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コンバージョン率自動アップツール「ヒキアゲール」、永年で無料利用可能に

訪問者に適した画面を自動表示、CPOを1,000円引き下げた例も
※「はじめてWEB」は2020年10月13日をもってサービスを終了しました。

主にネットショップでの購買完了(コンバージョン)率を向上させるツール「ヒキアゲール」の無期限無料プランの提供を、テモナが2月8日に開始した。

ある導入企業では、1件の注文を獲得するためにかかる販売促進費用(CPO)が約7,000円だったところを、このツールで購入を促すオーバーレイ広告を表示したことにより1,000円引き下げたという。

「ヒキアゲール」は、具体的には、訪問者の次のような情報を判別し、あらかじめ設定したシナリオに沿って、訪問者に適した画面を自動表示する。

  • 訪問回数
  • 購入履歴
  • 購入金額
  • 購入回数
  • 流入元

訪問回数に応じた表示の切り替えも可能

表示の切り替え方式は3種類ある。

3つの切り替え方法に対応

同社はこのツールを「シナリオ型コンバージョン率自動アップツール」と位置づけており、すでに導入企業60社の80%以上で成果をあげているとしている。

今回、無期限無料プランを開始することで、小規模なECサイトでも有効なプロモーションを行える見込みだ。

テモナは、リピート通販支援サービス「たまごリピート」を、800社超の通販企業へ提供しており、そのノウハウを「ヒキアゲール」に活用しているとのこと。一社一社に適した具体的な販促手法の提案も行う。

参考リンク

Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説

初心者君

「CPO」って、スターウォーズっぽいですね。

Web担先生

それは「C-3PO」だよ!

初心者君

あらら。

Web担先生

CPO」は「Cost per Order」、日本語にすると「注文(Order)あたりの(per)費用(Cost)」、つまり「購入や成約1件を獲得するのに、平均でどれぐらいの費用をかけているか」だ。

初心者君

ふむ。

Web担先生

たとえば、広告費を1か月で20万円かけていて、そこから100件の注文があったとする。この場合、CPOは20万円÷100で、2,000円だ。

初心者君

わかりやすいですね。

Web担先生

ほかにも「CPC」「CPM」なんて用語もある。

初心者君

CPC」は「広告クリック1回あたりの平均コスト(広告費)」ですね。

Web担先生

CPM」は「広告1000回表示あたりの平均コスト(広告費)」だ。「M」は「1000」を表す。

初心者君

いろいろありますねー。

Web担先生

うむ。こういう考え方を知っておくのは大切だね。

初心者君

そうか、用語というよりも考え方なんですね!

Web担先生

そのとおり。

※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました

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