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【告知】2019年1月~2月のセミナー

7 years 6ヶ月 ago

皆様あけましておめでとうございます。秘書です。

 

 本年も皆様のビジネスの売上向上、ウェブサイトの成果アップに役立てますよう活動して参ります。引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 2019年1月18日に、コンセプトダイアグラム手法のバイブルである『コンセプトダイアグラムでわかる [清水式]ビジュアルWeb解析』の著者でもあります清水誠さんと共催の「カスタマーアナリティクス実践講座」を開催します。ユーザー軸の分析について設計から分析まで伝授いたします。告知開始から3日で7名の方に申し込んでいただいております。先着順20名までとなりますので、ぜひお早目にお申込みください。 

 

※以下、2019年1月7日時点の情報です。 詳細はリンク先をご確認の上、お申込みください。(時系列)

 

  

■1.自主開催講座:【小川卓&清水誠共催】カスタマーアナリティクス実践講座~設計から分析まで~

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 アナリティクスは「ホームページのアクセス解析」からメールやSNS、アプリを含むデジタルメディアの効果測定へ、さらにデモグラや購買履歴などオフラインを含む顧客データの分析・活用へと進化してきました。

 ところが、Google アナリティクスやAdobe Analytics のツールに慣れた後は次に何をどう学べば良いのかわからない、データサイエンティストやエンジニアが周りにいない、高価なツールは予算オーバーで導入できないなど、現実は障壁だらけです。その結果、アナリティクスのレポート画面で妥協したり、毎月膨大な報告書の作成に追われるだけで大きな成果を出せず、将来のキャリアに不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

 重要なのは、ツールや技術、方法論ではなく、一人ひとりの顧客がどのような悩みや課題を抱え、メディアや店舗などの接点を通じて企業とどのように対話した結果、行動や心理はどう変化していったのかをデータも使って理解し、その結果として顧客体験やサービスそのものの改善につなげていく、というプロセスです。

 そこで今回は、「カスタマーアナリティクス」とも呼ばれるこの顧客中心の考え方とその応用方法について、具体例やワークを通じて学ぶセミナーを企画しました。「GAやAAは覚えたけどツール依存のレポート作成から脱却したい」「アクセス解析の次に目指す方向性を模索中」「データとUXを改善につなげる方法を知りたい」といったWeb担当やWebアナリスト、ウェブ解析士の方にオススメです。

イベント名【小川卓&清水誠共催】カスタマーアナリティクス実践講座~設計から分析まで~
タグ有料,ユーザー軸,中上級者向け
日時2019年1月18日(金)
時間13:00〜18:00
場所東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル5階 株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)
MAP

 https://www.fabercompany.co.jp/company/outline/

定員20名
費用(税込)42,120円
主催小川卓・清水誠
ステータス受付中、下記リンクよりお申込みください

 

https://peatix.com/event/create2/579554

 

 

■2.セミナー「はじめてのGoogle データポータル(旧Google データスタジオ) 〜基礎から応用、Tipsまで〜」

<公式サイトより抜粋>Google アナリティクスやGoogle サーチコンソールのデータを元に定期レポートを作成されている方で、「テクノロジーに弱い私でも簡単にレポート作成が自動化できて見た目も見やすい無料ツールなんて無いかなぁ、無いよなぁ」と思っている方、そんなツール、あります。

 Google データポータル(旧Google データスタジオ)は、簡単に言うとGoogle社が提供している無料のダッシュボードツールです。Google アナリティクスやGoogle サーチコンソールをはじめ、数多くのツールをデータソースとして繋ぐことができ、直感的なインターフェイスでグラフや表を作成/レイアウトし、簡単にダッシュボードを作ることができます。 ただ、ダッシュボードはあくまで道具であり、道具には目的があります。
「目的が明確でない」あるいは「目的に対して最適な状態になっていない」のでは道具は機能しません。
また、道具を適切に使うには、まずその道具の「作り」や「使い方」を正しく理解することが何より大切です。

 今回はGoogle データポータルのプロフェッショナルをお招きし、基礎から応用、使ってみると分かるちょっとした落とし穴の回避策などのTipsをご紹介いたします。

イベント名a2i 「はじめてのGoogle データポータル(旧Google データスタジオ) 〜基礎から応用、Tipsまで〜」
タグ有料,a2i有料会員限定,データポータル
日時2019年1月23日(水)
時間午後2時30分~午後5時30分(開場は午後2時)
セミナー終了後に講師の方と名刺交換などを行う時間を設けます。
場所
東京都千代田区九段北4-2-1 市ヶ谷東急ビル
ビービット5階 セミナールーム
MAP

https://a2i.jp/cms/wp-content/uploads/2014/04/bebit_MAP.pdf

定員90名
費用(税込)

公式ページよりご確認ください。

主催アナリティクスアソシエーション(a2i)
ステータス受付中、下記リンクよりお申込みください

 

セミナー「はじめてのGoogle データポータル(旧Google データスタジオ) 〜基礎から応用、Tipsまで〜」|2019/1/23(水) – セミナー・イベント予定 | アナリティクス アソシエーション

 

 

 

 

■3.リードエグジビションジャパン:Japan IT Week 関西

<公式サイトより抜粋> 本展は、組込みシステム開発技術展、IoT/M2M展、情報セキュリティEXPO、クラウドコンピューティングEXPO、モバイル活用展、店舗ITソリューションEXPO、Web&デジタルマーケティングEXPO、AI・業務自動化展の8つの専門展から構成されている関西最大のIT展示会です。
 幅広くIT分野を網羅して開催することで、西日本でのビジネス拡大を求める出展社、来場者にとって欠かせない展示会となっています。

 出展ブースでは製品・サービスの販売・受注、課題についての相談、見積り・導入時期の打合せなど、“実質的な商談の場”として活用いただいています。

イベント名Japan IT Week 関西
タグ初級,有料,大阪
日時2019年1月24日(木)
時間12:30~13:30 ※小川の講演時間
場所大阪市住之江区南港北1-5-102 インテックス大阪
MAP

http://www.web-mo.jp/ja/To-Visit_Osaka/Outline/

定員50名
費用(税込)

公式ページよりご確認ください。

主催リード エグジビション ジャパン株式会社
ステータス受付中、下記リンクよりお申込みください

 

d.japan-it.jp

 

■4.宣伝会議:第8期「編集・ライター養成講座」

(公式ページより抜粋)メディア業界のプロフェッショナルの講師から仕事の基礎・流儀を学ぶと同時に、紙・Webのハイブリッドな情報発信の中で成功を掴んでいる企業の実務家による最前線の取り組み、それを支える仕事のノウハウを学習します。

イベント名宣伝会議:第38期「編集・ライター養成講座」
タグ有料,土曜日開催
日時2019年1月26日(土曜日)
時間13:00~15:00
場所東京都港区南青山3丁目11番13号 新青山東急ビル8階
MAPhttp://www.sendenkaigi.com/class/venue-list/map-tokyo2.php
定員120名
費用(税込)172,800円
主催株式会社宣伝会議
ステータス受付中、下記リンクよりお申込みください

 

www.sendenkaigi.com

■5.宣伝会議:Googleアナリティクスなどの解析ツールを活用したWeb改善講座

<公式サイトより抜粋>

 情報サイトやECサイトなど、ほとんどの企業がWebサイトをビジネスに活用する時代になりました。現在ではWebサイトが企業の「顔」になっているところも数多くあります。 Webサイトを運営する上で必要不可欠なのが、「アクセス解析」「分析」「改善」のプロセスです。そこで本講座では、Webサイトの分析に優れた力を発揮する解析ツールを用いて分析手法やサイトの改善方法をレクチャーします。

イベント名宣伝会議:Googleアナリティクスなどの解析ツールを活用したWeb改善講座
タグ東京開催,初級,Googleアナリティクス
日時2019年2月20日(水)
時間10:00~17:50
場所東京都港区南青山3丁目11番13号 新青山東急ビル8階
MAP

東京本社地図 新青山東急ビル | 受講会場一覧 | 教育講座を受ける | 宣伝会議オンライン

定員60名
費用(税込)42,120円
主催株式会社宣伝会議
ステータス受付中、下記リンク「東京教室」よりお申込みください

 

www.sendenkaigi.com

 

 

以上です。皆様のお役に立てますと幸いです。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

宅配便の再配達率は15.2%(2018年10月度調査)、1年前と比べて0.3ポイント改善

7 years 6ヶ月 ago

国土交通省がこのほど実施した、宅配便再配達率の定点調査によると、2018年10月度の再配達率は15.2%だった。前年同月の調査(2017年10月度)と比べて0.3ポイント改善した。

ただ、2018年4月度と比べると0.2ポイント上昇している。

調査対象は「都市部」「都市部近郊」「地方」の3つの地域に分かれている。再配達率は「都市部」が16.5%(前年同月比0.6ポイント減)、「都市部近郊」は14.6%(同0.1ポイント減)、「地方」は12.9%(同0.6ポイント減)。

いずれの地域も、再配達率は前年同月(2017年10月度)を下回ったが、2018年4月度と比較すると0.1~0.3ポイント上昇している。

調査総数は240万7739個、再配達数は36万4898個だった。

国土交通省がこのほど実施した、宅配便再配達率の定点調査
国土交通省が実施した宅配便再配達率の定点調査

調査はヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社の合計数値。調査期間は10月1日~10月31日。

  • 都市部:東京23区で人口密度が高く単身世帯の占める割合が高い区
  • 都市部近郊:東京都郊外の市町村で世帯人口が多いところ
  • 地方:人口の少ない都道府県の市町村で人口密度が低く世帯人口が多いところ

2020年度に再配達率13%目指す

国交省は2017年10月から年2回(4月と10月)、宅配便の再配達率のサンプル調査を行っている。調査は2018年10月度で3回目。

調査を通じて再配達率の実態を把握した上で、宅配ボックスの推進などを通じて宅配便の再配達削減に取り組む。

2018年1月に総合物流施策推進会議がまとめた「総合物流施策推進プログラム」では、宅配便の再配達率を2020年度に13%程度まで削減する目標を設定している

渡部 和章
渡部 和章

2019年広告マーケティング業界7つの予測

7 years 6ヶ月 ago

今年も年初恒例の業界予測です。

①デジタル化に向けて教育・人材育成への投資本格化


デジタル変革の核心は人材である。企業のマーケティングの本丸では、ここ何年かはデジタルに関して変なコンプレックス(つまりデジタルは専門性が高く、自分たちでは対応できないのでは?という)があって、デジタル専門人材を外部から招聘したりしてきた。しかし、概してそうしてつくった外人部隊のデジタル部門は、Webやアプリといった施策そのものがデジタルなものに対応するだけで、マーケティングの幹の部分にはタッチできない構造をつくってしまった。
 枝葉の部分をデジタルで化粧を施すだけなので、かえって本当のデジタル化を阻害してしまった。
 ベムが「出島(デジタルマーケティング本部、略してデジマ)」と呼ぶのは、江戸城本丸はそのままで、「デジタルというエイリアンと対峙するのは出島で」いう状況を指している。
 肝心なことは、その企業のビジネスロジックに精通して、社内に声が通る(周りをしっかり動かすことができる)人がデジタル化することである。
 人材難が甚だしく、採用市場に頼ることが無理である今、「教育」こそが最大のテーマになるだろう。
 自分たちのビジネスを十二分に理解し、そのビジネスを実際に動かしている社内のキーマンに、デジタル化の本質を認識しもらい、効率化だけでなく、従来にない新しい価値を創造するために、ビジネスプロセスをデジタル化することを実践してもらうための素養を育てる教育が必要だ。
 2019年は社内人材への「デジタル教育」への投資が本格化する年になるだろう。そのためにも社長以下経営陣や幹部への「マーケティングのデジタル化の本質」とは何かを徹底して認識させる必要がある。
 

②TVCM枠オンライン取引本格化

2017年の予測で兆しが出ると書いた「TVCM枠のオンライン取引」は今年本格的に試される「オンライン取引元年」となるだろう。
昨年のラクスルのTVCMの発注システムの登場は、そのきっかけをつくったかもしれない。しかし、オンライン取引はテレビ局自身がシステムをつくることになるだろう。
 究極の取引形態は入札応札による価格形成によるものだが、今年はまだ定価ベースでスタートすることになる。
CM枠を買う側が「指し値」をするためには、その枠の買い手にとっての価値が評価できるデータが必要だ。1本1本買い付けるスタイルになるオンライン取引では、1本1本の枠の価値を個別に買い手が評価するためのデータである。
 個人視聴率はもちろん、視聴質(ビューアビリティやアテンション率、誰と誰で観ているかのコ・ビューイングなど)データも要求されるだろう。従来の「売り手のデータ」から「買い手のデータ」が流通することで、むしろパーコストは上がる。広告主も効果を買える。視聴者は様々なCMに接触するチャンスが広がる。テレビ局も広告主にも視聴者にもハッピーな状況になるはずである。

 
③広告費アロケーション最適化が活発に 広告主事業部が宣伝費・販促費・流通対策費などを統合して再配分する「テレビ×デジタル×リアル」アロケーションが試行される。

経営層にデジタル化によるマーケティングの構造変化が認識され出すと、デジタル時代のマーケティング投資の最適配分とはどういうことが理解されてくるだろう。
そうなると、テレビにいくら、デジタルにいくらとブランドマネージャーが事前に予算化したら、一切それを変えられないといったナンセンスな事前予算主義から脱するチャンスも出てくる。
 デジタル時代のアロケーションの本質は、「事前に最適なプランなどない」という考え方である。施策による「達成目標」が数値で設定され、「運用」で達成させるという発想である。マーケティングダッシュボードによって、リアルタイムで効果がかなり把握できるようになったからこそ、どこに出稿するかは流動的にリアルタイムに対応すべきである。これからの宣伝部はファンドマネージャー(効果がないものは損切りしてでも新たな枠を買って運用する)であるべきで、決められたプランをそのとおりに買い付けるだけなら購買部でしかない。
 最適化するには、どのメディアに張るかだけでなく、どのブランドを出すか、あるいはブランドの宣伝費・販促費などを統合した予算内での配分をどう最適化するかという本質論に拡大するだろう。
 
 またテレビ×デジタルのアロケーションを設定する以前に、全国でテレビスポット広告を展開するナショナルクライアントには、大きな課題がある。それはエリアアロケーションである。スポットの発注エリアごとに、ターゲットひとり当たりのコストが相当偏っていることに気付いている広告主は少ない。もちろん可処分所得や商品カバレッジ、販売量ほかの変数も最適配分のために必要だが、そうしたものを加味してもバランスが取れない場合が多い。デジタル広告のCPMは当然全国一律になっているので、テレビ×デジタルを最適にアロケーションするにはテレビのエリアアロケーションがまず必要で、その上で首都圏ならテレビ:デジタル=7:3でもいいが、北海道や四国はまだまだテレビが強いので9:1でいい・・・などの設計となる。その設計上も従来のテレビの指標GRPはエリアごとに母数の違う数値なので、視聴率を足し上げるGRPによるパーコストという指標ではなく、到達インプレッション数という絶対値をもって計算する必要がある。(ちなみに個人GRPをインプレッション数に変換することはデジタルインテリジェンスが特許を持つ「CMARC」のコアアイディアです。)

④プレミアムなデジタル広告掲載面がレギュレーション化され、需要拡大

 アドベリフィケーションは話題になって久しい。2019年はその結果として、ヒューマニティ(人の目に触れているインプレッションか)とブランドセイフティを解決した広告掲載枠とはどんな在庫かが定義され、実際に商品化されることとなるだろう。ホワイトリストでプレミアムな枠が提唱され、それを標榜するメディア(パブリッシャー連合)などが立ち上げってくる。
 広告主にアドべリコストを負担させないで、メディア側が品質保証する枠が、ブランディング目的のデジタル広告枠としてテレビ×デジタルのアロケーション対象となるだろう。
 またプレミアムな広告枠とは、そもそも銘柄の良い広告主しか出稿されない枠とも言える。その意味で、まずプレミアム広告主で取りまとめた需要に、良質なパブリッシャー連合が枠を供給するというスタイルが出現するかもしれない。

⑤デジタルのビューアビリティだけでなくテレビのビューアビリティを含めた「人の目に届いているインプレッション」を評価

 アメリカ業界団体であるMRC(Media Rating Council)は従来デジタル広告(ディスプレイ広告)のビューアビリティのレギュレーションを、「広告スペースの50%以上が静止画像で1秒、動画で2秒以上」としている。
 このビューアビリティにテレビCM側もどう定義するかが今年動き出す。
 ただテレビにもこうしたビューアビリティルールを適用しようとすると今のニールセンの分間測定では意味をなさず、秒間データを使わなければならない。またテレビではCMは画面にフルサイズで常に移っているので、デジタル側も50%以上では比較できないので、デジタル側も画面の100%としてからまずはOTTに転用してから、テレビ放送にも適用されていくだろう。
 今年2月にMRCに新たな発表がありそうだ。これをきっかけに、ブランディング広告におけるテレビとデジタルのビューアビリティ定義が統合的に指標化される可能性がある。
 デジタルインテリジェンスでは昨年「コレクトビュー」という概念(テレビとデジタルを双方ともビューアブルなインプレッションをもって評価する)を提唱しているが、テレビとデジタルもしっかり人の目に触れたインプレッションを測ってこそ、その効果(例えば購買)と広告投下量の相関が見える。広告のアロケーションをするにはこうした説明変数を整地化する必要がある。

 ベムはこの件に関しては日本もアメリカの動きを即追いかけることになると思う。

⑥デジタル領域の特化型ソリューションサービス企業の横の連携進む。オーケストレーション機能が注目される。

 デジタル領域には、リスティングやデジタル動画やインフルエンサーマーケティングなど特化したソリューションが多くあり、専門性が高い故に広告主も直接こうしたソリューションベンダーと直接取引をしていることが多い。
 しかし、それらを統合的にコントロールするスキルが広告主側にあればいいが、なかなかプロデュースする人材がいないのは否めない。
 従来大手代理店がワンストップで対応すると標榜していたこうしたプロデュース能力は、代理店のフロントである営業がデジタル時代の専門性に全くついて行けず、ワンストップはほぼ否定された感がある。そこで、特化した複数のエキスパートの技量をコーディネートする、言ってみるとオーケストラの指揮をする機能が必要とされ、またそれが定義されるようになる。
こうしたことができる人材は極めて少ないが、出来る人材には多くのニーズが集まるだろう。

 「オーケストレーションとは何か」、また「どうやってオーケストレーションが出来る人材が育成されるか」が話題になり、多く議論されるだろう。

  
⑦AIによるブランド横断型デジタル広告買い付け配信が試行される

  7つめは、現状少しづつ使われ始めている広告配信におけるAI活用が、AIでしか出来ない領域に到達するのが今年だろうということだ。
  広告配信の最適化は、最小単位である1インプレッションごとに行われる、この時、掲載面(コンテンツ)、オーディエンス、タイミング、ジオなどの加えて、そもそも当てるブランドやクリエイティブも変動的であることで、より最適化される。
 複数のブランドを抱えている企業は、バルクで良質な広告掲載面を買い付けておいて、この掲載面に、このタイミングで、このオーディエンスがアクセスしてきたらどのブランドのどんなメッセージの広告が配信されるのが最も効果的かを瞬時にAIが判断し配信、さらにブランドごと設定予算に割り振るという「人間技ではない」ことをAIがこなすことになるだろう。
 前述の④のプレミアムなブランディングのための広告枠が定義されると、こうした掲載面を最も効果的に使うAI配信が意識されるだろう。


番外 広告代理店のデジタル化展開予測

  広告ビジネスのデジタル化は、ネット広告の扱いに対応するレベルから本丸の「クリエイティブ」、「戦略プランニング」、「マス、リアルを含むトータルメディアプランニング」、「フルファネルへのコストアロケーションとコミュニケーション開発」のデジタル化、つまりアウトプットがデジタル施策でないものも、その開発プロセスをテクノロジーやデータを駆使してデジタル化するステージに来ている。

電通グループ、博報堂DYグループ、サイバーエージェントグループの3大代理店時代、各社はこの本丸のデジタル化ができるだろうか。電通・博報堂は伝統的なスキルの陳腐化をデジタル変革で打破することができるか、またサイバーはアウトプットがデジタルな施策に留まらず、トータルソリューション領域に踏み込めるか(もっともCAにその気があるかはベムには分からないが・・・)

まだまだ広告主側がマスとデジタルで対応セクションが分かれている場合が多い。マス広告宣伝部はブランディング、デジタル部門は刈り取り&CRMといった機能分化になってしまっている。
しかし、マーケティングのデジタル化による大きな変化のひとつは、いわゆるアバブ・ザ・ラインとビロウ・ザ・ラインの統合である。ブランディングを担う広告宣伝部門と、販促部門を別々に機能させることはナンセンスだ。従来IMCという発想でブランドマネージャーがマーケティング活動を統合的にみる考え方が定着しつつあるが、マーケティングのデジタル化は、この流れにさらにフルファネル(購買後のレピュテーション効果を含む)に統合的に(PR活動まで)かつ有機的に連携することが必須条件となる。
宣伝費・販促費・流通対策費など合算して(場合によってはR&D費も含め)マーケティングコストの配分を最適化することが求められる。

企業のデジタル化は、商品開発・製造・物流・営業・管理・人事など、広告販促領域以外もすべてのバリューチェーンにおいて起こる。
エージェンシーも企業のデジタル化をサポートする存在として、単に広告販促領域だけではなく、営業支援やR&DやHRに至るデジタル化支援サービスに広げるチャンスでもある。

「デジタル」とは「グローバル」とコインの裏表のようなものである。イージスというグローバルデジタルエージェンシーを傘下にもつ電通には、その両方を果たすための持ち駒が揃う。日本市場における広告ビジネスのデジタル化は、日本の広告主自身がイノベーティブでない以上、欧米のクライアントと共にビジネスとマーケティングのデジタル化を果たしている知見が応用できる電通グループの優位は変わらないだろう。

以前のエントリーにも書いたが、デジタルビジネスを推進するにはフロント(営業会社)が重要である。電通本体と電通デジタルが両方でフロントをとって、お互いにスタッフ機能を使う「両タスキ掛け」状態とすることが「本丸のデジタル化」を推進させるだろう。

一方、博報堂DYグループは、メディア会社のデジタル化はDACを吸収することで果たすことが出来るだろうが、博報堂本体のデジタル化にまだ手がついていないとお見受けする。(ベムにはアイディアがあるが)フロントに立つのは博報堂・大広・読広・アイレップとなる訳だが、リスティングに特化したアイレップ以外にもデジタルソリューション機能の水平拡大(M&Aによる編成)が必要だろう。つまりブランドエージェンシー博報堂のデジタル化と、フロントに立つ営業会社各社の再編は同義になるかもしれない。

サイバーエージェントは、グループとしてテレビ広告を出稿するクライアントとして、ある程度テレビ広告に関する知見を保有しているようだ。またメディア事業としてのAbemaTVが広告代理事業にテレビ×デジタルへの橋渡し機能をもつことになる。
ただ、当面テレビ予算をデジタル予算にシフトさせるという戦略には変わりがない。テレビだけでは「売り」までの機能不足をデジタルが補うのは当然だが、一方、デジタル施策もいつまでもネットのチャネルだけに閉じているのではエージェンシービジネスとして頭打ちとなるのは必然。デジタル側もテレビの力を借りないと成果を出すのが難しい。デジタルを起点としてミドルファネル施策にテレビの動員もかけ、テレビ×デジタル×リアルで設計できるかが、CAのエージェンシーとしての次のステージに行けるかどうかの試金石となるだろう。



 さて、最後にこのブログを読んでいただいている広告業界の若い人たちにベムからのアドバイス・・・。

 マーケティングのデジタル化で、様々な専門的知見を要する特化したソリューションに対応しないといけない今の時代、広告マンとして自分たちのスキルの核を何とすべきだろうか・・・。
 
広告マンとしての軸は今も変わらない。

「広告コミュニケーションの本質」を極めていくことである。

今でも我々のドメインはマーケティングとコミュニケーションがオーバーラップする部分において、コミュニケーション側を熟知しているからこそマーケターに提供できる知見にある。
 
 専門性の高いマーケティング手法は、最初は提供価値があっても、いずれは実践しているマーケターには敵わない。しかしコミュニケーション開発だけはマーケター側も自身でこなすのは至難な領域だ。
 
 ネットマーケティングが台頭してきてから、実は広告を知らない人たちが「広告」を語るようになった。CMを1本もつくったことがない人が「広告」を云々する変な時代だ。そういう「まがい物」に惑わされずに「広告コミュニケーション開発」をスキルの核にしてほしい。


ベム

2019年広告マーケティング業界7つの予測

7 years 6ヶ月 ago

今年も年初恒例の業界予測です。

①デジタル化に向けて教育・人材育成への投資本格化

デジタル変革の核心は人材である。企業のマーケティングの本丸では、ここ何年かはデジタルに関して変なコンプレックス(つまりデジタルは専門性が高く、自分たちでは対応できないのでは?という)があって、デジタル専門人材を外部から招聘したりしてきた。しかし、概してそうしてつくった外人部隊のデジタル部門は、Webやアプリといった施策そのものがデジタルなものに対応するだけで、マーケティングの幹の部分にはタッチできない構造をつくってしまった。
 枝葉の部分をデジタルで化粧を施すだけなので、かえって本当のデジタル化を阻害してしまった。
 ベムが「出島(デジタルマーケティング本部、略してデジマ)」と呼ぶのは、江戸城本丸はそのままで、「デジタルというエイリアンと対峙するのは出島で」いう状況を指している。
 肝心なことは、その企業のビジネスロジックに精通して、社内に声が通る(周りをしっかり動かすことができる)人がデジタル化することである。
 人材難が甚だしく、採用市場に頼ることが無理である今、「教育」こそが最大のテーマになるだろう。
 自分たちのビジネスを十二分に理解し、そのビジネスを実際に動かしている社内のキーマンに、デジタル化の本質を認識しもらい、効率化だけでなく、従来にない新しい価値を創造するために、ビジネスプロセスをデジタル化することを実践してもらうための素養を育てる教育が必要だ。
 2019年は社内人材への「デジタル教育」への投資が本格化する年になるだろう。そのためにも社長以下経営陣や幹部への「マーケティングのデジタル化の本質」とは何かを徹底して認識させる必要がある。
 

② TVCM枠オンライン取引本格化

2017年の予測で兆しが出ると書いた「TVCM枠のオンライン取引」は今年本格的に試される「オンライン取引元年」となるだろう。
昨年のラクスルのTVCMの発注システムの登場は、そのきっかけをつくったかもしれない。しかし、オンライン取引はテレビ局自身がシステムをつくることになるだろう。
 究極の取引形態は入札応札による価格形成によるものだが、今年はまだ定価ベースでスタートすることになる。
CM枠を買う側が「指し値」をするためには、その枠の買い手にとっての価値が評価できるデータが必要だ。1本1本買い付けるスタイルになるオンライン取引では、1本1本の枠の価値を個別に買い手が評価するためのデータである。
 個人視聴率はもちろん、視聴質(ビューアビリティやアテンション率、誰と誰で観ているかのコ・ビューイングなど)データも要求されるだろう。従来の「売り手のデータ」から「買い手のデータ」が流通することで、むしろパーコストは上がる。広告主も効果を買える。視聴者は様々なCMに接触するチャンスが広がる。テレビ局も広告主にも視聴者にもハッピーな状況になるはずである。

 
③ 広告費アロケーション最適化が活発に 広告主事業部が宣伝費・販促費・流通対策費などを統合して再配分する「テレビ×デジタル×リアル」アロケーションが試行される。

経営層にデジタル化によるマーケティングの構造変化が認識され出すと、デジタル時代のマーケティング投資の最適配分とはどういうことが理解されてくるだろう。
そうなると、テレビにいくら、デジタルにいくらとブランドマネージャーが事前に予算化したら、一切それを変えられないといったナンセンスな事前予算主義から脱するチャンスも出てくる。
 デジタル時代のアロケーションの本質は、「事前に最適なプランなどない」という考え方である。施策による「達成目標」が数値で設定され、「運用」で達成させるという発想である。マーケティングダッシュボードによって、リアルタイムで効果がかなり把握できるようになったからこそ、どこに出稿するかは流動的にリアルタイムに対応すべきである。これからの宣伝部はファンドマネージャー(効果がないものは損切りしてでも新たな枠を買って運用する)であるべきで、決められたプランをそのとおりに買い付けるだけなら購買部でしかない。
 最適化するには、どのメディアに張るかだけでなく、どのブランドを出すか、あるいはブランドの宣伝費・販促費などを統合した予算内での配分をどう最適化するかという本質論に拡大するだろう。
 
 またテレビ×デジタルのアロケーションを設定する以前に、全国でテレビスポット広告を展開するナショナルクライアントには、大きな課題がある。それはエリアアロケーションである。スポットの発注エリアごとに、ターゲットひとり当たりのコストが相当偏っていることに気付いている広告主は少ない。もちろん可処分所得や商品カバレッジ、販売量ほかの変数も最適配分のために必要だが、そうしたものを加味してもバランスが取れない場合が多い。デジタル広告のCPMは当然全国一律になっているので、テレビ×デジタルを最適にアロケーションするにはテレビのエリアアロケーションがまず必要で、その上で首都圏ならテレビ:デジタル=7:3でもいいが、北海道や四国はまだまだテレビが強いので9:1でいい・・・などの設計となる。その設計上も従来のテレビの指標GRPはエリアごとに母数の違う数値なので、視聴率を足し上げるGRPによるパーコストという指標ではなく、到達インプレッション数という絶対値をもって計算する必要がある。(ちなみに個人GRPをインプレッション数に変換することはデジタルインテリジェンスが特許を持つ「CMARC」のコアアイディアです。)

④ プレミアムなデジタル広告掲載面がレギュレーション化され、需要拡大

 アドベリフィケーションは話題になって久しい。2019年はその結果として、ヒューマニティ(人の目に触れているインプレッションか)とブランドセイフティを解決した広告掲載枠とはどんな在庫かが定義され、実際に商品化されることとなるだろう。ホワイトリストでプレミアムな枠が提唱され、それを標榜するメディア(パブリッシャー連合)などが立ち上げってくる。
 広告主にアドべリコストを負担させないで、メディア側が品質保証する枠が、ブランディング目的のデジタル広告枠としてテレビ×デジタルのアロケーション対象となるだろう。
 またプレミアムな広告枠とは、そもそも銘柄の良い広告主しか出稿されない枠とも言える。その意味で、まずプレミアム広告主で取りまとめた需要に、良質なパブリッシャー連合が枠を供給するというスタイルが出現するかもしれない。

⑤ デジタルのビューアビリティだけでなくテレビのビューアビリティを含めた「人の目に届いているインプレッション」を評価

 アメリカ業界団体であるMRC(Media Rating Council)は従来デジタル広告(ディスプレイ広告)のビューアビリティのレギュレーションを、「広告スペースの50%以上が静止画像で1秒、動画で2秒以上」としている。
 このビューアビリティにテレビCM側もどう定義するかが今年動き出す。
 ただテレビにもこうしたビューアビリティルールを適用しようとすると今のニールセンの分間測定では意味をなさず、秒間データを使わなければならない。またテレビではCMは画面にフルサイズで常に移っているので、デジタル側も50%以上では比較できないので、デジタル側も画面の100%としてからまずはOTTに転用してから、テレビ放送にも適用されていくだろう。
 今年2月にMRCに新たな発表がありそうだ。これをきっかけに、ブランディング広告におけるテレビとデジタルのビューアビリティ定義が統合的に指標化される可能性がある。
 デジタルインテリジェンスでは昨年「コレクトビュー」という概念(テレビとデジタルを双方ともビューアブルなインプレッションをもって評価する)を提唱しているが、テレビとデジタルもしっかり人の目に触れたインプレッションを測ってこそ、その効果(例えば購買)と広告投下量の相関が見える。広告のアロケーションをするにはこうした説明変数を整地化する必要がある。

 ベムはこの件に関しては日本もアメリカの動きを即追いかけることになると思う。

⑥ デジタル領域の特化型ソリューションサービス企業の横の連携進む。オーケストレーション機能が注目される。

 デジタル領域には、リスティングやデジタル動画やインフルエンサーマーケティングなど特化したソリューションが多くあり、専門性が高い故に広告主も直接こうしたソリューションベンダーと直接取引をしていることが多い。
 しかし、それらを統合的にコントロールするスキルが広告主側にあればいいが、なかなかプロデュースする人材がいないのは否めない。
 従来大手代理店がワンストップで対応すると標榜していたこうしたプロデュース能力は、代理店のフロントである営業がデジタル時代の専門性に全くついて行けず、ワンストップはほぼ否定された感がある。そこで、特化した複数のエキスパートの技量をコーディネートする、言ってみるとオーケストラの指揮をする機能が必要とされ、またそれが定義されるようになる。
こうしたことができる人材は極めて少ないが、出来る人材には多くのニーズが集まるだろう。

 「オーケストレーションとは何か」、また「どうやってオーケストレーションが出来る人材が育成されるか」が話題になり、多く議論されるだろう。

  
⑦ AIによるブランド横断型デジタル広告買い付け配信が試行される

  7つめは、現状少しづつ使われ始めている広告配信におけるAI活用が、AIでしか出来ない領域に到達するのが今年だろうということだ。
  広告配信の最適化は、最小単位である1インプレッションごとに行われる、この時、掲載面(コンテンツ)、オーディエンス、タイミング、ジオなどの加えて、そもそも当てるブランドやクリエイティブも変動的であることで、より最適化される。
 複数のブランドを抱えている企業は、バルクで良質な広告掲載面を買い付けておいて、この掲載面に、このタイミングで、このオーディエンスがアクセスしてきたらどのブランドのどんなメッセージの広告が配信されるのが最も効果的かを瞬時にAIが判断し配信、さらにブランドごと設定予算に割り振るという「人間技ではない」ことをAIがこなすことになるだろう。
 前述の④のプレミアムなブランディングのための広告枠が定義されると、こうした掲載面を最も効果的に使うAI配信が意識されるだろう。


番外 広告代理店のデジタル化展開予測

  広告ビジネスのデジタル化は、ネット広告の扱いに対応するレベルから本丸の「クリエイティブ」、「戦略プランニング」、「マス、リアルを含むトータルメディアプランニング」、「フルファネルへのコストアロケーションとコミュニケーション開発」のデジタル化、つまりアウトプットがデジタル施策でないものも、その開発プロセスをテクノロジーやデータを駆使してデジタル化するステージに来ている。

電通グループ、博報堂DYグループ、サイバーエージェントグループの3大代理店時代、各社はこの本丸のデジタル化ができるだろうか。電通・博報堂は伝統的なスキルの陳腐化をデジタル変革で打破することができるか、またサイバーはアウトプットがデジタルな施策に留まらず、トータルソリューション領域に踏み込めるか(もっともCAにその気があるかはベムには分からないが・・・)

まだまだ広告主側がマスとデジタルで対応セクションが分かれている場合が多い。マス広告宣伝部はブランディング、デジタル部門は刈り取り&CRMといった機能分化になってしまっている。
しかし、マーケティングのデジタル化による大きな変化のひとつは、いわゆるアバブ・ザ・ラインとビロウ・ザ・ラインの統合である。ブランディングを担う広告宣伝部門と、販促部門を別々に機能させることはナンセンスだ。従来IMCという発想でブランドマネージャーがマーケティング活動を統合的にみる考え方が定着しつつあるが、マーケティングのデジタル化は、この流れにさらにフルファネル(購買後のレピュテーション効果を含む)に統合的に(PR活動まで)かつ有機的に連携することが必須条件となる。
宣伝費・販促費・流通対策費など合算して(場合によってはR&D費も含め)マーケティングコストの配分を最適化することが求められる。

企業のデジタル化は、商品開発・製造・物流・営業・管理・人事など、広告販促領域以外もすべてのバリューチェーンにおいて起こる。
エージェンシーも企業のデジタル化をサポートする存在として、単に広告販促領域だけではなく、営業支援やR&DやHRに至るデジタル化支援サービスに広げるチャンスでもある。

「デジタル」とは「グローバル」とコインの裏表のようなものである。イージスというグローバルデジタルエージェンシーを傘下にもつ電通には、その両方を果たすための持ち駒が揃う。日本市場における広告ビジネスのデジタル化は、日本の広告主自身がイノベーティブでない以上、欧米のクライアントと共にビジネスとマーケティングのデジタル化を果たしている知見が応用できる電通グループの優位は変わらないだろう。

以前のエントリーにも書いたが、デジタルビジネスを推進するにはフロント(営業会社)が重要である。電通本体と電通デジタルが両方でフロントをとって、お互いにスタッフ機能を使う「両タスキ掛け」状態とすることが「本丸のデジタル化」を推進させるだろう。

一方、博報堂DYグループは、メディア会社のデジタル化はDACを吸収することで果たすことが出来るだろうが、博報堂本体のデジタル化にまだ手がついていないとお見受けする。(ベムにはアイディアがあるが)フロントに立つのは博報堂・大広・読広・アイレップとなる訳だが、リスティングに特化したアイレップ以外にもデジタルソリューション機能の水平拡大(M&Aによる編成)が必要だろう。つまりブランドエージェンシー博報堂のデジタル化と、フロントに立つ営業会社各社の再編は同義になるかもしれない。

サイバーエージェントは、グループとしてテレビ広告を出稿するクライアントとして、ある程度テレビ広告に関する知見を保有しているようだ。またメディア事業としてのAbemaTVが広告代理事業にテレビ×デジタルへの橋渡し機能をもつことになる。
ただ、当面テレビ予算をデジタル予算にシフトさせるという戦略には変わりがない。テレビだけでは「売り」までの機能不足をデジタルが補うのは当然だが、一方、デジタル施策もいつまでもネットのチャネルだけに閉じているのではエージェンシービジネスとして頭打ちとなるのは必然。デジタル側もテレビの力を借りないと成果を出すのが難しい。デジタルを起点としてミドルファネル施策にテレビの動員もかけ、テレビ×デジタル×リアルで設計できるかが、CAのエージェンシーとしての次のステージに行けるかどうかの試金石となるだろう。

 さて、最後にこのブログを読んでいただいている広告業界の若い人たちにベムからのアドバイス・・・。

 マーケティングのデジタル化で、様々な専門的知見を要する特化したソリューションに対応しないといけない今の時代、広告マンとして自分たちのスキルの核を何とすべきだろうか・・・。
 
広告マンとしての軸は今も変わらない。

「広告コミュニケーションの本質」を極めていくことである。

今でも我々のドメインはマーケティングとコミュニケーションがオーバーラップする部分において、コミュニケーション側を熟知しているからこそマーケターに提供できる知見にある。
 
 専門性の高いマーケティング手法は、最初は提供価値があっても、いずれは実践しているマーケターには敵わない。しかしコミュニケーション開発だけはマーケター側も自身でこなすのは至難な領域だ。
 
 ネットマーケティングが台頭してきてから、実は広告を知らない人たちが「広告」を語るようになった。CMを1本もつくったことがない人が「広告」を云々する変な時代だ。そういう「まがい物」に惑わされずに「広告コミュニケーション開発」をスキルの核にしてほしい。

Googleレンズが認識する製品の数が10億以上に増加。GoogleレンズのSEOは可能なのか?

7 years 6ヶ月 ago

Google レンズの改良に Google は力を入れている。現在 Google レンズが認識できる製品の数は 10 億以上、公開当初の 4 倍に増えているとのこと。

投稿 Googleレンズが認識する製品の数が10億以上に増加。GoogleレンズのSEOは可能なのか?海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

AMPページからの強調スニペットがスクロール済みでハイライト表示

7 years 6ヶ月 ago

強調スニペットと AMP の組み合わせによるモバイル検索の新しい機能を紹介する。強調スニペットに引用されるページが AMP だった場合に検索結果からそのページに訪問すると、引用された部分にダイレクトに連れて行かれる。そして、引用された部分はハイライト表示される。

投稿 AMPページからの強調スニペットがスクロール済みでハイライト表示海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

平日夜に少人数、ハンズオン/ワークショップ形式の「After Dark 2019」をスタートします

7 years 6ヶ月 ago

2011年1月から2016年8月まで、平日夜に行う形態としてCSS Nite After Darkを開催してきましたが、平日夜に少人数、ハンズオン/ワークショップ形式として、「After Dark 2019」をスタートします。

会場はStocker.jp / Space(渋谷)。各回25名です。

ハンズオンで学ぶBootstrap 4の基礎

阿部 正幸さん (Mochiya)を講師にBootstrapの基礎と、実際にプロとして使うためのノウハウをセミハンズオン形式で学びます。

1月10日[木] 19:30-21:30

実サイトで学ぶウェブ解析のキホン

井水 大輔さん(S-FACTORY)を講師にを迎え、実サイトを例に公開コンサルティングのようなカタチでウェブ解析について学びます。

1月28日[月] 19:30-21:00

ハンズオンで学ぶCSS Grid

鹿野 壮さん(ICS)を講師に迎え、CSS Gridの基本を抑えつつ、より一歩使いこなすためのテクニックをハンズオンで学びます。

2月4日[月] 19:30-21:30

『こんなプロジェクトはいやだ!』をいいね!にするカイゼン

栄前田 勝太郎さん(リズムタイプ)を講師に迎え、問題発見・解決のためのメソッドを伝え体験してもらい、それを持ち帰って自分の職場(プロジェクト/チーム)で実践できるようにする講義+ワークショップです。

2月27日[水] 19:30-21:30

CSS Nite実行委員会

2018年に公開したCSS Niteのフォローアップ

7 years 7ヶ月 ago

2018年に公開したCSS Niteのフォローアップを一覧にしました。年末年始、お時間のあるときに、チェックされてみてください。

CSS Nite LP58「Coder’s High 2018」

2018年9月29日 http://cssnite.jp/archives/post_3025.html

CSS Nite LP56「ウェブサイト制作、手を動かす前に考えておくこと [Part II]」

2018年3月3日 http://cssnite.jp/archives/post_3005.html

CSS Nite LP57「All About XD」

2018年4月28日 http://cssnite.jp/archives/post_2989.html

CSS Nite LP57「All About XD」再演版

2018年6月30日 http://cssnite.jp/archives/post_2998.html

CSS Nite in Osaka, vol.45「All About XD」

2018年8月11日 http://cssnite.jp/archives/post_3014.html

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP58のフォローアップを公開します

7 years 7ヶ月 ago
CSS Nite実行委員会

仕事内訳・稼働時間・収入など、ウェブアナリストとしての法人設立2年目を振り返る(2018年版)

7 years 7ヶ月 ago

2018年も間もなく終わります。HAPPY ANALYTICS という自分の会社を作ってから、丸2年となります。

 

というわけで今年も1年間の取組を色々と振り返っていきます。最初に書いておきますが、長い(全部読むと20分くらい)ですので実家に帰省中とか、暇なときに一読いただければ!

 

去年(2017年)と一昨年(2016年)の記事へのリンクは以下からどうぞ。

 

analytics.hatenadiary.com

 

analytics.hatenadiary.com

 

 

 

長いので3行にまとめると

1)稼働時間1,873時間と前年比で若干減り、売上は1.7倍に

2)個人コンサルやセミナーの時間が増え、役員コンサルや執筆の時間が減少

3)自社主催の「中上級者向けの全10回育成講座開講」、Adobe Summit 2018 報告会の実施、観光協会やアフィリエイト協会など新しい場所での講演機会、書籍の監修、Lancersとの取組など新しい事にも色々チャレンジした

 

簡単に自己紹介

ウェブサイト分析や改善提案、コンサル、講師、執筆などを行う「ウェブアナリスト」として活動しています。事業会社で10年以上働きつつ様々な社外活動をした後、2015年にフリーに。2017年1月に「HAPPY ANALYTICS」として法人化。単著6冊、その他共著多数。詳しくは以下をご覧ください。

 

Taku Ogawa(小川 卓)

 

 

2018年の主な取り組み

2018年1月

・10月にリニューアルされるサイトの方針を決めるため、ごりごりウェブサイト分析
・改訂版の書籍に向けての変更・追加執筆

 

2018年2月

@tsujさんのご紹介で、はてな公式ブログで3本ほど記事執筆。 

blog.hatenablog.com

blog.hatenablog.com

blog.hatenablog.com

・新規サイト立ち上げに向けた分析要件やKPIの設計
・監修した書籍「Googleデータスタジオによるレポート作成の教科書(マイナビ)」発売

 

2018年3月

・年度末でお仕事忙しさMAX。アプリの分析、コンセプトダイアグラムのワークショップ×2など
・そんな中、3月末にAdobe Summit@LasVegasに参加。情報とモチベーションのアップデート

www.adobe.com

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 2018年4月

Adobe Summit 報告会 2018を開催

・リニューアルを控える巨大ECサイトのGoogle Tag Manager / Google アナリティクス(拡張eコマース等)の各種設定やテストに大量に時間を使う

・新卒向けの研修等などもいろいろと

 

 2018年5月

・中上級者のウェブアナリストを対象とした、自社主催の全10回講座「ウェブアナリスト育成講座」をスタート。第1期生は14名

 

※現在は2期生向けの授業を開講中、3期は2019年5月より開講予定

提案型ウェブアナリスト育成講座<第二期>のご案内

 

・Chief Analytics Officerを勤める、株式会社SoZoでのアドバンス講座開始

www.sozoinc.jp

 

2018年6月

・顧問を勤めるウェブ解析士会議 2018で登壇

www.waca.associates

・「現場のプロがやさしく書いた~」の改訂2版が発売。1/3程内容を変更しました。(おかげさまで11月に増版かかりました) 

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】

 

 

2018年7月

・新たに愛媛での案件がスタート(12月に第1弾終了)
・電子書籍系サイトや、住宅系サイトのデータ取得設計などをごりごりと

 

2018年8月

・アプリ分析に関する講演
・「東京2020オリンピック絡み」の分析案件
ログリー さんとの取組開始

 

 

2018年9月

・2日間で12時間の新人研修講師。。。
・ウェブアナリスト育成講座1期生卒業
・新規案件がいくつか開始

 

 

 2018年10月

・初タイ旅行(’バンコク&プーケット!)
・ウェブアナリスト育成講座第2期開始(第2期は8名)
ベーリンガーインゲルハイムとの案件スタート

 

 

 2018年11月

・デジタルハリウッド大学院でのアクセス解析の講義開始(今年で5年目)
・ノートPC ( VAIO A12 )と携帯 ( Mate 20 Pro ) 買い替え。初Android端末メイン
・監修したGoogle Optimize本発売

 

Googleオプティマイズによるウェブテストの教科書 ~A/Bテスト、リダイレクトテスト、多変量テストの実際~

Googleオプティマイズによるウェブテストの教科書 ~A/Bテスト、リダイレクトテスト、多変量テストの実際~

  • 作者: 井水大輔,大柄優太,工藤麻里,瀧里絵,針替健太,松本大河
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2018/11/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

 2018年12月

・ランサーズさんとの取組開始

hosting.lancers.jp

 ・自社でSalesforce Essentials 導入。来年から活用してまいります

 

 

稼働時間

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2016年~2018年の稼働時間は上記の通り(移動時間除く・作業時間含む)。

年間で集計すると

 

2016年:約1,700時間(月平均142時間)

2017年:約2,100時間(月平均175時間)

2018年:約1,873時間(月平均156時間)

 

今年は2,000時間以内に収まりました。去年は新規の書籍執筆もあり、かなり時間を使いましたが、今年は大丈夫でした。ただ毎年3月~6月が稼働時間多くなりますね。そして寒くなり始めると少し落ち着くと(10月は旅行のため、12月は年末だからという感じですね)。来年も2,000時間以内に収めたいものです。

 

仕事内容の内訳

 

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2年連続で、役員コンサルが減り、個人コンサルが増えました。そして書籍が大きく減り、セミナーの比率が2017年比較で増えていますね。時間にすると以下のような感じです。

 

 

 役員コンサル個人コンサルセミナー執筆会社合計
2016年948251319188 1,706
2017年6315523964291042,112
2018年38679953884661,873
前年比61%145%136%20%63%89%

 

 

それぞれの定義は以下の通りです。

 

■役員コンサル

Chief Analytics Officerなどの役職あるいは役員として働いている、UNCOVER TRUTH、FaberCompany、Sozo、日本ビジネスプレス(NEW!)の4社の合計。


■個人コンサル

株式会社HAPPY ANALYTICSとして直接依頼を受けている分析やコンサル案件

■セミナー

デジタルハリウッド大学院の客員教授、社内勉強会、講演依頼をいただいての外部セミナー登壇、自社主催のウェブアナリスト育成講座(役員コンサルで行っている講演は、役員コンサル側にて時間計上)


■執筆
書籍に執筆、監修でのチェックや校正、外部媒体(雑誌・ネット)等での連載など文章を書いている時間

 

■会社
経理回り、毎月のミーティング、その他もろもろの業務(大半は秘書が担当)

 

 

  

 セミナー

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2011年以降のセミナー(社外講演・社内勉強会含む、大学院の授業除く)回数です。これ以上増えないかなと思っていたのですが、結果増えました。ここ数年、ご講演依頼件数が多い Markezine Day あるいは 宣伝会議 は減らず、新たに自社開催のウェブアナリスト育成講座が増えたのが一番の要因かなと。

 

月別で見ると

件数
1月6
2月15
3月12
4月8
5月11
6月10
7月15
8月11
9月10
10月7
11月12
12月11
合計128

という感じです。意外と2月が多かった。4月や10月は年度始まりのところが多く、その時期は登壇が若干減りますね。1月も最初の2週間くらいはセミナーが少ない印象です。

 

今年も全国各地から、勉強会や講演依頼をいただき色々な所でお話させていただきました。東京以外では、大阪・栃木・名古屋・愛媛・富良野・郡山・札幌・福岡あたりですね。やはり色々な所にいけるのは大変楽しいです(滞在が24時間以内場合も多々ありますが)。来年もこのような機会を楽しみにしております!

 

セミナーはどれも印象的だったのですが、敢えて5つ(ウェブアナリスト育成講座除く)あげるとすれば

 

1:Adobe Summit 報告会 2018

analytics.hatenadiary.com

 

ラスベガスで開催されたAdobe Summit 2018の報告会を行いました。自社で主催するセミナーって普段行っておらず(年1回くらい)、クリーク・アンド・リバー社にもご協力いただき、無事に100名集めることもできました。他ではなかなか聞けない内容だったかと思いますし、全体的に好評でした!2019年もAdobe Summitに参加し、報告会を行う予定です!

 

2:パーソル社での社内研修

最近はあまり話す機会が無い、アプリの分析に関するテーマでしっかりお話しできたということで、内容という面において特に印象的です。

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3:富良野と郡山での観光協会向けの講座

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11月に2か所の観光協会で講演させていただきました。富良野の観光協会では3時間の講義、郡山の観光協会ではワーク&発表もある2日間の講義でした。観光協会の現状を知ることが出来たり、地域ならではの情報交換や食事も楽しんだりと印象的でした。

 

4:UNCOVER TRUTHの大型イベント「USERDIVE connect 2018」とFaber Companyの大型イベント「ミエルカユーザー会」

mieru-ca.com

 

offers.uncovertruth.co.jp

 

Chief Analytics Officerを勤めている2社で、200人規模の大型のイベントが11月~12月に開催されました。前者では座談会のモデレーターを、後者では貴重講演を担当させていたいただきました。

まだ人数が少ないころから両社を知っていますし、一緒にお仕事した(している)方もたくさんいるので、こういった大型イベントが開催されるのは感慨深いです!来年も貢献できれば。

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5:アフィエイト協会での講演

初めてのアフィリエイター向けの講演という事で、難易度や内容をどうするかをかなり迷いました。結果的に全部盛りの内容にはさせていただきました!分析TIPSから、具体的に改善施策そして各ブログの一言改善コメントなど。多くの方に喜んでいただけたようでよかったです!

 

www.japan-affiliate.org

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他にも「IT Search+ の100回目記念講演での登壇」や「清水さんと一緒に行った講演」をはじめ印象的なものはたくさんあるのですが、これ以上書くと更に長くなりそうなので、これくらいにしておきますね!

 

役員コンサル

前年と比べて時間が減りました。UNCOVER TRUTH社が特に減りましたが、これはネガティブな理由ではなくアナリストの人員も倍以上に増えてしっかり運用が回るようになったからであり、私が自ら出ていく必要が無くなったというのも大きいかと思います。

 

それでもいくつかの案件でコンセプトダイアグラムを担当したり、有名アパレルブランドのユーザー軸での分析を行ったりなど、何度か登板機会がありました!

 

Faber Companyでは社内研修やミエルカユーザー向けの勉強会が中心でしたが、dShoppingのリニューアル時にGoogleTag ManagerやGoogle アナリティクスの設計・設定等を担当させていただきました。詳しくはこの辺り

eczine.jp

 

SoZoでは、ブライダル式場の担当者向けのGoogle アナリティクス講座 なども行い、今年から新たにChief Analytics Officerを担当している、JBpress では毎月ブログ記事を執筆したり、提供しているCMS「Media Weaver」を導入している企業の分析・改善提案なども行いました!

というわけで時間は減ったものの、内容は充実していました。

 

個人コンサル

時期によって変わりますが、定期的にミーティングをしたり、スポット(数か月~半年くらい)で分析を行ったりと、同時進行している案件は大体10~15社になります。毎月定例を行っている会社が7社ほどあり、それ以外にスポットの案件が常に複数あるというような形です。

 

大企業、外資系の製薬会社、広告代理店、制作会社、ベンチャー企業まで対象会社やサイトは様々です。スポット分析もあれば、運用レポート作成もあれば、KPI設計もあれば、コンセプトダイアグラムのワークショップもあれば、GTMやGAの設定など幅は非常に広いです。

 

また去年も書きましたが、単純な分析案件は最近は少なく、ゴールやKPI設計そして、その先の実装設定系の案件がここ2年くらいは増えている印象です。

 

以下の図でいうところの「Define」や「Measure」系の案件ですね。

 

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来年は少し幅を広げた案件もいくつか手掛けていきたいと考えております。早速来年1月から広島で新しい案件が始まるので、こちらも楽しみです!

 

執筆

今年は新しい書籍の執筆は無かったのですが、既に記載した「Google Optimize」と「Google Data Studio」の書籍を監修させていただいたり、マイナビから出している書籍の第2版を出したりというのが紙媒体での主な動きでした。昨年発売した、以下の書籍も何度か増版がかかり、9,500部となりました。

 

 

 

その他、ウェブ上では様々な記事を今年も書かせていただきました。

 

・KOBITで毎月記事を書いています

kobit.in

・JBpressでもブログを毎月書いています 

www.jbpress.co.jp

 

 ・他にも以下のような媒体で、執筆あるいは登場しています

"達人"が歩むデータ解析の道 - HAPPY ANALYTICS 小川氏:IT Search+スペシャルセミナー100回記念|データ分析|IT製品の事例・解説記事

小川卓氏が見せた! Googleアナリティクスのライブ解析。成果を生み出す秘訣を学べ | ウェブ解析士会議2018 | Web担当者Forum

流入数439%にアップ!利用者拡大に悩んでいたdショッピングが選んだ起死回生の方策とは (1/4)|ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」

【失敗から示唆を得る】パソナの事例に学ぶ目標を確実に達成するサイト改善 (1/3):MarkeZine(マーケジン)

パソナ事例から学ぶ、Webサイト改善における正しいKPI設定 (1/3):MarkeZine(マーケジン)

小川卓のブログ分析入門 カテゴリーの記事一覧 - 週刊はてなブログ

他にも多分色々あるかと思いますが、とりあえず検索して見つけたやつをぱらぱらと!

 

 

そういえば嬉しかったのは、以前6年間働いていたリクルートの社内報「かもめ」で、インタビューいただき記事として取り上げていただいたことです。覚えていてくれて有難いですw

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会社

HAPPY ANALYTICSは、私と、社員ではないですがお手伝いいただいている方が現在2名います。秘書の工藤さんと、MA回りを見てくれる飯村さんです。去年も今年もこの3名体制で進めました。

 

会社として今年大きなチャレンジだったのは、「ウェブアナリスト育成講座」の開講ですね。自社での継続型セミナーという事で新しいチャレンジとなりました。今のところしっかり進めることが出来ており、現在は2期生向けに講座を行っています。来年5月から3期生も開始予定です。

 

講座設立の思い

analytics.hatenadiary.com

第1期生振り返り

analytics.hatenadiary.com

 

 

また今年はいくつかのマーケティング系ツールも導入し、さらなる効率化を図りました。2018年12月現在、HAPPY ANALYTICSは以下のシステム等を利用しています。

 

■ウェブサイト( http://happyanalytics.co.jp ) の構築「ferret One」

ferret-one.com

 

■リード管理やメール配信「Mautic」

https://jp.mautic.org/

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■案件管理「Trello」

f:id:ryuka01:20181227002206p:plain

 

 

■日常のやりとり「Slack」

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ウェブサイトに来たお問い合わせ等に関しては、Zapierを使ってSlack連携をしていたりなど、細々したことも試しています。

 

■会計管理「freee」

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来年1月からはSalesforce essentialsの活用をはじめ、更に色々チャレンジしていこうと考えております。

 

収入

月別の売上(毎月の口座への入金額)での推移は下記のとおりです。さすがに実数だすとアレなので、なんとなく相対的に見ていただければ(フリーになった2015年4月より掲載)。

 

f:id:ryuka01:20181228142201p:plain



そして年単位で見た時は以下のような感じです。

 

f:id:ryuka01:20181228142228p:plain



 

2014年(Amazon在籍時の給料+講演や執筆などの合計)を100として計算。2015年4月にフリーになったその当時と比べると、収入は伸びました。2015年⇒2016年が40%増、2016年⇒2017年が8%増 そして、2017年⇒2018年が70%増となり、今年は大きく伸ばすことが出来ました。

 

今年、大きく伸びた原因を挙げるとすれば

・ウェブアナリスト育成講座の開講

・(単体で見てしまうと、売上貢献が低い)書籍執筆の時間が減り、その分の時間をコンサルやセミナーに充てることが出来るようになった

・4月~6月に大型の案件が集中した

・分析だけではなく、その手前の設計や設定など案件の幅が広がった(=案件の単価が上がった)

・業務の効率化

 

あたりかなと考えております。個人的には、出来すぎな一年でした。

 

 

月を軸にしたデータも、確認してみましょう。

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そして月別の売上データを見ると特徴がありそうですね。

・10月は旅行に行くことが多く、仕事時間が少なくなり、その分11月~12月の収益が下がる。

・1月~3月は案件が多く、それの振り込みが4月~6月くらいに山となって出やすい。

・9月は8月のお盆休みの影響もあり稼働時間が少ないため下がりやすい(セミナー数がそもそも少ない) 

 

 

ちなみに、コンサルティングやセミナー業がメインのため、経費等は一般の企業と比べるとかなり低いかと思います。

 

主な経費は、私の給料・工藤さんと飯村さんへの支払い・自宅のオフィス費(家賃の一部)・携帯電話利用料・各種サービス利用料となります。その結果、経常利益は売上の50%を超えています。

 

 

今年の振り返りと来年に向けて

今年は自分が想像していたよりも成果が出た1年でした。大きく体調を崩すこともなく、ご依頼いただいたすべてのセミナーに登壇出来ましたし、案件の遅延などもありませんでした。成果を出せた案件も多数あり(出なかった案件も当然ありました…)、特にセミナーや育成講座など様々な人に解析に必要性や魅力をお伝えできたと思います。

 

分析やコンサルティングという意味では、自分の得意領域を中心に少し広がった1年でもありました。2019年は自分の範囲を少し広げつつ、リード獲得の強化 及び その時の案件増に対応出来るための、分析を依頼できる人材を増やす(接点強化&育成)活動も行います。

 

この辺りは2018年にトライアル的にチャレンジしており、数名に複数の分析案件を依頼させていただき、無事に納品いただきました。

 

リード獲得に関しては、営業面においてサポートいただける人員が増えます。Salesforceなどもしっかり活用していこうかなと。なので来年は私+3名体制で頑張る予定です。

 

外部からのお仕事依頼の「窓口」を増やすために、まず第一弾としてランサーズでの取り組みが今月公開されました。

 

hosting.lancers.jp

 

そして、それ以外にも(今のところ)2つほど更に取り組みを進めているところで、1月~3月の間にはお知らせできるかなと考えております。

 

また今の育成講座を地方の方や物理的に来れない方が受けやすい仕組みも準備中でして、こちらは来年の上半期にお伝えできればなと。

 

 

「上場したい!」とか「社員増やしたい!」という思いは設立当初から無く、今後も無いと思うので、引き続きこんな感じで進めていきたいと思います。健康を意識しつつ、楽しむ&自分自身と回りが成長する!という事を主眼に2019年も取り組んでいきます。  

 

本記事に関しての質問等ありましたら、以下サイトから匿名で 質問することができますので、どうぞー!本記事に追記する形でご返信いたしますね。

 

peing.net

 

Twitter動画広告のメリットとは?マーケティング活用事例を紹介!

7 years 7ヶ月 ago

Twitter動画広告のメリットとは?マーケティング活用事例を紹介!

情報収集の手段として、Twitter(ツイッター)を活用するユーザーが増えています。Twitterが動画広告の媒体としても見逃せないものになっている中で、どのようなTwitter動画広告が効果的なのでしょうか。この記事では、Twitterならではの広告効果や、動画広告をTwitter上で展開するメリット、広告用動画を制作する際の注意点について紹介します。

Twitterの動画広告の特徴

若年層にリーチできる

スマートフォンの普及が進むにつれて外出先でも手軽に利用できるTwitterは、多くのユーザーに利用される便利なメディアになっています。Twitterのユーザー数は全世界で約3億2,800万人といわれています。日本国内においては約4,500万人いるという調査結果があります。(Social Media Lab調べ)

ユーザー層で見ると、若年層の利用に大きく偏っていて、10代から20代の若年層では、50%前後の利用率になっています。この若年層は学生を中心とした層となっていて、学生のみでみるとTwitter利用率は85%にもなります。(Webコンサルタント.jp調べ)

注目したいのは、10代から20代の若年層ユーザーは普段の会話をするようにTwitterを利用したコミュニケーションをとり、20代のユーザーは情報収集としてTwitterメインにしているという傾向にあります。このことから、Twitter広告は若年層へのアプローチによる効果が高いのではと予測することができます。また、全フォロワーに対して投稿が届くので多数へのアプローチができ、リツイートによってさらにフォロワーの枠を超えた不特定多数へのリーチに展開できます。

3種類の広告掲載が可能

Twitter広告の種類はいくつかあり、「プロモアカウント」はおすすめユーザー欄やアカウント検索画面に、「プロモツイート」はタイムライン上に、「プロモトレンド」はTwitter上のファーストビューにそれぞれ表示することができます。

Twitter動画広告のメリット

動画広告には媒体によって異なるメリットがあります。ここでは、Twitter広告だからこそ得ることができるメリットについて説明します。

2次拡散が期待できる

Twitterはさまざまなフォロワーがいて、各々に感じたことや見聞きしたできごとなどを「ツイート」としてを通して発信したり、観覧したりすることができます。そのやり方の中に「リツイート」というものがあります。Twitter広告では、このリツイートが大きな拡散を期待できる機能になります。

広告をみたユーザーが、その内容をリツイートしてさらに多くの人の目に触れると、またそこから拡散されていくという拡散現象が期待できます。2次拡散から3次拡散、4次拡散と広がりを見せれば見せるほど大きな効果を見込むことができます。

Twitterの広告費は、最初の1次ユーザーへのアプローチにのみチャージされますので、2次拡散以降のリーチに関しては一切広告費がかかりません。これはメリットの一つです。

リーチ力が高い

Twitter広告には、ターゲティングをする機能があります。一般的にTwitterでは、自分の興味があるものや関心事を話題にすることが多く、ツイートの中でしばしばその言葉が出てきます。そこで、Twitter広告の機能であるキーワードターゲティングを行うと、リスティング広告などではリーチしにくいユーザーへも広告を配信することができます。

Twitterでは、本人だけでなくその周りの友人やつながっている人たちが、今現在話題にしている内容が数多くやり取りされています。そのため、趣味趣向が認識されやすいといわれています。細かいターゲティングを行うことで、Twitterでしかリーチできない層へもアプローチが可能になります。

Twitter動画広告を制作依頼する際のポイント

できるだけ多くの潜在ユーザーへリーチするためには、ユーザーがツイートで話題にあげたい動画広告やリツイートしたくなるものを制作することが大切です。どのような点に着目して動画広告の制作を行えばよいのでしょうか。Twitter動画広告を制作する際のポイントについて説明します。

ターゲット層に合わせる

最初に確定しておきたいのが、どのようなユーザー層をターゲットにするかという点です。Twitter動画広告は、とても細かなターゲティング設定が可能になっています。そのため、しっかりとしたターゲットを定めることが重要になります。

Twitter動画広告の効果を上げるためには、ユーザー層をTwitterのターゲティング設定の細かさにあわせて絞り込んだうえで、そのターゲット層に合わせた内容を決めていきます。Twitterは情報の流れが早く、ターゲット層と内容が合っていない場合は、まったく見てもらうことなく、タイムラインから流れてしまう可能性もあります。

最初の数秒で視聴者の心をつかむ

Twitterでは、膨大な量のツイートがタイムラインを占めています。その膨大なツイートの中からユーザーは自分が興味を持ったもののみを見ることになります。では、動画の場合はどのようにして興味があるかを判断するのでしょうか。

多くの場合は動画の冒頭で決まります。ユーザーが興味を引く画像や情報などが最初に現れなければ、動画を見続けることはありません。また、リツイートされるにはさらにハードルが高くなります。冒頭でのシーンでどれだけ視聴者の興味をひけるかがTwitterでは大きな分岐点となりますので、制作の際には最初の数秒を大切にしたストーリー作りがポイントになります。

字幕を上手く活用する

スマートフォンでTwitterを利用している人は、ほとんどが外出先などや移動中の電車の中などで見ることになります。その場合、スマートフォンの音声はオフにしています。この状態で動画を見たとしたらどうでしょうか。大切なメッセージは、音声だけだと伝わりません。

そこで大事なのが字幕を利用することです。字幕は音声のない環境であっても情報を伝えられますし、耳で聞くよりも目で見たほうが、情報が認識されやすくなります。Twitter動画広告では、音声がなくても十分に情報が伝わるように字幕をうまく使うことがポイントです。

Twitterの動画広告の事例紹介

動画制作サービスCrevo(クレボ)では、さまざまな動画広告を制作していますが、その中には、Twitter広告のための動画も数多くあります。リツイートの効果でさらなる拡散が期待できる効果的なTwitter広告用動画がどのようなものかの事例を紹介します。

スマホゲーム「荒野行動」プロモーション動画

出典:Crevo制作実績

スマホゲーム「荒野行動」のプロモーション動画です。冒頭の女子高生の真剣な表情で視聴者の興味をひき、15秒という短い尺の中でゲームの臨場感を伝えるインパクトの強い動画になっています。また、音がなくても理解できるように実際に、女子高生がゲームに熱中している姿を視覚的に表現することでゲームの面白さを表現しています。

Twitterの特性を踏まえた動画広告はプロに依頼しよう!

Twitterの動画広告を制作する場合には、Twitterならではの特徴をふまえて、上手に潜在ユーザーへのリーチができるような動画広告を考えていくことが大切です。特に、リツイートによって制作された広告は拡散されると、想定していた効果を上回るプロモーションができます。

しかし実際には、Twitterの特性を踏まえ効果につながる動画を制作するには、さまざまなポイントがあります。それらをひとつひとつ組み込み、まとめ上げていくには制作の経験が必要になります。

効果的なTwitter動画広告を制作したいのでしたら、制作実績が豊富なプロに頼むのがおすすめです。CrevoでもTwitter動画広告の制作の経験があります。プロの持つノウハウでパフォーマンスのよい動画広告を制作しましょう。

Crevoの関連サービス

Twitter広告の動画制作・映像制作

crevoAdmin

2018 年もありがとうございました!ブログのアクセスランキングで振り返る 2018 年

7 years 7ヶ月 ago
2018 年も残すところあと数日となりました。ウェブマスターのみなさまにとって 2018 年はどんな一年だったでしょうか?

今年もウェブマスター向け公式ブログをはじめ、ウェブマスター ヘルプ フォーラムウェブマスター オフィスアワーやイベントなど、多くの方にご参加、ご愛読いただきありがとうございました!また、特にイベントについては今年は全国で 10 ヶ所以上の地域のイベントに参加することができました。お声がけいただいたみなさま、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

さて、それでは 2018 年をウェブマスター向け公式ブログへのアクセスから振り返ってみたいと思います。今回は Search Console で計測したクリック数で振り返ってみたいと思います。
  1. モバイル ファースト インデックスを開始します
  2. 医療や健康に関連する検索結果の改善について
  3. 新しい Search Console をご紹介します
  4. Google Dance Tokyo 2018 開催のお知らせ
  5. reCAPTCHA v3 をご紹介します。Bot の活動を阻止する新しい方法
  6. Lighthouse Chrome 拡張機能に追加された SEO カテゴリのご紹介
  7. ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
  8. Google Dance Osaka 2018 開催のお知らせ
  9. HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります
  10. 複数ページにまたがる記事やコンテンツをお持ちの方へ。rel=”next” と rel=”prev” を使用したページネーションのご紹介
第一位は、2016 年の末に事前告知を開始したモバイル ファースト インデックス(MFI)開始の記事となりました。MFI については最近の記事(英語)でグローバルで MFI 移行率が 50% を超えたことを発表しました。まだ移行されていないサイトをお持ちでしたら、いま一度構造化データや画像の ALT タグなどがモバイルでもきちんと設定されているかどうかを確認して頂ければと思います。第二位には「医療や健康に関連する検索結果の改善について」が、第三位は 1 月に公開を開始した新しい Search Console のベータ版を公開した記事となりました。こちらは 9 月に正式版となり、旧ツールからの移行が進んでいます。

第四位は Google 主催による検索のイベント、Google Dance Tokyo の告知となりました。今年は Google Dance を大阪でも開催し、第八位にもランクインしているのは非常に嬉しいですね。開催報告(東京大阪)も公開していますのでぜひ合わせてご覧ください。2019 年も開催できればと思いますので、楽しみにしていてください。

第五位は、新しくなった reCAPTCHA の記事でした。スパムや不正行為を防ぎつつ、ユーザーの利便性も高めることができます。

第六位は Lighthouse に SEO カテゴリが追加された記事となりました。第七位に入った Speed Update に関連して、ページの読み込み速度を計測するツールとしてPageSpeed Insights とともに注目を集めました。新しくなった PageSpeed Insights では、Lighthouse の分析エンジンを使用していますので 2 つのツールで測定する必要がなくなりました。

第九位は https 関連の 3 年前の記事となりました。https の導入が進んでいくことでウェブの安全性が高まりますので非常に嬉しく思います。

そして第十位にページネーションが入ったのも見逃せません。こうした記事に注目が集まる事で、検索ユーザーが探している情報をより見つけやすくなります。

いかがでしたでしょうか?2017 年は検索結果やコンテンツの品質に関する記事が上位を占めていましたが、今年は 2018 年の様々な話題が散りばめられた結果となりました。見落としていた記事などありましたらぜひ年末年始の間にでもご覧いただければと思います。

それでは 2018 年もありがとうございました!
2019 年もよろしくお願いします!

Takeaki Kanaya, Senior Search Evangelist, Google

医療・健康系のアップデート対策になるか? schema.orgのMedicalEntity構造化データ

7 years 7ヶ月 ago

schema.org には医療や健康に関する MedicalEntity というタイプが存在する。薬や病気、医学の研究や論文など医療と健康についての情報を、ほかの schema.org タイプと同様に、検索エンジンを始めとする機械に理解させ人間であるユーザーに届けやすくできる。

投稿 医療・健康系のアップデート対策になるか? schema.orgのMedicalEntity構造化データ海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

CSS Nite LP58フォローアップ(8)鹿野 壮さん

7 years 7ヶ月 ago
2018年9月29日に都内で開催したCSS Nite LP58「Coder’s High 2018」のフォローアップとして、の鹿野 壮さん(ICS)『もう一歩踏み込んで現場で使うCSS Grid』セッションのスライドなどを公開します。

ハンズオンで学ぶCSS Grid

鹿野 壮さん(ICS)を講師に迎え、CSS Gridの基本を抑えつつ、より一歩使いこなすためのテクニックをハンズオンで学びます。

メッセージ、補足など

今回はご参加ありがとうございました。各モダンブラウザで使えるようになって1年経ったCSS Grid。2018年のオススメの書き方、採用事例、IE 11の対応方法、未来のCSS Gridまでを解説しました。アンケートでは「現場で使ってみようと思った」「CSS Gridの環境が便利になっていて驚いた」などの声をいただき嬉しく思います。新しい手法や技術を知ることは、自分自身の表現力や作業効率を上げることに直結します。ワクワクしながら新しい技術を一緒に学びましょう。

フォローアップでは、発表での補足とお寄せいただいた質問をいくつかピックアップして回答します。

アンケートでいただいた質問に関して

(質問)縦にコンテンツが並んでいるケースでも使うことはあるか?

はい、あります。今回紹介した案件では、固定幅のヘッダー・フッター、可変幅のメインコンテンツ、gapプロパティを用いたレイアウトの際に使用しました。サンプルコードは次のとおりです。

(質問)チームの学習コストはどれくらいかかったか?

CSS Gridを案件に導入した2017年は、本セッションで紹介したエリア名の行列定義ができなかったため、覚えてもらうことに苦労しました。Autoprefixerの進化でエリア名の行列定義が可能になると、他のCSSによるレイアウトよりも簡単だという声もあり、数回使用するだけでCSS Gridを覚えてもらえました。

(質問)Sassを使用した場合、Autoprefixerをどのタイミングで使えばよい?

Sassのコンパイル後に、Autoprefixerによる変換を実行します。

(質問)要素が重なる表現は可能か?

同じ行・同じ列にアイテムを配置すると、アイテム同士は重なります。z-indexで重なり順を制御することもできます。

(質問)repeat()メソッドを使った場合、IE 11でアイテムがすべて左上に並んでしまうがどうしたらいいか?

行・列の繰り返しに使用するrepeat()メソッドは、AutoprefixerによるIE 11向け変換が可能です。しかし、アイテムの配置の際に注意点があります。IE 11を除くブラウザでは行・列の左上から順にアイテムが配置されていきますが、IE 11では自動的に配置されないので次のように配置位置を指定する必要があります。

▼ CSS

/* 1行目・1列目に配置する */
	.item:nth-child(1) {
	  grid-row: 1;
	  grid-column: 1;
	}
	
	/* 1行目・2列目に配置する */
	.item:nth-child(2) {
	  grid-row: 1;
	  grid-column: 2;
	}

行数、列数が増えると手動で記述するのは煩わしいので、我々の案件ではSassを使って次のように対応しました。$rowNum$columnNumを変更すればコピペで使えるので是非ご利用ください。

▼ Sass

.item {
	  // 行数(3行)
	  $rowNum: 3;
	  // 列数
	  $columnNum: 5;
	  
	  // 左上から順番に配置する
	  @for $row from 1 through $rowNum {
	    @for $column from 1 through $columnNum {
	      $index: ($row - 1) * $columnNum + $column;
	      &:nth-child(#{$index}) {
	        grid-row: $row;
	        grid-column: $column;
	      }
	    }
	  }
	}

また、gapのIE 11向け変換はrepeat()メソッドを使った場合は不可能です(2018/10/01時点)。我々の案件では、repeat()メソッドを用いる場合はmarginpaddingでアイテム間のスペースを設けることにしました。

(質問)repeat()メソッドで、行数・列数を固定して行幅や列幅が動的に変化するレイアウトがしたい

3行5列の行列を作成するには、次のようなコードを書きます。grid-template-rowsは行のサイズのみを指定するプロパティ、grid-template-columnsは列のサイズのみを指定するプロパティです。

▼ CSS

.container {
	  display: grid;
	  grid-template-columns: repeat(5, 1fr);
	  grid-template-rows: repeat(3, 1fr);
	}

repeat()メソッドをIE 11で使う場合の注意点」で紹介したアイテムの配置を行えば、IE 11でもレイアウトが可能です。サンプルを用意しました。

(質問)repeat()メソッドで、画面サイズに応じて行数や列数が動的に変化するレイアウトがしたい

repeat()メソッドの第一引数にauto-fillを指定すると、コンテナーのサイズに応じて行数や列数の変わるレイアウトが可能です。詳しくは、記事「これは便利!CSS Gridのauto-fillとauto-fitの使い分けでRWDが捗る - WPJ」を参照ください。

▼ 画面サイズに応じて100pxサイズの列の数を変えるCSSコード

.container {
	  display: grid;
	  grid-template-columns: repeat(auto-fill, 100px);
	}

ただし、auto-fillはIE 11では使えないので、repeat()メソッドではなくgrid-templateプロパティなどで行数・列数を書き換えるか、Flexboxでレイアウトします。

感想

いただいた感想の中から、とくに印象深かった感想をいくつかピックアップします。Gridの便利さが伝わったようで何よりです。

  • 行番号・列番号での指定が難しかったので、grid-templateプロパティを用いたエリア名の書き方がわかりやすかった。
  • 昨年も参加したが、昨年よりもCSS Gridを使うのに便利な環境になっていることがわかった
  • IE 11でgapプロパティの変換が可能になったことを知らなかった
  • IE 11の対応を気にしていたが、今回の話を聞いて使ってみようと思った
  • display: contentsやCSS Houdiniが、早く全ブラウザに実装されてほしい
  • うにちゃんが可愛かった

さいごに

次の媒体でWebデザインやフロントエンドの情報について発信しています。こちらも是非ご覧ください。

もしCSS Gridの学習をしていて不明な点があれば、Twitter等で気軽にご相談くださいませ。

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP58フォローアップ(1)中村 勇希さん

7 years 7ヶ月 ago

2018年9月29日に都内で開催したCSS Nite LP58「Coder’s High 2018」のフォローアップとして、中村 勇希さん(トゥーアール)の『枯れゆく技術との付き合い方』セッションのスライドなどを公開します。

メッセージ、補足など

基調講演を勤めました中村です。電車遅延で聞けなかった方、早口で聞き取れなかった方、ぜひビデオ配信もご覧ください。
また、今後の情報発信はツイッターで行なっているので、ぜひツイッターをフォローしてください。

@nayucolony

アンケートでの質問やコメントへの回答

技術への好奇心・モチベーション

スキルの低い自分では、自己満足を満たせないというのが一番の原動力です。あとは、すごく尊敬しているデザイナーさんがいつか起業した時に創業メンバーに手をあげられるようになっておきたい!みたいな野望もちょっとあります。長い目で見るとそういうモチベーションはありますが、目先の小さなモチベーションでいうとお給料がたくさんほしいのでできることを増やしたいというのが大きいです。

技術情報のキャッチアップはどうしたらいいか

Twitter で片っ端からフロントエンドエンジニアっぽい人をフォローしましょう。大きめのカンファレンスで登壇している人をフォローし、おすすめユーザーを芋づる式にフォローするのをおすすめします

JavaScript フレームワークは習得しないといけないか

長くなりそうなので記事を書きました

JavaScript フレームワークは、習得しないといけませんか?という質問への回答

java 有償化が JS へ何か影響を与えることがあるか

全く別物なので影響は皆無です。ただ、もし脱 java の流れが来るならば、それに伴い一気にモダン化をすすめようという流れでフロントエンド構築の案件がくるかもしれませんね。

これから様々に自動化が進んでいくことを鑑みると、フロントエンドエンジニアもコードをかけるだけでは生活できなくなる世の中になるのでは?

明日突然仕事がなくなることはありません。しっかりと状況を追っていれば、次の何かに移行することが可能です。何も知らない間に気づいたら取り残されていた、ということを避けるために、広い視野を持って情報収拾しましょう。おすすめはツイッターです。

バックエンドの開発に Vue や React に移行するメリットを上手く理解してもらう方法

SPA のメリットと、開発上のメリットを両方伝えることになりそうです。前者は調べればいくらでも出て来ますが、後者はコストの問題が大きそうですね。私は Vue や React で開発する時にサーバーサイドの環境は特に気にしなくていいので取り掛かりが楽だなぁと思っています。

受託案件では開発プロダクトの技術はどのくらいの期間担保する想定でとりいれているか

特に気にしていません。即リニューアルの判断がくだることもあれば、クローズされることもあります。作り変えることを前提に、その時安定している技術を採用しています。

チームでの知識レベルがバラバラなのだがどうしたらいいか

私は経験が浅く、チームを組むと「チームの中央値より下」のスキル感である場合がほとんどです。ですが、スキルがある人がちょっとしたケアをしてくれていることで、うまくやれていることが多々あります。

  • 情報格差をなくす(環境の立ち上げ方など逐一ドキュメント化してくれている)
  • コメントを書く(どういう意図のもとで設計されたロジックなのかを理解できる)
  • レビューをする(人格否定ではなく、実装の甘さを詰めてくれる)

また、これらはスキルのあるなしによらず実行可能なことですので、私も心がけるようにしています。

JS に対する苦手意識が払拭できないがどうしたらいいか

こんな本があるみたいですよ。

スラスラ読める JavaScript ふりがなプログラミング

今の会社環境ではデザインから実装まで一通りやっているが、どれかに特化したい。今の環境では難しいと感じる。転職すべきか。

私だったら転職します。複数社話を聞いて見ると本当にどうするべきかみたいなことが見えて来そうです。

組織の都合上、管理業務が多くなってしまい技術のキャッチアップができていない。その中でも、作る現場のキャリアを取っていきたいと考えているが、何から手をつけていけばいいか?

組織としての価値は、マネジメントスキルをつけることかなぁと思ってしまいます。メンバーもそちらの方が幸せですしね。どうしても手を動かしたいのならば、おすすめ書籍であげた本を読んでみてください。転職もありだなとおもいます。

使いやすい、わかりやすい、ものを作ることが好き。今後のキャリアとしてフロントエンドエンジニアか UI デザイナーか悩む。

私はフロントエンドエンジニアですが、UI デザインに関するレビューは積極的に行うようにしています。結局、実装したものが世の中に出るので、そこの責任を担えるという点でフロントエンドエンジニアという仕事は好きですね。一意見としてご参考ください。

学習するためには、目的が必要だと思うが、仕事で使う前提で考えているか

基本的にはわからないことだらけなので、学習しながら仕事に活かしています。そういう意味では、仕事で使う前提ですね。本当は、全体的な実装コストの把握などできるようにサーバーサイドの勉強などもしたいのですが、フロントエンドで精一杯になっているのが現状です。

このフレームワークはこういう案件に良い、というのはあるのか

私は「客先のチームを組むエンジニアが Vue を書いているので」とか「React の現場を多くやってきたので」とかいう理由で決めて来ていたので、社内のメンバーに聞きました。

  • Vue は SPA じゃなくてもカジュアルに使える感じはある。SPA だとあんま変わりないんじゃないかな。好きなの使えば良いと思う。
  • Rails ベースでややこしいことを JS でやらなきゃならないときは React じゃなくて Vue かなー。サーバーで出力された HTML を元になにかしたい場合。

とのことです。Vue を軸に入門するのがよいのではないでしょうか。

アプリケーション開発のロジックとかデザインパターンとか MVC モデルとかそういうのを理解していないと意味がないと思う

おっしゃる通りですね。見よう見まねで書いたコードが、後から「実は修正しにくい作りになっている」とか「実はもっとスッキリかける」とかいうことに気づきはじめたのが最近で、現在私は設計の勉強をしています。

ただ、それに気づくにはまずは無理矢理でも動かしてみるのが大事かなとおもいます。私の場合、最近設計の本を読んでいると「たとえばあのプロジェクトのあの部分を、こういう風にわけたらいいのかなー」のように、踏んだバッドパターンを例に落とし込めているという現状があります。

JS が苦手な人は JS の基本をやったほうがいいか

基本を完全に理解しないとフレームワークが扱えないとは言いませんが、基本的な記法は理解しておく必要があります。フレームワークを導入しても、結局我々が書くのは JavaScript です。そこに、フレームワークのルールがあるかないか、という話です。

jQuery でアプリケーション開発は難しいのか / フレームワークをつかっても何ができるかピンとこない

jQuery でアプリをつくる = パワーポイントでデザインをする、というたとえでピンときますか?確かに図形もかければ文章もかけます。しかし、シンボル機能もなければ、レイヤー機能、アートボード機能な「デザインをするにあたって必要な機能」が足りません。
実現するには、スライドを複製して人力アートボードにしてみたりと、無理やり作ることになりますよね。ですが、ワイヤーフレームなど、パワポで十分!な瞬間も時にはあると思います。

jQuery でアプリをつくるというのは、それに近いです。フレームワークでは、パーツごとに

  • 見た目
  • どのようなデータを扱うか
  • 変動する数値は何があるか
  • このパーツは、他にどんなパーツを含んでいるか

などを明示的に設定することができます。また、アプリケーション開発における「あるある用途」が最初からいい感じに使えます。もしもフレームワークを使用しない場合、コメントを書いて構造化を頑張ったり、「あるある用途」を人力実装したりすることになってしまいます。ツールがあった方がいいですよね。

storybook を使っているか

一回だけ使ったことがありますが、管理コストがかかるのでビジュアル設計がしっかりしているプロジェクト以外で導入してもあまり意味ないだろうなあと思います。
逆に、ビジュアル設計がしっかりしていれば、完全なる動くドキュメントになるので、管理コストを支払ってでも導入する価値はあるでしょう。

妊娠、出産のキャリア

この辺の情報確かにないですよね。私も当事者ではないのであまり考えたことはなく。福利厚生に恵まれた会社の女性エンジニアのツイッターをフォローしておくといいと思いますよ。

初心者にオススメの本

以下がおすすめです。

JavaScript

Vue.js

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP58フォローアップ(7)伊藤 由暁さん

7 years 7ヶ月 ago
2018年9月29日に都内で開催したCSS Nite LP58「Coder’s High 2018」のフォローアップとして、伊藤 由暁さん(まぼろし)の『現場で役立つCSSアニメーション』セッションのスライドなどを公開します。

メッセージ、補足など

この度はCSS Niteにご参加いただきありがとうございました! スライドの一部でテキストが重なって読めないミスがあり、大変申し訳ありませんでした…!

ウェブ制作の現場では、CSSアニメーションは不可欠な存在となりつつあります。アニメーションの追求には専門知識が必要で、それを習得しているデザイナー、エンジニアは多くはありません。にも関わらずウェブではアニメーションが「おまけ」のように扱われている側面があります。

おまけでちょっとしたアニメーションを入れたい、そういうオーダーを言ってくるクライアントが多いけど、「おまけ」で「ちょっとした」アニメーションで合意を取るのがどれだけ難しいかは、うなずいていただける方も多いでしょう。

とても幸いなことに、ウェブには素晴らしいCSSアニメーションがあふれています。それらを探し、再現し、ストックする。それだけで自分の武器が増えます。

CSSアニメーションはCSSで作られていますので、同じようにコードを書けば同じように動きます。この時点で難しさというのは極限まで下がっていると言って過言ではありません。あとは「なぜ素晴らしいと感じたのか」がわかれば、合意形成までの距離はぐっと縮まりますね。

発表の中の「ウケるアニメーションとは」でお話しした通り、全てのキモは「イージング」と「複数の動き」です。まずはイージングを工夫し、次に複数のプロパティーでアニメーションできるかどうか考えてみると良いです。

スライドと質疑応答の補足

easings.netをベースにイージングをカスタムする

cubic-bezier.comで3次ベジェ曲線を自分で調整するデモをお見せしたかったのですが、うまく行かず申し訳ありませんでした。

cubic-bezier.comでは青いハンドルと赤いハンドルをドラッグすることで自由にイージングをカスタムすることができます。Adobe Illustratorでのベクターツールをお使いの方なら調整にはさほどハードルは感じないかと思います。

ベジェ曲線がどうなっていると動きにどう違いが出るのか、体感できる非常に良いウェブサイトなので、少し時間を作って触ってみてください。

流行りのCSSアニメーションの探し方は?

僕が普段チェックしているのはCodePenですが、能動的に見に行くタイミングは「CodePen Spark」という無料メルマガが届いたときです。Sparkではデザインや機能が素晴らしいものやTIPS、ハック的なものが週一で紹介されており、その中でCSSアニメーションで作られたものがあります。それらをfavしておいて、あとで見返して詳しくコードを読み解き、手元にストックしています。

CodePenにも日本のユーザーはいます。アニメーションのクオリティと量共に、下記のお二方のCodePenは要チェックです。

僕のアカウトもあります! CSSアニメーションは全然作ってませんが、先日「写真エリアの中央のボタンにhoverすると、ボタンの外側の写真エリアもtransitionする」というのを作りました。ただしクライアントにはそんなにウケませんでした。

CSSアニメーションとJSライブリのアニメーションはどっちがいいの?

複数のアニメーションを連続で順番で再生したい場合、3ステップ以上あるアニメーションならJSで管理したほうが調整が楽です。CSSでは順番でアニメーションさせたいもののdelayが1つ変わったら後のアニメーションの全ての記述を見直さないといけないのでとても大変です。

前のアニメーションが終わったことをちゃんと検知して次のアニメーションを始めたいなどの場合はJSでの処理が必要です。その時はアニメーションは全てJSで管理するようにした方が楽です。実装時に見るべきファイルが少ない方が開発しやすさも上です。

表示パフォーマンスの面ではWebGLやcanvasを利用できるJSライブラリの方が上です。使い分けや各ライブラリの特徴はICS MEDIAの「現場で使えるアニメーション系JSライブラリまとめ(2018年版) ? TweenMax, CreateJS, WebAnimation, Velocityなど」の記事で非常にわかりやすくまとまっているので、参考になります。

アンケートへの回答

デザイナーさんとアニメーションを決めるときはどのようにしているか?

デザイナーさんからアニメーションを入れたいと言われたときは、まず「具体的にこのサイトで使われているやつなどあったらリンクを教えてください」と伝えています。そこでリンクを教えていただけたらそのまま利用するだけなので最も話が早いです。その上にこちらの提案を被せてもコミュニケーションが増えるだけですので、それはせずにありがたく指示を受け入れましょう。

アニメーションは入れたいけど、相手が詳細なイメージを持っていない場合、まず「どんな系統のアニメーションなのか」をヒアリングし、それに応じてアニメーションさせるtransition-propertyを決めます。

  • 大きさが変わる系→ width,height,transform: scale()を利用
  • 透明度が変わる系→ opacityを利用
  • 色反転する系→ colorbackground-colorを利用
  • 座標が変わる系→ top,left,transform: translate()を利用
  • 回転する系→ transform: rotateZ()を利用

ここからはクライアントに見せられるサンプルが必要になります。

例えば透明度が変わる系では、まずはピュアに要素丸ごとのopacityをアニメーションさせるサンプルを作り、そこからバリエーションを2つほど派生させ、それに応じた質問もあらかじめ用意しておきます。

  • opacityだけのもの→ 今は早く変化してゆっくり終わるんですが、逆でゆっくり変化して早く終わる方がいいですか?
  • 画像とテキストのopacityを別のタイミングで変えたもの→ 透過を戻す順番はテキストが先がいいですか?
  • opacityと一緒にscale()も変えたもの→ 透過を戻す前は大きい状態からスタートしますか?

このように、サンプルは極力少なくし、どれかをベースにしたコミュニケーションでアニメーションを調整して行くと意外とすんなり決まっていきます。

もちろん、もっと細かいバリエーションを見て決めたいと言われてしまったら、頑張って作りましょう…!

アニメーションがユーザーに与える影響の違いがあれば知りたい

「視線の誘導」としてのアニメーションがユーザーに与える影響が大きいです。わかりやすい例としてはブラウザの高さいっぱいにメインビジュアルが置かれたコンテンツです。ページを下にスクロールできることを示すアイコンや装飾を「スクロールヒント」と言いますが、それがゆったりアニメーションしていると、メインビジュアルを邪魔しすぎず、存在に気づいてもらうことができますね。

スマホコンテンツでも、一見すればスワイプできないエリアでも、指先のイラストが左右に動くアニメーションが表示されれば、ユーザーはそれによってスワイプできることを知れます。動いていることで視線を誘導し、動きの様子でユーザー操作を補助しているわけです。

アニメーションがユーザビリティを高めるシーンは多々あります。何がどのように変化するか、その先に何があるのかを知っているのは制作サイドの人間だけですので、アニメーションを活用すれば誰にとってもわかりやすいサイトが作れます。

サイト訪問者に効果があるのかわからない、うまく使えなさそうで悩む

発表では「CSSアニメーションは結論必要です」とでっかくお伝えしましたが、ない方がいい場合もあります。

  • 長すぎるduration
  • とにかくいろいろ動いて画面が騒がしい
  • クリックできないエリアがhoverでアニメーションする

こうなってしまうとユーザービリティが下がるだけですので不要です。一番重要視したいのは、アニメーションがあることでユーザーの助けになることです。あってもなくても同じであれば、制作側の自己満足にしかなりませんので、まずはその線引で分けてみましょう。

「回っている寿司は美味そうに見える」ともお伝えしましたが、回転寿司がイマイチ美味そうに見えない気がするのは、寿司が「全て」「linearで」「ずっと動いている」からです。情報が平坦化されて、どれも大事に見えなくなってしまうわけですね。イージングが違うレーンで旬のネタが流れてきたら、美味そうに見えるでしょう。

hoverやfocusをトリガーするアニメーションはあくまでPCベースのもので、スマホサイトでCSSアニメーションをどう活用できるか?

リンクボタンやハンバーガーボタンは、スマホでは指で隠れてしまってアニメーションに気づかない場合はあります。しかし、スマホサイトをスマホだけで見るとは限りません。CSSメディアクエリでスタイルを書き分けている場合、デスクトップブラウザでも画面幅を狭めればスマホレイアウトの状態を確認できます。ブラウザを見ながら執筆などの並行作業をしているときに、画面幅を狭くしている人はそれなりにいます。そういったユーザーにはスマホレイアウトでもhoverやfocusは有効ですので、スマホサイトだからアニメーションはいらない、と切り捨ててしまうのは早計です。

発表ではボタンのCSSアニメーションしか紹介できませんでしたが、ページ内リンクのスムーススクロールやドロワーナビのスライドインでも、イージングの活用は可能です。

SPA(Single Page Application)で現在いるページがアニメーションで消えてから次のページを表示する場合なども、ただopacity :0にするだけのアニメーションより、各要素がtransform: scaleY(0)にもなる、テキストと画像が順番に画面外へフレームアウトして消えるなど、様々なパターンが考えられますね!

デモを作るときに凝りすぎてしまってやめどきがわからない

鬼の心で止めましょう。「やりすぎかな?」と思ったらほぼ確実にやりすぎています。

僕が担当してきた案件では、CSSアニメーションは下記の5種類のパターンが多いです。

  • 大きさが変わる系
  • 透明度が変わる系
  • 色反転する系
  • 座標が変わる系
  • 回転する系

これらそれぞれで派生があればサンプルとしては十分です。似たパターンをたくさん用意してもその違いを判別できるクライアントは多くはありません。派生は、複数の動きを持つものと、イージングが違うものがあれば3つ程度で良いです。

また、アニメーションさせるトリガーとしては

  • ホバーしたとき
  • クリックしたとき
  • 一定時間が過ぎたとき
  • スクロールで画面に入ったとき

が主だったものです。hover以外を再現するにはJavaScriptの助けが必要になりますが、サンプルとして見せるならどれもhoverにしておいたほうが、すぐにアニメーションを発動させられるので確認がスムーズになります。

それらを見せながら「スクロールで画面に入ったときに、大きくなりつつopacityが0から1になる感じですね」などといったコミュニケーションが取れるようになれば、サンプルとして十分役割を果たせています。

もし差し支えなければ、レビューしますのでご連絡ください! コードの良し悪しではなくサンプルとしての過不足をお伝えできます!

CSSアニメーションのパフォーマンスについて聞きたい

CSSアニメーションのパフォーマンスというと、transform: translate3d(0,0,0)のような、Null Transformと呼ばれる「おまじない」を利用してGPUレンダリングさせる手法が古くからあります。

.elem {
	  width: 50%;
	  height: 50%;
	  background-color: tomato;
	  transform: translate3d(0,0,0); /* 強制的にGPUレンダリングさせる */
	}
	.elem:hover {
	  width: 200%;
	  height: 10%;
	  background-color: gold;
	}

GPUレンダリングで表示パフォーマンスが向上することは事実です。特に座標が変わる系では効果が顕著です。

僕がこれまで案件をやってきて、CSSアニメーションの表示パフォーマンスの改善が難しかったのは以下のパターンです。

  • パララックス
  • 画面全体で動いている
  • 長大なアコーディオンの開閉
  • 写真やイラストなどラスター画像を動かしている
  • 一度に動かす数が多い
  • 一度に動かす距離が長い
  • 画面スクロール中に動かしている

上記のパターンはNull Transformを利用してもほとんど改善できません。GPUレンダリングをしていても、その範囲が大きいとか数が多いと効果が出にくいようです。

さらに、ラスター画像を動かす場合は transform: translate3d(100%,0,0) で要素を画面の右へ追いやるよりも、left: 100%の方が表示パフォーマンスが良いケースも過去にありました。

一方、ボタンなどのマイクロインタラクションでは、Null Transformを意識しなくても表示パフォーマンスに体感で影響が出ることはほとんどありません。ですので、今回のデモでもNull Transformは使用しません。

CSSアニメーションをオーダーされた時は、必ず「表示が重くなる可能性」と「表示パフォーマンスを改善できない可能性」を説明します。それを理解した上でやりたいならば、もちろんやります。

BEMでElementの中にも要素があるので、そのElementもBlockにしたいがどう命名すれば良いか?

CSSアニメーションの話ではないのですが、僕はBEMが大好きなのでこれには答えざるを得ません。

ElementもBlockである場合とは、例えば、下記のようなHTMLでしょうか。

<div class="p-split">
	  <div class="p-split__col  p-code"><!-- p-split__col が p-code を兼ねている -->
	    <div class="p-code__header">...</div>
	    <div class="p-code__body">...</div>
	  </div>
	  <div class="p-split__col  p-view"><!-- p-split__col が p-view を兼ねている -->
	    <div class="p-view__header">...</div>
	    <div class="p-view__body">...</div>
	  </div>
	</div>

個人的にBEMでElementとBlockを兼業させるのはオススメしません。なぜならば、p-codep-view Blockのスタイルがp-split__colに依存するCSSで構成される場合があり、別の場所でp-codep-viewだけで使ったときにスタイルが成立しなくなる可能性があるからです。依存があるのかないのかがまちまちですと、メンテナンス性は下がりますね。

ですので、「依存がない」に統一するために、ElementとBlockを兼業させず、Blockだけで常に独立しているHTML構造にするべきです。

<div class="p-split">
	  <div class="p-split__col"><!-- p-split__col でしかない -->
	    <div class="p-code"><!-- p-code でしかない -->
	      <div class="p-code__header">...</div>
	      <div class="p-code__body">...</div>
	    </div>
	  </div>
	  <div class="p-split__col"><!-- p-split__col でしかない -->
	    <div class="p-view"><!-- p-view でしかない -->
	      <div class="p-view__header">...</div>
	      <div class="p-view__body">...</div>
	    </div>
	  </div>
	</div>

では、ElementとBlockを兼業させないことを守った上で、p-code Block が p-split__col Elementの中にあるゆえに必要なスタイルは、どう書かれているべきでしょうか? Modifierで管理しがちですが、Modifierは使いません。理由はいくつかあります。

  • 命名が難しい
  • 使いまわさないModifierになる
  • シングルクラスのModifierのSass管理しづらさ
  • マルチクラスのModifierのHTMLの冗長さ

まず命名が難しいです。先ほどのHTMLの、p-split__colの中にいるp-codeにどんなModifierをつければ妥当でしょうか。--inSplit__colでしょうか? --blackBack でしょうか? 悩む時間の無駄さが半端ないです。ただでさえElementの命名で悩んでいるというのに。

そして悩んで命名したけど p-split__col の中以外の場所では使わないModifierになったりしませんか?

シングルクラスBEMにしているとSassのextendを使わないとしんどいですよね。そのときもextendを使うルールも決めておかないとあとあと管理できなくなってきます。

かと言ってマルチクラスBEMでModifierつきの名前をHTMLに併記すると、これがまた冗長すぎて苛立ってきませんか。

ということで、普通に子孫セレクタにして良いです。

.p-split__col .p-code {margin: 30px;}

scssファイルはBlockごとにファイル分割し、_p-code.scss のファイルに p-split__col の中にいるときのスタイルを記述しましょう。

.p-code {
	  .p-section__col & {
	      margin: 30px;
	  }
	}
	
	.p-code__header {...}
	.p-code__body {...}

これらの管理手法は「細かすぎるけど伝わってほしい私的BEMプラクティス30(ぐらい)」を参考にしています。

さて、BEMの理解でつまづくのが、「Element=Block直下の要素」という先入観です。これは明確に誤りで、ElementはElementを入れ子にすることができます。

<ul class="menu">
	    <li class="menu__item">
	        <a class="menu__link" href="https://">...</a>
	    </li>
	</ul>

https://en.bem.info/methodology/html/#nesting-of-elementsより

ですので、「Elementの中にも要素がある」からといってBlockにしなければならないわけではなく、そのままElementを増やして良いです。その際に命名に困るというのがBEMあるあるですが、そこは割り切っていくと気持ちが軽やかになるでしょう。割り切りとは、以下のような命名を受け入れることです。

<div class="p-split">
	  <div class="p-split__inner">
	    <div class="p-split__inner2"><!-- 割り切りポイント -->
	      <div class="p-split__col">
	        <div class="p-code"></div>
	      </div>
	      <div class="p-split__col">
	        <div class="p-view"></div>
	      </div>
	    </div>
	  </div>
	</div>

おわかりでしょうか、 p-split__inner2です。 __innerの中に別の「インナー的なもの」が必要になったとき、こうして番号をつけてしまうことで考える時間をぐっと減らせます。無理して命名しなくてもいい、命名で困ったらブロックにしてもいい、そんなくらいに考えると良いです。もちろん別の場所で独立したBlockとなるものはちゃんとBlockにしましょう。

ElementはElementを入れ子にできると書きましたが、「Elementを繋いだセレクタを作って良い」とは言っていませんので、注意してください。Elementを繋いだセレクタとは、.menu__item__link とったものです。これはBEM的にもやってはいけないとされています

終わりに

アンケート全体として、easings.netのcubic-bezier() を見比べられるサンプルにご好評をいただく声が多く、大変嬉しく思います。

ウェブサイトとして参照するだけでなく、リポジトリをフォークし、自分の客先に提案しやすいように色や大きさを自由にカスタマイズしてご利用ください。

ありがとうございました!

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP58フォローアップ(4)井水 大輔さん

7 years 7ヶ月 ago

2018年9月29日に都内で開催したCSS Nite LP58「Coder’s High 2018」のフォローアップとして、井水 大輔さん(エスファクトリー)の『』セッションのスライドなどを公開します。

実サイトで学ぶウェブ解析のキホン

井水 大輔さん(S-FACTORY)を講師にを迎え、実サイトを例に公開コンサルティングのようなカタチでウェブ解析について学びます。

  • 1月28日[月] 19:30-21:00
  • https://cssnite.doorkeeper.jp/events/85104

メッセージ、補足など

『コーダーも知っておきたい解析事情2018』のセッションを務めました井水@190cmです。

質問させていただたた際に普段は解析に関わっていない方が半分ほどいらしたので、ちょっとドキドキしました。

しかし、終わってみればアンケートでは「解析は必要だと思った」「タグマネ使う!」「データ活用の重要さがわかって興味がわきました」など、多くの意見をいただきウェブ解析に興味持ってくれた方が増えてうれしい限りです。ありがとうございました。

アンケートでいただいた質問に関して

(質問)GAのグローバルサイトタグは<head>の直後とありましたが具体的には<title>の上とかでしょうか?

(質問)タグマネージャーのタグ、「<head>のできるだけ上の方に入れて」って言われたんだけどそれも<head>直後でいいんかな?

<head>のなるべく上の方がいいのですが文字コード指定の前にくるとよくないので<meta charset="UTF-8" />の直後がベスト位置です。

(質問)タグマネのタグを</head>の直前に入れてますが大丈夫でしょうか?

基本的には<head>直前でも問題なしです。

Optimize系のタグをGTM(グーグルタグマネージャー)で入れる場合には、なるべく早くタグを読み込む必要があるので、head要素のなるべく前にします。グローバルサイトタグも基本的には問題ありません。

(質問)電話タップは測定できますが、発信までは測定できないのでしょうか?

発信は測定できません。あくまでタップした回数が計測さるので誤タップやその後、電話がつながらなかった回数も計測されてしまいます。

(質問)WPでヘッダー(header.php)に共通でいれている電話ボタンでもページごとにトラッキングできるのでしょうか?

(質問)TELクリック計測で、ヘッダーやフッターのような共通ファイルで同じコードの場合はどうやって分析するのか知りたい。

タグマネを使用するとページのURLを合わせてひっぱってくることができるので同じIDをふっていてもどのページで電話ボタンがタップされたか計測が可能です。

(質問)タグマネージャーを勉強するための書籍やサイトはありますでしょうか?

ウェブで読めるコンテンツとしてはGoogle公式タグマネージャーヘルプがあります。

ただし、文章が多く実際設置するとなると不明点がでてくるかもしれません。そんなときには「GTM+設置したいタグの名称」で検索すると関連ブログを見つけやすいです

。タグマネに関する書籍は現在2冊でています。

(質問)昔からアナリティクスが入っているサイトにgtag.jsを足してくださいといわれれることがあります。2つタグが入っていても平気ですか?

同じプロパティIDのGAタグを同時に設置すると2重計測となりPVが2倍になったり直帰率が0になったりするので要注意です。

(質問)「ここにタグいれますか?」とか上流工程のときに聞いてもタグがくるのが遅いです。何の情報と一緒に渡して聞けば実装前にタグを発行してくれますか?

スケジュールの共有の際にタグの受け渡し日程も含めるとよいです。

〇〇日を過ぎると手間が増えるのでスケジュールがずれ込む可能性があるという認識を持っていただくと遅れることは少なくなると思います。

(質問)さまざまなチームでページの作成を行う環境で、それぞれがデータを取得したい場合使用する変数の管理をするのに良い方法はありますか?

今回少しだけしたお話しした取得設計書を使うと良いでしょう。

フォーマットは各チームが使いやすいように作ると良いと思いますが、一覧で確認できるシートを皆さんで共有することで重複や抜け漏れなどのミスを防ぐことに役立ちます。

(質問)GAをいれていますが、サーバーのアクセスログの方が正確だからとデータ抽出を依頼されていて、どうしたらよいか悩んでます。実際のところデータの正確性はどの程度あるのでしょうか?

おそらくサーバーログはリクエストがあった時点でアクセス情報を記録するので正確性が高いといわれていると思いますがそこでいう正確性よりどんな値を取得したいかの意見を聞いてみてはいかがでしょうか?

今回お話したようなGAでないと取得できないデータを活用したい場合はそもそもサーバーログ方式だとむずかしいという話ができそうですし。

またGAのようなウェブビーコン方式(ブラウザのクッキーを利用して計測する方式)とサーバーログ型では取得方式が違うので状況によって正確性が変わります。取得したい数値が取得できるのでればどちらでも構わないと思いますが、大事なことは100人訪問がある際に103と計測するか101と計測できるかという正確さより、同じツールで取得される数値をもとに今と過去や未来の数値を比較することです。

(質問)classでクリックを取得したいということで対応したことがありましたがすべてコーダーで対応しました。どこまでが通常コーダーで対応すべき範囲でしょうか?

基本的にはソースを書き換える部分がコーダーさんの対応範囲かと思います。タグマネの設定はマーケター、ディレクター、アナリストなどがやることが多いですがチームの取り決め次第の部分もあるので量が多い場合はどれくらい工数がかかるか共有して作業を進めると良いでしょう。また分析する人がタグマネの設定をしていないと分析する際にどうなってるかわからず困ることも知ってもらうと良いかと思います。

(質問)他にも役立ちそうなツールはありますか?ヒートマップツールを入れてますがうまく使いこなせている感がないので。

あまり次々にツールを導入すると管理しきれなくなるのでまずはGoogleアナリティクスをはじめ導入しているツールを活用することが重要です。

(質問)これだけは必ず入れておいた方が良いという解析ツールはありますか?また集めたデータはどのように分析していますか?

ひとつ数字を見る際に気を付けることは、いきなり数字を見ないことです。予め個々の数字はこうだろうなという予測をたててから結果を見ます。予想通りであれば仮説が合っていたということでそのままの方向で進めると良いですし、予測値と乖離があればなぜそうなったかを深堀出来るからです。

(質問)会社の方針でLP・解析・課題抽出・改善までサポートする動きになり勉強をはじめたのですが、この場合は「AB」テストなど改善方法に応じたテストパターンなどのところまでコーダーは理解している必要はありますでしょうか?

理解しているに越したことはないですが、それぞれ役割があると思いますので最低限どこまで理解しているとコミュニケーションがうまく進むかチーム内で確認しておくと良いでしょう。

最後に

データを活用したマーケティングは今後ますます加速していきます。クライアントや自社の予算も今後ますますデータ活用にさかれる割合が増えてくるでしょう。

ニーズは間違いなく高くなってくるので、そんな時にコーダーとしてどんな価値を提供できるかをこのセッションを通して改めて考えるきっかけになっていただければ幸いです。

SNSでも情報を発信していきますのでぜひお気軽に交流ください。

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP58フォローアップ(5)阿部 正幸さん

7 years 7ヶ月 ago

2018年9月29日に都内で開催したCSS Nite LP58「Coder’s High 2018」のフォローアップとして、阿部 正幸さん(モチヤ)の『Webサイト表示速度改善手法』セッションのスライドなどを公開します。

ハンズオンで学ぶBootstrap 4の基礎

阿部 正幸さん (Mochiya)を講師にBootstrapの基礎と、実際にプロとして使うためのノウハウをセミハンズオン形式で学びます。

  • 1月10日[木] 19:30-21:30
  • https://cssnite.doorkeeper.jp/events/85093

メッセージ、補足など

CSS Nite LP58 Coder's highに参加いただきました、皆さまありがとうございました。
Webサイトの高速化に登壇させていただきました、モチヤの阿部と申します。

セッションでは若干緊張しており、伝えもれてしまったことがありますので、こちらでフォローアップさせていただきます。

今回のセッションで一番伝えたかったこと

今回のセッションで一番お伝えしたかったことは、Webの高速化を行うには、なぜ遅いかを知るための原因調査がもっとも重要です。
原因を調査し高速化の対策を実施します。

速度調査ツール

まずはバックエンドに原因があるのか、フロントエンドに原因があるのかの大雑把な調査を行うためには、速度調査ツールを使うと良いでしょう。

バックエンドに原因がある場合

今回私のセッションでは主にバックエンドの施策の話をさせていただきました。
バックエンドで重要になるのが、キャッシュと、データベースの効率化で、下記の対策があります。

  • サーバー引っ越し(スペックアップ)
  • サーバー内部キャッシュを入れる
  • データベース設計見直し、キャッシュを入れる
  • データベースインデックス作成

「サーバー引っ越し(スペックアップ)、サーバー内部キャッシュを入れる、データベース設計見直し、キャッシュを入れる」 は、インフラエンジニアが必要ですので、今回のセッションは説明を除外させていただきました。

データベースインデックス作成について

データベースのレーコード数が多い場合、データベースインデックスを作成することにより高速になることが多くあります。
インデックスの確認や作成は、レンタルサーバーでも利用ができる、phpMyAdminからでできます。

インデックス作成時の注意点

  • 必ずテスト環境で行う
  • インデックス作成後は、しっかり検証を行う
  • CMSのコアファイル、モジュール、Pluginのソースコードは変更しない

セミナー中は、気軽にインデックスの作成をしてみようと捉えてられてしまような発言をしてしまいましたが、インデックスの作成はメリットもありますが、デメリットも存在ます。

インデックス作成の目安は、スロークエリ(Slow query)を使って、遅いSQLの箇所を特定し、そのSQLのWHERE(検索条件)に対して行うのが有効です。
多くのシステムは適切なインデックスが作成されており、検索を高速に行っています。

またSQLの書き方によっては、インデックスを作成しただけでは早くならないケースも存在ます。原因がSQLにあると分かった時点で、一度エンジニア相談してみると良いでしょう。

インデックス作成のデメリットについて

上記でインデックス作成は必ず検証をしてくださいとお伝えしたのは、デメリットも存在するからです。
デメリットは下記の通りです。

  • レコード数が少ないと速度は変わらない
  • SQLの書き方が悪いと速度は変わらない
  • データ追加時の動作が重くなる
  • データベース容量が増える

検証

様々な施策を行ったあとは負荷をかけて、速度検証を行うことが重要です。

Apache bench

Apache benchはWebサーバーの性能をしらべることができます。
Macの場合はターミナル画面を起動し下記のコマンドを実施してください。

ab -n 250 -c 50 http://example.com/
  • -n : トータルで発行するリクエスト数(250リクエスト)
  • -c : 同時接続数(50同時接続)(最初は少ない数値で実施し、少しづつ負荷を上げる。共用サーバーで高い負荷をかけすぎないでください。)
  • Failed requests : エラーの数ですので、ここが「0」だと良い結果です。
  • Requests per second : 1秒間に何リクエスト応答できたかの数値です。高い数値の方が良い結果です。

LOAD IMPACT

LOAD IMPACTは、1日5回までの検証が無料で行うことができます。

  • Vus : バーチャルユーザー数
  • r/s : 1秒あたりのリクエスト数
  • Response time : 応答時間

質問の回答

サーバーをホスティングで運用していて、.htaccessで、なかなかキャッシュコントールやgzipがやりたくてもできない場合はどうすれば良いか。

昨今のホスティングはデフォルトでgzip圧縮配信されています。もしサーバーが対応していない場合は使えませんので、ウェブサーバーの引っ越しを検討してください。
ブラウザキャッシュについては、ウェブサーバー側でデフォルトの設定がよく入っていますので、ChromeのDevToolsから確認をしてみてください。
(確認方法スライドに追加いたしました)
入っていない場合は、.htacessに下記を追記することで、追加できます。

<Files ~ ".(gif|jpe?g|png|ico|svg)$">Header set Cache-Control "max-age=1209600, public"</Files>

キャッシュのクリア方法

キャッシュのクリア方法は、キャッシュの設計と同じくらい重要です。
理由は、キャッシュのクリアタイミングが適切でないと、お客様から「記事更新したんだけど反映されない」と必ずクレームに繋がります。
ですので、記事が更新されたら、同時にキャッシュがクリアされるようにシステムを設計する必要があります。

例えばWordPressと、CDNを導入している場合は、WordPressの記事が更新されたことをフックにCDNのキャッシュをクリアするAPIをたたいて削除します。
DBの内部キャッシュを使っている場合も同様に、記事が更新されたら、DB内のキャッシュをクリアするようにプログラミングしておきます。

Lazy Loadの画像遅延読み込みに関してSEOでは非推奨と聞いたがどうなのか。

Lazy Loadは、コンテツサイズが大きいものに関して使うと有効です。
例えば動画をトップに表示したい場合、実案件で下記のような要件がありました。

  • [実際にあった要件:動画コンテンツ]
    最初の読み込み時は静止画を表示しておいて、非同期で動画読み込み、動画の読み込みが終わったら、静止画と動画を切り替える。
  • [実際にあった要件:画像コンテンツ]
    画像の読み込みはスマホ用の画像(軽量)を初めに読み込んでおいて、PCの場合はPCサイズ用の適切な画像をあとから差し込む。
    スマホファーストの場合は有効な手段で、SEOには影響しません。

デメリットとしては、PCの場合は別途で通信が発生してしまいます。しかし昨今のサーバー環境はHTTP2や、画像圧縮での配信など、ものすごく画像数が多くない限り問題になることは少ないです。

遅延読み込みがSEOで非推奨な理由は、Googleは遅延読み込みをした画像を検索用インデックスに登録できないからです。
その画像がSEOに必要ない場合は、遅延読み込みをしても問題ないですし、表示速度を落としてまで、画像を沢山読み込みたいということも無いでしょうから、適切に導入しても良いのではないでしょうか。

さいごに

イベントに参加いただきました皆さまありがとうございました、また皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
下記は私のソーシャルアカウントです、お気軽にフォローいただけると幸いです。

CSS Nite実行委員会

CSS Nite LP58フォローアップ(2)水越 佑介さん

7 years 7ヶ月 ago

2018年9月29日に都内で開催したCSS Nite LP58「Coder’s High 2018」のフォローアップとして、水越 佑介さん(リーグラフィ)の『コーダーとデザイナーの溝を埋める、業務改善のタネ』セッションのスライドなどを公開します。

コーダーは、プロジェクトの中盤で活躍するポジションのため、上流からの要件変更やスケジュールの調整によって、苦労されている方も多いと思います。ですので、一つ上流にあたるデザイナーとの関係性は、特に重要です。

アンケートで頂いた貴重なご意見、ご質問に関して

ご紹介した事例に共感していただけた方が多かったのですが、一方で「デザイナーがやるべきことをコーダーが負担するのはちょっと…」と感じた方もいらっしゃったようです。実際の現場では、デザイナーやディレクターからの「歩み寄り」が必要不可欠です。例えば、Adobe XDのデモでお伝えした「レスポンシブの状態を確認する」については、デザイナーの方からアプローチしてもらった方が、より確実です。無理にデザイナーが担当する業務領域に踏み込む必要はありません。

(質問)各ロールの役割が曖昧になりそうですが?

役割分担については、プロジェクトによりますので、進行管理を統括するディレクターと相談してください。デザイナーからの歩み寄りが期待できる場合は、例えばふんわりした指示ではなく、具体案をデザイナーの担当領域として意識してもらってください。

(質問)気持ちコーダーに負担かけすぎでは?
(質問)コーダー側がかなり譲歩している印象でしたが、コーダー側から教育という部分では何かされていますでしょうか?

デザイナーとの協業の中で発生する「溝」を、全てコーダーが埋めることは、現実的に難しいでしょう。デザイナーが負うべき責任範囲も当然ありますので、遠慮なくデザイナーにコミュニケーションをとり、できるところはやってもらって構わないです。デザイナーが苦戦しそうなテクニカルな部分をコーダーがサポートできれば、良い関係が気づけて、お互いの負担が減るのではないかと思います。
教育という言葉が適切かわかりませんが、特にコンポーネント思考については、デザイナーにもコーダーにも共通して理解を深めるよう配慮しています。

(感想)数値でフィードバックをもらわないというやり方に、少しとまどいました。

フィードバック自体が明快で、完成後のイメージを改めて共有するまでもないシンプルな問題の場合は、数値でのフィードバックは効率的でベターですね。
でも、デザイナーにとって、その数値が想定外だった場合はどうでしょうか。改めてデザインを検討し、コーダーに返すことになります。この手間をデザイナーが負担するか、コーダーが負担するかの問題は「役割分担」の話になります。

(質問)コーダーから見るとミスに見えるが、デザイナーは意図していることが多いパターンの例はありますか?

  • 視認性の低い極小の文字、コントラストの低い文字など
  • マウスホバーで明るくなりすぎて見づらいボタン
  • リピートしてもよさそうな背景画像(グランジテクスチャの紙っぽいイメージ)がリピートできない

このようなデザインに対しては、アクセシビリティや表示速度の観点で不都合になるケースが多いので、デザイナーに確認したいですね。

(質問)コミュニケーションがとれないデザイナー・コーダーとのやりとり、先回りする行動など知りたかった。

デザイナーとコーダーが全く接触できないということであれば、体制を見直してみてはいかがでしょうか。

(質問)デザイナーが気分屋の場合は?
(質問)Web制作にアジャイルはないか?

コーダーにデザインデータが渡った後でデザインがころころ変わるということであれば、その意図をまず確認してください。そもそもプロジェクトの進行の仕方に問題があるか、プロジェクトの根本部分がぶれている可能性が高いですが、アジャイル的な開発の進め方をしている場合は、そうとも言い切れません。ディレクターに協力してもらいましょう。

(質問)XDでは細かいことができなさそうと考えて、Photoshopばかり使っています。全てXDでデザインするのでしょうか?

同様の質問を多数いただきましたが、XDだけでデザインカンプの全てを完遂することは、あまりありません。写真加工やPhotoshop、ロゴなど文字間隔を調整する場合はIllustratorというように、適材適所でツールを使い分けます。

(質問)社内全てにAdobe XD導入って、お高いんでしょう?

Adobe XDは、一部機能が制限された無料版があります。(2018年9月現在)詳細は 「プランを比較する | Adobe XD」をご覧ください。

(質問)XDはSketchよりいいですか?

どちらが優れているかということについては、どちらも優れているとしか言えないです。個人的にはXD推しです。デザイナーやディレクターにとっても、とっつきやすいツールです。

(質問)デザインカンプをPhotoshop8割、Illustrator2割で作っている環境です。今後、制作において、InDesignを使用した方がいいと思いますか?その理由はありますか?

InDesignをウェブサイトのデザイン制作に利用した経験がなく、「使用した方がいいかどうか」の判断はできかねます。

(質問)デザインガイドはどのように作られていますか?

色々な手法があるかと思いますが、弊社では主にAdobe XDで、クライアントに向けて作成しています。ウェブサイトのUI策定の基準になると説明し、合意を得ておくケースが多いです。タイミングとしては、コーディングよりも上流の「UI要件」で作成します。

(質問)スライドで使用しているフォント気になる…

フォントは「筑紫A丸ゴシック」です。ちなみに、イラストは、Adobe Stockの「jesadaphornさんのポートフォリオ」から選ばせていただきました。

(質問)画面共有をするサービスを、もう一度教えてください。

appear.inです。非常にシンプルで、簡単に無料で利用できるのでおすすめです。
チャットや画像の共有のみでしたら、チャットワークやSlackといったアプリケーションもいいと思います。いずれも弊社では実案件で利用しています。

CSS Nite実行委員会

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