Adobe Scene7徹底解剖

紙カタログからウェブ用のインタラクティブカタログを作る 「eカタログ」 機能 | Scene7徹底解剖#3

印刷用素材を元に、インタラクティブなオンラインカタログを作成。
「この商品いいね」の気持ちを引き出す「表現エンジン」 Adobe Scene7徹底解剖
このコーナーでは、特にECサイトでのユーザー体験とサイトの成果をアップさせる「Adobe Scene7」について解説していく。Scene7の概要については 「『この商品いいね』の気持ちを引き出す『表現エンジン』」 をご覧いただきたい。
Scene7利用企業は“eカタログ”機能によってこんな効果を得た実績が:
  • コンバージョン率を最大で2倍に向上、マルチチャネルの収益を増加
  • 売上を最大20%増加
  • 作業時間とコストを最大75%削減
  • オンラインカタログの内製化で、生産性が300%アップ

Scene7の機能を知る [3]
eカタログ

Adobe Scene7(以下「Scene7」)のeカタログは、印刷用のカタログのデータから、電子ブック的に使えるオンラインカタログを「作り」「公開する」機能だ。

電子ブック的といっても、作成の手順はさほど難しくはなく、流れにそって作業すれば電子ブックの知識がまったくなくてもeカタログを作れる。基本的には、既存の紙用のDTPデータをScene7にアップロードすると、元のデータと同様のeカタログが自動的に作られるので、それを修正していく形になる。

eカタログ独自の機能としては、画像や画像の一部分に対してクリックできる場所(ホットスポット)を設定できることがある。eカタログを見ている人がそこをクリックするとウェブ上の商品ページにジャンプするようリンクできるのだ。また同様に、マウスカーソルを重ねるとポップアップで説明や価格などを表示するようにもできる。

画像のホットスポット(クリック可能場所)の設定画面
画像のホットスポット(クリック可能場所)の設定画面

もちろんScene7には100以上の設定をカスタマイズできるeカタログビューアも用意されている(eカタログビューアはFlash版とDHTML版がある)。自社のロゴを配置するなどのデザイン変更はもちろん、ページをめくる動きを表現するなどの設定も可能。

また、Scene7で作ったeカタログでは、特定の場所にブックマーク(付箋)を付けて友人に送るといったこともできる。

実際のeカタログの例を以下に示すので、ページをめくったり拡大したりして操作してみてほしい(上部のツールバーで操作)。このカタログには、ページ内にホットスポットも設定されているので、クリックすればリンク先ページが表示される(ポインタが指の形になる部分がホットスポット)。また、ノート注釈を追加することもできる(ツールバーの注釈アイコン)。

クリックで
実例を表示

また、閲覧者がeカタログをどのように見ているかを、アクセス解析に含めて分析できるのも、Scene7のeカタログの魅力だ。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

CRM
Customer Relationship Managementの略。「CRM」 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]