ネットショップ担当者フォーラム

東急ハンズの通販サイトに不正アクセス、カード情報含む861件の顧客情報が漏えいか

9 years 2ヶ月 ago

東急ハンズは9月30日、手作り作品のECサイト「ハンズ・ギャラリー マーケット」が第三者による不正アクセスを受け、クレジットカード決済を利用した顧客の情報など861件が漏えいした可能性があると発表した。

流出した可能性があるのは、2016年1月4日~9月9日の期間中、「ハンズ・ギャラリー マーケット」で商品を購入した顧客の個人情報。

カード情報(カード番号、有効期限)が漏えいした可能性があるのは529件。カード決済以外で購入した顧客情報では、氏名や電話番号、氏名などが漏えいした可能性があり、対象は332件。

原因は、「ハンズ・ギャラリー マーケット」の一部システムにぜい弱性があり、そこを不正アクセスによって攻撃された可能性があるという。

東急ハンズの通販サイト「ハンズ・ギャラリー マーケット」に不正アクセス、カード情報含む861件の顧客情報が漏えいか

9/30現在、サイトの運営は停止している(画像は編集部がキャプチャ)

9月9日に一部のクレジットカード会社から、通販サイトを利用した顧客のカード情報が流出した可能性について連絡があり、「ハンズ・ギャラリー マーケット」、主力通販サイト「東急ハンズネットストア」、「アートメーター」の運営を停止した。

社内で対策本部を設置し、第三者調査機関による調査を始めた。9月26日に調査機関の調査が完了、流出によって一部顧客のカード情報が不正利用された可能性があることを確認した。

なお、「ハンズ・ギャラリー マーケット」以外の「東急ハンズネットストア」「アートメーター」では同様の事案は発生していないことを確認したという。

東急ハンズでは、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策、監視体制を強化するなどして再発防止を図っていくという。

改修後の「ハンズ・ギャラリー マーケット」の再開日は、決定後にお知らせするという。「アートメーター」「東急ハンズネットストア」の運営は再開している。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

「EC-CUBE3」が従来比4倍のページ処理速度となるバージョンアップを実施、ロックオン

9 years 2ヶ月 ago

ロックオンは9月28日、オープンソース方ECサイト構築パッケージ「EC-CUBE」をバージョンアップし、ページ処理速度が最大4倍になるパフォーマンス向上を行った。

2015年7月に「EC-CUBE3」をリリース後、機能の充実化を進めている。今後さらにパフォーマンス向上や機能追加などを進めていく考え。

「EC-CUBE」の最新版「EC-CUBE 3.0.11」はパフォーマンス向上をめざし「キャッシュ機構」の搭載やPHP7.0に対応。

エンタープライズ環境での冗長化構成利用を容易にする「セッションストレージの切り替え機能」やレンタルサーバーでのインストールの自由度を高める「URLからhtmlを取り除いてのインストール」など、 複数の機能追加・改善を実施した。

エンタープライズ環境からレンタルサーバーまで多様な環境で、ページ処理速度など高いパフォーマンスが期待できるようになったとしている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

バロックジャパンリミテッドが11月1日に東証に上場へ

9 years 2ヶ月 ago

「マウジー(MOUSSY)」「スライ(SLY)」などのファッションブランドを展開するバロックジャパンリミテッドは9月28日、東京証券取引所への新規上場が承認されたと発表した。上場予定日は11月1日。公開価格決定後に東証一部もしくは東証二部への上場が決定される。

420万株の公募と778万9800株の売り出し、上限178万6900株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事は大和証券。公開価格決定日は10月14日。

バロックジャパンリミテッドは2003年設立。主に女性向けの衣料や服飾雑貨をSPAで展開。

ファッションビルや駅ビルなどで販売する「マウジー」「スライ」などのほか、ショッピングセンターなどで販売する「アズールバイマウジー」、百貨店などで販売する「エンフォルド」など、販売場所や顧客の年齢層に合わせた多くのブランドを展開している。

EC分野では、自社で展開しているブランドを販売する自社サイト「SHEL`TTER」を運営。会員数は90万人を突破し、2016年1月期のEC売上高は前期比3.8%増の65億7900万円。連結売上高に占めるEC売上割合(EC化率)は9.6%。中長期的にEC化率を20%まで高めることをめざしている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊

アフィリエイターは増えたのにクリック率が低いのはなぜ? それ、広告素材が原因かも | アフィリエイトの効果が出ていないEC事業者のためのアフィリエイト再入門講座

9 years 2ヶ月 ago

掲載してくれるアフィリエイターが順調に増えてきているのに、クリック数が伸び悩んでいる場合は、広告素材に問題がある場合があります。レポートを見て、クリック率を確認してみましょう。

「提携数が順調に伸びてきて、稼働率も上がっているのに、成果につながらない」という場合は、まずはレポートでクリック率を見てみましょう

クリック率とは、クリック数をインプレッションで割って算出します。多くのASPのレポート機能から、「広告素材別レポート」で確認できます。メール素材はインプレッションが0のままとなりますので、メール素材を抜いて計算します。

クリック数の計算方法

クリック率=クリック数÷インプレッション数

クリック率は商材やカテゴリー、掲載されるアフィリエイトサイトの掲載位置により変わりますが、0.2%〜0.8%程度というのが一般的で、これ以下だと低いという目安にするとよいでしょう。

クリック率が低い場合、いくつかの問題が考えられます。改善をしていきましょう。

原因① 適切な広告素材が用意されていない

バナー広告はクリエイティブ、つまり見た目が大切です。バナー素材やテキストが、見た人をひきつける、思わずクリックしたくなる素材となっているか、再度見直しをしましょう。クリックした先に、役立つ情報があることを期待させることで、クリック率を上げることができます。

バナーは社内で制作できるスタッフがいない場合、作成に費用が発生します。複数のサイズを用意するのは大変だからと、サイズ違いをリサイズして使用したり、とりあえず間に合わせで社内作成したり……といったケースも見受けられます。

画像が荒い、リサイズで広告素材内の文字が判別できない、バナーの見栄えが悪い……といった場合は、そもそも掲載が進まず、掲載されたとしてもクリックされません。

掲載したくないバナーの例
「これを自分のサイトに貼りたいか?」と考えてみよう。

さまざまなアフィリエイターが掲載してくれることを見越して、まずは人気サイズから複数のパターンを作り、クリック率を見て人気デザインが判明したら、追加で作成……という運用が望ましいです。

また、テキスト素材も重要です。

広告文はアフィリエイターが考えてくれるので、キャッチコピーではないシンプルな社名・ショップ名・商品名などの「単語」が追加されているか確認し、不足しているなら素材の追加をしておきましょう。

原因② 更新せずに、古い情報のままになっている

季節のお勧め商品、たとえば『秋の味覚特集』へ誘導したいのに、ショップロゴのみのバナーしか登録されていなかったら、リンク先にある商品が判別できません。この場合は『秋の味覚特集』のバナーを用意することがベストです。

季節特集のバナークリエイティブに年度を入れている場合、管理画面で更新されず古い情報のままになっていることがあります。「2015年 秋の味覚特集」のままとなっていたら、サイト訪問者に古い情報であると認識されてしまいます。

毎年開催される特集なら、バナーのクリエイティブも更新する。もしくは、年度を入れないものを用意すると良いでしょう。アフィリエイターがフレッシュな素材を利用できるよう、準備しておきましょう。

年号が入ったバナーの例
年号は入れず、キャッチコピーなどにしておけば毎年同じ素材が使える。

また一部のASPでの機能となりますが、リンクシェアアフィリエイトなどでは広告素材の追加登録時に「掲載期間」を選択することができます。とても便利な機能ですが、掲載期間の終了した広告素材がアフィリエイト側の管理画面から表示されなくなるというデメリットもあります。

実際にあった事例ですが、あるプログラムで新しい広告素材を追加していなかったため、すべての素材が掲載期間終了となり、管理画面で広告素材が1つも登録されてない(アフィリエイターから見えない状態になっていた)といったことがありました。

このようなミスを防ぐには、アフィリエイター側の管理画面から自社ショップのプログラムを見る習慣をつけることです。毎日ログインする必要はありませんが、他のプログラムを見る機会にもなりますし、1か月に一度は目を通すことをお勧めします。

広告が掲載されているアフィリエイトサイトの確認も必要

管理画面のレポートからアフィリエイト別レポートを確認し、どのようなアフィリエイトサイトに掲載されているのか確認してみましょう。

売上上位のアフィリエイトサイトの特徴を把握しましょう。ギフトショップならブライダルや出産祝い、ファッションメーカーなら日々のコーディネイトや趣味趣向のお勧めブログ、教育商材なら受験や家庭教師比較、保険商品なら保険比較……といったように、特定のジャンルに特化したアフィリエイトサイトが上位にいることが多いのではないでしょうか。

しかし、売上上位のアフィリエイトサイトに特徴がなかったり、日々の日常をつづっている雑記ブログが中心だったりすると、成果につながりにくい場合があります。

稼働していないアフィリエイターに働きかけてみよう

できることならカテゴリーに特化した、集客力の強いアフィリエイターが紹介してくれていることが理想です。御社のプログラムと提携済みでも稼動していないということもありますので、紹介していただけるよう働きかけましょう。

まずはニュースメールを使って自社サイトで成果を上げるコツ、他のアフィリエイトサイトの特徴などを伝えていきましょう。活動に積極的な広告主であることをアピールするためにも、月1〜2回の定期的なニュースメールを継続して配信することをお勧めします。

ASPによっては提携済みアフィリエイターに個別にメール送信できる機能があります。特にピンポイントで注力したいアフィリエイトサイトを見つけたら、個別にメールしてみることもお勧めします。

[サイト名などを差込]様こんにちは、スズキギフトショップのアフィリエイト担当 スズキと申します。スズキギフトショップに興味を持っていただき、ご提携いただきまして、ありがとうございます!  スズキギフトショップはこちらから:http:●●●[サイト名などを差込]様の、Webサイトを拝見させていただきました。知育玩具を中心にご紹介されているのですね。「親子で楽しみながら学ぶ」というコンセプト、お子さまへのプレゼントを選ぶ基準が、「なるほど」と、とても参考になりました。私どもも、●●や、▲▲といった商品を扱っており、特に●●は、■■や◆◆といった特徴がありまして、[サイト名などを差込]様のサイト訪問者とも親和性の高い商品となっていると思いました。[サイト名などを差込]様のWebサイトでも、ぜひご紹介いただきたいと思い、メールをさせていただいたしだいです。(※「あなたのWebサイトを見て、個別に連絡をしていますよ」とわかる文書にすることがベスト!)  ●●はこちらから:http:●●●  ▲▲はこちらから:http:●●●もし商品を気に入っていただけたら、ご紹介をいただけませんか? ご紹介した商品以外にも、さまざまなギフト商品を扱っていますので、ぜひ弊社サイトを見てみていただけますと幸いです。弊社プログラムは[ASP名]の管理画面にログインしていただき、『スズキギフト』とご検索ください。  ログインはこちらから:http:www.ASP名商品について何かご質問がありましたら、ご遠慮なく担当スズキまでご連絡ください。商品によっては、貸し出しやご提供が可能なものもありますので、ご要望をいただけますと幸いです。  担当スズキ:●●●@suzukigift.com(※ASPによってはメールアドレスを入れることがNGの場合もあります)今後とも、スズキギフトショップをよろしくお願いいたします。スズキギフトショップ アフィリエイト担当 スズキ
アフィリエイターへの掲載依頼の例

やみくもに一斉メールを送信するのではなく、「あなたのアフィリエイトサイトを見て、親和性が高いと思ったので、ぜひご紹介いただきたい」と、個別感を出してお願いすることが大切です。

それでも掲載が進まない場合は……

それでも掲載が進まない場合は、アフィリエイターにとって御社プログラムが魅力的でないのかもしれません。

その場合は他の課題と同じく、同業他社に比べて魅力的なプログラムになっているのか、見直しが必要となります。報酬率、プログラム名、プログラム詳細文含めて、他社と比較して魅力あるプログラムになっているか、確認をしましょう。

広告素材だけでなく、ランディングページの見た目やショッピングカートの使いやすさまで、有力なアフィリエイターは細かくチェックして掲載サイトを選んでいます。

掲載が進まない、クリックが増えないといった場合は、「そもそもお客様にとってニーズのあるショップなのか」といったことまで含めて見直しをすることをお勧めします。

◇◇◇

今回は提携済みサイトへ送信する個別メール例となっていますが、今後の連載でさらに範囲を広げたリクルーティングの方法などご紹介していきます。

まずは御社と提携済みのアフィリエイターに、ご紹介をいただけるようニュースメールで情報提供を

ニュースメールを定期的に送信することは、コツをつかむまでは工数も掛かります。無理なく続けられる周期で配信していきましょう。

鈴木 珠世

鈴木 珠世

コミュニケーション・マーケティング コンサルタント

2004年よりギフトメーカーのWebショップ担当を経験。「モノを売る楽しさ」「アフィリエイトの楽しさに目覚め、2008年よりファンコミュニケーションズ、そしてリンクシェア・ジャパンにて、ネットショップ運営者やアフィリエイトサイト運営者に向けた教育・啓蒙活動に従事。その後、売れるネット広告社にて新規媒体営業と通販事業者向けのコンサルティングを行う。

日本アフィリエイト協議会による、アフィリエイト業界関係者が選ぶ「アフィリエイト業界MostValuable Player(MVP)」2012、2013、2014の3年連続の受賞など、受賞歴も多い。共著にて「成功するネットショップ 集客と運営の教科書」を出版。

現在フリーにて、ネットショップ(通販企業)向けのコンサルティングを開始。

鈴木 珠世

今週もやっぱり楽天とアマゾンに熱視線。残暑のネッ担・アクセスランキング | 週間人気記事ランキング

9 years 2ヶ月 ago

楽天スーパーポイントのテレビCM、楽天のスマホ比率、楽天アプリのMUAなど、楽天の話題が3本、アマゾンの話題が3本。ランクインしています。

  1. 大都がカインズと業務提携した背景と狙い

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    大都はEC企業からモノ作りも手がけるSPA(製造小売)型企業への転換を進めており、業務提携はその一環

    2016/9/26
  2. 楽天、「お買いものパンダ」を起用した「楽天スーパーポイント」のテレビCM第3弾を放映開始

    tweet9このエントリーをはてなブックマークに追加

    第1弾、第2弾のCMが好評で、新バージョンを作成

    2016/9/23
  3. EC支援のイマージュソリューションズが倒産

    tweet14このエントリーをはてなブックマークに追加

    通販通信によると、業務委託先が倒産状態に陥り、資金繰りが悪化したことが原因という

    2016/9/26
  4. 楽天市場では年末にもスマホ比率7割に。出店者がスマホ対策として確認すべき4つの項目

    出店者はモバイルでの売り上げを逃さないため押さえておくべきことを改めて確認しておきましょう

    2016/9/26
  5. 「楽天市場」はアクティブユーザー数が最も多いショッピングアプリ、2位は「メルカリ」

    FULLERが発表した「2016年上半期アプリカテゴリ別月間アクティブユーザー数(MAU)ランキング」から

    2016/9/23
  6. 化粧品ECサイト「LUSH」の事例に学ぶ、カート投入率を高める商品詳細ページ作り

    商品詳細ページからカート投入率を高めるための施策について(連載第5回)

    2016/9/28
  7. 日本のAmazonの囲い込みがすごいなーと思ったら、世界規模で囲い込んでいた件【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2016年9月19日〜25日のニュース

    2016/9/27
  8. アマゾンのスピード配送に対抗するために米小売企業・EC事業者がやっていること

    米国でもアマゾンのスピード配送への対抗策は悩みの種。小売事業者・EC事業者はどんな対抗策を行っているのか?

    2016/9/23
  9. 物流代行サービス「FBA」の利用料金を値上げへ、Amazon

    商品1個あたりの出荷作業手数料と発送重量手数料がそれぞれ1~5円の値上げ

    2016/9/28
  10. セブン&アイが医薬品のネット通販に参入、店頭受取もできる「オムニ7」で販売

    セブン-イレブンの店舗網も活用し、医薬品のオムニチャネル展開でユーザーの利便性を高める

    2016/9/27

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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【最新】EC売上ランキングまとめ2016年版~300社の合計売上は約3.2兆円 | 通販新聞ダイジェスト

9 years 2ヶ月 ago

本紙(通販新聞)姉妹誌「月刊ネット販売」の調査結果によると、2015年度のネット販売実施企業上位300社の合計売上高は約3兆2522億円で、前年の2兆9380億円から10.7%拡大した。今回もアマゾンジャパンが2位以下に圧倒的な大差をつけて首位を獲得。上位企業で「総合」や「家電」の一部で前年割れとなったところもあったが、おおむね増収となっている。(9月26日発売の「月刊ネット販売」10月号「第16回ネット販売白書」に300社の売上高ランキング表と商材別の市場解説を掲載

ランキングの上位企業(左表は上位30社までを抜粋して掲載)を見ると全体でトップとなったアマゾンジャパンは、1兆円に迫る売上高となるなど、前年と比べて20%以上増加している。独自ポイントである「Amazonポイント」の付与権限を開放して出店者が自由に付けられるようにしたほか、詳しい商品詳細ページを作成できる仕組みなどを導入するなど出店者の支援策の積極化などが奏功したほか、直販に関しても専門ページの新設に加え、セール企画の拡充や、“1時間以内配達”をはじめとする有料会員向け特典の新機軸にも取り組んだことなどが結果につながった。

また、前回調査で3位だったヨドバシカメラが前年比25.6%増となり2位に上昇。主力の家電に加え、書籍や日用品のほか今期は食料品の取り扱いも開始。配送面でも追加料金なしでの当日配達などがあり、消費者の支持を集めている。また、スタートトゥデイも前回の10位から6位にランクアップしている。

一方でニッセンが全体的な販売不振で前年比16.2%減と売り上げを落とし、前回の4位から7位まで後退。ディーエイチシーも推定ながら前年比二桁減となっている。

[総合・日用品]アスクル伸長

商品カテゴリー別に順位を見ると、「総合・日用品」分野でアマゾンジャパンに次いで2位となったのが千趣会。消費増税後の反動減の長期化やテレビCM削減などによる新規会員数とアクティブ会員数の減少が響き、前年よりも数字を落としている。同分野で6位となったアスクルの「LOHACO」については前年比64.7%増と大幅に伸長。親会社のヤフーの仮想モールのセールと連動したポイント増量などの販促施策やテレビCMでの顧客開拓が順調に進んだことが寄与している。

爽快ドラッグも前年比20%以上の増収を果たして上位につけており、ベビー用品やペット用品のEC専業社のM&Aや飲料・ペット用品など特定カテゴリーに特化した専門サイトなどを各仮想モールに出店する多店舗展開で安定的な成長を遂げているもよう。

[衣料品]ゾゾの一人勝ちが続く

「衣料品」分野では、スタートトゥデイの「ゾゾタウン」が今年も独走。280ショップという過去最大の新規出店で品ぞろえの幅を広げたほか、出店ブランドとの協業による積極的なクーポン施策も実施。商品取扱高でも同23.6%増の1595億円となるなど大きく伸びている。

次いで2位となったファーストリテイリングは初めて通販売上高(一部法人向けも含む)が300億円の大台を突破。「ヒートテック」や「ウルトラライトダウン」などの定番商品が好調に推移したほか、オリジナルTシャツが作成できるアプリ「UTme!」の機能を拡充したことも奏功した。次いで3位だった丸井についても強化カテゴリーのシューズとバッグが前年比二桁増と好調を維持した。

[化粧品]オルビスが首位に

「化粧品」分野は国内市場が2兆円規模で横ばいが続く中、オルビスが首位を獲得(健食を含まない化粧品のみの推定値は前年比3%増の200億3000万円)。そのほか、ニキビケア市場をけん引するガシー・レンカー・ジャパンも情報サイト「ニキペディア」の運営を始めるなど、テレビからウェブを中心とした露出に切り替えて顧客獲得を図った。

[家電量販]躍進ヨドバシの独走

ヨドバシカメラがトップを走る「家電・PC」分野では、今回も家電量販店の躍進が目立っている。2位となったのは楽天市場やヤフーショッピングなどで“大賞”の常連企業でもある上新電機

4位にはキタムラがランクインしており、デジタルカメラの販売が減ったことで減収となったが、店頭でのネット会員募集やタブレットを使った取り寄せ販売などは引き続き強化している。ジャパネットたかたは5位となっており、前々期からテレビショッピングの放送や新聞折込チラシの配布タイミングに合わせて連動するコンテンツや商品をトップに持っていく「メディアミックス」施策などの成果が出たようだ。

[食品]ネットスーパー台頭

「食品」分野では今回もイトーヨーカ堂がトップを獲得。2015年3月にネットスーパー専門店舗「セブン&アイ ネットスーパー西日暮里店」を稼働させたことで、配送便が拡大し受注件数が増えている。

2位はセブン&アイグループのセブン・ミールサービスがランクインしており、コンビニエンスストアから商品を届けるビジネスモデルで、配達店舗数を1万4100店舗に拡大したことでサービスの認知度が高まった。また、3位のオイシックスはスマホのナビゲーションや商品画像の改善を行ったことで客単価が伸び、前年比で二桁の増収となっている。

[健康食品]ダイエット食品が目立った健食

「健康食品」分野はダイエット対応を切り口とした商品が躍進。ファンケルが「カロリミット」で若年層の開拓を進めたほか、機能性表示食品制度も積極的に活用。通販参入からわずか数年で総売上高が100億円規模になったライオンは、ソーシャルログインや人工知能が顧客からの問い合わせに対応する「バーチャルエージェント」を導入するなど、ウェブマーケティングに特化した動きを見せている。

順調に市場が拡大する一方で、行政によるダイエット健食に対する規制もここ数年で厳しくなっており、誇大広告の監視件数の拡大に加えて、専門家集団による表示根拠の適切性の判断やその後の処分につなげる体制の構築などを図っている。

[書籍・DVD]アマゾンが圧倒

「書籍、CD・DVD」分野でも、アマゾンジャパンが3999億6000万円(推定値)で引き続きトップを獲得。集客力と各種キャンペーンによって書籍・DVDともに売り上げを拡大させた。

注目企業としては、大日本印刷(DNP)グループのトゥ・ディファクトが電子書籍で伸びており、今期に入っても通販サイトの大幅なリニューアルを実施。丸善やジュンク堂といった同じDNPグループの書店との連携を深め、サイト内で店舗の売れ筋をリアルタイム表示したり、サイトを通じた店頭取り置き・取り寄せなどを可能にしている。また、ブックオフオンラインについても、前年比15%以上増加。物流倉庫の増床に加え、実店舗からの書籍在庫移動も進めた。20年3月期には売上高100億円を目指している。

【表の見方】

調査は2016年7~8月、通販・通教実施企業約1000社に対し行った。無回答の企業に関しては取材データや公表資料、民間信用調査を基に本紙推定値「※」)を算出した。「受」は受注比率から算出した売上高を示す。

調査対象は「個人向け物販」でデジタルコンテンツやチケット販売、宿泊予約、金融などの非物販のほか、オフィス用品などBtoBは調査対象から外した。

「前期実績」は15年6月~16年5月に迎えた決算期、「今期見込み」は16年6月~17年5月に迎える決算期。増減率は前の期の数値が判明していない企業や、変則決算のため比較できない場合については掲載していない。

表内項目の「全通販売上高の占有率」は原則、総通販売上高に占めるネット販売売上高の占有率を示す。

表中、企業名横の「◎」は次の理由による。(9)イトーヨーカ堂はネットスーパーの売上高(10)キタムラは宅配売上と店舗受取売上を合算した「EC関与売上」の数値(17)マウスコンピューターは店舗売上などを含む(19)MOAは卸を含む(24)T―MEDIAホールディングスはネットメディア事業、映像・楽曲配信事業、DVDレンタル事業などを含む総売上高

通販新聞

「侍カート」で「Amazonログイン&ペイメント」の導入が可能に、FID

9 years 2ヶ月 ago

定期通販専用ショッピングカート「侍カート」を提供するFIDは9月29日、「侍カート」の決済オプションとして「Amazonログイン&ペイメント」を10月5日から追加すると発表した。

「Amazonログイン&ペイメント」の機能の1つとして定期購入機能が追加されたことから、連携を決めたとしている。

「Amazonログイン&ペイメント」は、自社ECサイトで「Amazon.co.jp」のアカウント情報を使って配送先指定やクレジットカード決済などができるサービス。利用者がアマゾンユーザーの場合、配送先やクレジットカード情報の入力の必要がないため、初めて利用するサイトでも簡単に購入できるようになり、コンバージョン率の向上などが期待できる。

「侍カート」のスタンダードプラン以上を利用している企業が導入することが可能。導入の初期費用は無料、月額費用5000円。

「Amazonログイン&ペイメント」の定期購入機能はすでにecbeingで利用が開始されている(参考記事)。今後さらに対応するECパッケージ、ショッピングカーが増えると考えられる。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊

「はこぽす」利用の中古品買取サービスを開始、ハグオール

9 years 2ヶ月 ago

ブックオフコーポレーションの子会社でブランド品のネット買取・販売を行うハグオールは10月3日から、 日本郵便が首都圏の駅や商業施設に設置している宅配ロッカー「はこぽす」を活用して、商品の買取を行う「スマート買取 はこぽすType」を開始する。

配送時に見知らぬ人が家に訪れることに不安を感じる女性は少なくなく、宅配ロッカーを利用するニーズが高まっている。買取でも宅配ロッカーを利用できる環境を提供し、利用者の拡大につなげていく。

「スマート買取 はこぽすType」は、ハグオールのホームページから利用を申し込むと、ダンボールなどが同梱された買取キットが届き、売りたい商品を詰めて「はこぽす」を利用すれば発送が完了する仕組み。

作業は「はこぽす」の液晶画面で「スマート買取 はこぽすType」を指定するだけ。1週間以内にメールで査定金額の連絡が届き、査定結果に承諾した場合、3営業日以内に指定の口座に販売料金が振り込まれる。

買取対象商品はバッグ、腕時計、貴金属・アクセサリー、ブランドファッション、ブランド食器、電化製品、ブランド家具、美術品・骨董品、スポーツ・アウトドア、ベビー・キッズ用品、ホビー・おもちゃ、楽器、ブランド文具など。 

「はこぽす」を利用した買取サービスのイメージ

ハグオールは2015年6月から日本橋三越などに専用のロッカーを設置し、ロッカー型買取サービスを開始。現在では首都圏の商業施設を中心に設置しているのは21か所。「はこぽす」を利用できるようにすることで、ロッカー型買取サービスの充実を図る。

宅配ロッカーが受け取りだけでなく、集荷にも利用するサービスが広がることで、稼働率の向上が見込める。さらに幅広い地域への設置が期待されるだろう。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

企業と国際配送業者をマッチングする「okurun」を開始、tesno

9 years 2ヶ月 ago

ECサイトで購入した商品を海外へ転送するサービスを展開するtensoは9月28日、商品輸出を行いたい企業と国際配送業者をWeb上でマッチングする「okurun(オクルン)」を開始した。

海外転送サービス「転送コム」を展開するなかで、海外販売、輸出に関する問い合わせが増えていたことから、「オクルン」を始ることにした。

「オクルン」は、輸出を行いたい企業がサイトに登録している複数の国際配送事業者に一括見積もりの依頼を出すことができるサービス。企業は複数の見積もりのなかから最適な配送業者を選定できる。

また、サイト内で輸出に関わる業務の進行や貨物のトラッキング、書類やスケジュールの調整などもチャット形式で業者とやり取りできる。

まずは法人向けにサービスを展開し、今後は個人向けにもサービスを拡大させていく予定。

「okurun」のTOPページ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

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中川 昌俊

「LINE+人工知能」のチャットでガス器具をネット通販。決済機能もアプリ上に用意

9 years 2ヶ月 ago

日本瓦斯(ニチガス)は2016年10月から、メッセージアプリ「LINE」の「チャットボット」(自動応答システム)を活用したガス器具のECを始める。

「LINE」とAI(人工知能)を組み合わせた「LINE BOT」(LINEを用いた自動応答の技術)を通じたメッセージのやり取りを自動で応答する。

加えて、ファンヒーターなどの器具の注文をメッセージアプリ上で決済できる環境を用意。ユーザは注文から決済といった買い物をスマホだけで完結できるようになる。

チャットボットのEC活用には、次のような機能やメリットがある。

  • メッセージアプリをオンラインショッピングの場として提供
  • 自動応答で業務の自動化とオペレーションを効率化
  • メッセージアプリの企業アカウント上で、プロモーションから購入までを提供

「LINE+人工知能」のチャットでガス器具をネット通販。決済機能もアプリ上に用意。日本瓦斯(ニチガス)とメタップス

LINE上でのやり取りのイメージ

ニチガスが9月に出資・業務提携したメタップスのグループ会社、SPIKEペイメントが提供する「SPIKEチャットペイ」を活用する。

「SPIKEチャットペイ」、はLINEなどのメッセージアプリ上で、自動応答によるメッセージのやりとりを通じて買い物ができる決済サービス。スマホアプリの分析ツールの開発・運営で蓄積したデータ解析技術と、SPIKEペイメントのクレジットカード決済サービスを組み合わせた。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

Pinterestユーザーの5割はECで買う? ネット通販との親和性が高いピンタレスト最新情報 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

9 years 2ヶ月 ago

消費者は次に何を買うか、何をするかといったアイディアを求めてPintarest(ピンタレスト)にアクセスする。ピンタレストは意思決定のためのプラットフォームの役割をしている。

こう説明するピンタレストが初の広告展開をしてから1年8か月が経ちました。ピンタレストは“独自のツールやデータを提供できる”と広告主に売り込んでいます。

ピンタレストは最近、多数の広告ツールを発表しました。そのなかには、

  • 小売業者の「ピン」(ボードに収集する視覚的なブックマーク)に反応した消費者をターゲティングする
  • 小売業者のWebサイトで特定のアクションを起こした消費者をターゲティングできる

といったEC事業者の販促に役立つ機能が搭載されています。

アマゾンのスピード配送に対抗するために米小売企業・EC事業者がやっていること
米国TOP500社が活用するソーシャルフォロワー数などの成長率(出典はInternetRetailer社、画像は編集部がキャプチャ)

たとえば、エンゲージメントターゲティングというツール。これを使用すると、過去540日以内に小売業者のピンを「保存」「クリック」「タップ」した消費者に対して広告を出稿することができます。

また、ピンタレスト内のネイティブ広告に掲載したピンへ反応した消費者と、広告など一切プロモーションをしていないピンに反応した消費者を分けてリターゲティング広告を展開することも可能です。

ピンをするかどうかは、ネット上で商品を買う気があるかどうかを示す最もわかりやすいサインなのです。

ピンタレストのプロダクトマネージャー、フランク・フマロラ氏はこう話します。

ピンタレストの社内調査によると、ピンをした消費者は、していない消費者の2.2倍も商品を購入しているというデータがあります。

先日発表された広告メニュー「ピンタレスト・タグ」は、小売業者のWebサイトで消費者が9つのアクションの内の1つでも行った場合、ピンタレストでリターゲティングできる機能です。9つのアクションとは「サイト内で商品検索をした」「商品をカートに入れた」「商品を購入した」などが含まれます。

「ピンタレスト・タグ」は、WebサイトにフェイスブックのFacebookピクセル(Webサイトで使用するとFacebook広告の機能を高めることができるコードのタグ)を埋め込むのと同じ要領で対応可能。いくつかの「ピンタレスト・タグ」のコードをWebサイトに加えると、この広告メニューを利用することができます。

「消費者のWebサイト上でのアクションが、オーディエンス構築につながるのであれば、小売業者はより多くのアクションを取ろうとするのです」とフマロラ氏は説明します。

ピンタレストは、「ルックアライク」というターゲティングツールを「アクトアライク」という名称に変更しました。

「アクトアライク」は、小売業者のWebサイト訪問者や顧客と同じような特徴・行動をしている消費者をターゲテディングするツールです。ピンタレストは、フェイスブックの「ルックアライクオーディエンス」(保有顧客に似た傾向を持ちビジネスに関心を示す可能性が高い人々を探し出してリーチを広げる機能)やグーグルの「シミラーオーディエンス」、他社の類似広告メニューとの差別化を図ろうとしています。

フマロラ氏はピンタレストの方向性などを次のように説明します。

ピンタレストの独自性を強調したいのです。「ルックアライク」(現在の名称は「アクトアライク」)はデモグラフィック属性によってオーディエンスが決定されます。大量のデモグラフィックデータがあることは素晴らしいこと。しかしながら、ピンタレストはそれ以上のモノを提供できるのです。他のプラットフォームが持っていない、エンゲージメントデータを保有しています

ユーザーが何を好み、どんなことを望み、実際に何をしたのかがわかります。ユーザーがどのように考え、行動しているのかを把握しているので、「アクトアライク」を利用すれば、より効率的に広告を展開できるようになるのです。

現段階でピンタレストの最新ターゲティング広告ツールを評価するのは時期尚早ですが、出だしは好調のようです。詳細なデータは明らかになっていませんが、ピンタレストによると新しい広告ツールを使っている広告主のCTRは以前に比べて80%上昇したそうです。

フマロラ氏は、消費者の意思決定に関わる情報を集めることで、フェイスブック、グーグルといった競合他社よりも高い価値を提供できると強調します。実際、フマロラ氏の主張を後押しするデータもあります。

ベンチャーキャピタルのKleiner Perkins Caufield & Byers社のメアリー・ミーカー氏が発表したプレゼンテーション「インターネットトレンド 2016 インターネットの現状」によると、ピンタレストユーザーの55%がピンタレストで買い物(購入もしくは商品を探す)をしているそうです。その数字は、フェイスブックの12%、インスタグラムの12%、ツイッターの9%をはるかに上回っているのです。

アプリは小売店の売上UPに役立つのか? ウォルマート、ノードストローム、ディックス・スポーティング・グッズ社の米国事例3選
各ソーシャルメディアユーザーがソーシャル経由で製品を購入もしくは探す割合(2016年4月)、出典は「インターネットトレンド 2016 インターネットの現状」(画像は編集部がキャプチャして追加)

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

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9月から始まった楽天市場の違反金制度。出店者が特にチェックすべきポイントとは | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

9 years 2ヶ月 ago
File Folder Labeled as Guidelines in Multicolor Archive. Closeup View. Blurred Image. 3D Render.

今回は9月1日からスタートした楽天の違反点数制度について詳しくご紹介します。この機会に楽天のガイドラインを再確認し、違反リスクを回避しながら、より高い顧客満足度を得られるよう、一緒にチェックしていきましょう。

これまでも楽天のガイドラインには様々な細かなルールや決まりがありましたが、9月1日からこのルールに違反した場合、違反点数が加算されるようになりました。気になる違反点数は、1月1日にリセットされる年間積算制で、違反レベルが5段階で設定されており、それぞれペナルティが用意されています。

例えば違反レベル1になる35点になってしまうと、

  • 7日間のランキング掲載制限、検索表示順位がダウン、一部媒体掲載制限、
  • 違約金10万円

といったペナルティが課せられてしまいます。

さらに違反レベルが5に達すると

  • 56日間のランキング掲載制限、一部媒体掲載制限、R-Mail利用停止
  • サイト自体の28日間一時改装中処理
  • 違約金300万円

と大変厳しいペナルティが用意されています。

Checklists. Yellow Card File Concept on Background of White PC Keyboard. Archive Concept. Close Up View. Selective Focus. 3D Rendering.

このように、ペナルティの内容だけを見ると、非常に厳しいペナルティのように見えますが、これは楽天に寄せられているユーザー様の声を突き詰めてガイドラインと点数を設定されています。逆に言えば、ガイドラインをチェックリストとしてキチンと対応していくことで、お客様の満足度が上がると捉えれば、ガイドラインに従って見直しを行う良い機会に繋がるとも言えるでしょう。リスク回避の意味でも、この機会に徹底的な見直しを行うことを強くオススメします。

チェックを行う上で、RMSの管理画面にある取扱禁止商材・禁止行為ガイドラインを参照すると、ガイドラインの詳細をチェックすることが可能ですが、まずは全体像を掴むためにも、「みんなでつくる楽天市場 店舗運営ガイドブック 14のステップ」という資料を読むと、全体像を把握しやすいでしょう。

では、様々なガイドラインの中から、コンサルティング現場で気になったいくつかのポイントをご紹介しましょう。

明細書の入れ間違え

納品書などの入れ間違えというのは、意外と多く聞かれるミスの一つですが、こちらはお客様の個人情報漏洩に繋がるという観点で、違反点数が20点に設定されています。年間で5件の入れ間違いがあるとその時点で違反点数100点になってしまいますので、現在、納品書の入れ間違いなどがある店舗さんは必ず見直しを行う必要があります

リスクを軽減する方法としては、これまで全てのお客様に納品書を入れていたものを、希望するお客様だけに入れるようにするだけでも、かなりリスクを軽減することが可能です。また、物流会社等外部に委託している場合でも、ミスがあった場合には違反点数に加算されるため、物流会社と違反点数に関しての話をする機会を改めて設けるなど、意識を徹底することも重要です。

意外とやりがちなミス

楽天では納期の表示は必須となっていますが、

「1~3営業日以内に納期連絡」

と記載している箇所があると、ガイドライン的にはかなりグレーになってしまいます。こういった場合は、

「お取り寄せ商品になります。通常約3営業日以内に発送します。」

と表示することで、在庫のあるなしを明確に記載することがポイントです。標準的な発送予定日で納期日を設定し、在庫がすぐにないという場合は上記のような書き方に変える必要があります。こちらは、違反すると違反点数35点となり、違反レベル1が適用されペナルティが発生しますので、必ずチェックするようにしましょう。

店舗関係者によるレビューの投稿

こちらも、「店舗関係者」の定義がハッキリと明記されていますので、改めて確認しておきたい所です。

ガイドラインでは、「出店店舗様の役員及び従業員・委託先・提携先・家族・友人・その他出店店舗様と利害関係のある第三者」となり、これらの人が知らずにレビュー投稿を行ってしまうと違反点数80点になります。特に大きな企業の場合、EC以外の部門に属している方やその家族が知らずに書いたとしてもこの定義にあてはまってしまうため、会社として注意喚起をしっかり行っておく必要があるでしょう。

今回ご紹介した部分は、悪気がなくてもうっかり違反してしまう可能性があるものです。意外と知らなかったという事業者様も多く、他にも細かなガイドラインの設定がありますので、ぜひ細かくチェックするようにしましょう。

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
知らなかったでは済まされない!楽天の違反点数制度がスタート(2016/09/16)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

メーカーの新作商品をWeb上で確認・仕入れできる「Web展」を開始、ラクーン

9 years 2ヶ月 ago

ラクーンは9月27日、メーカーが期間限定でWeb上に新作商品を掲載し、会員小売店から受注をとることができる「Web展」を卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」で開始した。

リアルで行われている新作展示会をWeb上で実施。新作をPRしやすくするほか、サイト上の盛り上がりを演出する。

「Web展」はレディースアパレル、メンズアパレル、バッグ、靴、ファッション小物、ベビーキッズジャンルの新作を掲載。約80社の出展メーカーが参加し、2017年春夏の新作を含めた約2500点のアパレル商材が出品されていいる。

開催期間は9月27日から10月17日まで。

リアルの新作展示会は東京、大阪といった大都市での開催がほとんど。そのため、地方の小売店は参加することが難しい。また、メーカーは展示会の開催頻度をおさえたり規模を縮小する企業も少なくないという。

地方の小売店も手間なくメーカーの新作商品をチェックできる「Web展」を開催することにした。

Web展のサイトイメージ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

物流代行サービス「FBA」の利用料金を値上げへ、Amazon

9 years 2ヶ月 ago

アマゾンジャパンは物流代行サービス「フルフィルメントBy Amazon(FBA)」の利用料金を10月21日出荷分から値上げする。保管、出荷、輸送、カスタマーサービスにかかる人件費が上昇しているためだという。

今回の値上げでは、商品1個あたりの出荷作業手数料と発送重量手数料がそれぞれ1~5円の値上げとなる。

「Amazon.co.jp」以外の注文にも対応する「FBAマルチチャネルサービス」の料金も商品1個当たり2~8円の値上げ。保管料の値上げや、その他オプションサービスの料金設定変更などはなかった。

FBAの値上げはこれまで幾度か実施されており、直近では2014年10月、2015年10月にそれぞれ年1回実施された。

値上げ幅は小さいものの、今後も値上げが続くのではないかと懸念するFBA利用者も少なくない。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

ニッセン株主の97%、セブン&アイによる完全子会社化を承認

9 years 2ヶ月 ago

経営不振に陥っているニッセンホールディングスは9月27日、京都市内で開いた臨時株主総会において、11月1日付でセブン&アイ・ホールディングスグループの完全子会社となる議案が承認されたと発表した。

議案は、セブン&アイ・ネットメディアを親会社とする株式交換契約の承認。議決権行使者の97.1%が賛成した。

議決権を有する株主数は1万2254人。議決権を行使したのは2410人で、行使率は77.7%。反対は2.8%、棄権は0.0%だった。

ニッセンホールディングスは今後、10月27日に上場廃止となり、11月1日付でセブン&アイHDの完全子会社となる。

ニッセン株主の97%、セブン&アイによる完全子会社化を承認

株主への臨時株主総会決議の通知(画像は編集部がキャプチャ)

ニッセンHDは株式会社日本染芸として1970年に設立。1974年にニッセンへ社名変更した。「価格訴求」による商品開発で顧客を集めて事業を拡大。2003年に東証1部に株式を上場。2012年にはUCCホールディングスとの資本業務提携でシャディの全株式を取得。

2014年にはセブン&アイ・ホールディングス、セブン&アイ・ネットメディアと資本業務提携契約を締結、セブン&アイHDグループの連結子会社となった。

セブン&アイグループにとって、完全子会社化後のニッセンの立て直しは急務。「オムニ7」への参加、ポイント連携などセブン&アイグループ主導による経営再建が加速しそうだ。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

化粧品ECサイト「LUSH」の事例に学ぶ、カート投入率を高める商品詳細ページ作り | ECサイトの販売力をUPするユーザスループット最適化(UTO)

9 years 2ヶ月 ago

前回は、ECサイトの「商品詳細到達率」のKPIを改善するため「レコメンド」枠の活用方法について解説しました。今回は商品詳細ページからカート投入率を高めるための施策について、自然派化粧品・石鹸のECサイト「LUSH」の事例をもとに解説します。

表現力豊かな商品詳細ページ ─ラッシュジャパンの事例

商品詳細ページは商品をじっくりと見てもらい、その魅力を十分に伝え、ユーザーを購入へと進ませる非常に重要なページであることは言うまでもありません。まずは、魅力的な商品詳細ページを作っている「LUSH(ラッシュ)」(運営はラッシュジャパン)のサイトを紹介しましょう。

「LUSH」は自然派化粧品・石鹸のお店。実店舗へ行ったことがある人であれば思い浮かべることができると思いますが、あの石鹸の香りや店員さんのフレンドリーな接客がラッシュジャパンの魅力のひとつです。

それをWeb上で表現するのはかなり難しいと思いますが、ラッシュジャパンは様々な工夫でそれを見事に実現していると言えます。フェイス&ボディマスク「パワーマスク」の商品詳細ページを例に解説します。

魅了的な要素① 動画

商品詳細ページでまず目を引くのが動画です。画面いっぱいに石鹸を泡立てたり、クレンジングを顔に伸ばしたりしている動画が自動で始まります。クリームの画像だけ見るより、動画があったほうが使用感のイメージが湧き、断然良いです。

フェイス&ボディマスク「パワーマスク」の商品ページ(画面は編集部でキャプチャ)

魅了的な要素② 原材料の画像

ページをスクロールすると商品の説明の次に、使われている原材料が並んでいます。メインの原材料の画像は大きく、それ以外は小さく表示されており、どの材料の要素が強いのかひと目でわかります。

単純にテキストで「セイヨウハッカ油」「ハチミツ」と書くよりも画像があった方が香りや効果のイメージが湧き、ワクワク感がさらに増します。

「パワーマスク」の原材料

魅了的な要素③ 商品レビュー

9月16日現在、パワーマスクには1,800以上のレビューが付いています。評価の平均点は5点満点で4.6点。使ったことのない商品だとどうしても不安がありますが、レビューの多さと評価の高さに、ますます試してみたい気分になります。

「パワーマスク」のレビュー(2016年9月16日現在)

魅了的な要素④ チャット

ページの右下には常にオンラインチャットのウィンドウがあり、いつでも気軽に質問できる環境があります。サイトの使い方はもちろん、商品の知識があるスタッフが対応してくれるので、店舗での接客のようにしっかりと納得した上で購入することができます。

このように、商品の魅了が伝わり、疑問や不安が解消されると、始めはそれほど買う気がなかった商品でも買いたくなってきます。欲しい商品であればなおさらでしょう。

実際に、チャット経由の購入に関しては、通常のWeb購入に比べ5倍以上のCVRで売り上げにも貢献しているそうです。

LUSHのチャットウィンドウ(左)。受付時間(平日10時~17時)以外はフォームで受け付ける(右)

ユーザーレビューは過半数が「参考にする」

昨年、楽天はレビューの投稿による値引きを禁止するなど、レビューのルールを変更しました。こうした動向を踏まえると、単純にレビューの数ではなく、質を保つことが重要になっています。では、どれほどのユーザーがレビューを参考にしているのでしょうか?

総務省の情報通信白書によると、「レビューをどの程度参考にするか」という問いに対し、20代〜60代すべての年代で過半数が「ECを利用する際にレビューを参考にする」と回答しています。

図表「レビューをどの程度参考にするか」 出典:平成28年度情報通信白書(P72)

また、「レビューを読む際、主に重視する点」については、「情報量が多いこと」「最近の情報が含まれていること」「情報の信頼度」がほとんどを占めています。

やはり傾向としては、単純にレビューの件数が多いだけではなく、質が重視されていることがわかります。

図表「レビュー読む際、主に重視する点」 出典:平成28年度情報通信白書(P73)

ユーザーレビュー、活用のポイントは?

あるアパレルECサイトではレビューの活用で成功しています。取扱商品のほとんどのアイテムに1件〜10件のレビューが付いており、多い商品では1商品に対し、2,000件以上ものレビューが付いていました。

でも、なかなかそこまでレビューが集まらない、活用できていないというサイトも多いのではないでしょうか。ユーザーレビューの活用には4つのポイントがあります。

  1. 集め方……ファーストステップとして、まずはいかに多くのレビューを集めるか?
  2. 表示方法……属性別の見せ方や絞り込みなど、UI/UXの改善による活用
  3. コンテンツ……「人(投稿者)」、「物(投稿対象)」、「時間(期間)」によるアレンジ
  4. データ活用……ユーザーとのコミュニケーションや商品開発への活用

ユーザーレビューの活用については、「集め方」「表示方法」「コンテンツ」「データ活用」の4つの点をまとめた資料がありますので、見直しやさらなる活用のヒントにしてください。

ユーザーレビューで成功しているサイトでは、こんな事例がありました。

レビューがない商品のCVRが平均1.6%に対し、レビューがある商品は平均5.1%とCVRが約3倍

コメントが1〜3件の商品はCVR 0.81%に対し、コメントが100件以上の商品はCVRが2.18%

1商品の売上が平均10万円のところ、レビューが多い商品の中には、1千万円規模になることも

ユーザーレビューがないECサイトはもはや少ないと思いますが、活用度が低いサイトはまだまだあるように見えますので、改めてユーザーレビューを見直すことで、カート投入率が改善することでしょう。

◇◇◇

次回は、カート投入から購入を高める施策についてお話しします。

高橋 敏郎

ナビプラス株式会社

高橋 敏郎(たかはし・としろう)

ナビプラス株式会社 執行役員 セールス&マーケティング部 部長

大学卒業後、インターネット広告代理店にてIT関連メディアやリスティング広告、サイト構築の営業に従事。その後、人材紹介会社におけるインターネット関連企業の採用支援業務などを経て、2010年の会社設立とともにナビプラス株式会社に参画。

現在は、大手EC事業者への営業のほかマーケティングやアライアンス関連業務などを担当している。

高橋 敏郎

EC事業者はどんなことをすれば薬機法違反になり、どんな罰則が科されるのか | アラタナECコンサルがお伝えするECビジネスの課題を解決するヒント

9 years 2ヶ月 ago

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どのようなことをすると薬事法違反になるのでしょうか?また、違反するとどのような罰則があるのでしょうか?健康食品や化粧品を扱っているECサイトでは特に気になる内容を説明します。

※2014年(平成26年)の改称によって薬事法という名前はなくなったのですが、この記事では広く知られている「薬事法」という表記に統一します。

薬事法の規制対象

まず、どのような商品だと薬事法の領域に踏み込むのでしょうか?一言でいうと、商品が医薬品に該当すれば、薬事法の領域に踏みこむことになります。

医薬品に該当するかどうかは、その商品が医薬品としての目的をもっているかどうか、または医薬品としての目的があるように人が認識するかどうかで判断されます(医薬品の定義は、薬事法 第2条第1項第2号又は第3号に規定)。

判断要素として、その商品の成分や原材料、形状(剤の形状、容器や包装など)、表示された使用目的・効能効果・用法容量、販売方法や販売時の演述などが含まれ、これらを総合的に見て医薬品かどうか判断されます。

たとえば、もっぱら医薬品として使用される成分や原材料を配合または含有している場合は、原則として医薬品と判断されます。

また、医薬品として使用される成分や原材料を配合・含有していなくても、以下に該当する場合は原則として医薬品と判断されます。

・医薬品的な効能効果を標ぼうするもの
・アンプル形状など専ら医薬品的形状であるもの
・用法用量が医薬品的であるもの

薬事法違反検挙の事例

薬事法違反の分かりやすい事例として、以下を挙げます。

平成20年2月 大分県警は、癌患者の女性に「癌が治る」などと効能をうたい、カニやエビの殻を砕いた粉末や粉末入りドリンク剤を売った疑いにより、大分県の健康食品販売会社社長および同社社員の妻を薬事法違反の疑いで逮捕した。

粉末やドリンク剤は2~3万円で100本ほどを販売し、合計1700万円を売り上げていた。商品を購入した女性はその後、癌で死亡している。

「癌が治る」といった効果を標ぼう(※)した時点で、上記の粉末やドリンク剤は医薬品とみなされます。たとえ健康食品販売会社が医薬品は売っていないと言い張ったとしても、医薬品的な効能効果を標ぼうする以上は、医薬品とみなされることになります。

(※)標ぼうとは、容器や包装、広告、会員誌、体験談、商品説明資料、口頭演述など、販売に関連して行われるすべての説明を指します。

まず、一般消費者に対し医薬品を販売する行為は、いかなる場合であっても、医薬品販売業の許可が必要です。インターネット上で医薬品を取り扱う場合は、「特定販売届」の提出や、その前提としての「薬局開設許可」や「店舗販売業許可」が必要になります。

上記の事例は、医薬品販売業の許可なく医薬品を販売したとして、医薬品の無許可販売の疑いで逮捕された案件になります。

また、医薬品は、品質・有効性・安全性等の面で問題がないことを厚生労働省へ品目ごとに申請し、承認を受ける必要があります(製造販売承認)。

承認を受けていない医薬品(無承認医薬品)は、販売することはもちろん、販売目的で保管することも取り締まりの対象になります。

その他にも、医薬品を製造販売するにあたって必要となる製造販売業許可や、製造するための製造業許可など、医薬品を市場に流通させるためには必要な要件をきちんと満たしている必要があります。

健康食品や化粧品などが医薬品とみなされた場合は、無許可または無承認の医薬品と判断されたということになります。

違反が発見されたら

製品や広告の回収による多額の経費や時間がかかり、信用が無くなります。また、健康被害が生じた場合は多額の補償金等が必要になります。

自社製品が無承認・無許可医薬品とみなされた場合、以下の罰則があります。

・無許可の製造販売:3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金
・無許可の製造:1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金
・無承認医薬品の製造販売:3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金
・無許可の医薬品販売:3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金
・承認前の医薬品の広告2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金

違反の通報やホームページ監視などから、行政によって違反が発見された場合、関係都道府県による改善指導、回収の指示等が行われます。

まとめ

違反の様態が悪質または重篤な健康被害にかかわる場合、上記の罰則のなかでも厳しい処分か下される可能性が高くなります。

当たり前のことですが、薬事法が関わってくる商材を販売する場合、コンプライアンスには特に注意していく必要があります。マーケティングについても、薬事法の観点が必要になってきます。

「ECコンサルコラムサイト「ECコンサル」」掲載のオリジナル版はこちら:
薬事法違反とはどのようなもの?(2016/09/20)

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2014年サービスローンチ。メンバー全員がGAIQ以上の資格保持者にて構成されているチームで、安心感のあるサービスを提供している。既存のECサイトは独自ドメインであればカートシステムを問わずサービス提供が可能で、新規ECサイトの構築から売上アップまで一貫してのご提案できる。

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【名古屋】失敗しないECサイト構築の進め方などを解説するセミナー10/18開催

9 years 2ヶ月 ago

ECサイト構築パッケージのTISは10月18 日、「デジタルマーケティング時代本格化!企業は何をすべきか?~今取り組むべきオムニチャネル時代のマーケティング強化策~」と題したセミナーをTIS名古屋本社ビルで開催する。

「デジタルマーケティングの時代に対応するため、企業として、システム部門としてどう取り組むべきか?」テーマに、EC、CMS、DMP、CRM、MA、BI、CTIなど俯瞰的に捉えて解説する。

セッション1では「海外製造業のデジタルマーケティングを理解し、明日の戦略を考える」と題し、企業が採用すべきデジタルマーケティング戦略を紹介。

セッション2ではビジネスに貢献するDMP構築の進め方を解説。セッション3ではマーケティングオートメーションを、セッション4はデータ分析について説明する。

セッション5では失敗しないECサイト構築の進め方を解説する。

イベント詳細について

  • 開催日時:2016年10月18日(火)14:30~17:40 (受付開始:14:00)
  • 開催場所:名古屋ルーセントタワー16階(TIS名古屋本社ビル)
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 定員:50名
  • 主催:TIS株式会社
  • 共催 :株式会社アシスト 株式会社ミックスネットワーク
  • 詳細情報と参加申し込み:http://www.tis.co.jp/seminar/seminar/201610_01.html

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

サイトごとの会員登録や決済登録が不要になるショッピングアプリ「HOPPiNG」、マージェリック

9 years 2ヶ月 ago

ネット通販支援のマージェリックは9月27日、「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」など複数サイトから商品を同時購入できるショッピングアプリ「HOPPiNG(ホッピング)」の本格提供を開始した。各サイトで会員登録をしなくても購入できる機能を備えたのが特徴。

複数サイトを横断して検索できるようにして目的の商品を探す手間を省略、簡単に購入できるようにする。

「HOPPiNG」はWebオートメーション技術を活用し、ユーザーに代わって各ショッピングサイトの会員登録と購入手続きを自動で行う。

ユーザーは「HOPPiNG」上で1度だけ会員登録すると、その後は「楽天市場」「Amazon」などに会員登録せずに、商品を購入することが可能。カード情報などもサイトごとに入力することは不要。

WEBオートメーション技術を活用した購入手続きのイメージ

9月現在、10サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ヨドバシ.com、ポンパレモール、ZOZOTOWN、UNIQLOオンラインストア、オムニ7、マツモトキヨシオンラインストア、ヴィレッジヴァンガード)に対応。

ユーザーはTOP画面に出てくる検索窓でキーワードを打ち込むと、10サイトに対応した商品が表示される。

「HOPPiNG(ホッピング)」は、2016年3月からβテストを開始。現在までのダウンロード数は3000。本格提供開始で2017年9月までに10万ダウンロードをめざす。

現在、各ショッピングサイトの購入フォームを学習するWebオートメーションAIの開発を進めており、将来的にはすべてのECサイトを検索対象とすることをめざしている。

HOPPiNGのサービスイメージ

中川 昌俊

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中川 昌俊

NTTドコモが中国向け越境ECに参入、化粧品や日用品などを販売

9 years 2ヶ月 ago

NTTドコモは9月26日、中国の通信事業者China Mobile Communications Corporation(チャイナモバイル)のECサイト「和生活」内に、日本の商品を取り扱う「日本館」を開設、日本の伝統工芸品や化粧品、日用品などの販売を開始した。

NTTドコモはチャイナモバイルと2011年1月に事業協力契約を締結しており、今回の協業はその一環。

中国市場向けの商品販売にあたり、子会社のらでぃっしゅぼーや、14社のパートナー企業から伝統工芸品や化粧品、ヘルスケア用品、日用品などを調達し、中国市場で販売する。

開始当初は日本から商品を発送するが、今後は中国政府が設置する越境EC総合試験区内の保税倉庫を活用する。配送期間の短縮と配送料の低減を図る予定。

NTTドコモは2012年12月から「dショッピング」を開設し、ネット通販を開始。爽快ドラッグと協業して日用品の取り扱いを始めたほか、マガシーク、らでぃっしゅぼーや、オークローンマーケティングなどを傘下に収め、子会社の商品の取り扱いも展開。売上高1000億円を目標としてきた。

開設した「日本館」

中川 昌俊

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中川 昌俊
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