Webサイトにお客様を集めなきゃ! ところでアナログ媒体の活用、忘れてませんか?
「集客を考える、ホームページかんたん改善ポイント講座」では、「はじめてWEB(Jimdo)」を使ったホームページのちょっとした集客のための「改善のアドバイス」をお送りいたします。多くのホームページは「ここを直すだけでもっと人が来る」というポイントが存在します。
このコラムでは、JimdoExpertの「なっちゃん」と、「がじろう」が実際にあったお客さまの相談や悩みをもとに、ホームページの集客改善をどのように行えば良いのかを、掛け合いでお伝えしていきます。
今回のテーマは、ホームページの完成後、お客様を集めるために何をすべきか?意外と見落としているアナログ媒体での告知を中心にお伝えします。
ホームページ完成後、どうしてる?
おー!お疲れさま!
制作を依頼してくれたお客さんには、喜んでもらえたかい?
「思った通りのものができた!」と喜んでもらえました。
でかした!でかした!
操作もキチンと説明して、理解いただきました!
Jimdoを使ったホームページなので、これからお客さんが運営していくんですよねー。
不安に思っていらっしゃったんですが、基本的なSEOとGoogle Search Consoleも施したので、きっと大丈夫でしょう!
参考ページ
- Jimdo逆引きコラム:Google Search Consoleを設定※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました - 自分でできる週末SEO(検索エンジン最適化)※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました
ん?それだけ?
そのお客さんは・・・ラーメン屋さんだっけ?
そうです。ラーメン屋さんですよ。
それだけ?って・・・何か足りなかったですか?
悪くは無いんだけどね、すべてインターネットで集客を完結しようと考えるのは良くないね。SEOをしっかりすることは大切だけど、結果として反映されるにはちょっと時間がかかるよね。
そんなもんだと思いますけど。
じゃあ、それまでの間はどうする?手をこまねいて待つのみかい?
SNSを使ったり、ブログを更新したり・・・できますね。
間違いではないね。でも、もっとてっとり早くお店に来るお客さんに告知できる方法があるよ。
あっ!なるほど。
やっと、気づいたか(笑)。
商売をされている方がホームページを運営する大きな目的は集客。
集客して実際の利益に結びつけることだよね。
ホームページはそのための道具の1つにすぎない。
なるほど。
そもそもホームページを開設しても、見てくれる人がいないと始まらない。
だから、ホームページに対して集客も考える必要がある。
そのホームページへの集客方法として、SEOやGoogle Search Consoleに登録という手段がある。
手段として考えると、もっともっとできることがある!
そーいうこと!我々制作者もよく陥りがちなんだけど、手段は1つじゃないんだよね。
だからこそ、インターネットだけですべて完結してはもったいないってことなんだよ。
アナログな媒体も使う必要があるってことですね!
アナログ媒体ってなんだろう?
媒体(メディア)とは、情報を伝えるためになかだちする手段です。インターネットなどデジタルな手法で情報を処理する媒体に対し、紙媒体などをアナログ媒体と表現します。また、「ハイテク(先進的)」に対して「ローテク(時代遅れ)」的な意味合いで使われる場合もありますが、これは比喩的な表現であり、厳密には間違った表現です。
アナログ媒体として、新聞やチラシ、ポスターなど紙を使ったものや、TVやラジオなどが挙げられます。
と、言うわけで・・・一口にアナログ媒体と言っても、多くの手段があるのよ。
んー・・・・。
ん?どうしたの?
今回のお客さんであるラーメン屋さん、チラシやポスターを作る予算が無いと思うんですよ。利点は理解したけど、どのようにおすすめすれば良いのか・・・悩みます。
なるほどね。そのラーメン屋さん、出前やってる?お箸は何を使ってる?
えーっと、出前はされてますね。手作りのメニュー表をコピーして渡してました。
お箸は「割り箸」を使ってます。
あ・・・。
そーいうこと。
商売をされていると意外と、身近に印刷物はあると思うんだ。
できるものから、URLを印刷すれば良いことだし。
ラーメン屋さんの場合には、メニュー表や箸袋に入れるのも手だよね。
それに、予算ってさ、デザインから印刷などの制作を業者さんにお願いすることが念頭だよね。そこまで予算が無いというなら、ラーメン屋さんご自身で作ってもらえばいいじゃん。
そーですよね!お店での掲示物は、手書きでも良いんですよね。
なかなか味わい深いポスターが出来たりしてね。
お店を訪れたお客様に対して、お会計の際にでも「ホームページ作ったので、見てください。」って声がけもアリでしょ?
確かに!コミュニケーションも生まれますね。
常連のお客様には「ウチのホームページ、どうでした?」なんて、反応も伺えるじゃない?
これって貴重なことだと思うよ。
そう考えると、費用を掛けずにすぐにできることってたくさんありますね!
うんうん。
自分でつくる印刷物。Canvaを使ってみよう!
でも・・・。
腹でも減った?
違いますよ!
手書きで作るって、センスが必要ですよね。実際、「自分で作るのは苦手で。」って方は多いですよ。
絵心が必要だとか、よく思われるよねー。
そうそう、そうなんです!
そういった方には、がじろうさんならどうお話されます?
個人的にセンスと一言で片付けられてしまうのは、悲しいね。
どんなことでもそうだけど、きちんとセオリーを理解して実践することで、ある程度はできるもんだよ。
そうなんですけど、そのセオリーをどこで学べば良いんでしょうか?
ふっふっふ・・・
参考ページ
- 印刷物とホームページ」どう違う?どう使う?※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました - あなたのホームページを「読んで」もらおう!※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました
おお!さすが蝦名さん!
そうでしょー。オレ自身も勉強になったのでオススメの記事だよ。
2つ目の記事は、ホームページでのことだけではなく、印刷物にも応用できる考え方だよ。
なるほどー。印刷物の特性を知って、レイアウトすれば「読める」「伝わる」ものになりますね!
そういうこと。
でも、Jimdoとは違って印刷物の作成は、お客さんにとってまだハードルが高い気がするんですよ。
手書き以外で作成するには、それなりのソフトが必要ですし・・・。
ソフトがあったとしても、テンプレート(雛形)は別で有料だったり・・・。
ふっふっふ・・・。
勿体ぶりますね。何かあるなら、早く教えてください。
ごめん。ごめん。(笑)
実はね、良いWebサービスがあるんだよ。その名は「Canva(キャンバ)」!!
Canva
無料で利用できるオンラインデザインサービス「Canva」の日本向けサービスが2017年5月24日から開始しました。ロゴやバナー、ポスターやチラシ、ショップカードなどの印刷物まで様々な用途でデザインや画像加工ができるサービスです。デザインの知識がなくても、「Canva」に用意されているレイアウトテンプレートや素材を選び、文字を入力して調整するだけで、誰でも美しい作品が作れます。
おお!これはすごい!!
でしょ?でしょ?
素材やテンプレートによっては有料なんですね?
そそ。今のところドルでの支払いになるけど、日本円でも近いうちに支払えると思うよ。
まずは、私が使って・・・それからお客さんにも勧めてみます!
こういったサービスも利用することで、より良い告知ができるといいね!
集客はインターネットに限定せず、色々な方法を組み合わせて行うってことがよくわかりました!
そう!大きな目的を見失わずに、道具や手段に振り回されないことが大切なんだよ。
できることはたくさんある。まずは、簡単にできることをする。これが集客の第一歩ということで!
まとめ
ホームページができたら、まずは集客です。集客と言葉にすると難しいと考えてしまいますが『より多くの人に見てもらうためには』どうするべきか考えることです。はじめの一歩として、費用を掛けずにご自身でチラシやショップカード、ポスターなどを作ってみましょう!
このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
ただいまですっ!ホームページの納品と操作の説明をしてきましたー!