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ソーシャルSEOへの取り組み方について」 からご覧ください。
昨日、「ソーシャルグラフが検索結果に影響を与えるGoogleなんて嫌だ」という海外ではそれなりに話題になった記事を紹介しましたが(日本ではイマイチでした、、、)、それに続く続編記事を紹介します。ソーシャルSEOへの取り組み方に関するSEOエキスパートの考え方が書かれています。 — SEO Japan 前回のコラム、現在のソーシャルボタンのシグナルが抱える問題は、私がコンテンツの品質の指標としてソーシャルシグナルは役に立たないと一蹴したため、一部の人達の神経に障ったようだ。このエントリに対して、一歩踏み込んだリアクションがあったが、ビッグマウスメディアが投稿したこのエントリもその一つであり、目を通してもらいたい。 ソーシャルシグナルにはメリットがないと私は考えているわけではない。メリットはある。私は強調するため、そして、笑いをとるため、痔やヤニーの例を挙げながら説明した。 私は検索結果へのソーシャルシグナルの影響力に関する評価基準を準備するつもりだ。まだ発表出来る段階ではないが、それよりもリンク構築のエキスパート達が強調したい差し迫った問題が存在する。ソーシャルシグナルの広範な例を説明し、クライアントごとに予測し提案する取り組みだ。 もしクライアントがソーシャルSEOを行い、検索ランキングを1ページ目まで引き上げることが出来ると確信しているなら、その目標が達成可能または不可能な理由を把握する、または説明し、クライアントと見解を共有することになる。 より頻繁にツイートを送信し、適切なオーディエンスをフォローするように勧めるのは、ソーシャルSEO戦略ではない。しかし、この手法を問う電話が後を絶たない。 私はツイートの量を減らし、少数のユーザーをフォローし、狭いバーティカルに留まり、そして、URLのみを告知するツイートだけにならないよう内容にバリエーションを持たせることが最高のツイッター戦略だと多くのクライアントに告げてきた。 ツイッターのアカウントを削除し、新しく作り直した方が良いと勧めることもあれば、意図に応じて複数のアカウントを立ち上げた方が良いと勧めることもある。 このような戦略の実行の可能性は、状況とクライアントに左右される。フォロワーに関する私の見解をハッキリさせておこう。1万5,000人のフォロワーを抱えていても、76人しかフォローしていないなら、そしてあなたのツイートがリツイートされているなら、フォロワーが1万5,000人いて、1万7,000人をフォローし、そして、一日中話題を選ばずにツイートを送信しているアカウントとは全く状況が異なり、また強力なシグナルと言えるだろう。なぜだか分かるだろうか? クライアントに対する最高の資産は、ツイッターの最高の利用方法を分かってもらえるように手助けすることが出来る能力であり、今いる場所から、これから行く必要がある場所へ辿りつけるように手助けすることが出来る能力である。 フェイスブックにも同じことが言える。いいね!等をどの程度識別しているだろうか?フェイスブックの環境、そして、それ以外の場所で手に入れられる可能性のある交流を把握しているだろうか?フェイスブックでは毎日のように新しい取り組みが生まれているようだ。このようなアクションがそれぞれクライアントにどのような効果をもたらすのか心得ているだろうか? グーグル+1はソーシャルシグナルとして最も分かりやすく、そして、最も有益である。古い比喩で例えるなら、それぞれのソーシャルシグナルとそれぞれの検索者/ウェブサーファーに対してスライダーが別々に設定されているグラフィックイコライザーのように動作するなら、ソーシャルグラフは最高の状態にあると言えるだろう。 私にはツイッターを少し、あなたにはツイッターをふんだんに、そして、お母さんにはツイッターはなし。一部の人達には大量のフェイスブックを、他の人達には少なめに。それぞれのスライダーがソーシャルシグナルのポテンシャルを表していると想像してもらいたい。現在、分析する価値のあるシグナルは10個程度存在するが、その数は増えていくだろう。 個人的には、世界共通のソーシャルアルゴリズムは存在しないと言うのがポイントだと思う。ここが難しいところだ。共通のソーシャルアルゴリズムが存在しないなら、共通のソーシャル戦略も存在しないことになるのだ。 この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「How To Help Clients Understand Social Link Outcomes」を翻訳した内容です。 個別のソーシャルSEO戦略をイコライザーに見立てるのは面白いですね。現状の検索エンジンのアルゴリズムがそのレベルで対応する必要性がある程進化しているのかは謎な面もありますが、確かにソーシャルSEOは、これまでのような共通化された検索アルゴリズムに対応すればよいというものでもないでしょうし、SEO以外の目的も考慮しながら取り組んでいく必要はありそうですね。 — SEO Japan