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2020年の日本のインターネット広告媒体費、動画広告の比率が2割を超える【電通グループ調べ】

取引手法では運用型広告が成長し圧倒的主流に。予約型広告・成果報酬型広告は前年から減少。
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サイバー・コミュニケーションズ(CCI)、D2C、電通、電通デジタルの4社は、「2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」を発表した。電通が2月に発表した「2020年 日本の広告費」をベースに、インターネット広告媒体費について、分析し直した内容となっている。

「2020年 日本の広告費」では、日本の総広告費が6兆1,594億円(前年比88.8%)だったこと、マスコミ四媒体広告費が2兆2,536億円(前年比86.4%)だったこと、インターネット広告費がそれに比肩する2兆2,290億円(前年比105.9%)まで成長したことが報告された。「インターネット広告費」は新型コロナの影響を受けたものの成長を続け、総広告費全体の36.2%を占めている。

参考記事:
2019年の「ソーシャル広告費」は4,899億円、ネット広告媒体費全体の29.5%に【電通グループ4社調べ】

インターネット広告媒体費、微減するも引き続き検索連動型広告が主軸

「インターネット広告費」から「インターネット広告制作費」および「物販系ECプラットフォーム広告費」を除いた「インターネット広告媒体費」は1兆7,567億円。広告種別でその構成比を見ると、検索連動型広告が6,787億円(38.6%)と最多ながら、シェア自体は減少。一方でビデオ(動画)広告が前年比121.3%の3,862億円(22.0%)と躍進した。なおビデオ(動画)広告の内訳は、インストリーム広告46.6%、アウトストリーム広告53.4%と推定されている。

インターネット広告媒体費の広告種別構成比

 

取引手法別の構成比では、運用型広告が伸長しており、インターネット広告媒体費全体の82.9%と、引き続き主流を占めている。予約型広告、成果報酬型広告は前年から減少した。

インターネット広告媒体費の取引手法別構成比

 

取引手法別×広告種別では、「運用型の検索連動型広告」38.6%、「運用型のディスプレイ広告」25.7%が上位。「運用型のビデオ(動画)広告」も前年比127.2%と大きく伸長した。

インターネット広告媒体費の取引手法別×広告種別構成比

 

ソーシャルメディアサービス上で展開される「ソーシャル広告」は、前年比116.1%の5,687億円と引き続き高い成長率で推移。インターネット広告媒体費全体の3割超に達している。ソーシャルメディアの種類別では、「動画共有系」が成長したが「SNS系」2,488億円がもっとも規模が大きい。

ソーシャル広告構成比推移

 

ソーシャル広告種類別構成比

 

2021年のインターネット広告媒体費は、新型コロナの影響で見通しづらいものの、前年比107.7%・1兆8,912億円まで拡大し、成長が続くと予測されている。

インターネット広告媒体費総額の推移(予測)

調査概要

  • 【調査方法】インターネット広告媒体社等を対象としたアンケート調査(郵送調査/web調査)、追加ヒアリング調査、各種データ収集・分析
  • 【調査主体】D2C、サイバー・コミュニケーションズ(CCI)、電通、電通デジタル
  • 【調査期間】2020年12月~2021年2月
  • 【広告種別の定義】
    • ディスプレイ広告:サイトやアプリ上の広告枠に表示する画像、テキストなどの形式の広告およびタイアップ広告。
    • 検索連動型広告:検索サイトに入力した特定のワードに応じて、検索結果ページに掲載する広告。
    • ビデオ(動画)広告:動画ファイル形式(映像・音声)の広告。
    • 成果報酬型広告:インターネット広告を閲覧したユーザーが、あらかじめ設定されたアクションを行った場合に、メディアや閲覧ユーザーに報酬が支払われる広告。
    • その他のインターネット広告:上記以外のフォーマットのインターネット広告。メール広告、オーディオ(音声)広告など。
  • 【取引手法の定義】
    • 運用型広告:検索連動型広告、およびデジタル・プラットフォーム(ツール)やアドネットワークを通じて入札方式で取引されるもの。
    • 予約型広告:純広告やタイアップ広告として、代理店・メディアレップ経由もしくは直接広告主に販売されるもの、およびデジタル・プラットフォーム(ツール)やアドネットワークを通じて非入札方式(固定価格)で取引されるもの。
    • 成果報酬型広告:インターネット広告を閲覧したユーザーが、あらかじめ設定されたアクションを行った場合に、メディアや閲覧ユーザーに報酬が支払われる広告。
  • 【ビデオ(動画)広告の定義】
    • インストリーム広告:動画コンテンツの前、中、後に再生する動画ファイル形式の広告。
    • アウトストリーム広告:ディスプレイ広告枠等の動画コンテンツ外で表示される動画ファイル形式の広告。ウェブ上の広告枠や記事のコンテンツ面等で表示されるインフィード広告で動画ファイル形式のものも含む。
  • 【ソーシャル広告の定義】
    • ユーザーが投稿した情報をコンテンツとし、ユーザー間で共有・交流するサービスを提供するメディア(プラットフォーム)のサービス上で展開される広告。
    • ソーシャルメディア例:SNS/ブログサービス/ミニ(マイクロ)ブログ/動画共有サイト/ソーシャルブックマーク/電子掲示板など。
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