野村総研が生成AIでAWSと戦略的協業契約、エンタープライズのAI導入課題を解決
2年間で100社超のAI活用を支援、AIエージェントで業務プロセス全体のAI化を推進
10/17 7:01 AI | 便利ツール/サービス
野村総合研究所(NRI)は10月16日、企業の生成AI(人工知能)本格導入を支援するため、アマゾンウェブサービス(AWS)と生成AI分野で戦略的協業契約を6月に締結したと発表した。今後2年間で日本国内企業を中心に100社超のAI活用とビジネス変革の実現を目指す。多くの企業でAIの導入が試行段階で一部業務にとどまっており、AIに関する専門知識やセキュリティ、ガバナンス、具体的なビジネス適用への多様な課題解決に向けて連携する。

NRIは業務に対する深い理解と、業務改革を支援するコンサルティング力、既存システムへの知識やAIの実装力を生かし、AI導入に伴う企業の課題を解決してAIの全社的な活用を可能にする。AIエージェント技術の活用が進む中で、AWSの生成AIサービスとNRIのソリューション開発実績、業界知見を組み合わせ、フロント領域から基幹業務まで業務プロセス全体へのAI導入を支援する。
NRIは生成AIを活用したサービスやツールの開発、インフラ構築の支援ができるとAWSが認定する「生成AIコンピテンシー」を国内で初取得。エンタープライズ領域で重要なセキュリティコンピテンシーなど8項目を保有する。AI導入支援では特化型AIエージェントや業界・タスク特化型LLM(大規模言語モデル)の拡大、AIセキュリティソリューションなどに取り組み、AI人材育成や情報発信の強化、セミナー開催や導入事例発信も行う。
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