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【マンガ】メルマガが届かない!どうすればいいの?原因と対策について、ベアメール菱沼憲司さんに聞いた

メルマガをきちんと届けるために何をすべきか、聞いてきました。
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メルマガの 開封率や クリック率は 悪くないのに なんだか イベントの 申し込み数が 減っている気が するんですよね… ↑Web担編集長・四谷さん タイトルも コンテンツも 工夫して ますよね ↑ Web担・内藤さん メルマガに ついて 悩んで ますねー ぎゃああ なに やってるん ですか… 聞きましたよ もしかしたら メルマガが 届いてないかも しれませんよ? へ なんらかの 理由で 迷惑メールに 分類されている かもしれません 確かに… 今回は 迷惑メール規制の 現状と対策について ベアメールの 菱沼さんに お話を 聞きに 行きましょう!
四谷さんの お悩み 私が 解決しましょう! 株式会社リンク クラウド・ホスティング事業部 サービス企画部 部長 ベアメールサービス責任者 菱沼 憲司さん お願い します~! お願い します べあ~ いつまで 着ぐるみ 着ているん ですか… ベアメールの ベアって 熊のことじゃ ないんです けどね… さっそくですが 各メールサービスの 迷惑メール フィルタリングの 現状を 教えてください Gmail Yahoo!メール Outlook iCloudメール NTTドコモ au ソフトバンク Y!モバイル
キャリアごとに 様々な対策を していますが 内容は 公開されて いません ええっ そうなん ですか 公開すると 迷惑メール送信者が フィルターを 回避する方法を 開発しますからね そりゃ そうだ… それじゃあ もう 聞くことはない ですね いやいやいや… 一般に 迷惑メール フィルタリングには 主要な方法が 3つあります それ 教えて ください! 1つ目は 送信者認証技術の 確認です SPF DKIM DMARCによる認証を 厳しくして なりすましメールを 撲滅しようと しています SPF:メールの送信元が正当か確認 DKIM:メールが改ざんされていないかを検証 DMARC:SPF/DKIMで認証したドメインと、差出人のドメインが一致しているかを確認 以前のホシイノで 安藤健作さんに 教えてもらい ましたね
2つ目は ブラックリストや レピュテーション(評判)スコア ブラック リストっ! 複数の団体や セキュリティ 会社が ブラックリストを 作っています IPアドレスや ドメイン名が ブラックリストに載ると メールが 届かなく なることが あります 3つ目は AIや 機械学習による 迷惑メール判定です スパムメールと 通常メールの違いを 統計的に学習します 画像判定の 精度も上がっていて 内容はもちろん、 使い方・本文・構成など を見て判断しています メルマガや プロモーション メールが これらの フィルターが原因で 受信者に 届かない場合が あるという ことですね そういう ことに なります 四谷さん 変な写真 送っているんじゃ ないですか 送るわけが ないでしょっ!
メールサービスの 迷惑メール対策は わかりました 他にも何か メルマガが 届きにくくなる 要因は ありますか? 古い 配信リストの 使用が 考えられます 今はもう 興味関心が なくなった人に メルマガを送ると 迷惑メールとして 報告される 可能性があります どういうこと ですか? 例えば Gmailの 受信画面では このアイコンで 簡単に報告が できるんですよ 古いリストで 読みたくない人に 送り続けると 迷惑メールとして 報告される数が 多くなります 何度か 押したこと あるかも…
もし 報告数が増えると 「スパムかもしれない」 と判断され 受信トレイではなく 迷惑メールフォルダに 入れられることも なので 配信リストの メンテナンスが 必要です 非アクティブな 購読者は 配信頻度を下げたり リストから除外したり してください うぅ 配信先を 減らすのは ハードル 高いです メールアドレスは 財産だと 思い込んでいる 人がいますが 読んでもらえないと 意味がありません 正論! メンテナンス する際には バウンス率も 指標になると 思うんですが 何%を 意識すると いいんで しょうか? そうですね バウンス率 って なんですか?
バウンス率は 受信者の メールサーバーに 届かなかった メールの 割合です ベアメールでは ドメイン単位で 3%以内を 目安と しています バウンス率が高い場合 配信リストの質や 送信環境に 問題がある 可能性があります けど ドメイン単位の 集計 って 難しいですよね なんで 難しいん ですか? 例えば インプレスは 全ての事業部の ドメインが impress.co.jp ですが 事業部ごとに システムが 違うので 集計が困難です そういう こと ですか… ドメイン全体 での集計が 難しい場合 事業部や システムごとに 3%を目指して ください それぞれ 頑張れ ってこと ですね… ですね…
バウンス率改善 のためには SPF DKIM DMARC の 適切な設定 次に 配信リストの メンテナンス そして ブラックリストに 載っていないか 確認することが 重要です ちょっと 待って ください ? もし ブラック リストに 載っていたら どうするん ですか? 諦める? いえいえいえ 問題を修正して 削除を申請すれば 解除されますし 自動解除されるリストも あります ええっ そうなんですか! ちなみに ブラックリストに 載っていないかは 以下のような チェックサイトを 使ってください ・mxtoolbox.com/blacklists ・multirbl.valli.org ・Talos Intelligence ドメイン名や アドレスを記入 すぐに やって みます!
あともう一つ いいですか 開封率やクリック率の 見方はわかるんですが バウンス率は どうやって 確認すれば いいんですか? それは メルマガの 配信システムで チェックして ください え どうしたん ですか? システムの 管理権限が ないから システム担当 チームに 申請しないと 見られないんです 開封率や クリック率を 見ている マーケ担当者は 多いですが バウンス率と エラー率まで 見ていることは 少ないですね システム担当 部署では チェック してないん ですか? え
システム担当者と マーケ担当者は 意見が異なる ことが 多いんです 配信担当者 配信 システムは そっち 側の問題 ですよね システム担当者 メルマガの 内容を 見直せば いいんじゃ ないですか どっちも 言い分が あるん ですね… どうすれば いいと 思いますか? マーケ担当者は 自分がメルマガの 責任者という 自覚を持つべきです ひとりでも 多くの人に 読んでもらうためには システム担当者の 協力を仰ぎながら 根気強く取り組み ましょう 一生懸命 書いたメルマガ ですからね それでは最後 読者に 一言 メッセージを お願いします
これからのメルマガは 「数より質」が重要! 内容と配信リストを 適切にメンテナンスすることで 到達率もエンゲージメント率も 大きく向上するはずです 原因が 不明な場合は 自分だけで 悩みを抱え込まず ベアメールのような 専門会社に 相談し 包括的な診断や アドバイスを 受けることも有効です 悩んでいる 時間が もったいない ですよ 四谷さんの モヤモヤは 解消 されましたか? やるべきことが 整理されて またタスクが 増えました…

次回は8月29日(金)公開予定

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