安く!早く!を実現するサイト制作の発注マニュアル

○○円ならどこまでできる!? ウェブサイト制作の相場早見表

安く!早く!を実現するサイト制作の発注マニュアル

[特集] 安く! 早く! を実現するサイト制作の発注マニュアル
賢い発注のやり方&失敗するやり方 制作会社とのうまい付き合い方教えます

この記事では、ざっくりとしたウェブサイト制作のコストを考えるための、相場早見表を示す。「制作会社にこんなことを頼んだらいくらかかるんだろうか?」「予算はこれぐらいしかないんだけど、何ができるかな」そんな疑問にお答えする一覧表だ。

価格目安は作業ごとの価格(ロフトワーク調べ)。たとえばサイト全体の作業例であれば、「限定的なブログ導入」が50万円かかるということを示す。

表は標準的な単価の会社(1人月80〜100万円程度)の場合のものとなっている。単価の高い制作会社(1人月150万円以上)ならば、同じ予算でもできることが1つ左にシフトすると考えるといいだろう。逆に、単価の安い制作会社(1人月50〜70万円)ならば、同じ予算でもできることが1つ右にシフトする。

○○円ならどこまでできる? ウェブサイト制作の相場早見表

価格目安50万円120万円250万円500万円
作業目安簡易なサイト制作、もしくは部分的なページ制作作業などサイトリニューアルや、テンプレートを使った定型のサイト制作作業などサイト設計や企画立案、独自のプランを必要とするサイト制作などサイト設計、企画に加えてシステム導入を伴うサイト制作など
サイト全体印刷物の素材を流用したウェブページ作り(10ページ程度。Googleのサイト内検索付き)小さいサイトをMovable Typeで作成(30〜40ページ程度)安価なCMSによる小規模サイトのウェブ標準を考慮した構築・リニューアル(100ページ程度)ワークフロー付きのCMSによるサイト構築
限定的なブログ導入ECサイトの構築(ASPのサービスを利用してインターフェイスを独自に開発・カスタマイズ)ポータルサイト(グループサイトや外部サイトの情報をAPIなどによって取り込んで表示するサイト)
コンテンツの作り込みをしたプロモーションサイトウェブビジネスの企画コンサル+サイト構築
リニューアルサイト全体をMovable Type化(30〜80ページ程度)安価なCMSによる中規模サイトのウェブ標準を考慮した構築・リニューアル(設計と導入のみ、コンテンツ投入は自分でやる)500〜600ページのサイトのCMS化とコンテンツ移行
SEO簡易SEO(サイト内のページの構造作り程度)ウェブ標準に則りSEOを施したサイトの構築・リニューアル
SNS既存システムを使った自社SNSの構築既存システムをカスタマイズした自社SNSの構築
サイトの一部社長ブログ新設とそれ用のバナープレスリリースのコーナーだけCMS化独自の商品検索や、AjaxやAPIを使った簡単な仕組みの作成AjaxやAPIを使った少し高度な仕組みの作成
求人コーナー作成など、新しいコーナーやブロックを追加
簡単なCGI(問い合わせフォームや簡易検索など)
モバイルサイトモバイルサイトの作成(既存サイトのコンテンツを流用、100ページ程度)モバイルサイトの作成(CMS利用)
デザイン・ユーザーインターフェイスサイトのデザイン作業トップページのデザイン・作成高度なFlashユーザーテスト
決まったイメージに則って作るトップページのFlashムービーと2〜3ページインタラクティブなFlashユーザーインターフェイスの設計(グローバルメニューの設計とサイトの回遊性考慮)
ユーザーインターフェイスの設計(グローバルメニューの設計)
情報発信必要な情報掲載限定的な情報発信機能最低限ではあるが、全社的な情報発信機能
メールマガジンのテンプレート作成企業が「活動している」事を証明できるサイト
会社概要や制作実績など、会社が「存在している」事を証明するサイトポイントの強化、提案
価格目安50万円120万円250万円500万円

※2008年2月21日加筆

  • 使い方としては、表の中から作りたい内容を1つ探し、見つかった列の上端(または下端)に書かれた価格を見る。その金額が、その作業を外注するとどれぐらいの費用がかかるかの目安となる。
  • それぞれの価格目安で、同じ列に示した作業1つぐらいできるだろうという意味となる(120万円で左から2列目の作業すべてが行えるという意味ではない)。
  • 基本的に初期構築の費用で、システムのライセンス費用やサーバーのハードウェア費用などは含まない。
用語集
ASP / CGI / SEO / SNS / ウェブマスター / ユーザーテスト / 制作会社 / 発注 / 相場 / 見積書
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