Figmaが精密な画像編集を可能にする3つの新しいAI画像編集ツール発表、統合ツールバーも提供

オブジェクトの消去▽オブジェクトの分離▽画像の拡張、制作の初期段階から仕上げまでを支援

山川 健(Web担 編集部)

7:00

ブラウザベースの共同デザイン・プロダクト開発プラットフォーム「Figma(フィグマ)」を展開する米国Figmaの日本法人、Figma Japanは、精密な画像編集を可能にする3つの新しいAI(人工知能)画像編集ツールを本社が発表した、と12月19日公表した。オブジェクトの消去▽オブジェクトの分離▽画像の拡張--で、全ての画像ツールが1カ所で操作できる統合ツールバーも提供する。

オブジェクトの消去は、画像内の任意のオブジェクトを選んで背景や周囲に影響を与えることなく削除可能なツール。オブジェクトの分離は、画像内の単一オブジェクトを背景から分けて編集・再配置できるツール。画像の拡張は、画像をゆがめることなく背景を拡張し、新たな縦横比率に対応するツール。併せて生成AI「ChatGPT」との連携拡張や、AIクレジットの管理機能の拡充も行う。

Figmaはこれまで、アイデアを発展させるための制作プロセスを支援する複数のAIツールを投入してきた。今回は、制作の初期段階から仕上げまでを支えるAI画像編集ツールを提供する。背景削除、画像生成、画像編集、解像度向上といった既存の機能に加えた。統合ツールバーによって外部ツールへの移動が不要になり、画像の調整や最適化がFigmaのキャンバス内で完結するようになる。

イメージ画像

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る