Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報

フィードでSEOの価値を高める5つのヒント

ブログやフィードからもっとSEO的価値を生み出すのに役立つ重要なポイント。

僕と付き合いがあるサイトオーナーたちの中には、最近またブログを始めたり、ブログ界での取り組みを強化したりしている人たちがたくさんいる。このことは、SEO界での話題がコンテンツ制作とリンクベイトに集中していることや、Twitter経由のリンクの増加からブロガーたちが感じている新たなトラフィックの流れといったことと、無関係ではないような気がする。

いずれにせよ、ブログやフィードといったものからもっと多くのSEO的価値を生み出すのに役立つ重要なポイントがいくつかある。これまでもブログの最適化をテーマにしたこれまで記事を書いてきたが(リンクはすべて日本語記事)、ここで紹介するのは、これまで触れたことがないものだ。

#1 フィードは自分で管理しよう

ダニー・サリバン氏の出色の記事「自分のフィードのドメイン名管理を手離すな」に述べられている以上のことを書くのは難しい。要するに、FeedBurnerのようなサービスを利用するのはいいが、フィードのURLが自分のドメイン名から出るようにしたい(そうすれば、獲得するリンクジュースを自分のものにできる)という考え方だ。

これ(フィードを自分で管理できるようにする、FeedBurnerのMyBrandというサービス)を機能させるためには、作成しようとする新しいサブドメイン用のCNAMEエントリを、契約しているホスティング・プロバイダに作らせなければならない。今のプロバイダで難しいとなれば、別のプロバイダを探そう。われわれが利用しているTiger Technologiesは掛け値なしにお勧めだ。料金は安く、自分で簡単にCNAMEエントリを作れるうえ、Digg経由の急激なアクセス増加にも耐えられることを検証済みだ。

私の場合だと、どんなドメイン名を扱っていようが「feeds」というサブドメインを作るだけだ。メインのドメイン名が「searchengineland.com」なので、フィードのドメイン名は「feeds.searchengineland.com」になる。

いったん作成しさえすれば、MyBrandの威力で、そのドメイン名が指し示す先をFeedBurnerで管理できるようになる。つまり、われわれ用のFeedBurnerのフィード・アドレスを、「http://feeds.searchengineland.com/searchengineland」に変えられるわけだ。

ちっょと待てよ――自分で管理することを論じていたはずじゃないか? いや、大丈夫。私は自ら望んでFeedBurnerに管理を任せているのだ。何か問題が起きたら、CNAMEレコードを変更して、サブドメインがわたしの望むところを指し示すようにすればいい。ドメイン名は私のものだ。最終的にどこを指すかは、私が管理する。

あいにく、SEOmozはここに述べられているようなことをしていない。変更するにはかなりの手間がかかるんだ(いつかはこの手間をかける価値があるということになるかもしれないが)。フィード配信をこれから始める、あるいは、始めたばかりというなら、ややこしくなる前に、すぐ手を打つのほうがずっと合理的だろう。

#2 ウェブのあちこちにあるリストにフィードを掲載してもらおう

TopRankのOnline Marketing Blogによるリストや、アリ・パパロ氏によるリストなど、優れたディレクトリ・リストはいくつかある。けれど、総合的なリストだけでなく、もっと特定のテーマに的を絞ったフィードのリストやアグリゲータ、ポータル、そしてもちろん、他のブログやニュースサイトで、君が扱っているテーマに大いに興味のある読者の目に触れそうなところなども、狙っておくべきだとお薦めする。

テクノロジーの分野では、たとえば、AlltopTechmemePopURLs、さらにはオンライン版ニューヨーク・タイムズのテクノロジー・ページでも、多様なソースからのフィードをリストにまとめて掲載している。こうしたリストは、素晴らしいリンクであり、信じられないほどのトラフィックを生み出す元でもある(Alltopは先日、サイトへのトラフィックでSEOmozの参照元ドメイン名トップ30に入った)。フィードを最大限に活用したければ、自分のニッチ市場でシェアやトラフィックやページビューをたくさん獲得しているポータルを見つけ、掲載される価値のあるフィードを作り、注目されなければならない。電子メールは意外に効果があるけれど、直接話をするのがいちばんだ。

#3 フィードには絶対URLを使おう

他人のコンテンツを勝手に使うスクレーパーたちは、善良な人たちもたちの悪い連中も、フィードをかき集め、リンクも含めてそれを再配信しようとする。だから、リンク先の指定に相対URL(例:/rand-loves-the-nfl)でなく絶対URL(例:http://www.seomoz.org/blog/rand-loves-the-nfl)を使用すれば、再配信した先からリンク資産やPageRankが戻ってくる可能性はかなり大きくなる。

この点はJohnMu氏とは全面的に意見が違うということに注意してほしい(JohnMu氏は2008年、特にフィードに関するものではなかったが、絶対URLと相対URLに関して投稿していた)。

#4 フィードのクリック率や獲得したリンクは「コンバージョン」として記録しよう

フィードを追跡することで、獲得したクリックが多かったのか少なかったのかを記事ごとに知ることができる。さらに、LinkscapeYahoo! Site ExplorerTechnorati、BlogscapeのSMM Prototype(SEOmoz PROメンバー用)といった解析ツールを使えば、それぞれの記事がどれくらいのリンクを獲得しているかを調べることもできる(ツイートを記録したいなら、Backtweetsも役に立つ)。

解析したら、こうしたリンクやクリックはコンバージョンであるとみなそう。成功した記事に倣う記事をより多く書き、あまり好まれず注目も集めなかったような記事からは手を引こう。偉大なブロガーも、最初から偉大だったわけじゃない(僕はまったくそうじゃなかった)。彼らは、時間をかけて何が成功し何が効果的なのかを学び、その路線を執拗なまでに追いかける。

#5 全文配信がSEOには総じて効果的

フィードを部分配信にするか全文配信にするかの議論は、サイト内でのクリックや書き込みの獲得(全文配信だとサイトに来なくても記事が読めてしまうため、まったくサイトを訪問してもらえないおそれがあるし、部分配信では一部の購読者を心底いらだたせる)に関するものになりがちだが、本来のSEOの観点から見ると、全文配信にはいくつかのメリットがある。

  • 条件がすべて同じなら、部分配信より全文配信の方が多くの購読者を獲得する傾向がある。購読者数が増えれば、配信先が広がり、そうした読者からリンクを獲得できる確率も上がる。
  • 全文配信したフィードはそのまま再配信される。つまり、コンテンツの下の方にあるリンクが価値を送り返してくれる可能性があるということだ。
  • ブログやフィードリストは、部分配信のフィードを嫌がることがあり、サイトを掲載してもらえないかもしれない。
  • 配信パートナーになろうとする人は全文配信を好む。その方が、自分のサイトに訪問者を留め置くチャンスが増えるからだ(だが、全文配信契約を結んだとしても、ほとんどの場合リンクジュースは君のところに戻ってくる)。

確かに、ビジネス目標によっては、こんなヒントにかまってはいられないかもしれない。だが、効果を上げられる可能性は認識しておくほうが賢明だ。

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