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個性豊かな企画を高い技術力で提供する

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クーピーは、カヤックの関連会社として2001年10月に設立された会社だ。親会社カヤックが自社サービスと売上シェアによる提携サービスを収益の柱としているのに対して、クーピーは受託開発をメインビジネスとしている。特筆すべきは、ウェブ制作会社としては異例のプログラマー・Flash開発者の比率の高さ。同社代表取締役の貝畑氏も「Flash、特にActionScriptの技術力や開発力には自信があります」と胸を張る。

現在、ウェブサイトでは表現力向上を狙ってFlashが使われるケースは少なくないが、トップページでFlashムービーがただ流れているだけというサイトも依然として多く、Flashがウェブサイトの価値向上に寄与しているケースはまだまだ少数だ。そんな現状にあって、「クーピーは、デザインだけではなく、システムと絡めた実用的でインタラクティブなFlashコンテンツを指向しています」とマネージャーの阿部氏は語る。

面白いだけでは終わらない実用性を追求したFlashコンテンツ

カヤックがプロデュースし、クーピーが制作するECサイト「BEYES」では、貪欲にFlashの表現性が追求されている。

「特徴的なのが毎月紹介しているリコメンド商品で、その商品にあったインターネットならではの見せ方をしています」と阿部氏が語るBEYESは、東京インタラクティブ・アド・アワード(主催:インターネット広告推進協議会)で入賞を果たした。クリエイティブに富んだコンテンツがふんだんに投入されており、月に2〜3本更新されるリコメンドページではトップクリエイターの手によるFlashコンテンツが注目を集めている(図1)。

図1 Flashならではの表現を使って商品を見せるBEYESのリコメンド。また、BEYESではズーミファイという独自の画像技術により、商品を鮮明に拡大して見られる。

「BEYESでは“バイヤーが推すアイテムをクリエイティブの力によって売る”というコンセプトなので、紙芝居的なFlashムービーではなく、インタラクティブ性や表現性に富んだFlashコンテンツが並びます。表現手段としてのFlashを追及すると同時に、インターフェイスやナビゲーションにもインタラクティブ性を追求しています」(貝畑氏)

なお、前出のアド・アワードのコーポレート部門でECサイトとして入賞したのは、BEYESだけである。インタラクティブ性とデザイン性の高次元での両立が評価されたと言えるだろう。

BEYESはあくまでもECサイトであるという実用面へのこだわりは、トップページにも表れている。商品検索フォームにはFlashを使いつつ、検索結果はAjaxで表示している。そしてトップページの上部に位置するリコメンド部分はFlash、その下の商品紹介部分はHTMLで組まれているが、ECサイトとしてSEOによる集客効果を狙ったものだ。

設立から力を入れるシステムを絡めた制作に自信あり

クーピーの技術力・開発力は、アフィリエイトシステムやアクセス解析ツールの自社開発となって結実している。

クーピーが提供するアクセス解析は、JavaScriptを個々のウェブページに埋め込むビーコン型だが、自社ツールということでサイト制作の段階からタグの埋め込みができる強みがある。アクセス解析はサイトの成功を左右するので、サイトオープン時から解析体制が整うアドバンテージは大きい。また、クーピーではSEO専従スタッフによる相談も受け付けていて、検索結果順位が下がったときや、リスティング広告を出稿するときなどにアドバイスを受けることができる。

クーピーは自社開発のアクセス解析を利用した効果測定ツールも提供する。「管理画面から相互リンク用のURLを個別に発行します。このURLをメールマガジンに貼れば、クリック率やコンバージョンレートを割り出すことができますし、相互リンクのURLとして使えば、提携サイトからの成果をカウントして簡易なアフィリエイトとして機能します。このシステムはクーピーが手がけたサイトに安価で貸し出しています」(阿部氏)

簡易とは言うものの、某大手広告代理店が提供しているウェブ広告効果測定システムを構築した実績もあり、充分に使えるツールであることは間違いない。

また、ブログツールとしてデファクトスタンダードであるMovable TypeをCMSとして活用することにも長けている。インテリアを扱う「ロイズ・アンティークス」は、CMSとしてMovable Typeを用いつつ、買い物カゴ機能を加えたECサイトである。Movable Typeがまだなかった時代にも同様のECサイトを構築したが、イニシャルコストで300万円は違っていたという。「Movable TypeをCMSとして使うことで、コストと日数を圧縮できます」(阿部氏)。

これら実績は自社サイトで詳細に公開されている。「実績やサービスは自社サイトですべて公開していますので、クーピーでは専従の営業マンを置いていません。お客さんの内訳は、半数がウェブサイト経由で、残り半数がほかのお客さんからの紹介です」(貝畑氏)

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