「Canva」にノーコードでサイト作成可能な「Canva Webサイト」など6つの新機能搭載
オンラインデザインプラットフォーム事業を手掛ける豪州Canva(キャンバ)は、グラフィックデザイン編集ツール「Canva」の新たな機能を9月15日発表した。ノーコードでウェブサイトが作成可能な「Canva Webサイト」、文書作成ツール「Canva Docs」など6つ。Canvaはデザインツールから、ビジュアルコミュニケーションプラットフォーム「Canva Visual Worksuite」になった。
Canva Webサイトはこれまでβ版だったが、今回正式版を公開した。600種類以上のテンプレートからブランドや目的に合ったデザインを選ぶことで、プロ並みのウェブサイトが誰でも容易に作成できる。閲覧機器に応じて表示させるレスポンシブ対応。テンプレートのほかドキュメント、PDF、プレゼンテーション資料をCanva Webサイト上にアップロードして編集することも可能。
Canva Webサイトにはパスワード保護機能があり、社外秘の資料や社内向け資料の共有・閲覧が手軽になる。ウェブサイト公開のためのドメイン取得もCanva上で手続きが可能。アナリティクス機能も使え、閲覧数やサイト内のクリック数などが計測できる。Canva Docsはβ版で提供。Canvaのグラフィックエディタの直感的な操作性はそのままでプロのような文書が作成できる。
Canva Docの公開に伴ってワンクリックでプレゼンテーション用スライドのフォーマットに自動変換する機能「Docs to Decks」も加えた。Canvaには、これらのほか、リモート環境でブレインストーミングを可能にする「ホワイトボード」機能、動画の背景透過をワンクリックで実現する機能、プレゼンテーションのリモコンとしてスマートフォンが利用できる機能が搭載された。
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