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グーグル社員が明かす「再審査リクエスト対応」の真実 パート2(濃い目) など10+4記事(海外&国内SEO情報)

ペナルティ通知の5パターンや、ペナルティからの回復、「リンクに追悼文を送るのはまだ早すぎる」など

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今週のピックアップ

グーグル社員が明かす「再審査リクエスト対応」の真実 パート2(濃い目)
★★★★★ 日本独自の情報公開 (グーグル ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム)

日本版のグーグル ウェブマスター向け公式フォーラムで社員のKyotaroさんが説明した「再審査リクエストにまつわる3つの誤解」を以前にピックアップしたことがある。

第二弾として、さらに濃厚な情報を提供してくれた。

今回Kyotaroさんが解いた誤解は次の4つだ。

すべてのウェブ担当者が知っておくべき価値ある情報なので、必ず読んでほしい。

日本語で読めるSEO/SEM情報

絶対に受けとりたくない“魔”のペナルティ通知 サンプル5種類
★★★★☆ 受け取らないように襟を正してサイト運営すること (パシのSEOブログ)

パシのSEOブログの竹内氏がグーグルウェブマスターツールに届く警告メッセージの最近の具体例を集めた。サンプルに挙がっているのは次の5つだ。

  1. 不自然な被リンクに対する警告
  2. 不自然な発リンクに対する警告
  3. 過度な相互リンクに対する警告
  4. 低品質なコンテンツに対する警告
  5. 誘導ページに対する警告

また、これらのメッセージを受け取ってしまい、問題を解決してから送信した再審査リクエストへの返信メッセージも3種類のパターンを示している。

昨今は不自然な被リンクに対する警告に注目が集まっているが、実は全体に占める割合は非常に小さい。米グーグルのマット・カッツ氏によれば、今年の1月と2月には約70万通の警告メッセージを送ったが、不自然リンクに対する警告はそのうちのわずか3%前後で2万5,000通程度とのことだ。60万通以上はゴミのようなコンテンツの自動生成やクローキングのようなひどいブラックハットテクニックに対して送ったものらしい。

あらゆる種類のガイドライン違反に対してグーグルは目を光らせていることを認識しておかなければならない。

不自然リンクのペナルティから回復した事例
★★★☆☆ 要した期間は6週間 (SEO対策に困ったときのクマだのみブログ)

グーグルから警告を受けた不自然なリンクを削除しても、
ペナルティが解除されることはない。

このように言うSEO業者も存在するようだが、それはまったく正しくないことを前回取り上げた

こちらの記事では、警告を受けた後に手動対応が実際に取り下げられるまでの経緯を公開している。示されているメッセージにも、

このサイトは以前、Google の品質に関するガイドラインに 違反しているとの判断に基づき、Google Webspam チームが手動で対応しましたが、お送りいただいた再審査リクエストを検討した結果、この処理を取り消しました。

と書かれている。

すべてがこのパターンに当てはまるわけではないが解除の一例として参考になるだろう。

なおこのケースでは解除までに6週間もかかっている。今の状況から考えるとさらに長くなることも予想される。手動対応を受けないように品質に関するガイドラインをしっかり守ってサイトを運営することを強く推奨する。

レスポンシブ・ウェブデザインを学ぶ人がまず見るべき教科書
★★★★★ さすが本職デザイナーさん、分かりやすい (こもりまさあき氏のslideshare)

セミナーで使用した「レスポンシブ・ウェブデザイン」のスライドを、こもりまさあき氏がslideshareで公開している。

アジェンダは以下の5項目だ。

  • レスポンシブ・ウェブデザインとは
  • レスポンシブ・ウェブデザインのワークフロー
  • コンテンツファースト&モバイルファースト
  • 複数の画面サイズを考慮したワイヤーフレーム
  • レスポンシブ・ウェブデザインの実装方法

説明を聞きながら見ないとわかりづらいところもありそうだが、それでも非常によくまとまっている。レスポンシブ・ウェブデザインを理解するのにかなり役立つだろう。

レスポンシブ・ウェブデザインはグーグルが推奨するモバイルサイトの構成でもある。そのためレスポンシブ・ウェブデザインについてこれから学ぼうと考え始めたウェブ担当者にふさわしいスターターガイドになりそうだ。

著者情報の表示はイラスト画像でも出せるのか?
★★☆☆☆ 表示させたいなら顔写真が確実 (グーグル ウェブマスター向け公式ヘルプフォーラム)

グーグルの検索結果にコンテンツ作成者の写真と名前を著者情報として表示させることができるようになっている。写真は実際の顔写真でなければならないのはヘルプを見てもほぼ間違いない。ただ今のところ顔であればイラストでも表示できているケースがあることも確かだ。

それでは顔写真とは厳密には言えないイラストはどうなのだろうか? やはりNGなのだろうか? あるサイト管理者がグーグルの社員にイベント中に質問したところ次のように回答を得たと公式ヘルプフォーラムに書き込んでいる。

一般的に世間的に認知されている数がイラストが多い場合は、
イラストが著者情報として表示されることがある

「認知されている人数は決まっているのか」という続けての問いには次のように答えたそうだ。

そういった人数は決まっていない

回答したグーグル社員の真意は我々には知る由もないが、質問者は、「アイコンで世間的に認識されている数が圧倒的に多い」「アイコンは私のオリジナル作品であり、著作権・使用権は私にある」「顔写真が必ずしも著者個人を特定・証明できているとは思えない」などの理由を述べイラストでも著者情報として採用されるように要望している。

筆者は自分の顔を出しているので実写真でもまったく構わないが、イラストでも著者情報を表示させたいという願いは理解できる。同じ声がグーグルにも数多く届いているのではないだろうか。

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グーグルの「画像で検索」の認識力向上とスパム判定の心配がないアンカーテキストに関する記事を今週はピックアップ。

用語集
HTML / PageRank / SEM / SEO / metaタグ / nofollow / アクセスカウンタ / アンカーテキスト / クローキング / ドメイン名 / リンク / 検索エンジン / 被リンク / 誘導ページ

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