写真や動画でアピール! インスタ映えで集客?はじめようInstagram連携

「集客を考える、ホームページかんたん改善ポイント講座」では、「はじめてWEB(Jimdo)」を使ったホームページのちょっとした集客のための「改善のアドバイス」をお送りいたします。多くのホームページは「ここを直すだけでもっと人が来る」というポイントが存在します。
このコラムでは、JimdoExpertの「なっちゃん」と、「がじろう」が実際にあったお客さまの相談や悩みをもとに、ホームページの集客改善をどのように行えば良いのかを、掛け合いでお伝えしていきます。
今回のテーマは、Instagram(インスタグラム)。新興のSNSながらも世界的にシェアを伸ばしているInstagramの紹介とJimdoの連携方法をお伝えいたします。


・・・何をやっているんですか?

ん?・・・・何ってインスタに投稿しようと思って、ネコの写真を撮ってんだよ。

何をちょっと逆ギレしてんですか。見て察しなさいという態度は、イマドキ上司として失格ですよ。

あれ・・・なんか、申し訳ない。。。

ネコの写真をインスタに投稿して、喜ぶ人いるんですか?

それがさぁ意外に大勢いたんだよねぇ。世界中のネコ好きの方たちが「いいね!(ハートマーク)」をしてくれたり、コメントをくれたりさー。嬉しいんだよ。

その中に海外の美しい女性がいたりして、さらに調子にのって喜んでしまうと・・・。

そうそう、本当に美人さんが多いんだよ。だからもう頑張ってネコの写真を・・・ハッ!?

・・・・・(白い目)。

うっ・・・ま、まぁ、今回はInstagramについて話していこうか。
Instagramとは
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンを使って、かんたんに写真や動画を共有することができるSNS。写真や動画に特化したサービスであり、コミュニケーションの煩わしさを感じることが少ないために世界的に人気のサービスとなっている。

質問ですー!Instagramって集客に使えるんですか?

何か新しいサービスができると、その手の質問が増えるね。

あ・・・がじろうさんが何を言いたいかわかってしまった。

でしょ?集客が上手な人は、何を使っても集客するんだよ。
それに対して、使えるとか使えないとか言ってしまう自称専門家がだな・・・。
ご、ごほん、そんな事ばかり言ってしまっては、このコラムが終わってしまう。

ですよねー。

Instagramへの登録方法や使い方は、ネットで検索すればたくさん情報があるので、ここでは割愛するよ。
これをどう使って集客につなげることができるのか、ここを考えてみよう。

お。前向きな発言。
お店や企業のアカウントでやっておくと良いこと
- 基本情報をキチンと載せる
- 特徴がわかる写真や動画を投稿する
- 適切なハッシュタグを活用

Instagramを使うにあたって、やっておくと良いことをまとめてみたよ。

特に変わったことは無いですね。

そうだね。特に変わったことは言ってない。裏を返せば、当たり前のことをしていない人が多いんだ。

なるほど。Instagramを見ていて美味しそうなランチの写真を見つけて、情報が無いとかありますよね。

個人の趣味で投稿しているなら、それでも良いけどね。お店や企業として投稿するなら、所在地や営業時間をプロフィールに掲載したり、各投稿には商品名などは掲載しないと、その先が望めないよ。

企業アカウントなのに、お子さんの写真が多いとかもありますね。

そもそも何屋さんなの?それがわかる写真や動画を掲載しないとね。集客をしたいと思うなら、自己満足の投稿は避けたいところだね。さっき、なっちゃんが言ってた「美味しそうなランチ」って言葉、これも重要で・・・。

お!天才の私が、知らず知らずにその才能を見せてしまいましたか?

ユーザーが気になる写真や動画には、それぞれ理由がある。無意識に見ていても、そこには興味が存在するから見るんだ。さらにその写真を見て、感情を喚起することができたらより、集客につながりやすくなる。

ふっふっふ・・・知ってましたよ。(と、言っておこう)
美味しそう・楽しそう・かわいい・かっこいいとかを思う感情ですよね?

そう。美味しそうと思えたら、次に食べてみたい。行ってみたいなどの行動に変化しやすくなる。だから、お店の特徴となるものの写真や動画は必須になるね。さらに情報を補足するためにハッシュタグを利用する。

「#」のように半角のハッシュマークを付けたものですよね?ハッシュタグ。

その通り。お互いにフォローしていなくても、ハッシュタグをクリックすることで目的に近い投稿にたどり着きやすくする仕組みで、絞り込みができるんだ。

「#山形ランチ」と検索すれば、山形県や山形市内のランチの写真が出てきますよね。

ハッシュタグをそのように検索で使う人は、より「#山形ランチ」に興味を持つ人と言える。そういった人たちが見ることで、プロモーションにもなり得るよね?
だから適切なハッシュタグを付けることが大切なんだ。

やたらめったらハッシュタグを付ける人もいますけど、あれはどうなんですかね?

関連性があるのなら悪いとは言わないけど、情報の種類によってはノイズになってしまうし、あまりにも多いハッシュタグは利用者からは無節操に映るので、ビジネス利用をするなら厳選して欲しいところだね。

そしてコミュニケーションですね。

とくに気をつけるという点では、あえて書いてはいないけど、SNSはコミュニケーションのツール。ユーザーにとって気になる投稿には質問や感想などのコメントが付く。これには丁寧に応対して欲しいね。たとえ相手が遠方の方、海外の方であってもね。

飲食店や宿泊業の方など、インバウンドにつながる可能性も秘めてるってことですか?

おお、察しが良い!その通り。恐れずにコミュニケーションをして欲しいね。さらに、来店されたお客さんや常連さんの許可をいただいて一緒に写真を撮って掲載するとか、コミュニケーション方法も工夫すれば様々なことができる。

ああ、そっか。「楽しそうだなぁ。」とか思ってもらえますよね。

投稿を見た人にどのように思ってもらいたいのか、さらにどんな行動をとって欲しいのか。そこを考えることで、どんな投稿をするべきか見えてくるハズだね。
さらに、Instagramを自社のホームページに掲載することで、ホームページでは伝えきれない魅力を手軽に発信することができる。

おっ!出番ですね!

そう出番だよ(笑)はじめてWEB(Jimdo)にInstagramを連携する方法を説明してください~!

お任せあれ!
InstagramとJimdoの連携 表示コードの貼り付け

まず、Jimdoでホームページがある。Instagramのアカウントがあることが前提でお話しますね!
Instagramを埋め込みたいJimdoのページで、[コンテンツを追加]→[その他のコンテンツ&アドオン]→[Instagramフィード]をクリックします。
すると、下図のような画面になります。

Instagramを埋め込みたいJimdoのページで、[コンテンツを追加]→[その他のコンテンツ&アドオン]→[Instagramフィード]をクリックして図のような画面になる。

ふむふむ。

ここに書かれている案内分に添って設定をするのですが、まずは「1. ここをクリックして表示されるコードをコピー」をクリックします。
するとポップアップで画面がもう1つ現れてコードが表示されます。
表示されたポップアップ画面右上の「Copy」(下図:赤枠部分)をクリックしてコードをコピーします。

ちなみに「Copy」が「Copied」に表示が変わればOK なんだね。

ここでJimdoの画面に戻り、下のボックスへ「貼り付け」して、「保存」をクリックすると、Instagramの画面が表示されます。

表示されたポップアップ画面右上の「Copy」(赤枠部分)をクリックしてコードをコピー。「Copied」に表示が変わればコードがコピーされている。画面下の「Close」をクリックするとポップアップした画面が閉じる。

Jimdoの画面に戻り、下のボックスへ「貼り付け」して、「保存」をクリックする。

ん?知らない写真が表示されてるな。なんだろ、この画面。

手順は合っているので、ここでコーヒーでもいただきましょうか。

おいおいおい!まさかここで完成じゃないよね?

大丈夫!次のステップで、自身のInstagramアカウントを表示させる設定をしていきます。
InstagramとJimdoの連携 自身のInstagramアカウントを表示させる

ふぅー。このコーヒ美味しいですね。これは、苦味と酸味の良いバランスの…キリマンジャロですか?

さすがだね。近所のドラッグストアで安売りしてたブレンドだよ・・・(笑)

……。
えー、さて。では、早速続きです。ここからは、Jimdoではなく「POWr Editor」というWebサービスを使っていきます。

コンテンツ内の上部に表示される「Edit Instagram Feed」ボタン(下図:赤枠部分)をクリックしてください。

保存が成功するとこのような画面が表示されます。上部に表示される「Edit Instagram Feed」ボタン(赤枠部分)をクリック。

すると、先ほどのようにポップアップの画面がまた表示されます。ここからは、Instagramとの連携を設定していくことになります。
まずは、「gettyphotography」と表示されている赤枠の部分をクリックしてください。

画面が変わりますので、続けて「Social Feed Type」部分は「Instagram」のままで、「Enter a @username or #hashtag(eg ‘ladygaga’ )」と表示されている枠には、ホームページと連携したいご自身のInstagramのアカウントを入力してください。画面の例では「@gazikobo」と入力しています。

あ、なんとなくわかった。「Enter a @username or #hashtag(eg ‘ladygaga’ )」とあるところは、ハッシュタグを使って画像を表示することもできるってことだね。「#山形ランチ」みたいに。

そうです。そうです。

ところで、ポップアップ画面下にある「Max posts to display」は何?

これは「表示する投稿の数」を設定するところです。最新の投稿1つだけを表示したい時は「1」にすると、調整できます。 ただ、この設定は無料版だと「1~6」までしか調整できません。もっとたくさん表示したい場合は、有料登録する必要があります。(★マークがついている所が、有料版で使える部分です。)

はい。ここまで入力が終われば「Back」をクリックして、最初の画面に戻ります。

「gettyphotography」ボタンをクリックすると図のようなポップアップ画面が表示される。
①「gettyphotography」をクリックすると、画面が切り替わる。②「Social Feed Type」を「Instagram」にし、③「Enter a @username or #hashtag(eg ‘ladygaga’ )」は連携するInstagramアカウントを入力して、最後に④「Back」をクリックする。

設定はもうひと息ってところかな?

あとちょっとですね。では、ポップアップ画面の右下にある「Next」をクリックして次の画面に進みましょう。

ここでは、Instagramのフィードを再読込するタイミング、各ソーシャルメディアのアイコンを表示するかとうか、Instagramに投稿した写真全てを表示するか否かを設定できます。

「Next」をクリックすると画面が切り替わる。この画面ではInstagramを読むこむタイミングや各ソーシャルメディアのアイコンを表示などを設定することができる。

いろいろと設定できそうだな。ちょっと試してみるか!20分置きに再読込にして、いろんなソーシャルメディアでシェアしてほしいからアイコンは表示。一部の写真はこのホームページには関係ないから、掲載する写真は選べるようにしようーっと。

えーっと、それがですね。。。
薄々、お気づきかと思いますが、InstagramをJimdoに表示させるために、「POWr Instagram Feed」という外部サービスを利用しているんです。
がじろうさんが言った設定は無料版の場合は変更できません。有償版でのみ対応となります。

ま、まぁ気付いていたよ・・・。すべて無料で利用するなんて虫の良い話は無いよなぁ。わははは。

契約のプランによって設定できる範囲が変わりますので必要に応じてご契約ください。今回は、無料版で説明しますので、そのまま画面下の「Next」をクリックしましょう。次の画面ではデザイン(見た目)の調整ができます。

そんなこと言って・・・、ここも有償版じゃないと何も設定できないんじゃないの?

写真の大きさ変更は、無料版から可能なんです!
一番上の「Layout & Size」をクリックして、「Post Width」から調整できます。
他にも、ギャラリースタイル、Instagramへ投稿した文章の表示・非表示、枠や角丸の設定も変更できますので、いろいろ試してみてください。

「Layout & Size」をクリックして、「Post Width」から調整が可能。最後に「Back」をクリックして1つ前の画面に戻ります。

ここまで簡単に各設定を終えたら「Back」をクリックして1つ前の画面に戻ります。
画面右下の「Save」をクリックしたら、Instagramの表示設定は終了です。

あれ?何にも変化が無いように見えるけど。。。

あともう1つだけ、やることが残されています。もうちょっとお付き合いくださいね。
InstagramとJimdoの連携 POWrアカウントの新規登録

残る作業ってのは何だい?

Instagramとの連携に外部サービスの「POWr Instagram Feed」を使用することは説明しましたね?

あ、そうか。そっちのサービスの登録が必要なんだ。

その通りです。「POWr Instagram Feed」で新規登録の方法を説明しまーす!
先ほどの設定の流れで行くと、「Save your work!」とメッセージが表示された画面が表示されていると思います。

そうだね。

「POWr Instagram Feed」の新規登録方法には、SNS経由の登録とメールアドレス&パスワードでの登録の2種類があります。
今回はメールアドレスとパスワードでの登録方法を説明しますね。
(すでに登録が済んでしまっている方は、画面右下の「Log in」に進みます。)

ここはわかるぞ。登録するメールアドレスとパスワードを決めて入力する。そして「Save」をクリックだね。

メールアドレスとパスワードを入力し、「Save」をクリックする。

そうですー。ちなみに登録できるパスワードは8桁以上からになります。
そうすると、登録したメールアドレスに下図の左側のような確認メールが届くので、メール本文にある「Verify (登録したメールアドレス)」をクリックして、メールアドレスを確定してください。「Email has been verified!」と書かれたWebページが表示されますので、これで確認作業は完了です。

確認メールが届くので、メール本文にある「Verify (登録したメールアドレス)」をクリック。「Email has been verified!」と書かれたWebページが表示したら確認完了。

お。新規登録のポップアップ画面が変わっている。

新規登録のメールアドレスとパスワードを入力して「Save」を押した時から変わっていたんですけどね。

・・・・。

では、この変わった画面に名前を入力します。この名前は、あとで管理しやすいものにすると良いですね。
「Select your Website Platform」には、「Jimdo」を選んでください。

なるほど。今回テストで設定するホームページが「ねこカフェ Cafe de gazi」だから、「ねこカフェ用インスタグラム」としとくか!。

タイトルとプラットフォームを選択したら、「Save」をクリックです。

①Instagramの表示を管理するための名前を入力。②「Jimdo」を選択し、③「Save」をクリック。利用プランを選ぶ画面に切り替わるので、④の「Free]を選択し、⑤「Select Plan」をクリックする。

次に利用プランを選ぶ画面が表示されますが、今回は無料版でのご紹介なので、上の図④の箇所「Free」を選択して、⑤の「Select Plan」をクリックで完了です!
一旦、Jimdoのページの戻って確認してみましょう!(ちなみに、ポップアップ画面ではアンケート等が英文で表示される場合があります。任意なので協力されるかたは選択入力して、ポップアップ画面を閉じても問題はありません。)


おお!表示されてる!

このように、無事Gazi工房のInstagramを掲載することができましたー!
Gazi工房のInstagramアカウントは、「@gazikobo」ですので、よろしければぜひフォローしてくださーい!

あの・・・全然、写真を投稿していませんが・・・。

きっとがじろうさんが、がんばって投稿します!

そ、そうなの?

はい。
そんなことより、Instagramの写真の表示サイズや設定を後から変更する場合には、「Edit Instagram Feed」をクリックして設定する方法と、直接「POWr」にログインして編集する方法があります。
詳しくは下記のリンクを参考にしてみてくださいね。
さらに詳しい設定などは、お近くのJimdoCafeでご相談ください!

・・・あ、あれ、終わり?写真でも撮ってくるか。
まとめ
JimdoのホームページにInstagramフィードを表示する方法、いかがでしたか?
Instagramをホームページに表示するために外部サービスを使用しているために、複雑に感じたかもしれません。きちんと順を追って設定すれば、きっとうまくいくと思います。また、今回は無料版での紹介をしていますが、使用頻度や状況に応じて、有償版のご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
魅力的な写真、動画を活用して集客に結びつけてみましょう。

このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
はーい、こっち向いてー。かぁーっ!いい顔だぁ・・・。