「結果0件」検索率
「結果0件」検索率
検索をかけて「該当する結果が見つかりませんでした」という表示が出たときほど、がっかりすることはない。特に、確実に「ある」とわかっている情報なのに検索で引っかからないとき、訪問者の落胆は大きい。
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定義
この値を計測するためには、検索ツールが、検索結果が見つかった回数を拾い出す機能を持っていなければならない。経験上、検索結果を返した数(または単純に、検索結果の有無)を記録するカスタム変数を使用して、JavaScriptのタグを使う方式が容易である。
この情報を持っている前提であれば、計算は簡単である。
{検索結果が得られなかった検索回数}÷{総検索回数}={結果0件検索率}
1回の訪問の中で複数回検索される可能性が高いので、これらの分母、分子に使う検索の数は、訪問回数や訪問数ではなく、ページビュー数で計算されるべきである。
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表現形式
KPIレポートでは、結果0件検索の意味と、このKPIと検索結果が得られなかった検索語句の情報を合わせて提供したほうがよい。
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想定される結果
理想的には、この値は限りなくゼロに近づくが、実際はそうはならない。多くの場合、検索結果ゼロの原因は、単純なスペルミスや、コンセプト上もしくは言語上の表現の違いによって起こるが、これらは検索ツール上で、類義語判定やマッピングを用いて簡単に修正できる。
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行動
あなたが検索ツールに多大な投資をしており、なおかつ検索利用率が高い場合は、この指標を参考にしながら、検索されている語句や、検索を利用する訪問者の行動を注意深く観察しよう。このKPIに上昇傾向があれば、検索結果が得られなかった検索語句を洗い出し、それらのマッピングと、検索インデックス上で類義語の関連付けを行うことを試みよう。
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この記事の筆者
この記事は、Web Analytics Demystifiedの創設者でありシニアパートナーであるエリック・T・ピーターソン氏による書籍『The Big Book of Key Performance Indicators』の日本語版です。原著作者の許諾を受けて株式会社デジタルフォレストが翻訳し、同社の開催する「Web解析マネジメント実践講座」において参考書としているコンテンツを、Web担当者Forum向けに特別に公開しているものです。
※この日本語訳版に関するお問い合わせは、デジタルフォレストまでお寄せください。
エリック・T・ピーターソン 著
株式会社デジタルフォレスト 手嶋進、入谷聡、清水昌浩 訳
Original Author: Eric T. Peterson, Senior Partner and Founder, Web Analytics Demystified