「スマホ通信サービスの乗り換え」を3割が検討中。人気の乗り換え先は?【MMD研調べ】
MMDLaboが運営するMMD研究所は、「2025年2月 通信サービスの乗り換え検討」に関する調査結果を発表した。通信契約しているスマートフォンを所有している36,836人が回答している。
乗り換えを検討する理由「料金」「他社の特典」「ポイントとの連携」
まず「現在利用している通信サービスからの乗り換えを検討しているか」を聞くと、「他の通信サービスへの乗り換えを検討している」27.1%、「解約を検討している」3.7%、「検討していない」69.3%となった。

通信サービス別で見ると、もっとも乗り換え意向が高いのは「SoftBank」32.7%(n=3,727)、もっとも乗り換え意向が低いのは「楽天モバイル」22.0%(n=3,481)だった。
年代別では、もっとも乗り換え意向が高いのは「20代」34.5%、もっとも乗り換え意向が低いのは「60代」22.1%だった。


なお実際に乗り換えを検討している9,974人に「乗り換えたい時期」を聞くと「決めている」30.0%、「決めていない」70.0%。具体的な乗り換え時期では、「2025年7月以降」37.5%、「2025年4月中」14.9%、「2025年5月中」14.3%が上位だった。
さらに具体的な乗り換え先を検討中の6,190人に「もっとも検討している通信サービス」を聞くと、「楽天モバイル」23.8%が特に多く、「Y!mobile」13.7%、「UQ mobile」12.1%がそれに続いた。前回調査(2024年2月)との比較では、「楽天モバイル」1.3ポイント増が最多で、以下「SoftBank」1.2ポイント増、「LINEMO」0.7ポイント増が続いた。
また年代別で見ると、10代は「MVNO」、20代~60代では「楽天モバイル」がそれぞれトップだった。


最後に、乗り換えを検討している9,974人に「他の通信サービスへの乗り換えを検討している理由」を聞くと、「料金が高いから」27.6%が最多で、「他社のサービス、特典を魅力的に感じるから」13.2%、「自分が貯めているポイントとサービスを連動させたいから」10.3%が続いた。通信料金を少しでも抑えるためには、使い慣れたキャリアであっても乗り換えたい意向が強いようだ。

調査概要
- 【調査対象】通信契約しているスマートフォンを所有している18歳~69歳の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2025年2月1日~2月6日
- 【有効回答数】36,836人
※「他社乗り換え」にはdocomoからahamo、auからpovo、SoftBankからLINEMOの乗り換えを含む。
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