Adobe Scene7徹底解剖

商品動画をプレイヤー付きで掲載できる 「eビデオ」 機能でYouTubeに頼る必要なし | Scene7徹底解剖#4

プレイヤー付きで動画を処理してくれ、フォーマット変換も必要なし
「この商品いいね」の気持ちを引き出す「表現エンジン」 Adobe Scene7徹底解剖
このコーナーでは、特にECサイトでのユーザー体験とサイトの成果をアップさせる「Adobe Scene7」について解説していく。Scene7の概要については 「『この商品いいね』の気持ちを引き出す『表現エンジン』」 をご覧いただきたい。
Scene7利用企業は“eビデオ”機能によってこんな効果を得た実績が:
  • 売上が最大140%増加
  • コンバージョン率が最大30%向上
  • 平均注文金額が最大19%増加

Scene7の機能を知る [4]
eビデオ

Adobe Scene7(以下「Scene7」)のeビデオ機能は、その名の通り、動画をサイト上に掲載するための機能だ。

日本でも最近は動画による説明が増えてきている印象があるが、ビデオは、顧客を引き付けるのに有効なだけでなく、売上とコンバージョン率の向上にも寄与することが調査でわかっている。たとえば製品がどのように動作するのか、利用シーンはどういったものになるのかなど、より商品の魅力を引き出す動画をサイト上に掲載できれば、かなりの効果が期待できるだろう。

Scene7ではダイナミックイメージングの機能で画像を拡大して細かいところまで見えるようにできるが、動画はそこまで詳細ではないが動いて見えるのが強みだ。ダイナミックイメージングとeビデオは相互補完の機能になるだろう。

eカタログの場合と同様に、動画の途中で動画の画面内にクリックできる場所(ホットスポット)を設け、そこをクリックすると追加の情報を動画内に表示したり、商品をショッピングカートに追加したりといった動作を設定することも可能だ。

ホットスポットを設定したビデオ(00:02~の「More Colors」や00:16~の「Online Only」などの文字の上にマウスカーソルを置いてみてほしい。ただし、これはデモなので、クリックした先のページはnot foundになる)
クリックで
実例を表示

残念ながら撮影するためのカメラと被写体は自分で用意する必要があるが、いったん動画を撮影したら、それをScene7サーバーにアップロードして、タイトルを付けたり分割したり結合したりといった編集をして、変換して、サイト上で公開して配信するまでScene7に任せられる。もちろんプレイヤー付きで、ストリーミングも可能なので、動画の専門家がいなくても動画掲載を始められるし、情シスにストリーミングサーバーの設定を依頼する必要もない。

ホットスポットの設定画面
eビデオの編集画面。ビデオ内の特定の部分へのホットスポットを設定するのもこの画面から行う。

ストリーミングサーバー機能も埋め込みコードも提供

動画をサイトで扱うとなるとYouTubeを利用することが多いかもしれないが、Scene7があれば、第三者のサイトであるYouTubeにデータを渡してしまう必要がない。つまり、動画を間違いなく自分のコンテンツとして管理できるのだ。

もちろん、ビデオプレイヤーは当然自社のブランド用にカスタマイズすることも可能だし、サイト訪問者(企業のファン)が動画をその人のブログに埋め込めるようにするコードを提供するような仕組みも実現可能だ。

動画にはさまざまなフォーマットや画面サイズ、ビットレートなどがあるが、まずはマスターとなる動画を1つ用意すれば、必要な変換はScene7のサーバーが行ってくれる。

Scene7が配信できるビデオの形式は次の2通りで、プログレッシブダウンロード形式またはストリーミングでの再生が可能だ。

  • Flash形式 ―― Flashを再生できる端末には、FLV形式やF4V形式で配信
  • 非Flash形式 ―― iPhoneやiPadなど、Flashに対応していない端末に対しては、H.264 MP4形式で配信

Scene7サーバーで上記配信フォーマットへの変換(トランスコーディング)を行う際には、あらかじめ用意されたエンコーディング設定を使ってビデオのサイズや品質を決めるのが便利だろう。「コンピュータ」「モバイル」「タブレット」というわかりやすい形でプリセットが容易されている。もちろんプリセット設定をカスタマイズすることも可能だ。トランスコーディング設定でカスタマイズできる項目としては、次のものがある。

Scene7のトランスコーディング設定項目
対象の接続速度対象エンドユーザーのインターネット接続速度
エンコードファイルのサフィックスエンコードされたビデオファイルに追加される拡張子。
ビデオビットレートビデオの品質。1秒間あたりのデータの量(キロビット/ 秒)
画面の横幅サイズ(ピクセル単位)
高さ画面の高さサイズ(ピクセル単位)
フレームレート/ 秒(fps)ビデオの品質。1 秒ごとのフレームまたは静止画の枚数。一般に、日本や北米の TV(NTSC)は 29.97 fpsで、ヨーロッパの TV(PAL)は 25 fps で、映画は 23.976 または 24 fps
オーディオビットレート音声の品質。1 秒間のデータの量(キロビット/ 秒)

アップロードするマスターの動画ファイルは、次の形式がサポートされている。

Scene7でサポートされているマスター動画のフォーマット
ファイル形式コーデック
3GPH.263、H.264
AVICinepak、DivX、DV、Indeo
F4V[F4V]H.264[H.264] (ACV1 コーデックを使用したファイルを別の形式にトランスコードすることはできない)
FLVH.263(VP6 コーデックを使用したファイルは eビデオ提供用にアップロードできるが、別の形式にトランスコードすることはできない)
M2PMPEG-2 PS
M2TMPEG-2 TS
M2TSMPEG-2 TS
M2VMPEG-2 ES
M4VH.264
MOVCinepak、DV、DVCPro 50、H.261、H.263、H.264、Indeo、Sorenson Video 1
MP4H.264/MPEG-4 AVC
MPEGMPEG-2 SS
MPGMPEG-2 SS
MTSMPEG-2
TSDVCPro 50
VOBMPEG-2
WMV/ASFWindows Media Video 7、Windows Media Video 8
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