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レスポンシブ・ウェブデザインに変えたらアクセス激減!?

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レスポンシブ・ウェブデザインに変えたらアクセス激減!?
★★★☆☆ 原因は別にありそう (WebmasterWorld)

下の質問がWebmasterWorldフォームに投稿された。

レスポンシブ・ウェブデザインにサイトを変更したところ、グーグル検索からのトラフィックが20%~25%も減ってしまった。

(レイアウトのための)tableタグをdivタグに変えCSSを使うようにした。メニューや広告のコードの場所は移動した。

でもコンテンツは以前とまったく同じだ。URLも変わっていない。

「レスポンシブ・ウェブデザインにするとアクセスが減る」という現象は、普通にあることなのだろうか? それとも原因は別のところにあるのだろうか?

レスポンシブ・ウェブデザインに変えても順位が下がることはなく何も悪影響はなかったと、数名のメンバーが実体験としてコメントを返している。

同様に、レスポンシブ・ウェブデザインによって検索結果に何らかの影響が出たことはないとの報告は、これまでにも何度も目にしているが、逆に下がったという報告は聞いたことがない。

このような状況から考えると、質問者のサイトの検索トラフィックが減った理由はレスポンシブ・ウェブデザインへの変更とは関係ないのではないかと考えられる。

URLやコンテンツ、titleタグやh1タグなどの重要なタグの記述を同じに保ち、サイト内リンクも以前と同様ならば、レスポンシブ・ウェブデザインに変えても目立つ悪影響は起こらないはずだ。少なくとも筆者は、質問されればそうアドバイスする。

こんなリンクは間違いなく効果がなくなる×8
★★★★☆ スパムリンク扱いされるものもあり (Point Blank SEO)

かつてはランキングを上げるのに効果があったが、不適切に乱用されたため効果を失ったタイプのリンクをリストアップした記事。

  • 相互リンク
  • 登録型ディレクトリへの登録
  • ブログへのコメント
  • フォーラム(掲示板)への投稿
  • 記事投稿サイトへの投稿
  • プレスリリース
  • インフォグラフィック
  • 寄稿

もちろん、上に挙げたタイプのリンクすべてを否定しているわけではない。これらのリンクでも、本来の目的に従って獲得するのであれば、一定の評価は得られるだろう。もしnofollow属性が付いていて検索エンジンの評価対象にはならなかったとしても、ユーザーを直接送ってくれるリンクとしての価値がある。

しかし、「検索順位を上げる」ことだけを目的にこういった手段でリンクを集めているのならば、そうしたリンクはグーグルに見破られまったく評価されないか、度が過ぎれば反対に手動対応の対象になったりペンギンアップデートのようなアルゴリズムに成敗されたりしてしまうだろう。

HTML5の“ブロックレベル”リンクをグーグルは認識できるか
★★★☆☆ できるけど利用は避けたほうが無難 (Google Webmaster Help Forum)

HTML5とそれより前のHTMLでは、リンク(<a>タグ)の文法的に正しい使い方の定義が少し変わっている。

HTML 4.01やXHTMLでは、a要素はインライン要素なので、<a>の中にブロック要素である段落(<p>)や<div>を含むと文法違反になっていた。

しかしHTML5の要素は「ブロック要素」「インライン要素」とは異なるグループ分けになっており、<a>要素の中に段落やdivだけでなく、見出しやセクションを入れてもよくなっている。つまり、古いHTMLでいう“ブロックレベル”のリンクとして指定できるようになっている(と筆者は初めて知った)。

<div class="article">
<h3><a href="story1.html">ロシアに巨大隕石が落下</a></h3>
<p><a href="story1.html"><img src="meteor.jpg" alt=“上空を落下する隕石" />ロシアのウラル地方の上空で隕石が爆発しました。米航空宇宙局(NASA)によると、隕石は直径約17メートルで……</a></p>
<p><a href="story1.html">[記事全文]</a>を読む</p>
</div>
HTML 4.01でのソースコード例
<article>
<a href="story1.html">
<h3>ロシアに巨大隕石が落下</h3>
<p><img src="meteor.jpg" alt="上空を落下する隕石">ロシアのウラル地方の上空で隕石が爆発しました。米航空宇宙局(NASA)によると、隕石は直径約17メートルで……</p>
<p>[記事全文]を読む</p>
</a>
</article>
HTML5でのソースコード例

さて本題に入る。この“ブロックレベル”のリンクを、グーグルは適切に認識して処理できるのだろうか?

グーグルのジョン・ミューラー氏によれば、グーグルはHTMLを非常に柔軟に読み取ることができるのできちんとリンクとして認識できるそうだ。それどころか、HTML 4で記述したドキュメントで<a>要素の中に段落が入るような(文法に外れた)使い方をしていても認識できるということだ。

とは言っても、リンク先のコンテンツの内容を示すアンカーテキストがぼやけてしまうので、多くの要素をすべてまとめてリンクにしてしまうことは推奨しないとも付け足している。

翻訳したコンテンツは重複コンテンツになるか
★★★★☆ ならないが自動翻訳はNG (Cre8asiteforums)

世界のいくつかの国々を対象にサイトを展開しています。

同じコンテンツをそれぞれの国の言語に翻訳して公開したら、グーグルに重複コンテンツとしてみなされてしまうでしょうか?

上の質問がCre8siteforumsのフォーラムに投稿された。

言語が違えば翻訳コンテンツは重複としてはみなされないので、安心して公開して構わない。

ただし注意点がある。人間の手によって翻訳しなければならない点だ。

ツールを使って自動翻訳したコンテンツをクロールさせることはスパム扱いされることがある。自動翻訳では意味が通じない表現になっている場合があるからだ。

まとめると、スキルのある翻訳者によって対象地域の言語に訳された意味の通じるコンテンツであれば、内容的に同じであったとしても重複コンテンツにならない。

GooglebotがJavaScriptのリンクを読んで404エラーを出している
★★★★☆ キホンは無視 (Graywolfs SEO Blog)

一般的な検索エンジンのクローラはJavaScriptのリンクを検出できない。だが今のGooglebotは性能が向上しておりたいていのJavaScriptのリンクを発見したどることが可能だ。

ところがこれがかえって予期せぬ事態を発生させることがある。

たとえばアクセス解析ツールでのトラッキングを目的としてJavaScriptで仮想のURLを設定する場合だ。実在しないURLなのでアクセスしてもページは表示されない。ところがGooglebotはそのリンク先URLにクロールを試みる。しかし実在しないのでサーバーからは404エラーのHTTPステータスコードが返ってくる。そしてウェブマスターツールのクロールエラーにレポートが出てくるのだ。こうして報告される404ページの数が多いと、どう対処すべきか不安に感じてしまうウェブ担当者も少なくないだろう。

こちらの記事では、404エラーのレポート注意深く監視するように促しつつ、いくつかの対処策を提示している。

だが、基本的にこうした404エラーは気にしなくて構わない。グーグルはこれらの問題を認識しており、解決のために取り組んでいる。ましてrobots.txtでブロックしたりURL削除ツールで削除リクエストしたりする必要はまったくない。404エラーはサイトのクロールとインデックス、ランキングに影響しないのは、このコーナーで何度も伝えているとおりだ。

関連する公式ブログ記事とヘルプドキュメントを以下に示しておく。

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SEOは時間をかけて丁寧に実践すべきだという記事とSEOの効果を予測することは極めて困難だという記事を今週はピックアップ。

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