AIの活用で広告クリエイティブを制作する「極予測AI」に「クロスフォーマット機能」追加

サイバーエージェント、動画と静止画を横断して効果予測、高効果のクリエイティブを提案

インターネット広告事業のサイバーエージェントは、AI(人工知能)を活用して広告クリエイティブを制作するサービス「極予測AI(キワミヨソクエーアイ)」に、動画と静止画を横断して広告効果を予測する「クロスフォーマット機能」を加えた、と9月15日発表した。効果の高いクリエイティブが提案でき、同機能の追加前と比べて予測精度が136%に高まった。

動画と静止画は従来それぞれ別々の予測モデルで効果を予測していた。クロスフォーマット機能は、動画と静止画に1つのモデルを適用。フォーマットを横断した効果予測を可能にした。配信中で最も効果が出ている既存1位に対し、動画・静止画に関わらず「AIによる効果予測値が、既存1位のクリエイティブよりも上回る新クリエイティブ」が提案できる。

動画と静止画を横断してAIで効果予測するイメージ図

極予測AIは、広告配信効果を事前に予測する「効果予測AI」を利用した制作プロセスで広告クリエイティブを作り、広告効果があった場合だけ制作費が必要な成果報酬型サービス。配信中で最も効果が出ている既存クリエイティブと、新クリエイティブの効果予測値を競わせ、効果予測値が既存1位を上回った新クリエイティブを広告主に納品・広告配信する。

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