Google マイビジネスの登録とエゴサーチからの改善方法
「集客を考える、ホームページかんたん改善ポイント講座」では、「はじめてWEB(Jimdo)」を使ったホームページのちょっとした集客のための「改善のアドバイス」をお送りいたします。多くのホームページは「ここを直すだけでもっと人が来る」というポイントが存在します。
このコラムでは、JimdoExpertの「なっちゃん」と、「がじろう」が実際にあったお客さまの相談や悩みをもとに、ホームページの集客改善をどのように行えば良いのかを、掛け合いでお伝えしていきます。
今回のテーマは、前回から引き続きGoogle マイビジネスの登録方法とエゴサーチについて。面倒に思われるGoogle マイビジネスの登録方法を知り、エゴサーチから知る集客のための改善方法を一緒に見てみましょう。
何を?
Google マイビジネスの登録方法。
ん?
はい、今日は先月の続き。Google マイビジネスの登録方法についてお送りします!
(すっとぼけることはできなかったか・・・。)
はい、気を取り直して、Google マイビジネスのパソコンを使用した登録方法について説明しちゃいましょう!
まずはGoogle マイビジネスの登録確認
Google マイビジネスの登録にあたって事前に何かをする必要がありますか?
大前提として、Google アカウントを持っている必要がある。
Googleのサービスを利用するには必要ですね。
じゃ、マイビジネスに登録されているか確認してみよう。
確認ってどうすれば良いですか?
Googleの検索またはマップで、Google マイビジネスに登録したいご自身の店舗名、企業名など入力して表示してみるんだ。
通常の検索と同じで、別地域の同名の店舗や企業と混同しないように、「Gazi工房(スペース)山形」のように地名を入れて検索すると良いですね。
そうだね!
検索結果を見てみよう。Google マイビジネスが表示された場合には、前回でもお伝えしたけどGoogleによってマイビジネスに登録されている状態と言える。
いくら検索してもGoogle マイビジネスが表示されない場合には、Google マイビジネスに登録されていないということですね?
そういうこと。
ビジネスオーナーの確認
次に何をすれば良いですか?
まずは検索結果にGoogle マイビジネスのビジネス情報が掲載されていた方を対象に説明しよう。
はいはい!ここは前回もやりましたね!
「ビジネスオーナーですか?」と表示されているか、どうかを確認するんでしたね。
その通り!「ビジネスオーナーですか?」は、テキストリンクになっているのでクリックするんだ。この他に「このビジネスのオーナーですか?」と表示されることもある。内容は同じだ。
この時点で、Google アカウントにログインしていない場合には、ログイン画面。
Google アカウントにログインしている場合には、「ビジネス名を入力してください。」と画面が切り替わる。
Google アカウントにログインしていない方は、ログインすれば「ビジネス名を入力してください。」と画面が切り替わるんですね?
そうだね。
Google マイビジネスへの登録
では、検索で店舗や企業がGoogle マイビジネスのビジネス情報に掲載されていなかった方。ご自身でGoogle マイビジネスに登録しましょう。
ここでもGoogle アカウントにログインですね!
そうだね。Google アカウントにログインしたら、Google マイビジネスにアクセスしてみよう。
これはわかりやすいですね!画面右上の「ご利用を開始」をクリックですね。
ここから、すでにGoogle マイビジネスに掲載されていた方と、これからGoogle マイビジネスを登録する方、同じ「ビジネス名を入力してください。」の画面になるので一緒に説明するね。
はーい!
では、説明しよう!
表示されている『ビジネス名』は店舗名や企業名を指すんだ。
すでに情報が掲載されている方は、表示内容に間違いが無ければ、「次へ」をクリック。表示内容に間違いがあれば、修正して「次へ」をクリック。
初めて登録される方は、店舗名を入力します。
ふむふむ。
次に「ビジネス所在地」が表示されるので、これも「ビジネス名」と同様に確認・修正または入力を行い「次へ」をクリック。
あ、今度はマップが表示されましたね。
この赤いマーカーを正確な店舗の場所に移動するんですね?
そう。そしたら「次へ」進もう。
お。今度はビジネスのカテゴリですね。
このカテゴリは、画面の説明通りでご自身のビジネスを説明するカテゴリを入力するんだけど・・・。
あれ?このまま入力してもダメな場合もありそうですね?
そうなんだ。ここは、入力というよりも検索なんだ。
入力した文字から、カテゴリの候補が表示されるので、近いものを選択して「次へ」。
ここでようやく、連絡先ですね。
そそ。ここでは、電話番号・ウェブサイトの URL を入力することができる。ここは任意なので省略も可能。
次に進み、Googleからの最新情報のお知らせの受信の確認をしてさらに次に進む、すると「終了」ボタンが表示されるので、クリックして登録の終了になる。
おー!おつかれさまです!!
・・・と思うのは、まだ早い。
まだ、あるんですか。。。
ビジネスオーナーの確認
ここからは、ビジネスオーナーの確認になるんだ。
現状のままでは、いくらでもなりすましができてしまうからね。
確かにそうですね。
画面では急に「リスティングが作成されました。確認方法を選択してください。」と急に聞き慣れない「リスティング」という言葉が出てくるが、気にしない。
気になるけど、気にしない。
ビジネスオーナーの確認は登録した人が、実際にビジネスのオーナーであるのかを確認するためのもので、ほとんどの場合、ハガキでの確認になるので今回はこの場合を説明する。
ハガキなんですね。
そう。ビジネスの所在地で入力した住所に「ハガキを郵送」することができる。
すると、確認コードを記載したハガキが画面に表示された日数で手元に届く。
なるほど。そのハガキが届いたら、その確認コードをGoogle マイビジネスに入力するんですね?
うん。Google マイビジネスのメニューから「オーナー確認を行う」もしくは「今すぐオーナー確認」と書かれたボタンをクリックして、確認コードを入力して完了だ。
確認コードがハガキで届くまで、とにかく待つ必要があるんですか?
何も確認コードが届くまで、じっと待つ必要は無い。
ハガキが届くまでの間、Google マイビジネス自体は利用できるので、基本情報や写真など入力できる部分はしておくと良いね。
あーそっか。ハガキが届いて確認コードを入力すれば、そのままドーンと公開されるってことですね?
その通り!
Google マイビジネスの確認コードの取得方法は、ハガキの他に電話、メール、Google Search Consoleによる確認などが条件によって存在します。
より詳しくお知りになりたい場合には、Google マイビジネスヘルプを確認しましょう。
まとめ ~エゴサーチで集客の改善ポイントを知る~
これまで12回に渡って集客を考えたホームページの改善ポイントということで話してきたけど、何か聞き忘れたこととかある?
ホームページの改善ポイントと言いながら、ホームページ以外のお話も多かったですね。
おー良いポイントを突くね。
ホームページへの集客は、インターネット上だけで考えてはいけない。
さらに、ホームページへの集客は最終ゴールでは無いということは、何度か言ってきたね?
何のための集客なのか、目的を見失わないってことですね?
そう。その目的を達成するための手段の1つがホームページってだけなので、固執する必要はない。
まもなく今回の連載も終わりですが、インターネットを介した集客で、がじろうさんがこれでけは伝えておきたいことはあるんですか?
うーん。あることは、ある。でもなぁ。。。
なんですか!勿体ぶって!
気持ちよくしめくくりたいじゃん?
何を今さら好感度を気にしているんですかっ!
ま、いっか(笑)じゃあ、言う。言っとく。
さぁ、どうぞ!!
あくまで経験から言うけど、事業者さんは集客やSEOと言う方ほど、ウェブサービスをはじめ様々なアプリや、インターネットを活用していないことが多い気がする。
使ってもいないのに、理解していないのに、そんなツールで集客や商売がうまくいくと思う?
思いませんね。
検索ひとつをとっても、店舗名(企業名)やサービス名でしか検索していない。
もしくは、検索すらきちんとしたことがない事業者さんも実際にいる。
あー・・・ありますね。
これでは、店舗名やサービス名など知らない人にはご商売をされないんですか?ってことだよね。そして、世の中のほとんどの方が、「あなたの事業を知らない。」という事実も認識して欲しい。
だからこそ、広告や集客があるんですね?
その通り!何も知らない人々に知らせ、訪問してもらい、理解し購入いただく。
この流れを作るために集客するんだ。
そうですよね!
まずは、集客しようとしている媒体を理解する。理解しようとする。
ということですね?
そう。完璧にマスターする必要は無いけど、しっかりと理解しようとする姿勢は必要だよ。ユーザーは餌をまいて寄って来る獲物ではない。
しつこいくらい発信する。発信しては省みる。改善をする。
近道は無いということですね。
最後に質問でーす!
はいはい。
先ほど、チラッと検索についてお話されてましたけど、自社を客観視するような検索方法ってあるんですか?
客観視できるか否かは、その方ご自身の問題だけど、エゴサーチをするということは1つの方法だね。
エゴサーチ?
エゴサーチ
エゴサーチとは、検索サイトなどを使用して名前や運営するホームページ名、商品名、サービス名などを検索して、インターネット上の評価を確認する行為を指す。
ブログやSNSでユーザーが店舗や商品の感想を書いていたりする場合がある、実際にどのように見られているのか確認することは大事だ。
もしかしたら、悪いことを書かれているかもしれない。意にそぐわない内容である場合もある。
怖いですねぇ。検索しても出てこない場合も考えられますね。
そうだね。その結果を知り、どうするべきか。
アクティブな事業者さんであれば、きっと様々な声が拾えるだろう。
サービスを改善すべきか、情報の発信方法や表現を改善すべきか、色々と考えることも多くなるはず。
検索キーワードも工夫することで、いろんな角度から自社を観察できそうですね。
そうだね。さらに競合相手も同じように検索してみるのも参考になる。
また、アクセス解析やGoogle Search Consoleなどを利用している場合には、どのようなキーワードでホームページが検索され、ユーザーがたどり着いているのかも仮説が立てやすい。エゴサーチを通して見えたことを分析し、何をどのように改善していくのか試行錯誤して欲しいな。
誰かがやるのではなく、自分自身で行うことが大切そうですね。
最初から一貫して言ってるけど、成果や効果を上げたいなら近道はない。
小さな失敗を恐れずに試行錯誤、トライ&エラーを繰り返して成果につなげて欲しいな。
はい!おつかれさまでしたー!
まとめ
集客を考える、ホームページかんたん改善ポイント講座全12回、いかがでしたでしょうか。極力難しくならないように、ポイントを絞ってお届けいたしました。
集客や成果達成に近道はありません。
しっかりと考え、行動をされた方にこそ良い結果が訪れるものだと思います。
はじめてWEBには皆さまのお役に立つ、コラムがたくさん掲載されています。これらを参考に失敗を恐れずに実践していきましょう。
このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。
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さて、はじめますか。