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音声検索は、女性より男性、高学歴ほどよく使う!? 利用実態1000人調査データ【SEO記事11本まとめ】

音声検索や音声コマンド――SEOに携わる人間にとっては、人びとがどれぐらい・どんな風に使っているのか

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音声検索や音声コマンド――SEOに携わる人間にとっては、人びとがどれぐらい・どんな風に使うのか気になるところだろう。1000人の調査データから見えてきた音声利用の現状とは?

ほかにも「楽してSEOしようとする担当者にジョン・ミューラー氏が喝」「リッチリザルトテストツールでGooglebotの把握しているDOMをチェック」「新Search Consoleに欲しい機能」「ダニー・サリヴァン氏がGoogle公式Twitter開始」「PWA」「グーグル公式DMCAヘルプ」「2018年のGoogle Dance Tokyo」などなど、SEO関連の情報をまとめてお届けする。

今週のピックアップ

音声検索は、女性より男性、高学歴ほどよく使う!? 利用実態1000人調査データ
「恥ずかしい」の抵抗感がなくなってきた証拠か? (Stone Temple Consulting) 海外情報

音声検索や音声コマンド――SEOに携わる人間にとっては、人びとがどれぐらい・どんな風に使うのか気になるところだろう。

「人前でスマホに向かって話すのは恥ずかしい」という人もいるかもしれないが、他の人はどうなのだろうか。

また、他人がどんな状況でどんな風に音声検索を使っているかは、なかなか知る機会がないものだ。

そんな音声検索や音声コマンドの利用状況に関する大規模な調査データを、SEOで有名なストーンテンプル・コンサルティング社が公表した。

調査から判明した、特に注目したい結果をいくつかピックアップする。

※ここで言う「音声検索」には調べごととしての検索のほか、「タイマーを設定」や「◯◯さんにSMSを送信」のような音声コマンド(命令)も含まれている。

昨年の調査時よりも、進んでスマホで音声コマンドを使うようになった。特に、交通機関やスポーツジム、レストランなど公共の場で利用する人が増えているのが特筆すべき点。

男性の方が公共の場で音声コマンドを使う傾向にある。しかし、女性が持つ抵抗感は減りつつあるようだ。

若年層が公共の場で最も頻繁に音声コマンドを使う。しかし上の年代でも増えてきている。

学歴が上がるほど音声コマンドをよく使う傾向にある。

音声コマンドを最も使いたくなるのは、車を運転しているとき

(Googleアシスタントのような)音声デジタルアシスタントを使ういちばんのメリットは、「素早さ」と「文字入力が不要なこと」

音声コマンドをスマートデバイスが正しく認識できていると大多数が感じている。

音声コマンドは端末を使いやすくしていると大多数が感じている。

調査対象が1,000人であること以外には、細か調査概要が書かれていないのが気になる。とはいえ、男女、18歳~45歳以上の年代、米国各地、さまざまな学歴の層を集めている。

どこまで信頼を置けるのかの判断が難しいところだが、少なくとも「友だち20人に聞いてみた」レベルではない。一定の傾向として捉えておく参考にするには十分だと思われる。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグル検索SEO情報

楽してSEOしようとしているウェブ担当者にグーグル社員が喝!
競争が激しいジャンルではニッチの中のニッチになれ (Webmaster Central Help Forum ) 海外情報

大手の存在が強い領域で無理をするのではなく、がんばれば一番になれるニッチの中のニッチになりなさい。

グーグルのジョン・ミューラー氏が、SEOでがんばっているサイト管理者にこんなアドバイスをした。

ミューラー氏がコメントしたのは、次のような状況のサイト管理者による英語版ヘルプフォーラムへの投稿だ。

オフィスアワーでのジョン・ミューラー氏のアドバイスに従って、複数のサイトを統合した。以前のサイトは粗悪なリンクが張られてので否認した。リダイレクトもやって、最適化の施策もあれこれやった

しかし、いっこうに順位が低迷したままだ。

この悲痛な叫びに対するミューラー氏の回答は、さまざまな状況のウェブ担当者に有益な内容だったので、全部を以下に紹介しておく。

  • あなたが行ったサイト統合の動きは、かなり大幅なものだったようだ。ちゃんとリダイレクトしているサイトもあるが、うまくリダイレクトできていないサイトもある。

    この手のサイト統合は、ただでさえ時間がかかるものだ。それに加えてあなたの場合は、少し場当たり的に実行してしまっているので、状況はさらに難しくなってしまっている。

    すべてをリダイレクトし、canonicalを設定し、旧ドメイン名のURLをすべて入念にチェックするなどといった作業が必要だ。

    完全な統合には時間がかかる。短期的な成果をねらって裏技的な統合をしようとすると、結局さらに長い時間がかかることになる。最終的な結果を目標にしたほうがいい。

  • 「ほぼ間違いなく簡単に実行できて」「取り組む価値のある」基本的な施策が、あなたのウェブサイトにはまだある。

    たとえば「テキストで見出しタグを設置する」といった基本的なことのほうが、画像をhタグにするよりも本当には役に立つ。

    そうした小さな施策のほとんどは、それぞれが顕著な効果を生み出すわけではないし、競争の激しい分野で上位表示するのに十分かどうかはわからない。しかし、そうした小さなことの積み重ねが本当の価値を生み出すものだ。

  • あなたのサイトが狙っている分野は競争が激しい。すでにこの分野には、多くの時間と労力をかけてた大企業がいる。そのため、きちんとしたサイトであっても大企業に勝つのは簡単ではないだろう。

    私がよくアドバイスするのは次のようなものだ。

    大手の存在が強い領域で無理をするのではなく、がんばれば一番になれるニッチの中のニッチになりなさい。

    「安い◯◯」を求めている人がたまたま見つけて来るようにするのではなく、人びとがあなたのサイトを明示的に求めてくる何かを見つけることだ。「安い◯◯」で上位表示したとしても、検索ユーザーは他のサイトとあなたのサイトを見比べるだけだ。

  • グーグルのアルゴリズム評価から除外してほしいリンクがあれば、否認ファイルで指定すればだいたいうまくいく。

    場合によっては、リンクが張られているページを削除するというのも1つの手だ。ただし、すべてのページに有効なわけではない(たとえば、トップページを404にするわけにはいかないだろう)。

  • リンク関連の問題がアルゴリズム評価に反映されるには、かなりの時間がかかる。具体的にどれぐらいかかると示せるものではないが、6か月~12か月ぐらいみておくのが安全だろう。

    一般的には、リンクを否認したらすぐに検索順位が急に上がるということはない。なぜなら、私たちのアルゴリズムはすでにリンクを無視しようとしているだ。しかしリンクを否認したあとは、そのサイトを私たちは信頼しやすくなる。

(※よみやすさのために筆者が改行や強調を追加している)

どうだろう。過去に古いタイプの「SEO」をがんばっていたせいで、いまSEOがうまくいっていないサイトもあるかもしれない。そうしたサイトにとっては、ミューラー氏のアドバイスは役に立つのではないだろうか。

★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

構造化データをありったけマークアップしても問題ないか?
可能であればできるだけたくさん使いたい (John Mueller on Twitter) 海外情報

構造化データの利用方法に関して、グーグルのジョン・ミューラー氏にツイッターのフォローが次のように質問した。

意味があると思う構造化データをすべてページ全体に実装したら問題になりますか? 多過ぎになるでしょうか?

リッチスニペットを表示するのに必要な情報だけをグーグルは取得してくれますか? それとも必要な情報だけに絞っておくべきでしょうか?

ミューラー氏は次のようにアドバイスした。

好きなだけ構造化データを使ってかまわない。制限があるとしたら、たいていの場合はそれを実行できるかどうかだ(たとえば、そのための時間があるかどうか)。

筆者が伝え聞くところでは、schema.orgで定義されている構造化データをグーグルはほぼすべてサポートしているとのことだ。自社のビジネスに関係するものは可能な限り多くマークアップできる。

リッチスニペットのように目に見える形で何らかの効果が現れないとしても、ページやサイトの内容を検索エンジンがより的確に理解することに構造化データは役立つ。もっとも成果が目に見えないので、優先度はどうしても低めになってしまうのも事実だが。

★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

Googlebotの把握しているDOMをチェックできるリッチリザルトテストツールの意外な使い方
技術的な検証に役立つ (Webmaster Central Help Forum) 海外情報

グーグルは、構造化データを検証するための「リッチリザルト テストツール」(のベータ版)を、2017年末に公開した。

これまでメインだった「構造化データ テストツール」の後継版で、本質的な機能は構造化データの検証なのだが、実は意外な使い道がある。

それは、GooglebotがレンダリングしたあとのDOMのコードを確認するという使い道だ。

「DOM」とは、ページ表示のためにブラウザが内部的に保持しているページの情報。もともとのHTMLをもとに作られているが、JavaScriptが追加・変更した要素などすべてが含まれている。

Fetch as Googleのレンダリングで見ることができるのは、レンダリングして表示されたページだ(言い換えれば、ブラウザでの表示)。通常のFetch as Googleはコードを見ることはできるが、レンダリングする前の単純なHTMLコードにすぎない。

しかしリッチリザルト テストツールを使うと、Googlebotが解釈してレンダリングしたDOMの様子をコードレベルで見ることができるのだ。

リッチリザルトテストツールでコードを表示

万人に必要な使い道ではないが、技術的な検証が必要な場合に知っておくと役立つだろう。

★★★☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ
  • 技術がわかる人に伝えましょう

新Search Consoleに一刻も早く移行してほしいツールはどれ?
グーグルが投票受付中 (Search Console Help) 海外情報

新しいSearch Consoleのベータ版がすべてのユーザーに公開された。もうあなたも使えていることだろう。

ベータ版にアクセスしてみて、その機能の少なさにひょっとしたら驚いたかもしれない。

だが不思議に思うことはない。公式アナウンスを読めばわかるように、移行されたのはまだほんの一部の機能にすぎない。今後時間をかけて移行を進めていく。

また、既存の機能がそっくりそのまま移行されるわけでもない。同じようなレポートであってもデータの種類や提供方法が変わることがありうる。新しいレポートの追加があるだろうし、反対に廃止されるレポートもあるに違いない。

さて、あなたがすぐにでも移行してほしいのはどの機能だろうか? 実はグーグルにリクエストできる。Search Console ベータ版のナビゲーションメニューに出ている「近日提供予定…」のリンク先ページからリクエストを送れるのだ(ただし今のところは英語のみ)。

近日提供予定
Which report do you most need from old Search Console?
移行してほしい機能を選択してフィードバックできる

あなたが頻繁に使う、お気に入り機能をグーグルに伝えるといい。

★★★★☆
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