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今やっておくべき「リンクビルディング見直し大作戦」

昔からのやり方を継承し放置しているとまずいかも…いま現在でも有効なリンクのルールを解説する。
この記事の内容はすべて筆者自身の見解であり(ありそうもないことだが、筆者が催眠状態にある場合を除く)、Mozの見解を反映しているとは限らない。

皆さんは、正しい方法でリンクビルディングを行っているだろうか? それとも、まだ古いやり方に頼っているだろうか? 今回のホワイトボード・フライデーでは、現在でも有効なリンクビルディング戦術と、時間の無駄になる(あるいは、まったく有害な)リンクビルディングの手法を、ブリトニー・ミュラーが明らかにする。

リンクビルディングのルール

Mozファンのみなさん、こんにちは! ホワイトボード・フライデーにようこそ。

今回は、リンクビルディングのルールについて解説していく。よく知られているように、リンクはグーグルの検索順位を決定する3大要因の1つであり、ウェブサイトに大きなメリットをもたらす。

しかし、リンクに関してやるべきこと、やってはいけないことをめぐっては、少し混乱がある。この記事がそうした混乱を少しでも解消する助けになることを願っている。

やるべきこと

リンクビルディングについてやるべきことには何があるか? あなたは何をしたいだろうか? まず、最も重要なのは次のことだ。

1. そのリンクの価値を判断する

検索順位を上げてくれる可能性は別として、そのリンクはサイトにどのような価値をもたらしているだろうか? 潜在的なトラフィックを増やしている? サイトとの関連性がある? オーソリティを得ている? こういった選択肢の比重を測り、サイトにとって本当に価値のあるものは何かを判断することから始めよう。

2. ローカルリスティング

これは今でも非常に有効だ。ローカルビジネスへのサイテーション(引用、言及)はさまざまなプラットフォーム上にあり、Moz LocalYextなどのサービスを利用すれば、少しでも早く仕事にとりかかれる。

こういったサービスの多くは、対象のビジネスが記載の場所に実在することをグーグルに伝えるものだ。一貫性のあるビジネス情報(会社名、住所、電話番号などのあらゆる情報)を提供する。

ただし、実際にはあまり話題になっていないことだが、これらのローカルリスティングの一部はまったくグーグルにインデックス登録されていない。考えてみると、Yellowpages.comのサイトはおそらく、1日に数千件もの新しいリスティングを追加している。グーグルが、それらすべてをインデックス登録したいと思うだろうか?

したがって、ビジネスリスティングを登録する場合、ローカルSEO担当者が昔からやっているのは、サイト上にページを作成して、ネット上での居場所を記載することだ。

これらのローカルリスティングへのリンクはグーグルがインデックス登録するのに役立つし、サイトにブーメラン効果のようなものをもたらす。この施策は今でも有効で、みなさんの役に立つことを願っている。

3. リンクされていないブランドメンションを把握する

リンクを獲得できる最も簡単な方法の1つは、自分のブランドや会社に言及しているが、リンクしていない人を把握することだ。たとえば、ある記事ではSEO企業の素晴らしさについて書いていて、Mozに言及しているが、Mozにリンクはしていない。

そういう場合は、「こんにちは、よろしければリンクを追加していただけませんか? ご協力いただけると本当に助かります」と連絡してみるだけでいい。

優れたSEO企業の例

4. リンク切れを修正する

ほとんど手間をかけずに、短時間でリンクを一部でも取り戻せる素晴らしい方法だ。リンク切れとは何だろうか? これはつまり、あるサイトからリンクされていたページが、現在では404エラーになっているということだ。

リンク元のサイトは、あなたのサイトの特定のページにユーザーを送り込んでいたが、その後、あなたはそのページを削除したか、どこか別の場所に移動してしまったのだろう。原因が何であれ、サイト上のこの切れたリンクを301リダイレクトすることで、他の場所でオーソリティを高められるようにしておきたい。

いずれにせよ、やるだけの価値は十分にあるのは間違いない。

5. HARO(Help a Reporter Out)

このサイトは、記者やブロガーがレポーターとしてメールサービスを通じてさまざまな情報を提供するサービスである。このサービスは一般的なPRツールとして優れているだけでなく、リンクを獲得する素晴らしい機会にもなる。

いずれにせよ、私はリンクビルディングを非常に優れたPRだと思っている。デジタル版PRのようなものだ。HAROはこれを次の段階に引き上げてくれる。

6. とにかく素晴らしい存在になる。クールになる。素晴らしいコンテンツのスポンサーになる

これを見ている人なら誰だって、自分の専門分野に関連していて、スポンサーシップを利用できる慈善団体や優れたNPOを知っているはずだ。規模の大小は関係ない。これもリンクを獲得する機会を得られる。ぜひとも検討するべきである。

7. 依頼またはアウトリーチする

依頼することに問題はない。アウトリーチすることにも問題はない。うまくできればなおさらいい。リンクビルディングのアウトリーチは一般にレスポンス率があまりに低いので、いわれのない非難を受けているのは知っている。レスポンス率の平均は4~7%ほどだと思うが、これはかなり低い。しかし、もう少し戦略的にやるか、著名な人たちにアウトリーチすれば、レスポンス率を上げられる。

8. COBC(Create Original Badass Content:オリジナルのすごいコンテンツを作成する)

多くの人がこのことについて話すのを耳にする。リンクビルディングについて言えば、「リンクビルディングは死んだ。ただ素晴らしいコンテンツを作成すれば、人々は自然にリンクしてくれる。最高だ」といった具合だ。

確かにそうなれば最高だが、リンクビルディングと適切に組み合わせることにも利点はあると思う。リンクビルディングという考え方があって、それからリンクアーニングという考え方がある。しかし、その2つが交わったところにこそ、最大限の効果が得られる絶好の領域があるのだ。

やってはいけないこと

では次に、やってはいけないこと。今日のリンクビルディングの世界でやってはいけないことは、次の通りだ。

1. 特定のアンカーテキストを使うよう依頼しない

以下に挙げるのはすべて、スパムのように見えてしまう要素だ。故エリック・ワード氏はこのことに言及していたが、決してアンカーテキストを求めない姿勢を熱心に支持していた。同氏は、ウェブサイトは適切と思われる方法で自由にリンクされるべきだと言っていた。その方が自然に見えるだろう。

グーグルはこの方がオーガニックだと考えるだろうし、長期的にはサイトのためになる。したがって、これはどちらかというと提案だ。これ以外の項目は、間違っても絶対にしてはならないことだ。

2. PageRankを引き渡すリンクを売買してはならない

ただし、nofollowタグ付きのリンクは売買してもかまわない。そうしたリンクは、それが有料であることを明記しているのであり、広告であろうと信頼できないコンテンツであろうと関係ない。そのため、必ずよく調べて効果を理解する必要がある。

3. 隠しリンク

ずっと昔にやっていたことで、白の背景に白のリンクを入れるという滑稽なやり方だ。完全に見えなくなっているが、クローラーには拾い上げてもらえる、というわけだ。そんなことはやめよう。あまりに古くさいやり方だし、もう効果などない。グーグルははるかに賢くなっており、簡単に見破られる。

4. 低品質のディレクトリリンク

低品質のディレクトリリンクも同じだ。とにかく膨大な量のリンクとテキストが並び、無作為に抽出された自動車保険へのリンクまでが含まれるページを思い出す。こういうものは避けた方がいい。

5. サイト全体のリンクも、かなりスパムっぽく見える

フッターリンクであろうとトップレベルのナビゲーションリンクであろうと、サイト全体にリンクを張るのは絶対にやめるべきだ。スパムにしか見えなくなる。これは避けよう。

6. 過剰に最適化したアンカーリンクテキストを含むコメントリンク

これは特に避けたい。これも他の項目とまったく同じだ。スパムのように見える。長い目で見て役に立たない。繰り返しになるが、そもそもこのようなリンクにどんな価値があるというのか? 使うのはやめよう。

7. ゲスト投稿の乱用

これは絶対に避けたい。単にリンクのためだけにゲスト投稿はしたくない。ただし、私は今も強く支持している。というのも、多くの人がゲスト投稿をして価値をもたらしているのを知っているからだ。リンクの有無にかかわらず、ゲスト投稿には今も大きな価値があると思う。

したがって、そのすべてを排除するのではなく、リンクビルディングの機会を得るためにゲスト投稿を利用するのは絶対にやめよう。

8. 自動化されたツール

あらゆる種類のウェブサイトにリンクを作成していたものだ。ScrapeBoxは悪名高いツールで、あらゆる種類のブログにコメントリンクを作成していた。そんなことはすべきではない。

9. リンクスキーム(プライベートリンクネットワーク、プライベートブログネットワーク)

これも深刻なトラブルになる要因だ。グーグルにペナルティを科されるか、あるいはすべてのインデックスを削除されてしまう。スパムにしか見えないので、やめよう。

10. リンク交換

リンク交換も同様だ。昔は、ウェブサイトのリンクを交換しようと申し込み、こちらからリンクを張って初めて、相手からもリンクを張ってもらえたものだったが、ありえないほど馬鹿げている。

こういったことはもう通用しないし、現在では自然に、もっとオーソリティを高められる方法でリンクを獲得できる機会やクイックウィンは膨大にある。

以上、この記事が少しでも混乱を解消する助けになることを願う。ところで、私がみんなに聞きたい疑問の1つは、リンクを否認するか、それとも否認しないかだ。

これについては、どちらとも決着がつかない議論を耳にしてきた。否認ファイルは今も有効なのだろうか? それとも効果はないのか? あなたの考えは? ぜひコメント欄で教えてほしい。

今回もホワイトボード・フライデーを見てくれて、どうもありがとう。では、近いうちにまたお会いしよう。ありがとう。

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