【必見】これぞコンテンツマーケ! これぞ顧客ニーズに応えるサイト運営! などSEO記事まとめ10+4本
SEOやコンテンツマーケティングは、SEOコンサルタントよりも、その事業と顧客をよく理解している人がやるほうが良い場合がある――そんなことがわかる、美容師がコンテンツで顧客を獲得していった非常に良い事例が、今週のピックアップ。
ほかにも、SEOとPPCの関係、GAでのYahoo!検索の扱い、著者情報マークアップ、URL削除ツールの変更などなど、SEO関連の情報をまとめてお届けする。
【必見】これぞコンテンツマーケ! これぞ顧客ニーズに応えるサイト運営!
コンテンツ充実とユーザーの信頼を得るために (町田美容院の知恵袋)
コンテンツを充実させ顧客の信頼を獲得したいと望んでいるウェブ担当者、つまりこのコーナーが対象とするすべての読者に役立つ記事を紹介する。非常に良い内容の記事だ。
独立したばかりの美容師が、独立と同時に立ち上げたウェブサイトで集客に大成功を収めた過程をこと細かに解説している。
「独立3ヶ月で月商100万円」という表現が記事タイトルに入っているが、売上増加の期間や金額はたいして重要ではない。
重要なのは、次のことだ。
- なぜサイトを立ち上げたのか
- どのようにしてコンテンツを作成していったか
- どうやって見込み客の信用を獲得していったか
SEOのことも考慮しつつサイトを育ててきたらしいが、SEOの専門家ではない美容師さんがここまで緻密で労力のかかるウェブマーケティングを、自分自身の知恵を絞って実践したことに驚嘆せずにはいられない。
むしろSEOの専門家ではないからこそ、検索エンジンのアルゴリズムなどに変にとらわれず、自らの美容師として顧客と向き合ってきた経験をもとに、ユーザーのニーズにきっちりとフォーカスできたのかもしれない。
非常に長い記事ではあるが、時間をかけて読む価値は十分にある。それどころか何度も読み返したいくらいだ。
日本語で読めるSEO/SEM情報
PPC出稿を止めるとオーガニック検索トラフィックも減る!? ヤフーが調査
PPCもSEOもどちらも重要 (Yahoo!マーケティングソリューション ブログ)
「SEOをやればPPCは不要」、反対に「PPCをやればSEOは不要」という意見をあなたも耳にしたことがあるだろう。だが検索エンジンからの集客には、SEOもPPCも両方とも重要だ。どちらかの成績がどんなに良くても、補えない検索トラフィックがある。
ヤフーが独自に調査し、次のような結論を導き出している。
スポンサードサーチを利用しなかったことで減少した集客のうち、オーガニック検索で補えるのは、PCでは64%、スマートフォンでは23%
スポンサードサーチでしか集客できない部分をSEOでカバーすることは難しい
SEOとスポンサードサーチで獲得できるユーザー層には違いがあり、どちらかの運用にだけ頼ると広告効果を著しく損なう
マーケティングソリューション側の立場からの記事なので、記事全体は広告視点で語られているが、SEOでしか集客できないユーザーがいることも確かなことだ。なかなかしっかりとした調査なので、調査報告と結果の詳細を、元記事でしっかりとご覧いただきたい。
もう4年以上前になるが、グーグルも似たような調査を実施し次のような結果が出ている。
検索連動広告を止めてもその分のアクセスの11%はオーガニック検索が埋め合わせしてくれるが、89%は埋め合わせしてくれない。
つまり、純粋に検索連動広告の出稿によって増えたトラフィックは、広告経由で発生したトラフィックの89%程度であると予測される。
「SEOかPPCか」の二者択一ではなく、検索エンジンマーケティングにはどちらも重要だととらえたい。
ハッキングサイト撃退アルゴリズム更新をグーグルが実施
検索結果の5%に影響 (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)
グーグルは、ハッキングされているページを検索結果から除外するように、アルゴリズムを更新した。検索ユーザーを保護するために、サイトをハッキングするスパムに対処する新しいアルゴリズムを導入した形だ。
グーグルによると、これにより
膨大な数の不正なハッキングを検索結果から削除した
のだという。これにより、特定の検索キーワードでは、検索結果ページに表示される項目数が減る場合もあるという。安全で関連性が高いページだけが検索結果に表示されるようにした結果だ。
言語によって異なるが、検索結果の約5%に影響するとのこと。アルゴリズム更新としては影響度が大きい部類に入る。普段には見られない順位変動が起こりうる数値だ。
検索ユーザーにとっては非常にありがたいアルゴリズム更新だ。一方ウェブ担当者の身としては、ハッキングを受けて検索結果から消されないようにするためにも、セキュリティの確保に今以上に真剣に取り組む必要がある。
Yahoo!検索からの訪問をオーガニック検索として記録するようにGAが対応完了
「search.yahoo.co.jp / referral」が消滅 (アユダンテ株式会社)
少し前に、SSL化にともない、Yahoo!検索からのトラフィックが、オーガニック検索ではなく参照トラフィックとしてアクセス解析ツールに記録されるようになっていた。ウェブ担当者にとってかなり不都合な状況だった。
しかしGoogleアナリティクスが対応を済ませたようだ。日本のYahoo!検索(search.yahoo.co.jp)をオーガニック検索に含めるように仕様が変更されていることを、アユダンテさんが確認している。
その証拠に、Googleアナリティクスでは、「search.yahoo.co.jpを参照元とする参照トラフィック」がなくなっている。
検索キーワードが取得できないことに変わりはない。それでも特別な設定なしにYahoo!検索からのトラフィックであることが記録できるようになったのは良いニュースだ。
グーグルが新機能のテスターを絶賛募集中
一般公開前に試せるチャンス (Google ウェブマスター コミュニティ)
グーグル検索やSearch Consoleのテスターを、グーグルが募集している。新しい機能を一般公開する前の、限定的なテストへの参加者募集だ。
申請やテスターとしてのやり取りは英語なのだが、新しく追加される予定の機能、ツールやドキュメントを少しでも早く試してみたいなら応募してみるといい(必ずしも採用されるとは限らない)。
こちらのフォームに必要事項を入力することで応募できる。
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掲載記事からピックアップ
Search Consoleのコンテンツキーワードのレポートを見て湧いた質問への回答を解説する記事とモバイル専用インデックスの現状を探った記事を今週はピックアップ。
- ページ内の特定のキーワードだけをインデックスさせないようにすることはできない、コンテンツキーワードはただ単に数が多いキーワードをレポートするだけ
単語単位、段落単位のインデックス拒否は不可能 - Googleのモバイル検索専用インデックスは果たして公開されるのか?
教えてもらえなかった
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