ネットショップ担当者フォーラム

ヤマトHDが関東・中部地域間の当日配達を実現へ。「中部ゲートウェイ」を竣工

9 years 2ヶ月 ago

ヤマトホールディングスは9月8日、多機能型総合物流ターミナル「中部ゲートウェイ(GW)」を竣工した。稼働は10月1日。

羽田クロノゲート・厚木ゲートウェイ(厚木GW)・中部GW間での多頻度幹線輸送が可能になり、関東・中部間の宅急便の当日配達を実現。2017年秋には現在建設中の関西ゲートウェイを稼働させ、東名阪での宅急便の当日配送をめざす。

中部GWは新東名高速道路豊田南ICに近く、名古屋港まで約30分、中部国際空港セントレアまで約45分という立地でスピード輸送に対応。

敷地面積3.7万平方メートル、6階建て、延床面積6.5万平方メートルの建物内に、グループ会社6社が入居。24時間稼働の最新マテハン設備、航空便やJITボックスチャーター便などとも連携し、企業物流のスピード輸送に対応する。

中部ゲートウェイの外観

ヤマトホールディングスは「より早く、より高品質に、かつ低コストで」という企業ニーズに対応する一方、労働力不足という課題にも対応するため、2013年に物流の最適化をめざす「バリュー・ネットワーキング」構想を立ち上げた。

「バリュー・ネットワーキング」構想の中核として、日本の地理的中心に位置する中部地域のゲートウェイターミナル建設を進めており、中部GWの稼働で物流の最適化を進めていく。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

楽天店とヤフー店のサイト作成もできる「ホームページ・ビルダー21」最新版10/7発売

9 years 2ヶ月 ago

ジャストシステムは10月7日、ECサイト作成に本格対応したWebサイト作成ソフトの最新バージョン「ホームページ・ビルダー21」を発売する。

ネットショップ作成機能を中心に強化を図ったのが特徴。ECサイト構築・運営サービス「BASE」「e-shopsカート2」「MakeShop」「STORES.jp」「カラーミーショップ」のカート機能と連携する機能を実装。「カートに追加する」ボタンを簡単に設置できるようにしている。

「ホームページ・ビルダー21」は、「BASE」「e-shopsカート2」「MakeShop」「STORES.jp」「カラーミーショップ」のカート機能とも連携
「BASE」「e-shopsカート2」「MakeShop」「STORES.jp」「カラーミーショップ」のカート機能とも連携。「カートに追加する」ボタンを追加できる

また、最上位版「ホームページ・ビルダー21 ビジネスパック」では、「Yahoo!ショッピング」「楽天」のサイトデザインを同時に作成できる機能を搭載。HTMLやCSSなどの知識がなくても、簡単に作成できるようにした。

最上位版「ホームページ・ビルダー21 ビジネスパック」では、「Yahoo!ショッピング」「楽天」のサイトデザインを同時に作成できる機能を搭載
「ホームページ・ビルダー21 ビジネスパック」は、「Yahoo!ショッピング」「楽天」のサイトデザインを同時に作成できる

ヘッダーやサイドバー以外の構成要素をドラッグ&ドロップでブロックとして配置。画像やテキストを加えるだけでモール店を作成できるようにしている。テンプレートから選ぶことも可能。

最上位版「ホームページ・ビルダー21 ビジネスパック」では、「Yahoo!ショッピング」「楽天」のサイトデザインを同時に作成できる機能を搭載
モール店作成時のHTML出力イメージ

「ホームページ・ビルダー21」は自社のホームページにカート機能を搭載。合わせて、最上位版に「Yahoo!ショッピング」「楽天」のページを作成できるソフトを用意し、手軽に多店舗運営をできるようにした。

また、テンプレートを使いメイン画像・ロゴ・バナーを簡単に作成できる画像編集ソフト「メージ デザイナー」も用意。EC向けバナーのテンプレートやスタンプも多数収録している。

「ホームページ・ビルダー21」の希望小売価格は1万4100円(税別)。EC向けの機能(モール店作成)を搭載した最上位版「ホームページ・ビルダー21 ビジネスパック」は2万6500円(税別)。

ジャストシステムによると、Webサイトを運営中または運営予定の人を対象に調査をしたところ、ホームページ作成の目的で「商品販売」が半数に上り、そのうち「今後、商品を販売予定」という回答が27.0%を占めた。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

ユニクロのEC化率50%に向けた商品施策が始動、オンラインストアの点数拡充など

9 years 2ヶ月 ago

ユニクロは2016年秋冬シーズン商品から、自社ECサイト「ユニクロオンラインストア」の商品数を大幅に拡充する。

これまで、ユニクロアプリの充実、セミオーダー商品の販売、コンビニ受け取りなどを展開してきた。次は取り扱う商品数を大幅に増やし、顧客ニーズに対応する。

ユニクロの商品施策

  • オンラインストア限定サイズの拡充
  • オンラインストア特別商品を新たに80品番展開、サイズ拡充と合わせてグローバル旗艦店の1.5倍に
  • 定番商品のデザインや色柄のバリエーションを拡大
  • 海外限定商品の販売
  • セミオーダー商品に新デザイン

オンラインストア限定サイズの対象商品を従来比で2倍に拡充。ユニクロのアイテム全商品で展開する。標準サイズしか取り扱いがなかった「イネス・ド・ラ・フレサンジュ」などのコラボレーションアイテム、大型店特別アイテムなども追加する。

サイズ、色柄を合わせて、ジョガーパンツは800通り、ニットは3000通り以上の選択肢から選択可能。キッズ商品も小さなサイズを増やし、100~160cmで展開する。

オンラインストア特別商品を新たに80品番ほど追加。サイズ拡充と合わせてグローバル旗艦店(世界的情報発信の拠点となる大型店舗)の1.5倍まで品数を増やしている。

また、ロシアなど極寒地域向けの「ウルトラウォームダウンコート」、丈が長い「ウルトラライトダウン」などの商品を、日本国内でも購入できるようにした。

セミオーダー関連では新しいデザインを投入し、約800通りの組み合わせから購入できる。

ユニクロ「ユニクロオンラインストア」のEC化率50%に向けた商品施策が始動、オンラインストアの点数拡充など

「ユニクロオンラインストア」では商品拡充施策などが始動(画像は編集部がキャプチャ)

ユニクロは現在約5%のEC売上比率を、将来的には30~50%に拡大する方針を掲げており、オムニチャネル、物流の拡充などを進めている。

2015年8月期通期連結決算によると、国内ユニクロ事業における通販・EC売上高は前の期比27.9%増の324億900万円だった。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

楽天が始めた店舗への「ペナルティ制度」 責任者が明かす運用の「基準」「方法」とは

9 years 2ヶ月 ago

楽天は9月1日から、「レビューを通じたユーザへの傾聴施策(以降は傾聴施策)」「品質向上制度」を設けた。目的は「楽天市場」を“プレミアムな店舗の集合体”とするため。

この制度は、出店店舗に対して6月に事前アナウンスを行ったところ、違反点数が累積した場合に大きな罰金が発生することから、多くの出店者から批判の声があがっていた。

「スタートまでの間に多くの店舗から声を拾い上げ、その声を反映させていきたい」としていたアナウンスの時点(参考記事)からどう変わったのか。ECカンパニーCOO&ディレクターの野原彰人執行役員に話を聞いてみた。

冊子に記載した違反行為以外のみ違反点数が発生する

――アナウンス時点と比べて、制度を変更した点などはありますか。

多くのショップから寄せられたのは、店長レベルは何をすれば違反に該当するのか把握できるものの、個々のスタッフは何に注意すればいいかがわからないといった声でした。

今回、何に注意しなければならないかといったことをまとめた冊子「みんなが作る楽天市場 店舗運営ガイドブック 14のステップ」を作り、すべての出店店舗に配布しました。

6月に発表した品質向上制度は、さまざまなケースが想定される。これまではグレーの部分を作っていましたが、店舗にとってはこうした基準が不明瞭な要素となっていました。新たに案内した基準では、(禁止行為として)記載していることをすれば違反点数が発生し、記載していないことはグレーでも違反点数が発生しない、といった明確な基準を採用しました。

プロセスを明確にすることも定めています。楽天側が改善をお願いした後、すぐに違反点数を発生させるわけではありません。店舗さんから理由や意見などを受け付け、その意見と実態を見て違反点数を発生させるか否かを決定するようにします。

「傾聴施策」でも同様です。ショップレビュー評点3.0未満のレビューが書き込まれ、店舗さんへの報告・調査の結果、低評価となった原因が店舗側にある場合は調査活動費用の一部を負担いただきます。月5件を超える低評価レビューには、1件当たり700円を店舗さんが負担するといったように基準を明確化しました。

対象行為は「情報漏えい」「配送関連」「キャンセル処理」「ページ表記」の4点のみ。商品に対する意見などで低レビューが付いた場合は対象にしません。低レビューが付いた場合、消費者の意見をヒアリングした後、店舗さんに対しても意見を聞いて判断するようにします。

――多くの店舗が「何とかしてほしい」と言っていたのは明細書の入れ間違いに対する違反点数の付与だったが、この点は?

明細書の入れ間違いは店舗さんから意見をいただいていました。明細書の入れ間違い行為を高い違反点数とした理由は、個人情報保護に対する消費者意識の高まりに対応したものです。

ヒューマンエラーありきを前提にしてしまうと、これから先も絶対にその行為はなくならない。とはいえ、店舗さんへの聞き取り調査を行ってから判断するので、事情も考慮していければならないでしょう。

楽天が始めた店舗への「ペナルティ制度」 責任者が明かす運用の「基準」「方法」とは

配布した冊子に記載した禁止行為以外は、グレーでも違反点数は発生しない

消費者から選ばれる売り場を作るのが目的

――8月31日時点で違反点数が付与される店舗の割合はどのくらいですか。

違反点数が付与される店舗さんには連絡していますが、割合まで把握していません。ただ、かなり少ないことは確かです。6月のアナウン以降、多くの店舗さんが改善を行っています。

目的は「楽天市場」のサービス品質の向上です。適切な店舗運営をしていれば、違反点数が発生することはないと考えています。

――店舗への説明会などを通し、ショップからの声が変わってきたという実感はありますか。

違反点数もあるので、不安を感じている店舗さんはいます。私たちは「楽天市場」の売り上げを一緒に伸ばしていくために実施する、といったことを説明しています。実は一部の店舗の行為のために迷惑を受けていると感じている店舗さんは存在し、今回の制度に対して賛成するショップさんは少なくありませんでした。

――新制度の内容は今後、変更していく予定はありますか。

運用していくなかで改善すべき点、課題が出てくると思う。状況によって変化させ、店舗さんに納得してもらえるような制度にしていきます。そして、消費者にとって良い売り場になるようしていきたいですね。

楽天が始めた店舗への「ペナルティ制度」 責任者が明かす運用の「基準」「方法」とは

店舗スタッフが誰でもすぐに確認できるように気を付ける点をまとめたポスターも用意した

――なぜこのタイミングで「傾聴施策」「品質向上制度」の施策を行ったのでしょうか。

「楽天市場」が始まった当初、買いやすいECサイトとして評価されていた1つが、品ぞろえが豊富であったことでした。しかし、多くのECサイトが生まれているなかで、商品の豊富さだけが消費者の関心事ではなくなってきました。

また、ネットで購入できる行為そのものが便利な時代でしたが、今ではそれが当たり前。より便利に使いやすいサイトで買い物をしたいという消費者ニーズが高まっていると感じています。

今後も「楽天市場」を多くの消費者に使ってもらうためには、こうした消費者のニーズに応えていく必要があります。消費者の声をしっかり聴いてそれを反映していく「傾聴施策」、「楽天市場」全体のサービス品質を向上していくための「品質向上制度」を始めることにしました。

目的は消費者から選ばれる売り場を店舗の皆さんとともに全員で作っていくためですから。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

LINE@、.shopドメイン、Amazonディスプレイ広告……知っておきたい話題がランクイン | 週間人気記事ランキング

9 years 2ヶ月 ago

「BuzzFeed Japan」が立ち上がってから8か月。当初の計画よりも早いペースでビュー数などを伸ばしているそうです。成長の秘訣は「編集記事でも広告でも重要なのは笑えたり、知的好奇心をくすぐり、人に教えたくなるネタだということ」。2位はECにおけるLINE@の活用事例でした。

  1. 「BuzzFeed」の上野社長に聞く“バズる”コンテンツの作り方

    tweet26このエントリーをはてなブックマークに追加

    ネット通販業界で増えているオウンドメディアのコンテンツ作りに、「BuzzFeed」の記事編集ノウハウを活用してみては?

    2016/9/5
  2. LINEのEC活用で客単価4%増、CTR2.3倍。「つながり消費」でECの集客・販促は変わる?

    tweet27このエントリーをはてなブックマークに追加

    EC事業者から「スマホECとの相性が抜群」「開封率・送客率がとても高い」「反応のスピードがとても早い」といった声があがる

    2016/9/6
  3. 登録は早い者勝ち! 新ドメイン「.shop」で、ネットショップビジネスを強化しよう

    tweet12このエントリーをはてなブックマークに追加

    価値あるプレミアムドメイン名を先行登録でゲット

    2016/9/2
  4. 楽天、フリマアプリ「フリル」のFablicを買収。全株式を取得し完全子会社に

    相互送客などで補完しあいながら、顧客基盤の強化・拡大に取り組む

    2016/9/5
  5. 儲かればそれでいいのか? PCデポとフライパンの記事から考える。【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2016年8月29日〜9月4日のニュース

    2016/9/6
  6. 中小ECサイトでも利用できるようになったアマゾンディスプレイ広告の内容と活用方法

    これまで大手メーカー等しか出稿することが出来なかったアマゾンディスプレイ広告が、最近になって2万店舗を超えるショップが出稿可能に!認知度アップに大きな効果が期待されている。

    2016/9/5
  7. 最新EC市場調査がランクイン。日本の通販市場は6.5兆円。上位10社がシェアの41%を占める

    2016年8月26日~9月1日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

    2016/9/2
  8. 通販・EC事業者の最大の悩みは「新規顧客獲得や集客」

    課題では売り上げ拡大がトップも、新規顧客獲得を課題にする事業者が増えている

    2016/9/7
  9. 日清食品のEC戦略 通販サイトは「個客」コミュニケーションを実現する“場”へ転換

    「日清食品グループ オンラインストア」に名称変更し、“ブランド コミュニケーション プラットフォーム”として活用

    2016/9/2
  10. アフィリエイトの提携数はどう増やす? 広告枠を買う前に知っておくべき4つの方法

    アフィリエイト広告運営の課題その1。提携数の伸び悩みについて(連載第16回)

    2016/9/2

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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福井県鯖江市が「ヤフオク!」で市内のリユース商品を販売する「サバオク」をスタート

9 years 2ヶ月 ago

福井県鯖江市は9月6日、鯖江市内で環境教育活動を行うNPO法人エコプラザさばえと共同で、市内の不要品や掘り出しものを「ヤフオク!」内で販売する「サバオク」を開始した。

10月14日まで5日ごとに約50点、合計300点以上のリユース商品の販売を行う。

「サバオク」は2016年6月、ヤフーと鯖江市が調印した「環境保全活動支援・地域活性化に関するリユース協定書」をもとに実施する取り組み。

市内の事業所や家庭内に眠っている年代物の機器、めずらしいアイテム・おもちゃなど、一般の店舗などでは入手が難しい希少価値のあるものを鯖江市が集める。

NPO法人エコプラザさばえが「ヤフオク!」にストア登録し、集まった商品を「サバオク」として出品、販売する。

「サバオク」で集まった資金は、植樹活動や自然環境の体験教室、リサイクル体験教室などの企画・運営に活用。地域の未来を担う子どもたちへの環境教育に役立てていく。

あわせて鯖江市の公有財産も「Yahoo! 官公庁オークション」に出品し、「サバオク」のPRにつなげていく。

「ヤフオク!」内に特設サイト「サバオク」を開設してリユース商品を販売する

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

eBayが出品事業者向けのツールの集約、分析・ガイドの強化などのアップデートを実施

9 years 2ヶ月 ago

eBayは8月31日、2016年度秋期セラー・アップデートを実施した。出品事業者向けのツールを集約したほか、ビジネスを軌道に乗せるために必要な分析、ガイドを強化。購入者向けには商品を探しやすくするアップデートを実施した。

従来、販売レポートや分析機能などはそれぞれ異なるツールを使う必要があった。今回のアップデートで「セラー・ハブ」に機能を集約。出品事業者は簡単にデータを活用したビジネス展開が行えるようになる。

eBayは今後も「セラー・ハブ」への開発を強化していくとしている。

セラー・ハブに分析機能などを集約した

新たに最低評価基準を設置。現状の業績をわかりやすく通知するほか、セラー・ダッシュボードでなぜ最低評価基準を下回っている理由などに関する詳細な情報を提供する。

出品事業者が基準を満たしていない場合、現状とそこに至った原因、改善のために必要な措置を理解しやすくした。

業績改善のための対応に集中してもらうため、業績に連動したセラーのアカウントに対する販売制限措置を3か月間保留する。3か月後に業績が評価基準を満たしていないものの改善がみられる場合は、保留期間をさらに1か月延長し、出品事業者の改善につなげていく。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊

ライブストリーミングからECサイトへ誘導する「SHOPROOM」を開始、SHOWROOM

9 years 2ヶ月 ago

DeNAの子会社でアイドルやアーティストのライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM(ショールーム)」を展開するSHOWROOMは9月7日、ライブストリーミングで商品を紹介し、視聴者はリアルタイムで商品購入できるサービス「SHOPROOM(ショップルーム)」を開始した。

ライブストリーミングで商品の特徴などを紹介しながら、ECサイトに誘導して商品購入につなげていく。

テスト期間で一定の成果を得ることができたため、本格的なサービススタートを決めた。第1回は9月7日23時から30分間の番組を放送。現在放送中のドラマ「家売るオンナ」内で主演の北川景子さんが着用していたファッションブランド「NEMISSA(ネミッサ)」の商品を紹介した。

番組内ではタレントの福井仁美さんとモデルの中北成美さんが掛け合いを行いながら、商品の特徴、着こなし方などを紹介。画面の下部分には「NEMISSA」のECサイトへのリンクを設置したバナーを表示し、バナーからクリックして購入できることなども紹介していた。

SHOWROOMは今後も話題性のある商品を「SHOPROOM」内で紹介していく予定。次回は現在のところ未定としている。

DeNAの子会社でアイドルやアーティストのライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM(ショールーム)」を展開するSHOWROOM

SHOPROOM

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊

決済サービスのApple Pay、「minne」「BASE」「giftee」等のECサイトが導入へ

9 years 2ヶ月 ago

米Appleは9月7日、電子決済サービス「Apple Pay」を10月から日本で利用可能にすると発表

「Apple Pay」の導入が予定されているECサービス

米Appleは9月7日、電子決済サービス「Apple Pay」を10月から日本で利用可能にすると発表した。

Appleのウェブページで説明されている「Apple Pay」では、導入が決まっている物販やサービス系のECサイトの一覧を表示している。

現在のところ「Apple Pay」の導入が決まっているECサイトは、

物販系

  • giftee
  • BASE
  • minne

サービス系

  • じゃらん
  • 出前館
  • 日本交通
  • TOHO CINEMAS

物販・サービス系のECサイトでは、アプリケーション内やSafariのウェブサイト上での買い物に「Apple Pay」を利用することが可能。

ECサイトなどで利用する場合、「Apple Pay」で主要なクレジットカード、プリペイドカードの設定が必要になる。一度、配送先や連絡先、クレジットカード番号などの情報を入力すれば、以降は都度入力の手間を省くことができる。

「Apple Pay」を導入したECサイトで、消費者は支払いの際に「Apple Pay」を選択すると決済できるようになる。

ECサイトでの「Apple Pay」の利用は iPhone6以降、またはiPad Pro、iPad Air2、iPad mini3以降のiPadが対応。2012年以降のmacOS SierraがインストールされたMacでも「Apple Pay」を利用できる。その際は、iPhone6以降のiPhoneとApple Watchで支払いを承認する必要があるという。

なお、実店舗ではビックカメラやユニクロ、大手コンビニエンスストア、イオンなどで使用できることを告知している。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

“モバイルファースト”が成長の鍵、グローバルEC市場で起きている「明と暗」 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

9 years 2ヶ月 ago

世界的にもトップにランクインするEC実施企業が、モバイルECにおいては他企業に追い抜かれ、将来的な見通しが暗くなっています。

EC市場では、モバイルコマースが2桁以上の成長率を記録しています。eコマースの未来はモバイルにあると言えそうです。

アメリカのeコマースはこれまで、PCを中心に設計されてきました。しかし、フォレスターリサーチ社の調査によると、オンラインショッピングではいま、スマートフォンやタブレットからのアクセスが2/3に達しています。

数年前は10%弱だったモバイルデバイスからの購入も、2016年には38%までアップしているのです。

eコマースの主体がこれまでのPCからモバイルへと変化しているいま、明るい未来につながる企業もあれば、この変化によって深刻な状況に陥ってしまう企業もあります。モバイルへの急速なシフトは、「グローバルEC事業 トップ1000社データベース」(インターネットリテイラー社発行)の上位25社と「モバイル トップ500社 2017年版」(インターネットリテイラー社発行)の上位25社を比べると明らかです。

世界的にもトップに位置するECサイトを運営する次のサイトは、モバイルコマースのトップ25位内にランクインしていないのです。

  • Dell(デル、グローバルEC企業 トップ1000社データベース6位)
  • Costco(コストコ、同15位)
  • Home Depot(ホームデポ、同16位)
  • W.W.Grainger(グレンジャー、同19位)
  • Best Buy(ベストバイ、同20位)
  • CDW(同21位) など

たとえば、デルはモバイルコマースのランキングで87位ホームデポは34位コストコは52位グレンジャーは139位ベストバイは37位CDWは圏外です。

一方、モバイルコマースのランキングで上位25位内に入っている企業のうち、10社はeコマースの企業総合ランキングで上位25位内に入っていない状況です。たとえば、ジュメイ(モバイルコマースランキング9位)ジョンルイス(同10位)Etsy(エッツィ、同19位)newegg(ニューエッグ、同25位)などがその例です。

モバイルECの波に遅れると成長できない? グローバルEC市場で起きている「明と暗」
PC主体のEC実施企業トップ25サイト
緑の矢印:モバイルコマースの方がランキングが高い企業
赤い矢印:モバイルコマースの方がランキングが低い企業

「eコマースの総合ランキング」「モバイルコマース」の両方でトップ25位にランクインしている企業は計15社です。そのうち、総合ランキングよりもモバイルコマースのランキングの方が高い企業は次の7社です。

  • Gome Electrical(国美電器)
  • Sunning Appliance(サニングアプライアンス)
  • Vipshop(ヴィショップホールディング)
  • Google Play(グーグルプレイ)
  • Home Retail Group(ホームリテイルグループ、アルゴスを運営)
  • QVC(QVCグループ)
  • Zalando(ザランド)

逆に、モバイルランキングの方が低い企業は、Xiaomi(シャオメイ)Walmart(ウォルマート)Otto Group(オットーグループ)Maycy's(メイシーズ)Staples(ステイプルズ)の5社。アマゾンJD.comアップルの3社は両方のランキングでそれぞれ、1、2、3位を占めています。

eコマース総合ランキングとモバイルコマースのランキングの違いは、eコマース全体の成長率に影響を及ぼします。

「モバイル トップ500社 2017年版」にランクインしている500社が、年間53%の成長率を記録しているのに対し、「グローバルEC事業 トップ1000社データベース」の1000社の成長率は23%だからです。

eコマースの総合ランキングで上位25社には入っていないがモバイルコマースのランキングで上位10社に入っている企業は、総合ランキング上位25以内にランクインしながらモバイルコマースランキングの上位25社には入っていない企業よりも、高い成長率を示しているのです。

驚くべきは、その成長率の差があまりにも大きいということです。

eコマースの総合ランキングの上位25位には入っていないものの、モバイルコマースの上位25位にランクインした10社の2015売上高は、平均で25%伸びました

一方、総合ランキング上位25以内にランクインしながらモバイルコマースランキングの上位25社には入っていない企業は、平均売上高は7%しか上昇していません

考慮すべき外的要因があるのは事実です。ランキングの数字は、原則として自国の市場でのデータを比較しています。モバイルコマースランキングの上位25社の内、7社はモバイルデバイスでのショッピングが圧倒的に多い中国の会社です。

また、顧客のタイプによってランキングは変わります。たとえば、eコマースの総合ランキングで6位に入ったデルは、モバイルコマースランキングで87位。基本的にデルの顧客は、PCからオーダーする商業顧客が多いという事実があります。

しかしながら、PCとモバイルの差が著しいことは歴然とした事実です。積極的にモバイルコマース市場のシェアを取りにいっている企業は、モバイル対応に遅れを取っている企業よりも早い成長を遂げています

世界的に成功を収めるeコマースになるには、現在のeコマースの総合ランキングを見るのではなく、モバイルコマースのトップ企業に注目べきなのです。

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

Internet RETAILER

大手モールに学ぶ!自社ECサイトでも活用できるカート落ちを拾い上げて転換率を上げる方法 | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

9 years 2ヶ月 ago
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今回は、大手モールが転換率アップのために行っている「カート落ちを拾い上げる手法」を学び、自社ECに活かすための方法をご紹介しましょう。

ECで商品購入を検討中に、いくつか気になる商品が候補に挙がったため、「後から考えて購入しよう」というタイミングは結構ありますよね。実はこのような行動をしっかり把握することで、ECの転換率を上げることができるのです。

先般公開された調査によると、気になった商品をあとから探しやすくするために工夫していることは、「お気に入りに登録して後から閲覧しやすいようにする」方が50.9%いる中、モールなどのサービスに見られる「欲しい商品をリストに追加する」人が31.8%。また、「とりあえずカートに入れてしまう」人が30%と、カートをお気に入り代わりに利用する人が多いことが分かります。

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※「Fastask」調べ、「ECでの上手な買い方」(EC利用者有効回答数387名)

さらに、カートに入れる人の理由を聞くと、すぐに買うためではなく、「本当に買うべき商品か、冷静に考える時間が必要だから」とする人が最も多く(66.4%)、「複数のECサイトを比較して、条件が最も良いところで購入したいから」も過半数を超えており(51.7%)、購入一歩手前の商品候補がカートに入れられていることが分かります。

これらの数字からも、後から買おうと思った人に向けて、積極的に提案を行うことで転換率が向上しそうです。これまで、カゴ落ち率・カート放棄率と言われ、カートに入れたのに買わない人が多いサイトは問題があると言われてきましたが、最新の情報を見るとどうやらそうではなさそうなのです。

実際にモール会員は自分のブラウザ上のお気に入りを使わず、店舗や商品をお気に入りに追加する機能を使います。そしてモール側はサービス利用者へのメリットとして、商品がセールになった時にお知らせを行ったり、在庫が少なくなってくるとお知らせを送るなど、利用を促進する機能が充実しているのです。

大手モールがこのような機能を提供しているのには、先にご紹介したデータに裏付けされるように、カゴ落ち商品であってもきちっとアフターフォローを行うことで転換率が上がることを知っているためです。

さて、皆様の自社ECサイトにはこのような機能がしっかり備えられているでしょうか。会員制のECサイトであればモールと同じようにお知らせをお送りしたり、後からでもキチンと商品ページやカートページに誘導できるようにしておく必要があります。また、商品をお気に入りに追加するボタンを商品ページに作るなど、今買うかどうか迷っている商品はとりあえずカートやお気に入りに入れておいてもらうように促すのです。

自社ECの場合、利用しているプラットフォームによってはカゴ落ちのお客様に対しての機能をダイレクトに使用できない場合もあります。そんな時に活用したい機能をいくつか紹介しましょう。

お気に入りの替わりになるソーシャルブックマーク

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カートASPやEC-CUBEを利用している場合、これらのボタンを商品ページに簡単に設置できる機能をもっていることがあります。これにより、今はまだ購入を悩んでいる方にモールのお気に入りと同様の機能として利用して頂くことができます。例えばPCで閲覧中に商品を発見し、Facebookに自分だけのプライベート設定で商品ページのURLを共有し、後からスマホで確認して買うなどの使い方をしている消費者は意外と多くあります

カート放棄メールサービスを活用する

カゴに入れたままの商品やそれに関連した商品を「買い忘れはないですか?」や「セール中」といったリマインドメールとして送るとコンバージョン率が非常に高くなります。大手モールが会員に配信しているメールによくある内容ですが、そんなカート放棄メールサービスを専門に提供している会社もあるため、そういったサービスを利用するのも一つです。今利用しているカートと連携することで、モール同様にカート放棄メールサービスを送ることが可能です。

廃盤前商品や在庫切れ間近など、カートに入れた商品に変化が起きた時に、自動でメール配信することでコンバージョン率アップに繋がるのはデータやモールの事例を見ても効果が期待できます。まだ対策が出来ていない会社は、自社のシステムで使えるかどうかをまずはぜひ確認してみてください。多くのモールが行っているサービスだけに未対応の事業者は転換率アップのチャンスです

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
自社ECが大手モールに学ぶ!カート落ちを拾い上げて転換率を上げる方法(2016/08/30)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

通販・EC事業者の最大の悩み「新規顧客獲得や集客」

9 years 2ヶ月 ago

通販・EC事業者の最大の悩み事は「新規客の獲得や集客方法」で、年々増えていることが明らかになった。

ECサイト構築パッケージのエルテックスは9月5日、通信販売調査レポートの「通信販売事業関与者の実態調査2016」Part2を発表。「通販・EC事業者の悩み事・困り事」「通販事業の課題」「顧客分析システムの利用状況」の調査結果を公開した。

通販・EC事業者に、通販事業全般で悩み事や困り事について選んでもらった(複数回答可)ところ、58.6%の事業者が「新規客の獲得や集客方法」を選択。

次いで「通販事業の戦略や展開の方向性」が51.0%、「販売する商品の開発」(42.7%)だった。

3項目は年々その割合が高くなっており、多くの事業者が集客、戦略、商品開発に悩みをもっていることが明らかになった。

「携帯電話、 スマートフォンの活用方法」「システムの安全性」「外部コスト」などの項目は減少傾向。通販・EC向けのシステム提供が充実していることなどがあげられる。

通販・EC事業者の悩み事や困り事(複数回答)

現状の課題を1つ選んでもらったところ、「売り上げの拡大」が37.3%でトップ。だが、減少傾向となっている。一方、「新規顧客の獲得」は31.0%で、年々割合が増えている。

回答を通販・EC事業者の年商規模別にクロス集計したところ、 年商5億円以上、 5億円未満の事業者で「売り上げの拡大」は同スコア。5億円未満の事業者で「新規の顧客の獲得」が高く、5億円以上の事業者では「既存のお客様へのサービス向上」が高い傾向にある。

通販・EC事業者の現状の課題(単一回答)

今回の調査結果はPart2。Part1では「AI(人工知能)」やECの「スマートフォンアプリ」についての意識などを集計・分析している(参考記事)。

調査概要

  • 調査エリア:全国
  • 調査対象者:楽天リサーチ保有の調査パネル(ビジネスパネル)、年商規模3000万円~100億円までの通販事業に携わる「マーケティング・広告・宣伝」「業務(受注、決済、配送、その他の業務)」「情報システム」の職種の会社役員、社員、派遣社員、個人事業主
  • 調査方法:ネット方式による、アンケート調査
  • 調査期間:2016年6月24日~27日
  • 回収サンプル数:300(調査対象者、マーケ:100、業務:100、情シス:100)
  • 調査主体:エルテックス
  • 調査実施機関:楽天リサーチ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

コスチューム専門店と韓国ファッションのECサイトを新たに開設、ピー・ビー・アイ

9 years 2ヶ月 ago

メンズファッションECサイト「SILVER BULLET」を運営するピー・ビー・アイは、新規事業としてコスチュームと韓国ファッションのECサイトを相次いで立ち上げた。

ピー・ビー・アイではメンズファッションを中心に扱うECを展開しており、新たに2店舗を開設したことで19店舗のECサイトを運営する。メンズファッションECで築いたノウハウを他の商材にも応用、事業拡大につなげていく。

「Yahoo!ショッピング」に開設(9月1日)したイベントやハロウィンなどのコスチューム専門店「Dita」は、イベント・シーズンアイテムに特化した専門店。ピー・ビー・アイのバイヤーが吟味したアイテムを取りそろえる。

市場拡大が進むハロウィンの販売拡大を見込んでおり、売り上げ状況を見ながら、他の店舗と同様に多店舗展開を見据える。

コスチューム専門店「Dita」

9月2日には韓国ファッションを取り扱う「DAESE TOKYO」を開設。自社サイトとして展開する。

韓国ファッションといえば日本では2000円を切るファストファッションがメインだが、「DAESE TOKYO」は韓国アーティストやモデル、芸能人などが愛用する韓国ブランドの正規取扱店として展開。5000円を超えるファッションアイテムを中心に販売する。

「DAESE TOKYO」

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

印刷通販グラフィックでカード情報19万件超が漏えいの可能性、セキュリティーコードも

9 years 2ヶ月 ago

印刷通販のグラフィックは9月6日、クレジットカード決済でサービスを利用した顧客情報19万2594件分(最大)が外部に漏えいした可能性があると発表した。同日現在、395件の流出を確認しているものの、どのユーザーの情報かといった特定は不可能という。

2010年7月21日~2016年7月23日の間にクレジットカードで決済した顧客のカード情報などが漏えいした可能性がある。漏えいした可能性がある情報は次の通り。

  • クレジットカード番号
  • セキュリティコード(3もしくは4桁の確認番号)
  • 有効期限
  • グラフィック会員ID

印刷通販のグラフィックで19万件超のカード情報漏えいの可能性、セキュリティーコードも

9月6日に個人情報流出に関する第2報を公表した(画像はグラフィックのサイトを編集部がキャプチャ)

グラフィックは7月19日、顧客情報の入ったデータベースが中国籍のサーバから不正アクセスを受けことで、個人情報8985件が流出したと公表。その時点では、漏えいの対象にクレジットカード情報は含まれていないとしていた。

不正アクセス攻撃を受けた後、外部の専門会社が調査したところ、顧客データベースの決済ログにカード情報が含まれていたことが判明。その後、顧客データベースからカード情報をすべて削除し、プログラムを修正した。

なお、グラフィックは調査会社から報告を受けるまで、顧客データベース内でカード情報を記録する仕組みだったことは把握していなかったという。

グラフィックがカード決済を導入したのは2007年。運用開始当時はグラフィックのサーバを通らない仕組みで決済を提供していた。利便性向上の観点から2010年7月21日、システム改良を行い、現在の状態になったという。

グラフィックは経済産業省、認定個人情報保護団体、所轄警察署に報告。クレジットカード会社へも調査結果を報告した。

利用者へは、身に覚えのないカード利用の履歴がないか確認を行い、不明な取引があった場合は、カード会社に連絡するように呼びかけている。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

明治生まれの「通販カタログ」(御年約120歳)と、戦前生まれの「記事広告」(御年約90歳) | 通販の歴史

9 years 2ヶ月 ago

1900年代、呉服店だけでなく出版社、種苗業者、製茶業者などが通販を開始した。通販カタログの普及が市場の拡大をけん引し、一方で、記事広告や工夫を凝らした広告も制作されるようになり、通販は着実に浸透していった。しかし、1940年代になると第二次世界大戦下の物資統制により、通販市場は一旦終息する。

120年前に存在した幻の通販専業企業

日本初の通販専業企業は1894年(明治27年)〜1895年(明治28年)ころ創業の「東京用逹合資会社」と言われている。創業者は1890年(明治23年)ころに渡米し、モンゴメリー・ワード社を始めとする米国の通信販売を学んだ。

帰国後、日本橋にオフィスを構えて通販カタログを年2回発行する通販事業を開始。取扱商品は懐中時計、眼鏡、金庫、宝飾品、漆器・陶器が中心だったようだ。

東京用達合資会社発売品目録の金庫と紙腔琴のページ
資料3-1 東京用達合資会社発売品目録
出典:『明治時代の通販カタログ』(著:林 丈二 刊:カタログハウス、2006年)P89

上は「堅牢無比な金庫」。「等しく金庫と言っても世間には粗造品がある、当社は改良に改良を重ね、堅牢無比の良品を格別廉価で販売します。火災はもちろん爆弾も恐れるに足りません」とある。価格は10円〜400円。

下は1890年(明治23年)に発明された「紙腔琴(しこうきん)」という手回し式の小型オルガン。「本器は他の楽器と異なり練習する必要がなく、自由自在に演奏できる、文明的最新発明の音楽器です」「軍歌唱歌はもとより、地唄、長唄、清元、常磐津(三味線音楽の一種)、流行歌、その他明清楽(みんしんがく)譜に至るまで取りそろえがある。いかなる秘曲も独奏自在」とある。価格は4円〜15円。

東京用達合資会社発売品目録の指輪のページ
資料3-2 東京用達合資会社発売品目録
出典:『明治時代の通販カタログ』(著:林 丈二 刊:カタログハウス、2006年)P93

ダイヤモンドと金の指輪を紹介するページ。「指輪を注文するには指の大きさをコヨリ編集部注:細長く切った紙をねじって作る紙紐のことで何寸かを申し送るべし」とある。

また注意として「金銀の性質は素人が鑑別することはできない。ずるがしこい商人は代金を高くしたり、14金を18金と偽ったりする。当店は保証付きです」ということが書いてある。価格は14円から1,500円くらいまで「種々あり」。

この事業は好調だったようで模倣する業者が登場。消費者に注意をうながす広告を掲載していた。しかし数年後、創業者が急逝すると、同社は解散してしまった。

1905年(明治38年)老舗通販の誕生

1905年(明治38年)、種苗販売の株式会社瀧井治三郎商店(現、タキイ種苗)がカタログ『種と苗』を創刊し、通販を開始した。タキイ種苗は1920年(大正9年)にはハワイの食料雑貨商に大根の種を送ったことをきっかけに、輸出も開始している。

『苗と種』は1936年(昭和11年)には120万部まで部数を伸ばした。

『苗と種』表紙
資料3-3 1905年に創刊された『苗と種』
出典:『タネの歩み』(編:タキイ種苗株式会社社史編纂室 刊:タキイ種苗、1990年) P10

種苗のほかに盛んだったのは日本茶の通販。「古川七碗堂」「林吾妻園」「翠香園」といった宇治の製茶業者が通販を開始した。

資料3-4 林吾妻園小包販売部の『御茶銘録 定価表』
美しい多色刷りの定価表。小さく「京都松原通高倉東入 石田旭山印刷」とある。石田旭山印刷は現在の写真化学で、創業は1968年。沿革をみると京都で銅板印刷や石版印刷を手がけていたようだ。

新聞社・出版社の「代理部」とは?

新聞社や出版社による、自社媒体を使った代理販売も活発化した。1906年(明治39年)には報知新聞社、大阪毎日新聞社、出版社の博文館新社、講談社、実業之日本社などが通販代理部を設置。昨今の通販とは違い、読者が希望する商品を代理で購入し、地方の読者に送り届けるという代理販売が中心だった。

大正に入ると東京家政研究会(現、主婦の友社)が1917年(大正6年)に『主婦の友』を創刊し、通販事業の母体となる「代理部」を発足させた。オリジナル商品「活力素」などを開発して大ヒットさせた。

東京家政研究会だより
資料3-5 『主婦の友』大正6年10月号に掲載された「東京家政研究会だより」
出典:『主婦の友社の五十年』(編:主婦の友社室 刊:主婦の友社、1967年) P15

「代理部を持っている新聞社雑誌社は少なくありませんが、主婦の友の代理部は他と趣を異にして、取り扱う商品は実用向きのものばかりであります」ということが書いてあり、独占販売商品である「おしめおほひ」と「導妙湯」が紹介されている。

大正時代には詐欺的な通販業者が多かったため、注文が殺到して読者への発送が遅れると、待ちきれず警察に通報する者もあったという。

1930年代 有名人を起用した通販広告が誕生

1930年代には、女性誌などで通販の記事広告も目立ち始めた。婦人誌『婦女界』に掲載されたダイエットサプリメント「バゼット」の記事広告は、学者がサプリメントの痩身効果を解説して商品の信頼性を高めている。さらに、当時人気を博していた女優の山路ふみ子(当時23歳)や田中絹代(同26歳)が、愛用者として商品のダイエット効果をアピールし、購買意欲を喚起する内容だ。

有名人が登場する通販広告は今では当たり前の販促用クリエイティブ。有名人の信用力を活用して商品を販売する手法は、1930年代から始まったようだ。

資料3-6 『婦女界』1935(昭和10)年12月号に掲載された「バゼット」の記事広告
出典:『通信販売業界の軌跡』(編・刊:日本通信販売協会、1990年)P5、P6

「バセット」には男性用と女性用があり、婦女界社代理部が直販を行うほか、全国の薬店、百貨店でも販売されていた。価格は男女用共に3円(50錠入り8日分)、5円50銭(100錠入り16日分)、10円(200錠入り30日分)。送料は各15銭とある。

広告表現に規制がなかったため、「断じて副作用はなく、ほどよく引き締まった曲線美を生み、血色向上し、しかもただちに元に返る憂いを完全にのぞいたもので、一時的でないのが大特色であります」とか「完全に一分の隙もない美しいスタイルに更正する斯界(しかい)第一の療法」といった大言壮語が踊っている。

当時の通販の様子を記した文献によると、1930年代の通販カタログやダイレクトメールの中には、クリエイティブに工夫を凝らしたものも少なくなかったようだ。

例えば、タンスメーカーの西川商店が作ったカタログは、二つ折りの紙を開くと桃太郎が飛び出す。桃太郎が持つ旗には「下をお読みください」と記してあり、顧客が視線を下げたところに商品の説明文を記載することで読ませる工夫を施していたという。

1940年代 第二次世界大戦により終息

国内で通販が広がり始めた矢先、1940年代に入ると、第二次世界大戦に伴う物資統制などで自由流通が制限され、国内の通販は一旦終息した。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ネットショップ担当者がまず押さえておくべき消費者行動モデル「AISAS」とは? | アラタナECコンサルがお伝えするECビジネスの課題を解決するヒント

9 years 2ヶ月 ago

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「AISAS(アイサス)」や「AIDMA(アイドマ)」など、消費者行動モデルって沢山あってどれを信じればいいか分からない。私もそんな悩める若者の1人でした。今回はそんな方へまず押さえておくべきモデル「AISAS」をご紹介します。また、「AISAS」に代わるモデルと言われている「DUAL AISAS」についてお話しします。

消費者行動モデルとは

そもそも、消費者行動モデルってご存知でしょうか。

「AISAS」や「AIDMA」など、人がモノを購買する行動のプロセスをモデル化したものです。マーケッターはどうやったらモノが売れるのか?を考える上でこの消費者行動モデルを把握し、施策を打つことになります。

しかし、世の中の動きの変化に伴って人の購買行動も変わります。そのため、マーケッターは常に最新のモデルを押さえておくことが大切です。

それでは、2016年現在どのモデルを知っておけば良いのでしょうか。

ユーザーの検索行動を加味した「AISAS」とは

とりあえず、一番大事なモデルが知りたいという方には「AISAS」をお勧めします。

最も有名なのって「AIDMA」じゃないの?という方もいらっしゃるかもしれませんが、今から学び始めるという方には「AISAS」だと私は考えます。その理由を以下でご説明します。

まず、AISASとは能動的に情報を検索・発信する消費者の出現を受け、電通が2004年に提唱した消費者行動モデルです。AISASでは、消費者の行動モデルは以下の5つに分けられるとしています。

  • Attention…注意
  • Interest…関心
  • Search…検索
  • Action…行動
  • Share…共有

従来使われていたAIDMAでは、「企業が情報を発信し、消費者がそれを受け取る」という一方向なモデルでした。しかし、AISASでは「消費者が情報を自らSearch(検索)し、Share(共有)する」という、企業と消費者の双方向的な関係を取り込んでいます。

消費者のインターネット上での行動を踏まえた最初のモデルとなっており、オンライン・オフラインに関わらず、モノが購買される上でインターネットが必ず関わるこの時代では、必ず押さえておきたいモデルの1つだと私は考えます。

消費者の行動はスマホ主流に。「DUAL AISAS」とは

実は前章で紹介した「AISAS」に代わり「DUAL AISAS」というモデルが2015年に電通から提唱されています。

前章で紹介した「AISAS」を購買モデルと位置づけ、さらに情報拡散モデルの「A+ISAS」を加えたものが「DUAL AISAS」となります。
aisas

では、情報拡散モデルの「A+ISAS」についてご説明します。「A+ISAS」は情報拡散の過程を以下のように分けられるとしています。

  • Activate…起動・活性化
  • Interest…興味・関心
  • Share…共有・発信
  • Accept…需要・共鳴
  • Spread…拡散

従来のAISASのAttentionを取り囲む形で「IASA」がループしており、SNSやコミュニケーションアプリからの情報を表しています。スマホを通してSNSが普及したことによる、消費者の新しい行動を取り入れたモデルになります。

興味(Interest)を持った情報をインターネット上で調べて、SNS上で共有・発信(Share)します。また、その発信者と繋がりのある第3者は、元の情報だけでなく発信者の感情を同時に受け取ります。これを、Acceptとします。さらにはこの第3者が発信者となってその周囲へと情報が拡散(Spread)され、「ISAS」のループが繰り返されます。

しかし、この「ISAS」のループにいる消費者はこのままでは購買に繋がりません。情報を受け取った第3者は何らかのきっかけによって商品の購入を意識して行動し始めます。この「ISAS」と従来の「AISAS」を繋ぐきっかけがActivateです。

このActivaten役割を果たす有効な手段を考えることが現在の企業の課題となっているのです。

その他の消費者行動モデル

消費者行動モデルは、消費者の行動の変化に伴って多様に変化してきました。最も有名なのはAIDMAですが、他にもAIDCAやVISASなどさまざまなモデルがあります。

今回紹介した「AISAS」や「DUAL AISAS」だけでなく、常にその時代に合ったモデルを押さえておきましょう。

また、必ずしも消費者の購買プロセスが既存の消費者行動モデルに当てはまるとは限りません。

大切なのは、自分達のお客様はどんなモノが欲しくなるのか?購買までにどんな行動をとるのか?と考えてみることであり、あくまでモデルはマーケッターにとっては手段に過ぎません。当たり前のことだと思われるかもしれませんが、これが一番難しいことでもあります。

今回初めて消費者モデルを知った方は、ぜひ「顧客目線」でお客様の気持ちを考えてみて下さい。

「ECコンサルコラムサイト「ECコンサル」」掲載のオリジナル版はこちら:
消費者行動モデルでまず押さえておくべきモデル「AISAS」とは?(2016/09/05)

アラタナ ECマーケティング支援サービス「ECコンサル」

2014年サービスローンチ。メンバー全員がGAIQ以上の資格保持者にて構成されているチームで、安心感のあるサービスを提供している。既存のECサイトは独自ドメインであればカートシステムを問わずサービス提供が可能で、新規ECサイトの構築から売上アップまで一貫してのご提案できる。

「ECサイト」を専門にサービスをご提供しており、検索順位やCPAに一喜一憂せず、結果=売上にこだわって戦略立案から施策検証まで行う。

 

アラタナ ECマーケティング支援サービス「ECコンサル」

ハミィがCtoCのECプラットフォーム、ゲームや本などの物々交換型アプリで展開

9 years 2ヶ月 ago

スマートフォングッズのECなどを手がけるHamee(ハミィ)はCtoCのECプラットフォーム事業に参入する。

本やDVD、ゲームをスマートフォンアプリ上で交換できる「Spirale(スピラル)」の提供を9月5日開始(iOS版)。本棚に眠る本・DVD・ゲームの供給をマッチングする無料のシェアリング・エコノミー型スマホアプリとして展開する。

「スピラル」は物々交換のサービスで、お金のやり取りが発生しない。「交換券」を介した仕組みを取り入れており、たとえば、Aがゲームを出品してそれをBが「交換券」で入手する場合、Aは「ゲーム」とBの「交換券」を物々交換し、Aは「ゲーム」を提供する代わりに「交換券」を得ることができる。

Aは取得した「交換券」を使って、他の出品者からゲームや本、DVDなどを手に入れることができる仕組み。利用料は無料。

ハミィがCtoCのECプラットフォーム「Spirale(スピラル)」に参入。ゲームや本などの物々交換型アプリで展開

「Spirale(スピラル)」の仕組み

ハミィはシェアリング・エコノミーに着目。エコロジー(環境保護)を備えたECの実現をめざして「スピラル」を開発した。

ハミィはEC事業者や商品企画、ECを支援するネクスとエンジンなどを提供しているが、スタート段階では既存事業との連携は行わない。新規事業として「スピラル」を展開する。

将来的にはネクストエンジンなどとの連携を視野に入れている。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

早稲田大学とカート放棄に関する共同研究のモニター企業を募集、イー・エージェンシー

9 years 2ヶ月 ago

EC向けシステム開発のイー・エージェンシーは9月2日、早稲田大学データサイエンス研究所と行うECサイトのカート放棄に関する共同研究において、モニターとなるECサイトの募集を開始した。

モニター企業はイー・エージェンシーのマーケティングオートメーションツール「カートリカバリー」を無料で利用することができ、共同研究で得られたノウハウも実務に活用できる。

イー・エージェンシーと早稲田大学データサイエンス研究所では、2016年8月からECサイトのカート放棄に関する共同研究を行っている。

効果などを分析し、ユーザーの購買行動を明らかにする目的。さまざまな視点でカート放棄客(カゴ落ち客)に対するリマーケティングメール施策を行っている。

このモニターとして、現在ECサイトを運営している法人企業5社を募集する。試験期間は最大で3か月ほど。カート放棄顧客をランダムに複数のグループに分け、時間別、クリエイティブ別など複数のパターンでメール配信を実施し、その効果の相違を検証する予定。

サイトの規模や商材などは問わないとしている。応募締め切りは9月30日まで。

問い合わせ先:cart_recovery_support@dragon.jp

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

SHOPLIST、グーグルなどが講演するEC向けネッ担イベントに160人以上が参加

9 years 2ヶ月 ago

インプレスは9月2日、通販サイト運営に役立つ全7セッションのセミナーを用意した「ネットショップ担当者フォーラム 2016」をグランフロント大阪で開催。関西のEC事業者を中心に160人超が参加した。

オープニング基調講演には、ファストファッションECサイト「SHOPLIST」を立ち上げから率いてきたSHOPLIST事業担当執行役員の張本貴雄取締役が講演。

張本氏はSHOPLISTがユーザーから選ばれる理由として3つのポイントを説明。FacebookやLINEなどさまざまなIDでログインできるようにし、多くの決済済手段を用意することで、ユーザーの利便性を向上させていると話した。

一方、サイトデザインはシンプルなUIで設計。アプリの利便性が低いと顧客は使わなくなると考えスピードを重視、クラッシュも起こさないようなアプリにしているという。

また、SHOPLISTでは「ブランド」「プロモーション」「ロジスティクス」の3点のキードライバーに絞って投資を実施。4年間で年商150億円規模にまで成長したと説明し、ECの立ち上げ段階では投資を絞ることの重要性を説いた。

張本 貴雄 氏

クロージング講演にはグーグルのサーチ クオリティチームシニアサーチエヴァンジェリスト・金谷武明氏が登壇。

2015年に実施したモバイルフレンドリーやApp Indexing、AMP対応ウェブページ(Accelerated Mobile Pages)の検索結果での表示など、モバイルを中心としたアップデートの詳細について説明。その流れへの対応方法などを紹介した。

金谷 武明 氏

その他のセッションは次の通り。

  • ビッグデータ分析でわかったLP、商品ページをCVにつなげる方法(ユーザーローカル・渡邊和行取締役COO)
    成果を出している企業が取り組むサイト分析、Web解析ツールUserInsightを活用した成功事例を中心に解説。コンバージョン率が高い100サイトを分析してわかった特徴を披露した。
  • サービスと利便性で勝負!売れてるサイトの成功事例 徹底解剖(ecbeing関西支社部長代理・前田晃典氏)
    売り上げを伸ばしているECサイトが自社の強みをしっかり把握し、その強みを活かした運営を行っている事例を紹介。
  • Amazonのお客様をあなたのお客様に~ Amazonログイン & ペイメントのもたらす新しいEコマースの姿 ~(アマゾンジャパンアマゾンペイメント事業本部事業部長・井野川拓也氏)
    Amazonアカウントで簡単にログインし、支払いできる「Amazonログイン&ペイメント」について解説。新規会員の獲得といった導入後の効果などを披露。
  • 成長通販350社が選んだ国産マーケティングオートメーション最新事例~ECがやるべき収益を生む最新・鉄板アクション&分析手法一挙公開~(プラスアルファ・コンサルティング・鈴村賢治副社長)
    「カスタマーリングス」のデモや最新のオムニチャネル、LINE配信、Web接客、かご落ち連携などの事例を交え、成果を出すための日本版「マーケティングオートメーション」のあるべき姿について解説。
  • 見えて来た現実的なオムニチャネル戦略~SNAPECで実現する骨太なオムニチャネルとは~(富士通統合商品戦略本部 デジタルマーケティングビジネス推進統括部 デジタルマーケティングソリューション部・西本伸一マネージャー)
    オムニチャネルを成功させるために重要なことを開設した上で、発生する問題に対して富士通の「SNAPEC」がどのように解決できのか紹介。

なお、次回の「ネットショップ担当者フォーラム2016/Web担当者Forumミーティング2016 」は東京で11月8日、9日に東京・虎ノ門ヒルズフォーラムで開催する。

会場は来場者のために椅子を追加するなど大盛況となった

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊

「北欧、くらしの道具店」のクラシコムがフラッツを子会社化、システムの強化を図る

9 years 2ヶ月 ago

生活雑貨ECサイト「北欧、暮らしの道具店」のクラシコムは9月2日、ECに特化したシステム開発を行うフラッツを株式交換で完全子会社した。優秀なエンジニアを確保し、システム面での強化を図る。

「北欧、暮らしの道具店」は生活雑貨のECサイトとして2007年に開設。読み物コンテンツの充実を図り、ECサイトでありながら広告事業を展開するなどユニークな事業モデルを築いている。

2012年から段階的にシステムの内製化に着手し、2016年5月までにECシステムのすべてを内製へと切り替えた。

システム面を強化するためフラッツを完全子会社化。フラッツ代表取締役の久末隆裕氏はクラシコムの取締役となり、経営面でもクラシコムのシステム面を担当する。

クラシコムの取締役で「北欧、暮らしの道具店」の店長を勤める佐藤友子氏は、フラッツの子会社化について以下のようにコメントしている。

会社としてまさに10周年を迎えたばかりのこのタイミングで、兄妹ふたりだったクラシコムの経営陣が「3人のチーム」になることをお知らせできる喜びと緊張感の両方を噛みしめています。

左からフラッツ代表取締役久末隆裕氏、クラシコム取締役佐藤友子氏、クラシコム代表取締役青木耕平氏

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊
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