次のペンギンはいつ実行されるのか?
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次のペンギンはいつ実行されるのか?
気配は当分なし (English Google Webmaster Central office-hours hangout)
「ペンギンアップデートはまた必ず更新する」とグーグルのジョン・ミューラー氏は言い切ったものの、その実施時期までは具体的に言及しなかった。次の更新はいつのなるのだろうか?
8月11日にGoogle+で開催したウェブマスター向けのハングアウトオンエアで、ペンギンアップデート更新がそう簡単ではないことを伺わせる発言をミューラー氏が口にした。
ペンギンは単なるデータ更新ではなく、完全なデータの入れ替えが必要だ。必要最小限の調整ではなく、完全な再実行になる。
ペンギンは、正しい結果を確実に返すようにするために改良に長い時間がかかるアルゴリズムだ。
話しぶりからすると、しばらくは更新の実施はないように思えた。
ところがこの4日後、8月15日のハングアウトオンエアではこんなふうに言っている。
エンジニアたちが取り組みを続けている。しばらく更新がなく静かな状況だ。しかし更新の実施はそう遠くはないだろう。もちろん今日の朝ということではないが。
近いうちに実行される可能性もゼロではなさそうだ。ひょっとしたら、この記事が公開されるときには「グーグル、ペンギンアップデート3.0を実施!」というニュースでSEO界隈は盛り上がっているかもしれない。
ウェブマスターツール「アドレス変更」4つの小話は、知ってると得するかも
利用できるなら利用しよう (Google Webmaster Help Forum ほか)
グーグルウェブマスターにツールにある「アドレス変更」ツールを利用すると、ドメイン名を変更したことをグーグルに通知できる。
このツールの働きに関して、複数の場所でグーグルの社員が発言していたのでまとめる。
サブディレクトリの移動には対応していない(筆者補足: サブドメインも対応していない)。
移転をグーグルに伝えるには301リダイレクトが非常に強いシグナルになるので、アドレス変更ツールを利用しなくても問題はない。
ただし、アドレス変更ツールを利用すると移転認識の処理が若干早く行われる。
移転を実行したらすぐに使うべき。
同じドメイン名でのHTTPからHTTPSへの移行には利用できない。
Googlebotのクロール速度を速くすることはできない
Google Webmaster Help Forum (遅くすることは可能だけど)
ウェブマスターツールにある「クロール速度」の設定を変更すると、Googlebotがサイトをクロールするスピードを調節できる。
設定画面を見ると、通常よりもさらに高速にできるように思えるが実はそうではない。自動で設定された状態よりも遅くすることはできても、速くすることはできないのだ。
Googlebotのクロールによってサーバーのパフォーマンスに問題が発生している際に、クロールを抑える目的で使うのがこの機能だ。もっとたくさんクロールさせるために用いることはできない。
仮にゲージを目いっぱい「高」に設定しても、標準状態よりも通常は遅くなるようだ。
普段から使う設定ではないが、間違った解釈で設定変更しクロールに問題を起こさないように知っておいて悪いことではない。
グーグルニュースの発行サイトでもHTTPS化はできるのか?
問題なくできそう (Search Engine Roundatable)
グーグルニュースに取り上げられるサイトが、サイト全体をHTTPS化しても大丈夫なのだろうか? それまでどおりグーグルニュースに掲載されるのだろうか?
グーグルのジョン・ミューラー氏によれば大丈夫とのことだ。申請も不要らしい。
Web担も含め、ニュース発行サイトであっても安心してHTTPS化に臨める。
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