WebRelease 2―コストパフォーマンスに優れ豊富な導入実績を持つパッケージCMS/フレームワークスソフトウェア
[商用CMSガイド] 編集部の気になる製品チェック!
コストパフォーマンスに優れ豊富な導入実績を持つパッケージ
WebRelease 2(ウェブリリース)
株式会社フレームワークスソフトウェア
[WebReleaseのフィロソフィー]
エンジニアとクリエイターの仕事を線引きしてビジネスをシンプルに
WebReleaseはコストパフォーマンスに優れた国産のパッケージCMSだ。2000年のver.1の発売以来、大手自動車メーカーや家電メーカー、放送、出版、金融、流通、官公庁など300社を超える導入実績がある。
WebReleaseの発売元フレームワークスソフトウェアの母体は日産のWebサイト開発チームで、当時からクリエイターとのコラボレーションが多かった関係から、ITとクリエイティブを分離し、クリエイターが技術を気にせずにクリエイティブに注力してサイトを制作できることをコンセプトに生まれた製品だ。
多くの場合、イチからWebサイトを制作するには、サイトオーナー(もしくはマーケティング)とエンジニア、クリエイターという3者がコミュニケーションをとりながら、仕様を決定し、制作、更新していく。しかし、そのためには「サイトオーナー」と「クリエイター」と「エンジニア」という3者それぞれのコミュニケーションが常時必要となり、情報の流れも煩雑になる。WebReleaseは、技術仕様など、エンジニアがクリエイター及びサイトオーナーと話し合って担当してきた部分をCMSパッケージの提供によって代替し、「サイトオーナー」と「クリエイター」間のコミュニケーションのみでWebの制作、更新作業を進めることを可能とする。開発元のフレームワークスソフトウェアでは、各社のニーズに合わせたWebReleaseのカスタマイズは行わない。というのも、多くのユーザーが同じソフトウェアを利用することで、バグの払拭につながるという理念による。そのために、テンプレートは自由度が高く幅広い応用ができるものとなっている。
WebReleaseは「リポジトリ+テンプレート型」で、コンテンツデータはテンプレートと分離した状態で構造化して保持され、配信時に静的ページを生成する。そのため、クリエイターはテンプレートを書き、マーケ担当者はそこにコンテンツを入れればいいという非常にシンプルな作業分担ができあがり、作業の省力化が可能だ。
また、構造化することによって、テンプレートを後から修正すれば、生成済みのすべてのページに修正を自動的に反映することが可能になる。そのため、Webサイト更新のPDCAサイクル短縮を可能とし、SEOやLPOの継続的ブラッシュアップ、さらには導入後のリニューアルなどをスピードアップし、サイトの競争力を強化できる。
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