ブロック構造で自由なページレイアウトを実現「SITE PUBLIS」/ミックスネットワーク
自由なレイアウトで誰でも簡単にサイトを構築
SITE PUBLISの特徴は、さまざまな機能を埋め込んだブロックを“積み木”のように組み合わせ、自由なページレイアウトとデザインでサイトを構築できることだ。コンテンツの基本となる「コーナーブロック」では、動的コンテンツとして、イベントカレンダー情報、ニュースコンテンツ、問い合わせページ、データベース作成、BBS作成、アンケート収集を作成できる。
この他、WYSIWYGエディタを備えた編集機能の「HTML編集ブロック」、パンくずリストを自動表示する「ナビゲーションブロック」、サイト内検索機能の「検索ブロック」など、標準で提供される機能は15種類に上る。最新版ではWeb標準に対応し、HTMLと視覚要素であるCSSを分離して簡単に記述できるようになり、CSSのデザイン設定もより簡単になっている。
イニシャルコストを抑えスケールに合わせて導入
ブロックで機能を提供するSITE PUBLISでは、テンプレート式のCMSと比較して初期開発コストを抑えて導入できるのがうれしい点だ。もちろん、標準機能だけでなくカスタマイズにも対応する。「プラグインブロック」を使えば外部PHPプログラムやGoogle Maps APIなどを取り込んでコンテンツとすることも可能だし、ブロックを組み込む部分のインターフェイスは公開されているので、ユーザー自身で機能を組み込むこともできる。
スケールに合わせたライセンス形態が用意されており、小規模サイト向けの月額ASPサービス「PUBLIS Light」から数万ページといった大規模管理まで対応できる。
12月には外部サイトからSITE PUBLISのデザインを参照できるAPIの公開を予定しており、外部システムのデザイン・コンテンツ管理エンジンとしても利用できるようになるという。
商用CMS製品 製品データ
対象規模[?]:小規模~中規模
価格[?]:オープン価格(要問い合わせ)
ライセンス形態[?]:標準、キャッシュ対応、スタティック対応の3形態(1サーバー1度メイン単位)
オプション機能/価格帯[?]:携帯電話対応、サーバー多重化・分散構成、ドメイン追加、その他カスタマイズ(要問い合わせ)
典型導入パターン[?]:キャッシュ対応ライセンス、スタティック対応ライセンスでの導入
典型導入価格例[?]:300万円(キャッシュ対応、導入、トレーニング、初年度保守含む)、450万円(スタティック対応、導入、トレーニング、初年度保守含む)
ASP版の有無[?]:○
システム環境[?]:Linux(Red Hat系)、Solaris8、PostgreSQL7.x / Apache / PHP4、Perl
商用CMS製品 対応機能データ
ワークフロー管理 | |||
---|---|---|---|
公開承認[?] | ○ | 作業役割/権限分担[?] | ○ |
指定時間公開[?] | ○ | 時限発行[?] | ○ |
世代管理/ロールバック[?] | ○ | ||
ステージ管理/ロールフォワード[?] | ○ | ||
ワークフロー通知[?] | ○ | ||
管理・運用者向けの機能 | |||
サイト階層構造管理[?] | ○ | リンク切れチェック[?] | ○ |
アクセス解析機能[?] | △ | XMLデータ出力[?] | △ |
既存コンテンツの取り込み[?] | △ | Officeファイルのインポート[?] | ○ |
WYSIWYGエディタ搭載[?] | ○ | ||
別システムでのユーザー認証(LDAPなど)[?] | △ | ||
ウェブサイトで実現する機能 | |||
静的ファイル出力[?] | ○ | 動的ページ出力[?] | ○ |
サイト内検索[?] | ○ | ケータイ対応[?] | △ |
RSS出力[?] | ○ | ブログ[?] | × |
ユーザーアンケート[?] | ○ | 利用ユーザー登録[?] | ○ |
新着情報/サイトマップ/ナビゲーション自動作成[?] | ○ | ||
アクセシビリティガイドライン対応[?] | ○ |
※注意:この記事の内容は『Web担当者現場のノウハウvol.03』掲載当時のものになります
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