米国以外の40カ国でもGoogleはウェブスパムと戦っている
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米国以外の40カ国でもGoogleはウェブスパムと戦っている
国境を超えた戦いにグーグルは勝利できるか? (Google Webmaster Help on YouTube)
世界中の国、たとえばインドでも、グーグルのウェブスパムチームは、米国でやっているのと同じ手段でスパムに対抗しているのですか?
こうした質問に、グーグルのウェブスパムチームのリーダーであるマット・カッツ氏が答えた。
ウェブスパムチームには2つのチームがある。1つはアルゴリズムで(自動で)ウェブスパムに対応するチーム、もう1つは手動でウェブスパムに対応するチームだ。
どちらも世界中で活動している。もちろんインドをはじめすべての言語で、リンクスパムだろうがキーワードの乱用だろうが、可能な限り対応に取り組んでいる。そういったアルゴリズムを国際化しようと、できる範囲内で間違いなく試みている。
同時に、ハイデラーバード(インドの都市)にいる人たちみたいに、英語以外のスパム、.comドメイン名のサイトだけじゃなく.inドメイン名のサイトと戦っている人たちもいる。世界中に拠点をおいて、40か国の言語でスパムと戦える人材をそろえているんだ。
もっとも、.comドメイン名の米国での英語のスパムばかりに注目が集まってしまうのは、そのとおりかもしれない。というのは、フランス語やドイツ語など固有の言語を、どのエンジニアも話せるとは限らないからだ。
でもスパム対策を国際化していこうと僕たちが試みていることは間違いないことだ。
“最適”だとは言えない検索結果や、普通に考えて“悪い”検索結果を見たら、スパムレポートを送信するか公式ヘルプフォーラムで伝えてほしい。あるいは遠慮せずに僕にツイートして構わない。
僕たちにも関心があることだし、絶対に良くしていきたいからね。
日本(語)にも、もちろん対応したウェブスパムチームが存在する。
記事を使い回す上手な方法
ガイドライン違反です (WebmasterWorld)
ウェブサイトや記事投稿サイトで記事を使い回したい。
調子を変えて使いまわすつもりだが、いいやり方があったら教えてほしい。
こうした質問がWebmasterWorldフォーラムに投稿された。
フォーラムのモデレータが次のようにコメントした。
やりたいようにやればいい。
記事を使い回して金稼ぎしているやつらもいるが、そういったやつらは、通常よりもずっと早くグーグルにペナルティを与えられがちだ。
だから長期的なビジネスモデルを確立したいなら、使い回しは良い方法としては推奨しない。ルールを破ってその結果起こる影響を気にしないのであれば、記事の使い回しはアリかもしれないけどな。
本人が自覚しているのかどうかはわからないが、基本的にホワイトハットなSEOを扱うWebmasterWorldで、こんな大それた質問をするとはたいしたものだと筆者は思った。
いずれにしても、記事の使い回しは良くない。検索エンジンに対してもそうだし、微妙に違うだけで、言っていることが結局同じコンテンツをあちこちのサイトで見せられることはユーザーにとっても迷惑な話だ。
「リライト」に名を借りた記事の使い回しはグーグルのガイドラインに違反する行為になり、検索ユーザーにも不利益を与える。あらためて認識しておこう。
リンク否認の送信は、リンクが削除されてからするべきか
処理が速くなることはない (Google Webmaster Help Forum)
不自然なリンクを否認したい。不自然なリンクがあるページが削除されるのを待ってから、否認ツールを使ったほうがいいのか。
公式ヘルプフォーラムで挙がったこうした質問に対して、グーグルのジョン・ミューラー氏が次のように説明した。
リンクしているページ(またはそのページにあるリンク)を削除したとしても、否認ツールでそのページのURLがより早く処理されることはないと思う。
したがって、「すでに削除された」か「すでに修正された」ことがわかっているURLは、否認ファイルのリストに入れる必要はないだろう。
簡潔に言えば次のようになるはずだ。
否認ツールを使うのに、そのURLのページが削除されるのを待つ必要はない
削除したページのURLを否認する必要はない
スラッシュが2重になるURLの対処方法
もしものときのために (WebmasterWorld)
URL中の「/」(スラッシュ)がアクセス解析ツールで2重にレポートされてしまう現象がある。たとえば、次のURL例で太字強調した部分のように表示されるのだ。
www.example.com//index.htm
この対処方法をWebmasterWorldで見つけたので、ここで紹介する。
「/」が1つの正常なURLに301リダイレクトで正規化するには、Webサーバーの.htaccessで以下のように指定する。
RewriteCond %{THE_REQUEST} [^:]//+
RewriteRule ^(.*)$ /$1 [R=301,L]
WebmasterWorldで紹介されていたものはそのままでは多少問題があるので、.htaccessに記述して正しく動作するように修正したバージョンが上記のものだ。
グーグルの検索結果でも「/」が二重で表示された例を数件、筆者は覚えている。原因がわからないことも多い。強制的に正常なURLに直す方法を知っておけば、もし同じ現象に遭遇してしまったときに役立つだろう。
SEO Japanの
掲載記事からピックアップ
前回から更新がないので今週はピックアップなし。
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