SEO Japan

Google+が次世代ソーシャルネットワークとして君臨するための道のりと課題

14 years 4ヶ月 ago
ベータリリース後からギーク&アーリーアダプター層に高評価のGoogle+、最近ではFacebookやTwitterを駆逐する可能性もあるのでは?なんて議論まで出ています。今回は米国の有名ブロガーの発言からGoogle+の未来に関するポジティブ/ネガティブな意見を紹介し、またGoogleに近い人物からGoogleが考えているGoogle+も含めたGoogleのソーシャル戦略について詳しく紹介します。今まで聞いたことがなかった貴重な意見・事実が満載の記事。 — SEO Japan 長らく噂が絶えなかったグーグルの新しいソーシャルプロジェクトがついにデビューした。素晴らしいスタートを切ったことは疑いようもない。 フェイスブックスタイルの共有と会話、グループビデオチャット、モバイルグループメッセージ送信、そして、自動コンテンツ発見機能を併せ持つグーグル+は、運よく招待された初期導入者から既にお墨付きを得ている。アクセスを求める需要は高く、招待がeBayで販売されているほどだ。 しかし、グーグル+は一つ大きな問題を抱えている。それは、関連性である – ユーザーの日常生活に居場所を見つけ、ユーザーの望みを寸分違わず叶えなければならないのだ。 グーグル+の居場所 サービスを初期段階で導入した人達は高く評価しているものの、グーグル+を待ち構える問題は、初めの数日間でユーザーを喜ばすことではなく、ユーザーの日常生活で長期的な居場所を確保することである。それはどこになるのだろうか?現時点ではっきり特定するのは難しい。現在成功を収めているソーシャルネットワークを見ると、幾つかのコアのカテゴリに収まっていることが分かる: 共有および友達とのコミュニケーション: フェイスブック、Hyves、オーカット等 ちょっとしたアイデア、ニュース、意見を共有: ツイッター ビジネスに特化したネットワーク作り: リンクトイン、Xing、Viadeo 等 それでは、グーグル+はどのカテゴリに収まるのだろうか?全てのカテゴリに当てはまる。「サークル」を使って友達や連絡先をまとめることが出来るなら、ビジネスに焦点を絞った情報を同僚と、夜遊びした写真を友達と、相手を選んで共有することが出来る。グーグルは大勢の人達を説得して、既存のソーシャルネットワークからグーグル+に切り替えてもらうことが出来るかどうかが大きな問題である。 この点では意見が分かれている。ロバート・スコブル氏は、「一般ユーザーはグーグル+に飛びつかない」(それがとっても嬉しくてしょうがない)と今週述べていた。スコブル氏は、グーグル+をギーク向けの完璧なサービスと評している。「よく考えてもらいたい。ギーク、アーリーアダプター、そして、ソーシャルメディアマニア達は、ジャスティン・ビーバー(註:アメリカの若手アイドル歌手)をキリストの再臨だと思っている人達に関わらずに自由に話す場所を必要としているはずだ。グーグル+こそがその場所である。この場所をメチャクチャにしたいだろうか?」 スコブル氏は、グーグル+はフェイスブックにはまず勝てないと考えている。「ほとんどの一般ユーザーは、フェイスブックに閉じ込められており、友達から紹介されるまでは、新しいソーシャルツールについて考える気すらない。グーグル+を利用している人達の大半はギーク、関係者、ソーシャルメディアのスター、ジャーナリスト等であり、普通の人達(例えば、母親)はしばらくグーグル+の名前を聞くことはないだろう。その時が来るまでにフェイスブックはグーグル+の最高の機能に対してリアクションを起こすはずだ(つまりコピーする)。」つまり、現時点でグーグル+に関わっていない一般のユーザーは、切り替える必要性を感じないと言うことだ。 的を射た意見である。フェイスブックは既にスカイプベースのビデオチャットを翌週にデビューさせると見られており、「切り替えるべき理由」の一つを打ち消そうとしている。さらに、友達と共有するために、フェイスブックのユーザーは新たなソーシャルツールの使い方を一から学びたいと思うだろうか?多くのユーザーにとってフェイスブックは単なるサービスではなく、友達と簡単にコミュニケーションを取る手段なのである。その目的を達成し、大きな失敗をしていないなら、ユーザーはフェイスブックにとどまるだろう。 反対にフェイスブックは危機にひんしていると信じている人達もいる。オールフェイスブックのブロガー、ニック・オニール氏は、一度試した場合、グーグルにログインしていると常に赤い通知カウンタがスクリーンの上部に現れる点を指摘している。グーグル+を一番先に立ち寄るサイトに決めていなくても、通知カウンタが常に視界に入り、友達が何をしているのか気になってしまうのだ。 テクノロジーニュースのアグリゲイターサイト、テックミームでエディターを務めるマヘンドラ・パスル氏は、フェイスブックは懸念を持つべきだと確信している。パスル氏は、フェイスブックはユーザーの好みに関する情報を多く得ているものの、このデータを使って、個人のページに表示されるアイテムの関連性を改善しているわけではないと指摘している。 「フェイスブックは、ユーザーの関心をつかむ点に関しては、それほど成功しているわけではない。多くのユーザーが「いいね!」しているのは友達に頼まれたからである。ソーシャルグラフに対するフェイスブックのこだわり、そして、必要以上の依存は、インタレストグラフを腐敗させてしまっており、長期的に見て、これがフェイスブックのアキレス腱になる可能性がある。一方、グーグル+は異なるアプローチを採用している。スパークス機能の目的は、本当の関心を捉えることである。現時点では、まだ原始的な状態だが、ここでは全体像について考えてもらいたい。」 「次世代」のソーシャルネットワーク パスル氏はグーグル+の今後の方向性を推測しているが、グーグルは過去の失敗から学ぶだけではなく、莫大な予算を投じ、ワールドクラスのエンジニア達を割り当て、そして、その他の各種サービスで得た教訓を活かしてソーシャルネットワークの構築に取り組める貴重なチャンスをつかんでいる。 プライバシーに対するフェイスブックの怪しげなアプローチとは異なり、グーグル+では、配信する個々のアイテムを見る人を特定することが出来るだけでなく、いつでも自分のプロフィールが他のユーザーにはどのように見えているのかを確認することも出来る。ツイッターのユーザー達は関心を持っている話題のアイテムも、持っていない話題のアイテムも投稿しているが、グーグル+は、興味を持ちそうなユーザーをターゲットにメッセージを送信する機能を用意しているため、例えばギークのファンを地元の街の祭りに関する話題でスパムしなくても済むのだ。 そのため、グーグル+は「次世代」ソーシャルネットワークとして認められ、過去10年で登場したサービスから得た教訓を基にサービスを構築していくことが出来るだろう。ツイッター、フォースクエア、そして、タンブラに出資し、ベンチャー投資家として有名なフレッド・ウィルソン氏は、ソーシャルネットワークの失墜は、新しいネットワークの台頭ではなく、変化する環境への適応することが出来ない場合に起こると指摘している。 「“破滅するサービス”の大半は自らその原因を作っていると私は思う。マイスペースやフレンドスターを破滅に追い込んだのはフェイスブックではなく、サービスの欠点を克服することに失敗し、そして、変化するマーケットに対応することが出来なかったため、これらのサービスは自ら破滅に向かって突き進んだのだ。その変化の幾つかは競合者によって持ち込まれたものもある。当然だが、これは、私達が投資している企業も含め、どの企業にも起こり得る。しかし、グーグル+の登場が破滅の原因になることはないだろう。」 ウィリソン氏は、グーグル+が、フェイスブック、ツイッター、またはタンブラのようなサービスの利用を好まない人達の代案として、競合者と肩を並べるスペースは残されていると考えている。「例えば、私の父はこのようなサービスの利用を求めていない。」とウィルソン氏は述べている。さらに同氏は、「しかし、グーグル+なら好きになるかもしれない。eメールに近いからだ。学生時代の友達、地元の友達等、友達のグループを管理し、素早く且つ容易に情報を共有することが出来るのだ。」と続けた。 同様に、ジャーナリズムの学者であり、自らグーグルのファンと認めるジェフ・ジャービス氏は、公開しているグーグル+のエントリで、フェイスブックは関係を築くことに、ツイッターは情報を広めることに、そして、ブログは文章を綴ることに重点を置いているが、グーグル+は共有を最優先しているのではないかと示唆していた。ユーザーが最終的に利用するかどうかに関わりなく、基本的な方向性は今後見えてくるだろう。しかし、タンブラのターボエンジン搭載版として、間違いなく自分の居場所を見つけるだろう。 グーグル+と“推奨の問題” – オーディエンスを熟知せよ グーグル+のもう一つの関連性の問題は、適切な人達と適切なコンテンツを共有することが難しい点である。これはグーグルがゼロから作っている機能だが、的確に行われたのだろうか?ロバート・スコブル氏は、何かしら興味があるトピックにつながりのある人達のサークルを作っても、必ずしもそのトピックについて会話が行われるとは限らない不満を説明していた。 ベンチャーキャピタリストを集めてサークルを作った。このリストを今見ている。ベンチャーキャピタリストに話してもらいたいことが全く話題に上がっていない。新しい会社への投資に関する会話が行われ、シリコンバレーを情報通の視点で見ることが出来たり、会社を経営して、より多くの利益を得る方法に関するアドバイスが与えられているわけではない。 そうではなく、伊藤穰一氏のダイビングの写真、ライアン・スプーン氏のフェイスブックプレイシズに関する話、デビッド・リー氏がプロフィールの写真を変えたと言う情報、フランシーン・ハーダウェイ氏が投稿した風変わりなGIFアニメ、ポール・ブヘイト氏によるツイッターのセレブに関する投稿。このようなアイテムばかりが目につく。 その通りだ。この問題は、現在、情報を欲しい人達だけで共有するようにサークルをうまくまとめることでしか解決することが出来ない。例えば、スコブル氏が言及したベンチャーキャピタリスト達は、休暇中の写真は個人的な友人と共有し、テクノロジーの投資に関する考えは公開すると言う選択をすることも出来たはずだ。ユーザー達はグーグル+に慣れつつあるため、徐々に改善されていくはずだが、この問題は+の興味深い面を浮き彫りにしている – それは、関連性は受信する側ではなく、送信する側が管理しなければならない点だ。 私を“テックブロガー”のサークルに所属させることも可能だが、皆さんを(誤って)“写真が好きな人達”のサークルに入れてしまう可能性がある。皆さんが興味を持つであろうテクノロジーに関する投稿を行ったとしても、皆さんを誤って分類してしまったため、この投稿を皆さんが知る術はない。一方、なぜカメラについてばかり私が語っているのか皆さんは気になるだろう – それでも私は関係のある話をしようと心掛けているのだ。それでも、私は皆さんを誤ったサークルに“入れてしまった”ために、マイナスの効果をもたらしてしまう。 当然だが、誰もが迷惑だと感じるわけではない。事実、多くのユーザーが全てのフォロワーに対して様々な話題の話をしているにも関わらず、ツイッターは成功している。ユーザーは、憧れのヒーローがお昼に何を食べているのか、またはテレビで何を見ているのか等を知る“人間的”な面を楽しんでいる。それでも関連する情報を共有する点を前面に押し出しているなら、適切な情報を提供するためには、オーディエンスのことを十分に把握しなければいけない点は、奇妙な弱点であり、また、ユーザーが増えつつある中で徐々に表面化しつつある。 この問題に対するアプローチとして、関心について知っていることを基にサークルに人を分けていくように勧める戦略が考えられる。グーグルは、ユーザーの好みおよび関心に関する情報をグーグル+、グーグルプロフィールでの行動、さらには検索履歴を基に大量に手に入れることが可能である。グーグルはこの方法を実行する際には十分に気を配る必要はあるが、実行することが可能な事実は、関連性の問題を解決することが出来るサービスがあるとすれば、グーグルがその候補に上がることを意味する。 長い道のり 長年に渡ってグーグルのスタッフと太いパイプを持つジャーナリスト、スティーブン・レヴィー氏は、今週、ワイアードで今週立ち上げられたプラスは、グーグルが考えるソーシャルメディアの全体図のほんの一部に過ぎないと説明していた: 「火曜日に発表されたサービスは、グーグルの計画のほんの一部に過ぎない。同社が“ローリングサンダー”と呼ぶアプローチの中で、グーグルは静かに野心的なソーシャルストラテジーを推進してきた ? 予定表には100回を遥かに超えるローンチが計画されている。一部のローンチが盛り上がらなくても、エメラルドシーチームのリーダー達は、全く気にしていなかった ? 盛り上がりに欠けることは計画の一部なのだ。グーグルは、意識的にこのような製品を全体的な戦略に当てはめないようにしている。」 レヴィー氏は、グーグル+のローンチが、グーグルに“人間性”をもたらす長い道のりの節目の一つに過ぎないと述べている。この長く辛い道のりは、確実に報われ始めている。グーグルは明らかに失敗に終わったグーグルから多くの教訓を得ている。今週、グーグルの動向を調査しているジーナ・トラパーニ氏がグーグル+がバズとウェーブから得た教訓をリストアップしていた。大々的なフィールドテストから、ユーザー中心の開発アプローチ、優れたモバイルアプリとの同時リリースに至るまで、グーグルは以前の過ちで得た多くのフィールドバックを採用している。 現在もフィードバックを活用している。グーグル+がローンチされてから数時間以内に、サークル限定で共有した投稿が、サークル内のユーザーにより一般(その他のユーザー)に公開されてしまうと言う、プライバシーの抜け穴が見つかっていた。グーグルはすぐに行動を起こし、限定された投稿の一般公開をブロックした。また、グーグルのスタッフはこのサービスにおいて非常にアクティブに活動しており、ユーザーからのクレームや提案を見つけ、会話に参加している。 [...]

オンラインチャリティの現状を一枚の絵にまとめたインフォグラフィック

14 years 4ヶ月 ago
インターネットを使って気軽に寄付をするという動きは以前から、特にアメリカを中心に拡がっていました。ネットの世界でよりソーシャルになるにつれて様々な新種のソーシャル寄付サイトも登場し、今やヨーロッパや日本でもインターネットを使った寄付活動が一般的になっています。今回はそんなオンラインチャリティの現状をインフォグラフィックにまとめてみました。 — SEO Japan 今回のインフォグラフィックはアメリカで発表されている統計を元に作成しました。伝統的な慈善団体のサイトから、ポータル寄付サイト、そして最近流行のソーシャル寄付サイトまで幅広いデータをまとめてみました。Please Enjoy! ネットの世界にいると最近ブームのソーシャル寄付サイトに目が行ってしまいがちですが、まだまだ既存の慈善団体サイトへの直接寄付や、昔からある寄付ポータル経由の寄付が圧倒的なんですね。逆にここまで短期間でソーシャル寄付サイトの割合が14%まで増えている方がスゴイというべきでしょうか。ジャストギビングやファーストギビングが既に1,000億円以上寄付を集めていたことにも驚きました。 このインフォグラフィックを見て意外だったのは、寄付者の多い州がアメリカの東海岸に集中していることでした。大体ネット関係の統計はサンフランシスコエリアが上位に入ってくるのですが、上位5位は見事に東で占められていました。東海岸の人の方が寄付活動をする文化が根付いているのでしょうか? まだまだ寄付文化が根付いていない日本で同じ統計を取ると果たしてどうなるのかな、という疑問もありますが、震災以降、寄付や奉仕活動を積極的に行う人も増えてきたと思いますし、ソーシャル寄付サイトが日本でも次々と立ちあがっていますし、インターネットを活用した寄付活動が今後もっと伸びてくると良いですね。 — SEO Japan

Googleのリアルタイム検索が無くなった余波

14 years 4ヶ月 ago
Googleのリアルタイム検索が知らない間に消え去ってしまったことに驚いた人も多いでしょう。SEO Japanでもその経緯について一度説明しましたが、経緯はともかく、リアルタイム検索ができなくなったことで困っている人も意外と多いのではないでしょうか。今回、サーチエンジンランドがGoogleのリアルタイム検索終了の余波や、他に使えるリアルタイム検索サービスについてレビューした記事を見つけたので早速紹介します。 — SEO Japan 先週の金曜日、ツイッターは密かにグーグルにつながれていたツイートのデータの“ファイヤーホース”を抜いていた(日本語)。ガソリンの供給をやめたガソリンスタンドのように、グーグルは、事実上グーグルのリアルタイム検索サービスに「閉店」の張り紙を掲載しなければならなくなった。その結果、ツイッターと言う名のガソリンを得るためにグーグルに頼っていた人達に何が起きたのだろうか、そして、今後何が起きようとしているのだろうか?以下にこの件に関する考えとアドバイスを幾つか挙げていく。 トプシーがツイッターのアーカイブ検索を提供 まず、グーグルのリアルタイム検索に代わる素晴らしいサービスを紹介しよう: Topsy(トプシー)だ。 トプシーは、ツイッターのアーカイブ検索サービスが、同社しかない点を伝えるブログのエントリを投稿している。 確かに。100%正確な事実である。トプシーは2010年の8月に範囲を拡大しており、以下のレビューではトプシーが提供する機能の幾つかを詳しく説明している: Topsy: 2008年5月まで遡ってツイートを検索 事実、トプシーはグーグルよりも過去に遡っていた。グーグルは2010年2月よりも過去にインデックスを拡大すると約束していた。しかし、実際にこの約束が果たされたとは私は思わない。 トプシーは、以前私が報告したように今でも2008年5月までインデックスを遡っていると述べている。 ビングもファイヤーホースを抱えるものの、アーカイブとは呼べない グーグルとは異なり、トプシーは今でもツイッター経由の「ファイヤーホース」のデータにアクセスすることが出来る(それ以上の詳細は明かしていない)。これが今でもこのサービスが存続している最大の理由である。 マイクロソフトのビング検索エンジンもまたファイヤーホースのデータにアクセスすることが出来る。しかし、ビングソーシャル検索は数時間前までしか遡ることが出来ない。 ビングのツールは、ツイッターの検索エンジンのように、ツイッターおよびその他のアップデートサービスで、現時点で何が話題になっているのかを検索することに重点を置いている。過去の検索を行うサービスを目指しているわけではない。 ツイートを起源とするツール グーグルのリアルタイム検索の終了を嘆き悲しんでいる人達のなかには、ツイッターでの人気の高いをトピックをツイッターが生まれた頃まで遡って調べようとしている人もいるのではないだろうか。それなら、What The Trend(ワット・ザ・トレンド)が役に立つかもしれない。今後その他のサービスも取り上げていくつもりだ。以下にこのトピックに関する過去の記事を挙げていく: #nickcleggsfaultの起源 & より関連性の高いツイートを 「拝啓Yahoo!様へ、誰も「Yahoo!しよう」と言いませんね 敬具 Google」と言うTwitterのジョークを始めたのは誰? ツイッター自身のアーカイブはどこ? 現時点で、ツイッターが出来るだけ過去に遡って検索をさせないのは変だと考えている人もいることだろう。確かに奇妙である。しかし、ツイッターは敢えてそうしているのだ。 ツイッターは、ユーザーにとって重要だと思え、パートナーが提供していないような検索製品を作りたいと何度も主張している。 ツイッターのエンジアリング部門を統括するマイク・アボット氏は昨年私に次のように説明していた: グーグルが[アーカイブ検索]を行ってくれているので、プレッシャーが若干弱くなった。私達はこの世界のどこでイノベーションを行い、ツイッターだけの経験を促進すればいいのだろうか? ツイッターが素晴らしい検索ツールを作ったことは間違いない。以下のエントリではこの点をもう少し詳しく説明している: 生まれ変わったTwitterと検索を解説 これからは時間で整理: Twitterが“トップツイート”の検索結果を入手 以下のエントリではアーカイブ検索およびツイッター全体の課題を説明している: 昔のツイートはどこに消えた? 昔のツイートが見つかった: GoogleがTwitterのアーカイブ検索を立ち上げる アメリカ議会図書館について… 話しは変わるが、ツイッターがツイートを米国議会図書館に送り続けている件を覚えているだろうか?これはある意味アーカイブだが、誰でも検索することが出来るわけではない。 また、プライバシーの問題も思い出してもらおう。ツイートを削除することは可能だが、ツイートを公開した日から半年以内に削除しなかった場合、そのツイートは議会図書館に保存されてしまう。 つまり、データを受け取るまでに6ヶ月間の遅れが生じているのだ。この6ヶ月を経過すると、遠い未来、廃墟となったDCで誰かにそのツイートを見られてしまうだろう。 グーグルに何が残るのか? グーグルは、定期的なクロールで見つけたツイートには今でもアクセスすることが出来る。要するに、定期的にグーグル検索を行っているなら、ツイートを見つけることが出来るのだ。ただしあまり焦点が絞られているわけではないので、次のエントリで紹介すり検索テクニックを参考にしてもらいたい: 昔のツイートはどこに消えた? 私は役に立ちそうな隠れたコマンドをグーグルが持っているかどうか確認している。その中でも最も優れているコマンドを紹介しておこう: site:twitter.com/accountname このタイプの検索は、特定のユーザーのツイートに検索を限定する効果がある。 グーグルで見込まれるツイートの遅れ しかし、本日、この検索を行っていると、グーグルが現在抱えるツイートの問題が既に表面化していた: これは私が昨日送信したすべてのツイートである。今朝送信したツイート(少なくとも4本は送信した)は表示されていない。また、自動的にツイートのタイトルが作成されていないため、ツイートの内容が全く分からないと言うさらに大きな問題も浮上している。 [...]

Facebookに迫るGoogle+、LinkedInも要注意

14 years 4ヶ月 ago
Google+の話題で持ち切りなネット界ですが、中でもGoogle+がFacebookを超えられるのか?ということが様々な場所で議論されています。さらにFacebookの影に埋もれがちですが、実はLinkedInもGoogle+の影響を受けるのではないか?という意見もあるようです。今回はそんなSNS戦争最前線の話題をThe Next Webから。 — SEO Japan フェイスブックは、あらゆる分野で勝者となり、もはや誰にもその勢い止めることが出来なくなっていた。しかし、先週、グーグルが待望の製品を開発し、ソーシャル界の上層部を独占する時代に終止符を打つ可能性もあるほどの強烈な不意打ちを繰り出したため、さすがのフェイスブックも思わずひるんでしまったようだ。 ここ10日間、普通に生活していたなら、私がグーグル+について話していることは分かってもらえるはずである。現在はプライベートベータの段階であり、まだ使ったことがない人もいるだろう。また、運よく招待してもらい、どんな機能があり、それがどのように生活の役に立つかを把握し、何もかも知り尽くしている人もいるだろう。 しかし、グーグル+はまだ初期段階であり、今後どのように成長していくのかは現状では分からない。しかし、私達が知る限り、そして、フェイスブックの本社でここ数日間で行われている急激な変化を考慮すると、冷静にこの状況を調べてみる価値は十分にあるはずだ。 グーグルの敵… フェイスブックのユーザーが7億人を超えたのではないかと言う噂が飛び交っていた。そして、フェイスブックが水曜日に行った“すごい”告知のなかで、マーク・ザッカーバーグCEOは7億5000万に達したことを明かしていた。フェイスブックは直接競合するサービスの大半を既にマーケットから追い出している。マイスペースとBeboと言うサービスを覚えているだろうか?この2つのポータルには、現在、フェイスブックの認証情報を使ってログインすることが出来る。 フェイスブックについては、ほとんど説明は要らないだろう。今週、そのフェイスブックは、グーグル+が登場した直後、スカイプを介したビデオチャット機能を告知していた。この手の情報を追っている人達にとっては特に驚くような動きではないが、フェイスブック、スカイプ、そして、グーグルにとっては、大きな進展である。 とは言ったものの、グーグル+はハングアウトと呼ばれるグループビデオチャットサービスを導入しており、フェイスブックのビデオチャット機能ではグループチャットを実施することは出来ない。表面上はグーグル+が勝っているように見える。この点においては、それは間違いない。しかし、知り合いと実際にグループチャットを行うニーズが大きいかどうかは、今の段階では何とも言えない。それでも、この拡大されたビデオチャット機能以外にも、フェイスブックに欠けている機能はあるような気がする。 フェイスブックおよびグーグルの発展に伴い、分析や詳細に渡る調査が既に数多く実施されており、既に投稿されたエントリの内容と重複しないように気をつける必要がある。ザ・ネクストウェブでは、既にフェイスブックがグーグル+に対抗することが可能な分野(日本語)を取り上げており、このエントリに対抗して、グーグル+に欠けている(日本語)機能を紹介するエントリも投稿されている。 しかし、嵐のような10日間が過ぎ、騒ぎが収まりつつあるなか、まだ解消されていない問題が2つある: グーグル+は、フェイスブックのチャンピオンベルトを奪うポテンシャルを秘めているのだろうか、それともその資格があるとやみくもに主張しているだけなのだろうか?そして、その他のソーシャルネットワークは真剣に対策を講じるべきなのだろうか? その可能性あり あくまでも判断するのは時期尚早だが、私達は調査を実施し、グーグル+の初期のコンセンサスを集めた。その結果は、新しいソーシャルネットワークを支持する声が多く、90%の解答者はグーグル+が“好き”だと述べ、4分の3は成功すると確信し、3分の2はフェイスブックよりもグーグル+を好むと答えていた。 サンプルの規模は小さく(1000名)、また、オーディエンスの層は限られているものの、指標としての役割を十分に果たしているだろう。アーリーアダプター、そして、ギークの人達は新しい製品の批判に関しては、それがOSであれ、携帯電話であれ、はたまたソーシャルネットワークであれ、遠慮と言うものを知らない。そのため、グーグルは戦えるサービスを手中に収めたと言っても過言ではないだろう。 フェイスブックを出し抜くグーグル 2週間前にザ・ネクストウェブで行われたインタビューで、Beboのファウンダー マイケル・バーチ氏は、私達が生きている間であれ、その後であれ、誰かがフェイスブックに追いつくような気がすると述べていた。しかし、その後、バーチ氏は重要なポイントに触れていた: 「新しいフェイスブックの登場と言う意味では、フェイスブックに追いつくのではなく、全く異なるアングルでアプローチし、フェイスブックを越えなければならない。ツイッターは幾つかの分野でフェイスブック越えを果たしている。だからうまくいっているのだ。フェイスック越えを再び果たしたいなら、独自の要素をもたらす必要がある。」 バーチ氏も述べていたように、本気で競合するならフェイスブックを越えなければならず、また、既に行われたこと、そして、行われていることを真似していてはこの目標を達成することは不可能である。この点に関しては、グーグルは嫌と言うほど知っている。 グーグルは単純に得意な分野でフェイスブックを演じることは出来ない – ザッカーバーグ氏とフェイスブックは既にソーシャルの分野で比べ物にならない勢いを持って活動している。 フェイスブックは誰もが利用しているため、成功を収めている – 多くのユーザーが異なるプラットフォームを使っていたら、効力は大幅に薄れるはずだ。フェイスブック、Bebo、マイスペース、フレンドスター、オーカット等、すべてのプラットフォームで友達の動向を完全に把握することなど出来るだろうか?過去には、上述したネットワークを相互に結ぶ点も存在したが、フェイスブックは、誰もが利用しているため、前任者を昔遊んだボロ人形のように捨て、完全に新しい次元に移動している。 ツイッターはここ数年フェイスブックと同じ分野で活動してきたかもしれないが、フェイスブックと直接競合することはなく – 異なるスペースを独占してきた。この二つのサービスはプラットフォームも異なれば、ターゲットにしているユーザーベースも異なる。 新しいソーシャルプラットフォームが提供する機能に関しては、グーグルがフェイスブックを上回っていると言う指摘が早い段階で行われている。グーグル+はフェイスブックを模倣しようと試みているわけではなく、同じスペースで活動しようと試みているのだ。これは重要な違いであり、ザッカーバーグ氏が水準が大幅に高くなったことを把握している理由である。 数ヶ月前にフェイスブックがPR業者を雇ってグーグルに対するネガティブキャンペーンを行い、スキャンダルを起こしていた件を思い出してもらいたい。このPRキャンペーンを仕掛けた理由は、グーグルがグーグル自身のソーシャル分野の取り組みに対して、フェイスブックのデータを利用していたためだと言われている。 そのため、フェイスブックが少し恐がっていることは間違いないだろう。 フェイスブックの力 ザッカーバーグ氏が(青が混じった)白旗を掲げる前に、忘れるべきではないポイントが幾つかある。まず、フェイスブックは巨大なサービスである。言うまでもないが、グーグルほど巨大なわけではないが、それでも十分に巨大なサービスである。民間企業としての公式のスタッツは公開していないものの、昨季の粗利益は$20億ドル規模だと言われている。 ここまで規模が大きいにも関わらず、身軽であり、革新を続けている – 昨年、ファストカンパニーはフェイスブックが世界で一番革新的な企業だと宣言していた。私は以前フェイスブックは多くの意味でいまだにスタートアップだと論じた – これは、水曜日、ザッカーバーグ氏本人が社風に関して自ら認めた点でもあり、いかにして成長を続け、いかにして挑戦を続けるかを説明している。 この点がフェイスブックの命綱になりそうだ。フェイスブックは利口で機転が利く。フェイスブックが持つ“早く動いて、破壊する”哲学は、有利な状態を維持する上でさらに必要とされる。当然だが、フェイスブックはソーシャルにおいてはリードしている立場だが、グーグルが砂埃を上げながら勢いを増しつつある点に気づいている。 グーグル+がソーシャルネットワークでさらに勢いを増すことは間違いないが、グーグル+とフェイスブックの間で勝者の称号を奪いあわなければならないのだろうか? 先日、ザ・ネクストウェブは、フェイスブックの上位20のブランド(日本語)を取り上げ、合計で約3億500万のファンを抱えている点を紹介した。フェイスブックは苦労してプラットフォームを収益化しており、ブランドはフルに活用している。スターバックスのフェイスブックページには、ウェブサイトのビジターの10倍のビジターが毎月訪れている。 そして、フェイスブックのユーザーがフェイスブックを去り、グーグル+に鞍替えする可能性は低い。少なくともしばらくは起こりそうもない。そのときがやって来るまでは、フェイスブックがプレッシャーを感じることはないだろう – 人々が使うサービスに、ブランドが集まる傾向が見られる。 次に、別の局面に話しを変えよう。フェイスブックとグーグル+は恐らく同じスペースで共存することが可能だが、リンクトインはどうだろうか? ピンチを迎えるリンクトイン 私が手始めに使った限りでは、グーグル+は消費者よりもビジネスのソーシャルネットワークの役に立つと思った。そのため、IPOを終えたリンクトインが恐怖で身震いしていると私は推測している。 リンクトインは、多くのユーザーにとって有益なツールとして君臨してきたが、2003年に立ち上げられてから、大きなイノベーションは行われていない。成長が止まったとまでは言いたくない。しかし、この際、伸び悩んでいると言ってしまおう。アイデアが尽き、1億人以上のユーザーを抱えているにも関わらず、どうやって前に進めばいいのか分かっていないのだ。収穫のときは近づいているようだ。 リンクトインは今まで骨のある競合者の挑戦を受けたことがなく、現状に満足しているように思える。そのため、グーグル+がその弱点を突く可能性は十分に考えられる。 リンクトインは、リアルタイムチャット機能を搭載していないが、この機能はあらゆるソーシャルネットワークで必須の機能とされている。フェイスブックとグーグルはすべてのソーシャルアクティビティをプラットフォーム上で行ってもらえるように手を尽くしているが、リンクトインでネットワーク作りを行うには、あまりにも多くの第三者のアプリの手を借りなければならない。 [...]

GoogleはIBMのワトソンのようにクイズ番組で人間に勝てるか?

14 years 4ヶ月 ago
少し前の話題ですが、アメリカのクイズ番組でIBMが作ったコンピュータが人間のチャンピオンと対戦し、コンピュータが勝った、というニュースがあったことをご記憶の方も多いと思います。今回は、もしもGoogleがそこに参戦したら?という知的好奇心をくすぐるストーリーをサーチエンジンランドから。 — SEO Japan 大勢の人々と同じように、今週、私もIBMのスーパーコンピュータ ワトソンがジェパディで人間の元チャンピオンと対戦している姿に驚かされた。グーグルも同じことが出来たのだろうか?この2つの検索マスターの仕組みの裏側に注目し、出来ること、そして、出来ないことを理解していこうと思う。 参考にするべき手掛かり ワトソンはジェパディに参加するためにプログラムされてきた。だからと言って、大量の答えを詰め込まれただけだとは言い切れない。ワトソンはゲームの戦略を教え込まれてきたのだ。 ワトソンは、デイリーダブルの場所を探し求めるようプログラミングされている。トピック内の最も低い価値の手掛かりを選び、そのカテゴリーでの今後の質問に対する自信を培う。またワトソンはどれだけリスクを背負うかに基づいた入札戦略を用いる。 自分の知識を把握する: ワトソンのニュアンスを選択する戦略 ワトソンの賭け戦略 一方、グーグルはこのような知識を持っていない。グーグルは多くの質問に対する答えを知っているものの、ゲームの方法が分からないため、ジェパディに参戦することは出来ない。しかし、グーグルの研究者達なら、IBMが現在享受しているPR効果を羨み、自らゲームをするソフトウェアを作成することは不可能ではない。 手掛かりを“聞く”方法 グーグルもワトソンも質問に答えるためには、何らかの方法で質問を“聞く”必要がある。グーグルを使ったことがある人なら、グーグルが質問の大半を聞く方法を知っているはずだ。ユーザーが検索ボックスに入力するのだ。 ワトソンでも同じことが行われている。舞台裏でアレックス・トレベック氏が尋ねた質問はワトソンにテキスト形式で送信される。恐らくトレベック氏の質問は事前に書き出されており、正しい質問がすぐに送ることが出来る状態が整っていたのだろう。そうしなければ、人間がまとめて質問を入力する必要があるため、遅れを取ってしまう。 ワトソンおよびワトソンが質問を受ける方法の詳細は以下のIBMのエントリで確認してもらいたい: ワトソンが“見て”、“聞いて”、“話して”、ジェパディにチャレンジする仕組み さて、グーグルが大量の質問を声で受信していることをご存知だろうか。例えば、多くのユーザーが質問をアンドロイド携帯やiPhoneのアプリケーションに投げかけている。グーグルはこの類の質問を聞いて、ソフトウェアを用いて声をテキストに変換する。これは数秒で行われ、答えが返ってくる。 この方法においては、グーグルは実はワトソンよりも進んでいる。電話に問いかけられた自然な言語で適切な答えを提供することが可能であり、実際に答えを提供している。 質問の意味は? 質問を聞くのは答えを考えるプロセスのはじめの一歩に過ぎない。次に質問の意味を理解する必要がある。例えば、昨日のファイナル・ジェパディの質問は次のようなものであった: その最大の空港は第二次世界大戦の英雄の名前が用いられている。2番目に大きいものは第二次世界大戦の戦いに関連している。 正解はシカゴであり、ワトソンが出したトロントと言う答えは正解ではない。 人間ならこの質問が街を問うていることは理解可能である。なぜなら質問の前後関係全体を把握することが出来るからだ – 街には空港がある。また、人間は「2番目に大きい」が1つ目の質問に言及しており、たとえ明確に示されていなくとも、別の空港が話題にされている点に気付くはずである。 この2つの問題は、言葉の文字を超えた意味を人間が探し出すことが可能な点を示している。これは人間にとっては簡単なことだが、コンピュータには難しいのだ。 グーグルが理解するメカニズム 人間とは異なり、グーグルは質問で用いられている実際の単語を基本的には受け流すことは出来ない。 この点を説明するため、私はグーグルに以下の異なる空港の質問を投げかけた(昨日の質問を利用する意味はない。なぜならグーグルの結果には全て昨日の番組に関する情報で埋め尽くされているためだ)。私はグーグルに次の問題を投げた: この空港はカリフォルニアにあり西部劇のスターの名前が付けられた。 私が考えていた答えは自宅があるカリフォルニア州オレンジカウンティの空港 – ジョン・ウェイン空港である。さて、グーグルの答えはと言うと? 基本的にグーグルは単語の意味を理解しようとはしていない。その代わりに、グーグルはウェブから集めてきた大量のページに目を通している。その後、矢印が示すように、検索した単語を全て網羅するページを取り出している。 私はグーグルの検索プロセスを大幅に簡素化した。実際にグーグルはある程度それぞれの単語の意味を理解している。例えば、「run」で検索をかけると、「running」と言う単語を含むページを探し出す。グーグルは賢く、「apple」がコンピュータの企業名を指していることもあれば、フルーツを指していることもある点を知っている。 しかし、基本的には入力されたアイテムが何なのかを“理解”しようとは試みない。マッチする単語を探しているだけなのだ。 ワトソンが理解するメカニズム ワトソンは単語のマッチングだけにとどまらず、文の裏にある意味を理解しようと試みる。ワトソンの背景の動画の一つを見ればこの点がよく分かるだろう。 「昨夜、パジャマの中の象を撃った」と言う文章が与えられた: そこから「誰がパジャマの中にいたのか?」という問題が出題された: 問題に回答するためのこの文の解釈の例が幾つか存在する。パジャマの中にいたのは象だったのだろうか? それともこの発言をした人物だったのだろうか? 答えを見つけるため、ワトソンは受け取った問題を正確に“読む”方法、さらに知っている情報を読む方法を理解しようと試みる。このプロセスに関する詳細は以下の記事で取り上げられている: ワトソンはジェパディで勝てるのか?!:NOVA ワトソンと言う名のコンピュータ:IBM IBMのワトソンがジェパディで敵を叩きのめした経緯:インフォワールド マシンの時代:ニューヨーク・ポスト(グーグルのリサーチ部門を統括するピーター・ノーヴィグ氏が投稿) 何かを「知る」仕組み グーグルもワトソンもそれぞれ異なる方法で問題を受け、理解する。次のプロセスは、答えを知っているかどうかの確認である。しかし、ワトソンもグーグルも学校に通った経験はない。それでは、どのように物事を知るのだろうか? グーグルの答えは、インターネット上の大量のウェブページやその他のマテリアルを集めることで得られる。このコレクションは、検索エンジンの世界では、“インデックス”と呼ばれる。 ワトソンは文書のコレクションをくまなく検索する。あらゆる話題を網羅する数十億ものページを持つ代わりに、ワトソンは数百万の専門の文献や信頼出来る文献をチェックしている。IBMのウェブサイトの抜粋を以下に掲載する: 辞書、百科事典、分類学の書物、宗教の文書、小説、脚本、そして、知識を増やすために用いられるその他の参照文献が大量に積み込まれている。 正しい答えを選ぶ仕組み [...]

男女の差はブロガーとしての資質に関係があるか?

14 years 4ヶ月 ago
男性にも女性にも書かれているブログですが、今回は男女の差が果たしてブロガーとしての資質に差があるか?という興味深い問いをコピーブロガーの人気ブロガーが考えます。 — SEO Japan 私たちが最近行ったあるウェブコミュニティのQ&Aセッションの1つで、人気ブロガーのクリス・ブローガンが性に関するコメントをしていたことに私は大いに注目した。 ここで私が言う性とは、“最近ごぶさたか?”という意味ではないことを明らかにしておくべきだろう。 私が言う性とは、男性か女性かということ、そしてそれが私たちの行動や考え方やブログの可能性にどう影響を与えるのかということだ。 私たちがみんな最初から同等の機会があると仮定して、どちらかの性がもう一方の性よりもブログで成功する傾向が高いのだろうか? 男性が女性よりも有利なのか、それとも女性が男性よりも有利なのか? つまり、性別は関係があるのか? クリスはサービス業を始めようとしている1人の女性に対して答えていたのだが、そうすることをためらっていた。なぜなら、その女性は公的な“資格”を持っていなかったのだ。個人的な経験はあったし、顧客を助ける能力もあった。しかし、引用符を付けるほど立派な“資格”の類はなかった。 これがクリスの回答である: 女性は自分が資格を持っていないことを心配するという興味深いジェンダー事情がある。そしてその一方で、男性は常にあからさまに突進し、‘もちろん私にできることは分かっている’と言うのだ―たとえ実際はそれに関してスキルを持っていないとしても。彼らは自分にそのスキルのセンスがあると思えば、実行に移すのだ。 クリスの性に関する回答が私の注意を引いた理由は、最近私が自己改革することに関する電子書籍を書いたからである。 私は、そのテーマの専門家として書くことについていかなる不安もなかった―私は心理学の学位や同等の認証資格を持っていないにもかかわらず。私は何度か自己改革に成功している。そのため、私の現実生活の結果が十分な経験になっているのだろう。 私が第三者の認証がないにもかかわらずこの本を出版することに何ら不安がないという事実は明らかに私が女性よりも男性っぽいということになる。 一応言っておくが・・・私は間違いなく女性である 私が“あなたは女の子っていうよりは男性に近いね”というようなことを言われたのは初めてのことではない。私にこれを言う人の大部分は男性なので、それは褒め言葉を意味するのだと思うことにする。 つまり、男性と女性の特徴には違いがあるということである。ある特徴はより女性に多く見られる傾向があり、あるものはより男性に多く見られるのだ。 それがまた私を最初の疑問に連れ戻す: ブログや成功の可能性の話になった時、性別は関係があるのか? 私の答えは、ある、であり、 ない、でもある。 女子は男子に、男子は女子に アナベル・キャンディによると、影響力の高いブロガーの8つの習慣の1つは、分析的であること、それは一般的に“男性”の特徴として考えられている。 ソニア・シモンが言うには、オンライン販売を増やす方法の1つは、問題解決である。それもしばしば男性の特徴として説明される。 面白いことに、男性の特徴を強調しているこれらの記事は両方とも女性によって書かれている。その一方・・・ ブライアン・クラークは、優れた聞き手になることが“信じられない成功”を導くと書いている。“聞くこと”は女性の欄に入れよう。 ジョン・モローは、あなたは友達を作る必要があると教えている。女性はそれが得意だ。 そして、クリス・ガレットは、長期間にわたる人間関係と感情移入を推進している。それについては私が言う必要もないだろう。 両方の性からの賢いアドバイスを検討すると、“男性らしさ”と“女性らしさ”の両方の特徴がブロガーとして、ライターとして、マーケッターとして、ビジネスパーソンとしての成功には欠かせないということが分かるだろう。 言うまでもなく、あなたは性転換手術を受ける必要はないし、人格を変える必要もない。 最近彼らとBlogworldのイベントで会った時、ソニアは自己主張が強く分析的なビジネスウーマンであったが、それでもピンクの靴を履いているということに私は気が付いた。そして、ブライアンは話すよりも聞く傾向があり、同時に決して自分自身の権威をひけらかすことのない、論理的で問題解決の男性であると私に印象付けた。 成功は1つの性だけのものではない 結論はこうだ:もちろん、性は関係する。 一般的に言えば、あるスキルはより男性には簡単にでき、他のことは女性がより簡単にできるという意味で、性は関係する。 ブロガーとしての成功は性別によって決まるものではないと示唆するのがとびきり最高に思われる。(それは良いことだ。なぜなら、性別を変えるのは相当に困難であるから。)それは、クロスオーバーしてバランスの取れたスキルを育成するあなたの能力によって決まる。つまり、典型的な男性的な力強さと女性的な感性を両方持ち合わせている人である。 ただあなたは他のチームから進んで学ぼうとする必要があるだけだ。 そのことは、私が“より男性っぽい女の子”であることについて私の気をずっと楽にしてくれる。 そして、私がセラピーを受けるお金を節約してくれる。 この記事は、CopyBloggerに掲載された「Does Sex Matter When Scoring Online?」を翻訳した内容です。 男性的、女性的な資質はあるが、それぞれの資質にブロガーにとってプラスになる点があり、男女共に両方の資質をバランス良く持っていることで人気ブロガーになれる、という意見でした。当然といえば当然ですかね?私の会社は事業部が4つありますが、2事業の部長を男性、2事業の部長を女性が勤めています。個人の性格はともかく運営スタイルを見ても上に書かれているような男性的、女性的な特徴がそれぞれ適度にミックスされた状態です。とはいえ男性はより男性、女性はより女性の特徴が出ていると思いますし、逆に足りない点が事業の弱さだったりする点もあるかもしれません。ジェンダーについて真剣に考えることは普段の生活で余りありませんが、仕事に発展させて考えてみると逆に自分たちが改善すべき点、そして参考になるものが見えてくるかもしれませんね。 — SEO Japan

マーケティング、PR、広告、ブランディングの違いとは?

14 years 4ヶ月 ago
マーケティング、PR、広告、ブランディング、、、どれもソーシャル時代の企業活動には欠かせないものですが、その定義を一言でいってみろ、といわれると意外と考えてしまったりします。今回は、シンプルなイラストで男女の恋愛関係を元に説明してしまおうというネタ系ながら意外と深い?!試みをQuick Sproutから。 — SEO Japan 数ヶ月前、Ads of the WorldとPronet Advertisingで、マーケティング、PR、広告、そしてブランディングの違いについて何枚かの絵を使って議論された。 1. マーケティング : 男性「僕は最高の恋人だ」。 2. PR : 女性の友達「私を信じて。彼は最高の恋人になるわ。」。 3. 広告 : 男性「僕は最高の恋人だ。」「僕は最高の恋人だ。」「僕は最高の恋人だ。」 4. ブランディング : 女性「あなたが最高の恋人になることは分かっているわ」。 パーソナル・ブランディングの観点からこの絵をよく見てみると、自分自身をマーケティングしたり宣伝したりすることは絶対にしたくないと思うだろう。これらの二つのことをすることは、あなたが少しやけくそで必死になっているように見せてしまう。心から好きだと女性に伝えることは、あなたの口から出た言葉であるためにあまり意味をなさない。そして、もしもう一度心から好きだと繰り返すこと(広告)によってもう一歩先に進むと、完全に女性があなたのことを信じていないことが予測できる。しかしその一方、もし女性が他の女性にあなたが心から好きだと言うことを伝えたり、女性があなたに「あなたが心から好きだと聞いた」と言えば、彼女を恋人にするチャンスは大きくなる。 あなたが自分自身をブランディングしたいのであれば、自分で自分を宣伝するのに比べて他の人があなたについてポジティブなことを話す方がずっと効果的であるということを理解する必要がある。 この絵が役に立つと嬉しい! この記事は、QuickSproutに掲載された「The Difference Between Marketing, PR, Advertising, and Personal Branding」を翻訳した内容です。 恋愛でも友達から攻略しろとは良く聞く話ですが、ソーシャル時代の企業活動にとっても重要な観点ですかね。広告の説明で同じセリフをリピートしているだけなのは少し笑ってしまいました。マーケティングの説明は少しシンプルすぎる気がしなくもなくマーケッターに怒られそうですが。男女の恋愛関係をモチーフにした説明したが、言い方を変えればソーシャル全盛の現在、企業活動も上から目線で顧客に大量広告投下によるメッセージ刷り込みしていく時代は完全に終わり、まさしく男女の恋愛関係のような、相手の気持ちを惹くためのより巧みなアプローチが必要になっているのかもしれませんね。 — SEO Japan

ガイ・カワサキに学ぶ魅惑のオーソリティになるための5ステップ

14 years 5ヶ月 ago
元アップルのエヴァンジェリスト、今は投資家やベストセラー著者、イベントスピーカーから人気ブロガーまで様々な肩書を持つ有名オーソリティ、ガイ・カワサキをご存じの方も多いでしょう。今回はまさに「ザ・オーソリティ」ともいえる彼にオーソリティになる手法を学んでみようという記事をコピーブロガーから。ネタ系記事と思って読み過ごすのは勿体ない充実の内容です。 — SEO Japan もうすでにあなたはそれを買っているかもしれない。 それを気に入ったかもしれないし、気に入らなかったかもしれない。それについてのCopybloggerのラジオ番組を聴いたかもしれない。 それとは何か?『Enchantment: The Art of Changing Hearts, Minds, and Actions』(註:今年前半アメリカでベストセラーになった著書)だ。それは、ガイ・カワサキの最新刊である。大ブレイクした。 しかし、この記事はその本について書くのではない。許せ、ガイ。 その代わりに、読者をEnchantment のコピーに導く数えきれないほどの要因について、ガイ・カワサキが彼自身を最も好ましいオーソリティの1人に仕立て上げるために使用した戦略について、書こう。 これは、ほんの少しのカワサキ・マジックをあなたにも機能させる方法についての投稿だ。そして、それはお墨付きを作ることから始まる。 なぜお墨付きが必要なのか ガイ・カワサキの冒険は、彼の本を発売する前にベストセラーリストへと勢いよく放つというお墨付きを得ている。 その魔法のスタンプを手にすれば、あなたの作品―ブログでも、商品やサービスでも、ビジネスでも―を今までに見たことがない高さにまで勢いよく放つことができる。 私はあなたに嘘をつくつもりはない。これには時間がかかる。ガイの最初の本は、彼の最新刊のようにAmazon.comで77位にジャンプはしなかった。あなたの本やブログやビジネスもそうはいかないだろう。 魔法の公式など存在しないが、公式は存在する。結果を魔法のようにするのはあなた次第だ。 それでは今から細かく見ていこう。 読者と顧客からお墨付きを得るためのガイ式の(非公式)5つのステップ: 検証 予言 ソーシャル・プルーフ 過去の実績 パーソナリティ 1. 検証 オーディエンスを獲得する手っ取り早い方法の1つは、オーディエンスが聞きたいことを、聞きたい方法で伝えることだ・・・それも新鮮なやり方で。 信じられないかもしれないが、これが達人への最速のステップなのだ。なぜなら、あなたがすることに回転を与えることができる人物は、あなた1人しかいないからだ。 多くの場合、読者はアッと驚くような新事実や驚くほど深く突っ込んだ洞察を求めてはいない。彼らは、自分達が簡単に飛び乗ることができる答え、彼らにとって理にかなう答えが欲しいのだ。 彼らは、簡単に理解できる考えを求めていて、ほんの時たま深い知識をあなたに求めている。彼らはあなたのアイディアをすぐさま吸収したいのであって、博士号級の知識を受け入れるのは、彼らの気分がのっている時だけだ。 ガイの溢れんばかりのライティングは病みつきになる。なぜなら、彼は、私達をいい気分にさせ、そして、ビジネスにおいて、またはオンラインにおいて、または日々の生活において、他の人達が私達について同じように考えるように誘導する彼のメソッドに従う気を起こさせるからだ。  ~Suzette Valle, Mamarazzi Knows Best 2. 予言 人々は常に占い師を求めてきたし、これからもそうだろう。 時にあなたは間違った思い込みをするだろう(私は今もポケットの中にライオンを入れているが・・・)。概して人はそういった時間を忘れる、有難いことに。時にあなたは正しく理解するだろう。時にあなたは、自分が予想したとおりに未来を作ることに役立つかもしれない。 未来を占うことに関してならセス・ゴーディンに尋ねるのだ。人気ブロガーのブライアン・クラークでもダレンでもいい。 なぜあなたは読者や購入者に彼らが正面から立ち向かうのを恐れるかもしれない未来について伝えるべきなのか? それは、はるか先を見つける人になることで、あなたはリーダーとしての評判を得るからだ。あえて危険を冒すことで、自分と同じ位に果敢に世界を見ることを他の人に教えるからだ。 あなたがステージに飛び降り、新しいやり方で物事を見ることを伝える時、あなたは他の人を自分のビジョンの中に抱き上げる最高のチャンスを得るからだ。 あなたはこの世界さえも変えるかもしれないのだ. 洞察―点と点を結ぶこと―多くの人が、AやBについて理解し、AとBについて一晩中話すことができるが、A+Bの結果となるCという新しい存在があることは知る由もない…。絶え間ない変化がどうやってそのもの自身を表すのか理解することがギフトなのだ。 ~Mark Lovett, [...]

FacebookがGoogle+に負けないために取るべき6つの行動

14 years 5ヶ月 ago
引き続きGoogle+の記事ですが、今回はFacebookの視点からFacebookがGoogle+に打つ勝ち続けるには何が必要か?という視点を変えた記事を。ベータユーザーからの評判の高さから何かとGoogle+視点の意見が多い中、ちょっと興味をそそられる内容です。 — SEO Japan 先週、グーグル+に関するエントリが数多く投稿され、大きな話題になっていた。ビッグウェーブとまではいかないかもしれないが、大きなさざ波がフェイスブックの海岸に押し寄せていることは間違いない。それでは、フェイスブックはどこに向かい、どんなことを考えているのだろうか?グーグル+はこれまでの競合者のなかで最も驚異的な存在であり、数年間をかけてプロジェクトを練り上げ、多くの資金を持ち、そして、マーケティングの接触範囲も広い。一方のフェイスブックは7年間のアドバンテージ、そして、7億500万人のユーザーを抱えており、また、大きな難関を迎えた際には、ずば抜けた適応能力を見せつけてきた。グーグル+が一般ユーザーにどれだけ受けるのかを断言するのは時期尚早だが、今後の3ヶ月間が鍵を握るだろう。そして、フェイスブックが2012年の春に予定している大規模なIPOに向けて策略を今後も講じていくなら、以下の分野で素早く行動する必要があるはずだ… 1. サークルを真似する グーグル+で際立つ機能はサークルだと私は思う。この機能を使うと、ユーザーを簡単にグループ分けすることが出来る。誰もこのような方法で分類が出来るとは思っていなかったはずだ。フェイスブックもグループ機能を試したことがあるが、失敗に終わっていた。グーグルはフェイスブックの弱点を特定しており、フェイスブックは出来るだけ早く弱点を克服する必要がある。フェイスブックが、ここまでオリジナルの機能をコピーすることが出来るのか疑問視している人もいるかもしれないが、グーグル+を見れば、どちらが先に大幅にコピーしているのかは一目瞭然だ。 2. アプリをすぐに改善する モバイルデバイスでは、フェイスブックは真価を発揮していない。大勢の人達がフェイスブックアプリを利用しているものの、ここ1年間一度もアップデートされていない。フェイスブックは、プロジェクト・スパルタンと言う強力な武器を用意しているようだが、グーグル+のアプリは現在アップストアで承認を待っている状態であり、フェイスブックは早く行動を起こす必要があるだろう。モバイルは、今後の鍵を握り、コンテンツを楽に共有することが出来るか否かが重要になってくるだろう。現時点では、フェイスブックはこの面では大きく後れを取っている。エンジニアを投入し、出来るだけ多くのスタッフを割り当てる必要がある。モバイルが未来を決めるのだ。 3. 音楽のストリーミングを提供する フェイスブックの音楽業界との話し合いは続いており、フェイスブックはエンターテイメントプラットフォームとしての地位を確立しようと試みているため、間もなくフェイスブックで音楽を楽しむことが出来るようになるだろう。スポティファイのようなサービスを経由する可能性もあるが、レコード会社と直接連携する可能性もある。いずれにせよ、フェイスブックはすぐに行動に起こし、ユーザーにこのサービスを提供する必要がある。フェイスブックが適切に、そして、素早くサービスを提供することが出来れば、また一つフェイスブックにとどまる理由が増え、あまりに楽しいためユーザーはなかなか去ることが出来なくなるだろう。 4. アップルと仲良くする フェイスブックとアップルは親しい間柄ではないが、アンドロイドとグーグル+の台頭により、嫌でも行動を共にしなければならなくなる可能性がある。アップルは、ツイッターをiOSに内蔵すると発表している。ツイッターにとっては大きな前進と言えるだろう。フェイスブックもアップルと提携を結ぶ必要がある。大量のコンテンツを動かすのはモバイルであり、アップルは数千万人のユーザーへのアクセスを提供し、一方、フェイスブックはアップルが望んでいると思われるソーシャルグラフへのアクセスを与えることが出来るだろう。アップルとフェイスブックは同じ利益を追いかけており、音楽とアプリは障害となっている。 5. PR戦争に勝つ フェイスブックが最も恐れているのは、ウェブ上の影響力のある人達の一部(私達を含む)がグーグル+を大々的に宣伝している点である。この勢いはとどまるところを知らない。今、フェイスブックに一番必要とされているのは、新しいiPhoneのリリースだが、これはフェイスブックがコントロール出来る範疇を超えている。スカイプとの提携およびビデオチャットによってフェイスブックが出来ること、そして、既に行ったことが、製品および新しいサービスの立ち上げに関する話題を徐々に盛り上げ始めている。フェイスブックは世間の注目を集める必要があるが、前回、グーグルに対するネガティブキャンペーンを行い、失敗したために集まった注目は、理想的ではない。 6. ロックメルトのような大穴を狙う ユーチューブ、グーグル検索、そして、その他のグーグルのプロパティのツールバーはユーザーを定期的にグーグル+に引き込む効果が見込まれる。これはグーグル+にとって有利に働くだろう。現時点では、フェイスブックで過ごす時間が多いため大きな問題ではないが、この傾向は変わる可能性がある。フェイスブックはブラウザにサービスを統合する手段を考案する必要があり、今のところは規模は小さいが、ロックメルト等のソーシャルブラウザがこの問題を解決してくれ可能性がある。先日、フェイスブックは、戦略パートナーシップを結び、ロックメルトの支援を始め、また、アンドリーセン・ホロウィッツ社と共同で3000万ドルを投じており、ソーシャルブラウザが間もなく誕生するかもしれない。このサービスがメジャー化するには時間がかかるかもしれないが、グーグルが製品全体で展開しているツールバーに太刀打ちするにはこれしか手がない。 ライター紹介 Niallはソーシャルメディアの支持者であり、ソーシャルメディア業者のSimply Zesty(シンプリーゼスティ)の共同ファウンダーでもある。Niallは、小規模なブランドがメッセージを世界に配信し、無料のツールを使って顧客と交流することが出来るように支援している。 この記事は、The Next Webに掲載された「6 action items for Facebook to compete with Google+」を翻訳した内容です。 いきなりサークルを真似しよう!という提言は素直というかなんというか。まぁ、記事にあるように確かにGoogle+自体、Facebookを限りなく参考にして作られているのも事実ですからね。実際にサークルがFacebookに足りない機能であることも含めて好評なのも事実ですし。他の点もどれもそれなりに納得できる内容になっていました。アップルと仲良くすることは、Googleがアップルと仲良くするよりは現実味がある気もしますし、その辺り今後どうなっていくのか気になるところではあります。 — SEO Japan

Google+に絶対に必要な10の機能

14 years 5ヶ月 ago
最近Google+の話題ばかりになっているSEO Japanですが、今週も多めにいきたいと思います。さて、今回はGoogle+を使いこんだ筆者がGoogle+が今後成功するために必要と思われる10の機能を考察。さてあなたはどう思う? — SEO Japan まだ誕生して1週間ちょっとしか経っていないが、 グーグル+はギーク達を興奮のるつぼへと誘っている。この初期段階においても、グーグルは本物を予感させるポテンシャルを示している。それでも、多くの機能が欠けている点は明白であり、同サービスが狙える目標は数多くある。 今回の投稿では、その中でも重要なものを取り上げ、想像力に富んだ例も挙げていく。プラスに関するスレッドに参加してくれた人達のおかげで、大いに刺激を得ることが出来た。因みに順番は関係ない。 1. 検索 グーグルがもともと検索からサービスを始めたことを考慮すると、グーグル+で投稿を検索することが出来ない点は意外である。既存のユーザーの検索ボックスを拡大して、個別のサークルごとの結果、そして、プラス全体の公開されている結果を見れるように工夫し、投稿の検索も実行出来るようにしてもらいたい。 それでやめる必要はない。グーグルは、先日、上級者向けのオプションに取り込むことが可能な画像認証ベースの検索ツールを導入していた – 既に自分でアップロードした写真に対して同様の写真を見つけることも可能だ – これは同じ場所に行った他の人達を探す上で理想的なツールと言えるだろう。 2. 共有を改善する 現在、グーグル+でのリンクの共有はURLを貼りつけ、ノートを加える行為に限定されている。今朝、私達はサイトを利用していない状態でもプラスで共有を行うことが可能になるクロームのテクステンションを取り上げていたが、今後、訪問しているサイトを1回のクリックですぐに共有することが可能な公式のブックマークレットを用意してもらいたい。 また、グーグルリーダーを統合して、グーグルリーダーで共有したアイテムをすぐにプラスにプッシュすることも出来るのではないだろうか。グーグルはプラスの自動コンテンツファインダー、スパークスを勧めているが、ユーザー自ら集めたRSSフィードのリストの存在価値は大きいはずだ。 3. 共有サークル グーグルのサークル機能により、連絡先をとても簡単に異なるカテゴリに分類することが出来るが、グループ内での共有経験を楽しめる選択肢が欲しい。グーグル+はフレンドフィードに酷似しており、このサービスの最も優れた機能は、参加し、コンテンツを同じテーマのグループ内の人達と共有することが出来る機能であった。そのため、アップルのファンはアップルの会話およびコンテンツをお互いに共有し、教会の編み物教室のグループは、自分で同じメンバーのサークルをわざわざ作ることなく、容易にパターンを共有することが出来るのだ。 フレンドフィードを完全に模倣する必要はないが、共有グループは非常に理に適っている。テックブロガーの間では、グーグルのコードを徹底的に調べ上げ、今後の機能に対する手掛かりを得ることで有名なフローリアン・ローウェック氏は、既に「パブリックサークル」と呼ばれるアイテムに対する言及を見つけており、すぐに実現する可能性がある。 4. 共同作業の文書化 グーグルアップスのユーザーにプラスへのアクセス権を与える準備をしていると言うニュースが報じられており、グーグル+が企業に特化した機能を今後加えていくことは容易に想像できる。文書の共同作業を導入した、仕事に特化したハングアウト(複数名によるビデオチャット)は、素早く、そして、効率的に共同で仕事をする方法として理想的である。その一環としてグーグルドックスが統合されると、今度はグーグルウェーブのリアルタイムテクノロジーも導入したくなる。 5. インスタント翻訳 グーグルは強力な翻訳機能を持っている。即座に外国語の投稿を母国語に変えることが出来れば、外国との距離が少し近づき、プラスはさらに有益なサービスになるだろう。 6. ツイッターとフェイスブックの統合 これは賛否両論の意見である。ツイートやフェイスブックのステータスをグーグル+に供給する、またはグーグル+をオンラインソーシャルライフのハブとして使って、ツイッターやフェイスブックに投稿すると言うアイデアを好む人達がいる。しかし、この行為が“汚染”を促すと警告する人達もいる。これはグーグルバズでツイッターのストリームを共有するだけで、積極的に会話に参加しない人達が続出したバズの問題の一つであった。先日、私は父が数ヶ月前に私のバズのポストを「like」していた点に気づいた。私がバズに実際にアクセスすることはなく、ただ単にコンテンツを投げ込んでいただけだったためだ。 慎重に行う必要はあるが、サービス同士を結び付けて、プラスが孤立しているイメージを和らげる試みは多くのユーザーの支持を受けることが出来るだろう。 7. +1アクティビティの記録 グーグル+には幾つか奇妙な点があり、サイトで+1したアイテムのリストを見ることが出来ない点もその一つである。プロフィールでは、その他のサイトで+1を使って+1したアイテムを、そして、グーグル検索の+1のセクションで+1したアイテムを見ることは出来るものの、プラス内部の+1は見当たらないのだ。アクセス可能なら、+1をプラスの“ブックマーク”機能として利用することが出来るようになる。ユーザーの好みの全体像をつかみ、検索の知能と広告の精度を改善するため、間違いなくグーグルはこの類の情報をすべて記録しているはずである。 8. 「草稿として保存」 大半のユーザーはグーグル+で単純に短文のテキストを投稿しているものの、ジェフ・ジャービス氏等、一部のユーザーは長文のブログのエントリを投稿している。徹底した議論のプラットフォームとしてツイッターとの差別化を行うため、この違いは高く評価されるべきである。長文の記事を作成し、ブラウザがクラッシュしたために全てを失ってしまう悪夢のような状況は、「草稿として保存があれば回避することが出来る。 9. オーディオに対応 オーディオはウェブで注目されつつある – サウンドクラウドやターンテーブル.fmのようなサービスの成長を見れば一目瞭然である。オーディオクリップをプラスで直接共有することが出来れば、このトレンドを取り込むことが可能となり、ユーザーが自己表現を行う手段がまた一つ増えることになる。サウンドクラウドのエンベッドをサポートするか、もしくは、マイクを使ってオーディオのレコーディングを直接プラスで行うことで実現することが出来るのではないだろうか。 10. ロケーション機能を改善 グーグル+は既にロケーションベースの要素を持っている。投稿をジオタグ付けすることも、またはアンドロイドのアプリを使えば、近郊で何が話題になっているのか把握することが出来る。加えて、ブラウザ内に詳細なマップを導入し、地域別に調べることが出来るようにするのはどうだろうか? カイロで、東京で、またはヘルシンキでユーザー達が“プラス”しているのか知りたいだろうか?マップをスクロールして、確かめてみよう。このリストで一番に取り上げた検索に統合することも可能だ。ロンドンで暮らす人達は、ニューヨークの人達よりもベーコンに関するエントリを多く投稿しているだろうか?お気に入りのバンドについて最も議論が盛り上がっているのはどこだろうか?この機能は、世界、つまりグーグル+を理解する上で役に立つだろう。 何か見過ごしている機能はあるだろうか?その場合、コメント欄で教えてもらいたい。 ソース: イメージ 1、イメージ 2 ライター紹介 [...]

来年発売のiPhoneはワイアレス充電ができる可能性あり

14 years 5ヶ月 ago
iPhone5の発売も前ですが、ウォールストリートジャーナルによるとAppleが来年発売予定のiPhoneに向けて大幅改修のプロジェクトを進めていることが明らかになりました。様々な機能のアップデートを実験中だそうですが、その1つが完全ワイアレス化だそうです。 — SEO Japan ウォールストリートジャーナルの報告によると、Appleは来年発売予定のiPhoneに関して、かなり大がかりな改修作業を行っているようだ。コードが不要なワイアレス充電を含む様々な機能をテストしているらしい。 様々な噂が飛び交う中、今年の9月発売予定とはいわれながらもまだ次世代iPhoneであるiPhone5に関する公式な発表は何もない状況だ。にも関わらず、ウォールストリートジャーナルによるとAppleは来年発売予定のiPhoneで様々な機能に関する大幅な改修を準備しているらしい。 “Appleの社員によると、iPhoneに関して大幅な改修が予定されているそうだ。1人は、より具体的にワイアレスの充電機能など幾つかの新機能もテストしていると語った。” 充電のメカニズムに関する詳細はわからないが、既存の充電ケーブルを使うことなしに完全ワイアレスで充電することが可能となる可能性はある。iOS5の充実したワイアレス機能を考えるとこれは現実的な話ともいえる。仮に実現すれば、iPhoneは晴れて完全ワイアレスなデバイスになる可能性がある. 最初の記事を発表した後、ウォールストリートジャーナルはさらに追加情報として、本体の端から端までが液晶画面の、より低価格でより小さいiPhoneになる可能性も示唆した。 この記事は、The Next Webに掲載された「Next year’s iPhone could go completely wireless as Apple experiments with “new way of charging”」を翻訳した内容です。 しかし気が早い話でした。先日紹介したiPhone5に関する噂をまとめたインフォグラフィックでもワイアレス充電は取り上げていませんでしたが、さてこれができるようになるとまた便利さ&人気もレベルアップしそうですね。 — SEO Japan

ビジネス用のGoogle+が年内に登場予定

14 years 5ヶ月 ago
ベータリリースされたばかりでまだ使えない人も多いGoogle+ですが、ブランド・企業向けのGoogle+が年内にリリースされるというニュースが早速飛び込んできました。 — SEO Japan Googleによると年内に企業やブランドが専用のプロフィールページを開設できるビジネス用のGoogle+を登場させるようだ。 Googleはブランドや企業に、独自のプロフィールページを作成することは待ってほしいと伝えている。現在、この機能をテスト中であり、完成次第、個人以外のユーザーが使えるサービスとしてリリースされるらしい。 GoogleのChristian Oestlienが下記のビデオで語った内容によると、個人以外とはつまり、企業、ブランド、NGO、大学、サークル、チームなど何でも良いらしい。 テストに参加したいユーザーはここから応募することもできるらしいが、Googleはテストユーザー数を制限しているため、実際に参加できるかどうかは分からないそうだ。 同時に、Googleは既に個人以外のプロフィールで利用しているユーザーのアカウントを削除していくそうだ。これはつまり既に5,000人のユーザーが参加している当ブログThe Next Webのプロフィールも削除されてしまうということだが、、、GoogleのJim Prosserによると、例外は認められないらしい。 Oestlienによると幾つかのプロフィールは既にテストに参加しているようだ。今後の動きに注目していきたい。 この記事は、The Next Webに掲載された「Google+ for Business coming “later this year,” shutting down non-user profiles」を翻訳した内容です。 ベータユーザーの時点でビジネスでプロフィールを開設した人が多かったことを受けての急ぎの発表でしょうか。当然、予想されたことでもあるおんですが。。。最初からFacebookと比べられるGoogle+ですし、早めのリリースが待ち望まれるかもです。 — SEO Japan

Google+で良いスタートを切るための10のアドバイス

14 years 5ヶ月 ago
自らもGoogle+にはまってしまったという人気女性ブロガー、デブラ NgによるGoogle+を上手に使い始める10のアドバイスをご紹介。使う前に一読しておくと何かの参考になるかも? — SEO Japan もうグーグル+を利用しているだろうか?私は先日招待された。この興味深いソーシャルネットワークはブレイクする可能性があると思う。本日、予定よりも長い時間グーグル+に費やしてしまったが、皆さんにグーグル+について私が学んだ点を幾つか紹介するのでチャラにしてもらおう。 スタータスアップデートで仲間にeメールを送る際は注意する。 受信箱でアップデートを通知してもらえるのはメリットであり、デメリットでもある。大きなネットワークを作っているなら、この類のメールをすべて受けていると手に負えなくなる。フェイスブックのアップデートを通知するeメールを受け取るのが苦なら、グーグル+のeメールアップデート通知も迷惑に感じるだろう。調節を行う必要がある。友達にも同じことをしてもらえると有難い。 現時点でグーグル+を利用しているなら、ベータテストの一人であることを意味する。 まだ初期段階であり、グーグル+を利用している人はごく僅かである。グーグル+の機能を好きなだけ調査し、フィードバックを提供することも可能であり、とても有意義である。大勢の人達が招待される前に楽しもう。その後、このエントリのようなエントリを作成して、他の人達にその専門的な知識に一喜一憂してもらおう。 フェイスブックの連絡先をインポートするか、やめておく。グーグル+は今のところ静かであり、私は騒がしいストリームに対応する心の準備はまだ出来ていない。 サークルを活用する。友達とフォロワーを分けて、あまり騒々しくならないように心掛けよう。私はライター用、ブロガー用、ソーシャルメディアの友達用、家族用、友達用、コミュニティマネージャー用、そして、ブログワールドの講演者用のストリームを用意している。こうすることで、私のアップデートを全員が受け取るような事態を避けている。例えば、ブログワールドの講演者達とだけニュースを共有したい場合は、他の人達には通知が届かなくて済む。 + = 「いいね」 「+」ボタンを使って優れたアイテムを共有した友達を褒めよう(グーグル+の名前の由来)。 アプリをチェックする。 私は既にアンドロイドアプリをダウンロードしている。今のところ問題なく動いている。その結果、食べ物の写真が私のグーグル+にはたくさん掲載されている。 「@」シンボルを使って友達をタグ付けする。ツイッターやフェイスブックと同じように、友達をタグ付けすると、アップデートが友達のストリームに表示される。 プライバシーの設定を利用する。 例えば、「reshare」(リシェア:再共有)を無効にすると、他の人が自分のスタータスアップデートを共有することが出来なくなる。また、「View Profile As」(ビュー・プロフィール・アズ)を利用すると、他の人がプロフィールを見る際に何を見ているのかが分かり、必要な調整を行うことが出来る。また、コメントを編集し、誰でもeメールを送ることが出来る状況を回避して、特定のサークルのみが見ることが出来るように配信し、さらに、誰がプロフィールの特定の部分を見ることが出来て、誰が出来ないのかを決めることまで出来る。 「j」を使って上に移動し、「k」を使って下に移動する。 ここ1時間でこのアドバイスは5回も共有されている。異なるアップデートを「j」と「k」を使って移動しよう。当然だが、スクロールバーもしっかり動いてくれる。 見たくないポストをミュートにする。 ログインする度に、興味のない不適切な写真やメッセージがあるなら、ページから落ちるまで待つ必要はない。すべてのアップデートに「ミュート」機能が用意されており、視界から永遠に消し去ることが出来る。   グーグル+は生まれたばかりであり、以上のポイントはあくまでも初期のアドバイスである。今後も他にもアドバイスを提供していく予定だ。それまでは、皆さんのアドバイスをコメント欄で提供してもらえると嬉しい。 この記事は、Kommeinに掲載された「10 Google+ Tips to Help You Get Off to a Good Start」を翻訳した内容です。 流石に本人はまってしまったというだけあって、かなり具体的なアドバイスでした。 — SEO Japan

Google+はソーシャルネットワーク業界を再編するのか?

14 years 5ヶ月 ago
今回から新登場の米国の有名女性ブロガー、デブラ Ngによる人気ブログ「Kommein」。最初の記事は、TwitterとFacebookのヘビーユーザーである彼女が予想以上にGoogle+にはまってしまっている現状を元に、果たしてSNS業界のゲームチェンジャーになりえるか?というお話を。 — SEO Japan グーグル+に関する投稿をまだ読みたいだろうか? 週末、私は家で本の執筆を行う予定だったが、グーグル+で遊んでいたら皆さんと交流する時間が削られてしまった。読者の皆さんならご存知のはずだが、私はフェイスブックとツイッターで毎日のように必要以上に情報を共有しており、この2つのネットワークから、私を動かすことが出来るものなど存在しないと思っていた。そして、ツイッターよりもフェイスブックが好きになるとは思わなかったが、ツイッターがリンクファームに姿を変え始め、それでもまともな会話を維持しているものの、しばしば、私のストリームに届くアップデートの9割がリンクやiPadのスパムになることがある。 今でもフェイスブックは、家族、友達、そして、ソーシャルメディアの友達(私があまりにもアップデートを頻繁に繰り返すために、または、自分のブログのエントリ、または興味深いブログのエントリや記事を共有するために、ソーシャルネットワークにあまり関心を持たない友達からは削除されてしまっているが)とネットワーク作りを行う上で最も利用しているツールである。 今のところフェイスブックとツイッターの利用をやめるつもりはないが、新しい居場所を見つけた。その場所は、誰にも存在が知られておらず、数名の地元の人達が足を運び、会話を楽しむような場所である。メジャーデビューする前にファンになり、すべての楽曲をダウンロードしたくなるような存在である。そして、熱狂的なファンを持ち、急に人気に火がつく本や映画のような存在である。 警告しておこう。私はグーグル+に没頭している。 特定のサークルとの共有を行うことが可能であり、例えば近所の友人はソーシャルメディアのアップデートを受け取らなくても済む。 家族とだけ共有を行うことが可能であり、ソーシャルメディアの友達に迷惑をかけずに、バーベキューに誰に何を持参してもらうかを頼むことが出来る。 他のユーザーのコメントの共有を行うことが可能であり、当該のユーザーを認めつつ、有益な考えや楽しいアイデアを共有することが出来る。 自分の投稿を非公開指定また公開指定することが可能であり、すべてのアイテムをすべてのユーザーに配信しなくて済む。 好きなだけ多くのサークルを作成することが可能であり、グループに応じて会話を調整することが出来る。私は「ブログワールドチーム」、「ファミリー」(因みに誰もグーグル+を利用していない)、「コミュニティマネージャー」、「ソーシャルメディアの友達」等のサークルを作成した。 友達をサークルにドロップ & ドラッグすることが可能であり、また、サークルの中にサークルを作ることも可能であり、そのコンビネーションと可能性は計り知れない。 個人的には、大きな転換期を迎える可能性がある。 フェイスブックとツイッターを去るつもりはないが、私は静かな環境でチャットを楽しむことが出来る能力を確実に楽しんでいる。そして、ユーザーはエントリや記事を投稿しているものの(このエントリも投稿されるだろう)、私のストリーム全体がリンクで埋め尽くされているわけではない。ファームビルのアップデートもなければ、「iPad」と言っても、大勢の人がマルウェアを使ってスパムすることもない。そして、適切なグループの人達と言いたいことを話し合うことが出来るのだ。 グーグル+では、すべてのサークルの人達が、フェイスブックやツイッターを去って、グーグル+に参加するかどうかについて推測している。興味深い点である。なぜなら、マイスペースを去って、フェイスブックに参加するかどうかについて、数年前全く同じ会話をしたことがあるからだ。世の中を席巻するサービスは登場し、ユーザーは移動していく。グーグル+はそのポテンシャルを秘めているとは思うが、ユーザー達はすべてのソーシャルネットワーキングのたまり場をすぐに見限ったりはしないだろう。現時点では、各種のソーシャルネットワークで大勢の友達やフォロワーを持つユーザー達は、初期段階でサービスに飛びついた他のユーザー達との静かな会話を楽しんでいる。 それでも、新しいソーシャルネットワークの登場を私達は以前から予測してきた。今週末の活気が本物ならば、グーグル+が主役に躍り出ることになる。 皆さんの意見を聞かせてもらいたい。グーグル+は流れを変えることが出来るだろうか?他のソーシャルネットワークに打ち勝つことは出来るだろうか?それとも、単なる一時的な流行であり、結局は失敗に終わるだろうか? この記事は、Is Google+ a Game Changer?Kommeinに掲載された「Is Google+ a Game Changer?」を翻訳した内容です。 ソーシャルネットワークの交流範囲の設定を細かくできるところが魅力のようですね。FacebookやTwitterがこういったニーズに今後どのように対抗していくのかも興味深いです。現状は正直、「Google+が7億人ユーザーのFacebookを抜く?どれだけ機能が良くともありえないでしょ。」と思っている人が大半な気もしますが、記事にもあるように、MySpaceは結局Facebookに負けたわけですからね。日本の場合はMySpaceはブレイクしていませんしFacebookもまだまだこれからですが、逆にMixiという日本唯一のSNSの巨人が今後どこまでFacebook、そしてGoogle+の海外勢を前に頑張れるか、ということも気になりますね。Facebookはともかく、Google+はGoogle自身のベースが日本ではできているわけですし。ここはやはり日本オリジナルのMixiにも頑張ってほしいところです! — SEO Japan

Google+を始める際に考慮すべき10のポイント

14 years 5ヶ月 ago
ベータ版がリリースされ先行して利用しているユーザーからの評判も中々良いGoogle+、利用を待ち望んでいる方も多いことでしょう。今回は米国の人気ブログSPINSUCKSからGoogle+を使いこんでみた筆者がGoogle+を利用する際に考えるべき点を10ピックアップ。 — SEO Japan グーグル+で面白いことが起きている。フェイスブックやツイッターの友達をインポートすることが出来ない事実に、グーグル+のユーザー達は驚愕している(我慢強く、テクノロジーに若干詳しいなら、Gメールにフェイスブックの友達をエクスポートすることは可能である)。 このサイトで、私達は、数年間をかけて(大半の場合)自分達が所有しないアイテムのコミュニティを築いてきた。そして、事実として、私達の友達やファンは最新のプラットフォームに私達と共に移動していない。普通のeメールアドレスを知らないだけでなく、Gメールのアドレスも分からないため、実際には移動しているのかもしれないが、私達が把握していないだけなのかもしれない。 だからこそ自分が所有するプラットフォームでコミュニティを構築することが重要なのだ。ソーシャルツールやコンテンツキュレーション用のアプリや遊び用のアプリは必要だが、自分が所有するアイテムに戻ってもらわなければ意味はない。 この場合、データベースが該当する。 以下にこの新しいソーシャルネットワークをツールボックスに加える際に考えてもらいたいポイントを10個挙げていく。 顧客、顧客候補、リファラーのネットワークが誰なのかを把握する。 この点は絶対に把握しておかなれけばならない。そして、すべての関係者のeメールアドレスのデータベースを作成するべきである。この取り組みはブログの購読、ニュースレター、コンテンツの登録を通して実行することが可能だ。ツイッター、フェイスブック、そして、(現在)グーグル+のアカウントを用意している必要がある。しかし、ユーザー達を、データを集めることが可能な、自分が所有するアイテムに戻ってもらわなければならない。顧客のデータに関して、グーグルが企業に何を提供してくれるのか、または提供してくれるかどうかも分からないので、今のうちに自分でデータを集めておくべきである。 大変な作業であり、率先して取り組む必要がある。ソーシャルプラットフォームだけの話ではない。コンテンツおよびコミュニティの構築、オーディエンスとの交流、そして、コメントを投稿したり、コンテンツを共有したりしてオーディエンスの自尊心を満足させる必要がある。 良質なコンテンツを作成する。すべてのコンテンツの質が高いわけではないなら、質の高いものだけ配信すること。週に1度しかエントリを投稿していないなら、もしくは四半期に1度しかホワイトペーパーを配信していないなら、それで構わない。料金を取ってコンテンツを提供しているなら、妥当な価格をつけよう。ただし、同じ業界の他のコンテンツよりも質が高くなければならない。コンテンツを共有する別の手段を探そう。仕事場からのインスタグラムの写真のフィード、その写真のタンブラのブログ、オーディエンスを支援する一連の2分間のポッドキャスト、または現実の世界でその製品が動く仕組みを紹介するブログなどだ。 動画。 既に動画には触れたが、多数の動画を用意しておくべきである。そして、全ての動画をユーチューブに掲載し、ブログとウェブサイトにエンベッドすること。私達はスピンサックスのサイドバーとアーメント・ディートリヒのホームページで実践している。ものの数秒間で簡単に共有することが出来る。プロ並み、もしくはエレガントな動画を作れる自信がなくても問題はない。HD カメラを買って(私はフリップを持っているが、このカメラはすぐに絶滅するようだ。因みに私はこのカメラを150ドルで購入した)、撮影を開始しよう。携帯電話機でも十分役に立つだろう。 アクセシビリティを考慮する。消費者として、CEOが自分のeメールに返信してくれたり、懸念を伝えることが出来れば嬉しいはずだ。スティーブ・ジョブズ氏は(あまり上手とは言えないが)この取り組みを行っており、消費者を驚かせている。私達はスティーブ・ジョブズ氏ではないものの、それでも人々は近づく手段を求めている。一週間に一度でも、一ヶ月に一度でも構わない。サプライズの要素を加え、カスタマーサービスの電話に出たり、eメールを返信するなどシンプルな取り組みを行おう。PR、広告、またはマーケティングのキャンペーンよりも遥かに効果が高いだろう。 バイラル化を考慮する。コンテンツをバイラル化する計画を立てる必要はないが、何がバイラル化するかは分からないため、一生懸命作業する必要がある。どのコンテンツが広がるかなど絶対に分からないので(特にテーマのないブログ)、完璧ではなくとも勇気を持ってコンテンツを外に出そう。私達は所詮人間なのだ。読者が知りたいのはその点である。 数字にとらわれ過ぎない。 ウェブを四六時中自分の味方につけることが重要である。ソーシャルプラットフォームを介して新しい製品やサービスを収益化することが全てである。ファンが100人いようが、10万人いようが関係ない。100人もしくは10万人のうち製品を買ってくれるのが50人なら、その50人と交流する必要があるのだ。そもそも、50%が購入してくれるファンの方が、1%が購入してくれるファンよりも理想的なのではないだろうか。 アルファリストは役に立たない。 アルファブロガーはスターではない。勘違いしないでもらいたい。ジェフ・リビングストン氏が、ダニー・ブラウン氏のブログにゲストライターとして投稿したこの件を取り上げたエントリに目を通して欲しい。よく考えて、吸収しよう。そして、いつもように、顧客、顧客候補、そして、支持者の人達を人として扱い、意見には耳を傾けるのだ。 個性を少し加える。カクテルパーティーで仕事のことしか話さない人とは、会話を楽しめない。同じことがオンラインの世界にも言える。私は自分で作ったレシピをタンブラのブログで紹介している。このブログは人気が高い。自動的にツイッターで紹介しており、仕事用のコンテンツと同じぐらい多くのコメントが寄せられる。そして、1日おきに1回ツイートを投稿している。 這い上がる。現実の生活のように、私達はどこかの地点、通常は最も低い場所からスタートを切る。コミュニティ、顧客、顧客候補、インフルエンサー、関係者、そして、従業員を大事にしていることが伝わるように努力しよう。 利益を得ることだけに執着しているように見える場合、もしくは、自分のメッセージを無理やり通すためにのみソーシャルツールを利用しているように見える場合、誰にも相手にしてもらえず、また、間違いなくeメールアドレスを含むアクセスの手段を手に入れることはできないだろう。 最後になるが、データベースを構築すると言う目的も忘れてもらいたくない。濫用するのはよくない。スパムするのもご法度だ。コミュニティを新しいプラットフォームに移す場合のことを考えて運営しよう。あるいは、ツイッターやフェイスブックが滅亡するような万一の場合に備えて、手に入れておこう。 この記事は、SPINSUCKSに掲載された「10 Things to Consider As You Move to Google+」を翻訳した内容です。 具体的な実用ティップスというよりは、Google+に限らずソーシャルネットワークを使う際の心構え的な十カ条のようなアドバイスでした。特にFacebook自体の企業利用が少ない日本であればFacebookでもほぼ同じことがいえそうですね。 — SEO Japan

Facebookビデオチャットの始め方

14 years 5ヶ月 ago
昨晩、7月7日七夕の日にFacebookがビデオチャット機能を実装したことを正式に発表しました。近日中に凄い発表があるとは言われていましたが、これがそれに当たるのですかね。Google+でビデオチャット機能が既に実装されているだけにインパクトレベルは弱いですが、世界7億人が使っているFacebook、一気にメジャーなコミュニケーションツールに成長する可能性は確実にあります。今回は早速そのビデオ電話機能の使い方を紹介します。 — SEO Japan Facebookがビデオ電話とグループチャット、そして幾つかのメッセージ機能に関するアップデートを発表した。ビデオ電話(ビデオチャット)機能は全てのユーザーに今後数週間かけて提供されていくようだ。それまで待ちたくない人はここにアクセスすればすぐに利用できる。 ビデオチャットを始めるにはFacebookのこのページにアクセスして開始ボタンを押すだけだ。 ボタンをクリックしたら、Facebookはビデオ電話の使い方について簡単なガイダンスをしてくれる。使うにはまずは専用アプリをインストールする必要がある。 インストールした後は、友達と普通にチャットを始めた後にビデオカメラのアイコンをクリックすればビデオチャットができるようになる。 ビデオチャットをするにはあなたの友達もビデオ電話のアプリをインストールしている必要がある。 友達がその場にいない時は、ビデオを録画してメッセージとして送ることもできる。 皆さんもビデオ電話を早速使ってみてはいかがだろうか? この記事は、The Next Webに掲載された「Here’s how to start using Facebook Video Calling now!」を翻訳した内容です。 キャプチャーは英語になっていますが、既に日本語対応もされているようで指示通りに進めて全く問題ありませんでした。Skypeと提携してビデオ電話のサービスを提供するとのことですが、世界7億人が使うといわれるFacebook、この機能がどこまで普及するのか興味津々ですね。Facebookユーザーのあなた、早速使ってみては? — SEO Japan

Googleのリアルタイム検索が消えた理由

14 years 5ヶ月 ago
数日前から突然Googleでリアルタイム検索ができなくなったことに気付いた方も多いでしょう。私自身も普段から良く使っていただけに改めてリアルタイム検索ができない不便さを再確認しているところです(他サイトのリアルタイム検索がいまいちだけに・・・)。多くの人が承知のこのニュースですが、サーチエンジンランドがその内容について詳細なレポートをしていたのでここで紹介したいと思います。 — SEO Japan 昨日、サーチエンジンランドはグーグルのリアルタイム検索が奇妙にも消えた点をお伝えした。本日、その理由が判明した。結果を提供するグーグルとツイッターとの契約が満了したためだ。サービスに含まれていたコンテンツの多くも契約の満了と共に反映されなくなった。 グーグルは次のように説明している: 2009年10月から、私達はツイッターと契約を結び、ツイッターのアップデートをソーシャルフィードを介して検索結果に含めてきました。そして、この契約が7月2日を以って満了したのです。 グーグルはこのツイッターの特別なフィードにアクセスすることはできませんが、グーグルのクローラーに公開されているツイッター上の情報は、グーグルで検索可能であり、見つけることが出来ます。 また、グーグルはリアルタイム検索を再びローンチすると強調していた。明確な時期は示さなかったが、実現することは間違いなさそうだ。このリアルタイム検索は、各種のソース経由のコンテンツを含み、グーグル+のマテリアルのみを専門に扱うわけではない。グーグルは次のように述べている: google.com/realtimeではグーグル+の情報と様々なソースからのリアルタイムのデータを併せて掲載する予定です。 グーグルリアルタイム検索はツイッター以外にも、フェイスブックのファンページのアップデートを含む様々なサービス経由でコンテンツを運んでいた。今年の4月、このサービスがクオラとゴーワラのコンテンツを加えていた際にサーチエンジンランドで取り上げていたが、次のソースがリストアップされていた: ツイッターのツイート グーグルニュースのリンク グーグルブログ検索のリンク 新たに作成されたウェブページ 新しく更新されたウェブページ フレンドフィードのアップデート ジャイクのアップデート Identi.caのアップデート ツイットアーミーのアップデート グーグルバズの投稿 マイスペースのアップデート フェイスブックのファンページのアップデート クオラ ゴーワラ プリクシ Me2day ツイットグー それでも、ツイッターのコンテンツはリアルタイム検索では他者を圧倒していた。この契約が継続されなかった理由は明白である。ツイッターは私に次のように説明してくれた: 2009年の10月以来、ツイッターは、グーグルのリアルタイム検索製品に組み込むため、そして、その他の利用のために公開されているツイートのストリームをグーグルに提供してきました。この契約はたった今満了しました。私達はマイクロソフト、ヤフー!、NTT ドコモ、ヤフー!ジャパン、そして、その他の多くの小規模な開発者に対しては、このタイプのアクセスを継続して提供していきます。そして、グーグルとは多くのその他の面で連携しています。 グーグル自身は次のように話している: ツイッターとは2年近くに渡り、重要なパートナーとして関係を築いてきました。今後もその他のコラボレーションを試す余地は残されています。 両社のコメントからは、よそよそしさを感じてしまう。 ツイッターはグーグルとすぐに新たに契約を結びような気がする。なぜなら、基本的にはユーザーが数日より前のツイートを見つける手段がないからだ。 ツイッターは、数日間以上が経過しているツイートに関しては、主にツイッターの検索のサービスをグーグルにアウトソースしてきた。これはツイッターが、以下のエントリで詳しく取り上げているトップツイート機能を含む、その他の検索機能に専念するための意図的な決断であった: 時間をかけた分類から移行: Twitter、「Top Tweet」の検索結果を獲得 グーグルリアルタイム検索が終わったことで、小さな検索エンジンのTopsy(トプシー)は、私の知る限り、ウェブでは唯一のツイッターの主要なアーカイブとなり、なんとも羨ましい境遇である。以下のエントリではこの件を詳しく取り上げている: 過去のツイートはいったいどこに? 過去のツイートが見つかった: GoogleがTwitterのアーカイブ検索をローンチ Topsy: 2008年5月まで遡ってツイートを検索 Bing ソーシャル検索は実はビングのリアルタイム検索であり、この名前は紛らわしい。ビングもまたツイッターと同様の契約を結んでいる。グーグルとマイクロソフトとの契約は共に同じ日に告知されていた。 ビングとの契約は継続されているようだ。ツイッターを含む検索結果が今でもビングでは表示されている。しかし、ビングのサービスはグーグルほど過去には遡ってくれない。 ツイッターは、アーカイブ検索を引き続き提供するためにはグーグルが必要かもしれないが、グーグルもまた別のことでツイッターを必要としている可能性がある。グーグルは、以下のエントリでも詳しく説明しているが、ソーシャルシグナルを結果に反映させるために最近利用していたデータの一部を失ってしまったかもしれないのだ: Googleの検索結果がさらにソーシャル化; 新たなFacebookの「Like」はTwitter グーグルソーシャル検索やグーグルのその他のサービスが今回の契約の終了による影響を受けているかどうかに関してはまだ調査を行っていない。後ほど調べてみる予定だ — 今は独立記念日を楽しませてもらいたい。 アップデート: [...]

Facebookの人気ブランド最新版トップ20

14 years 5ヶ月 ago
3分の2のユーザーがFacebookよりGoogle+を好きと答えたという驚きのアンケート結果も公表されたりと、Google先生のFacebook攻略が本格化するか?!というの話題で盛り上がってきたネット業界ですが、そうはいっても世界7億人ユーザー超えをし、圧倒的なSNSとして君臨するFacebook。ユーザーはもちろんビジネス層にも重要なマーケティングツールとして活用されています。今回はそんなFacebookをビジネスに大活用しているブランド企業の最新版ベスト20をご紹介。ランキングはもちろん、結果を出している具体例として学ぶべき点多し。 — SEO Japan 先週はGoogle+の話題で持ちきりだったが、まだそこにブランドが関与する手段はないため、ソーシャルメディアの中で最もブランドの注目を集めるのはFacebookである。今では、Facebookページも数年が経つが、ページ上の『いいね!』の数やキャンペーンの種類、実装しているアプリの観点から見て、このプラットフォームで最大のブランドは何だろうか?以下のリストにあるページは、人々が愛して快く『いいね!』をクリックしたブランドと、大規模なFacebook広告を介して『いいね!』を獲得しているブランドが混ざっている。 これらのブランドは、ファンと関与して価値のあるコミュニティを築くための優れたプラットフォームとしてFacebookを見なしていているため、そんなユーザー達の忠誠心を保つため、ページを成長させ続けるために彼らがどんな報酬とエンゲージメントを提供しているのかを見るのは実に面白い。暇な時にでもここにあるページを覗きに行って欲しい。これらは全て最大かつ最高のページばかりなので、あなたも何か良い情報を獲得できるはずだ・・・ 1. Coca Cola (31,762,653) このページの面白い点は、ファン自身によって始まったということ、そしてコカ・コーラはそれを封じ込めるのではなく、ファンが管理することを許し、今でもそれを感じさせるということだ。その規模にもかかわらずこのページに素晴らしいコミュニティ感があるのはたまたまではない。アプリやゲームにはそれほど注目せずに、世界中にいる3000万人以上のファンに優れた参加型のコンテンツを提供することにより焦点を合わせている。 2. Disney (26,613,752) 世界最大のエンターテイメントブランドの1つは、Facebookに関しては決して遅れをとることはなかった。これがそのブランドページだが、その下にあるブランドのために個別のページが他にもたくさんあるのだ。下のランディングタブから分かるように、世界中にいる彼らのファンは20億人に近付いているが、これはディズニーブランドをただ愛する人たちのためのセントラル・ハブの役割を果たしているのだ。 3. Starbucks (23,574,606) スターバックスは様々なソーシャルメディアを受け入れることに積極的で、Facebookも例外ではない。そのFacebookページは、友人にコーヒーを無料で飲めるギフトカードを送ったり、各地のスターバックス店舗の様子を調べるなど、幅広い優れた機能を提供している。さらに、スターバックスはこのページを最新の求人情報を投稿するためにも使用していて、興味深いリクルートチャンネルになっている。 4. Oreo (21,864,091) レシピや商品に関する追加情報など素晴らしいコンテンツをたくさん盛り込んだ本当に素晴らしい明るくてカラフルなページだ。このページのたった1つの難点は、レシピやその他のコンテンツを見ようとしてクリックするとFacebook内でそのコンテンツを見ることができずにKraftのウェブサイトに連れてかれることだ。 5. Red Bull (21,220,373) 概してソーシャルメディアとコンテンツ製作では世界最高のブランドかもしれない。そのページは、コンスタントに新しいゲームと新鮮なコンテンツがアップデートされ、世界中のスポーツイベントやスポンサーからの最新のレッドブルのコンテンツを全てシェアする独自のテレビ局まで持っているのだ。 6. Converse All Star (19,880,308) おかしなことに、ほぼ同じ数のファンを持ち、お互いにリストに入っているコンバースのページが2つ存在する。このページは、ファンの写真と動画を中心としたアクティビティとのやりとりが少しある。これは、人々が夢中になり宣伝がなくても『いいね!』をクリックする象徴的ブランドの1つであると推測すべきだろう。 7. Converse (18,977,840) 上のページと非常によく似ているが、こちらのページ はさらにコンテンツが少ない。アプリもなければ、ゲームもないし、ほんの少しコンバース独自のコンテンツがあるだけで、ほとんどのやり取りはウォールを介したものか、ファン自身が作ったコンテンツからだ。ファン達は、投稿されたものに対してたくさんの『いいね!』とコメントでかなり参加している。 8. Skittles (18,386,827) 巨大なソーシャルネットワークの全てを効果的に使用する、ソーシャルメディアではとっぴなブランドの1つだ。そのページは、新しいアプリ、ゲーム、動画、最新のキャンペーン用のコンテンツで絶え間なく更新される。Skittlesは様々なプラットフォームとクロス・プロモーションの間にファンをプッシュするのが好きなようで、ファン・エンゲージメントが豊富だ。 9. Playstation (16,245,633) あなたの期待通り、プレイステーションが持っている発売予定の様々なタイトルとゲームのインタラクティブなプレビューがたくさんある。このページは、超参加型コミュニティの総合ホストとしての機能を果たすだけでなく、異なるタブを掘り下げて行くと、彼らの様々なゲーム機を見てインタラクティブなデモで少し遊ぶことができたり、人気の高いゲームの動画を見ることができる。 10. iTunes (15,862,234) これは、このリスト内でAppleが所有する2つのページの最初の1つで、音楽がFacebookページのフォーマットに完璧にフィットしている。数あるタブの1つから流れるいくつかのライブコンテンツと最新リリースの全てが混じり合っている。面白いことになりそうなのは、Facebookが今年の終わりに独自の音楽ストリーミングサービスを始めたら、このページがFacebookによってどう扱われるかということだ。 11.Pringles (14,765,300) 世界最大のポテトチップスブランドには、Facebookに完璧にフィットするターゲット市場とブランドがある。そのページは、インタラクションに溢れていて、最新のキャンペーンへのリンクが含まれている。例えば、最近は音楽フェスのシーズンに注目していて、タブの1つをクリックするとインタラクティブなアプリ上でその最新情報をゲットできるのだ。 12. [...]

私がページランクに無関心な8つの理由

14 years 5ヶ月 ago
Googleのページランク、特にツールバー上で見えるページランクは信頼性0だし、SEOにも何の役にも立たない!といわれて数年以上が立ちますが、それでもやっぱり見てしまうのがページランクだったりするのもまた事実。今回はそんな変わらない現状に怒りを覚える人気ブロガーの筆者が、改めてページランクの意味がない8つの理由を考えてくれました。さてあなたの答えはいかに? — SEO Japan 今日、Googleが、最新ツールバーのページランクのアップデートを公開した。 あ~あ。私は去年、そんなのバカげてると言った。また今年も同じことを言うことになる。 ツールバー上のページランクは、50%が無意味で、25%が誤解を招く恐れがあり、20%が役立たずで、5%だけ追跡の価値がある。Google +1よりもほんの少しだけ影響を及ぼす。 仮に私の人生がかかっていたとしても、ページの価値を測定するのに私がツールバーのページランクを使わない理由をここで述べよう: ツールバー上のページランクは、本当のページランクを正確に反映していない。これについては去年も書いた。Googleがツールバーページランクを手で修正しているという証拠さえあるのだ。考えてみよう―マウンテンビューのどこかで、誰かがGoogleツールバーで目にする数字をいじっていることを。しかも手動でね。それのどこが正確だというのか? それは、6ヵ月ごとに更新される。しかし、Googleは本当のページランクを絶え間なく更新している。そう、私は、自分が180日以上も遅れているかもしれないデータを元にマーケティングの決断をしたいと思っているということを、知っている。(これは皮肉である) それは、全体像ではない。もしあなたのオーソリティが180日間変わっていないのであれば、そして、あなたのオーソリティの100%がリンクに由来するのであれば、ツールバー上のページランクはサイトのオーソリティを反映するかもしれない。しかし・・・ それは、ビジビリティ(視認性)を無視している。ちょっと!あなたのトップページはページランク6で、5つ星だ!それなのにサイト上の全ての製品ページがゼロなのは残念すぎる。サイトのビジビリティは重要だ。ページランクはそこへの洞察を提供しない。 それは、関連性を無視している。あなたは、全能のツールバーによれば、ページランク8をもらっているかもしれない。もしあなたが、人々があなたの製品を探すのに使っているフレーズを使っていなければ、それでもあなたが発見されることはないのだ。 それは、トラフィックを無視している。重要なことの1つだ。 ツールバー上のページランクは、賢いマーケッターを訳の分からないことをぐちゃぐちゃとしゃべる愚か者に変えるように思われる。私は、ただ‘そのサイトのページランクが良い’からという理由で、毎月数千ドルをリンクや広告に費やす人達を目にしてきた。さらには、ツールバーページランクを基にサイトを買う人達も目にしてきた。愚かだ。 それは、1つの判定基準にすぎない。たとえもしツールバーのページランクに価値があるとしても、それは単なる1つの判定基準にすぎないのだ。あなたのランキング、あなたのサイトのパフォーマンス、あなたのビジネスの成功に影響を与えるもっと大きなデータセットのほんの小さな一片にすぎないのだ。 戦略を導くためにページランクを使わないことだ。それは大きな過ちだ。もしあなたが私のような検索マニアなら、その公式を知ることを楽しもう。自分の知識を友人を感動させることに使うのだ。 そして、本物のSEO、本物のマーケティングを実施することを学ぶのだ。全体像に目を向けよう。 この記事は、Conversation Marketingに掲載された「Read more: 8 reasons I don’t care about (toolbar) PageRank」を翻訳した内容です。 書いてあることはどれも無難でしたというか無難すぎて、ちょっと説得力に欠けるかもでした。私自身ももちろん100%信じているわけではありませんが、なんだかんだいっても未だに見てしまうのがページランクですよね。ツールバー等で確認できるページランクが有料リンクから中古ドメインの売買まで様々なGoogleが「認めていない」スパムSEOの情報源になっているにも事実なんですが、それでも何故かページランクを公表し続けるGoogle。昨年だったかのどこかのカンファレンスでマット・カッツが「ページランクの公表を取り止めるとSEOギークはともかく一般の人は戸惑う人が多いので、仕方なしに公開し続けている」的な発言をしていましたが、相変わらずの状況で本当にそうなのか?と改めて問うてみたい気もする今日この頃です。 — SEO Japan

ツイッターでフォローされてない人にもDMを送れるようになった!(ただし一部のアカウントのみ)

14 years 5ヶ月 ago
またたく間にブログ以上のコミュニケーションツールに成長したツイッターですが、プライベートなやりとりをしたい際には、特にフォロワー数の多い人気ユーザーの場合、現状の相手をフォローしないとDMのやりとりができない仕組みには不満点を持っている方も多いのではないでしょうか。そんな中、なんと一部のツイッターアカウントには相手からフォローされていなくともDMを送れるようになったらしい、という衝撃?のニュースが飛び込んできたので紹介します。 — SEO Japan お詫び:元々の記事投稿時に、翻訳者(私です)の勘違いで、一部文章に事実と違う内容がありました。深くお詫び申し上げます。 — SEO Japan ナヴィール・ジヤーン氏のつぶやきによると、一部のツイッターアカウントに対しては、フォローされていなくともダイレクトメッセージを送れるようになったらしい: ツイッターは、一部のブランドアカウントでは、フォローしていないユーザーからもダイレクトメッセージを受け取れるようにしたそうだ。 ジヤーン氏によると、インドのタタグループと日本のNTTドコモの合弁企業であるタタドコモからそのメッセージが届いたらしい。タタドコモが自らのツイートでそう語ったようだ: 私達のアカウント@tatadocomoをフォローするだけで、私達にDMを送れるようになりました。私達があなたのアカウントをフォローする必要はありません。テストもしており上手く機能しています。 昨年、人気テクノロジーサイトのMashableはツイッターは、ツイッタービジネスセンターといわれる、一部の認証されたブランドにより特別な追加機能を提供する試みに取り組んでいるとレポートしており、その1つの機能が相手をフォローしなくともDMを受け取れる機能だと述べていた。 この機能はタタドコモだけでなく今後より多くのブランド企業によって使われる可能性が高い。 大量のフォロワーを持つツイッターユーザーにとって、相手をフォローすることなしにプライベートなメッセージをフォロワーから受け取れるようになったことは喜ばしいことなのは間違いない。 ツイッターからはこのニュースに関する正式な発表はまだ何も無い。 ブランドやセレブのファンにとっても、フォローするだけでフォローされていなくともプライベートなメッセージをブランドやセレブに送ることができるようになることは嬉しいことではないだろうか。 ツイッターはこの機能を停止できるオプションも用意しているようでもあり、PR会社やブランド企業にとってはフォロワーと効率的にコミュニケーションを得るオプションをまた1つ得たことになる。 最新情報 — ツイッターからこの件に関して連絡があった。この機能は、全てのアカウントでは無く、また将来確実に提供される機能ではまだないということだ。 報道されているニュースと違い、ツイッターが認証アカウントにダイレクトメッセージの機能を変更したという事実はありません。 しかし、一部のアカウントには、相手をフォローすることなしにダイレクトメッセージを受け取ることができる機能をそれが非常に利便性が高いと認められた場合に限り提供しています。 この機能が今後より多くのアカウントで利用できるようになるかどうかということに関してはまだ決定していません。また現状この機能を利用できるアカウントであっても機能を一時停止することもできるようにしています。 ツイッターでは今後も人々と企業がツイッターからより優れた価値を得ることができるよう、様々な実験を試みていくつもりです。私達が行う全ての実験において、私達はより多くのフィードバックを得て、そしてその内容をより優れたサービスの開発提供に生かしていく予定です。 この記事は、The Next Webに掲載された「Meet the Top 20 Brands on Facebook」を翻訳した内容です。 この記事、元々The Next Webで2日程前に投稿されていたのですが、リツイート数が3,000以上もあったので、そこまで皆が気になるニュースなのか?!と思い遅ればせながら翻訳配信することにしました。しかしまさか暴露された事例がタタドコモとは。確かに現状のツイッター、コミュニケーションツールとしてはまだまだベースができたばかりでこれから様々な進化を遂げるのでしょうが、今回の件もその試みの1つなんでしょうね。企業から個人まで誰もが使うツールだけに、一部だけを特別扱いなんていうのも、様々な意味で難しい面があるのでしょうが、全てのアカウントを皆同列並列で扱うのも限界があるのも事実ですし、Facebook、Google+ももちろんですが、ツイッターの今後の発展にも要注目ですね。 — SEO Japan
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21 分 ago
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