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読者の目を引きつけて多くの記事を読んでもらうための1つの数式と5つのテクニック

Q&A形式で知る、読者のアテンション引きつけ法
Distilled
SEOmozは英国Distilled社と提携し、検索エンジン市場のニュースと情報を提供している。この記事はDistilled.co.ukに勤務する協力者から提供されたもので、内容はすべて筆者自身の見解であり、SEOmozの見解を反映しているとは限らない。

こんにちは、僕はブログを書いているんだけれど、知恵を貸してもらえないだろうか。「SEOmozでブログを書いた3年間の経験から学んだこと」っていう大作のブログ記事を読んで以来、頭にいろいろなアイデアが浮かんできてるんだ。それはともかく、僕は自分の記事にもっと読者の目を引きつけたいんだ。

分かった、力を貸してあげるよ。1つの数式と5つの簡単なテクニックを考えていこう。まずは数式だ。

読まれた記事の数 = 訪問者数 × 1回の訪問で読まれた記事の本数

単純にサイトへの訪問者数を増やそうと考えるより、この数式の最後の項、つまり1回の訪問で読まれる記事の本数について、ちょっと検討する時間をとるべきだろう。

つまり、ページビューを増やすってことだね?

ちょっと違うな。記事の数を増やさずにページビューを増やす方法はいくらでもあるよ。たとえば、1つの記事を複数のページに分けて掲載するんだ。そして「次へ」のボタンをクリックさせる。そうすれば、1本の記事で3ページビューを獲得できる。ただし、CPM広告の売上を一気に増加させるにはよくても、ビジターをいらだたせるから、長い目で見ると損だ。

なるほど、わかった。じゃあ、どこから始めよう?

考慮すべきテクニックの1つは、関連記事あるいは関連コンテンツへのリンクだ。

なるほど! でも、それはもうやってるよ。WordPressのプラグインを使ってるから……。

サイドバーや記事の最後に置くリンクは、記事を読み終えて「次にどうしようか?」と考えているユーザーになら効果的だ。こういうリンクは、別の記事を読んでみようという気にさせることができるかもしれないけど、ユーザーは別のリンクからよそのサイトに移動してしまう可能性もある。記事を読んでいる間なら、注意は記事に引きつけられているわけだから、記事の途中にいくつか「次のステップ」の案内標識を用意しておくといい。

たとえば、記事の頭の方で別の記事を紹介し、読者の気を引くようなタイトルをつけて、別タブで開いておいて「後で読もう」という気にさせることだってできる。

あれ、それはこの記事の始めでやってることじゃないか?

まさしくその通り。さらに、同じことを記事の終わりのほうでもすると、読者が記事を読み終える前に「次のステップ」を示せるだろ? とにかく、読者の気をそらせちゃいけないんだ。記事を最後まで読んでくれれば、こちらが推薦する別の記事も読んでみようと思ってくれる可能性が高い。この記事でもそうなっているか、確かめるだけのために下までスクロールする必要はないよ。もちろん、そうしてあるさ。

よし、本文内にいくつか「関連記事」をうまく入れるようにするよ。それで次は?

基本的なことなのに、案外見過ごされがちなのが多様性だ。投稿のスタイルを刷新して、文字だけじゃない別のフォーマットの記事を少し試してみてはどうだろう。SEOmozも最近は上手にこれを使っていて、定期的に動画を掲載しているし、PDF形式でリソースをダウンロードできるようにしたり、リスト集の記事やスライドショーなどを提供したりしている。

こうすれば、同じような形式の記事ばかりが続いてくたびれたり、目がかすんだりするようなことなしに、もっとたくさん記事を読んでもらえるようになる。

だからこの記事をQ&A形式にしたの?

別に意識してしたわけじゃないけどね。実のところ、現代数学上の未解決問題の1つであるP≠NP予想に関する記事からアイデアを拝借したんだ。

なるほど。記事の形式に変化を持たせて、ビジターを飽きさせないようにするんだね。形式について、何かアドバイスはある?

あるよ。2つね。だけど、言われた通りにしたんじゃ自分の信念を曲げることになるなんて思わないでほしいな。1つ目は、明るい雰囲気を保つことだ。いつも否定的だったり悲観的だったりするブログは、読んでてうんざりするよ。悪い方ばかり見て、何にでも愚痴しか言わない人間と話をするようなものだ。さっさと歩み去りたくもなるだろう。

読者を君の記事でちょっと微笑ませることができれば、君が作り出した「楽しい場所」にとどまってくれる可能性は増える。

形式についてのもう1つのポイントは?

ビジターには当然知性が備わっているものとして扱い、自分に知識があると思ってもらえれば、長くサイトに滞在してくれるものだと思う。だから、基礎的なことをだらだらと説明せずに、扱うトピックに読者があまり詳しくないようなら、読者自身に調べてもらおう。同様に、文章のレベルをやさしくしすぎる必要もない。

幸い、SEOmozブログの読者は知識も豊富で、先進的なコンセプトでも読みとる力があるうえに、必要なら自分で独自に調べるやり方もわかっている玄人肌の人たちだから、僕らはラッキーなんだ。

よしてよ。そんな風に言われると照れちゃうじゃないか

さて、最後にブログの構成に関するアイデアをもう1つ。カテゴリーのページなどに置くスニペット(短い説明文)は、ページを訪れるかどうかの決定に影響することを忘れないことだ。ただ、こうしたスニペットは既存のユーザーを対象としているので、自分のサイト外、つまりRSSフィードやソーシャルブックマークサイトなどで用いるスニペットでは、人々が重視するところは違うかもしれない。

たとえば、サイト訪問を促すのには次のような文を使うといいだろう。

SEOで昔からよく知られているアドバイスを、SEOmozのランド・フィッシュキンが一刀両断。「もちろん、われわれはユーザーにのみ注意を集中すべきだ、そうだろう?」――これがなぜ間違っているのかを知って、議論に参加しよう!

だが、サイト内に掲載するのは次のような文にすべきだ。

きっと、業界の古い定説を聞いたことがあるだろう。「ユーザーにとって正しいことをすれば、検索エンジンは順位の向上で報いてくれる」――これはとんでもない間違いで、この記事では、単なるユーザー中心の設計思想を超えて、考慮すべき具体的戦術を取りあげる」

(ところで、この件について論じた記事をまだ読んでいないなら、まず読んで、そこから生まれた素晴らしい議論をチェックすることをお勧めする)

そうやって読者に投げかけておいて、コメント欄に意見を書き込むように促すんだろ?

もちろんさ。僕がSEOmozに書いている記事にはすべて、素晴らしいコメントが寄せられている。今日は君からどんな意見が聞けるのか、楽しみにしているよ。

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