個人ブログのSEOの鍵は、ブロガー自身の経験と実体験
グーグル検索SEO情報②
個人ブログのSEOの鍵は、ブロガー自身の経験と実体験
企業ブログにはない強み (ボーディー) 国内情報
個人ブログでは、「個人的な経験」が、有用で有益なコンテンツになる。
「個人的な経験」こそが、個人ブログの強みである。
ボーディーの住太陽氏はこのように主張する。
個人ブログのSEOの鍵は、ブロガー(ブログ記事執筆者)自身の経験と実体験を活かすことだと住氏は言う。グーグルはコンテンツの信頼性を評価する際に、そのトピックに関するブロガーの実経験を重視している。ブロガーが実際に利用した製品のレビューや、生の体験に基づくアドバイスは、信頼性が高く評価される。
個人ブログには、企業ブログのような専門性や権威性はないかもしれない。しかし、ブロガー自身の人生経験や実体験が豊富に反映されていれば、高い信頼性を確保できる。
良質な個人ブログのコンテンツには、ブロガー自身の経験の軌跡が描かれている必要がある。たとえば次のようなものだ:
現状分析 – 抱えている問題や課題や悩みは具体的にどんなものか? それまでの経緯や現在の具体的な状況はどのようなものか? その状況にどれほど困っているか?
調査と調査結果 – 解決策にはどんなものがあり、それぞれの解決策の適合条件、利点や欠点、金銭的・労力的・時間的コストはどうか?
比較検討と意思決定要因 – 最終的に選択した解決策はどんなもので、それを選択した決め手は何だったか? その選択は満足のいくものだったか?
実体験と評価 – その解決策で当初の問題や課題や悩みはどの程度解決したか? その難易度や満足度どうだったか?
簡潔にまとめると、個人ブログのSEO成功の秘訣は「ブロガー自身の経験と実体験を十分に活用し、コンテンツの付加価値とすること」にある。個人でブログを運用しているなら、詳細なノウハウを元記事で確認するといい。間違いなく役にたつ。
観点を変えると、企業サイトにおいても、コンテンツのなかに実経験を含めていくように検討するべきなのかもしれない。
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2023年最後のグーグル検索オフィスアワー: レンダリング時の待機時間、画像遅延読み込み、プロフィールページの構造化マークアップなど
ヘルプコミュニティのPEたちがゲスト出演した座談会あり (グーグル検索オフィスアワー on YouTube) 国内情報
2023年12月のグーグル検索オフィスアワーを紹介する。あんな氏が回答した質問は次のとおりだ。
気になる質問の回答をすぐに確認できるように、上記時間表示の部分は再生箇所にリンクしてある。
Q&Aに先駆けて前半パートでは、公式ヘルプコミュニティのプラチナプロダクトエキスパートたちがゲスト参加した。2023年最後のオフィスアワーということで特別編だ。座談会形式であんな氏と1年を振り返っている。印象に残った出来事や、昨年5月に再開したオフィスアワーの舞台裏なども聞ける。興味があればこちらも視聴するといい。
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SEO初級者にオススメ! 「SEOなんて難しくない」動画シリーズ完結
日本語の音声トラックあり (SEO Made Easy by Google Search Central) 海外情報
グーグルのマーティン・スプリット氏による「SEO Made Easy(SEOなんて難しくない)」動画シリーズが完結した。第1回から第3回までの内容は、このコラムで紹介済みだ。残りの動画のトピックは次のとおりだ:
- Search Consoleを使う5つの理由
- サイトマップをセットアップする際の3つのコツ
- ページ速度を改善する3つの方法
- インデックスの技術的問題をSearch Consoleでデバッグする3つの秘訣
- 年末年始をリラックスして過ごす方法
すべての動画は、日本語字幕ほか日本語の音声トラックも利用できる(つまり日本語で聴ける)。
SEO Made Easyは、SEO初級者向けにちょっとしたコツを簡潔に解説する動画だ。どれも数分の長さなのでサクッと視聴できる。再生リストも用意されている。見逃した回があればチェックしよう。
- SEOがんばり始めた人用(SEO上級者は気にしなくていい)
Search Consoleのクロール頻度制限ツールが終了
利用価値がなくなった (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
Search Consoleで提供されてきたクロール頻度制限ツールのサポートが1月8日に終了した。ツールにアクセスすると終了を告知したブログ記事にリダイレクトされる。2023年11月後半に発表していたもので、告知から6週間での終了だ。
サポート終了の理由は、一言で言えば利用価値が薄れたからだ。現在では、利用に迫られるケースはほぼない。
もしサイトが自ら管理できないような異常に大量のクロールが発生した場合は、こちらのヘルプ記事を参照して対処してほしいとのことだ(ヘルプにある「Search Console を使用してクロール頻度を下げる(推奨)」のセクションは英語版ではすでに削除されている)。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
グーグル史上最強のAIモデル、Geminiの性能はいかに?
ProはBardに搭載済み (Google Japan Blog) 国内情報
従来のAIモデルよりもさらに高性能なAIモデルとして、Gemini(ジェミニ)をグーグルは発表した。
最初のバージョンである Gemini 1.0 は次の3タイプのバージョンでリリースされる:
- Gemini Ultra(ウルトラ)
- Gemini Pro(プロ)
- Gemini Nano(ナノ)
最上位バージョンUltraの性能をグーグルは次のように誇っている:
自然な画像の理解から数学的推論、音声や動画の理解に至るまで、広く使用されている 32 の業界ベンチマークのうち 30 で、Gemini Ultra のパフォーマンスは既存の最高水準の結果を上回っています。
Gemini Ultra は、数学、物理学、歴史、法律、医学、倫理など 57 の科目の組み合わせて知識と問題解決能力をテストする MMLU (大規模マルチタスク言語理解) で 90.00% をスコアし、人間の専門家を上回るパフォーマンスを示した初のモデルです。
Gemini Ultra は、意図的な推論を必要とする異なるドメインにまたがるマルチモーダル タスクで構成される新しい MMMU ベンチマークでも、59.4% という最高水準のスコアを達成しました。
聞き慣れない専門用語が並んでいるが、要は「スゴイ!」ということを言いたいのだろう。
Proバージョンの性能に関しては、次のように述べている:
多数の業界標準ベンチマークで Gemini Pro をテストしました。これらのベンチマークでは、Gemini Pro は大規模な AI モデルを測定するための主要な指標である MMLU (Massive Multitask Language Understanding) と小学校の算数レベル (GSM8K) のパフォーマンスでは GPT 3.5 よりも優れていることがわかりました。
Proは「GPT 3.5よりは上」とのことで、あまりインパクトが大きくないと個人的には感じる。それでもGemini Proは、Bard用に調整されてLLM(大規模言語モデル)として、すでに組み込まれている。
GeminiによるBardの強化を、グーグルは次のように紹介している:
Gemini Pro を Bard に特別に調整することにより、理解と要約、推論、ブレインストーミング、執筆、計画立案などの能力が大幅に向上しました。
また、Gemini Bardを今後数か月以内にさまざまなマルチモーダルデータに拡大し、新しい場所や言語のサポートを追加する予定とのことだ。
最上位モデルのGemini Ultraを組み込んだBardは、Bard Advancedとして2024年の公開を予定している。さらにBardだけではなく、SGEでもGeminiの運用をテストしているとのことだ。
最小モデルのNanoは、スマホなどのデバイス上での利用を想定しており、性能よりも効率性を重視して設計されている。Google Pixel 8 Proに搭載された。レコーダー アプリの要約やWhatsApp から始まる Gboardのスマート リプライに利用できる。
2023年の振り返りでは、生成AIチャットボット戦争の勃発をトップに選んだ。出遅れた感があるグーグルだが猛追している。2024年も生成AIレースから目が離せない。
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