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本当に検出できないマーケティング目的の有料リンク

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※1 Matt Cutts氏

Matt Cutts(マット・カッツ)氏は、グーグルのエンジニア。彼のブログは、検索エンジンに関する有用な情報を数多く提供していることから米国では非常に人気がある。

Matt Cutts氏※1は先日、いわゆる「検出できないスパム」についての投稿記事の中で、マーケティング目的の有料リンク制作サービス業者の主張に反論してみせた。

どういう主張かというと、検索エンジンがCutts氏のような人手に頼ろうが、スパム探知フィルターを使おうが、有料リンクは絶対に検出できないというものだ。

私もMatt氏の意見、すなわち検索結果のランキングを上げる目的で実施する大規模なリンク構築は、それがどんなものでも、最後には価値をもたらさなくなるという見解に概ね賛成だ。この手のいたちごっこは、もう何年も続いている。しかし、私が知る悪党やチョイ悪連中の中で特に用心深いヤツらでさえ、彼らが作りあげた「価値」を、結局はGoogleが見つけ出し、削除してしまうと言っている。

だが、全ての有料リンクを検出できるという意見には同意できない。探知網を巧みにかいくぐり、さすがのMatt氏でさえ見つけられないものが、確かにいくつか存在する。今回はその例を挙げてみようと思う。

  1. ウェブサイトの所有者から直接買ったリンク
    リンクを申し込むとき、普通は何か見返りを渡すものだ。そしてその見返りとは、多くの場合、直接的な金銭の支払いになるだろう。しかし、Googleのために働いているスパムハンターたちでさえ、全部のサイトの所有者に電話をかけて、CIAばりの尋問スタイルで彼らを締め上げ、どのリンクに金を支払ったか、いちいち確認する程の暇はない。
  2. 個別交渉スタイルのリンク制作サービスを利用した場合
    この種のサービスに関しては、Jim Boykin氏率いるWe Build Pagesという会社が特に有名かもしれない。We Build Pagesでは、検索エンジン最適化(SEO)担当者が関連サイトに連絡を取り、リンクの購入や、そのドメイン上のページ「レンタル」を持ちかける。
  3. 頭のいいリンクブローカーが仲介したリンク
    世の中のリンクブローカーは、2種類に分けられると思う。1つは、一般の顧客相手にどんどんリンクを販売するタイプで、もう1つはリンクを自分自身のサイトだけにとどめ、販売する場合は上得意客に高額で、というタイプだ。
    後者の場合、100%の確率で探知網には引っかからない。この手のリンクは、それぞれのサイトに合わせて完全にカスタマイズされ、サイト上のコンテンツと見事に一体化しているため、経験豊かなSEO担当者やスパムハンターが持つ百戦錬磨の目をもってしても、見つけることはできない。

絶対に「検出できない」スパムの背景には、逆リンクの作成が不自然さを完全に隠すだろう、という発想がある。たとえば何かのリンクを見て、「こいつは自分のコンテンツをあそこにリンクしたかったに違いない」と思ったら、それでリンクを売買した方の勝ちだ。こうした有料リンクは、本当に検出できない。

追伸:Matt氏の記事の背景については、Loren Baker氏が書いたV7Nの新しいリンクネットワークに関する記事も参照してほしい。

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