アドバイス・モンキーのコンセプトは、ウェブで仕事を見つける人を助けることだった。MonsterやCareer BuilderやHot Jobsのようなサイトが、その問題を何年も前に解決していた。それでは、誰が私のウェブサイトを訪問しようというのか?正直言って、理由なんてない。 あなたの会社は、他の人がまだ解決していないユニークな問題を解決するようにすることだ。右にならえの追随的な会社でいくらかお金を稼ぐこともできるかもしれないが、そのチャンスは限りなく小さい。 これは、あなたが一般的な市場に入ることができないという意味ではない。ただあなたは、その市場に存在する問題が何であるのか、どうすればそれを解決できるのか、を見つけ出す必要があるのだ。 2.度胸を持つ 会社を始めた時、私は数十万円しか持っていなかったが、そのことが私がやりたかったことを止めるには至らなかった。私は、いくつか人気のあるウェブフォーラムでメッセージを投稿し、あるデベロッパーにMonster.comと似たようなウェブサイトを作ってもらうよう説得した。 私は肝っ玉の座った男であるように思われていたかもしれないが、実際にはそうではなかった。もし私が利口だったなら、無料でウェブサイトを作ることができただろう。私はデベロッパーに自分のビジョンを売り込み、会社の株と引き換えにウェブサイトを作ってもらうことができた。 もしあなたがあまりたくさんのお金を持っていないとしても、心配する必要はない。それでもあなたは会社を始めることができる。ただ度胸を持って、他の人に無料で助けてもらえるように説得する必要がある。時間をあなたの会社の株と交換しようという人が多いことにあなたは驚くだろう。 3.気楽になり過ぎない ウェブサイトをアップして運営していくのは簡単なパートだ。アップされたら、継続的にメンテナンスをして改善する必要がある。私は、アドバイス・モンキーにはほとんどメンテナンスをしなかったし、それは時間とともに変わることもなかった。これが、私のウェブサイトに一度来た訪問者が二度と戻って来ない原因になったのだ。 ウェブは毎日進化している。もしあなたがそれと共に進化しなければ、あなたが生き残ることはない。遅かれ早かれあなたの競合相手は時間と共に進化するために必要な変化を加えてくるだろう。 ウェブサイトを進化させるのに良い方法は、訪問者からのフィードバックを得ることだ。あなたが欲しいものはどうでもいい、訪問者が欲しいものが全てであるということを忘れないこと。 4.マーケティングプランを持つ 馬鹿げたことのように聞こえることは承知だが、多くの人がウェブサイトを始めるまではトラフィックを上昇させることについて考えていないのだ。私がアドバイス・モンキーを立ち上げた時には、最初の数カ月の間に、たった1000人の訪問者しかウェブサイトに来なかった。この問題を解決するために私はいくつかのインターネットマーケティング企業を雇ったのだが、そのほとんどがトラフィックを上昇させることはなく、ただ私のお金を無駄に使っただけだった。 あなたは会社を立ち上げる前に、マーケティングプランを持つことだ。どうやってあなたが会社を立ち上げた時に噂を流すのか、どうやってそれを継続的に成長させるのか見出すのだ。一番重要なのは、優れたインターネットマーケティング会社にお金を払うという簡単な方法を取るのではなく、自分でマーケティングをすることだ。これは以下のような方法でできる: 検索エンジンのためにウェブサイトを最適化する 口コミを広める ブロガーにあなたのサイトについて書いてもらうように頼む 5.質素が究極の洗練さ 私は、競合相手に勝つために彼らが持っている機能全てとそれ以上のものをプラスした。私がより多くの機能を持っていれば、遅かれ早かれ人々はアドバイス・モンキーを使い始めるだろうと考えたのだ。しかし、それらの機能はサイトを複雑にし、使いづらくし、トラフィックの減少を引き起こした。 機能は素晴らしいものであるが、本当に自分の訪問者の役に立つものだけをサイトに追加しよう。極めて単純にしてウェブ上でサイトを使いやすくすることは悪いことではない。Googleをはじめ、人気サイトの中には、よりシンプルなソリューションであるが故に成功しているものもあるのだ。 6.競合相手を恐れない 自分のウェブサイトを成長させる最も簡単な方法は、競合相手のトラフィックとデータを活用することだ。私は、他のジョブボードのオープニングを自分のウェブサイトにインポートするという方法で競合相手を活用した。さらに、それらのサイトのパートナーページにアドバイス・モンキーを載せてもらい、それがトラフィックの上昇を助けた。 パートナーシップの鍵となるのは、お互いに有益であることだ。あなたは、少なくとも自分がもらっているのと同じだけの価値を相手に返したいものだ。 私は、ビジネスを初めて1年が経つまでは競合相手を受け入れていなかった。私と同じ過ちを犯すことなく、最初の1日目からできるだけ多くの関連サイトと連携するようにしよう。 7. 最後に 私はアドバイス・モンキーでたくさんの過ちを犯したけれど、それでも成功することはできたはずだ。問題は、私が自分の過ちから学ばなかったことだ。もし私がまだアドバイス・モンキーがあるうちにそのことに気が付いていたら、それを改善するために必要な変更をすることができただろう。 あなたが同じことをしないことを願っている。 この記事は、Quick Sproutに掲載された「7 Reasons My First Business Failed」を翻訳した内容です。 素直に過去の失敗を見つめ直した、シンプルな内容ではありますが、いやシンプルなだけにスタートアップ起業家にとっては参考になる内容だったかもしれません。1番のユニークな問題を解決するかどうかは、新たにスタートアップを立ち上げ軌道に乗せることができるかどうかにとって重要なポイントにはなりますよね。もちろん営業力に自信があれば商材は何でも(SEOでも・・・)良いという場合もあるとは思いますが。他の点は読んで字の如しではありますが、実際に失敗を繰り返しながらも事業を軌道に乗せられるかどうかは、スタートアップで時間も資金も限度がある中、最後にあるように「自分の過ちから学んで改善する」ことができるかどうかでしょうね。ちなみにこの記事の続編的な内容はこちらでどうぞ。 — SEO Japan
14 years 3ヶ月 ago
今回から新たに配信するベン・ホロウィッツ氏のブログ。その名前に馴染みが余り無いかも知れませんが、自ら起業したIT企業をIPOさせHPに1500億円近くで売却し、現在はネットスケープの創立者で有名なマーク・アンドリーセンと作ったVC「アンドリーセン・ホロウィッツ」を運営している、米国VC業界の超有名人です。その凄さはアンドリーセン・ホロウィッツのポートフォリオを見れば一目瞭然、フェイスブックからグル―ポン、ツイッターにインスタグラム、そしてスカイプやジンガまで成長中のネット企業を網羅したような内容です。今回、幸運にも彼の個人ブログの翻訳配信許可を得ることができましたので、今日から定期的に記事を紹介していきたいと思います。一回目は、アンドリーセン・ホロウィッツがロケーションサービスとしては米国No.1のフォースクウェアに出資した理由を語った軽めの記事からどうぞ。 — SEO Japan 今日、私達は、ユーザーが自分の住んでいる都市を探索するのを後押しするソーシャルとロケーションとゲームの要素がミックスしたサービスFoursquareに私達が投資していることを発表できることにとても興奮している。 私達が投資した理由は3つある。 1. 優れた創設者/CEO:デニス・クローリー 私達は、CEOに資金を出すことを好む。とりわけ、技術会社において一番大変で一番重要な決定は常に製品戦略であるため、できる限り製品ビジョンの番人が会社を経営すべきだと、私達は考える。 たった1つCEOがそのビジョンの番人であることよりも良いのは、CEOがビジョンの創作者であることだ。Foursquareの場合、デニスは会社のビジョンだけでなく、製品部門全体のビジョンを作った。さらに、彼はそのマーケット内で非常に明確に今後の方向性を示す指導者である。彼が10年間この問題に取り組んできたこと、そしてその期間に自分の考えを高度に精緻化してきたことを考えれば、これは全く驚くことではない。 重要なこととして、デニスは、私がNotes on Leadershipの中で説明したある種のリーダーシップを具体化している。彼は、優れた技術人間が喜んでついていくタイプのリーダーなのだ。明確なビジョンを持っていて、公正で、優秀。私は、デニスが1人の優れたリーダーから重要な会社の優れた最高経営者へとなる道筋を手助けするために、彼と一緒に仕事ができることに本当にワクワクしている。 2. ものすごく魅力的な製品 数字に目を向けると、Foursquareがこの段階でのTwitterよりも早く成長していることが分かるだろう。特に、彼らの成長はここ数カ月で爆発的に増えている。4月には100万ユーザーだったのが、1日におよそ15,000人増加して今では180万に近づいているのだ。人々がこの製品に強い関心を持っていることが簡単に分かる。競合相手と専門家にあまり知られていないことが、人々がこの製品をこんなにも気に入っている理由だ。私は、人々がFoursquareの成功は全てチェックインやその他の理解しやすい製品の特徴のおかげだと考えているのを耳にすることがよくある。それは、人々がMafia WarsとFarmvilleの背景にある秘密はこれらのゲームがウェブベースであることだと考えていたZyngaの初期の頃を私に思い出させる。 Zyngaのゲームが広く成功したのは、Zyngaがゲームを介して友達を繋げる技術に長けていたからで、彼らが表面通りとても簡単に見えるものを提供するために舞台裏で驚くほど頑張っていることが分かる。あなたは、“私は週末でFarmvilleを作れたはず”と誰かが言うのを何回聞いたことがあるだろう? Foursquareは、ユーザーが愛する製品を提供することに舞台裏で多くの力が注がれているという点でとても似ている。デニスとそのチームは、ユーザーを満足させるように最善の方法で相互作用しなければならないFoursquare製品の12以上の異なる次元を確認してきた。何年にも及ぶ調査とスウェット・エクイティーがコードの解読に費やされ、その結果は魔法のようだった。 3. 非常に大きなマーケット マクロレベルで、46億人以上が携帯電話を持っていて、17億人がインターネットに接続している。すでに、世界中の2億人がスマートフォンを持っていて、その数字はどんどん伸びている。Forsquareは、スマートフォン市場全体を獲得していないかもしれないが(中には家から出るのを好まない人もいる)、その面白さと常習性から市場の非常に大きな一部を捕えるだろう。 私達は、ユーザー、商店、場所(venue)の所有者、ブランド広告主など全ての人達が勝つという手法でお金を稼ぐForsquareの能力にとてもワクワクしている。実際、ユーザーはこの製品にとても沸き立っていて、彼らは、ForsquareのMayerとアクティブユーザーにプロモーションを実施するためにローカルビジネスを登録している。この自然発生的な熱狂は、Forsquareが企業がキャンペーンを実施するのに役立つような特定の製品機能を追加する前から起きている。結果として、ウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズ、ザガット、ブラボーTV、スターバック、マーク・ジェイコブズのようなメジャーブランドと10,000以上の企業が、現在、顧客ロイヤルティを築きトラフィックを上昇させるためにFoursquareと協力している。ユーザーを営業部員へと変えさせる会社は少ないし、それは間違いなく、これがFoursquare周辺で起きているという良いサインである。 私達は、Foursquareで良い友人達とこの旅ができることにワクワクしているのだ。 この記事は、ben’s blogに掲載された「Why Andreessen Horowitz Invested in Foursquare」を翻訳した内容です。 ちなみにこの記事は出資が発表された頃の2010年の6月29日、約1年少し前に書かれた内容になります。「創設者が優秀」「製品が魅力的」「マーケットが巨大」、表題だけを読むと当たり前すぎて拍子抜けしそうですが、それぞれの内容を読み込んでいくと短いながら流石に経験ある元起業家のVCだけあって鋭い視点で見ているな、と感じます。「技術会社において一番重要な決定は常に製品戦略であり、製品ビジョンの番人が会社を経営すべき」「ユーザーが愛する製品を提供する舞台裏で多くの力が注がれている」軽く発言していますが、中々簡単に言えない台詞ですね。彼の経歴を知っているだけに勝手に神聖化して読んでいる面もなくはないですが 汗。後は最後の「Foursquareで良い友人達とこの旅ができることにワクワクしている」なんて台詞も域ですね。こんな台詞をさらっといつか言えるようになりたいものです。その前にもっと成功しないといけませんが。。。これからの記事にも乞うご期待ください! — SEO Japan
14 years 3ヶ月 ago
日本でもスタートアップが少しずつブームになりつつあるようですが、実際にスタートアップを立ち上げるプロセスは大変なのは事実です。「ちょっといけてるウェブサービスを立ち上げる」ことはあくまで始まりに過ぎず、その後売上が上がるサイトに育て(上がらない場合は他の収益確保の手段を獲得し)、人を雇い、契約書の整備をして、、、スタートアップにはスタートアップならではの様々な乗り越えるべき壁が待っています。もちろんそんな壁を乗り越えていくことがスタートアップの醍醐味でもあるのですが、今回は改めてスタートアップの厳しさについて語った記事をスタートアップに夢ばかり見ているかもしれないあなたに。 — SEO Japan 会社を設立するプロセスは面倒くさい。浮き沈みがひどく、不確実なことがたくさんあり、大部分の時間をどうやってすべきか分からないことやしたくないことをするのに費やされる。しかし、それがスタートアップ立ち上げのプロセスなのだ。それを受け入れるか好きになるかのどちらかでなければ、あなたは手を引くことだ。 創設者としての自分の時間の大部分が自分の好きなこと(例えば、製品を作ること)をする時間になると期待してはいけない。優れた製品を作ることは単なるうわべだけのことだ。最終的には全てのことがその製品にかかっているが、優れた製品が認識されるためには、うまくすべきことがもっとたくさんある。そして、それら全ての“その他のこと”は、一般的にはスタートアップ創設者がやりたくないことなのだ。 例をいくつか挙げよう: 資金調達 – 資金調達を“邪魔なもの”として説明する考え方は変えるべき時だ。あなたは、それ以上のものとしてそれを見る必要がある。お金がないのに生き残っているスタートアップなどない。もし、外部ソースから資金を調達しなければならないのであれば、それはとてつもなく重要になる。それがなければ明りを灯しておくことはできないのだ。資金調達を好む人は少なく、初めての人は、それが“自分達がすべきことをすること”から離れることがあまりにも多いことに驚く。しかしもうそれは十分だ。成功のチャンスを高めるために必要だから資金調達をしているのであれば、するのだ。それについて文句を言ったりせず受け入れることだ。 雇用 – これは、プロセスの後ろの方になることが一般的であるが、それに力を注いでいるスタートアップ創設者が少ないことはとても残念である。優れた人物がいなければ、あなたが成功することはないだろう。だから、最高の人材を雇用することが成功の必須条件なのだ(資金調達のように)。そして、それは邪魔なもののように見える。しかし、そうではないのだ。あなたのスタートアップが成功するチャンスを高めるためには大切なものなのだ。 法的なこと – 本当に最初の頃や自分のスタートアップの可能性を調査している時には、しばらくの間は公の法的上のことを先延ばしにするかもしれないが、事業形態や雇用契約書や株式構造などに関して、正しく行うことを怠ってはならない。このせいで、後になって痛い目に合うことがあるのだ。法的にきちんとしていなければ、資金調達をしたり誰かを採用したりする時に、面倒なことになって時間の無駄になるのだ。 あなたはこれら全てのことを好きになる必要はないが、全体のプロセス―スタートアップ立ち上げプロセス―を好きにならなければならない。あなたは、その経験を好きになるか、少なくとも自分の置かれている立場の現実を受け入れて(1日12時間部屋の中でコーディングに打ち込まないこと)、こういった類のことは邪魔ものでも腹立たしいことでもなく、優先度が高いのだということを理解することだ。成功のためには必要不可欠な部分なのだ。 この記事は、Instigator Blogに掲載された「You Have to Love the Startup Process」を翻訳した内容です。 立ち上げのプロセスを楽しめるかどうかということは、スタートアップが成功できるかどうかの重要なポイントのような気もしますね。私も今まで4回程、起業しましたが今の会社は4回目&30の時に作った会社ですが当時まではまだ体力がありプロセスも楽しむというかイヤではなかったですね。今から、もう0からやれといわれると、正直そこまでの体力があるかどうかは微妙ですが・・・。20代前半でやみくもに起業するのも(&失敗して学ぶのも)個人的にはありなのですが(私がそうでしたし)、少なくともスタートアップ企業を立ち上げる時、そこにはサービス開発以外の色々な、時には面倒な作業が待っていることだけは認識しておきたいものです。 — SEO Japan
14 years 4ヶ月 ago
Googleの+1ボタンがSEOに効果があるかという話題に続いて、今回はGoogle+はSEOに効果があるのか?という記事をサーチエンジンランドから。基本的な内容ですが、現時点ではこのレベルで理解しておけば十分かも、というかこのレベルでは理解しておきたい。 — SEO Japan グーグル+のリンク、およびそのインパクトとランキングに与える影響に関する質問が後を絶たない。そこで、確信しているポイントを伝授し、さらに、実際に私が一度読んで、皆さんにも絶対に読んでほしいと思った記事を紹介することで(日本語版では割愛)、グーグルプラス、リンク構築、共有、そして、検索のランキングに関して知っていること、知らないことへの懸念を拭い去ってもらいたい。 ストリーム リンクビルダーにとっては当たり前のことだが、まず「Share What’s New」ボックスにURLを投稿し、「Public」またはサークルと共有する。 グーグル+の共有ボックス これで理論的には“リンクを構築”したことになる。投稿したURLは共有したユーザーのタイムラインに表示されるためだ。 それでは、この取り組みは共有されたURLにどんな影響をもたらすのだろうか?これは、共有した人物、ストリーム内に所属する人物、そして、共有されたURLに対してグーグルが持つ既存のリンクグラフによって左右されると私は確信している。 これが完全に新しいURLなら、クロールが行われ、そして、このURLが元々質が高いなら、その他のサイト/URLと同じように、リンク、ツイート、プラス等を集めるだろう。 URLを再び共有する場合はどうだろうか?良い質問だ。URLの再共有は、SERPでコンテンツを浮上させる効果があると私は考えている。しかし、どれだけ効果があるのか、そして、グーグルアカウントでサインインしている人達限定なのかを判断するのは時期尚早である。 URLに含めるテキストについてはどうだろうか?興味深い考えだ。準アンカーテキストは?意味的な関連性は?両方とも?どちらもない。グーグルブックマークとグーグル+の共有と組み合わせた場合はどうなるのだろうか?役に立つ可能性はある。 これはすべて正しい。グーグルは大量のプライベートなURLの共有データを手に入れるだろう(かつては持っていなかった)。これは他に誰も持つことが出来ないデータであり、何らかの形でSERPのURLの配置に影響を与えていると見込んでおくべきである。しかし、現在、ユーザー達はグーグルプラスをどのように利用するべきか悩んでいるため、しばらくこの影響がSERPに表れることはないだろう。 例えば、私は読みたいアイテムのニュースフィードとしてツイッターを利用している。読む価値のある記事を書く人達しかフォローしていない。 しかし、グーグル+では、異なる行動を取っている。グーグル+の新しさに今もなお興奮しているためだ。私に向かって水鉄砲を発射する8歳の息子の写真を投稿しているが、こんなことはツイッターでは絶対に行わない。 しかし、グーグル+の環境に私達が慣れれば(あるいは飽きれば)、変わってくるだろう。 スパーク 間違いなく、コンテンツ(URL)をスパークに掲載していたいはずだ。 この取り組みにおいてユーザーがどれだけコントロールすることが出来るかに関しては、現時点では何とも言えない。また、グーグル+は現在大量にゴミのようなコンテンツの表示を許している。リンク構築のために私が作成したスパークでインドのリンク構築サービスのプレスリリースが掲載されていた。その画像を以下に掲載する: リンク構築のスパークには、あまり質が高いとは言えないコンテンツが掲載されている これが私のスパークに掲載されているのだ。勘弁してもらいたい。水で流してしまいたい気分だ。これ以上何も言う必要はない。 プロフィールのリンク G+のプロフィールの「リンク」セクション 右の画像はグーグル+を使ってアクセスすることが可能なグーグルプロフィールのリンクセクションである。 これはクライアントに対する効果的なリンク構築の取り組みとしては使えないものの、自分のリンクを宣伝することが出来る。 クライアントのURLを加えることは出来るかもしれないが、そこまで私は低俗ではない。私のクライアントは、このような方法で知られるのを嫌がる。なぜならクライアントのサイトは上位にランクインしており、リンクプロフィールを他の人達に嗅ぎ回れたいとは思わないからだ。 このセクションでは十分に注意を払い、慎重にURLを加えることを勧める。 ヤフー!のサイトエクスプローラーに関する追伸 私はAdGoorooブログ(是非、読んでほしい)でヤフー!サイトエクスプローラーの閉鎖に関してコメントを投稿した。以下に、要約したものを提供する。 「ヤフー!サイトエクスプローラーが閉鎖されるのは辛いが、ここ数年のSMXのカンファレンスの私のセッションに参加したことがある方ならご存知のはずだが、私は検索エンジンがリンクの情報を抽出する力を削減し、排除するのは時間の問題だと言ってきた。リンク:オペレータは、SEOの生まれながらに持つ権利ではなく、贈り物だったのだ。ヤフー!サイトエクスプローラーは閉鎖されたため、リンクインサイト等の第三者のデータ分析ツールは、ウェブマーケッターの武器倉庫にとって、より重要なパーツになりつつある。 私はビングがリンクのデータを維持することは心得ているが、認証済みのサイトのみであり、リンクのデータを巡る争いが激化している。 知らない人達のために説明しておくが、私はAdGoorooがクロールのインフラとキャパシティに多くの資金を投じる上で支援を行ってきた。今年の後半にはリンクインサイト用のエンタープライズレベルのバックリンクエクスプローラーの告知が行われると私は見込んでいる。 この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「A Google Plus Primer On Links & Rank」を翻訳した内容です。 結局、効果があるかどうかは良く分からないままなのですが、+1ボタンと同じく、共有されストリームされたURLが上位ランキング上、加点のシグナルとなる可能性は将来的に十分ありますよね。特にGoogleがツイッターとの契約破棄をした今、もちろんGoogle+が普及することが前提ではありますが、どちらかというとGoogle+の情報をより参考にするのは自然の流れでしょうし。しかし新しいサービスが登場するととりあえずSEOの観点から見てしまうのが、SEO業者の悲しい性ですね。。。 — SEO Japan
14 years 4ヶ月 ago
Googleの+1ボタンが発表された時、押された回数が多いページが検索結果の上位に表示されやすくなるのかな?と思った方は多いでしょう。Googleのマット・カッツも何らかの影響がある可能性はある、とどこかで発言していましたし将来的にGoogle+の普及と連動して+1ボタンがより多くの人に使われるようになってくれば検索ランキングに影響を与える可能性は十分にあるかもしれません。そこで誰もが思いつくのが意図的に皆で+1ボタンを押しまくれば検索順位が上がってしまうのか?という素朴な疑問。そんな疑問の答えが出る前に、海外では既に+1ボタンのクリック代行サービスが登場しているようです。今回はそんな最先端?!のSEO手法をサーチエンジンランドから。 — SEO Japan ジ・アトランティックのレポートが、グーグルの+1をまとめて購入することが可能な“ソーシャルメディアサービス”にスポットライトを当てている。当該のサイト、Pluseem(プラシーム)は、50-2000+まで各種のパッケージサイズを用意しており、プラスの価格は$0.18 – $0.38に設定されている。 当然ながら、これはグーグルの品質のガイドラインを違反している: 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトに対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。 このサービスはプラスの販売について次のように主張している: すべての+1はグーグルのアカウントを持つユーザーが提供するものであり、全て電話で確認を取ってあります(電話認証済みアカウント) すべての+1は実在するユーザーが提供するものであり、ボットは利用していません! すべての+1は、実際にウェブサイトにアクセスし、+1ボタンをクリックすることで提供されます +1は異なるIPアドレスから提供されるため、追跡することは出来ません すべての+1は数日間にわたってもたらされるため自然に見えます 興味深いことに、当該のウェブサイトは数日前に$115で売却されていた(1,000プラス分の価格)。言うまでもないことだが、ソーシャルプラットフォームを操作する目的のサイトは他にも存在する。シンプルな検索を行えば、同様のサービスを提供する各種のパッケージを見つけることが出来るはずだ。このようなサービスは、ディグ、フェイスブック、そして、ツイッター等の人気の高いサイトにおいても言えることだ。 この手のサービスを使うべきではない理由 この類の製品を使って手っ取り早く票集めを行うことも可能だが – 果たして利用するべきなのだろうか?優れたインターネットマーケッターなら、これがマーケティングの手段としてもSEOとしても手段としても良くないことは分かるはずだ。リンクのように、質はソーシャルメディアにおいては非常に重要である。フェイスブックでは、関係のないオーディエンスにマーケティングを行うと、エッジランクは落ち込む。リンクトインのトゥデイでは、ユーザーの行動がライクや共有に直接影響を与えている。グーグルが+1では質と関連性を用いない思えない。全く関係のないユーザーに金銭的な見返りを与えてソーシャルネットワークでコンテンツをライクまたは票を投じて貰う行為は、事実上自らのメッセージに泥を塗っていることに等しい。 最後に、適当なユーザーによって数日間に渡ってもたらされた2000票が、ウェブサイトの役に立つのだろうか?恐らく役には立たないだろう。それでは、グーグルの品質のガイドラインを違反し、長期的な戦略にダメージを与えるだろうか?その可能性は高い。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「Just A Matter Of Time: Google +1′s Being Sold By The Thousands」を翻訳した内容です。 ブログの桜記事投稿やツイッターのフォロワー集め以上にウェブの会員組織さえあれば誰でもできることですからね。。。日本でも既にありそうな気がしますが、どうなんでしょう。いずれにしても相当、巧妙にやらないと効果は出ないと思うのですが。悪影響が出るかどうかは、仮に出るとすれば競合サイトの+1ボタンをクリック攻撃できてしまいますし、悪影響もどうなのかなとは思いますけど。その意味じゃ「とりあえず見せかけでも良いから+1ボタンが押された回数を増やしたい!」なんてニーズには意外と悪影響なく答えられてしまうサービスだったりするかもですね。2,000クリックで$359.99、今なら3万円以下のこのサービス、怖いもの見たさか実験的に使ってみるのはありな気もしますが、もちろん皆さま自己責任でお願いいたします m(_ _)m — SEO Japan
14 years 4ヶ月 ago
携帯電話、スマートフォンのカメラ機能も以前に比べるとはるかに高性能になってきましたが、まだまだ専用のデジタルカメラや一眼レフにはかなわないと思っている人も多いかもしれません。一方、スマートフォンの場合は専用機にはない大量の写真アプリが存在し、うまく使えば他では撮れないオリジナルな1枚に仕上げることも可能です。さらに最近では既存の高機能レンズをiPhoneに装着できるマウントなんてものまで登場しているようです。そんな進化し続ける携帯カメラの世界をまとめた記事を紹介します。 — SEO Japan 最近私達は、Flickrユーザーの間で最もよく使われるカメラがiPhoneであることを発見した。もちろん、携帯で写真を撮るのは高機能のSLRカメラを使うのとは違うと言う写真撮影の純粋主義者はいるが、結果が全てを物語っている。携帯カメラの品質の向上と、あなたの創造性を高めてくれる優れたアプリが相まって、携帯を使って撮ることができる写真の種類にあなたは驚かされるだろう。俗に言うように、一番のカメラはあなたが持っているカメラなのだ。 あなたが携帯を使う時に覚えておくために、素晴らしい携帯写真とiPhone写真の例と共にガイドラインの簡単なリストをまとめた。 自分の携帯電話を知る 自分の携帯に慣れることだ。カメラをすぐに起動できるショートカットを追加する方法があるなら、あなたの前を通り過ぎていくことの多いシャッターチャンスを逃さないようにするには最高の方法だ。もしあなたがiPhoneを所有しているなら、ホームボタンをカメラを起動させるショートカットとして動くように設定することが可能だ。アンドロイドユーザーなら、ホーム画面上に置いてシャッターボタンとして機能するQikCamというアプリを使うことができる。カメラアプリを開くこととは別に、それがどう機能するかについて良く知っているべきである。カメラ付き携帯は、スピードについて定評がないため、シャッタースピードを知ることや、写真が撮られる瞬間を理解することが望ましい。 照明に注意する いつ写真を撮るか検討するのに最も重要なことの1つが照明だ。照明が悪いと、たとえ優れたカメラを使っても、最高の写真も台無しになるため、携帯でポートレート写真を撮る時には、被写体が十分に明るいことを必ず確認することだ。室内ならば、自分の背後に明るさを保つという写真撮影のルールが大切だ。被写体の裏の照明は、写真を暗くするだけだ。そして、照明がどんなに良くても、必ずしっかりと携帯カメラを固定すること。手ぶれの影響を弱めるのに役立つカメラアプリもある。iPhoneユーザーは、手ぶれ補正やその他多くの機能を含む2.99ドルのアプリ、Pro Cameraを使うことができる。アンドロイドユーザーは、同じような補正機能が付いたCamera 360 という人気アプリを選ぶことが可能だ。 街中での写真撮影でも照明に注意するが、必ずしもルール従う必要はない。自分が狙っている雰囲気によっては、時に太陽に直接向かって写真を撮ると、写真にレンズフレアが入り、Alexander KesselaarのHipstamaticを使った夢のような写真のように素晴らしい作品になることがある。 デジタルズームの使用を避ける デジタルズームは当てにならない。中にはGoogle Nexus S のようにこの機能が付いていない携帯もある。本質的に、デジタルズームがすることは、画像をズームインするというより広げることで、そこで画像は直ちに画素化されるのだ。できれば、デジタルズームを使うのは避け、その代わりに単純に自分が対象物に近づくのが望ましい。 構図を考える 撮る前に自分の写真について考えるのだ。三分割法を考慮すること。iPhoneや様々なアンドロイド携帯のカメラアプリの多くが、三分割法を簡単にイメージできるように画面上にグリッドラインを配置してくれる。メインの被写体をグリッドラインと並行に配置することによって、大抵の場合は、以下に示す画像のようにより力強い構図を導くことができる。 背景について考える 携帯カメラは、背景から被写体を切り離すことができない。これに対処するには二つの選択肢がある。散乱物を少なくして、自分の被写体がシンプルな背景の前にあることを確実にするか、単純に画像に被写体をいっぱいにして撮るかだ。これは、ポートレートの場合には特に大切である。このルールを放棄することが可能な場合もある。街中での写真撮影では、例えば、画面を埋め尽くす騒がしいシーンが魅惑的な画を生み出すことがあるのだ。 携帯にアプリの在庫を持つ この点については全ての人が同意するわけではないと思うが、時には写真にカッコいいフィルターを適用するとさらに良くなることがある。あなたの写真を向上させる優れたiPhoneおよびアンドロイドのアプリの数には限りがない。最も顕著な例がInstagramだが、PicPlz、Molome、Hipstamatic、MoreLomoといったそれ以外のアプリも携帯に入れておく価値がある。写真に面白いエフェクトを適用させてくれるアプリ以外に、Dermandarという見事なパノラマ写真を作成する巧みなアプリをインストールすることもできる。 多くの携帯アプリに入っている人気のエフェクトは「Tilt Shift」と呼ばれるエフェクトで、ミニチュア風の写真にしてくれるものだ。FlikrのDuncanの写真は、Tilt Shiftのエフェクトが写真にどんな効果を与えるかを見るのに素晴らしい例になっている。 1枚の写真に制限しない 1枚の写真で満足するわけがないのだ。特に携帯カメラでは、同じ画像をとらえることに何度か試みた方がよい。そうすることで、手ぶれやぼやけやありがちなその他の問題を確実に避けることができる。 実験すること、新しいことにチャレンジすること 面白いアングルを試してみることを恐れない。アングルで遊ぶことは写真を不自然に見せることもあれば、別の時には効果的なこともある。実験をして何が効果的かを見ることは何ら問題ない。Alexander KesselaarがiPhoneで撮った写真は、写真のアングルを傾けることで得られる結果の興味をひく例だ。 当たり前の撮影を選択しないこと。携帯で撮影されたよくある写真は、曇り空や電柱、自分の靴、コーヒーカップが含まれている。それらも全ていいものだが、あなたが撮影できるものは限られている。既成概念にとらわれずに考えるのだ。自分が心地よいと思うものの外に出て、何か違うことに挑戦するのだ。写真撮影でどんな実験ができるのかの素晴らしい例は、Philippe BoivinがiPhoneで撮った水中写真に見られる。 レンズを綺麗にしておく 私達は、カメラのレンズを綺麗にしておくことについてはちゅうちょしないが、携帯のカメラでは同じことをするのを忘れていることがよくある。指紋は写真の質に簡単に影響を及ぼす。マイクロファイバーの磨き布を使うのが、レンズ上に指紋がないことを確実にするには一番良い手段だ。ほとんどのスマートフォンには画面を綺麗にするためのマイクロファイバーの布が付いてくるので、それをレンズを拭く時にも使うことができる。ティッシュはレンズを傷つける可能性があるので使わないこと。 アクセサリの使用 携帯にアクセサリを追加するのも問題ないが、絶対に必要なものではない。携帯を固定したり、あり得ないような面白いアングルにするために柔軟性のある三脚が必要なら、JobyのGorillaMobileが携帯を固定するのに便利だ。PhotoJojoは、どの携帯電話にも取り付けが可能な魚眼、望遠、広角レンズの宝庫だ。さらには、キャノンとニコンのレンズをiPhoneで使うことができる「iPhone SLR Mount」を手に入れることもできる。これを使えば、携帯を使って被写界深度とマニュアルフォーカスが可能になるのだ。しかしながら、このマウントは249ドルと安くはない。そうは言っても、iPhoneでの写真撮影に真剣な人には、これはアクセサリコレクションの素晴らしい追加になるだろう。 あなたがインスピレーションを受けるために 携帯でかなり印象的な写真を撮れるということにまだ完全に納得していない人のために、あなたがインスピレーションを受けるのに役立つようにいくつか例をかき集めた。 Fstoppersは、彼らが最悪のカメラと呼んでいるiPhone 3GSで全ての流行のスタイルの写真を撮っている。その結果は、生の写真と編集した写真を両方含んだFlickr アルバムで見ることができる。もちろん、彼らがブログの中でも言っているように、写真撮影には単にカメラ以上のものがある。 “私は、あなたがカメラによって制限されるべきでははいことを単に示すためにこのビデオを作った。当然、プロのモデルやヘア&メイク、スタジオ、照明、レタッチャーを含み、この撮影に参加した人が大勢いた。私達は、今後、自然光だけで撮影した別のビデオを作るかもしれないが、このビデオは単純にカメラに関することだ。ノイズ、鮮鋭度、色、ダイナミックレンジ、メガピクセル、色収差、モアレ、歪みなどで頭がいっぱいの写真家はたくさんいる。あまりにも多くの写真家が技術面に没頭して、魅力的な写真の撮り方を忘れている。このビデオはそういう人達のためのものだ。” 左側の写真はiPhoneで撮影されたもので、右はそれに必要な処理をしたもの。 Hipstamaticは、アフガニスタンの最前線におけるフォトジャーナリズムの成果の一部として撮影された一連の写真で、「フォーリン・ポリシー」に取り上げられている。これまでのところ、The War in Hipstamatic、Heavy Metal、 Female [...]
14 years 4ヶ月 ago
検索技術を検索エンジン会社が取得した特許から読み解くマニアックなブログSEO by the Seaが、パーソナライゼーションと検索に関する総まとめ的な記事を発表していたので紹介します。古くからその技術は存在し、少しずつ導入もされてきた検索のパーソナライゼーションですが(一時は検索結果のパーソナライズド化でSEOが無意味になるなんて話もありました)、意外とその内容について理解していない人も多いのではないでしょうか。この記事を読めばあなたもパーソナライゼーションと検索の関係について堂々と語れるようになる?! — SEO Japan この記事は数年前にウェブサイト・マガジンに寄稿したものだ。しかし、この記事には検索および検索エンジンの進化について考える上で役に立つ情報が詰まっているため、このサイトでも紹介することにした。その上で、小さな変更を幾つか加えさせてもらった。 検索エンジンは、質素であった初期から大きな進化を遂げている ? しかし、気づいていない人もいることだろう。グーグル、ヤフー!そして、ビング等のメジャーな検索エンジンは、検索の秘密を明かさない。そのため、これらの検索エンジンの仕組みを完全に理解することは出来ない。しかし、それでも検索エンジンは進化をつづけている。そして、次に台頭すると見られているのがパーソナライゼーションである。 検索エンジンは既に2つの主要な段階を通じて発展を遂げ、現在、第3世代に差し掛かっていると言えるだろう。第一段階は、文書内のキーワードのマッチングであり – すべての検索者に、それが誰であろうと、どんな意図があるとうと、同じ結果が表示されるようになった。第二段階は現在に当たる可能性がある。検索者が検索エンジンを利用する経緯を精査し、意図を予測する。最後に、第三段階では、検索者の実際の興味を考慮し、それに沿ったページを推奨する。 第一段階 – キーワードのマッチング ウェブ、そして、現在の検索エンジンが開発される以前、テキストの文書が詰まったデータベースでの検索とは、クエリ内の用語と文書内の全く同じ用語をマッチさせることを指した。関連性や重要性で文書をまとめる作業は、可能な場合であっても、途方もない作業であった。一部のデータベースの検索は、規定の範囲内で特定の単語が同じ文書に存在する場合のみ文書を見つけることが出来る。例えば、「California beaches」に対する検索では、両方の単語が隣どうしに位置する場合のみ結果をもたらす。 その後、ウェブはハイパーリンクを使ってお互いを結びつけることが可能な相互に接続されたページのネットワークを導入した。検索エンジンは進化を遂げ、単語がページの異なる場所に掲載された場合、その重要性の違いを理解するようになった。例えば、特定のフレーズで検索をかけた場合、これらの単語をタイトルに含むページは、ページの“重要な”部分ではない場所に単語が表示される場所よりも関連性が高いと考えられる。 また、他のページへリンクを張る単語をインデックスすることで、関連性を見出すことが出来る。リンクが向かうページが「deep sea fishing」と言うフレーズをアンカーテキストとして使っているなら、リンクを向けられたページは「deep sea fishing」に関連していると見なされる。ページへのリンクの存在もまた、ページの認識された重要性を決定する上で役に立つ。検索エンジンは、リンクを張られたページの言外の重要度を感じ取るため、ページへのリンクの質および量に関する情報を参考にすることがある。 しかし、この類のキーワードマッチングの効果には限界がある。2人が主要な検索エンジンのいずれかで検索を行う場合、同じ検索用語を使っているにも関わらず、全く異なる情報を探している可能性がある。例えば、コーヒーが好きな人がjavaを検索する場合と、人気の高いプログラミング言語に関する技術的な情報を求めるプログラマーの人がjavaを検索する場合、探している情報は全く異なる。用語「java」には、コーヒー、プログラミング言語、イドネシアの島、あるいは、その他にも意味があるかもしれない。 第二段階 – 検索行動を学習 検索エンジンが進化し、ユーザーにより多くの選択肢(ウェブページ)を提供するようになるにつれ、検索エンジンは、検索に対して洗練されたアプローチで対応する必要性が生じるようになった。検索エンジンの2段階目の発展は、次の質問を投げかけることで始まった: 誰かが検索ボックスに何かしらフレーズを入力した際、その人の意図をどのように把握すればいいのか? 複数のオプションが浮かんだ。検索者に対するプロフィールを作り、彼らの興味に関する情報を – フォームに記入してもらうか、もしくは、デスクトップやeメールの内容を確認するか、または明確に示された興味や暗示された興味を基に、彼らの行動や検索履歴を記録することで、 – 集める。残念ながら、人々は自分の興味に関する個人的な情報を検索エンジンと分かち合うことを嫌がる。また、個人の過去の検索履歴は、今後の意図を予測する上で役に立つとは限らない。 しかし、ユーザーと検索エンジンの間の膨大な量のインタラクションから集めれた情報を収集することは可能だ。検索結果のリストが提供されると、人々はどのページをクリックするのだろうか?javaに対する検索の大半が、プログラミングに関するページを選択するなら、検索結果にはプログラミングのページを多く掲載し、コーヒーに関するページを減らす価値はある。 ユーザーの行動を調査することも可能だ ? どのようにマウスのポインタを検索結果のページで動かしているのか、選択したページにどれぐらいの時間とどまるのか、どれぐらいページをスクロールダウンするのか、その他にも様々なケースが考えられる。 同じユーザーの一連の検索を調査することで、修正した検索行動に対する方向性を垣間見ることが出来る可能性がある。不満の残る結果が表示された場合、どのようにクエリを変更するのだろうか?検索用語は短くなっただろうか?長くなっただろうか?あるいは新しい用語と組み合わされただろうか?あるユーザーの選択した結果(ウェブページ)と同じクエリを用いた別のユーザーの選択した結果を比較すれば、多くの情報を獲得することが出来る可能性がある。検索エンジンは戦略を公開しないものの、この種の分析がウェブのどこかで用いられている点は明白である。人々がストアで検索を実行した際にアマゾン.comが提供するアイテム対アイテムの推奨が良い例だ(この本を購入した人は…にも興味がある)。それでは、検索エンジンが、同じ用語を使って検索した他のユーザーが選択したページを推奨する模様を想像してもらいたい。 検索が行われる際に検索エンジンが集めている可能性のあるその他の情報 – ロケーション、ブラウザで示唆されている言語の好み、または、利用している機器(携帯電話、PDA、またはデスクトップ) – が追加される。 検索エンジンは、選択するサービスを精査することで、ウェブ検索者に関する情報を多く入手することが出来るだろう。検索がユーザーから探している情報を幾つか挙げていこう: クリックした検索結果 eメールの通知における関心ごとの選択 パーソナライズドされた検索履歴 クリックされた広告 ブックマークされたページ(デリシャス、ヤフー!Myweb 2.0) 写真のタグ(フリッカー) 注釈(グーグル・サイドウィキ、ツイッター、フレンドフィード等) [...]
14 years 4ヶ月 ago
イギリスで最近大きな話題になったマードック・スキャンダルについて聞いたことがある人も多いでしょう。世界のメディア王ルパート・マードック氏率いるニューズ・コーポレーションがイギリスで発行する人気タブロイド紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドが長年続けていた盗聴事件とそれに関する逮捕劇。海外では連日報道されているこの話題、その登場人物や経緯に関するまとめ記事があったので今回紹介してみたいと思います。 — SEO Japan “ニューズ・インターナショナルでの仲間であるあなたたちが、私が言わなければならないことを最初に聞くこと、そしてあなた達が私から直接それを聞くことは至極当然のこと。だから私はあなた達がここに来て聞いてくれることにとても感謝しているわ。” - レベッカ・ブルックス とある世界(ニュース・オブ・ザ・ワールド)の終わり 2011年7月7日: ニュース・オブ・ザ・ワールド(NotW)が見捨てられた日だ。その新聞やそこで成功したジャーナリズムのスタイルに対するあなたの考え方を問わず、168年続いた出版物が終わるのはとても憂鬱なことだ。それは国民的な機関だったが、そんなにも見事に終止符を打ったのは、告発された犯罪の存在があったからだ。 長い間NotWによる多くの記事は電話の盗聴によって情報を得ていたことが発覚したのだ。しかし、それは有名人だけだったし、別にいいんじゃないかって?それは意見の分かれる問題である。しかし、殺害された10代のミリー・ダウラーさんの携帯電話が、この新聞を代表する記者によって盗聴されていたようだと明らかになると、もう戻る道はなかった。 ニュース・オブ・ザ・ワールドの終了は、金になるイギリスのテレビ、電話、ISP会社BSkyBを買い付ける額を引き上げることを試みるマードック帝国のために食肉処理場に行く子羊のようだと主張する人もいた。しかし、NotWが廃刊した1週間後、BskyBとの取引も断念した。また、それは、NotWの元編集者であり、ニューズ・インターナショナル社のCEOでありニューズ・コーポレーションの上層部の近しい友人であるマードック最愛のレベッカ・ブルックスを守るためだったと主張する人もいた。 7月19日、ルパート&ジェームズ・マードックが国会議員の質問を受けた時、彼らは共に急いでブルックスの擁護をし、ルパートは、“私は彼女を信じていたし、信用していたし、今も彼女を信用している”と言った。ニュース・オブ・ザ・ワールドがブルックを守るために廃刊となったのかどうか聞かれた際に、ルパートはこう答えた:“二つの決定は全く無関係である。この新聞は、読者の信用を損なったことが理由で廃刊となった。” この新聞は、BSkyBとの取引を進めようとしてできる限り早く見捨てられたのかもしれないが、広告主はわんさと去っていたし、読者や非読者、他の新聞などありとあらゆる所から激しい非難が来ていた。マードックは、ニュース・オブ・ザ・ワールドに他に道はないことが分かっていて、彼らにとってその決断に達することは簡単なことだったのだ。もしそれが、他のどこかで彼らの点数稼ぎになったとしたら、それは思いがけないことだったのだ。 そして今、殺害された8歳のサラ・ペインさんの母親もNotWが雇った私立探偵の電話盗聴の被害者だったかもしれないことが明るみになり、この悲劇の結末は全く見えなくなっている。 電話盗聴のスキャンダルにはすでにその罪をかぶった生贄がいるが、非難が続いていることからも、現状とここまでの経緯と関係のあった主要人物に目を向ける価値はある。 登場人物:誰が誰? 何人かの名前はあなたも良く知っているだろうし、そうでもない人もいるだろう。しかし、ここに出て来る全ての人達が何らかの形で電話盗聴のスキャンダルに関与している。ここでは、誰が誰で、この出来事の中でどんな役割を担っていた可能性があるのかもしくはないのかを見て行くことにする。そして、誰に何の責任があるのかを私達が見い出すためにキーを握っているのはこれらの人達である。 ルパート・マードック(80歳) 収益の面では世界で2番目に大きなメディア複合企業で、7月初旬に廃刊するまでニュース・オブ・ザ・ワールドを所有していたニューズ・コーポレーション(1979年創立)の創設者でありCEO。 このスキャンダルにおけるルパートの役割はまだ決定されていないが、多くの人はCEOとして彼は電話盗聴が行われていることに気が付いていたはずだと主張している。そして、もし仮に彼が知らなかったとしたら、なぜ彼は知らなかったのか?彼はジェームズ・マードック(下記)の父親でもある。 ジェームズ・マードック(38歳) ニューズ・コーポレーションの創設者の息子であるジェームズ・マードックは、ニューズ・コーポレーションではヨーロッパ・アジア部門の会長兼CEOである。彼は2007年12月からこの地位に就いている。しかしながら、彼がフェスティバル・レコーズの会長として初めてニューズ・コーポレーションに加わったのは1996年のことだ。その後、彼は、ニューズ・コーポレーション傘下の経営難のアジアの衛星放送サービス、スターTVの会長兼最高責任者を含む数々の地位に就いてきた。スターTVは2000年5月にジェームズによって香港に移されている。 ジェームズは、2003年初め、ニューズ・コーポレーションが少数の株を保有する企業、BSkyBで重役となった。その年の後半にはCEOになっている。2007年12月にはBSkyBでのCEOを引退し、その代わりに非常勤会長となり、ニューズ・コーポレーションでの今の立場へと移行している。2009年2月、ジェームズ・マードックは調剤会社グラクソスミスクラインで非常勤重役として任命された。 父親のルパートと同様に、電話盗聴のスキャンダルにおけるジェームズの立場は明白ではないが、企業内の上の立場であることを考えると、彼もニュース・オブ・ザ・ワールドで起きていたことを知っていたに違いないと人々は示唆している。その特定の発行紙と頻繁に直接やりとりが合ったわけではないため、これまでのところ、彼はどうにかスキャンダル内の直接の関連から一定の距離を置いている。 レベッカ・ブルックス(43歳) ブルックスはこの電話盗聴の大失態のキーパーソンの1人だ。2000年から2003年までのニュース・オブ・ザ・ワールドでの編集長としての彼女の務めの中で、理論上彼女はこの新聞で起きた全てのことに対して直接責任がある。ブルックスは、2003年にサン・ニュースペーパーの編集長に移動し、ニューズ・インターナショナル社の最高責任者に就く2009年まで務めた。 ブルックスは電話盗聴について何も知らないと主張し続けてはいるものの、具体的にミリ―・ダウラーさんのケースでは、彼女は何が起きていたのか知っていたという陳述が続いている。ブルックスは2011年7月に逮捕された。 アンディ・コールソン(43歳) コールソンは、2003年1月にブルックス(その後はウェイド)に代わってニュース・オブ・ザ・ワールドの編集長となり、2007年にこの新聞の別のレポーターが投獄されるという結果となった電話盗聴の疑惑で辞任した。辞任から6カ月後、コールソンは英国保守党に広報責任者として加わった。そして2010年5月、デーヴィッド・キャメロンが首相になった後、コールソンは政府の報道局長(ディレクター・オブ・コミュニケーションズ)に任命された。 コールソンは、ニュース・オブ・ザ・ワールドでの編集長としての過去が関係して、電話盗聴事件における高まる圧力が原因で2011年1月に辞任した。彼は、“スポークスパーソンがスポークスパーソンを必要とする時が、次に進むべき時期だ”と言った。 彼の前任者であるブルックスと同様、ニュース・オブ・ザ・ワールドでのコールソンの直接責任は、多くの人に彼は彼自身が認めている以上のことを知っていたと信じさせた。実際に、ショーン・ホア(下記)をはじめとする電話盗聴に関して知っていたと認めた他の人達が、コールソンは確実に知っていたと主張した。2011年7月8日、コールソンは、数個の事件における情報と引き換えに警察官にお金を渡していたという新しい容疑で逮捕された。 グレン・マルケア(40歳) 電話盗聴スキャンダルの中心となった私立探偵。マルケアは、2007年1月にニュース・オブ・ザ・ワールドのために英国ロイヤルファミリーの側近の電話を盗聴して6カ月間拘束された。このスキャンダルにおけるマルケアの立場は、彼は自分の行動が不法だと知らなかったと主張してはいるものの、自分の行動を認めているため、分かりやすい。彼は、ミリ―・ダウラーさんの電話盗聴に関連した最近の容疑については公に話をしていない。 ショーン・ホア(47歳) ショーン・ホアは、2001年6月にニュース・オブ・ザ・ワールドに移った芸能ジャーナリストで、レベッカ・ブルックスの下で働いていた。彼は、飲酒と薬物の問題が原因で2005年にアンディ・コールソンによって解雇された。 電話盗聴スキャンダルにおけるホアの立場は、2つの理由から注目に値する。1つは、彼はニュース・オブ・ザ・ワールドにいる間に電話盗聴に加担していたことを認めた。そして2つ目、彼は、前編集長のアンディ・コールソンは電話が盗聴されていたことを絶対に知っていたし積極的にそれを奨励していたと言っている。 去年9月のニューヨークタイムズの記事の中で述べたように、彼は、クライブ・グッドマン(下記)だけに責任を負わせるのはフェアではないと感じたために、有名人の電話メッセージに入り込むことを含むスキャンダルにおける自分自身の役割を暴露しているのだと言った。 ショーン・ホアは2011年7月17日に死亡しているのが発見された。警察は、‘原因不明だが疑わしくない’状況だったと説明した。この訴訟の協力的な内部告発者として、ホアの証言はその時点までで、この新聞で蔓延した電話盗聴の事実の最初の直接証拠だったし、彼は今後の取り調べにも協力することを誓っていた。 クライブ・グッドマン(53歳) クライブ・グッドマンは、ニュース・オブ・ザ・ワールドの元記者で皇族担当の編集者だった。彼は、私立探偵グレン・マルケアと一緒に2007年1月に4カ月間拘束された。彼は、王室関係者の携帯電話のメッセージを傍受したことを認めた。 2011年7月8日、彼はアンディ・コールソンと共に、ニュース・オブ・ザ・ワールドにいる間に警察官に情報と交換でお金を渡していた容疑で再び逮捕された。 イアン・エドモンドソン(42歳) イアン・エドモンドソンは、2004年11月にニュース・オブ・ザ・ワールドに雇用された。彼は、アンディ・コールソンの副編集長だったニール・ワリス(下記)によって連れて来られ、2005年10月、コールソンによってニュース部門のアシスタント編集者に昇格した。 エデモンソンは、電話盗聴に関与した容疑で2011年1月にニュース・オブ・ザ・ワールドを解雇された。彼は、元記者のネヴィル・ツールバックと共にボイスメールメッセージの傍受の容疑で今年4月に逮捕された。 ネヴィル・ツールバック(50歳) ツールバックは、ニュース・オブ・ザ・ワールドのチーフ記者で、イアン・エドモンドソンと共に今年の4月に逮捕された。彼はまだ解雇されておらず、この訴訟が今年9月に審議されるまでは全ての支払いが停止されているようである。 ‘ネビルへ(For Neville)’と件名のついたEメールが電話盗聴スキャンダルの重要な証拠である。ツールバックは電話盗聴について何も知らないと言っているが、そのメールは別の記者からツールバックに送信されたもので、35件のボイスメールメッセージの転写が含まれている。プロサッカー選手協会のゴードン・テイラー会長を代理する弁護団は、2007年に彼が盗聴された後にニューズ・インターナショナルを訴え、その時にこのEメールをニューズ・インターナショナルに公開した。それでも会社はツールバックを免職しなかった。 ニール・ワリス(60歳) ワリスは1986年にニューズ・インターナショナル社に入り、その後1993年にザ・サンの副編集長になっている。1998年にはライバル紙での編集者の地位を手にしてその役職を降り、2003年にはニュース・オブ・ザ・ワールドの副編集長、2007年には編集責任者となった。彼は、2009年終わりにこの紙を去っている。 ニール・ワリスは、電話盗聴容疑で逮捕された9人目の人物で、2011年7月中旬に取り調べを受けた。彼は、情報と引き換えに警察官にお金を渡したことでも告発されている。彼は、多くの疑惑の電話盗聴が行われた時にこの新聞の重要なポジションにいたため、これらの行動における彼の役割は、これから数カ月の詳細な調査の対象となるだろう。 レス・ヒントン(67歳) レス・ヒントンは、半世紀の大半をルパート・パードックに仕えた英米のジャーナリストでありビジネスマンだ。彼は、ダウ・ジョーンズ(ウォールストリートジャーナルの発行元)がニューズ・コーポレーションに買収された後の2007年からCEOの地位に就いていた。ヒントンは、電話盗聴スキャンダルの主要時期である1995年から2005年までニューズ・インターナショナル社の会長職に就いていた。 7月15日、レス・ヒントンはダウ・ジョーンズでの役職を辞任したが、電話盗聴については何も知らなかったと言い続けている。ニュース・オブ・ザ・ワールドのスキャンダルが広く影響を及ぼし始め、注目が今ニューズ・コーポレーションに集まっていることを示しているため、これは重要な時でもあった。 [...]
14 years 4ヶ月 ago
SEO Japanの読者にどれだけファンがいるかは不明ですが、日本でも大ブレイクした米国のテレビ番組「セックス・アンド・ザ・シティ」。今回はコピーブロガーからセックス・アンド・ザ・シティに学ぶブログの書き方について。おそらく大ファンと思われる筆者の熱い想いが伝わってくる内容です。 — SEO Japan 私は、もしもキャリー・ブラッドショーがテレビのスクリーンに登場したのが1998年ではなくて2010年だったなら、彼女はブロガーだったのだろうと常々思っている。けれども、彼女が登場したのは2010年ではなかったため、彼女は架空の『ニューヨークスター』という新聞にコラムを書いていたのである。 確かに、ブログが登場する前には、新聞のコラムがあった。そこでは読者は応答したり良いコンテンツを共有したりすることはできなかった。きっと‘ブロガー・キャリー’は大きな成功を収めていただろう。 キャリーとその仲間達の言葉は、パーマリンクの石碑に刻み込まれることはなかったが、彼女達のメッセージは生き続けている。キャリーはインターネットが大の苦手でAppleのPowerbookを記事の入力にしか使わなかったという事実にもかかわらず、セックス・アンド・ザ・シティからものすごい勢いで生まれた教訓やアイディアや現実の引用句は、私達Copybloggerに直接訴えかけるのだ。 “誰かと寝ちゃうとね、突然全ての危険信号を正当化し始めるのよ。” さて、あなたが自分のクライアントや読者や他のブロガーと(定期的に)寝ていないことを願う。一般的には、Copybloggerの釣り餌はセックスではなくて、お金だ。お金や製品の懇願は、時にブロガーやそのライティングを弱らせるような影響を与えることがある。去年、TechCrunchのインターンがブログ記事の見返りにノートパソコンを要求して山のようなトラブルを起こしたのもその例だ。 しかし、危険信号はどうしたのか?キャリーと仲間達にとっては、セックスが彼女たちの目をくらましたが、ブロガーにとっては、それがお金なのだ。危険信号とは、道徳的に許されないようなブログを書く姿勢から、悪いSEOを実施しているブログや、危害を及ぼすかもしれない製品の販売や酷い広告文に賛同することまで様々だ。私達は、これらの危険信号を収入のために正当化するのだろうか?とんでもないぞ、私達は収入を正当化することを正当化することさえあるのだろうか? “デートにもち込むために必要なことはたった1つ・・・別のデートをすることよ。” 全くその通りだ。あなたはどうやって自分のブログにトラフィックを獲得するだろうか?トラフィックを利用する。あなたはどうやってゲスト投稿の機会を得るだろうか?ゲスト投稿を利用する。あなたはどうやってTwitterでフォロワーを増やすだろうか?Twitterでたくさんのフォロワーを持つことだ。あなたはどうやって自分のブログにインバウンドリンクを獲得するだろうか?より多くの人にあなたのブログについて伝えるクオリティの高いインバウンドリンクを持つことだ。 このコンセプトは2つの事実に基づいている。1つ:人は人の後に続く―全ての人ではないが、大部分の人がそうだ。Copyblogger.comが素晴らしいブログだと聞けば、立ち寄って覗いて見る。そこに10万人以上の購読者がいると自分も購読する。なぜなら、他のみんながこのブログを素晴らしいと考えているのなら、そうであるに違いないと考えるからだ。 2つ:成功が我々を良い気持ちにさせる。あなたが良い気持ちの時、物事がうまくいっている時にそれは分かる。恋をしていることを考えてみるのだ―あなたはハンサムに見え、痩せているように感じ、髪形も決まって、‘輝き’をまとっている。ブログで物事がうまくいっている時には、それは人から人へと広がって行く。あなたのライティングは流れ出て、コメントは長くて思慮深く、サイドバーはスタイリッシュな広告で埋められ、質の高いインバウンドリンクが流れ込んでくる。そしてこの全てが人々にあなたとの関わりのレベルをステップアップさせるのだ。彼らはあなたの成功のそばにいたいと思い、それに引き付けられ、あなたの勢いが自分達にも影響を及ぼすことを願っている。飛んで火に入る夏の虫。 “ああすれば良かった、こうすれば良かった・・・” あなたは、ブロゴスフィアの動きが早いことに気が付いているだろうか?最近誰かが私に言った。“そう、全てのものはすでに作られている―でも私達が作ったものではない。”それは、全てのことはすでに書かれていると言うブロガーの苦しい言い訳だ。私にとって、それはアルファベットにある全ての文字はすでに使われているからもう書くものは何も残っていないと言っているのと同じだ。冗談でしょう? あなたは、唯一無二の存在だ。もしろん、途方もない数の人達がすでにSEOや帽子や星占いについて書いている。しかし、あなたの経験と意見と背景を伴ったあなたにしかないものがあるのだ。それを書くのだ。他の誰かの署名欄の下に自分のアイディアを目にすることを楽しみに生きてはだめだ。ああすれば良かった、こうすれば良かったと言わないこと。閃きの瞬間を掴むのだ。それを書き、配信し、自分のコミュニティと共有する。ブログを書くことは、私達に365日24時間私達それぞれの機会の瞬間を提供してくれるのだ。それをものにするのだ。 “誰もがバットマンはグリーン・ホーネットに勝てると思っていたけれど、グリーン・ホーネットが勝った。なぜなら彼にはカトーがいたから。” ブログは、弱者にとって、全ての人間にとって、‘名もない人’にとって、究極のプラットフォームだ。あなたはバットマンになって勝つ必要はない―グリーン・ホーネット(註:アメコミのヒーロー。カトーという日系人の相棒がいます。日本ではマイナーですがアメリカでは人気があり、テレビ版のカトーはブルース・リーが演じていました。今夏、映画版が公開予定です。)にだって闘うチャンスはあるのだ。そう、私達の世界には有名ブロガーがいるが、毎日新しい人が‘出世している’。2年前は、Twitterについて聞いたことある人なんてほとんどいなかったことを覚えているだろうか?ブログは、破産して落ち込んでいた女性が料理研究家ジュリア・チャイルドの料理をブログで作り続けた結果、それが書籍化された上に映画までついてくるなんてことを可能にしたのだ。さらに、数人の男性がオンラインカレッジの卒業記念アルバムをつくり、それから数年以内には何億兆ものユーザーの写真と情報を所有するまでに成長した。私達みんながスーパスター界に手が届くわけではない中、私達の多くは、優れた製品の販売や、サービスビジネスのプラットフォームや、広告トラフィックのために自分達のブログを活用するのだ。 そして、忘れてはならないのが、グリーン・ホーネットの秘密兵器だ。そう、カトーだ。助手であり、友人であり・・・ああ、もしかするとジョイントベンチャーのパートナーかもしれない。ブログを書くことは、単純に1つの仕事ではない。私達には読者が必要だ。私達にはコミュニティが必要だ。私達には指導者が必要だ。もし私達が本当にラッキーなら、私達をサポートしてくれ、私達に読者を送ってくれ、私達を応援し、世界中にいる大使として役に立つ、少数の仲間やパートナーを手にする。私達は彼らにも同じことをする。私はあなたのことは分からないが、もし私がバットマンに対抗することになったら、自分の味方にカトーが欲しい。 “花はね、「あなたは死んだのよ。さあディスコで踊りましょう!」だなんて言わずに、「ごめんなさいね、あなたを愛してるわ」って言うものなのよ” ミランダの母親が死んだ時、シャーロットは棺桶に入れる花を送った。もちろん、それはうまくいかなかった。ここに登場する問題点は二つある。1つ目は適切であることに関する。自分の観衆とコミュニティを知り、あなたが書いているブログを知り、製品やサービスやあなたが売っている相手のことを知るのだ。もしあなたが話を聞いて状況を把握する時間を取らなければ、あなたが全く不適切なメッセージを送る可能性は高い―他のみんなはジーンズをはいているのに自分だけタキシードを着て学校のダンスパーティに登場するようなものだ。 2番目の問題点は、シャーロットは花屋に自分がどんなタイプのフラワーアレンジメントを探しているか具体的な指示をしたため、彼女は花屋がそれを聞いてちゃんと理解したと信用していたのだが、実際はそうではなかったのだ。ブロガーにとっては、広告文を書くために雇ったライターや、情報ルートとして頼りにしているゲスト投稿者や、私達を宣伝してくれる他のブロガー達を信じなければならない。これらの人達は、彼ら独自の個性と意図を持ち込む。時に彼らのアレンジメントがぴったりくることもあれば、それが大失敗になることもある。あなたが彼らを頼りにするときには、リスクも計算することだ。 “一夫一婦制は素晴らしいわ。他の人間との深い深い繋がりをもたらしてくれるし、それに足の毛をそんなに剃る必要もないんだもの。” 一夫一婦制は、粘性の極みのようなものだ。それは、あなたがとても魅力的な誰かを見つけてその人と一緒にいたい、いつもその人だけといたいと思った時に起こる。私達はみんな、ブログにもその粘性が欲しいのだ。人々が毎日きちんと読んで、本当に好きだからTwitterやFacebookやStumbleやDiggにいる友人全員に私達のことを話す、そんな粘性を。そして、私達のコンテンツやデザインや価値に同じくらい粘性がある時、私達が本当に手にするものが、読者との深い深い繋がりなのだ。私達は信頼を手にし、双方向のコミュニケーションを手にし、願わくば売上げも・・・。 この引用句の最後は、近くに寄って見ることに値する。あなたがブログの足の毛を剃るのをやめれば、つまりコンテンツを腐らせたりタグを怠けたりUIを妥協したりすれば、あなたがその関係の粘着性を弱めてしまう可能性は高くなる。あなたの価値は読者の目から見て下がるだろう。もちろん、あなたが何回か剃るのを忘れたり、もしくはちょっとだけ不精ひげを生やしただけなら、誰も顔色一つ変えないだろう・・・でも、もし私があなただったら、編み込めるほど毛が長くなるまで放っておくことはしない。 これらは生きる上、そしてブログを書く上での言葉である・・・ もっとセックス・アンド・ザ・シティについて話したい?私もだ。 作者について: バターをこよなく愛し、言葉遊びを好み、マーケティングライターでありゴーストライターでもあるJulie Roadsは、Writing Roadsのオーナー/創設者である。彼女をTwitter @writingroadsでフォローしよう。 この記事は、Copy Bloggerに掲載された「The Sex and the City Guide to Blogging 」を翻訳した内容です。 確かに今だったらコラムニストではなくブロガーが主人公の職業だった可能性は大ですね。正直、私は何回か見た程度なのですが、さて、セックス・アンド・ザ・シティファンのあなたなら納得・共感できる内容になっていたでしょうか?! — SEO Japan
14 years 4ヶ月 ago
昨年頃からソーシャルメディアに関するガイドラインやポリシーを策定する企業が少しずつ増えてきたと思います。とはいえ多くの企業にとって、気にはなっているけど具体的にはまだ何もしていない、というのも実情かもしれません。今回は実際にソーシャルメディアポリシーを作成する際に参考になると思われるベストプラクティスをソーシャルメディアの権威ブライアン・ソリスとがアドバイス。 — SEO Japan 昨年、2010年に配信された調査に驚愕のスタッツが掲載されていた。「雇用者の75%が、仕事場でのソーシャルネットワーキングサイトの利用に関する正式なポリシーを持っていない」と答えていたのだ。このレポート「Employer Perspectives on Social Networking」(ソーシャルネットワーキングに対する雇用者の見解)は、35ヶ国の3万4,000社のデータをまとめている。 皆さんの会社には、ソーシャルメディアの利用に関するポリシーは用意されているだろうか?噛み砕いてい言うならば、従業員が会社の代表としてニューメディアを巧みに活用することが出来るように、トレーニング、ガイドライン、そして、アドバイスを提供しているだろうか? この調査では、また、ソーシャルネットワーキングのポリシーを策定している会社の雇用者の63%は、ポリシーのおかげで生産性が改善された答えていた。さらに3分の1以上は、ポリシーが知的財産を保護する上でも役に立ったと述べている。 ソーシャルメディアは、情報の民主化および影響の均一化をもたらす。そのため、難題と機会を企業に与える。現在、誰でもアイデア、意見、ニュース、そして、情報を作成し、投稿し、そして、配信することが出来る。コンテンツは、結びついた数多のチャンネルおよび人々を通して、この文章を読むよりも早く、世界中を駆け巡っていく。 数多くの企業が、ソーシャルメディアのポテンシャル、そして、関連するネットワークでの企業のトーンおよび役割を理解しようと試みているが、その多くは効果的な交流と単なるおしゃべりとを混合していまっている。また、リーダーシップを確立する代わりに、そして、コミュニティに投資する代わりに、多くの企業がソーシャルメディアの重要なタスクを経験の浅い社員に任せ、また、一部の企業はオンラインでのブランドの代表者にインターンを任命している。なぜ?と考える人もいるだろう。ブランドマネージャーによると、ツイッターとフェイスブックの使い方を分かっているから、だそうだ。“ツイッターン”と呼ばれるこのようなインターンは、活気のある、そして、影響力のあるネットワークでのブランドの運命を握っており、場合によっては瞬く間にブランドのイメージを傷つけてしまう可能性がある。 ソーシャルネットワークに存在する機会を最大限に生かすためには、資格を持ち、トレーニングを受けた代表者の手に効果的に且つ戦略的に交流を行うよう、委ねる必要がある。 トレーニング ソーシャルメディアは交流を実現するためには欠かせない存在であり、企業と顧客、そして、人々の決定および印象に影響を与える人物を結びつける役目を持つ。カスタマーサービスや営業等、顧客と接するその他の重要な役割の場合、手順、会社独自の価値の提案、そして、各種のサービスによる解決におけるトレーニングは、徹底して行われている。ソーシャルネットワークは、あらゆる組織等の構造を補足する重要なグループに接触する機会を提示する。そのため、標準的なコミュニティの管理に加え、あらゆる面で活性化を促すためには、権限を委譲し、やる気にさせる必要がある。 まずは交流の規定を決め、資格を満たした代表者に予測可能な状況および予測不可能な状況に対するトレーニングを実施する。 例えば、よく話題に上がるグリーンピースとネスレのフェイスブックのブランドページに関する件を見直してみると、ネスレのコミュニティの管理者はこのような敵対的な交流に対する準備が出来ていなかったと見ることが出来る。残念ながら、ソーシャルメディアの全てがソーシャルなわけではない。この件では、グリーンピースは、特定の製品におけるヤシ油の過剰な利用において、ネスレをターゲットにしていた。個人の考えや意見は別として、ハイレベルなビジビリティゆえの、人気の高いソーシャルネットワークに実在する問題である。しかし、不利に動くものは、時として自分に有利に動くこともある。このような公の場での議論は、印象、会話、そして、行動を自分の優位な方に導く機会を組織に与えている。ただし、トレーニングおよび準備を行っていない状態では、どんなに優れた議論も失敗に終わるだろう。 有能な人物を選び、トレーニングを実施するのは初めの一歩に過ぎない。トレーニングと生産性の高いポリシーおよびガイドラインを併用することで、パフォーマンスと管理を助長するための境界線を引くことが出来る。ネスレの場合、代表者は不自然な行為を取っていたが、ルールが曖昧、または、しっかりと決められていなかった可能性が高く、交流のルールを違反していたとは思えない。 高まるソーシャルメディアの責任と機会 ここで2009年に時計の針を戻す。ビジネスウィークが、企業が、従業員がソーシャルネットワークでストーリーや最新の情報に唖然としたケースを紹介していた。このエントリは、「情報漏れやその他のマイナスな要素の発生を防ぐため、企業はソーシャルメディアでの交流に対するガイドラインを作成しはじめた」のように受け身ではなく、自らソーシャルメディアでの存在を具体化するための単純なアドバイスを提供していた。 規模、業界、そして、場所に関係なく、すべての企業が、- ソーシャルメディアを組織の中で公式または非公式に利用しているかに関わらず、ガイドラインとポリシーを策定し、配布するようになるのが肝要である。規模が大きければ、切迫する危険も大きく、ポリシーを策定し、必要なトレーニングを代表者や従業員等に提供する取り組みは、望まない情報の拡散を防ぐ効果がある。そして同時に、好ましい情報の配信を促すだろう。 従業員達はツイッター、フェイスブック、ユーチューブ、またはその他のソーシャルネットワークに没頭している。そして、自制心と判断に影響を与える感覚および感性は、差し当たりは、“投稿”ボタンを押した後に発生する一般の反応によって避けられている。ソーシャルメディアは、瞬間的な認識の代わり内面的な言葉および常識に曖昧にする効果がある。 これは単なる投稿行為よりも深く、従業員にオンラインでのチャットを許す行為よりも遥かに重要である。重大且つ調整が行き届いた戦略的な信号を雑音よりも大きくするのは私たちの責任である。そうすることで、ソーシャルメディア、ニューメディア、そして、今後登場するメディアでの利用におけるエリートとして一目置かれる存在になるはずである。 ポリシーとガイドラインの確立 エンゲージ!を執筆する際、私は数えきれないぐらい多くのソーシャルメディアのポリシーのサンプルを調査した。その多くはオンラインで提供しており、閲覧することが出来る。 「バカなことをしない」や「常識に則って行動する」等のルールは、多くのポリシーで共通して登場していた。この常識が常識だと仮定すること自体、常識には当てはまらない。解釈は自由であり、すべての人が同じようにアプローチするとは限らないのだ。 恐らく、企業、個人、そして、ブランドがソーシャルメディアで行っている最も大きな過ちは、実行計画、人々が何を求めているのかを把握する感性、そして、コミュニケーションを行う方法および理由を無視してソーシャルネットワークに参加している点である。 そこで、調査したポリシーを基に、ガイドラインに対する一連のベストプラクティスをまとめた。このアドバイスを、コミュニティの枠組みを越えたブランドのプロフィールにおける、行うべきこと、そして、行うべきではないこと、さらにはブランドまたは個人のブランドの代表者として行動するべきタイミングを具体的に指摘するためのフレームワークとして利用してもらいたい。 ガイドラインを作成したら、公式のワークショップを代表者および一般の社員のために開催し、コミュニティの構築に関連する状況、目的、危険、そして、ニュアンスの会社としての理解の基礎を提供しよう。そうすることで、見返りと非難には欠かせない統制を導入することが出来るだろう。 ポリシーとガイドラインに策定に役立つ25のベストプラクティス 1. ブランドの目的、使命、そして、キャラクターのトーンおよび性格を特定する 2. 人は人との交流を望んでおり、魅力的で、一貫性を保ち、そして、有益な存在に徹する 3. パーソナリティ、そして、ブランドおよび代表するブランドの価値を描き、強化する上で、常に会話を意識する 4. それぞれの交流に価値を加える ? ブランドの地位および遺産に貢献する 5. 交流相手を尊敬し、参加するフォーラムに敬意を払う 6. 著作権を守り、適切なコンテンツのフェアユースを実施し、促す 7. 機密情報と特許で守られた情報を保護する 8. 会社のアカウントは、ブランドの価値を強化する場合、そして、ガイドラインおよび行動規範に従って行われる場合を除いて個人の意見を分かち合う場所ではない 9. 包み隠さず、人間味を出すことは大事だが、本当の価値提案および解決策に基づいて行動する 10. 代表するべきものを代表し、事前の承諾を得ることなく決められた範囲を逸脱してはならない 11. [...]
14 years 4ヶ月 ago
昨年頃から、検索エンジン以上にTwitter、Facebookなどのソーシャルサイト経由のサイトヘのトラフィックが増えた、という報告が様々な所でされるようになりました。実際、SEO Japanも記事単位で考えるとアクセスの大半はソーシャル経由です。ソーシャル経由のアクセスを増やすには、共有されるようなコンテンツを作ることが第一ですが、より戦略的にプロセスに落として行うことでさらに最大化していくことも可能でしょう。ソーシャルメディアの論客ブライアン・ソリスがソーシャル時代の検索について語ります。 — SEO Japan フェイスブックは、米国で2番目にビジターが多いサイトの称号を昨年ヤフー!から奪った。フェイスブックはその他のソーシャルネットワークとともに、ソーシャルおよび検索の合流点を作り出している。これが社会として情報を発見し、共有する私たちを変え、その結果、注目が導かれ、促進される場所を変えていく。 情報源: Mashable 勘違いしてもらいたくないことがある。注目は従来の目的地のサイトから移動しており、ソーシャルフィード、アクティビティ、そして、ソーシャルグラフの焦点を1回のクリック可能な閲覧画面に集める個人のアテンション・ダッシュボードに固定されるのだ。これは、あらゆる意図および目的において、私たちが情報を発見し、そして、共有する仕組みを変えていく。事実、ニールセンによると、現在、ソーシャルな消費者の20%は、主なナビゲーションハブとしてソーシャルネットワークを利用し、適切な場所に向かうためにネットワーク内部の人々やトレンドのテーマに頼っているようだ。 メディアのサイトやブランドにとって、的を絞った、野心的なソーシャルネットワーキングの最適化は、注目を集め、顧客、仲間、トラストエージェント、そして、彼らに影響を与えるインフルエンサーの行動を決定する上で有益な役割を担う。 リファラーのトラックは、従来型の検索からソーシャルネットワークにすぐに移るだろう。場合によっては、あまりにも早く移るため、注意する必要がある。 Gigyaはコンピートから2009年11月にデータを受け取り、このデータによると、一流のメディアのサイトの一部は、既にソーシャルネットワークによるトラフィックへの多大なインパクトを理解しているようだ。例えば、USA トゥデイは、ソーシャルネットワークからリファラーのトラフィック全体の35%以上を獲得し、グーグルからのトラフィックはわずか6%であった。ピープルマガジンは、ソーシャルネットワークからリファラーのトラフィックの23%が寄せられ、グーグルからは11%であった。そして、CNNに関しては、ソーシャルネットワークから11%、そして、グーグルからは9%であった。 ソーシャルネットワーク経由のリファラートラフィックは今後も増加する一方である。私たちは新たな情報を把握し、そこでは注目が集中し、注目の窓が開き、新しい、ソーシャルに影響を受けたコンテンツをクリックすることが可能な状態になっている。 検索およびコマースのソーシャル化が、ある行動によって推進されているなら、それは共有だ。共有エコノミーが、かつて評価も認識もされなかったとしたら、今こそ熟考および分析を行う必要がある。共有エコノミーでは、ライク、リンク、リツイート、アップデート、コメント、そして、フェイスブック、ツイッター、グーグル・バズ、マイスペース等での共有の数によって貨幣が決まる。そして、ソーシャルメディアが行き渡るにつれ、そのインパクトは大きくなる。そのため、コンテンツを発見し、容易にソーシャルウェブで共有することが可能な手段を個人に提供する取り組みは、ソーシャル検索およびソーシャルメディアの時代でブランドが生き残るため、最も重要な取り組みと言えるだろう。 先日投稿したエントリのなかで、テッククランチのエディター、Erick Schonfeld氏は、Gigyaから提供を受けたデータを基にソーシャル共有の状態を調査していた。GigyaはABC.com、NBA.com、PGA.com、Answers.com、そして、ロイターを含む、5,000を越えるコンテンツサイトで共有ウィジェットを動かしている。この調査では、Gigyaのネットワークで30日の間に100万近くのアイテムが共有されていることが分かった。ソーシャル共有の数ではフェイスブックが1位を獲得しており、その背中をツイッターが追っている状況が見えてきた。 アイテム共有の分布 フェイスブック: 44% ツイッター: 29% ヤフー!: 18% マイスペース: 9% しかし、これは氷山の一角に過ぎない。フェイスブックだけでも同ネットワーク内で毎週50億以上のコンテンツが共有されているのだ。 60万サイト以上にインストールされた共有ネットワークのAddThis(アドディス)によると、フェイスブックはここでも1位を獲得しているが、eメールが2位につけ、そして、なんと印刷媒体、そう、あの印刷媒体が3位に入り、ツイッターが4位を獲得している。 トップ10に入ったサービス フェイスブック: 33% Eメール: 13% 印刷媒体: 9% ツイッター: 9% お気に入り: 8% グーグル: 6% マイスペース: 6% ディグ: 3% ライヴ: 3% デリシャス: 3% 世界で4億人を超えるユーザーを持ち、急速に成長を続けるフェイスブックは、あらゆるブランドやメディアのサイトにとって、コンテンツおよび交流において欠かせない場所である。 2010年2月、ニールセンは、フェイスブックのユーザーが平均で1ヶ月間に7時間同サイトを利用しており、それぞれのソーシャルグラフで共有を行ったり、連絡を取り合っていると発表した。コンピートのデータでは、フェイスブックはグーグルに次いで2位を獲得している。 ソーシャルアーキテクチャ: つながる仕組み & 経験を決定する仕組み [...]
14 years 4ヶ月 ago
Facebookページをようやく開設してみたものの、効果測定に関してはとりあえず「いいね!」ボタンを押してくれた人の数に留まっている企業も意外と多いのではないでしょうか。今回は、米国のオンラインマーケティングに努める筆者がいいね!数を超えたFacebookの効果測定の重要性について語ります。「エンゲージメント」なんてまだまだ聞きなれないバズワードっぽい言葉がでてきますが、意外と基本的なお話です。 — SEO Japan Bulbstormのインタラクティブ・マーケティング・ディレクター、Matt Simpsonによるゲスト投稿。Bubstormは、消費者との熱いきずなを作ることを望むブランドのためにキャンペーンを実施している。 つい最近まで、Facebookプロモーションの成功を示す最大の基準は、ファンの増加だった。それは2010年の話だ。 ファンの増加では、全く不十分だ。そうは思わないって?懸賞アプリを打ち出し、無料のiPadをちらつかせ、安価なFacebook広告をいくつか購入する。ファンを買うことは簡単だ。でも何のために? 今こそ私達は、『いいね!』ボタンのクリックを越えた本物のエンゲージメントを目指して、自分達の目的を少し変える(そして、利害関係者の焦点を再教育する)時なのだ。『いいね!』ボタンに代わるFacebookプロモーションの成功の基準を2つ紹介しよう。 エンゲージメントの深さ ファン数を自慢することは、自分のメールリストの大きさを自慢するようなものだ。大きなリストは素晴らしいが、あなたはそれをどう効果的に使っているだろうか? Bulbstormでは、ブランドエンゲージメントという測定基準を定義している。それは、Facebook上で消費者があなたのブランドと交わすありとあらゆるやりとりを集計したものである。エンゲージメントは、『いいね!』をクリックしたりニュースフィードにコメントすることから、プロモーションアプリ内のコンテンツでやりとりすることまで多岐にわたる。 ブランドエンゲージメントは、多くの場合、Bulbstormのプロモーションのコンバージョンファンネルの底部を形成する。ファンネルの図にあるように、クーポンの配布やメールリストの増加やユーザー生成コンテンツの収集のようなキャンペーン固有の目的に向かうことを希望するクライアントもいる。 投稿を勧誘しユーサーコンテンツの格付けをした最近のとあるプロモーションは、5週間で309,133ブランドエンゲージメントを後押しした。本格的な相互交流である! それは平均すると1週間に61,827エンゲージメントとなり、プロモーション前は週6,808エンゲージメントだったことを考えると悪くない数字だ。以下がそのデータだ: もちろん、全てのエンゲージメントが等しく生成されたわけではない。消費者は、あなたのファンページの状況に『いいね!』とクリックすることよりもユーザー生成コンテンツを投稿することにより多くの情熱を注ぐ。しかし、集約したブランドエンゲージメントへの一貫したアプローチが、あなたがキャンペーンを比較したり、時間をかけてエンゲージメントの深さを追跡することを可能にするのだ。 エンゲージメントの幅 個人のFacebookユーザーがある特定の日にあなたのブランドを見逃した理由はあまりにもたくさんある。もしかすると、Farmvilleで遊んでいたのかもしれないし、ログインしなかったのかもしれない。あなたのコンテンツが最悪で、Facebookのエッジランクの怒りを買ったか、ユーザーに非表示を選択されたのかもしれない。 だから、Facebook insight(インサイト)を介して得られるデータの中で私達のお気に入りの1つがアクティブユーザー数なのだ。この測定基準は、先週もしくは先月(ファンページ上もしくはユーザーのニュースフィード内で)ブランドを見るもしくは関与したユニークユーザーが何人いるかを教えてくれる。この数字には、プロモーションアプリを利用したユーザーは含まれていないが、それについてはデベロッパーがApp Insightからの数字を提供することができるはずだ。 週ごともしくは月ごとのアクティブユーザー(WAUもしくはMAU)をファン数で割って、その期間に関与したファンと関与しなかったファンのおおよその度合いを出してみる。 当然のことながら、WAUとMAUはプロモーションの間に劇的に増加している。やはり、プロモーションは、エンゲージメントを求めるための説得力のある理由をあなたに与えるのだ。例えば、私達のあるCGPクライアントは、最近のプロモーションの間にエンゲージメントの急増を経験した。 『いいね!』を越えて エンゲージメントが最終的な目的なのか?それは違う。最終的には、私達はみな、製品またはサービスを健全な利幅で売ることを求めている。 しかしながら、上で要点を説明した測定基準は、ファン数よりもブランドと消費者の熱いきずなのインジケーターである。少なくとも、Facebookが“超いいね!”ボタンを提供し始めるまでは・・・。 私達は、無意味なiPad賞品によって推進された『いいね!』キャンペーンをやめる時期なのだ(利害関係者も)。ファンの増加だけでFacebookのプロモーションを立証することに代わるものを進化させる時なのだ。あなたは、どのようにして『いいね!』ボタンを越えてエンゲージメントを測定しているだろうか? この記事は、Convince & Convertに掲載された「Measuring Facebook Fan Engagement Beyond the Like」を翻訳した内容です。 ツイッターの効果測定がフォロワー数なのは仕方ないとしてもFacebookの効果測定は流石にいいね!数以上の指標でみたいものですね。今後はGoogle AnalyticsだけでなくFacebook Insightの見方もマスターしないといけなくなっていきそうです。ウェブマーケッターに休める日は当面なさそうです 汗 Facebookに限らずソーシャル、今後の効果測定の指標としてエンゲージメントという言葉がキーワードになってきそうですが、日本語化が中々難しい言葉ですね。バズワードが嫌いな私もそのまま使ってしまっていますが、さて日本で普及するでしょうか? — SEO Japan
14 years 4ヶ月 ago
日本でも育児ブログが人気ですが、アメリカでも育児ブログが意外と人気分野なのはご存じでしょうか?さらにブロガーリレーションに積極的に取り組んでいる企業が多いアメリカではママブロガーを活用したサンプリング、ブランディング活動が日本以上に積極的に行われており、お金が動くことからママブロガー、女性ブロガー限定のカンフェレンスも複数あったりします。今回は人気女性ブロガーの筆者がそんなイベントの1つに参加して感じた本音を。企業の考えとユーザーの考えの微妙な違いが分かって興味深い内容です。 — SEO Japan 私はちょうどノースカロライナ州コネチカットで開催されたType A Parentカンファレンスから戻ってきたばかりだ。本格的なブロガーと関連のある一流のスピーカーが来るこのカンファレンスは私が毎年参加するお気に入りの1つだが、私は、最終日に行われたマネタイゼーションのパネルディスカッションにちょっと意義を唱えるつもりでいる。 つぎはぎの文章で申し訳ない。 このセッションのスピーカーは、PR会社Lippe TaylorのDavid Binkowski、BSM Mediaのライター兼オーナーのMaria Bailey、Blog Frogの創設者の1人Holly Hamannと、PR会社AirfoilのTonja Deeganだった。そして、あなたの推測通り、彼らはブランドを話題にしていた。 これらのスピーカー達とカンファレンスのオーガナイザーには失礼ながら、私はブランド布教活動が有効な方法だとは知らなかった。 私がママブロガーや育児ブロガーのカンファレンスでマネタイゼーション・パワー・セッションに参加する度に、それはいつもブランドに関することだ。 ブランドへの売り込み方 ブランドとの仕事の仕方 ブランドを満足させる方法 ブランドとブロガーがうまくやっていく方法 ママブロガーが販売促進用商品や製品のあっせんをする人と同義語なのは不思議ではないか?現実には、ブランドと協力するブロガーはほんのわずかだし、ブランドと仕事をしたいと思っているブロガーもほんのわずかしかいないのだ。 追記:公正を期すために言うと、ブロガーにとって役立つヒントを取り扱った全体的なマネタイゼーションの手順もあった。さらに、カンファレンスのオーガナイザーは、このパネルディスカッションにブランドとブログの報酬問題について話すように要求した。それでも私は自分がここで投稿したことを支持するし、たとえもしType Aの参加者の大多数が毎日ブランドを相手にしているとしても、マネタイゼーション・パワー・セッションはマネタイズの異なる方法に触れるべきだと感じる。 セッションの間、私達は自分達のテーブルで他の人とブレインストームしてブランドと協力するクリエイティブな方法について議論するように言われた。なぜなら、明らかに、ブランドはブランドレビューだけをするブロガーを持つことにうんざりしているからだ。(そして、人々はレビューだけを書いているブログを読むことにうんざりしている。でもその話しはまた別の機会にしよう。) ブロガーが大金や主要な販売促進用商品を得るためには、クリエイティブでレビューを越えるものを考えなければならないのだ。(私はこの部分のあら探しはできなかった。) そこで私達のテーブルはブレインストームをし、どんな結論になったかというと・・・ 私達のテーブルの誰一人として主要なブランドと連携をしたい人はいなかった。 私達は、ビッグネームを布教するための販売促進用商品や製品を手に入れることに興味がなかった。 私達は、他のみんなが連携したいと思うが最終的にそれをするのは少数である数少ないメジャーなブランドと仕事をするよりも、自分達のローカルエリアでローカルビジネスと関係を築くことの方がずっと意義があると感じた。 私達は、ブログをマネタイズする他の方法について話したかった。 言っておくが、私はブランドと連携しているブロガーを受け入れ難く思っているわけではない。彼らの多くが、生計を得たり見返りに素晴らしい特典や収入を受け取っているのだと思う。しかしながら、私はブランドと連携することがブロガーがお金を稼げる唯一の方法であるとほのめかす言い方が好きではないのだ。もし私達が‘マネタイゼーション・パワー・セッション’を開くなら、ブランドだけでなくマネタイゼーションの異なる側面についてもっと耳にすることを期待する。それから、ブランドと連携する全ての人がお金を稼いでいるわけではない。彼らは販売促進用商品を得ているのだ。それも課税対象だが、それでは住宅ローンの支払いはできないのだから、マネタイゼーションとは言えない。 さて、ブランド中心の内容はさておき、セッション自体は悪いものではなかった。ある参加者は、ブランドの代表とPR側の人間は違ったふうに言っているが、結局一握りの同じトップブロガーだけがブランドと仕事ができるのだと言った。私もそれに賛成せざるえない。ブログの規模やトラフィック数などに関わらずブランドと仕事ができると誰かに言われたとしても、私はそういうふうには思わない。(彼らがすぐにはトラフィックの数を聞いてこないとしても関係ないし、彼らがトラフィックのサイズを知った後にもメールに返信することを止めないとしても関係ない。)しかしながら、パネルディスカッションは、ブランドと連携をするのがあなたの望む道ならば、それに役に立つ情報を提供した。彼らは知識が豊富で、ブランドと連携したいブロガー達は役に立つ情報を手にして帰って行ったのだ。 私が本当に見たかったことは、製品を売ることにしろ、広告主やスポンサーを見つけることにしろ、コースや電子書籍やオンラインセミナーや何かもっと独創的なものを作ることにしろ、ブログをマネタイズする他の方法の提案である。 私はこのパネルに多くを感じなかったが、それは単なる私の個人的視点であり、Type Aでの内容を示すものでは全くない。私が参加したセッションは、よくまとめられていて、スピーカー達は本当に献身的だった。彼らは準備万端でプロフェッショナルだったし、私はブログを全く新しいレベルに持っていくのに必要とされた知識とリソースをそれぞれから持って帰った。BlogWorldのCEOであり創設者でもあるRick Calvertも、“BlogWorldにもこのようなセッションが必要だ”と言ったくらいだ。私は特に、Patti Dighのオープニング基調講演が面白かった。今では私も彼女の多くのファンの1人だと思っている。 Type A Parentは素晴らしいカンファレンスだ。そして、展示会は育児ブロガーを対象にしてはいるが、その中身が全ての人の興味を引くことは確かである。あなたも来年の参加を検討することをお勧めしたい。 この記事は、Kommeinに掲載された「Monetization Is In The Eye Of The Beholder」を翻訳した内容です。 あえて日本語化せずにそのままマネタイゼーションと書いてみました。有力ブロガーであっても広告掲載で収益が対してあるわけでもなく結局ブランドレビューでしか収益(または無料プレゼント)を上げられない現状に対する筆者のやるせなさを感じましたね。自由に書いて良いといわれても結局ブランド側に商品提供された上でのレビューであれば、完全に公平な意見を書きにくい面もありますし、結局”ブランド布教活動”になりがちなんですよね。収益化とは別にそういった行為を余り好まないブロガーも自分の意見があればあるタイプの人ほど多そうです。 ブロガー関係のイベントはスポンサーあってのものも多いでしょうし、その関係でどうしてもブロガーリレーションがらみの話が多くなるのも仕方ない気もするのですが(実際、それで収益を立てられたら大喜びのブロガーも多いでしょうし)、イベントを別にしても将来的にブロガーがまっとうな収益を立てられる選択肢が他にも出てくると良いのかもしれません。DSPなんかが本格普及すると多少は変わってくるのでしょうか。。。 — SEO Japan
14 years 4ヶ月 ago
学生向けのスタートアップ情報を提供するCollege StartUpから、今回は大学を卒業せずに(多くは中退)大成功を収めた起業家を紹介するというちょっとユニークな記事を。アメリカでも実は学歴は大事だとはいわれますし、日本のような学歴社会にいると高学歴じゃないと今時の起業家ぽくないんじゃないかと思ってしまいそうな雰囲気もありますが、いえいえこれを読めば誰にでもチャンスはあると思えます。 — SEO Japan 大学に入って良い仕事に就くために頑張って勉強しなさいと高校時代に言われたことは何回あるだろうか?みんながみんなガミガミ言われたわけではないかもしれないが、今の世代の大人の大部分がそれを経験したことだろう。 本当に大学が必要なのかと疑問に思うのは自然なことだ。多くの人がすでに知っているように、大学の学位は良い職業を保証するものではない。その反面、大学での教育を必要とせずに大金持ちになっている起業家はたくさんいるのだ。ここではそういう15人を取り上げる。同時代の人もいれば過去の人もいる。並び順はアルファベット順だ。 Mary Kay Ash(メアリー・ケイ・アッシュ) Mary Kay Inc.の創設者は、化粧品会社を始めた。彼女は大学での教育もいかなるトレーニングも受けていなかったが、世界中に知られるブランドを作ることに成功した。今までに、50万人近くの女性がMary Kayのビジネスを始め、化粧品を販売している。彼女達のMary Kay Ashへの感謝の意は揺るぎないものだ。 Richard Branson(リチャード・ブランソン) Richard Bransonは、そのスリルを求める精神と突飛なビジネス戦術で知られている。彼は16歳の時に学校を中退し、彼の初めての成功となるビジネスベンチャー、Student Magazineを始める。彼こそが、Virginブランドとその360のグループ会社のオーナーである。彼の会社には、Virgin MegastoreやVirgin Atlantic Airwayも含まれている。 Coco Chanel(ココ・シャネル) 長い間孤児だったGabrielle Coco Chanelは、裁縫師として訓練を受けていた。自分自身で創作することを固く決心した彼女は、通常は男性向けとされる生地やスタイルを大胆に使用して、ファッション界が考える女性らしさのアイディアを覆した。彼女の名前が付いた香水、Chanel No. 5が彼女の名前を不動のものにしている。 Simon Cowell(サイモン・コーウェル) Simon Cowellは、音楽出版会社のメールルームから始まった。彼はそれ以来、イギリスのSony BMGのアーティスト・アンド・レパートリー(A&R)となり、テレビ番組のプロデューサーとなり、アメリカン・アイドルをはじめとするオーディション番組の審査員となった。 Michael Dell(マイケル・デル) 1000ドルと献身さと願望を持ったMichael Dellは、19歳の時に大学を中退し、PC’s Limited、後のDell, Incを始める。Dellは世界で最も収益の高いPCメーカーとなった。1996年、Michael and Susan Dell Foundationが、オースティンのテキサス州立大学に市内の子どもの健康と教育を目的として5000万ドルを寄付した。 Barry Diller(バリー・ディラー) Fox Broadcasting Companyは、大学中退のBarry Dillerが立ち上げた。今やDillerは、Expediaのチェアマンであり、Home Shopping NetworkやTicketmasterを含むIAC/InterActiveCorpのCEOである。 Walt [...]
14 years 4ヶ月 ago
今回から新登場のインバウンドマーケティングのプロフェッショナルによるブログ「optimize this」から、今後のSEOに最も大事な要素は何か?という核心を突く記事をご紹介。インバウンドマーケティングは最近米国でバズワード化している言葉ですが、ざっくりいえば従来型のマスマーケティングではなくウェブを活用してして顧客を集めるマーケティング手法の総称です。ある意味、ウェブに関わる我々にとっては当たり前の話ですが、従来のマスマーケティング手法以上の効果を、ブログやメール、ツイッターにFacebook、SEOにLPO、そしてメールなどまで様々なウェブマーケ手法を駆使して出していこうという高い志があります。そんな筆者が考える今後のSEOとは? — SEO Japan 率直に言おう。もしあなたが検索エンジンマーケッターなら、最高のSEOとソーシャルメディアの結果を提供するためには、検索エンジンがどのようにそのアルゴリズムをほぼ毎日変更し調整しているのか理解することが必要不可欠である。Mashable、TechCrunch、HubSpotの最新のブログ投稿や記事を読むことから、オンラインセミナーやポッドキャストを聴くことまで、私は自分が絶えず学んでいること、そして必ず最新情報を共有していることを確実にしていると分かっている。 最新かつ最高のSEOおよびソーシャルメディア成功事例を理解することになると、私が気に入っている頼りになる人物が2人いる。それは、Find and Convertでの私の上司、Bernie Borgesと、SEOmozのmozの魔法使い、Rand Fishkinだ。近頃、最近の検索エンジンアルゴリズムのアップデートに関することとなると、この2人は常にSEOとソーシャルメディアと共有可能なコンテンツについて同じ文章の中で話題にしているようである。そして2011年、私達は確実に検索エンジンとソーシャルメディアマーケティングが共有されるコンテンツ制作に集中している1つのパターンを目にしている。 もしあなたがこの年の残りに焦点を合わせるためにSEOの分野を2つだけ選択しなければならないなら、コンテンツとソーシャルメディア共有にあなたの時間を費やすことを私はお勧めする。 一にも二にもコンテンツ、そしてさらにコンテンツ 私は最近自分が、特にクライアントに対して、これを多く言っていることに気が付いている。しかし、それは真実なのだ。コンテンツは、キーワードランキングの改良やインバウンドリンクの構築に不可欠なものである。様々な戦略的キーワードテーマに関して書かれたたくさんの最適化されたコンテンツが、長期的にSEOの結果を改善して、より多くの訪問者を促進し駆動力となる。ブログは、ウェブサイトに頻繁にコンテンツを追加するのに優れた方法だ。もしあなたがまだSEOの結果を改善するためにブログを書くことをしていないのなら、一体何を待っているというのだ?今すぐにでもブログを書くこと、コンテンツを書くことを始めるのだ! 検索エンジンにおけるSEOの結果は、検索をする人の個性によって様々であるということを頭に入れておくこと。この個性が私達により関連のある役に立つ検索結果をもたらし、関連のあるSEOフレンドリーなコンテンツをこれまで以上に重要にするのだ。これはつまり、結果はユーザーごとに異なるため、特定のキーワードにおけるトップランキングやナンバーワンランキングがないことを意味する。自分のトラフィックとROIを追跡することに加えて最適化されたコンテンツを定期的に書くことが重要であり、個々のキーワードランキングを追跡することは必ずしも重要ではないのだ。 結論:あなたがよりSEOフレンドリーで関連性のあるコンテンツを書けば書くほど、あなたのターゲットオーディエンスがあなたを見つけるチャンスは高くなる。 ソーシャルメディア共有 あなたが頻繁にブログを書き、注目度抜群のSEOフレンドリーなコンテンツを作り始めたら、次に重要なステップは、それを自分のソーシャルメディアプロフィールを介して共有することだ。私はあなたに嘘を言うつもりはない・・・コンテンツを書くのには時間と努力が必要なように、ソーシャルメディア共有にも努力が必要である。しかし、時間と努力によって長期的には大きな成果を得る。ソーシャルメディア共有は、見込み客生成の結果を向上させるのに加え、次第にSEOの恩恵をも与えてくれる。 あなた、そしてあなたの従業員やスタッフがあなたのブログ記事を共有することが大切である。あなたのコンテンツをソーシャルメディアで共有する人が多ければ多いほどいいのだ。優れたコンテンツは広まっていく。訪問者があなたのコンテンツを共有しやすいようにすることだ。訪問者があなたと関与しあなたのコンテンツを共有できるように、必ずソーシャルメディアボタンが自分のウェブサイトの至る所にあるようにするのだ。 結論:検索エンジンは、ソーシャルメディアを検索結果に組み入れ始めている。ソーシャルメディアはSEOと一緒に取り組むべきである。より良いSEOの結果を得るために、ソーシャルメディア共有をあなたのコンテンツ戦略に組み込むのだ。 この記事は、optimize thisに掲載された「The 2 Most Important Areas of SEO to Spend Your Time」を翻訳した内容です。 インバウンドマーケティングの専門家というか、SEOに限らずウェブマーケティング全般を考えている人の意見として、SEOの専門家でも参考にすべき点はあるのではないでしょうか。なんだかんだで意図的にリンクを増やす手法や、テクニカルなSEOも残っていくとは思いますが、記事にある「共有されるコンテンツ」をいかに作成し、提供していけるかどうかが中長期的にはSEOで勝ちぬけるかどうかの決め手になるのではと思います。 記事にある通り、共有されるコンテンツ作成は、SEOはもちろんソーシャルメディアマーケティングにも効果がありますし。ブログ、マイクロサイト、インフォグラフィック、ウィジェット、その他手法は色々あると思いますが、数年後には、SEOとソーシャルメディアマーケティングを統合したサービスを本格的に提供するような「コンテンツマーケティング」会社が主流になっているのかもしれません。今は過渡期で共に完全に分断した状態でサービスが提供されている状態ですが、さてさて今後の進化はいかに。なんて、私の会社も時代に遅れないよう頑張っていきたいと思います! 話は変わりますが、「共有されるコンテンツ」、英語でいうとSharable Contentsでしっくりくるのですが日本語だと少し無理してる響きがありますね。共有コンテンツだとShared Contentsで意味が足りないですし。。「共有喚起コンテンツ」?かたいですね。「シェアラブル・コンテンツ」?バズワードっぽくてイヤですね。何か良い言葉あるでしょうか。。。– SEO Japan
14 years 4ヶ月 ago
米国発のサービスながらいち早く日本でもブレイクしたインスタグラム。先日はユーザー数が500万人突破なんて話も出ており今後の成長が楽しみですが、今回は、インスタグラムの関連サービスを徹底的にまとめた記事をThe Next Webからご紹介。紹介数30以上、インスタグラムマニアのあなたでも多分知らないサービスがある? — SEO Japan スターバックスのようなメジャーブランドが独自のアカウントを持っていると、そのアプリが主流になりつつあるのだと分かる。Instagramの人気を認めないわけにはいかない。実際には、このアプリは、アイドル歌手のジャスティン・ビーバーがInstagramを使ってLAの交通渋滞の画像を共有した時にさらに人気が出たようである。 ビーバーの渋滞の話はさておき、Instagramにはすでに700万人を超えるユーザー基盤があり、このサービス関連のサードパーティアプリの数は目覚ましい。Instagramは、それがスマートフォン写真アプリの勝ち組であることを証明し続けているのだ。 ここでは、Instagramアカウントと共に利用可能なたくさんのアプリとサイトのリストをまとめた。順不同である。 Instagramアカウントを管理する Instagramにはこれと言ったWebインターフェースがないということが、恐らくユーザーの主な不満の1つだろう。幸運にも、素晴らしい代替品が数多く登場しており、自分自身のブラウザ上でInstagramの機能の全てもしくは一部を活用する機会を提供している。 Inkstagram Inkstagramは、Instagramに欠けているWebインターフェースを提供する。あなたは、友達が投稿した写真を把握したり、それらにコメントしたり、新しくフォローする人を見つけたりすることができる。インターフェースは、‘あなたのフィード’、‘あなたの写真’、‘あなたのお気に入り’、‘Instagramで人気の写真’の4つのタブに分かれている。カテゴリごとの閲覧に加え、特定のタグで検索することもできる。ディスプレイは、画像サイズを小・中・大から選択して、自分の好みに合うように変更することも可能だ。 Pictarine Pictarineは、自分のInstagram写真を、Flickr、Facebook、Picasa、Twitterを含む他のオンラインサービスの写真と一緒に閲覧するユニークな方法を提供している。このプラグインをインストールすることによって、自分のInstagram写真を全てまとめてコンピュータにダウンロードすることもできる。Pictatineのもう1つの優れた機能は、自分の写真のスライドショーを作って、他の人と共有できることだ。プライバシーの設定も可能で、相手がInstagramを使っていなくてもいいのだ。 ExtraGram ExtraGramも、自分のフィードや人気の写真を把握したりブラウザ内で他のユーザーとやり取りするための手段を提供してくれるサイトだ。Inkstagramのように、アプリ内にある全ての機能を提供すると共に、最も人気のあるタグや特集ユーザーなどを表示するDiscoverタブも提供する。 Webstagram Webstagramは、自分のフィードを把握したり、Instagram上の最新人気写真を見させてくれる。特定のタグで検索したり、自分の写真を閲覧したり、他の人にリンクを共有したりすることができる。Webstagramは、ユーザーに「Photo of the Day(今日の写真)」のセクションに取り上げられる機会を与えることによってさらにもう一歩踏み込んでいる。自分の写真を投稿するには、#Photoofthedayでタグ付けするだけでいい。また、Webstagram上の写真をリストもしくはグリッド表示することも可能だ。 Gramfeed Gramfeedは、全てのInstagramの機能をブラウザ内で簡単に機能させるWebインターフェースを提供する。Gramfeedのユーザープロフィールに追加されている優れた機能は、自分が写真を取った場所をマークした地図だ。Gramfeedがあれば、自分のストリームや人気の写真、自分のお気に入りや自分の写真を閲覧することができる。さらに、ロケーションやユーザー名やタグで写真を検索することも可能だ。 Carousel Macユーザーは、Carouselを使ってInstagram体験をデスクトップに持ち込むことができる。このアプリは、すでにここThe Next Web で絶賛されている。このアプリでは、他のユーザーとやりとりしたり、写真にコメントしたり、写真をお気に入りに登録したり、他のユーザーをフォローしたりフォローから外したりすることが可能だ。自分のフィードを見るのはもちろんのこと、Instagaram上の最新人気写真を閲覧することもでき、それらをドラッグアンドドロップしてデスクトップ上に保存することも可能だ。 Flipboard Flipboardでは、Instagaramのストリームを簡単に把握することができ、InstagalleryのようにiPadの大きなスクリーンを活用する。 Flipboard上の他のソースと同じようにストリームを見ることができ、お気に入りに写真を追加したり、それらにコメントしたり、EメールやFlipboardにプラグインしているソーシャルネットワークを介してそれらを共有することが可能だ。 Instagramを他サービスと連携する Instagramは、あなたの写真をFacebookやFlickrやTwitterなどの他のサイトで自動的に共有してくれる。そのコネクションを強化もしくは改良することを目的とする追加サービスをいくつか紹介しよう。 InstaFB InstaFBは、Instagramが提供しているよりももっと効率的な方法でInstagramとFacebookをコネクトする簡単な手段だ。あなたのInstagramアカウントをFacebookにコネクトしていると、あなたが新しい写真をInstagramに追加した時に、あなたのウォールにリンクを表示して友達に自動的に知らせる。InstaFBがFacebookアルバムを作成し、あなたがInstagramに新しい写真を追加する度に、そのアルバムはアップデートされる。 Gramjunction Gramjunctionは、あなたがInstagramとFlickrで共有した写真を表示するための見た目に魅力的な手段を提供する。Flikrのユーザー名を入力するだけで、Gramunctionがそれらをあなたの個人ページに表示し、あなたはそれを他の人と簡単に共有することができる。 Instadrop Instadropは、あなたの全てのInstagram写真をDropboxを使ってバックアップさせてくれる。この2つのサービスにコネクトした後には、あなたがInstagramに共有するいかなる写真も自動的にDropboxフォルダーにリアルタイムで保存されることになる。 InstagramをGoogle+につなげる まだこれを実施する簡単な方法もしくは直接的な方法はないため、Edward BochesはInstagram写真をGoogle+のフォロワーにリアルタイムで共有するための次善策を思いついた。それは、デスクトップアプリPicasa、Dropbox、InstaDropのコンビネーションの形を取り、使用しているコンピュータが常にオンになっている必要がある。 Instagramで写真とユーザーを発見する もし、Instagramアプリを使わずに新しいユーザーもしくは人気写真を発見したいのであれば、あなたがInstagramでフォローしたくなるような写真家を簡単に見つけさせてくれる素晴らしいサイトとiPadアプリがいくつか存在する。 Insta-Great Insta-Greatは、Instagaramで人気の写真のスライドショーを表示する。サインインすると、自分のタイムラインや自分の写真を閲覧したり、お気に入りに写真を追加することもできる。 Heroku Herokuでは、Instagram写真を検索することができ、特定のフィルターを使って取られた写真に限定した結果を見ることも可能だ。 Instagallery Instagalleryは、1.99ドルのiPhone、iPad、iPadTouchアプリで、友達の写真の更新を把握したり、自分自身の写真やお気に入りを閲覧したりできる。Instagalleryは、iPadの大きなスクリーンで本領を発揮し、iPhoneより大きな画面を使ってInstagramを持ち歩くのに素晴らしい方法だ。自分の写真やお気に入りの写真を閲覧できるだけでなく、特定のタグで検索することも可能だ。写真はグリッドでも、さらにはiPadのスクリーンを最大限に生かす大きな画像でも閲覧できる。 Cartagr.am Cartagr.amは、ロケーションを基にInstagram写真を閲覧させてくれる。このサイトは、あなたの現在のロケーションを検知してあなたの近くの写真を見せることも、自分で選択した特定のロケーションを検索することもできる。地図上でズームインとズームアウトができるが、表示された写真とコネクトする方法はない。あなたはそれらの写真をオリジナルのInstagramページで見たり、誰が撮った写真なのか知ることはできない。とは言っても、世界中のInstagramを使用した写真のかなりクールなビジュアルプレゼンテーションである。 InstaCat InstaCatは最もニッチなInstagramウェブサイトの1つに違いない。それは、あなたの想像の通り、猫の写真だけを表示する。猫の写真を楽しみたい人にとって、InstaCatはInstagramの猫写真のスライドショーを見るのに行くべき場所だ。 [...]
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