GMOメイクショップは5月10日、ネットショップ構築サービス「MakeShop」で、購入をためらう訪問者を人工知能(AI)で検知し、最適なタイミングでクーポンを表示する「購入アシスト機能」の提供を開始した。離脱率の低下を図ることができるとしている。
「MakeShop」では従来から、購入経験者や会員に対してクーポンコードを一斉に発行・配信し、再訪を促すことができる機能を提供してきた。訪問者に対してタイムリーに購入を働きかけることができなかった点を解決するために、「購入アシスト機能」の提供に至った。
ショップ訪問者のマウスの動きや速度、閲覧している商品といったユーザーのWeb行動を自動で解析した後、訪問者を、
- クーポン表示をしても購入率の低いユーザー
- クーポンがなくても購入する確率の高いユーザー
- 購入をためらっているユーザー
に分類。「購入をためらっているユーザー」に該当する訪問者に対してクーポンを自動で表示させることができる。
最適なタイミングでクーポンを表示
「購入アシスト機能」は、マーケティングプラットフォーム「MakeRepeater(メイクリピーター)」の一機能として提供する。そのため、「MakeShop」のプレミアムプランおよび「MakeRepeater」を利用する必要がある。
「購入アシスト機能」で表示したクーポン経由の注文金額に対して5%の成果報酬手数料がかかる仕組み。
GMOメイクショップは今後も「MakeRepeater」の機能充実を図るとしており、2016年8月をめどに、レコメンドエンジンを導入。サイト上だけでなく、シナリオメールにもレコメンドコンテンツを表示できるようにするとしている。
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オリジナル記事:最適なタイミングでクーポン表示「購入アシスト機能」を提供、GMOメイクショップ
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