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Facebookは集客チャネルとして信頼性が低い→SEO重視の動き再び などSEO記事まとめ10+2本

Facebookのコロコロ変わる仕様や方針に付き合ってられるか! やっぱりグーグルSEOを重視だ!?

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Facebookからの集客は重要だ。しかし、度重なる仕様や方針の変更により、集客チャネルとしてFacebookに頼ることを疑い、SEOを改めて重要視する動きが起きているようだ。
そのほかにも、ヤフー検索結果の右側広告枠廃止、AMPの最新情報、7年間変わらないSEO施策、検索エンジンが表示する情報の信頼性などなど、SEO関連の情報をまとめてお届けする。

今週のピックアップ

Facebookは集客チャネルとして信頼性が低い→SEO重視の動き再び
FBの頻繁な仕様変更にウンザリ? (DIGIDAY)

ソーシャルメディアやニュースアプリは、今やメディア企業の集客チャネルとしては、検索と同じぐらい重要なものだ。

しかし、フェイスブック経由での集客に依存していたメディア企業が、グーグル検索経由での集客を(再び)重要視するようになっている傾向が見られるそうだ。

理由はさまざまだが、1つには、フェイスブックは頻繁に仕様を変更するためトラフィックが安定しないことがあるらしい。ある調査によれば、「この1年間フェイスブックからのメディアサイトへのトラフィックは、多い月と少ない月で74%の差があった」とのこと。

実際にフェイスブックのニュースフィードは、メディアからの投稿よりも友だちの投稿を優先して表示するようになっている。業界的には「フェイスブックは、もう無料で露出できる場所ではない。しっかりと露出をとるには、広告を使うしかない」という認識になっている人も多いと聞く。

ほかにも、「フェイスブックに掲載したコンテンツから生まれる売上が頼りないこと」「フィードバックへの対応具合」「仕様変更を周知するやり方」といった点でフェイスブックに不満を抱くパブリッシャーも多いといったことが、元記事では示されている。

つまり、フェイスブックに対する集客チャネルとしての信頼性が揺らぎ、フェイスブックに大きく依存していた状態からの脱却が始まっているようなのだ。

その結果として、メディア企業は検索エンジンからの集客、つまりSEOにあらためて目を向けるようになった。また、SEOに通じている人材のニーズも高まっているという。

今までよりも多くの社内リソースを検索対応(つまりSEO)に割くようになったメディア企業もある。たとえば、ニューヨーク・タイムズは、次のように制度を変えたそうだ。

「ニューヨーク・タイムズ」の編集作業にはSEO業務も組み込まれた。編集者は、Googleのトレンドを追跡し、ニュースになる大きな出来事の前にキーワード戦略を立て、臨時ニュースがあれば見出しを更新する。

SEOに取り組む身として、こうしたニュースを聞くとなんとなくうれしくなってしまう。とは言うものの、検索トラフィックも未来永劫にわたって安泰ということでは決してないだろう。グーグルも変化し続けるので、SEOにも常に改善が求められる。

もっとも、近年のグーグルに限って言えば、寝耳に水のような突然の仕様変更はないという点では、安心かもしれない(ただしスパムに対抗するアルゴリズム更新は突然行われることがあるし、公表されないことも多い)。

少なくとも、検索ユーザーにちゃんと価値を提供できていれば、フェイスブックのように突然の方針変更でトラフィックが激減するということは考えにくい。

とは言うものの結局は、フェイスブックであろうがグーグルであろうが、1つの集客チャンネルだけに依存するのはよくないということに落ち着くのではないだろうか。投資の世界で「卵は1つのカゴに盛るな」というようなリスク管理と同じ話だ。

ソーシャル、検索、メルマガ、口コミなど多種多様な経路で集客することが最も理想的だ。そのうえで、リピータになってもらうことができれば、さらに安定感が出る。

★★★★☆
  • 集客を担当するWeb担当者 全員

日本語で読めるSEO/SEM情報

ヤフーも検索結果右側の広告掲載を廃止
影響を受けていないかどうかを念のためチェック (Yahoo!検索)

日本のヤフーが、Yahoo!検索において、検索結果画面の右側に出していた広告を廃止した。

今年の2月、検索結果右広告枠をグーグルが廃止して大きな騒動になった。日本のヤフーも同様の動きをした模様だ。

上部と右側に広告が表示される以前のYahoo!検索
以前の検索結果。検索結果の上部と右側の2か所に広告が掲載されている。
上部にだけ広告が表示される現在のYahoo!検索
現在の検索結果。広告が掲載されているのは上部だけ。

この変更に際しては、ヤフーからは何も情報は提供されていないようだ。どのような意図があるのか知りたいものだ。グーグルと同じように、スマホでの体験との一貫性を保つためなのだろうか?

なおグーグルの場合は、変更当初不安がられたような広告成果の著しい低下は、たいていのアドワーズ広告出稿サイトでは見られていない。ヤフーの場合もそうであることを願いたい。

とはいえ、念のため、影響を受けていないかどうかを調べておいたほうがいいだろう。変更は、10月の20日前後に実施されたと思われる。

★★★★☆
  • 検索マーケターならとりあえず知っておく

信頼性がある医療関連情報をヤフーが検索結果で提供開始
グーグルにも早く取り組んでほしい (ヤフー検索ガイド)

ヤフー検索は、「乳がん」関連のクエリで検索した場合に、乳がん診療のガイドラインを検索結果に表示するようにした。日本乳癌学会が提供している信頼性のおける情報だ。

「乳がん治療」のYahoo!検索結果
「乳がん治療」のYahoo!検索結果

また、バカに毛が生えたブログさんが調べたところによると、乳がん以外の病気関連のクエリでも、その病気に関係する情報が検索結果で提供されるそうだ。

ただしこちらは、ヤフーが運営するヤフー ヘルスケアからの情報が表示される。とはいえ、家庭医学大全科からの出展であることが明記されている。比較的信頼性が高い情報だと考えていいだろう。

「インフルエンザ」のYahoo!検索結果
ヤフーヘルスケアからのインフルエンザに関する情報が提供される検索結果

米グーグル(google.com)にも、病気や健康に関する情報を提供するナレッジパネルが検索結果に表示される。情報は信頼のおける医療機関によって編集されたものだ。

「Flu」のGoogle検索結果
「flu」(インフルエンザ)の検索で出てくるナレッジパネル。インフルエンザの概要や症状、対処方法などが掲載されている。

こちらの機能は今のところ日本には導入されていない(「ジカ熱」だけは出てくるようだが)。

情報の信頼性が非常に疑わしい医療系のコンテンツやキュレーションメディアが、いま問題になっている。

「検索エンジンは、コンテンツの正しさは担保できない」のが現状ではある(グーグルが明言している)。しかし、こうした形での、一定の信頼性を保った医療情報の提供は歓迎したい。グーグルにも、医療ナレッジパネルを早く日本にも導入してほしいものだ。

★★☆☆☆
  • SEOとは直接関係ないが参考情報として

AMPページでも広告収入を得るには?
広告による収益化をAMPプロジェクトが後押し (Google Developers Japan)

AMPプロジェクトの公式ブログが、AMPの広告対応状況について説明した。

次のような内容だ。

  • 広告収入の 100% を獲得
  • ページでの広告表示方法を選択
  • 動画広告対応のメリットを活用
  • リッチなカスタム広告フォーマットによる差別化
  • 入れ替え可能な広告枠で収入を最大化
  • AMP ロードマップを考慮した先回りの計画

AMPをすでに導入している、または導入を検討しているウェブ担当者で、サイトに広告を掲載しているならひととおり目を通しておこう。

★★☆☆☆
  • AMP対応しているメディアの広告担当者向け

スマホの画像検索で広告を出稿して売上アップ
画像検索にショッピング広告が出るようになった (バカに毛が生えたブログ)

グーグルは、画像検索結果にアドワーズのショッピング広告の掲載を始めた。米国で5月に始まっていたサービスだ。

「BURBERRY マフラー」の画像検索結果に表示されるショッピング広告
「iPhone ケース」の画像検索結果に表示されるショッピング広告

あなたがECサイトのウェブ担当者で、アドワーズ広告を出稿しているなら利用を検討するといい。もっとも、検索ネットワークの一部なので、特に何もしなくても自動的に掲載される。

なお、広告が掲載されるのはモバイルでの画像検索だけだ。PCからの画像検索では掲載されない。

★★★☆☆
  • アドワーズ広告を出向しているECサイトのウェブ担当者
  • ECサイトの広告運用担当者に伝えましょう

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

AMP関連の記事を2本ピックアップ。

用語集
PageRank / SEM / SEO / nofollow / アドワーズ / インタースティシャル広告 / インデックス / キャッシュ / クロール / ソーシャルメディア / ドメイン名 / フィード / リンク / 検索エンジン

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