被リンク調査ツールのOpen Site Explorerがバージョンアップ
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被リンク調査ツールのOpen Site Explorerがバージョンアップ
YSE亡き後のバックリンク調査ツール (SEOmoz)
被リンク調査ツールがパワーアップした。
SEO関係者はこれまで被リンク調査に米ヤフーのYahoo! Site Explorer(以下、YSE)を活用していたが、YSEは今年の後半にサービスを終了する予定だ。そのため、代替としてもっとも信頼度が高いサービスとして、SEOmozが提供するOpen Site Explorer(以下、OSE)が注目されている。そのOSEが改良されバージョン3になったのだ。
OSEでは、リンクのアンカーテキスト、リンク元のドメイン数、リンクのnofollowのあり・なしなど、YSEでは調べられないデータを知ることができる。有料版では、新たに加えられた機能拡張によりフェイスブックのシェア・いいね!やツイッターのツイート、グーグルの+1のようなソーシャルメディアでの獲得数もレポートするようになった。インデックス数も今後はどんどん増えていくだろうと期待される。
なおOSE固有の「Page Authority」(ページ・オーソリティ)や「Domain Authority」(ドメイン・オーソリティ)は英語のサイトのデータを中心にして算出されているため、日本語のサイトには必ずしも適切な数値を与えるとは限らないので注意しよう。
リンクの重要性は5年前と比べて下がったのか?
変わらず重要だが扱いは変わっている (Sphinn)
順位付けの要因としてリンクは現在、5年前ほど重要ではなくなってきているだろうか?
このような問題をテーマにSphinnでディスカッションが行われた。ほぼすべてのコメントに共通しているのは「リンクは依然として重要な要素の1つである」という意見だ。それどころか5年前よりももっと重要になってきていると主張する声も少なくない。
グーグルのランキングにおいて、リンクは今でも重要であることは間違いないだろう。ただしリンクの評価方法や使われ方には変化があるはずだ。5年前のように、相互リンクやリンク集からのリンクを集めるだけで簡単に順位が上がることはないはずだし、5年前には存在しなかったツイッターやフェイスブックのようなソーシャルメディアサイトでどのように扱われているかなどもリンクの質を判断する材料になっているとも考えられる。
リンクの質・関連性が問われ、集まるべくして集まった自然なリンクが評価される傾向がいっそう強まっているのではないだろうか。
グーグル画像検索からのアクセスが突然減った理由
知らないと焦るよね (Seo Home blog)
Googleアナリティクスは、グーグル画像検索のトラフィックのレポートを「参照サイト」から「検索エンジン」のセクションに移動したようだ。
7月20日~23日あたりにかけて切り替えを行ったと思われるということだ。グーグルからは特に告知は出ていないようだ。画像検索からのアクセスが多いサイトを運営していたらチェックしてみてほしい。
グーグルプレイスがあなたの好みに応じてお店をオススメ
見知らぬ土地への旅行も安心 (グーグルプレイス コミュニティブログ)
グーグルのプレイス検索(地図検索)は、グーグルアカウントにログインした状態でレストランや喫茶店など飲食店を探した場合に自分と似たような好みを持つユーザーが気に入っているお店をおすすめする機能を追加した。日本のグーグルでも確認できた(筆者は確認できなかったのだが、グーグル+でtaku matsuoさんにご提供いただいた)。
これまでは自分がおすすめとして評価をつけたお店とタイプの近いお店を推薦することはあったが、今回は自分に近いタイプのユーザーが気に入っているお店を推薦してくれるようだ。
何を基準にして好みを判断しているかは定かではないが、見知らぬ土地に旅行するときに、その地に(ソーシャルな繋がりのある)友だちがいなかったとしても自分が好きであろうお店をおすすめしてもらえるのはありがたいかもしれない。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
SEOの2大柱とも言えるリンク構築とコンテンツ作成についての記事を今週はピックアップ。
- リンク構築に関する3つの質問に4人の専門家が答える
被リンク集めのヒントに - これからのSEOは「共有されるコンテンツ」で勝つ
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