Adobeが画像編集「Adobe Photoshop」の新機能発表、コラボレーションを強化

「レビュー用に共有」機能を追加、選択機能の向上など新たなAI機能も搭載

米国Adobeの日本法人、アドビは、米国本社が画像編集アプリケーション「Adobe Photoshop」の新機能を10月18日に発表した、と同日公表した。コラボレーション機能を強化した。追加した「レビュー用に共有」機能(β版)によって全てのフィードバックの管理、反映がPhotoshop内で完結し、複数ユーザーが関わるコラボレーションが容易に可能になった。

レビュー用に共有は、リンクを共有するだけで作品がシェアできる機能で、ローカルかクラウドのドキュメントのウェブバージョンが、レビュー用に他のユーザーと簡単に共有できる。作品へのリンクを作成し、1カ所でフィードバックを管理。準備でき次第更新することで時間を短縮する。作業参加ユーザーは新規登録やログインしなくてもコメントが可能。

アプリケーションから直接 Photoshop クラウドドキュメントの共同作業や編集ができる

Photoshopは新たなAI(人工知能)機能も搭載した。選択機能の向上▽ワンクリックで削除と塗りつぶし▽ニューラルフィルター「写真を復元」(β版)▽「背景の削除」(同)--など。選択機能の向上は、複雑なオブジェクトのホバリング、検出、詳細選択や、空、前景、被写体などの要素の高品質で正確な選択がワンクリックで可能。詳細なエッジを維持する。

オブジェクト選択ツールが向上
ワンクリックで削除と塗りつぶし機能を使用してオブジェクトを消去できる
古い写真の復元・調整が可能
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