有名サイト、かってに解析!

もしも、「デル」を解析するなら(前半)[第43回]

パソコン直販大手の「デル」で、パソコン不具合の解決方法がスムーズに分かるかどうかをチェック。

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誰もが知っている有名サイトをエキスパートレビューしながら、「もし、アクセス解析するなら」どのポイントに着目するかを第三者的な視点から解説。アクセス解析を用いてサイトの改善を行うための仮説構築力を身につけて、自社サイト、クライアントサイトをアクセス解析する際に役立ててほしい。

有名サイト、かってに解析!

毎週木曜9時は「かってに解析!」。だれもが知っている有名サイトをかってに取り上げ、「もしもアクセス解析をするならば、どこに目をつけるか?」という視点で、サイトの問題点やチェックポイントにあたりをつける方法を解説していく。

今回はコンピュータ直販大手のデル株式会社(Dell Japan)の公式サイトを取り上げる(以下、本稿において、カギかっこ付きで「デル」と書くときは、会社名や製品名ではなくサイト名を指す。他のサイト、企業も同様)。

筆者は、コンピュータ直販業界の会社やサイトが直面している課題や戦略・戦術を十分に理解しているわけでもない。あくまでもどのような点に着目したらよいのかを重視して読んでいってほしい。

「デル」の閲覧シチュエーションを想定

今回のサイト利用シナリオは以下の通りだ。筆者がいま、実際に利用しているパソコンの状態が思わしくなく、サポートページを使って情報検索と問題解決ができるかどうかを行ってみたものだ。

誰がデルのパソコンユーザー(スモールオフィスの法人ユーザー)
何の目的で利用しているパソコンの不具合について調べる
解決したいこと筐体(きょうたい)から発生する異常な騒音の原因と対処方法を知りたい

「デル」をエキスパートレビュー!

「デル」で検索すると、GoogleでもYahoo!でも1位

まずは検索エンジンで「デル」と検索してみる。「Google」でも「Yahoo! JAPAN」でも、検索結果の1位に表示される(図1図2)。自然検索結果で「デル」が1位に表示されると同時に(図1図2の赤枠で囲んだ部分)、検索連動型広告のトップにも、デル自身による広告が表示されている(図1図2の青枠で囲んだ部分)。

図1:「Google」で「デル」と検索した結果ページ
図1:「Google」で「デル」と検索した結果ページ
図2:「Yahoo! JAPAN」で「デル」と検索した結果ページ
図2:「Yahoo! JAPAN」で「デル」と検索した結果ページ

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