ネットショップ担当者フォーラム

大規模ECサイトにおいて効率良くメルマガを発送するポイントとは | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

9 years 2ヶ月 ago
System Management Mechanic Accessible Progress Concept

現場の最前線で活躍するいつも.のECコンサルタントに聞く!!企業のEC担当はこんな時どうすればいいの!?

総合スポーツショップA社様からのご相談

数十万人という会員を抱える大手スポーツショップのEC担当者様がその悩みを相談します。

取扱商品が5万点を超える当社では、現在、自社ECの売上比率は全体売上の1%ほどですが、メルマガを手探りで開始したところ1000万円ほどの売り上げが上がりました。メルマガを毎月送ることが可能な会員数も1年間で数十万人を突破し、始めたばかりでも効果があったため、もっと力を入れていきたいのですが、メルマガの作り方も送り方もまだよくわかっていません。何か良い方法があれば教えて下さい。

回答:レコメンドやLINEビジネスコネクトなどを活用し1to1コミュニケーションを

5万点を超える商品から、数十万人のユーザー毎にオススメの商品をメール上にて一括で紹介する方ためには、ユーザーIDとサイトの閲覧履歴から本当に興味のある商品を判断し、興味を引く商品をオススメすることが重要です。

言葉にすると難しいことのようですが、例えば・・・

「一人のユーザーIDに紐付いた購入履歴や、サイトの閲覧履歴を元に、この人はゴルフをやっていて、特にボール等の消耗品をECで購入しているからEC上でボールのセールを行っている時はメールでしっかりオススメしよう。更に店舗で買えばもっとお得にすれば来店動機に繋がるかもしれない」

と考えながら一人の人にあったメルマガを一通作ることは可能ですよね。しかしそれが数十万人ともなると個別に手作業で対応するのは難しいと思います。しかし、システムを導入することでユーザー属性を分類して、オススメ商品を自動でメール内に組み込むことは可能なのです。

QA13

例えば、あるシステム活用すれば、HTMLをメールに組み込むだけで、ユーザーIDの閲覧履歴や購入履歴を参照してオススメ商品をレコメンドすることが可能です。

他にもシステムと連携して個別のLINEを送るなど、顧客との1to1のコミュニケーションを可能にする機能は世に出てきているので、ドンドン活用することをオススメします。

 

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
EC売り上げアップ相談所 大規模ECが効率良くメルマガを発送するポイントとは(2016/09/01)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

モノタロウが「カスタマイズ注文サービス」を拡充、対応カテゴリを12分野に増加

9 years 2ヶ月 ago

工業用間接資材通販大手のMonotaRO(モノタロウ)は9月14日、「カスタマイズ注文サービス」の対応カテゴリを増やし、従来の5分野から12分野に拡充した。

物置の設置工事付きサービス、塗料の調色サービスなど7カテゴリのカスタマイズ注文サービスを追加。新規追加分で計約140アイテムを提供する。

カスタマイズに対応した7カテゴリは次の通り。

  • 物置の設置工事付きサービス(対象商品:69 アイテム)
  • 塗料の調色サービス(対象商品:8 アイテム)
  • ダクト・サクションホースの切り売りサービス(対象商品:22 アイテム)
  • テープ/ワンタッチベルトの幅指定サービス(対象商品:28 アイテム)
  • 実験関連チューブ・ホース類の切り売りサービス(対象商品:8 アイテム)
  • ダンボールのサイズオーダーサービス(対象商品:3 アイテム)

モノタロウが「カスタマイズ注文サービス」を拡充、対応カテゴリを12分野に増加

カスタマイズ対象製品には専用ボタンが設置されている

モノタロウの「カスタマイズ注文サービス」は2016年2月にスタート。仕様ごとに品番が分かれていた商品を分類・集約し、ユーザー自らがECサイトの注文時に仕様を選択・設定し注文できるサービス。

内装ドア、玄関収納、シャフト、LMガイド、ボールねじ(直動部品)の5分野でサービスを開始し、商品検索から発注までにかかる業務コストを半減するなど、発注業務の効率化に貢献しているという。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

ニャに? 猫が活躍する職場がある!? 社員猫「まる美」がもたらすもの | ネッ担ネコノミクス研究所

9 years 2ヶ月 ago

オフィスの環境を良くしたい、もっと働きやすい職場にしたい。社員のため、会社の将来のために、それぞれの会社がさまざまな試みをしています。そんな中、「猫」を選んだ会社がありました。猫が職場にもたらしたものとは? 社員猫・まる美さんの活躍をごらんください。

ある日の昼下がり、弊社営業の勝瑞(しょうずい)から情報がもたらされました。

勝瑞「オーリーズさんが、新しいオフィスに移転されたそうなんですよ」(注:オーリーズさんは運用型広告に特化した広告代理店で、社長の鈴木さんには、当サイトで「ネットショップ担当者のための運用型広告ゼミナール」を連載していただいています。いつもお世話になっております)

私「へー」

勝瑞「で、猫がいるらしいんですよ」

私「なにっ!?」

早速オーリーズさんのサイトを見てみたら……。

http://allis-co.com/member

ホントにいた。スタッフ紹介のページに載っている。

まる美さん

ガチガチに真面目な会社だと思っていたのに、一体何が……!?

まる美さんに会いに行きました

というわけで、オーリーズさんがどんなことになっているのか確認すべく、引っ越ししたばかりの新しいオフィスにうかがいました。

株式会社オーリーズ 代表取締役の鈴木 多聞さんと取締役副社長 足立 誠愛さん

出迎えてくれたのは看板娘(猫)の「まる美」さん(上)、株式会社オーリーズ 代表取締役の鈴木 多聞(たもん)さん(左)、取締役副社長 足立 誠愛(のぶよし)さん(右)。

まる美さんは結構大きいけどまだ1歳! フワッフワの柔らかい毛にみっしり包まれている感じ。名前の由来はまん丸の頭の丸みから。

オーリーズの会議室

会議室の隣、ガラスで区切られた一画がまる美さんの個室。壁際のキャットウォークはぐるりと外にも続いています。

オーリーズの会議室(外)

上の小窓を開けているときは、まる美さんが自由に部屋の外に出られるようになっています。

オーリーズの会議室

社内を見渡せる位置でくつろぐまる美さん。今ではすっかり落ち着きましたが、引っ越ししたばかりの頃は隅っこでブルブル震えていたそうです。猫って引っ越し嫌いですもんね〜。

まる美の部屋

まる美ルームの中はこんな感じ。こんなに豪華な個室を持つ猫に、私は初めて会いました! 右側にある柱はキャットタワーになっています。日当たりが良くて気持ちのよい部屋です。

難点は、オモチャに夢中になったまる美さんがガラスにぶつかってしまうこと。まる美さん、慣れて!

「もっと良い会社にしたい」「じゃあ猫」

まる美さんをオフィスに連れてきたのがこの方、副社長の足立さんです。

足立さんとまる美1

1年ほど前、社長の鈴木さんと「もっといい職場にしよう」といろいろと意見を出し合う中で、足立さんが言い出したそうです。

「僕、ものすごく猫が好きなんですが、去年の10月に実家の猫が死んじゃったんですよ。だから猫のいるオフィスが良いなって思って」(足立さん)

社長の鈴木さんも「まあ、ええんちゃうか?」と意外とあっさり了承。

実は鈴木さんをはじめ何人かのスタッフは猫アレルギーだったのですが、副社長のたっての願いでまる美さんの入社が決まったのでした。

足立さんとまる美2

でもオフィスの移転に当たっては問題発生。猫OKのオフィスビルがそもそも少ないのです。

「7つくらい物件を見て、ここが唯一OKでした。もっと安くてきれいなビルがあったけど、そこは猫不可。猫を飼うには保証金などを含めると相当なコストがかかる。“猫はそんなに重要か?”という議論は、足立と2人でめちゃめちゃしました」(鈴木さん)

「ニャー」と「ふわふわ」の価値

それでもまる美さんがスタッフであり続けたのには理由があります。

「僕らの職種はPCに向かう時間がすごく長くて、オフィスがしーんとするんです。そんなとき、まるちゃんが“ニャー”って言ったり、ゴミ箱に落ちちゃったりとか、羽虫を追いかけて壁にぶつかったりとか、そういうことがあると、ピリッとしていた空気が一回リセットされる。そういうことが何度もあるんです」(足立さん)

執務コーナーのまる美

まる美さんが職場の雰囲気作りに一役かっているんですね。

「僕は業務中の雑談とかが苦手なタイプなんですが、みんなとのコミュニケーションのきっかけをまる美が作ってくれるんです。特に女性との会話のきっかけとか……」(足立さん)

「どんだけ不器用やねん!」(鈴木さん)

「あと、社員に対する役割上、僕が広告運用の成果と、チームの運用力の向上に責任を持っているので、メンバーに厳しい指摘をすることも多くて、どちらかというと社内の嫌われ役。そこにまるちゃんが非言語の存在として“ふわふわ”を……“ふわふわしてるっていう価値”ですよ。語らずともフワフワしているだけでいい。日に当たった後の香ばしい匂いとか……」(足立さん)

もうわかりました。足立さんにとってまる美さんが大事なのはよーくわかりました。

足立さんとまる美3

まるちゃんを選択したという責任

足立さんは土日も会社にいるまる美さんの世話と相手を欠かしません。すぐに来られるように、会社から徒歩2分ほどのマンションに引っ越しました。

足立さん

まる美さんを家に連れて帰って同伴出勤することも考えたそうですが、環境が不規則に変わることや移動時のまる美さんのストレスを考えて、いまのスタイルに決めました。

まる美とちゅーる

「まるちゃんを選択したという責任を感じています。だから何があっても死ぬまで面倒みなきゃっていう気持ちは人一倍あります」(足立さん)

もっと色んな会社に猫がいればいいのに

鈴木さんと足立さんは学生時代からの長い付き合い。まる美さんが来てから業務以外の会話が増えたそうです。

「はしばしに感じますけどね、僕が猫への愛とかかわいさを嬉々として語っていても、鈴木の心には届いてないなって(笑)」(足立さん)

「いやいや、テンションが上がってて良いなと思ってますよ。

僕とまる美は対等なんです。僕も寄って行かないし、あいつも寄って来ない。足立が呼ぶと来るんですけど。“今日もいるね”くらいな感じ」(鈴木さん)

まる美さん

「猫大嫌いって人もあんまりいないし、世話もたいして手がかからない。もっと色んな会社が猫を飼えば良いのにって思います」(足立さん)

足立さんほど猫好きではない鈴木さんも、

「そこは足立に同意しているんです。飼うことのデメリットより飼わないことのデメリットの方が大きい。こうして会議室にキャットウォークとか作ると、すごく打ち合わせがしやすいです。変な世間話もいらないし」(鈴木さん)

◇◇◇

運用型広告にお悩みをお持ちで猫好きの方は、ぜひオーリーズにお越しください。まる美さんのために、入り口ではスリッパにお履き替えくださいね。

オーリーズのエントランス

ネコノミクス研究所

猫、および猫を愛する人の暮らしを、便利にしたり楽しくしたりする人や企業を応援します。「この商品がスゴい」「このサービスが面白い」「うちの猫が可愛い」「いやいや、うちの猫の方が可愛い」など、猫に関する情報ならなんでも歓迎いたします。ネットショップ担当者フォーラム編集部までお知らせください!

ネコノミクス研究所

アプリは小売店の売上UPに役立つのか? ウォルマート、ノードストロームら米国事例3選 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

9 years 2ヶ月 ago

「モバイル トップ500社 2017」(インターネットリテイラー社発行)にランクインしている小売業社は、自社のアプリに店内モード(近くのお店を認識してそのお店専用のページにしてくれるモード)や位置情報測定の機能を追加しています。

その機能を導入している理由は、アプリが消費者が商品を購入をするためのツール以上の役割を果たしているからです。

実店舗と並行してECも展開している企業にとって、アプリは有効なデジタルツールになります。「モバイル トップ500社 2017」にランクインした企業のうち、275社がiPhone用アプリを、245社がアンドロイド用アプリを運用しています。

自社アプリを持つ企業のうち84社が、店内で使用できる機能をアプリに搭載。その数は、2016年の72社から増加しています。

①ディックス・スポーティング・グッズ社の例

たとえば、ディックス・スポーティング・グッズ社「モバイル トップ500社 2017」で122位にランクイン)のカスタマー革新技術部副社長・ラフェ・マスード氏によると、すでに2年前から店内モードをアプリに追加し、常に改善をしているそうです。ラフェ・マスード氏はこう言います。

ディックス・スポーティング・グッズ社のアプリは、サービスと利便性を高めることにより、カスタマーエクスペリエンスの向上を図っています。店内モードを使うと、お客さまはすぐにスコアカード(ディックスのカスタマーカード)にアクセスできます。また、毎週開催する特売や店舗のイベント店内サービスを確認することができると同時に、一部の店舗では店内マップも表示されます。

ディックス社の店舗は、ジオフェンス化(特定範囲の仮想境界線)されているか、もしくはデジタル情報を保有しています。そのため、消費者がアプリを起動して位置情報を認識することができれば、その人が店内にいるかどうか確認できるようになっています。

消費者が店内に足を踏み入れると、アプリが自動的に店内モードに切り替わり、店内マップなどの機能が簡単に使えるようになります。

②ウォルマートの例

ウォルマート(「モバイル トップ500社 2017」内13位)など、他の小売業社も店内モードを使い始めています。ウォルマートのアプリも、消費者が店内に入ると自動的に店内モードに切り替わります。位置情報をアプリに利用している企業は2015年の104社から、2016年は120社に増えています。

ウォルマートサービス(ウォルマートのデジタル事業などを手がける事業会社)の上級副社長・ダニエル・エッカート氏によると、ウォルマートのアプリには、支払い方法の選択機能、消費者が探している商品がどこの棚に配置されているか知らせる商品検索機能商品価格やオンラインでの購入が可能かどうかを調べるためのバーコードスキャン機能も入っているそうです。

③ノードストロームの例

アプリは小売店の売上UPに役立つのか? ウォルマート、ノードストローム、ディックス・スポーティング・グッズ社の米国事例3選
ノードストロームのアプリ(画像は編集部がキャプチャして追加)

ノードストローム(「モバイル トップ500社 2017」内56位)の広報担当の説明によると、店内プロモーションの為にアプリを利用しているそうです。

ノードストロームの広報は次のように説明しています。

アプリ内で最も人気が高いのは、店舗とオンラインをつないでくれる機能です。アンドロイドのアプリを使うと、商品のタグをスキャンすれば、オンラインと店舗での在庫状況がわかります。また、別のサイズがオンラインもしくは近くの店舗に置いてあるのか、すぐにわかるのです。

「モバイル トップ500社 2017」内で人気の高かったアプリ機能は、ワンクリックかツークリックで買い物が終了できる機能です。2015年、この機能を使っていた小売業社は127社でしたが、現在は142社まで増えています。「モバイル トップ500社 2017」内の51社が、スピーディな決済機能としてApple Pay(アップルペイ)のボタンも入れています。

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

Internet RETAILER

SHOPLISTで「Right-on」「F.O.Online Store」の商品取り扱いを開始

9 years 2ヶ月 ago

クルーズのファストファッションECサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」が取り扱いブランドの拡大を進めている。

9月7日にカジュアルブランド「Right-on」の商品の取り扱いを開始。9月13日からはキッズカジュアルブランドショップ「F.O.Online Store」の販売を開始した。

男性、女性、キッズなどにも取り扱いアイテムを拡充。ユーザーの取り込みを図り、売上拡大につなげていく。

SHOPLISTでは現在、「ブランドの獲得」「プロモーション」「ロジスティクス」の3点のキードライバーに絞って事業に注力。

なかでも有力ブランドの獲得は既存ユーザーの活性化につながるとして力を入れている。また、有力ブランドが出店することで新たなブランドの出店にもつながるとしている。

キッズ向けブランド「F.O.Online Store」の商品の取り扱いを始めた

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

NTTドコモとNHNテコラスがeコマース分野での協業を開始

9 years 2ヶ月 ago

NTTドコモは9月13日、NHNテコラスとEコマース分野での協業を開始した。NTTドコモの購買支援システム「ecコンシェル」と、NHNテコラスのネットショップ構築サービス「CARTSTAR(カートスター)」を連携。「CARTSTAR」利用店舗は「ecコンシェル」を簡単に導入できるようになる。

「CARTSTAR」利用店舗は「ecコンシェル」の導入により、行動履歴解析で特定ページを何度も訪れるユーザーに特定ブランドやキャンペーン情報を自動で配信できるようになる。

購入につながったユーザーに似た属性の訪問者に対し、自動的に各種案内を配信することも可能。

接客シナリオに基づき、購入画面で躊躇しているユーザーにメッセージを表示するほか、ウェブサイト内を回遊している訪問者に狙ったタイミングでクーポンを配信できるようになる。

導入価格は初期費用無料、月額費用が3000円。

NTTドコモとNHNテコラスは今後もeコマース分野での連携を検討。ショップ運営の業務効率改善、売上機会の最大化に向けた取り組みを推進する。また、セミナーの共同開催といったプロモーションを通じて両社のサービスの発展につなげていく。

「CARTSTAR」と「ecコンシェル」の連携イメージ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

上場EC企業2社が事業者の越境ECを支援。ハミィとジェネレーションパスが業務提携

9 years 2ヶ月 ago

スマートフォン向けグッズのECや、EC事業者向けのプラットフォームを提供するHamee(ハミィ)と通販・ECサイト「リコメン堂」運営のジェネレーションパスは9月13日、越境EC業務に関する業務提携に合意した。

ハミィとジェネレーションパスは中国圏、英語圏などに向けたECを積極的展開している。システム構築業務の協業、その他越境EC事業の運用・拡大に必要な事項を共有するとしている。

また、ハミィが開発・販売するECプラットフォーム「ネクストエンジン」と、ジェネレーションパスが運営する越境EC用マーケットプレイス「洋桃派」のシステム連携を実施。EC事業者の中国進出を促進するための検討も始める。

ハミィとジェネレーションパスが越境ECで業務提携

上場EC企業のハミィとジェネレーションパスがタッグを組む

「リコメン堂」は「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」といったモールを中心に、「リコメン堂 本館」「リコメン堂ファッション館」「リコメン堂インテリア館」などを運営。多店舗展開を武器に47店舗の運営を手がける。

2015年にアジア有数の大手複合企業Charoen Pokphand(チャロン・ポカパン)Group Company Limitedと資本提携。中国を対象としたクロスボーダーECに本格参入。2016年には、中国のMOBILE NAVI BEIJING CO.,LTDと資本業務提携し、越境EC用マーケットプレイス「洋桃派」の運営に着手している。

ハミィは米国法人、中国法人、韓国法人などが現地でECを実施するなど、越境ECを早くから実施。「ネクストエンジン」の越境EC対応も推進しており、海外のマーケットプレイスへの対応も進めている。

2016年9月現在、100社を超えるユーザーが「ネクストエンジン」を利用して越境ECを行っているという。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

アダストリア(旧ポイント)が中国でネット通販、「天猫国際」に出店し店舗連動も視野

9 years 2ヶ月 ago

「グローバルワーク」「ニコアンド」などのアパレルブランドを展開するカジュアル衣料大手アダストリア(旧ポイント)は、海外EC展開を本格化する。

このほど、アリババグループの「Tmallグローバル(天猫国際)」に出店。アダストリアは40店舗以上の実店舗を中国内で運営しており、ECとリアル店舗を連動する施策も進めていく。

アダストリアは2019年2月期を最終年度とする新3ヶ年計画で、WEB事業のグローバル化などを進める方針を掲げている。2016年2月期に売上高約20億円だった中国事業(リアル店舗)を含め、WEB事業と海外事業の拡大をめざす。

「Tmallグローバル」に出店したのは「collectpoint官方旗艦店」。「LOWRYS FARM(ローリーズファーム)」「JEANASIS(ジーナシス)」などのブランドを取りそろえている。

アダストリア(旧ポイント)が中国でネット通販、「天猫国際」に出店し店舗連動も視野

アダストリアが天猫国際で展開する「collectpoint官方旗艦店」(画像は編集部がキャプチャ)

中国でのECに関して、トランスコスモス、トランス提携先の山東雅諾達電子商務有限公司(Magic Panda International)と提携。出店契約サポート、ストア設計、商品ディスプレイ、プロモーション戦略立案、マーケティング、SNSプロモーション、イベント管理、受注管理、カスタマーサポートなどをアウトソーシングする。

アダストリアのWEB営業部長・田中順一氏は次のようにコメントしている。

中国eコマースの立上げにおいて一番重要なポイントは、サイト構築、システム開発に加え、運用オペレーション対応。「Tmall」はモール独自のルールや、顧客がサイトへの評価をするなど日本のモールとは異なったやり方がある。そのため、中国においても運用オペレーション力がある企業と組んだ。

なお、アダストリアのWEB事業売上高(2016年2月期)は前年比38.6%増の210億円。全売上高に占めるECの割合は11.5%となっている。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

アスクルの「ロハコ」が“アマゾン型”に移行、千趣会やワールドなどアパレル企業が出店

9 years 2ヶ月 ago

アスクルは運営する日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」を“アマゾン型”に移行した。

9月13日、企業が出店するマーケットプレイス型の仮想モールを「ロハコ」内に導入。第1弾として要望が多かったファッションカテゴリを開設し、約30万点の商材をそろえた。「ロハコ」の総取扱商品数は従来比2.5倍の約50万点に拡大している。

ファッションECのファッション・コ・ラボ(運営するECサイトは「ファッションフォーカー」)、ワールド(同「ワールドオンラインストア」)、千趣会(同「ベルメゾン」)などが出店し、約200ブランドを展開する。

今後は「スポーツ」「アウトドア」などを追加する予定。

アスクルは従来の仕入型販売形式とマーケットプレイス型の販売形式を取り入れ、商品カテゴリの幅と取扱商品数の拡大を加速する方針。

アスクルは運営する日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」を“アマゾン型”(マーケットプレイス型)に移行

マーケットプレイスに出店している千趣会(ベルメゾン)のストアページ(画像は編集部がキャプチャ)

「ロハコ」では現在、「無印良品」「成城石井」といった有力有店舗小売企業の商品を集めた専用コーナー「ロハコモール」を展開中しているが、その商品はアスクルが仕入れ販売する直販モデルを採用している。

アスクルは8月3日開催の定時株主総会で定款を変更。マーケットプレイス事業を始めるための準備を進めてきた

岩田彰一郎社長は品ぞろえの拡充などに関して、次のように語っていた。

「ロハコ」は購入頻度の高い日用品を中心をした品揃えで、すでに年間120回程度も買い物頂けるお客様が多くでてきた。こうしたお客様に日用品だけでなく、例えば、“アパレル”や“スポーツ用品”などライフスタイル全般で必要となる商品をワンストップで提供して利便性を高めたい。

アスクルは運営する日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」を“アマゾン型”に移行

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

ECサイトがコンテンツマーケティングで集客につなげるための4つの成功パターン | アラタナECコンサルがお伝えするECビジネスの課題を解決するヒント

9 years 2ヶ月 ago

4つのパターンでみるコンテンツマーケティング成功事例

コンテンツマーケティングを成功させるためには、商品やサービスに適した展開が必要です。今回は、代表的な4つのコンテンツマーケティングの手法とともに、成功しているコンテンツマーケティングの事例をご紹介いたします。

コンテンツマーケティングを成功に導く4つの手法

時間もかけてコンテンツを増やしているのに、思うように期待する成果が得られていないということはありませんか?「北欧、暮らしの道具店」の事例でもお伝えしましたが、コンテンツマーケティングでは、誰に、何を、どう伝えるのか、がとても重要です。

扱っている商材を求めるユーザーにはどんなニーズがあるのか、そして競合と比べて自分たちの強さはどこにあるのか。コンテンツと商品の関連性やコンテンツマーケティングに何を期待するかも重要な判断軸となります。

では、成功事例とともに適切なコンテンツマーケティングの手法を考えていきましょう。

エディケーショナル型:成功事例「石鹸百貨」

コンテンツマーケティングのベーシックな型である、エディケーショナル(=教育)型は、普段の生活のなかで知りたいと思ったことや困りごとなどを解決してくれるコンテンツで接点をつくります。

SEOを重視しないため、”探してもらう”というスタンスですが、必要としている情報に対して的確な答えを届けられたら信頼につながります。即商品の購入へとは至りませんが、その必要性や他との違いについての知識を身につけていく過程で徐々に商品への興味を強めていきます。

石鹸百貨」は、石鹸の活用術、衣類から食器、家の掃除などさまざまな知識が盛り込まれています。

暮らしのなかで使える知識は、一度だけではなくその商品を買ったあとも足を運ぶことが多く、商品の正しい使い方がわかれば満足度にもつながるでしょう。リピーター限定のコンテンツがあるのも魅力的です。

企業が伝えたいことと、生活のなかでの共通部分が大きいとコンテンツとしての幅も広げることができます。

コンテンツSEO型:成功事例「日南市ふるさと納税」

コンテンツSEO型は、ボリュームのある検索キーワードからそのキーワードに即した内容の記事を作成。検索順位を上げて、見込み客に見つけてもらいやすくすることが目的です。

しかし、いくら自然検索数が増えても、コンテンツと商品の関連性が弱くなればコンバージョンへの遷移は期待できません。商材との関連性が強いキーワード選定とともに、キーワードから検索意図を読み取ることが重要です。

日南市特設サイト
宮崎県日南市のふるさと納税の特設サイト「日南市ふるさと納税」は、ふるさと納税の返礼品に関するキーワードからコンテンツを作成して、半年で1万6000セッション以上の流入がありました(2016年3月)。そのうち8割が自然検索流入です。検索ワードのトレンド時期を見越したコンテンツ作成もセッション数につながっています。

さらに、地元のWEBライターによる取材記事はオリジナル性が高く、読み応えもあります。検索エンジンは検索ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供しようとしていますから、小手先の対策ではなく記事のオリジナル性、専門性といった「質」も兼ねるとベストです。

ただ、検索ユーザーが対象になるので今までにない商品だったり、あまり知られていないのでそもそも検索されないような商品やサービスの場合は向いていません。

ネイティブ広告型:成功事例「コーセー」

検索ニーズがない商材に関して向いているのがネイティブ広告型です。Facebookのフィード上に現れ、広告枠とは気づかずクリックした方も多いと思います。自然に、馴染んだ、という意味合いなので、気づかずに目に留まっていたというのは意図通りなわけですね。

ただ、記事かと思ってクリックしたのにバリバリの広告だったとなるとそのギャップが不信感につながることも理解しておきましょう。

潜在ニーズを掘り起こす力があるネイティブ広告のなかでも、キュレ―ションアプリの増加に伴い目立ってきたのがキュレ―ションアプリ内広告。「MERY」や「Gunosy」など、媒体の力を借りて、商品やサービスを認知させることができます。

しかし、ここでも読み物として入ってきた人たちに対して、どうやってコンバージョンへつなげるか。目的に合わせて導線を考えなくてはいけません。そして、一番大切なのは媒体の選び方。媒体の読者数と商材のターゲットが合うとより効果が期待できるからです。

コーセー」では新商品の発売に合わせコンテンツ型ネイティブ広告とキュレ―ションメディアを組み合わせたプロモーションを実施したところ、他のメディアに波及し、大きく拡散されました。魅力的なコンテンツの内容であったことが成功の要因と言えるでしょう。
(参考元:ネイティブアドxAntennaで330万超リーチ!ブランドリフトと実購買を実現したコーセーの成功事例

面白コンテンツ型:成功事例「TOOT」

多くの人の注目を集め、興味をもたせる役割が面白コンテンツです。健在しているニーズを満たすのではなく、潜在顧客へのアプローチになります。面白い!がきっかけになるので他のコンテンツよりは商品のコンバージョンは高くありません。

男性下着メーカーの「TOOT」は、面白さと商品情報をうまく組み合わせた動画で、日本だけではなく、海外からも注目を集めました。

しかも、面白いだけではなく、下着の機能性の高さも伝える内容は見事。新しい切り口でのアプローチは確実に認知に繋がったといえるでしょう。

ユーザーに必要とされるコンテンツを考える

コンテンツマーケティングの成功事例を4つの分類でご紹介いたしました。それぞれの型の特徴をおさえたうえで、場合によっては組み合わせて展開するなど、ネガティブな面を補っていくことも大切です。

「ECコンサルコラムサイト「ECコンサル」」掲載のオリジナル版はこちら:
4つのパターンでみるコンテンツマーケティング成功事例(2016/09/08)

アラタナ ECマーケティング支援サービス「ECコンサル」

2014年サービスローンチ。メンバー全員がGAIQ以上の資格保持者にて構成されているチームで、安心感のあるサービスを提供している。既存のECサイトは独自ドメインであればカートシステムを問わずサービス提供が可能で、新規ECサイトの構築から売上アップまで一貫してのご提案できる。

「ECサイト」を専門にサービスをご提供しており、検索順位やCPAに一喜一憂せず、結果=売上にこだわって戦略立案から施策検証まで行う。

 

アラタナ ECマーケティング支援サービス「ECコンサル」

「DeNAショッピング」のアプリをリニューアル、操作性の向上図る

9 years 2ヶ月 ago

ディー・エヌ・エーは9月12日、運営する総合ショッピングモール「DeNAショッピング」のAndroid端末向けアプリのリニューアルを実施した。

リニューアルしたアプリでは操作性の向上を図るため、「お気に入り」や「買い物かご」に簡単にアクセスできるタブメニューにした。また、過去に検索したキーワードでの再検索が容易にできる機能を実装した。

iPhone向けアプリも近日中にリニューアルする予定。

リニューアル後のアプリのイメージ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

「BASE」にプッシュ通知などの「モール管理機能」を追加、分析機能も拡充

9 years 2ヶ月 ago

通販・ECサイトを無料で開設できる「BASE(ベイス)」を提供するBASEは9月12日、店舗のファンにプッシュ通知が送信できる「モール管理機能」をショッピングアプリに追加した。

BASEはネットショップ開設サービス「BASE」に登録する20万店舗超の商品が購入できるショッピングアプリ「BASE」を運営している。

「モール管理機能」は「BASE」の各店舗のファン(潜在・顕在顧客)にプッシュ通知できるほか、アプリ経由の売り上げやフォロワー数などの購入者行動を数値化することが可能。集客・販促など店舗活性化につながる情報を閲覧できるとしている。

「BASE」にプッシュ通知などの「モール管理機能」を追加、分析機能も拡充

モール管理機能

  • 店舗をフォローするファン(潜在・顕在顧客)に向けて店舗からプッシュ通知が送信可能
  • ショッピングアプリを通じた売上金額や店舗の累計フォロワー数、各商品に付けられたお気に入り数を表示
  • 店舗のフォロワー数と商品に付けられたお気に入り数を中心にした月別ショップランキングを表示
  • ショッピングアプリ内の特集コンテンツで紹介された商品を、掲載実績として店舗に通知

BASEは「モール管理機能」について次のようにコメントしている。

プッシュ通知を通じたリアルタイムの情報伝達により、お客様との間に鮮度の高い購買関係が構築できるため、各店舗の売上・認知向上が期待できます。

「BASE」は本機能を通じて、店舗とお客様の心理的な距離が近く、簡易に商品や店舗情報の伝達、購買活動が行えるECサイトの構築を目指しています。

BASEによると、将来的にはセグメント別にプッシュ通知の送信を可能にするなど、数値分析、マーケティングツールとしての機能性と信頼を高めていくという。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

トランスコスモス、台湾に支社を設立。台湾向け越境EC支援を強化

9 years 2ヶ月 ago

トランスコスモスは9月12日、台湾に「トランスコスモス台湾」を設立し、8月から事業を開始したと発表した。日本企業の台湾進出、台湾向け越境EC事業の支援などを行っていく。

トランスコスモス台湾はトランスコスモスの100%子会社、代表には植田克郎氏が就任した。

台湾企業向けにデジタルマーケティングサービスやECワンストップサービス、チャットや電話などのコンタクトセンターサービスを展開。日本企業の台湾進出、台湾市場での売上拡大を支援・推進する。

訪日台湾人向けのインバウンドサービスも積極的に行う。

将来的には台湾企業の海外進出も支援する計画。トランスコスモス台湾の設立で、トランスコスモスの海外支社は10社、サービス拠点は163拠点となった。

トランスコスモスの海外支社一覧

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

自社ショップには誰も来なくなる!? オムニチャネル・AI・フリマアプリの脅威【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

9 years 2ヶ月 ago

AIやオムニチャネル、フリマアプリが進化してくると、わざわざ検索などからネットショップに行く必要がなくなりますよね。安くて早くて便利なものがあるわけですから。そうなると「そこに合わせていく」か「来ても売らう理由を作るか」の2択になります。どちらを向くのか考えながら情報収集しましょう。

AIを活用できるのはビッグデータがあるところだけ。

AIやチャットボットでEC不要の時代は来るのか 中小ネットショップの将来を大前創希さんと語る。 | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/3509

まとめると、

  • 機械学習によって予測を立て、言動の最適化を自動的に行うのがAI。準備されたシナリオのセリフを返すのがチャットボット
  • 小さなショップでは無理にAIを使うのではなく、目的に応じてチャットボットなどを使う方がいい
  • Webそのものに人が来なくなるかもしれないという可能性のほうが大きい

チャットや一対一のやり取りが定着することで、予想できる動きはふたつあります。

ひとつは、チャット上でつながることにより、お客様のIDが把握できます。コスメや季節商品など、繰り返し購入する商品であれば、「商品が入れ替わったのでいかがですか?」と、タイミングの良いところで接客する。そうなると、ユーザー体験は向上しますよね。

もうひとつは、お買い物を手伝うアプリが台頭すること。それぞれのお店のアプリを入れておいて、不要な情報は削除し、欲しい情報だけをコントロールできるようになるはずです。

─ピコもん株式会社 大前 創希氏

AIとかチャットボットの前に、ネットショップそのものにお客さんが来なくなるというのはちょっと怖いですよね。

中小規模のショップでは素早い対応がなかなか難しいので、大きな波の動きを捉えて対応していきたいところです。お客さんとの接点をどう保つのかを考えていきましょう。

実店舗が売る場所からネットショップの入口に。

オムニチャネルの進化系!? 店なのに売らない店に行ってきた | BACKYARD
http://backyard.imjp.co.jp/articles/asics_shinagawa_201609

まとめると、

  • 品川駅の「アシックスステーションストア」は、商品購入も可能だがメインはショールミング
  • 「光ID」やQRコードでWebサイトへアクセスでき、在庫確認も可能
  • 商品の陳列、接客、サイトへの誘導などはまだまだ進化の余地あり

店内に入った時の商品の陳列方法、店員さんの接客方法、サイトへの誘導方法などまだまだ進化できる要素はあるように思います。そもそもの店舗運営自体も従来の小売店とは全く別な考え方で取り組む必要があるため、小売流通業とデジタルマーケティング分野の思考を併せ持つプランナーも必要になってくるでしょうし、ビジネスとしてのKPIも今までの小売店とは変わってくるでしょう。

もはや実店舗とかWebとか言っている場合ではないですね。身内で競っているうちにこういったお店が出てきて、あっという間に売上を持って行かれるかもしれません。

今までとはまったく違った仕組みになるので、素早く対応できたところが生き残れるのかもしれません。

フリルとラクマを併存させながらメルカリを追撃。

楽天、フリマアプリ「フリル」のFablicを買収。全株式を取得し完全子会社に | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3429

楽天の力を得たFRILは手数料無料化で反転攻勢へ、堀井氏が生み出した「フリマアプリ」戦争は新たな局面へ | THE BRIDGE
http://thebridge.jp/2016/09/fril-will-change-the-game-of-flea-market-app-scene

まとめると、

  • 楽天がフリル(FRIL)を提供するFablicの全株式を取得し完全子会社化
  • 楽天IDログインを可能にしたり楽天スーパーポイントを活用したキャンペーンなどを実施
  • フリマアプリはどこに買い手・売り手がいるかというだけのコモディティ化した市場に

更に気になるのがその個人間売買の先にあるビジネス、つまり決済や課金などの金融ビジネスだ。これまでも楽天は市場に始まり、銀行、カードとそのビジネス領域を金融に拡大させてきた。堀井氏も「フリマアプリのプロダクトとしての使い勝手の差はもうない。どこに買い手・売り手がいるかというだけのコモディティ化した市場になってしまった」と語るように、ビジネスの勝敗の行方はその次に向かいつつある。

つい最近に出てきたと思っていたフリマアプリが、すでにコモディティ化しているんですね。こうなると業界再編というか強者に集約されていきますので、流れだけは押さえておきたいところです。

CtoCが拡大するとネットショップの存在価値がなくなってくるも忘れずに……。

決済

オンライン決済サービスの比較(2016年9月) | Qiita
http://qiita.com/Masaaki_Inaba/items/c2a5afd1481276f4c60f

決済サービスのApple Pay、「minne」「BASE」「giftee」等のECサイトが導入へ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3445

決済手数料って安くなりましたよね。そして、新たな決済方法「Apple Pay」も登場します。

SEO

最新SEOキーワード選定の基本方法とノウハウ・ツール総まとめ | WPJ
https://www.webprofessional.jp/2016/09/6193/

簡単に「SEO」と言いますが、やることがたくさんありますので……。

楽天

楽天が始めた店舗への「ペナルティ制度」 責任者が明かす運用の「基準」「方法」とは | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3443

楽天、レビューページ改善に成果、AI関連の取り組み公表 | 通販新聞
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2016/09/post-2619.html

楽天はラクマにもAIを導入しましたよね。その一方でアナログ的な品質向上の動きも。

EC全般

eコマース業界カオスマップ2016 - 転換率向上サービス編 | eコマースコンバージョンラボ
http://ecclab.empowershop.co.jp/archives/7114

これだけあるとどれだけ使えばいいのか……と思っていると淘汰されて減っているかもで。

LINEのEC活用で客単価4%増、CTR2.3倍。「つながり消費」でECの集客・販促は変わる? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3434

LINEではなくてコミュニケーション手段の活用事例と思わないと上手くいきません。

ステマの営業を受けた広告主さん、Yahoo!ニュースではステマ情報のタレコミを募集中です! | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/09/06/23731

数字が欲しくなるとグラッと来ますが、メディアの信頼性を確保するためにもご協力を。

今週の名言

要するに、「良いコンテンツ」とは、他と「違う」ために埋もれずに際立ち、最後まで読まれ、読者が何か有意義な情報を持って帰る、そういったコンテンツのことなんです。

内省&内製せよ!オウンドメディアで「良いコンテンツ」を作る、基本の発想術 | SELECK
https://seleck.cc/802

違いを出すためには自社のことをよく知って自分たちで作ること。

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

“バズらせて売る”を実現したEC・通販マーケティング2事例 | 通販新聞ダイジェスト

9 years 2ヶ月 ago

ウェブ上で特定のキーワードやニュースなどが爆発的に取り上げられる「バズ」現象。ネット販売への効率的な集客にもつながる手段として、自社メディアなどで「バズられる」記事づくりに取り組む通販企業が増えている。決してプロのライターや大手企業だけにしかできないハードルの高い作業ではなく、身近な気づきやアイデアが注目コンテンツとして“大化け”して、商品の効果的な販促になった事例も多く出てきているという。「バズる」と「売る」をうまい形でつなげることができている通販実施企業各社の事例から、効果的な手法を探る。

バイクブロス、PBならではの「面白販促記事」

バイク専門の情報誌発刊や関連用品の通販サイトを運営しているバイクブロスでは、昨年よりプライベートブランド(PB)のネット販売を本格展開しており、発売前から商品開発の現場の様子などを記事コンテンツで情報発信することで多くの関心を集め、その販売数を伸ばしている。

オリジナル仕様のヘルメットから始まった同社のPBシリーズは、現在約20アイテムを展開。定番品にちょっとしたアイデアを加えた点や、既存品では今まで取り上げられていなかった角度から訴求することで他社との差別化を図っている。

同社が運営する「通販ブログ」上ではそれらのPB商品について、ユーモアを交えた記事を発売前から時系列に公開して商品の特長を紹介している。自社の裁量の範囲で比較的自由に宣伝ができるPB商品ならではのメリットを生かし、通販担当部署自らがアイデアを企画してブログ記事を作っているという。

直近の事例として成功したのが、8月10日に発売した指先の「内縫い」や手のひらの「シャーリング(握りやすくした生地の加工)」などを特徴に持つバイク用の「オリジナルグローブ」。

使用時のフィット感やウインカーなどのスイッチ類の操作のやりやすさをアピールするため、同グローブとヘルメットを装着して人気のオンラインゲームを遊んでいる様子の記事を画像ともにブログ上で公開した。記事ではグローブのままでもコントローラーのボタンをスムーズに押せる様子を分かりやすく示したところ、見た目のインパクトもあってバイクユーザー以外も含む多くの閲覧数を獲得。公開後からネット上で大きな話題となった。

グローブとヘルメットを装着して人気のオンラインゲームを遊んでいる様子の記事を公開

その時に検索キーワードが上昇していた人気ゲームを選んだことも、うまく『バズられる』きっかけになった。まず、この記事自体への興味からサイトに来て、グローブを購入したというケースもあったのでは」(同社)と分析する。結果的に発売当日から他の商品以上に注文が入り、その後も勢いが落ちることなく受注が伸びているという。

これは商品の性能を示した内容の記事だったがそれ以外の商品についても過去には、梱包した際の荷姿や商品に自作のラベルを張っている現場での“内職作業”の様子などを公開。発売までの現場の地道な作業の様子一つ一つも無駄にすることなく、顧客の興味をひく面白みのあるコンテンツとして活用している。

商品の基本スペックなどについては同社のバイク雑誌の一部ページを使っても宣伝しているが、ブログやSNSの記事に関しては、それよりも砕けた内容で遊び心も取り入れながら拡散を狙う内容にしているものが多いという。

ウェブの記事ではまずは『こんな商品があったらいいな』と顧客に問いかけ始め、次に試作品を紹介する。そして完成に至るまでの状況もちょっとずつ出して見せながら興味を持たせている」(同社)と説明。雑誌のページなどとは立てつけも異なるため、顧客との距離を縮めるツールとして活用し、現場の臨場感を上手く映し出して情報を拡散する役割を期待しているようだ。

今後については動画を使ったコンテンツ作りも検討。マフラー類などバイク用品ならではの「音」から商品を選べるようなニーズにも対応して、より多くの人に閲覧されやすい内容へと進化させる考えだ。

ニッセン、ツイートされるきっかけにコラボ

ニッセンでは、公式ツイッター担当の「スミス」さんが名物キャラクターとなっており、スミスさんのつぶやきがきっかけで商品が生まれるケースもある

最も大きな企画となったのが、人気小説「銀河英雄伝説」(銀英伝)に関する商品だ。「スミス」さんが銀英伝のファンということから始まったもの。スミスさんとユーザーとの何気ない会話に、銀英伝の作者である田中芳樹さんの事務所代表安達裕章さんが返信し、コラボ企画として「わが征(ゆ)くは星の通販」がスタートした。

最初に発売したのは、スマートフォンケース3種類、ワイングラス2種類、Tシャツ2種類の合計7種類。スマートフォンケースは白・赤・青で、銀英伝の主人公らをモチーフにデザイン。ワイングラスは加工が難しい樽型の立体曲面にレーザーカットで紋章を刻み、色付けは職人が全て手作業で行った。Tシャツも銀英伝の登場人物をイメージしたものとなっており、作中のセリフなどをデザインした。14年9月1日に売りだしたところ、わずか20分弱で注文が初回入荷在庫数に達するなど人気を呼んだ。

その後もコラボ商品を販売してきたが、今夏には最後の商品として、シャープのロボット掃除機「ココロボ」の銀英伝コラボ「わが友Ver.」の予約受付を通販サイトで実施(=画像)。価格は税別12万円、限定200台で7月14日から8月8日まで受け付けた。

ココロボは音声操作や会話ができるロボット掃除機で、これまでもアニメやゲームなどをコラボした商品を発売してきた。今回の銀英伝バージョンは、主人公の一人である、ラインハルトの親友という設定のキャラクター「キルヒアイス」をイメージしたもの。アニメの銀英伝でキルヒアイス役を演じた、声優の広中雅志さんが全セリフを録り下ろしており、新たに収録した音声によるコミュニケーションができる。また、製品のデザインは、キルヒアイスが載る宇宙戦艦「バルバロッサ」のアニメ版デザインをモチーフとした。

なお、同商品の売れ行きや銀英伝コラボシリーズ全体の売れ行きなどについて、親会社のニッセンホールディングスに問い合わせたところ「ノーコメント」(広報IR部)との回答があった。

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら:
〝バズらせて〟売れ! ネットで拡散しヒットへ(2016/09/01)

通販新聞

楽天が同梱物への自社サイト紹介の記載をOKに。店舗の販促に関する禁止行為を緩和

9 years 2ヶ月 ago

楽天はこのほど、外部サイトへの誘導規定の一部緩和を実施し、商品荷物に同梱するチラシ、パンフレットなどに、楽天店舗以外のサイト紹介やURLの記載を可能にした。

9月から楽天が設けた禁止行為を店舗が行った場合、罰金などが発生する制度を新たに規定した(参考記事)。一方、禁止行為ではない消費者向けの行為に関しては緩和を図る考えだという。

従来、楽天は自社サイトなどへの誘導を禁止するため、「楽天市場」で購入された商品の荷物のなかに、楽天店舗以外のURLが記載された明細書、パンフレットの同梱を禁止していた。この規則を破った場合、楽天から注意が入り、最悪の場合は退店処理となっていた。

今回、9月の新制度開始にあわせ、こうした規定の緩和を図った。

パンフレットなどに他店のURLや紹介文の記載は可能にする。ただし、「次の買い物は自社サイトで」などといった露骨に他のサイトへ誘導するような表現に関して、従来通り禁止とした。

こうした規定の緩和を行った理由について、ECカンパニーCOO&ディレクターの野原彰人執行役員は次のようにコメントしている。

楽天のためだけに特別の明細書やパンフレットを用意するのは不経済だという声を従来からいただいていた。消費者の多くは楽天だけではなく、いろいろなサイトを利用している。

このように、店舗へ負担を強いるのはよくないと考え、改めることにした。今後、楽天にとってマイナスになることでも、消費者にとってマイナスとならない行為であれば、店舗の要望に応える改善を行っていく予定だ。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

ビームス、オフィシャルサイトとECサイトを統合

9 years 2ヶ月 ago

ビームスは9月15日、商品・イベント情報などのニュースを発信する「BEAMSオフィシャルサイト」と直営のECサイト「BEAMS Online Shop」を統合し、「ビームス公式サイト」としてリニューアルオープンする。

サイト統合で検索などからの流入を一本化し、ECサイトの売り上げ拡大につなげる。

新設する「ビームス公式サイト」は、全国のビームススタッフが日々のコーディネートなどをリアルタイムに配信するコンテンツを追加。スタッフが紹介するコーディネート例は、まとめて購入することができるようにする。

気になるレーベルやショップ、スタッフを「お気に入り」ボタンでフォローしておくと、タイムラインに知りたい情報が優先的に表示される機能も搭載する。

ビームス公式サイト

店舗を運営している企業では、ECサイトとは別にショップの情報や商品情報などを紹介するオフィシャルサイトを展開するケースが多い。また、ブランドごとに別々のサイトを展開しているケースも少なくない。

ビームスのようなケースでは、サイトで商品情報を閲覧した顧客がすぐに購入できるようになるといったメリットがあるため、サイトを統合する傾向が高まっている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

ハミィが自動出荷サービスと連携でスピード配送を実現、Webの匠と資本・業務提携

9 years 2ヶ月 ago

スマートフォン向けグッズのネット通販や、EC事業者向けのプラットフォーム「ネクストエンジン」を提供するHamee(ハミィ)は9月9日、自動出荷Webサービス「SHIPPINNO(シッピーノ)」を開発・運営するWebの匠と資本・業務提携すると発表した。EC運営における物流領域の自動化を拡大するのが目的。

「ネクストエンジン」と、出荷作業の自動化アプリ「シッピーノ」を連携。「ネクストエンジン」が対応するECサイトの注文を最短10分、24時間365日いつでも倉庫に出荷指示を出せるようにし、「ネクストエンジン」利用店舗のスピード配送に対応する。

「シッピーノ」は「FBAマルチチャネルサービス」を活用した自動出荷Webサービス。Amazonや楽天市場といったモール店の注文を自動で取り込み、「FBAマルチチャネルサービス」へ自動で出荷指示を送るもの。

ハミィは多店舗運営をネクストエンジンの自動化でサポートしてきたが、近年は1店舗運営やアイテム数を絞ったメーカー系通販が増加。受注から出荷までの業務効率化を徹底する傾向があり、煩雑な管理になる多店舗展開を躊躇することがケースが多かったという。

「ネクストエンジン」「シッピーノ」の連携で出荷指示までの工程を自動化し、メーカーなどの多店舗展開をサポートしていく。

ハミィがWebの匠と資本・業務提携

ハミィはWebの匠との連携で、メーカー系通販などへのシステム提供も強化する

こうした連携を進め、Webの匠は2019年(3年後)までに、6000社の「シッピーノ」ユーザーの獲得をめざす。ハミィは今回の資本提携も含め、クリエイティブな領域へシフトするような環境を提供、EC業界全体の成長に貢献するとしている。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

シニア層がよく利用するECサイトランキングまとめ[敬老の日にも役立つ] | 知っておきたい ECサイトに役立つ分析データ

9 years 2ヶ月 ago

総務省統計局によると、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は25%となり(平成25年9月推計)、いまや国内の4人に1人が高齢者という社会が到来。シニア市場のネット動向にも注目が高まっています。

実際のところ、シニア層は普段どのようなショッピングサイトをよく利用しているのでしょうか? アンケートではなくネット行動ログデータを用いて、シニア層のネットショッピングの実態を調査してみました。

シニア層もよく使う「楽天」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」

まず、シニア層の訪問者数が多いショッピングサイトのランキングを見てみましょう。

「Amazon.co.jp」、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」の3大モールがダントツでトップ3にランクイン。4位にはサプリメント「セサミン」でおなじみのサントリーの健康食品サイト「サントリーウエルネス」、5位には、日用品通販の「LOHACO」が入っています。

海の元気倶楽部(ニッスイ)」「【カゴメの通販】カゴメ健康直送便」「自然食研」「日清ファルマダイレクト」など、健康食品関連のサイトが多数ランクインしており、シニア層の支持を得ている様子がうかがえます。

ショッピングサイト訪問者数ランキング【シニア層】

次に、ランクインした代表的なECサイトの年齢構成を調べるため、「サントリーウエルネス」「LOHACO」「Amazon」のサイト訪問者を比較してみてみました。

「Amazon」は20代~60歳以上まで各年齢層がバランスよく訪問しているのに対し、「サントリーウエルネス」は60歳以上が約42%「LOHACO」は50代と60歳以上を合わせると、約5割と半分を占めていました。

サイト訪問者の年齢区分【PC利用】

スマホでは年齢構成が一変

この年齢構成がスマートフォン利用の場合では一変します。「サントリーウエルネス」では60歳以上が約16%と30代よりも少なくなっており、「LOHACO」では50代と60歳以上を合わせてみても約27%で、30代や40代の構成比を下回っています。

このように、PCとスマートフォンでは利用者の年齢構成が異なる場合があります。例えば、シニア層はスマホを使いこなしていないという推測から、PCではシニア層向けのUX(ユーザーエクスペリエンス)デザインも考慮に入れて、もっと力を入れていこうという戦略が立てられそうです。

サイト訪問者の年齢区分【SP利用】

シニア男性は上位5サイトが健食サイト

さらに、シニア層によく利用されているショッピングサイトを男女別にランキング集計してみました(※PC利用のみ)。一般ユーザー(モニター全体)とのサイト閲覧率差(この差が高いほど一般ユーザーに比べてシニア層が閲覧している)を降順でソートすると、シニア層に特徴的なネット利用傾向が見えてきます。

男性の1位は「自然食研」でした。2位以下も健康食品サイトが多数ランクインしています。健康食品やサプリメントの通販サイト以外では、「工具 通販 MonotaRO(モノタロウ)」や「阪急交通社 旅行サイト」、リクルートの「ポンパレモール」などが女性のランキングTOP20にはあがっていない顔ぶれです。

ショッピングサイトランキング【シニア層・男性】

シニア女性にはカタログ・テレビ通販のサイトが人気

一方、女性では、「セシール」「ディノス」「ベルーナ」「ベルメゾン」「DoCLASSE」など、カタログ通販のファッションサイトが複数上位に入り、「ジュピターショップチャンネル」や「テレビショッピング QVCジャパン」などのテレビショッピングサイトもランクインしました。

従来、カタログやテレビといった媒体を通じてショッピングをしていた世代がシニア層になったこと、また、ネットも含めたクロスメディアでのプロモーション施策がシニア層の女性に響いていると考えられます。

ショッピングサイトランキング【シニア層・女性】

このように、シニア層には特有のネットショッピング利用傾向が見られました。シニア層をターゲットとする商材の場合は、今回ご紹介したサイトのコンテンツや集客施策を参考されてはいかがでしょうか。

さらに、シニア層に絞ったユーザーセグメントを作り、アクセスの多い時間帯や検索キーワード、初回アクセスの認知経路などを分析することによって、シニア層に効果的にアプローチする施策を発見することができます。

今回分析に使用したヴァリューズの「eMark+」は自社サイトへのアクセスだけではなく、他社サイトのアクセス状況や集客施策も分析できるオンラインサービスです。一部機能は無料ですので、ぜひお試しください。

[分析概要]

株式会社ヴァリューズが保有する全国の行動ログモニター会員のうち、年齢60歳以上のシニア層について、2016年8月度のネット行動ログデータを「eMark+」にて解析。60歳以上のシニア層が日頃どのようなショッピングサイトを見ているかを分析しました。

  • PCからのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニタでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推計。
  • サイトカテゴリはヴァリューズが独自に定義。

星 妙佳

株式会社ヴァリューズ エグゼクティブプランナー

星 妙佳(ほし たえか)

株式会社ファーストリテイリング(現株式会社ユニクロ)にて、ECサイトの運営・プロモーションを担当し、UNIQLOモバイルサイトを立ち上げ、ウィメンズやキッズ部門の通販MD(商品開発)にも従事。

2006年より株式会社リクルートにて、ベビーアパレル・育児用品の通販サイト『赤すぐnet』の編集長を務めた後、リクルートの各事業のネットマーケティングを横断的に支援する部署にて、データ分析グループのGM(ゼネラルマネージャー)に着任。社内外のデータサイエンティストと共に、需要予測、レコメンドなどデータ分析の強みを生かした複数のプロジェクトをマネジメント。

2012年ヴァリューズに入社し、現在は広報・商品企画・データ分析など幅広く担当。2人の子供を持つワーキングマザーでもあり、リモートワークを含めた多様な働き方にもチャレンジ中。

星 妙佳

顧客データをフル活用して顧客満足度を高めていくことが、EC企業が唯一生き残れる道だ! | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

9 years 2ヶ月 ago
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今回はEC業界においてせっかく持っている潤沢な顧客データを無駄にせず、顧客満足度向上に大きく寄与する「ECならではのおもてなし」についてご紹介しましょう。

これまで、ECにおいて販促の指標となるものは売り上げ・購買平均単価・訪問数・コンバージョン率・新規割合など「いかに売り上げを伸ばすか」でした。

また、顧客の性別や年齢などに合わせたサイトデザインを行うことで「顧客を意識する」ことはあっても、一人一人に合わせて「顧客と接する」という方法はなかなか確立されてきませんでした。事業者側も顧客と接する必要性を何となく感じつつも、 従来の指標では顧客1人に投資を行うことに対する明確なリターンが見えず業界全体で後回しになってきた背景 があります。

そのため、ほとんどの店舗で似たような販促が行われており、広告の取り合いや熾烈な価格競争が頻発。これまでに日本の小売で当たり前とされてきた「来店した顧客は最大限おもてなしする」という常識が、ECでは後回しになってしまっているようにも思われます。

その結果、「通販なら返品しやすい」「安くなければ通販の意味がない」など、ECに対する一種の偏見とも言えるような誤解が存在してしまっているのも事実です。

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顧客自信も、おもてなしされていると感じていないのではないでしょうか。「安かろう悪かろう」という間違った風評は結果として販管費を増大させ、商品単価とロイヤリティをも下げてしまっているのです。(試着対応など、返品自体がサービスである場合は別です)

顧客データを活用し、ECならではのおもてなしを

そもそもECは顧客データが自動的に集まることが強みで、ニーズを先読みするためのデータは揃っているはずなのです。これまで、顧客データはカートに蓄積されてカート内で使用するモノというのが当たり前でしたが、現在では 受注管理、在庫管理システムでもデータを持てるようになり、APIを利用して自動連携させられる ようになっています。

これは「どの場所に住み、どんな物を買っている顧客」に対するマーケティングを自動で行えるようになるということを意味しています。Amazonのレコメンドのような「ある商品を買った中の1人」に対するマーケティングはかねてから存在していましたが、あくまでも商品を軸としたクロスセルでした。

Businessman Leader Stand Out From Crowd Individual, Spotlight Hire Human Resource Recruitment Candidate People Group Business Team Concept Vector Illustration

マーケティングの世界でも、今後はよりパーソナルを軸にしたものに近づいていくことが考えられます。小売店舗が仕入先の膨大な商品の中からお店に合った商品を選定しているように、一個人、パーソナルのためにお店の中の商品を選定する時代なのです。

ECにおいてもこれは同じです。商品数が増え続けた結果、顧客がサイトにある商品全てを見ることができなくなっています。顧客のニーズを読み取り「顧客の代わりに商品を選ぶこと」もECのおもてなしの1つなのではないでしょうか。

パーソナルな情報に強いECだからこそ、データをフル活用してパーソナライズを進化させていく。これこそ、顧客と強い関係を築くためにできるおもてなしなのではないでしょうか。

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
顧客データを活用しECならではのおもてなしで顧客満足度を向上させよ!(2016/08/30)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.
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